JPH03119405A - ロボットの原点復帰装置 - Google Patents
ロボットの原点復帰装置Info
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- JPH03119405A JPH03119405A JP25709589A JP25709589A JPH03119405A JP H03119405 A JPH03119405 A JP H03119405A JP 25709589 A JP25709589 A JP 25709589A JP 25709589 A JP25709589 A JP 25709589A JP H03119405 A JPH03119405 A JP H03119405A
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- arm
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 42
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 2
- 244000205754 Colocasia esculenta Species 0.000 description 4
- 235000006481 Colocasia esculenta Nutrition 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- Numerical Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は電源投入時などにアームを原点位置に復帰させ
るロボットの原点復帰装置に関する。
るロボットの原点復帰装置に関する。
(従来の技術)
通常ロボットでは、アームの位置制御は、原点位置を基
準にして行われる。ところが、電源が断たれた時のアー
ムの停止位置は、場合によって異なる。このため、電源
投入時には、アームを一旦原点位置に復帰させ、そこか
ら教示された内容に従って動作を開始するようになって
いる。
準にして行われる。ところが、電源が断たれた時のアー
ムの停止位置は、場合によって異なる。このため、電源
投入時には、アームを一旦原点位置に復帰させ、そこか
ら教示された内容に従って動作を開始するようになって
いる。
さて、従来の電源投入時における原点復帰は、次のよう
にして行われていた。すなわち、電源が投入されると、
アームの駆動源であるモータは、アームの位置とは関係
なく、予め定められた方向に回転する。例えば、アーム
Aが、第8図(a)に示すように、原点位置の右側に位
置している場合でも、また第8図(b)に示すように、
左側に位置している場合でも、モータは予め定められた
方向に回転するのである。今、このモータの回転方向が
、アームAを第8図(a)及び(b)において矢印Bで
示す左方向に移動させる回転方向であるとする。すると
、第8図(a)の場合には、電源投入により、アームA
は矢印B方向に移動し、この移動によりアームAが原点
位置に至ると、これをセンサが検出し、このセンサの検
出動作に基づいてモータが停止され、これにて原点復帰
が完了する。また、第8図(b)の場合には、電源投入
により、アームAはまず矢印B方向に移動し、そしてア
ームAの左側の移動限界位置に到達する。
にして行われていた。すなわち、電源が投入されると、
アームの駆動源であるモータは、アームの位置とは関係
なく、予め定められた方向に回転する。例えば、アーム
Aが、第8図(a)に示すように、原点位置の右側に位
置している場合でも、また第8図(b)に示すように、
左側に位置している場合でも、モータは予め定められた
方向に回転するのである。今、このモータの回転方向が
、アームAを第8図(a)及び(b)において矢印Bで
示す左方向に移動させる回転方向であるとする。すると
、第8図(a)の場合には、電源投入により、アームA
は矢印B方向に移動し、この移動によりアームAが原点
位置に至ると、これをセンサが検出し、このセンサの検
出動作に基づいてモータが停止され、これにて原点復帰
が完了する。また、第8図(b)の場合には、電源投入
により、アームAはまず矢印B方向に移動し、そしてア
ームAの左側の移動限界位置に到達する。
すると、これを限界位置センサが検出し、モータが逆方
向に回転される。これにより、アームAが矢印C方向に
反転移動し、この移動により原点位置に至る。アームA
が原点位置に至ると、これをセンサが検出し、このセン
サの検出動作に基づいてモータが停止され、これにて原
点復帰が完了する。
向に回転される。これにより、アームAが矢印C方向に
反転移動し、この移動により原点位置に至る。アームA
が原点位置に至ると、これをセンサが検出し、このセン
サの検出動作に基づいてモータが停止され、これにて原
