JPH0311600A - 高周波加速空洞の周波数自動同調回路 - Google Patents

高周波加速空洞の周波数自動同調回路

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JPH0311600A
JPH0311600A JP1144085A JP14408589A JPH0311600A JP H0311600 A JPH0311600 A JP H0311600A JP 1144085 A JP1144085 A JP 1144085A JP 14408589 A JP14408589 A JP 14408589A JP H0311600 A JPH0311600 A JP H0311600A
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JP
Japan
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frequency
phase difference
voltage
acceleration cavity
bias voltage
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JP1144085A
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Tetsuya Nakanishi
哲也 中西
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高周波加速空洞の共振周波数を自動的に同
調させる周波数自動同調回路に関し、特に高周波加速空
洞の運転条件に応して共振周波数を任意の値に設定でき
る高周波加速空洞の周波数自動同調回路に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来より、高周波加速空洞を用いたシンクロトロン等の
荷電ビーム加速装置は良く知られている。
この種の装置においては、一定周波数の高周波電源から
高周波加速空洞に電力を供給するが、高周波加速空洞の
共振周波数が変動するため、この変動を周波数同調器を
調整することにより吸収している。
第4図は、例えば分子科学研究所レポート[UV5OR
ストレージリングの設計」(U V S OR−9,1
982年12月)の第48百〜第55頁に記載された一
般的な高周波加速系を示す構成図である。
図において、(1)は荷電ビームBの軌道に対して軸対
称の構造をした高周波加速空洞であり、対の円筒(1a
)及び(1b)を内蔵しており、キャパシタンスCに相
当する円筒間のキャップdと、インダクタンスLに相当
する円筒の外周空間とによりLC共振回路を構成してい
る。そして、円筒間のギャップdに発生ずる高周波電界
により荷電ビームBを加速するようになっている。
(2)は高周波加速空洞(1)の共振周波数foを調整
するための周波数同調器であり、通常、高周波加速空洞
(1)内の径方向に移動可能な金属フロックで構成され
ている。(3)は周波数同調器(2)の駆動機構となる
モータ、(4)はモータ(3)の駆動回路である。
(5)は高周波電力を出力する高周波電源、(6)は高
周波電源(5)からの高周波電力を高周波加速空洞(1
)に伝送するための同軸管、(7)は高周波電力を高周
波加速空洞〈1)に供給するためのカプラループ、(8
a)は高周波加速空洞(1)内の加速電圧の位相φaを
検出する位相検出器、(81])は高周波電源(5)の
出力電圧の位相φ0を検出する位相検出器、(9)は出
力電圧及び加速電圧の位相差φを検出して位相差φに相
当する位相差電圧vpを出力する位相差検出器、(10
)は位相差電圧Vpに基づいて駆動回路(4)を制御す
るための制御電圧Vcを出力する周波数自動同調回路で
ある。
第5図は従来の周波数自動同調回路(10)の具体的構
成を示ず回路図であり、(11)は位相差電圧Vpか印
加される入力端子である。
(12)及び(13)は並列配置された同構成の出力段
増幅器であり、互いに極性の異なる比較端子に位相差電
圧Vpが入力されるようになっている。R1−R4は出
力段増幅器(12)の回路定数を設定する抵抗器である
(14)及び(15)は各出力段増幅器(12)及び(
13)の出力端子とクランドとの間に挿入されたツェナ
