JPH03117574A - マスター・スレーブロボットの制御方法 - Google Patents

マスター・スレーブロボットの制御方法

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JPH03117574A
JPH03117574A JP25553689A JP25553689A JPH03117574A JP H03117574 A JPH03117574 A JP H03117574A JP 25553689 A JP25553689 A JP 25553689A JP 25553689 A JP25553689 A JP 25553689A JP H03117574 A JPH03117574 A JP H03117574A
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control
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JP25553689A
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Akira Tate
▲すすむ▼ 舘
▲榊▼ 泰輔
Taisuke Sakaki
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Yaskawa Electric Corp
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マスター・スレーブロボット、すなわち主従
関係を有する複数のロボットの制御方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、テレイブジスタンス(Tele−existe
nce)では、遠く離れた所に存在するオペレータがま
るで作業を行っている場所にいるかのような錯覚をオペ
レータに持たせて臨場感を出すが、それは単に作業環境
での反応をそのままオペレータに伝えれば良いというわ
けではない。なぜなら、ロボットのアームと人間の腕の
サイズ、出力や、作業環境と操作環境の動特性が一般に
異なっているからである。また、作業環境によっては作
業の支障となる動特性を有したり、逆に作業に必要な動
特性が欠落している場合があり得る。以上のことから、
使いやすく臨場感のあるマスター・スレーブ・システム
を得るには、オペレータの作業能力をスレーブマニビニ
レークの能力へと拡張し、さらに作業環境での見掛は上
の操作感を任意に設定できるようにすることが必要であ
る。
すなわち、環境の同定、制御といった作業が不可欠であ
る。
このようなテレイブジスタンスに基づくマスク−・スレ
ーブ方式としては、従来、館、榊「第6回日本ロボット
学会学術講演会(1988) Jにおいて提案されたも
のがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のマスター・スレーブには対称型、力逆
送型、力帰還型があるが、対称型はマスターとスレーブ
の動特性も反力に加わり力逆送型はマスターの動特性が
かかる。力帰還型は力帰還ゲインが十分大きいと両アー
ムの動特性を打ち消すことができるが、そのゲインを大
きくとることは実際には難しい。また、いずれの方法も
アームの動特性を可変にすることは考えられない。
マスター・スレーブの機械的インピーダンスを可変にす
ることは有効な手法であり、「福田:第25回SIC:
E学術講演会(1986) Jの適応力制御方式による
方法、「書出ら: S ICE論文集、 VOW。
24、 No、 2. pp、 176−182(19
H) Jの仮想内部モデル追従制御がある。一方、「吉
川ら:第6回日本ロボット学会学術講演会(1988)
 Jによる操作感のテレイブジスタンスの定式化と動的
制御、「藤井ら:第6回日本ロボット学会学術講演会(
1988) Jのモデル規範型適応制御などの制御手法
が提案された。
さらに、作業によって種々の臨場感を与える手法につい
ては、前掲の「館、榊:第6回日本ロボット学会学術講
演会(1988) Jの環境とアームの動特性を制御す
ることで種々の臨場感を与える手法が提案されている。
また、宇宙空間のように伝送遅れがある場合について、
「神徳・谷江:第6回日本ロボット学金学術講演会(1
988) Jの視覚フィードバックを用いたパイラテラ
ル系が提案されているが、マスター側の環境モデルの作
成を必要としている。
本発明は以上の背景を踏まえてなされたものであり、イ
ンピーダンス制御を応用したマスター・スレーブ・シス
テムを提案することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明のマスター・スレーブ
ロボットの制御方法は、マスターアームのをする質量、
粘性、剛性に代表される操作環境モデルと、スレーブア
ームの有する質量、粘性。
剛性に代表される作業環境モデルをコンピュータを介し
相互にコミュニケートして両アームの見掛けの動特性を
一致させることを特徴とする。
この方法において、前記操作環境モデルと作業環境モデ
ルのコミニュケーションを時間遅れを持たせてやりとり
することにより、オペレータに伝送遅れなく反力を返す
ことができる。
〔作用〕
インピーダンス制御型マスター・スレーブ書システムは
、各アームをインピーダンス制御し、両アームの見掛け
の動特性を一致させ、場合によってその動特性を可変と
する4とにより、臨場感をもたせることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は本発明に係るマスター・スレーブシステムの概
念図を示すものであり、制御手法を以下に示す。簡単の
ため、−次元の場合を考えると、マスター側の状態式と
制御式は、 fo=MoX、+Bo文、+ koXa+ f +  
・””・・(1)f l= C+          
         ・・・・・・・(2)スレーブ側の
状態式と制御式および対象物の状態式は、 f z = Me父、十80大、 + ko xs +
 t、 −・−・−−−(a)f * = C2・・・
・・・・(4)f、=M又、+B)<、十に−δX、・
・・・・・・(5)但し、(Me、 Ba、 ko)は
アームの目標インピーダンス、(M、  B、  k)
  は対象物のインピーダンス、foは操作力、fl、
fl はそれぞれマスターとスレーブの内部トルク、f
、はスレーブアームへの反力、X、、X、はそれぞれマ
スターとスレーブの位置を表す。
制御手法は、アーム間で伝送する情報により4つに分類
される。マスクの操作力、スレーブへ反力を伝送する双