点復帰が完了する。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の原点復帰構成では、アームの当初の位置が原
点位置よりも右側に在る場合には良いが、左側に在る場
合には、−旦左側の移動限界位置まで移動し、それから
反転して原点位置に向かう、という無駄な動作を行うよ
うになり、原点復帰の所要時間が長くなる。また、アー
ムが通常の動作時には移動することのない限界位置まで
移動するため、周辺の機器に衝突する危険性がある。
点位置よりも右側に在る場合には良いが、左側に在る場
合には、−旦左側の移動限界位置まで移動し、それから
反転して原点位置に向かう、という無駄な動作を行うよ
うになり、原点復帰の所要時間が長くなる。また、アー
ムが通常の動作時には移動することのない限界位置まで
移動するため、周辺の機器に衝突する危険性がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、原点復帰の所要時間を短縮できると共に、原点復帰
動作時にアームが移動限界位置まで移動することがなく
、周辺機器との衝突の危険性をなくすことができるロボ
ットの原点復帰装置を提供するにある。
は、原点復帰の所要時間を短縮できると共に、原点復帰
動作時にアームが移動限界位置まで移動することがなく
、周辺機器との衝突の危険性をなくすことができるロボ
ットの原点復帰装置を提供するにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明のロボットの原点復帰装置は、アームが原点位置
に来たことを検出する原点位置検出手段を設け、前記ア
ームの現在位置が前記原点位置の一方側の領域にあるか
他方側の領域にあるかを検出する存在領域検出手段を設
け、この存在領域検出手段の検出結果に基づき前記アー
ムの駆動源を正方向または逆方向に駆動して当該アーム
を反対側の領域に向けて移動させると共に前記原点位置
検出手段の検出動作に基づき前記駆動源を停止させる制
御手段を設けたものである。
に来たことを検出する原点位置検出手段を設け、前記ア
ームの現在位置が前記原点位置の一方側の領域にあるか
他方側の領域にあるかを検出する存在領域検出手段を設
け、この存在領域検出手段の検出結果に基づき前記アー
ムの駆動源を正方向または逆方向に駆動して当該アーム
を反対側の領域に向けて移動させると共に前記原点位置
検出手段の検出動作に基づき前記駆動源を停止させる制
御手段を設けたものである。
(作用)
原点復帰動作時には、まず存在領域検出手段により、ア
ームの現在位置が原点位置の一方側領域にあるか他方側
領域にあるかが検出される。そして、この検出結果に基
づいて駆動源が正方向または逆方向に駆動される。これ
により、アームは、現在存在する領域とは反対側の領域
に向って移動し、原点位置に至る。すると、これを原点
位置検出手段が検出し、この検出動作に基づいて駆動源
が停止され、原点復帰を完了する。
ームの現在位置が原点位置の一方側領域にあるか他方側
領域にあるかが検出される。そして、この検出結果に基
づいて駆動源が正方向または逆方向に駆動される。これ
により、アームは、現在存在する領域とは反対側の領域
に向って移動し、原点位置に至る。すると、これを原点
位置検出手段が検出し、この検出動作に基づいて駆動源
が停止され、原点復帰を完了する。
(実施例)
以下本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて
説明する。
説明する。
第1図及び第2図は直角座標形ロボットに使用される直
線駆動装置の構成を示すもので、そのベース1には、リ
ニアガイド2が固定され、このリニアガイド2にアーム
としてのスライダ3が移動可能に支持されている。この
スライダ3は、駆動源としてのモータ4の回転運動を直
線運動に変換するボールねじ機構5によって往復移動さ
れるようになっている。すなわち、ボールねじ機構5の
ナツト5aはスライダ3に取付けられ、このナラト5a
に螺合されたねじ棒5bはベース1に支持されてモータ
4により正逆回転されるようになっている。このように
モータ4を駆動源としてボールねじ機構5により往復移
動されるスライダ3は、ベース1の左右両側面に当接す
る範囲内で移動可能である。かかるスライダ3の原点位
置は、この移動可能範囲の中央に定められている。
線駆動装置の構成を示すもので、そのベース1には、リ
ニアガイド2が固定され、このリニアガイド2にアーム
としてのスライダ3が移動可能に支持されている。この
スライダ3は、駆動源としてのモータ4の回転運動を直
線運動に変換するボールねじ機構5によって往復移動さ
れるようになっている。すなわち、ボールねじ機構5の
ナツト5aはスライダ3に取付けられ、このナラト5a
に螺合されたねじ棒5bはベース1に支持されてモータ