ータイオード、(16)及び(17)は出力段増幅器(
12)及び(13)の出力端子からツェナータイオード
(14)及び(15)を介して制御電圧V c 1及び
Vc2か出力される出力端子である。周波数自動同調回
路〈10)の出力端子(16)及び(17)は、駆動回
路(4)の2つの入内端子にそれぞれ接続されており、
出力端子(16)はモータ(3)を成る方向に回転させ
るための入力端子に接続され、出力端子(17)はモー
タ(3)を反対方向に回転させるための入力端子に接続
されている。
第6図は周波数自動同調回路(10)に入力される位相
差電圧Vpの位相差φに対する特性図てあり、位相差電
圧Vpは位相差φに対して直線的に変化する正の一次関
数で表わされる。この場合、位相差電圧Vpの値は、位
相差φの最大値(±180°)に対して±0.5■とな
るように設定されている。
第7図は位相差φに対する制御電圧Vcの特性図であり
、位相差φが負の場合は出力端子(16)からの制御電
圧V c 、が生成され、位相差φが正の場合は出力端
子(17)からの制御電圧VC2が生成される状態を示
している。
次に、第4図〜第7図を参照しなから、従来の高周波加
速空洞の周波数自動同調回路の動作について説明する。
高周波加速空洞(1)は、例えばシンクロ1〜ロン等の
加速装置に適用され、電子等の荷電ヒームBを加速する
。このとき、高周波加速空洞(1)の機械的寸法等て決
定する共振周波数foは、冷却水(図示せず)を含む周
囲の温度変化等によって時間的に変動するか、高周波加
速空洞(1)の運転周波数fdは一定に保たれなければ
ならない。
もし、高周波電源(5)から供給される高周波電力の運
転周波数fdが一定の状態て、高周波加速空洞(1)の
共振周波数fOが変動すると、高周波加速空洞(1)と
高周波電源(5)との電気的整合が取れなくなるため、
反射電力が大きくなって高周波加速空洞(1)に入力さ
れる高周波電力が減少してしまう。又、高周波電力の変
動は、荷電ビームBの加速状態を不安定にし、加速装置
の性能を劣化させることにもなる。
そこて、高周波加速空洞(1)に対する高周波電力を変
動させないために、共振周波数fOが変動しないように
、周波数同調器(2)か設けられている。周波数同調器
(2)は、高周波加速空洞(1)内に出し入れ移動する
ことにより、円筒外周空間の容積を変化させて高周波加
速空洞(1)のインククタンスI−を変化させ、共振周
波数foを一定に調整する。これにより、周波数同調器
(2)を適切に制御ずれは、温度変化により高周波加速
空洞(1)が膨張又は収縮しても、共振周波数foの変
動をイア7殺することができる。
高周波加速空洞(1)の共振周波数foの変化は、高周
波電源(5)の出力電圧の位相φ0と、高周波加速空洞
(1)の加速電圧の位相φaとの位相差φを検出するこ
とにより観測できる。なぜなら、位相差φは、共振周波
数foの変化の小さいところてはその周波数変化率に比
例するからである。
従って、位相検出器(8a)は高周波加速空洞(])の
加速電圧の位相φaを検出し、位相検出器(81])は
高周波電源(5)からの出力電圧の位相φ0を検出する
。このとき、加速電圧を直接検出することは難しいため
、実際には、位相検出器(8a)は高周波加速空洞(1
)内の磁場を観測する。この磁場の強度は、加速電圧に
比例し且つ位相が90°異なるが、相対的な変化が重要
なので、加速電圧の位相φaとみなして問題ない。同様
に、位相検出器(811)は、高周波電力の伝送路とな
る同軸管(6)内の磁場の位相を測定し、高周波電源(
5)の出力電圧の位相φ0としている。
これらの2つの位相φa及びφ0は、位相差検出器(9
)に入力され、位相差φに相当する位相差電圧vpとな
って出力される。位相差検出器(9)は、例えばヘクタ
電圧計て構成され、位相差電圧V pは位相差φに比例
した値となる。
位相差電圧Vpは、入力端子(11)を介して周波数自
動同調回路(10)に入力され、負極性の場合は一方の
出力段増幅器(12)により増幅され、正極性の場合は
他方の出力段増幅器(13)により増幅される。又、ツ
ェナータイオード(14)及び(15)は、出力端子(
16)及び(17)から出力される制御電圧Vc及びV
O2を、所定レベル以1ユにならないように設定し、第
7図に示した特性の制御電圧Vcを生成する。。
制御電圧Vcは、駆動回路(4)を介してモータ(3)
