JPH03115372A - ジエットプリントインクおよび方法 - Google Patents

ジエットプリントインクおよび方法

Info

Publication number
JPH03115372A
JPH03115372A JP2155595A JP15559590A JPH03115372A JP H03115372 A JPH03115372 A JP H03115372A JP 2155595 A JP2155595 A JP 2155595A JP 15559590 A JP15559590 A JP 15559590A JP H03115372 A JPH03115372 A JP H03115372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
resin
dye
ink composition
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2155595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3002892B2 (ja
Inventor
Jurgen M Kruse
ユージエン・エム・クルーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xaar Ltd
Original Assignee
Xaar Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xaar Ltd filed Critical Xaar Ltd
Publication of JPH03115372A publication Critical patent/JPH03115372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002892B2 publication Critical patent/JP3002892B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/36Inkjet printing inks based on non-aqueous solvents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般にインク組成物に関し、更に詳しくは本発
明は平らな紙にジェットプリントするのに有用なインク
組成物および平らな紙にインクをジェットプリントする
方法に関する。
〔従来の技術〕
[インクジェットプリント」原理によるプリント法およ
びそのようなプリント操作を行なうための装置は周知で
ある。−船釣にいって、流体インクが加圧下および多く
の場合に昇温でプリントヘッド中の非常に小さなオリフ
ィスを通して押し出される。
いわゆる「連続」ジェットプリント操作において、イン
ク液滴は荷電区域を通り、そこで個々の液滴が信号に応
答して電荷を受取る。これらの液滴は次いでt場を通っ
て電場の強度に応じて個々の液滴の株々の偏向を生せし
める。
これらの液滴は連続的に生産され、プリントすべき基質
に送られるか、あるいはまたバイパス導管に送られる。
「連続」ジェットプリント法の性質により、使用するイ
ンクは伝導性であって電荷を受取るものでなければなら
ない。このようなインクは一般に水を基材とする。水溶
液または水性懸濁液は容易に伝導性になるからである。
水を基材とするインクは低い粘度(温度と共に変化する
傾向がある)および高い揮発度をもつものとして一般に
特徴づけられる。この両者の特性は不利であることがあ
る。
ジェットプリントインクの粘度が過度に低いと、ミスト
およびそれた液滴が生じることがあり、これは貧弱なプ
リント品質をもたらす。ジェットプリントインクの尚(
・揮発度は蒸発によるジェットノズルの閉塞をもたらす
ことがあ水を基材とするインクは平らなlN1(すなわ
ち顔料コーティングを含まない紙)に使用することがで
き、そして紙の而に高い染料濃度を与えることができ、
そのために微細な小滴を生じ、高い色強度を与えながら