4により正逆回転されるようになっている。このように
モータ4を駆動源としてボールねじ機構5により往復移
動されるスライダ3は、ベース1の左右両側面に当接す
る範囲内で移動可能である。かかるスライダ3の原点位
置は、この移動可能範囲の中央に定められている。
さて、ベース1には、原点位置検出手段としてのフォト
インタラプタ6が設けられ、スライダ3には、遮光板7
が取付けられている。そして、遮光板7がフォトインタ
ラプタ6の投受光素子間に侵入して光を遮ることにより
、フォトインクラブタロはスライダ3が原点位置に来た
ことを検出するようになっている。ちなみに、フォトイ
ンタラプタ6は、成る幅の検出域を持っており、従って
フォトインタラプタ6が検出する原点位置は成る幅をも
っていることとなる。
インタラプタ6が設けられ、スライダ3には、遮光板7
が取付けられている。そして、遮光板7がフォトインタ
ラプタ6の投受光素子間に侵入して光を遮ることにより
、フォトインクラブタロはスライダ3が原点位置に来た
ことを検出するようになっている。ちなみに、フォトイ
ンタラプタ6は、成る幅の検出域を持っており、従って
フォトインタラプタ6が検出する原点位置は成る幅をも
っていることとなる。
一方、ベース1のうち、スライダ3の移動可能範囲の左
側半分の領域には、近接スイッチ8が例えば2個設けら
れている。これら近接スイッチ8は、スライダ3が近接
するとオン動作するもので、遮光板7が左側からフォト
インタラプタ6の検出域内に侵入し始めたときのスライ
ダ3の位置、従ってフォトインタラプタ6が検出する成
る幅をもった原点位置のうち、左側限界位置(第1図参
照)を境界にして、スライダ3がその境界よりも左側に
位置している場合にはいずれかの近接スイッチ8がオン
し、境界よりも右側に位置している場合には2個の近接
スイッチ8が共にオフするようになっている。従って、
近接スイッチ8は、スライダ3が境界より右側領域に存
在するか、左側領域に存在するかを検出する存在領域検
出手段として機能する。このように構成された直線駆動
装置により直角座標形ロボットを構成する場合には、第
5図に示すように、2台の直線駆動装置を直交するよう
に配置し、そして一方の直線駆動装置のスライダ3に他
方の直線駆動装置のベース1を固定し、この他方の直線
駆動装置のスライダ3にハンドなどを取付けるものであ
る。
側半分の領域には、近接スイッチ8が例えば2個設けら
れている。これら近接スイッチ8は、スライダ3が近接
するとオン動作するもので、遮光板7が左側からフォト
インタラプタ6の検出域内に侵入し始めたときのスライ
ダ3の位置、従ってフォトインタラプタ6が検出する成
る幅をもった原点位置のうち、左側限界位置(第1図参
照)を境界にして、スライダ3がその境界よりも左側に
位置している場合にはいずれかの近接スイッチ8がオン
し、境界よりも右側に位置している場合には2個の近接
スイッチ8が共にオフするようになっている。従って、
近接スイッチ8は、スライダ3が境界より右側領域に存
在するか、左側領域に存在するかを検出する存在領域検
出手段として機能する。このように構成された直線駆動
装置により直角座標形ロボットを構成する場合には、第
5図に示すように、2台の直線駆動装置を直交するよう
に配置し、そして一方の直線駆動装置のスライダ3に他
方の直線駆動装置のベース1を固定し、この他方の直線
駆動装置のスライダ3にハンドなどを取付けるものであ
る。
さて、直線駆動装置は、第3図に示す制御手段としての
マイクロコンピュータ9により制御される。このマイク
ロコンピュータ9には、フォトインクラブタロ及び近接
スイッチ8からの信号が入力される。そして、マイクロ
コンピュータ9は、電源投入時に、メモリに記憶された
プログラムに従って後述のようにスライダ3を原点復帰
させる。
マイクロコンピュータ9により制御される。このマイク
ロコンピュータ9には、フォトインクラブタロ及び近接
スイッチ8からの信号が入力される。そして、マイクロ
コンピュータ9は、電源投入時に、メモリに記憶された
プログラムに従って後述のようにスライダ3を原点復帰
させる。
また、マイクロコンピュータ9は、メモリに記憶された
プログラムに基づき、スライダ3の現在位置から目標位
置までの移動量に対応した周波数の指令パルスをD/A
コンバータ10に出力する。
プログラムに基づき、スライダ3の現在位置から目標位
置までの移動量に対応した周波数の指令パルスをD/A
コンバータ10に出力する。
このD/Aコンバータ10は、指令パルスの周波数に応
じた電圧を駆動回路11に出力し、駆動回路11は、D
/Aコンバータ10からの出力電圧及びマイクロコンピ
ュータ9からの回転方向指令信号を受けてモータ4を駆
動する。そして、モータ4の回転位置は、ロータリエン
コーダ12により検出され、このロータリエンコーダ1
2かう出力されるパルス信号はアップダウンカウンタ1
