JPH03115800A - 樹脂製ファン - Google Patents
樹脂製ファンInfo
- Publication number
- JPH03115800A JPH03115800A JP25272689A JP25272689A JPH03115800A JP H03115800 A JPH03115800 A JP H03115800A JP 25272689 A JP25272689 A JP 25272689A JP 25272689 A JP25272689 A JP 25272689A JP H03115800 A JPH03115800 A JP H03115800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boss
- ring
- hole
- main plate
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 16
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は樹脂製ファンにおける羽根とリングの固定法に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来の樹脂製ファンにおける羽根とリングの固定法につ
いて、特開昭５８−７００９４号公報を参考に第３図お
よび第４図により説明する。１は円形主板、２は環状側
板（リング）、３は前記円形主板１に一体成形され複数
もうけた羽根、３ａはこの羽根端部、矢印４は流体の流
れを示す。これらの構成において、一般的に流体性能向
上のため、羽根の入口面積は出口面積より大きくするの
が通例であシ、そのため、羽根３と側板２は傾斜してい
る。そして、傾斜している羽根端部３ａと環状側板２を
超音波溶着するのは極めて困難である。何故ならば、こ
の傾斜部へ超音波エネルギーを圧着させる必要があるけ
れども、平面でないため逃げてしまうからである。した
がって、接着強度が不充分であったり、形状変形があっ
たりして、信頼性の高いファンの製造が困難である。
いて、特開昭５８−７００９４号公報を参考に第３図お
よび第４図により説明する。１は円形主板、２は環状側
板（リング）、３は前記円形主板１に一体成形され複数
もうけた羽根、３ａはこの羽根端部、矢印４は流体の流
れを示す。これらの構成において、一般的に流体性能向
上のため、羽根の入口面積は出口面積より大きくするの
が通例であシ、そのため、羽根３と側板２は傾斜してい
る。そして、傾斜している羽根端部３ａと環状側板２を
超音波溶着するのは極めて困難である。何故ならば、こ
の傾斜部へ超音波エネルギーを圧着させる必要があるけ
れども、平面でないため逃げてしまうからである。した
がって、接着強度が不充分であったり、形状変形があっ
たりして、信頼性の高いファンの製造が困難である。
発明が解決しようとする課題
前述の如く、傾斜した羽根端部に環状側板（リング）を
固定する方法は超音波溶接法は２部品間の面当り部を高
熱化溶解させ溶着させるため、その作用時圧力をかける
必要があり、すべりを生じる欠点がある。そこで本発明
は、直接前述の傾斜面に圧力のかからない固定法、すな
わち、固定強度が確実で、寸法変形の生じない信頼性の
高いファンを提供するものである。
固定する方法は超音波溶接法は２部品間の面当り部を高
熱化溶解させ溶着させるため、その作用時圧力をかける
必要があり、すべりを生じる欠点がある。そこで本発明
は、直接前述の傾斜面に圧力のかからない固定法、すな
わち、固定強度が確実で、寸法変形の生じない信頼性の
高いファンを提供するものである。
課題を解決するための手段
前記課題を解決するため、主板とこの主板に一体成形で
複数もうけた羽根と、前記主板に相対向する側にリング
を取付けてなる樹脂製ファンにおいて、前記羽根端部に
ボスをもうけ、前記リングの傾斜部に凹部又は凸部の平
面部をもうけ、この平面に貫通穴をもうけ、この貫通穴
に前記羽根端部のボスを通し、突出したボス部を熱溶着
してつぶし、羽根とリングを固定したものである。
複数もうけた羽根と、前記主板に相対向する側にリング
を取付けてなる樹脂製ファンにおいて、前記羽根端部に
ボスをもうけ、前記リングの傾斜部に凹部又は凸部の平
面部をもうけ、この平面に貫通穴をもうけ、この貫通穴
に前記羽根端部のボスを通し、突出したボス部を熱溶着
してつぶし、羽根とリングを固定したものである。
作 用
本発明は、上記した構成、工法によって樹脂製ファンを
製造するのであるがボス部のみに圧力がかかる工法のた
め、羽根端部の傾斜面とリングの傾斜面へ圧力をかけな
いため逃げを生じない。すなわち、傾斜部を超音波溶着
する困難さが解消出来るとともに形状変形のない信頼性
の高い樹脂製ファンとなる。
製造するのであるがボス部のみに圧力がかかる工法のた
め、羽根端部の傾斜面とリングの傾斜面へ圧力をかけな
いため逃げを生じない。すなわち、傾斜部を超音波溶着
する困難さが解消出来るとともに形状変形のない信頼性
の高い樹脂製ファンとなる。
実施例
以下本発明の一実施例の樹脂製ファンについて、添付の
第１図及び第２図を参照しながら説明する。
第１図及び第２図を参照しながら説明する。
第１図は、概略構造図で、そのうちａは平面図、ｂは縦
断面図を示す。１は主板、２はリング、３は前記主板１
に一体成形され複数もうけた羽根４は流体の流れをし、