基材面に染料が蓄積することが可能になる。
いわゆる「要求時液滴」(DOD)系は、インク液滴が
プリント操作中に必要なときにのみプリントヘッドのノ
ズルから噴出するという点で、連続ジェットプリント系
とは異なる。
DODプリント系において、インクは供給装置を介して
貯槽からプリントヘッド中のノズル/作動器に与えられ
る。
作動器は一般にピエゾ電気型または気泡型であって、作
動の際にこのインクを作動器に付随するジェットノズル
を介して作動器によって形成される室から押出すように
インクを押圧する。
DOD系において使用するインクは伝導性である必要は
なく、好ましくは非伝導性であるので、それらは一般に
主として非水性溶媒たとえばエチレングリコール特にジ
エチレングリコール(低い揮発度をもつ)を使用して調
製された。それ自体、エチレングリコール(および類似
溶媒)を基材とするインクは迅速に揮発せず、従って閉
塞の問題を低下させる。
然しなから、エチレングリコールおよびその他の非水性
溶媒は比較的高い粘度(温度によりかなり変化する)を
もち、従って液滴の生成に比較的大きなエネルギーを必
要とする。
溶媒を基材とするインクは望ましい乾燥特性を示し生物
学的に安定である。これに対して水を基材とするインク
は一般に周囲環境から空気を吸収する傾向があり、生物
学的汚染を受は易い。
ジェットプリントに使用する別の覆類のインクは白菜技
術において「ホットメルト」と呼ばれ、インクが室温で
固体または半固体であるが昇温において流体であるよう
にワックスまたは他の熱可塑性材料を含む。加熱された
インク流体はそれが紙と接触するときに固化する。
このようなインクは一般にすぐれた染料安定性、光堅牢
性、および低い揮発性を示す傾向がある。然しなかも、
これらのインクは比較的低い染料濃度にのみ適合し、そ
れ故に許容し5る色強度を与えるためには比較的大きい
液滴の製造を必要とする。また、このようなインクの熱
可塑性成分はこすることによって容易に不鮮明になる隆
起汚点を生成しやすい。
ホットメルト・ジェットインクは非常に粘稠である傾向
があり、従ってプリンター・ノズルから液滴な噴出させ
るためには高エネルギーを必要とする。また、全部のイ
ンクを加熱によって流体にしておかなければならないの
で、高エネルギー人力と長い時間がプリンター操作温度
に到達するのに必要である。
米国特許第4,490,177号には顔料と染料、また
は2種の異なった顔料、溶媒、および好ましくは樹脂バ
インダー(室温において溶媒に可溶であるようにえらば
れる)を含むインク組成物が記載さ・れている。
米国特許第4,680,332号には水不溶性ポリマー
を液体媒質中に分散させて成る不均一相インク組成物が
記載されている。油溶性であるようにえらばれた染料が
水不溶性ポリマー中に含まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は従来の技術において遭遇した欠点の1つ以上を
解決したジェットプリントインクを提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明によれ
ば、非水性溶媒;50℃以上のジェットプリンター操作
温度において上記溶媒中に実質的に完全に溶解しうるが
室温においては該溶媒に実質的に不溶である樹脂の量;
および室温以上において上記の樹脂に可溶であるが室温
において上記の溶媒に実質的に不溶である染料;の混合
物から成るジェットプリントインク組成物が提供される
。溶媒と樹脂と染料の割合は室温においてインクが流体
であり、そして染料と樹脂の溶液が50℃以上のプリン
ト操作温度において溶媒によって高度に溶媒和されるよ
うにえらばれる。プリンターから紙基質上への噴出の際
に、樹脂と染料は基質面に沈殿またはゲル化し、そして
溶媒は基質に吸収される。
本発明のインク組成物は広範囲の平らな紙に有用であり
;容易にこすられる隆起汚点の生成なしに微細な小滴の
生成を容易にし;着色の混合を容易にし;高い色強度を
与え;そしてインクが操作温度への加熱のために僅かな
量のエネルギーしか必要とせず且つ低い噴出温度の使用
を可能にするという点で経済的;である。