3に入力される。なお、ロータリエンコーダ12は、−
回転毎に基準位置パルスも出力するようになっている。
じた電圧を駆動回路11に出力し、駆動回路11は、D
/Aコンバータ10からの出力電圧及びマイクロコンピ
ュータ9からの回転方向指令信号を受けてモータ4を駆
動する。そして、モータ4の回転位置は、ロータリエン
コーダ12により検出され、このロータリエンコーダ1
2かう出力されるパルス信号はアップダウンカウンタ1
3に入力される。なお、ロータリエンコーダ12は、−
回転毎に基準位置パルスも出力するようになっている。
アップダウンカウンタ13のカウント値はマイクロコン
ピュータ9に入力され、マイクロコンピュータ9はこの
カウント値に基づいてモータ4の正逆回転量ひいてはス
ライダ5の現在位置を検出する。
ピュータ9に入力され、マイクロコンピュータ9はこの
カウント値に基づいてモータ4の正逆回転量ひいてはス
ライダ5の現在位置を検出する。
次に電源投入時において、スライダ3を原点復帰させる
場合の作用を第4図を参照して説明する。
場合の作用を第4図を参照して説明する。
なお、第4図において、Sはスライダ3の移動可能範囲
、Rはフォトインタラプタ6の原点位置検出域、ZR及
びZLはフォトインタラプタ6の原点位置検出域Rの左
側限界位置を境界とする右側領域及び左側領域を示す。
、Rはフォトインタラプタ6の原点位置検出域、ZR及
びZLはフォトインタラプタ6の原点位置検出域Rの左
側限界位置を境界とする右側領域及び左側領域を示す。
また、モータ4が正方向回転すると、スライダ3が右方
向に移動され、逆方向回転すると、スライダ3が左方向
に移動されるようになっているものとする。
向に移動され、逆方向回転すると、スライダ3が左方向
に移動されるようになっているものとする。
さて、電源が投入されると、まずマイクロコンピュータ
9は、近接スイッチ8がオン状態にあるか、オフ状態に
あるかを判断する。今、電源投入前において、スライダ
3が第4図(a)に示すように、右側領域ZRに位置し
ていたとすると、近接スイッチ8はオフ状態にあるので
、マイクロコンピュータ9は、この近接スイッチ8のオ
フ信号に基づき駆動回路11に逆方向回転指令を出力し
、且つD/Aコンバータ10に所定周波数の指令パルス
を出力する。すると、モータ4が逆方向回転し、これに
てスライダ3が反対側の左側領域21に向って矢印りで
示す左方向に移動する。このスライダ3の左方向移動に
より、遮光板7がフォトインタラプタ6の原点位置検出
域Rに侵入すると、当該フォトインタラプタ6がオン信
号を出力する。
9は、近接スイッチ8がオン状態にあるか、オフ状態に
あるかを判断する。今、電源投入前において、スライダ
3が第4図(a)に示すように、右側領域ZRに位置し
ていたとすると、近接スイッチ8はオフ状態にあるので
、マイクロコンピュータ9は、この近接スイッチ8のオ
フ信号に基づき駆動回路11に逆方向回転指令を出力し
、且つD/Aコンバータ10に所定周波数の指令パルス
を出力する。すると、モータ4が逆方向回転し、これに
てスライダ3が反対側の左側領域21に向って矢印りで
示す左方向に移動する。このスライダ3の左方向移動に
より、遮光板7がフォトインタラプタ6の原点位置検出
域Rに侵入すると、当該フォトインタラプタ6がオン信
号を出力する。
そして、マイクロコンピュータ9は、フォトインクラブ
タロからオン信号が人力された時がら、ロータリエンコ
ーダ12が一回転毎に出力する最初の基準位置パルスが
出力されたことをアップダウンカウンタ13からの信号
により検出した時点をスライダ3の原点位置として、当
該時点で停止信号を駆動回路11に出力し、モータ4を
停止させる。
タロからオン信号が人力された時がら、ロータリエンコ
ーダ12が一回転毎に出力する最初の基準位置パルスが
出力されたことをアップダウンカウンタ13からの信号
により検出した時点をスライダ3の原点位置として、当
該時点で停止信号を駆動回路11に出力し、モータ4を
停止させる。
また、電源投入前において、スライダ3が第4図(b)
に示すように、左側領域ZLに位置して 0 いたとすると、近接スイッチ8はオン状態にあるので、
マイクロコンピュータ9は、この近接スイッチ8のオン
信号に基づき駆動回路11に正方向回転指令を出力し、
且つD/Aコンバータ10に所定周波数の指令パルスを
出力する。すると、モータ4が正方向回転し、これにて
スライダ3が反対側の右側領域ZRに向って矢印Eで示
す右方向に移動する。このスライダ3の右方向移動によ
り、遮光板7がフォトインクラブタロの原点位置検出域
Rに侵入すると、当該フォトインタラプタ6がオン信号
を出力し、そして前述したと同様にしてモータ4が停止
される。
に示すように、左側領域ZLに位置して 0 いたとすると、近接スイッチ8はオン状態にあるので、