を駆動し、高周波加速空洞(1)の共振周波数fOが高
周波電源(5)の運転周波数fdと一致するように、周
波数同調器(2)を調整する。即ち、負の位相差φに対
応する制御電圧V c 1か出力されたときには、モー
タ(3)を成る方向に回転させて周波数同調器(2)を
突出又は後退させ、正の位相差φに対応する制御電圧V
c2が出力されたときには、モータ(3)を反対方向に
回転させる。これにより、周波数同調器(2)は、位a
差φかOとなるように電気的に調整される。
一般に、モータ(3)の回転方向は、TTI−レヘルの
5■を供給することにより決定されるか、わずかな位相
差φのずれに対しても5Vの制御電圧Vcが出力される
ように、出力段増幅器(12)及び(13)の増幅率は
非常に高い値(例えば、200倍)に設定される。従っ
て、抵抗器R1〜R4の抵抗値は、例えば、R1,= 
R2= R4= 1 kΩ、R3=200にΩに設定さ
れている。
又、ツェナーダイオード(14)及び(15)は、駆動
回路(4)に対する制御電圧Vcの値が5■以」−にな
らないようにしている。
このように、高周波電源(5)の出力電圧の位相φOと
高周波加速空洞(1)の加速電圧の位相φaとを検出し
、両者の位相差φに相当する制御電圧Vcを周波数自動
同調回路(10)に入力し、位相差φか常に0となるよ
うにモータ(3)を回転することにより、周波数同調器
(2)を最適に調整することができる。
尚、駆動回路(4)によっては、モータ(3)の回転方
向に対応する入力端子を1つしが持たず、制御電圧Vc
が5■か又はOVかによりモータ(3)の回転方向を決
定するものがある。この場合は、出力端子(16)及び
(17)を例えはフリップフロップ回路等のICに接続
することにより、」二連と同様に作用させることがてき
る。
しかし、高周波加速空洞(1−)に固有のトランジショ
ンエネルギ(Transition  Energy)
と異なる運転エネルギで高周波電力を供給した場合、共
振周波数foを運転周波数fdに完全に一致させると、
シンクロトロン振動と呼ばれる位相振動に起因するロヒ
ンソンビーム不安定性が発生する。このような不安定性
か発生ずると、荷電ビームBの損失を招き、加速装置の
性能を著しく劣化することになる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の高周波加速空洞の周波数自動同調回路は以上のよ
うに、高周波加速空洞(1)の共振周波数foと高周波
電源(5)の運転周波数fdとを一致させるために、位
相差φが0となるように周波数同調器(2)を制御して
いるので、ロビンソン不安定性と呼ばれるビーム不安定
性を避けることができず、加速装置としての性能が劣化
するという問題点があった。
又、共振周波数foを運転周波数fdから所要の値だけ
ずらすためには、周波数同調器(2)により共振周波数
fdかすらされた状態で位相差電圧Vpが0となるよう
に位相差検出器(9)を調整しなければならず、調整操
作に多大の労力を要するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、運転周波数に対して共振周波数を容易にすら
ずことかてき、目−つ共振周波数を一定に保つことので
きる高周波加速空洞の周波数自動同調回路を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る高周波加速空洞の周波数自動同調回路は
、位相差電圧に基づいて補正位相差電圧を出力する演算
増幅器と、位相差電圧に対する補正位相差電圧の位相差
ずれ量に対応したバイアス電圧を設定するバイアス電圧
設定器とを備えたものである。
[作用] この発明においては、バイアス電圧を調整することによ
り、高周波加速空洞の共振周波数を運転周波数から任意
の値(位相差ずれ量)だけずらして設定し且つ一定に保
持する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、(10)
〜(17)及びR1−R4は前述と同様のものである。
又、この発明は適用される加速装置は、1 第4図に示した通りである。
(18)は入力端子(11)と各出力段増幅器(12)
及び(13)の入力端子との間に挿入された演算増幅器
であり、位相差電圧vpを増幅して補正位相差電圧Vp
’を出力するようになっている。R5−R7は演算増幅