本発明によれば、上記のインク組成物を使用して平らな
紙にインクジェットプリントを行なう方法も提供される
本発明のその他の目的と利点は以下の記述から当業者に
とって明らかであろう。
〔発明の利点〕
本発明のジェットインク組成物は従来技術の溶媒基材、
水基材、およびホットメルトのジェットプリントインク
の利点の多くを示し、然もこの種のインクのそれぞれに
付随する重大な欠点をなくす。本発明のインクは従来の
ホットメルトインクでえられるようなすぐれた染料安定
性、水堅牢性、低い溶媒揮発度、および光堅牢性を示し
、然も従来の溶媒基材インクでえられるような望ましい
乾燥特性およびすぐれた生物学的安定性を示す。
多くの水基材インクと同様に、本発明のインク組成物は
平らな紙(すなわち顔料コーティングを含まない紙)と
適合性があり、紙の表面に高い染料濃度を与えることが
できる。
〔発明の態様〕
溶媒 溶媒は、インクジェットプリンター操作温度(代表的に
は50〜65℃)においてインクが低い粘度組成物を構
成するように、然しプリンター操作温度より低い温度(
たとえば20〜30℃一般には約20〜30℃のような
室温)に冷却したとき樹脂と染料が沈殿またはゲル化す
るように、えらばれる。溶媒は再加温の際に樹脂を再溶
解させるべきであり、且つ紙基質中に迅速に吸収(すな
わち毛管吸収)されなければならない。溶媒は溶媒蒸発
とその結果としてのジェットプリントノズル中での樹脂
の析出(ノズルの閉基なもたらす)を防ぐために比較的
高い沸点(すなわち操作温度よりかなり高い温度)をも
つべきである。
溶媒の選択は樹脂の選択と組合せて行なわれる。後に詳
iK述べるように、エチレン/ビニルアセテートコポリ
マー(EVA)樹脂は非常圧好ましい。このような樹脂
にとって、アルコール類およびポリオール類(たとえば
エチレングリコールおよびジエチレングリコール)は好
適ではない。EVAがアルコール類およびグリコール類
にとけないからである。
好ましいEVA樹脂と共に使用するのに有用な溶媒とし
て一般K181以上のプロピレングリコールエーテルま
たはエチレングリコールブチルエーテルがあげられる。
これらはここに述べるような樹脂の溶解度要件を満足す
る。
このような溶媒としてジプロピレングリコールエーテル
、トリフロピレンゲリコールエーテル、エチレングリコ
ールブチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエー
テルおよびトリエチレングリコールブチルエーテルがあ
る。プロピレングリコールアルキルエーテル、たとえば
ジプロピレングリコールモノメチルエーテルおよびトリ
プロピレングリコールモノメチルエーテルが好ましく、
トリプロピレングリコールモノメチルエーテルが特に好
ましい。
グリコールエーテルたとえばジプロピレングリコールメ
チルエーテル(沸点188℃)およびトリプロピレング
リコールメチルエーテル(8$患242℃)は非常にa
能がより、好マしいエチレン/ビニルアセテ−1脂の代
表的濃度を示してそれぞれ48℃および45℃の鎖点な
示す。これらの鎖点は実質的に室温を越え、EVA樹脂
が室温粂件においてこのような溶媒に実質的に児全に不
溶であることを確保するが、好ましい操作温度50〜6
5℃以下であり、プリンター操作中に樹脂が可溶である
ことを確保する。
本発明により使用するのに好適な溶媒は数社の提供会社
から商業的に入手することができ、たとえば米国ミシガ
ン州ミツド2ンドのザ・ダウ・ケミカル・カンパニーか
らDowanolなる商標名で入手しうる。トリプロピ
レングリコールモノメチルエーテルDov、%olTP
M なる商標名で市販されている。ジプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルはDam%ol DPMなる商
標名で市販されている。
エチレンクリコール−爲−ブチルエーテルはり、、、%
olEBなる商標名で市販さ%ジエチレングリコールー
5−ブチルエーテルはI)o wc&%oLDBなる商
標名で市販されている。トリエチレングリコール−5−
ブチルエーテルはDowanol TBEなる商標名で
市販されている。