マイクロコンピュータ9は、この近接スイッチ8のオン
信号に基づき駆動回路11に正方向回転指令を出力し、
且つD/Aコンバータ10に所定周波数の指令パルスを
出力する。すると、モータ4が正方向回転し、これにて
スライダ3が反対側の右側領域ZRに向って矢印Eで示
す右方向に移動する。このスライダ3の右方向移動によ
り、遮光板7がフォトインクラブタロの原点位置検出域
Rに侵入すると、当該フォトインタラプタ6がオン信号
を出力し、そして前述したと同様にしてモータ4が停止
される。
更に、電源投入前において、スライダ3が第4図(C)
に示すように、フォトインタラプタ6の原点位置検出域
Rに位置していたとすると、近接スイッチ8はオフ状態
にあるので、マイクロコンピュータ9は、第4図(a)
の場合と同様にしてモータ4を逆方向回転させる。これ
により、スライダ3は反対側の左側領域ZLに向って矢
印りで示す左方向に移動し、直ちに左側領域ZLに侵入
1 する。すると、近接スイッチ8がオフ状態からオン状態
に切替わり、マイクロコンピュータ9は、この近接スイ
ッチ8の切替わりを検出して正方向回転指令を出力する
。これによりモータ4は、正方向回転してスライダ3を
矢印Eで示す右方向に移動させる。そして、このスライ
ダ3の右方向移動により遮光板7がフォトインタラプタ
6の原点位置検出域Rに侵入すると、当該フォトインタ
ラプタ6がオン信号を出力し、そして前述したと同様に
してモータ4が停止される。
に示すように、フォトインタラプタ6の原点位置検出域
Rに位置していたとすると、近接スイッチ8はオフ状態
にあるので、マイクロコンピュータ9は、第4図(a)
の場合と同様にしてモータ4を逆方向回転させる。これ
により、スライダ3は反対側の左側領域ZLに向って矢
印りで示す左方向に移動し、直ちに左側領域ZLに侵入
1 する。すると、近接スイッチ8がオフ状態からオン状態
に切替わり、マイクロコンピュータ9は、この近接スイ
ッチ8の切替わりを検出して正方向回転指令を出力する
。これによりモータ4は、正方向回転してスライダ3を
矢印Eで示す右方向に移動させる。そして、このスライ
ダ3の右方向移動により遮光板7がフォトインタラプタ
6の原点位置検出域Rに侵入すると、当該フォトインタ
ラプタ6がオン信号を出力し、そして前述したと同様に
してモータ4が停止される。
このようにして、スライダ3が原点位置に復帰すると、
マイクロコンピュータ9は、アップダウンカウンタ13
の初期化、すなわちそのカウント値を基準値にリセット
する。
マイクロコンピュータ9は、アップダウンカウンタ13
の初期化、すなわちそのカウント値を基準値にリセット
する。
そして、その後、マイクロコンピュータ9は、スライダ
3の原点位置から目標位置までの移動量に応じた周波数
の指令パルス及び目標位置の方向に応じた回転方向指令
信号を出力してモータ4を回転させ、スライダ3を目標
位置に移動させる。
3の原点位置から目標位置までの移動量に応じた周波数
の指令パルス及び目標位置の方向に応じた回転方向指令
信号を出力してモータ4を回転させ、スライダ3を目標
位置に移動させる。
このスライダ3の移動中のモータ4の回転量は、2
0−クリエンコーダ12からアップダウンカウンタ13
を介してマイクロコンピュータ9に入力され、これにて
マイクロコンピュータ9はスライダ3の現在位置を検出
し、これが目標位置と一致したところで停止信号を出力
してモータ4を停止させる。
を介してマイクロコンピュータ9に入力され、これにて
マイクロコンピュータ9はスライダ3の現在位置を検出
し、これが目標位置と一致したところで停止信号を出力
してモータ4を停止させる。
このように本実施例によれば、スライダ3を原点位置に
復帰させる場合、スライダ3を当該スライダ3が位置す
る領域から反対側の領域に向けて移動させるので、スラ
イダ3を最短距離にて原点位置まで移動させることがで
き、原点復帰の所要時間を短縮できる。また、スライダ
3は、原点復帰動作時において、移動範囲の左側限界位
置或いは右側限界位置まで移動することがないので、周
辺機器に衝突する゛おそれがない。
復帰させる場合、スライダ3を当該スライダ3が位置す
る領域から反対側の領域に向けて移動させるので、スラ
イダ3を最短距離にて原点位置まで移動させることがで
き、原点復帰の所要時間を短縮できる。また、スライダ
3は、原点復帰動作時において、移動範囲の左側限界位
置或いは右側限界位置まで移動することがないので、周
辺機器に衝突する゛おそれがない。
第6図は存在領域検出手段の他の実施例を示すもので、
これは投光素子14と受光素子15とから構成されてお
り、スライダ3が左側領域に位置している場合には、投
光素子14からの光がスライダ3により遮られて受光素
子15はオフし、右3 側鎖域に位置している場合には、受光素子15は投光素
子14からの光を受けてオンする。そして、マイクロコ