６は前記リング２の外周にもうけた凸部で、６ａはこの
平面部、６は羽根３の端部３ａよシ一体になっているボ
スを示す。一般的に流体性能向上のため（流体の流れを
矢印４で示す）羽根の入口面積は出口面積よυ大きくす
るのが通例であシ、そのため羽根３の端部３ａは傾斜し
ている。
断面図を示す。１は主板、２はリング、３は前記主板１
に一体成形され複数もうけた羽根４は流体の流れをし、
６は前記リング２の外周にもうけた凸部で、６ａはこの
平面部、６は羽根３の端部３ａよシ一体になっているボ
スを示す。一般的に流体性能向上のため（流体の流れを
矢印４で示す）羽根の入口面積は出口面積よυ大きくす
るのが通例であシ、そのため羽根３の端部３ａは傾斜し
ている。
このような構成において、羽根３とリング２を固定する
工法を第２図を参照しながら説明する。
工法を第２図を参照しながら説明する。
羽根３の端部３ａに一体にボス６をもうけ、リング２の
外周に凸部６をもうけ、この凸の上部平面部５ａに開口
して貫通穴をもうけ、この貫通穴に前記ボスを通し、前
記貫通穴よりボスが突出した状態になる。
外周に凸部６をもうけ、この凸の上部平面部５ａに開口
して貫通穴をもうけ、この貫通穴に前記ボスを通し、前
記貫通穴よりボスが突出した状態になる。
この状態で、ボスの上部平面部６ａを垂直に加熱加圧し
軟化させ貫通穴よυ大になるまでつぶし、羽根３と、リ
ング２を固定する。この工法は羽根端部の傾斜面に加圧
の力がくわわらないので、リングのズレや形状変形もな
く信頼性の高い樹脂製ファンが出来る。
軟化させ貫通穴よυ大になるまでつぶし、羽根３と、リ
ング２を固定する。この工法は羽根端部の傾斜面に加圧
の力がくわわらないので、リングのズレや形状変形もな
く信頼性の高い樹脂製ファンが出来る。
発明の効果
以上のように本発明は主板とこの主板に一体成形で複数
もうけた羽根と、前記主板に相対向する側にリングを取
付けてなる樹脂製ファンにおいて、前記羽根端部にボス
をもうけ、前記リングの傾斜部に凹部又は凸部の平面部
をもうけ、この平面に貫通穴をもうけ、この貫通穴に前
記羽根端部のボスを通し、突出したボス部を熱溶着して
つぶし、羽根とリングを固定した工法によシ樹脂製ファ
ンを製造するため、従来のような傾斜面部に加圧圧着す
る例えば超音波による固定法に比べ、ズレが生じないた
め、確実な固定ができ、形状変形のない信頼性の高い樹
脂製ファンが製造出来る効果がある。
もうけた羽根と、前記主板に相対向する側にリングを取
付けてなる樹脂製ファンにおいて、前記羽根端部にボス
をもうけ、前記リングの傾斜部に凹部又は凸部の平面部
をもうけ、この平面に貫通穴をもうけ、この貫通穴に前
記羽根端部のボスを通し、突出したボス部を熱溶着して
つぶし、羽根とリングを固定した工法によシ樹脂製ファ
ンを製造するため、従来のような傾斜面部に加圧圧着す
る例えば超音波による固定法に比べ、ズレが生じないた
め、確実な固定ができ、形状変形のない信頼性の高い樹
脂製ファンが製造出来る効果がある。
第１図は本発明の一実施例の樹脂製ファンの概略構造図
で、第１図ａは正面図、第１図すは縦断面図、第２図は
第１図における羽根とリングの固定明細図、第３図は従
来の樹脂製ファンの概略構造で、第３図ａは正面図、第
３図すは側面図、第４図は第３図すの要部拡大断面図で
ある。 １・・・・・・主板、２・・・・・・リング、３・・・
・・・羽根、３＆・・・・・・羽根端部、４・・・・・
・流体の流れ、６・・・・・・凸部、６ａ・・・・・・
凸部の平面部、６・・・・・・ボス、６ａ・・・・・・
ボスの上部平面部。
で、第１図ａは正面図、第１図すは縦断面図、第２図は
第１図における羽根とリングの固定明細図、第３図は従
来の樹脂製ファンの概略構造で、第３図ａは正面図、第
３図すは側面図、第４図は第３図すの要部拡大断面図で
ある。 １・・・・・・主板、２・・・・・・リング、３・・・
・・・羽根、３＆・・・・・・羽根端部、４・・・・・
・流体の流れ、６・・・・・・凸部、６ａ・・・・・・
凸部の平面部、６・・・・・・ボス、６ａ・・・・・・
ボスの上部平面部。
Claims (1)
- 主板とこの主板に一体成形で複数もうけた羽根と、前記
主板に相対向する側にリングを取付けてなる樹脂製ファ
ンにおいて、前記羽根端部にボスをもうけ、前記リング
の傾斜部に凹部又は凸部の平面部をもうけ、この平面に
貫通穴をもうけ、この貫通穴に前記羽根端部のボスを通
し、突出したボス部を熱溶着してつぶし、羽根とリング
を固定したことを特徴とする樹脂製ファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25272689A JP2790491B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 樹脂製ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25272689A JP2790491B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 樹脂製ファン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115800A true JPH03115800A (ja) | 1991-05-16 |