若干の炭化水素溶媒も本発明において有用である。パラ
フィン系炭化水素(たとえばサン・リファ・イニング・
アンド・マーケラティング・カンパニーから市販のS%
%thong204:沸点150°C)または混合パラ
フィン/ナフテン系炭化水素(たとえばビスタ・ケミカ
ル・カンパニーから市販のVista LPA  21
0、沸点240℃;およびサン・リファイニング・アン
ド・マーケラティング・カンパニーから市販のS%%ハ
デLM)が好適である。然しなから、一般にはパラフィ
ン系および混合パラフィン/ナフテン系の炭化水素は好
ましくない。それらは紙に吸収されたとき紙基質を透明
にする傾向があり、そしてこれらの溶媒は紙の繊維中に
は吸収されないのでg滴容蓋が限られるからである。
FVA樹脂と共に使用する場合、ジメチルホルムアミド
またはテトラヒドロフラ/のような溶媒は許容しえない
染料が樹脂中よりも溶媒中により可溶性であり、従って
溶媒と共に染料が紙に吸収されるからである。この吸収
は横方向の斑点をもたらし光学密度を低下させる。
樹脂 本発明において使用するために、所望濃度において50
℃以上のジェットプリンター操作温度で溶媒に可溶であ
るが、室温(たとえば25〜30℃)で溶媒に実質的に
不溶である1種以上の樹脂がえらばれる。樹脂は加温の
際に溶媒に容易に再溶解すべきであり、そして好ましく
は紙基質に良く接着する。樹脂は光学的に透明であるべ
きであり、そして室温および昇温の双方におい℃染料を
溶液中に保持すべきである。すなわち、染料はインクが
プリンター操作温度においてインクジェットプリンター
ヘッドにあるときインク中の樹脂と同伴しており、そし
てインクが室温において紙表面上に堆積しているときに
も樹脂に同伴してとどまっている。
迅速な溶解と再溶解は低融点樹脂の使用によって促進さ
れる。
エチレン/ビニルアセテートコポリマー(EVA)a旨
は本発明において使用するのに非常に好ましい。EVA
樹脂、%に35重量%以上好ましくは4ON景%以上の
比較的高いビニルアセテート含量をもつEVA樹脂はセ
ルロス基材に非常圧よく接着し、且つビニルアセテート
含量を変えることKよって室温から高温まで変化し5る
軟化点をもつ。エチレン/ビニルアセテート樹脂は本発
明に有用な種々の有機溶媒中、昇温において非常に可溶
性である。これらの樹脂の溶解度はビニルアセテート含
量および分子蓋の関数である。ビニルアセテート含量が
増大するほど、そして分子蓋が低下するほど、溶解度は
増大する。ビニルアセテート含量が低すぎると、樹脂は
溶媒にとけないことがある。然しビニルアセテート含量
が高すぎると、樹脂は室温で可溶性になり5る。好まし
いEVA樹脂は約40重量%のビニルアセテート含量を
もちデュポンからELVAX40Wなる商標名で市販さ
れている。カンタム・ケミカル・コーポレーションのU
SIデイビジョンから市販されている35重量以上のビ
ニルアセテート含量をもつエチレン/ビニルアセテート
樹脂も好適である。
染料 染料は室温で樹脂に可溶であるが室温で溶媒には実質的
に不溶であるようにえらばれる。染料が樹脂に可溶であ
ること又は樹脂が染料を溶液状態で保持することとは、
染料と樹脂が真の溶液を形成すること、あるいは少なく
とも染料と樹脂が水素結合もしくはファン・デル・ワー
ルス力のような分子間の力によって一緒に結合すること
、を意味する。広範囲の種類の染料が有用であり、Th
e ColourJsdgzに「色素染料」として%徴
つけられているものの多くは満足すべきものである。染
料は樹脂に可溶であるので、紙表面上での色調の混合は
容易である。染料は好ましくは一次マイナスの色合いの
ものである。染料は光堅牢性であるべきであり、そして
くりかえしの加温の際においてさえ熱的に安定であるべ
きである。染料は水含有物質との接触の際の汚れを防ぐ
ために、ひとたび基質に施用したならば水不溶性である
べきである。染料の密度は、放置したときにインクから
染料が析出しないような密度であるべきであり、そして
粒径はインクジェットプリント用途に適当なものである
べきである。
有用であることがわかった染料としてピグメント・グリ