ンピュータ9は、原点復帰時にこの受光素子15のオン
オフに応じてモータ4を正逆回転させスライダ3を反対
側の領域に移動させる。
これは投光素子14と受光素子15とから構成されてお
り、スライダ3が左側領域に位置している場合には、投
光素子14からの光がスライダ3により遮られて受光素
子15はオフし、右3 側鎖域に位置している場合には、受光素子15は投光素
子14からの光を受けてオンする。そして、マイクロコ
ンピュータ9は、原点復帰時にこの受光素子15のオン
オフに応じてモータ4を正逆回転させスライダ3を反対
側の領域に移動させる。
第7図は水平多関節形ロボットなどのよう・に、旋回ア
ームを有するロボットにおいて、その旋回アームが境界
の一方側領域にあるか、他方側領域にあるかを検出する
ための存在領域検出手段を示すものである。すなわち、
図示しないアームを旋回させる軸16には円盤17が取
付けられており、その表面には、光を良く反射する白色
領域18と、光を良く吸収する黒色領域19とが設けら
れている。そして、軸16の支持側には反射形の光電セ
ンサ20が設けられている。従って、白色領域18が光
電センサ20に対向している場合には、光電センサ20
からの光は反射されて光電センサ20がオンし、逆に黒
色領域19が光電センサ20に対向している場合には、
光電センサ20からの光は吸収されて光電センサ20は
オフする。そし4 て、原点復帰時にこの光電センサ20からのオンオフ信
号により、マイクロコンピュータがモータを正逆方向に
回転させて軸16を反対側の領域に向けて回転させる。
ームを有するロボットにおいて、その旋回アームが境界
の一方側領域にあるか、他方側領域にあるかを検出する
ための存在領域検出手段を示すものである。すなわち、
図示しないアームを旋回させる軸16には円盤17が取
付けられており、その表面には、光を良く反射する白色
領域18と、光を良く吸収する黒色領域19とが設けら
れている。そして、軸16の支持側には反射形の光電セ
ンサ20が設けられている。従って、白色領域18が光
電センサ20に対向している場合には、光電センサ20
からの光は反射されて光電センサ20がオンし、逆に黒
色領域19が光電センサ20に対向している場合には、
光電センサ20からの光は吸収されて光電センサ20は
オフする。そし4 て、原点復帰時にこの光電センサ20からのオンオフ信
号により、マイクロコンピュータがモータを正逆方向に
回転させて軸16を反対側の領域に向けて回転させる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、アームの現在位置
を原点位置の一方側領域にあるか他方側領域にあるかを
検出し、その検出結果に基づき、アームを反対側の領域
に向けて移動させるようにしたので、アームを原点位置
に移動させるに要する移動距離を短縮でき、その結果、
原点復帰の所要時間を短縮できる。また、原点復帰動作
時にアームがその移動可能範囲の限界位置まで移動する
ことがないので、周辺機器に衝突する危険性をなくすこ
とができる、などの優れた効果を得ることができる。
を原点位置の一方側領域にあるか他方側領域にあるかを
検出し、その検出結果に基づき、アームを反対側の領域
に向けて移動させるようにしたので、アームを原点位置
に移動させるに要する移動距離を短縮でき、その結果、
原点復帰の所要時間を短縮できる。また、原点復帰動作
時にアームがその移動可能範囲の限界位置まで移動する
ことがないので、周辺機器に衝突する危険性をなくすこ
とができる、などの優れた効果を得ることができる。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は直線駆動装置の横断平面図、第2図は一部切除
して示す同斜視図、第3図は制御構成を示すブロック図
、第4図は原点復帰動作を説明する原理図、第5図は直
角座標形ロボットとして構成した場合の斜視図である。 また、第6図は存在領域検出手段の他の実施例を示す第
1図相当図、第7図は旋回アームの場合の存在領域検出
手段を示す斜視図、第8図は従来の原点復帰動作を説明
するための原理図である。 図中、1はベース、3はスライダ(アーム)、4はモー
タ(駆動源)、6はフォトインタラプタ(原点位置検出
手段)、7は遮光板、8は近接スイッチ(存在領域検出
手段)、9はマイクロコンピュータ(制御手段)、14
.15は投光 受光の各素子(存在領域検出手段)、2
0は光電センサ(存在領域検出手段)である。
第1図は直線駆動装置の横断平面図、第2図は一部切除
して示す同斜視図、第3図は制御構成を示すブロック図
、第4図は原点復帰動作を説明する原理図、第5図は直
角座標形ロボットとして構成した場合の斜視図である。 また、第6図は存在領域検出手段の他の実施例を示す第
1図相当図、第7図は旋回アームの場合の存在領域検出
手段を示す斜視図、第8図は従来の原点復帰動作を説明