器(18)の回路定数を設定するための抵抗器であり、
例えば、増幅率を2倍にするため、各抵抗値を、R5=
2にΩ、R6= R7= 4にΩとしている。
従って、この場合、出力段増幅器(12)及び(13)
の増幅率が100倍となるように、抵抗器R1〜R4の
各抵抗値は、R1,=R2=2にΩ、R3=200にΩ
、R4=1にΩに設定されている。
(19)は演算増幅器(18)の基準端子(+)に入力
されるバイアス電圧vbを設定するバイアス電圧設定器
であり、正のバイアス電圧vbを調整するための可変抵
抗器VRIと、負のバイアス電圧V l)を調整するた
めの可変抵抗器VR2と、バイアス電圧vbの正負を切
換えるスイッチSWとを備えている。
第2図は位相差φに対する補正位相差電圧Vp2 の特性図である。この場合、補正位相差電圧Vpは、位
相差電圧Vp(第6図参照)を2倍に増幅しているので
、位相差電圧ずれ量ΔVpがOのときく破線参照)、位
相差φの最大値(±180°)に対して±1.0■とな
っている。又、補正位相差電圧Vpの特性(実線)は、
負のバイアス電圧vbにより、位相差電圧ずれ量ΔVp
だけ正方向にシフトされた状態を示す。
第3図は第2図の補正位相差電圧Vp’により生成され
る制御電圧Vcの特性図であり、バイアス電圧vbに相
当する位相差ずれ量Δφだけ負の方向にシフトされてい
る状態を示す。
次に、第2図〜第4図及び第6図を参照しながら、第1
図に示したこの発明の一実施例の動作について説明する
前述と同様に、周波数自動同調回路〈10)の入力端子
(11)には、位相差φに応じて±0.5■の範囲で変
動する位相差電圧Vp(第6図参照)が印加される。も
し、演算増幅器(18)に対するバイアス電圧vbが0
であれは、第2図の破線のように、補正位相差電圧Vp
′は、位相差電圧ずれ量△Vpか00特性となり、周波
数同調器(2)(第4図参照)は位相差φが0となるよ
うに調整される。
しかし、ロヒンソン不安定性と呼はれるヒーム不安定性
を避けるため、高周波加速空洞(1)の共振周波数fo
は、高周波電源(5)の運転周波数fdに対して多少ず
れた値に設定されなければならない。即ち、高周波加速
空洞(1)のトランジションエネルギか高周波電源(5
)から供給される運転エネルギより小さい場合は 共振
周波数foを運転周波数fdより小さく設定し、逆に、
1〜ランシシヨンエネルキか運転エネルギより大きい場
合は、共振周波数foを運転周波数fdより大きく設定
する必要がある。
トランジションエネルギは高周波加速空洞(1)に対し
て固有に決定される値であり、又、高周波電源(5)の
運転エネルキ(出力電力)は予め知ることがてきるので
、必要とする位相差ずれ量△φは一義的に決定する。従
って、位相差ずれ量Δφに対応するバイアス電圧V1〕
の極性及び大きさも一義的に決定し、バイアス電圧設定
器(19)により容易に設定することができる。
例えは、第1図のように、バイアス電圧設定器〈19)
内のスイッチSWを負極側に選択すると共に、可変抵抗
器VR2を調整して、第3図の位相差ずれ量Δφに対応
する負のバイアス電圧vbを設定したとする。
このとき、演算増幅器(18)は、位相差電圧Vp及び
バイアス電圧vbを比較増幅し、位相差電圧Vp2倍に
増幅すると共に、正方向に位相差電圧すれ量ΔVpだけ
シフトされた特性の補正位相差電圧Vp’(第2図の実
線参照)を出力する。このように、位相差φに対する補
正位相差電圧Vp′の特性を変えることにより、バイア
ス電圧vbに相当する負の位相差ずれ量Δφにおいて、
補正位相差電圧Vp’は0となる。
従って、第3図のように、位相差φが−Δφより小さい
領域では、一方の出力段増幅器(12)からの制御電圧
V c 、が出力され、位相差φが−△φより大きい領
域ては他方の出力段増幅器(13)からの5 制御電圧V c 2が出力される。
そして、入力される位相差電圧Vpに対応する位相差φ
が、バイアス電圧V I)によって設定された位相差ず
れ量Δφより負の方向にずれた場合は、制御電圧V c
 、に基づいてモータ(3)を成る方向に回転させ、逆
に、正の方向にずれた場合は、制御電圧Vc2に基づい
てモータ(3)を反対方向に回転させる。
これにより、位相差検出器(9)から出力される位相差
電圧Vpが、常に周波数自動同調回路(10)て設定さ
れた値となるように周波数同調器(2)を制御すること
ができる。
尚、上記実施例では、演算増幅器(18)の増幅率を2