ーン7、ダイレクト・ブルー15、ピグメント・イエロ
ー17、ピグメント・イエロー83、ピグメント・イエ
ロ12、ピグメント・ブラック2、ピグメント・ブラッ
ク5、ピグメント・ブランク7、ピグメント・レッド1
7、ピグメント・レッド23、ピグメント・レッド57
およびピグメント・レッド112;ならびにチバ・ガイ
ギーのMi、デ◎L4thシリーズ染料(黒、赤、青、
緑および黄金色)があげられる。ピグメント・ブルー1
5−6は好ましい染料である。
他の有用な染料にはシアン・ブルーBNF、インペリア
ル・サカンダガ・イエローおよびリトール・ルピンがあ
る。
これらの染料はELVAX  40F EVA樹脂およ
びTPM溶媒との組合せにおいて特に好適である。
本発明によれば、溶媒と樹脂と染料の割合は、室温で流
体であり操作温度(通常50〜65℃)で適当に低粘度
をもつインク組成物を提供するようKえらばれる。
インク組成物は室温で流体であるけれども、好ましいイ
ンク組成物(たとえばDPM中5重蓋%のELVAX4
Qf  EVAを含むもの)は室温条件において非ニユ
ートン挙動を示す。これはインク組成物が、室温条件で
貯蔵されている期間中ある℃・は例えばプリントヘッド
中で静止状態にあるときゲルとして挙動するが剪断力を
加えたときには流れるという点で有利である。これは貯
蔵にとって理想的であり、ショックを受けたときプリン
トヘッドからインクが洩れるのを防ぐ。
好ましいインク組成物は代表的には室温条件において低
粘度(すなわち90〜4000cpgの範囲の粘度)を
示すが、約55℃に加熱したとき30 cps以下の粘
度(ブルクフィールド粘度計で測定)を通常はもつ。5
5℃において、インクはホットメルトインクよりもむし
ろ溶媒インクのように挙動する。
好ましくは、操作温度でのインクの粘度は10〜30a
pmの範囲にあり、代表的には25ape以下である。
本発明のインクは高い染料吸収性の特徴をもち、高い色
強度をもたらし、そして比戟的低い染料濃度の使用を可
能くする。
染料、樹脂および溶媒のそれぞれの割合は広(変えるこ
とができ、意図する目的に応じて使用者によって経験的
にえらぶことかできるけれども、樹脂はインク組成物の
約7重量以下、好ましくは5〜7重蓋%を構成し、染料
と樹脂の合計が組成物の約10′N蓋%以下であるのが
好ましい。
樹脂/染料の重量比は好ましくは低く、たとえば約3=
2あるいはそれよりやや太きい。これは紙表面上の樹脂
の蓄積を防ぎ、色合いの容易な混合を可能罠し、そして
非常に良好な色強度を与える。同時に、M1表面上の樹
脂と染料の堆積に付随する利点が保持される。
好ましくは、冷却および紙中への溶媒吸収の後に紙表面
上に堆積する沈殿またはゲルは約25〜65重蓋%の染
料を含む。
好ましいELVAX  4QW  EVA樹脂/DPM
溶媒系に関して、好ましい組成物は4〜6重量%のEL
VAX40W  EVAおよび2:3までの染料/樹脂
の比をもつ。
すなわちインク組成物中に3重蓋%の染料濃度を得るた
めKは、4.5〜5重童%のELVAX  40F樹脂
濃度が好ましい。これより低いELVAX  40W樹
脂濃度は非ニユートン挙動を示し、これより高いELV
AX  4QW樹脂濃度はそれらが高粘度をもたらすと
いう点で不利である。
TPMf溶媒として使用するとき、染料/樹脂の最大比
は約3=4である。すなわちインク組成物中に31菫%
の染料濃度を得るためには41祉%またはこれよりやや
太きい樹脂濃度を使用すべきである。
これより高い樹脂濃度は20 cpsより大きい粘度を
もたらす。然しなから、3.5〜5.5 fi量%f)
ELVAX  40JF’樹脂濃度範囲も、特に染料濃
度が2.5重蓋%に低下しているときKは、使用可能で
ある。
各成分の割合の選択はインクジェット装置の粘度要件お
よび必要な染料特性に依存する。
本発明のインク組成物はえらばれた樹脂と染料を溶媒中
でえらばれた濃度で混合すること罠よって生成される。
1つの好適な方法は予熱した溶媒中に樹脂をとかし、こ
の溶液に染料を加え、攪拌しながらこの組成物を急冷す
ることから成る。
本発明のインク組成物において、樹脂は室温において溶
媒に不溶であり、染料は樹脂中に溶液として存在するか