| JP2790491B2 JP2790491B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17241411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25272689A Expired - Lifetime JP2790491B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 樹脂製ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790491B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008095605A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 多翼形羽根車 |
| JP2015086739A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | セイコー化工機株式会社 | 羽根車とそれを備えた送風機 |
| WO2021245797A1 (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | ターボファン |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP25272689A patent/JP2790491B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008095605A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 多翼形羽根車 |
| JP2015086739A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-05-07 | セイコー化工機株式会社 | 羽根車とそれを備えた送風機 |
| WO2021245797A1 (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | ターボファン |
| JPWO2021245797A1 (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2790491B2 (ja) | 1998-08-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3938963A (en) | Sandwich core panel having cured face sheets and a core formed with projecting modes | |
| US7726024B2 (en) | Manufacturing method for a heat exchanger | |
| KR100293375B1 (ko) | 차량램프및그진동용착방법 | |
| ES2831833T3 (es) | Sonotrodo ultrasónico para transductor alineado transversalmente | |
| JP2008111393A (ja) | 遠心ファン及びその製造方法 | |
| JP2001243811A (ja) | 車両用灯具およびその製造方法 | |
| JPH03115800A (ja) | 樹脂製ファン | |
| JP4506203B2 (ja) | 樹脂部材の継手構造、レーザ溶着方法及び電気機器の樹脂筐体 | |
| EP0867621B1 (en) | Method of manufacturing hollow blade | |
| JP2007109430A (ja) | 車輌用灯具 | |
| JPH03285726A (ja) | 複合材の成形方法 | |
| JP2006212693A (ja) | 超音波接合方法、超音波接合装置および超音波接合された接合管 | |
| JPS5870094A (ja) | プラスチツク製フアン | |
| JP2018509314A (ja) | 超音波溶接方法および該方法によって得られた製品 | |
| JPH02113922A (ja) | 部材の接合方法 | |
| US3419954A (en) | Method of brazing attachments onto rotor blade spars | |
| CN214978469U (zh) | 焊接接头和扭矩式超声波焊接机 | |
| JP2966684B2 (ja) | ガスタービンの中空翼製造方法 | |
| JP2001030087A (ja) | 超音波接合方法 | |
| JPH07106464B2 (ja) | 金属板の超音波スポット溶接方法 | |
| JP2006272444A (ja) | 超音波接合方法、超音波接合装置および超音波接合された接合管 | |
| JPH118056A (ja) | 高周波加熱装置用表面波発生体 | |
| WO1999001235A1 (en) | An ultrasonic assembly including an anular sonotrode | |
| JPH11312576A (ja) | 高周波加熱装置用表面波発生体 | |
| JPS62118989A (ja) | パイプの封止方法 |