方内力情報伝送方式(D−Fと略)は、マスターの操作
力をスレーブの内部トルク、スレーブの得る反力をマス
ターの内部トルクとして出力する。
(2)、(4)式で、 C+=  f−・・・・・・・(6) C,ヨf0               ・・・・・
・・(7)とすると操作力と反力との関係は、 r、=Mo父、+ BoX−+ koX、+ f、””
・(8)となる。同様に、マスターから運動をスレーブ
から反力を伝送し、力逆送型・力帰還型の拡張である運
動−力情報伝達方式(M−Fと略) では、C+=  
f−・・・・・・・(9) C2= M 。父、十Bo*、+koX、   −・・
・・・(10)f o = Mo父、 + Bo X−
+ k o X−十M父s+BL+に−δxS・・・・
・・・(11)あるいはその逆のカー運動情報伝達方式
(F−Mと略)では、 cl=MOxs+5Oxs+kOxl   ・・・−’
・ (12)Cz=fo             ・
・・・・・・(13)f o = (Mo父、+ BO
′jcっ+ ka X−+MX、+BX、+k ・δX
、) /2・−・・(14)また、双方向とも運動情報
を伝達し対称型の拡張と言える双方向運動情報伝達方式
(D−Mと略)では、 C+ =Mo父、十B0文s+k(+Xs   −・・
−・・(15)C*=Mo父、+BoXa+koXm 
  −・・・・−・(16)f o = Mo 6 +
 Be 6 + ko e。
e = X、 −X、              ”
”(17)各アームのインピーダンス(Mu、 Bo、
 ka)の設定は、例えば臨界制動での安定条件を考慮
すると、BO2−4Mo kO= O。
σ=B、バ2M0) > 0       ・・・・・
・・(18)したがって、σ=Boバ2M0)=5G5
Gより減衰度σをできるだけ大きくするような(M、、
 Bo。
k、)の比が決まるが、マスターの操作性と反力の感度
を良くするためMeをできるだけ小さくとって(Mo、
 Be、 kn)を決定する。
上述の制御手法は力センサを必ずしも必要とせず、対象
物の動特性を固定できるが、さらに固定した対象物の動
特性を用いて伝送遅れに対応できる。伝送遅しを−X 
、 (t) = X −(t−L)と表すとD−Mの(
15)、  (16)式から、 CI=(Mll’!−+Bll大、十koX−)−(M
X、+B大、+k ・δX、)  ・・・・・(19)
C,=(M、父−+ B o X −+ k o X 
@ )+(MX、+B*、+k・δX、)  ・・・・
・(2G)と改めると、スレーブはマスターに伝送連れ
時間後れて動作するが、オペレータへは伝送遅れなく反
力が返る。
fa=MX、+BX、+k −δX、    −・−・
(21)2軸のDD(ダイレクトドライブ)ロボットを
水平方向の1軸マスターとして用い、スレーブは計算機
内でシミュレーションする。第2図に力帰還型(1)、
D−F(2)、D−M(3)、(滲でのマスター・スレ
ーブの位置(a)と操作力・反力(ハ)の時間履歴を示
す。Mo を十分小さくとると、力帰還型よりD−Fの
方が位置・反力の追従性が良い。D−Mではマスターと
スレーブの位置誤差eで反力が与えられる(D−M(1
))が、対象物の同定を行うと位置・反力の追従性は良
くなる(D−M(2))。但し、アームと対象物の動特
性を次のように設定した。
Mo=0.05[kg]、  Bo=0.4[N/(m
/s)]。
k = =0.9[N/m] M=0.2[kaコ、     B  =0.0[N/
(m/s)]。
k=10.O[N/ml また、同じ条件下で0.5[SeC]の伝送遅れのある
場合では、(19)、  (20)の制御式を用いれば
、第3図(a)、  (b)のように位置、力ともスレ
ーブはマスターに遅れて動作するが、マスターの位置と
力のデータの動きが一致していることから、オペレータ
への反力は遅れなく返ることが分かる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、次の効果を奏す
る ■ 従来のパイラテラル系のマスター・スレーブをイン
ピーダンスという概念を用いて一般化し、システム動作
の物理的意味を明確にすることにより、マスターとスレ
ーブの対応付けをし易(した。
■ 各アームのインピーダンス(慣性、粘性1弾性)を
制御することで各アームを加速度、速度、位置の点から
動的に制御できるので、オペレータが臨場感をもって操
作することができる。
■ 対象物のインピーダンスモデルを作成し利用するこ
とで、伝送遅れの問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマスター・スレーブロボットシス
テムの概念図、第2・図は各方式におけるマスター・ス
レーブの位置と操作力・反力のタイムチャート、第3図
は伝送遅れを持つ場合の位置と操作力・反力の時間履歴
を示すタイムチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスターアームの有する質量、粘性、剛性に代表さ
    れる操作環境モデルと、スレーブアームの有する質量、
    粘性、剛性に代表される作業環境モデルをコンピュータ
    を介し相互にコミュニケートして両アームの見掛けの動
    特性を一致させることを特徴とするマスター・スレーブ
    ロボットの制御方法。 2、前記操作環境モデルと作業環境モデルのコミニュケ
    ーションを時間遅れを持たせてやりとりすることを特徴
    とする請求項1記載のマスター・スレーブロボットの制
    御方法。
JP1255536A 1989-09-30 1989-09-30 マスター・スレーブロボットの制御方法 Expired - Fee Related JPH0741558B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394731B1 (en) 1998-09-17 2002-05-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Work assist device
JP2021042018A (ja) * 2019-09-09 2021-03-18 株式会社タダノ ブームの操作システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297080A (ja) * 1986-06-13 1987-12-24 古田 勝久 マスタスレ−ブマニピユレ−タ

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