又は上述のように少なくとも樹脂に接台している。50
℃以上、通常50〜60℃の操作温度において、染料と
樹脂の溶液は#媒中で高度に溶媒和された状態にある。
〔実施例〕
本発明の実施を下記の実施例を参照して具体的に説明す
る。これらの実施例は例示であって本発明の範囲を限定
するものと解すべきではない。
実施例1゜ 溶媒の選別 一連の試験用インク組成物を調製してELVAX  4
0WEVA樹脂およびピグメント・ブラック染料と共に
使用するのに有用な溶媒を決定した。それぞれの試験組
成物は5XJit%f)ELVAX  40f  EV
A樹脂および2mf%のピグメント・ブラック染料を含
み、残余は試験溶媒であった。
最初の選別はEVA樹脂が50℃で5重i濃度で可溶で
あり、ピグメント・ブラック染料が室温で不溶である溶
媒を見出すために行なった。
EVAはアセトン、Tgzanol (イーストマン・
コダック製の脂肪族エステルアルコール、2−メチルオ
キシエタノール、ジメチルホルムアミド(DMF)、、
−ジオキサン、モノエタノールアミン、およびプロピレ
ングリコールに溶解しなかった。従ってこれらの候補溶
媒はそれ以上試験しなかった。
EVA樹脂は熱テトラヒドロフラン(THF)K溶解し
たけれども、樹脂と染料は共に室温でTEFに可溶であ
った。従ってTHFは好適な溶媒ではない。
樹脂が50℃で可溶であるが室温では不溶であり、染料
も室温で不溶である候補溶媒について画点を測定した。
画点は可溶化樹脂が溶液から沈殿して光学的に検知しう
る温度である。
特定の系についての溶媒の選択はインクを使用しようと
する際の噴出温度に少な(とも部分的に依存する。樹脂
が操作温度において完全に可溶であることを保証するた
めに噴出温度は画点よりも高い、好ましくは実質的に高
いことが必要である。然し樹脂が室温で溶媒に完全に不
溶であることを保証するために画点は室温(20〜30
℃、通常は25℃)よりも十分に高くあるべきである。
種々の溶媒中で5重量%のELVAX  40W  E
VA樹脂と2重量%のピグメント・ブラック染料を使用
した試験インク組成物の画点な下記の第1表に示す。
第1表 む候補インク組成物の画点 エチルアセテート ベンジルアルコール シクロヘキサノン キシレン 5sspar  LIE’  110 4Sssthas  204 Viata LPA−210 ケロセン ブナルセロソルブ エチレングリコールプロピルエーテル トリブチルホスフェート メチルイソブチルケトン 上記第1表から、シクロヘキサノン、キシレン、および
メチルインブチルケトンはそれらの鎖点が28℃未満で
あり、室温での樹脂の実質的に完全な不溶性を保証する
Kは不十分な温度であるので試験組成物の好適な溶媒で
ないことがわかる。残余の溶媒は操作温度に依存する溶
解度の観点から好適でありうる。
ここに記載した種類の溶媒の樹脂溶解度は温度が増大す
るにつれて溶解度が増大する特徴がある。従って、5重
量%のELVAX  40W  EVA樹脂は50℃以
上の温度で上記候補溶媒のすべてに完全に可溶である。
その他の%微たとえば毒性、紙基質を透明にする傾向、
紙繊維中への吸収などは溶媒選択に際して当業者が適宜
考慮し5ることである。
実施例2゜ 一連のインク組成物および対照組成物(染料を含ます)
を溶媒としてDPMまたはTPM、種々の濃度のELV
AX4QF EVA樹脂、および種々の濃度のピグメン
ト・ブルー15染料を使用して製造しもこれらのインク
組成物の粘度をブルーフフィールド粘度計を用いて種々
のスピンドル速度で徨々の温度において測定した。これ
ら組成物の鎖点も測定した。これらの結果を以下の第■
表および第■表に示す。
第 ■ 表 DPMを基材とする組成物 5 1 5 5 注) (c) 非ニユートン性 第 ■ 表 4% 8 130−60(c1 5 2 5% 7 2000−580(c1 7 3 6% 7 3000−740(c1 7 2 4% 2.5% 8 3.5% 注) (c) 非ニュートン性 下記の組成物も本発明を説明するインク組成物である。
溶媒 樹脂     界面甜剤1 TPM  ELVAX    へりオシエン・フレ3.
