JPH03118754A - 無整流子電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、高速回転時の摩擦損失を少なくした無整流子
電動機に関する。

（従来の技術〉 無整流子電動機は、回転子の回転角をセンサーにて検出
し、この検出した回転角に応じて電機子巻線への給電を
インバータによって制御する。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明による無整流子電動機
は、回転軸と平行方向に固定子と対向する第１の面及び
回転軸と交差する方向に固定子と対向する第２の面を有
する回転子を備える。

〈作用〉 本発明、による無整流子電動機は、回転子と固定子との
間で回転軸と直交する方向に作用する磁気反発力と、回
転子の両側で回転子と固定子との間に回転軸とほぼ平行
方向に作用する磁気反発力によって回転子が無接触支持
される。

〈実施例〉 第１図は本実施例の無整流子電動機の断面構造を示して
いる。図において、１は界磁である回転子、２は電機子
である固定子、３は継鉄、４は電動機軸である。

回転子１及び固定子２は、両側に２分割されている。固
定子２は、例えば１０極の電機子を構成し、円筒状の継
鉄３の両側に内周に沿って固設されている。２個の回転
子１は、永久磁石で構成され、電動機軸４に所定間隔を
おいて固設されている。回転子１は、電動機軸４と平行
方向の周面１ａが固定子２の回転軸４と平行方向の磁極
面２ａと対向する。両側の回転子１は、さらに、互いに
内側の端縁に固定子２の側面２ｂと対向するフランジ状
面１ｂが形成されている。この回転子１のフランジ状面
１ｂと固定子２の側面２ｂは、電動機軸４と直交する方
向である。

第２図はこの無整流子電動機の駆動装置の回路構成を示
している。電機子巻線の共通線が電源の中間電位点に接
続され、３相ブリツジインバータ５が電源と電機子巻線
との間に接続されている。

回転子位置センサ６は、回転子１の回転角を検出する。

偏心センサ７は、回転子１の磁気浮上時の偏心位置を検
出する。トランジスタインバータ制御回路８は、回転子
位置センサ６と偏心センサ７からの信号に応じて、電機
子巻線２の励磁を後述する手順で実行する。

回転子１と固定子２との間の磁気反発力は回転子１の周
面１ａに対して電動機軸４と直交する方向及び回転子１
のフランジ状面１ｂに対して電動機軸４と平行方向に作
用する。したがって、回転子１は、無接触支持された状
態で回転する。

第６図と第７図は無整流子電動機の構造の他の例を示し
ている。第６図の例では、固定子２１と回転子２０の両
端を円錐形とし、相互の円錐形状部分に作用する磁気反
発力によって回転子２０を電動機軸２２の方向に無接触
支持する。第７図の例では、回転子３０のフランジ形状
面３０ｂが２個の回転子３０の互いに外側の端縁に形成
されており、このフランジ形状面３０ｂが固定子３１の
側面と対向し、電動機軸３２方向の磁気反発力を発生す
る。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明においては、回転子と固定子
との間に電動機軸方向と直交する方向及び電動機軸とほ
ぼ平行方向に磁気反発力を発生させる構造としたので、
特別な無接磁気光は装置を必要とせずに無接触支持を可
能とし、低コストで高速回転における摩擦損を減らすこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第６図、第７図は本発明実施例の断面構造を示
す図、 第２図は本発明実施例の回路構成を示す図、第３図、第
４図、第５図は本発明実施例の作用を説明する図、 第８図、第９図は従来例の作用を説明する図である。 １．２０．３０・・・回転子 ２．２１．３１・・・固定子 ３・・・継鉄 ４．２２．３２・・・電動機軸 ｌａ、３０ａ・・・周面 ｌｂ、３０ｂ・・・フランジ形状面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転軸と平行方向に固定子と対向する第１の面及び回転
   軸と交差する方向に固定子と対向する第２の面を有する
   回転子を備え、上記回転子と固定子との間で回転軸と直
   交する方向に作用する磁気反発力と、回転子の両側で回
   転子と固定子との間に回転軸とほぼ平行方向に作用する
   磁気反発力によって回転子が無接触支持される構造であ
   ることを特徴とする無整流子電動機。