倍に設定したが、出力段増幅器(12)及び(13)と
により十分な増幅率が得られれば、他の値に設定しても
よい。
又、バイアス電圧設定器(19)として、スイッチSW
と可変抵抗器VRI及びVH2とを用いたが、任意のバ
イアス電圧vbを設定できるものであれば、他の手段を
用いてもよい。
6 更に、各出力段増幅器(12)及び(13)の増幅率を
100倍に設定したが、モータ(3)を駆動するための
位相差変動量の、必要最小値に応じて任意に設定する。
二とがてきる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、位相差電圧に基づいて
補正位相差電圧を出力する演算増幅器と、位相差電圧に
対する補正位相差電圧の位相差ずれ量に対応したバイア
ス電圧を設定するバイアス電圧設定器とを設け、バイア
ス電圧を調整することにより、高周波加速空洞の共振周
波数を運転周波数から位相差ずれ量に相当する任意の値
だけずらして設定するようにしたので、ロビンソン不安
定性を防止して性能を向−卜させ、且つ共振周波数を一
定に保つことのできる高周波加速空洞の周波数自動同調
回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はこ
の発明による補正位相差電圧の位相差に対する特性図、
第3図はこの発明による制御電圧の位相差に対する特性
図、第4図は高周波加速空洞及び周波数自動同調回路を
用いた一般的な加速装置を示ず構成図、第5図は従来の
高周波加速空洞の周波数自動同調回路を示す回路図、第
6図は一般的な位相差電圧の位相差に対する特性図、第
7図は従来回路による制御電圧の位相差に対する特性図
である。 (1)・・・高周波加速空洞 (2)・・周波数同調器
(3)・・・モータ     (5)・・高周波電源(
8aL(8b)・・位相検出器(9)・位相差検出器(
10)・・・周波数自動同調回路 (18)・・・演算増幅器 (19)・・・バイアス電圧設定器 B・・・荷電ビーム    φ・・位相差Vp・・・位
相差電圧 Vp’・・・補正位相差電圧 Δφ・・・位相差ずれ量  vb・・・バイアス電圧向
、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 9 特開平 3 11600(7) 3 5 I R46 −) R2\ノー・ 事件の表示 特願平 144085号 発明の名称 高周波加速空洞の周波数自動同調回路 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所     東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
名 称  (601,)三菱電機株式会社代表者 志岐
守哉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 荷電ビームを加速する高周波加速空洞の加速電圧と高周
    波電源から前記高周波加速空洞に供給される出力電圧と
    の位相差に基づいて、前記高周波加速空洞の共振周波数
    を調整する周波数自動同調回路において、 前記位相差に相当する位相差電圧に基づいて補正位相差
    電圧を出力する演算増幅器と、 前記位相差電圧に対する前記補正位相差電圧の位相差ず
    れ量に対応したバイアス電圧を設定するバイアス電圧設
    定器と、 を備え、 前記共振周波数を、 前記高周波電源による運転周波数から、前記位相差ずれ
    量に対応した値だけ、ずらして設定できるようにしたこ
    とを特徴とする高周波加速空洞の周波数自動同調回路。
JP1144085A 1989-06-08 1989-06-08 高周波加速空洞の周波数自動同調回路 Pending JPH0311600A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027529A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 高周波加速器
CN112135411A (zh) * 2020-09-18 2020-12-25 中国原子能科学研究院 一种超导回旋加速器中的束流滑相测量方法

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