するための原理図である。 図中、1はベース、3はスライダ(アーム)、4はモー
タ(駆動源)、6はフォトインタラプタ(原点位置検出
手段)、7は遮光板、8は近接スイッチ(存在領域検出
手段)、9はマイクロコンピュータ(制御手段)、14
.15は投光 受光の各素子(存在領域検出手段)、2
0は光電センサ(存在領域検出手段)である。
Claims (1)
- 1、アームが原点位置に来たことを検出する原点位置検
出手段と、前記アームの現在位置が前記原点位置の一方
側の領域にあるか他方側の領域にあるかを検出する存在
領域検出手段と、この存在領域検出手段の検出結果に基
づき前記アームの駆動源を正方向または逆方向に駆動し
て当該アームを反対側の領域に向けて移動させると共に
前記原点位置検出手段の検出動作に基づき前記駆動源を
停止させる制御手段とを具備してなるロボットの原点復
帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25709589A JPH03119405A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | ロボットの原点復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25709589A JPH03119405A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | ロボットの原点復帰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119405A true JPH03119405A (ja) | 1991-05-21 |
Family
ID=17301669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25709589A Pending JPH03119405A (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | ロボットの原点復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03119405A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5548193A (en) * | 1993-12-30 | 1996-08-20 | Daewoo Heavy Industries Ltd. | Arm position control device for use in an industrial robot |
JP2012192498A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Denso Wave Inc | ロボット制御装置およびキャリブレーション方法 |
US8311467B2 (en) | 2009-04-23 | 2012-11-13 | Ricoh Company Limited | Image forming method |
CN111495459A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-08-07 | 深圳市爱康生物科技有限公司 | 自动原点定位伸缩装置以及原点定位方法 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP25709589A patent/JPH03119405A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5548193A (en) * | 1993-12-30 | 1996-08-20 | Daewoo Heavy Industries Ltd. | Arm position control device for use in an industrial robot |
US8311467B2 (en) | 2009-04-23 | 2012-11-13 | Ricoh Company Limited | Image forming method |
JP2012192498A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Denso Wave Inc | ロボット制御装置およびキャリブレーション方法 |
CN111495459A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-08-07 | 深圳市爱康生物科技有限公司 | 自动原点定位伸缩装置以及原点定位方法 |
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