0 3.5%    L7080 3.0−3.5%    AO13% TPM  ELVAX40W  リド、ルピン4.95
−5.5%  4.0−5.5%PM TPM TPM ELVAX 40W 4.4−5.5% Vy%athana 050 4.4−5.5% ELVAX 40F 6.75% カーボンブラック 234 4.8−6.0% カーボンブラック 234 4.8−6.0% シアナミド・シアン 2−3% Ao、27−0.3% AはDmztrol OC−70である。
発明BAKよれば、平らな紙上へのインクジェットプリ
ントはジェットインク組成物を、樹脂と染料の溶液が溶
媒によって高度に溶媒和される温度において、セルロー
ス基質の表面に噴出することによって行なわれる。それ
によってインクの温度は鎖点以下に低下し、インク組成
物中の溶媒は基質に吸収され、インク中の樹脂と染料は
表面に沈殿またはゲル化し【プリントを形成する。
セルロース基質表面は好ましくは平らな紙すなわち顔料
(たとえばシリカ)コーティングを実質的に含まない紙
である。粘土またはシリカ充てん剤は許容しうるが必須
ではない。非顔料コーティングたとえば表面のり付は剤
、デンゾなとは許容し5る。
インクが噴射される温度はインクの迅速加温を可能にす
るために比較的に低くあるべきである。これは次いで染
料の安定性の歪みを最小にし、エネルギー消費を最/J
%にする。
操作(ノズル)温度は実質的に室温(たとえば25℃)
より高く、一般には最低35℃、好ましくは50〜65
℃の範囲にある。ノズルのみ又はノズルと作動機のみを
加熱することが必要であり、それによって低粘度の流れ
がこの重要区域にえられる。
本発明のインク組成物の接着力は約50℃以上の温度に
おいて、特に約80℃を越える温度において増大する。
接着力の増大は高温における低粘度にもかかわらずプリ
ント系内でインクを移動させるに必要なエネルギーを増
大させる。この理由のために、ノズルのみ又はノズルと
作動機のみを加熱するのが望ましい。
ノズル操作温度(従ってインク温度)が約40℃以下に
低下すると、紙基質へのインクの接着力は低下し、プリ
ントしたインク(ただし紙ではない)のプリント後の加
熱が紙へのインクの接着を増大させるために望ましいこ
とがある。これは小さい赤外線ヒーターを用いて行なう
ことができる。
以上に具体的に詳しく述べた記述は理解を明瞭にするた
めKのみなされたものであり、不必要な限定をそこから
理解すべきではない。本発明の範囲内での変形は当業者
にとって自明だからである。
樹脂カエチレン/ビニルアセテートコポリマーであり、
そして溶媒がDPMまたはTPMである本発明の好まし
いインク組成物について、たとえばピエゾ電気作動噴出
系を作動させるに必要な電圧によって測定して、プリン
トヘッドからインク液滴を排出させるのに必要なエネル
ギーは、適切な温度におけるインクの測定粘度から予想
されるそれよりも実質的に小さく、それによって操作電
圧およびプリントヘッドの価格の貴重な節約が与えられ
る。
手 続 補 正 書 平成2年7月17日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の(a)、(b)および(c)の成分すなわち (a)非水性溶媒; (b)50℃以上のジェットプリンター操作温度におい
    て上記溶媒中に完全に溶解しうるが室温においては該溶
    媒に実質的に不溶である樹脂の量;および (c)室温以上において上記の樹脂に可溶であるが室温
    において上記の溶媒に実質的に不溶である染料;の混合
    物から成り、溶媒と樹脂と染料の割合が室温において流
    体インク組成物を与えるようにえらばれることを特徴と
    するインクジェット組成物。 2、樹脂の量が45℃以上の温度で溶媒中に実質的に完
    全に溶解しうる量である請求項1記載のインク組成物。 3、溶媒がパラフィン系炭化水素、混合パラフィン/ナ
    フテン系炭化水素、プロピレングリコールエーテル、お
    よびエチレングリコールブチルエーテルからえらばれる
    請求項1または2記載のインク組成物。 4、溶媒がジプロピレン−およびトリ−プロピレングリ
    コールエーテルからえらばれる請求項3記載のインク組
    成物。 5、溶媒がジプロピレングリコールモノメチルエーテル
    およびトリプロピレングリコールモノメチルエーテルか
    らえらばれる請求項4記載のインク組成物。 6、樹脂がエチレン/ビニルアセテートコポリマーであ
    る請求項1〜5のいづれか1項記載のインク組成物。 7、エチレン/ビニルアセテートコポリマーが少なくと
    も約35重量%のビニルアセテートを含む請求項6記載
    のインク組成物。 8、染料が色素染料である請求項1〜7のいづれか1項
    記載のインク組成物。 9、溶媒がジプロピレングリコールモノメチルエーテル
    であり、染料/樹脂の重量比が約2:3またはそれ以下
    である請求項6〜8のいづれか1項記載のインク組成物
    。 10、溶媒がトリプロピレングリコールモノメチルエー
    テルであり、染料/樹脂の重量比が約0.75以下であ
    る請求項6〜8のいづれか1項記載のインク組成物。 11、樹脂が組成物の約7重量%以下を構成する請求項
    6〜10のいづれか1項記載のインク組成物。 12、樹脂が組成物の約5〜7重量%を構成する請求項
    11記載のインク組成物。 13、樹脂と染料の合計重量が組成物の約10重量%以
    下である請求項11または12記載のインク組成物。 14、溶媒と樹脂と染料の割合が55℃において約30
    σpsの組成物粘度を与えるようにえらばれる請求項1
    2記載のインク組成物。 15、次の(a)、(b)および(c)の工程すなわち
    、(a)色素コーティングを実質的に含まない面を形成
    するセルロース基質を提供し; (b)請求項1〜14のいづれか1項記載のインクジェ
    ット組成物を提供し;そして (c)樹脂が溶媒中で溶液状態にある温度において上記
    のインクジェット組成物をプリントヘッドから噴出させ
    、それによつて組成物を基質面に堆積させ、溶媒を基質
    に吸収させ、そしてインク組成物中の樹脂と染料を基質
    面上に沈殿またはゲル化させてプリントを形成する;こ
    とから成ることを特徴とする平らな紙の上にインクジェ
    ットをプリントする方法。 16、インクを要求時滴下インクジェットプリンターか
    ら噴出させる請求項15記載の方法。
JP2155595A 1989-06-15 1990-06-15 ジエットプリントインクおよび方法 Expired - Fee Related JP3002892B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US36663689A 1989-06-15 1989-06-15
US366636 1989-06-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03115372A true JPH03115372A (ja) 1991-05-16
JP3002892B2 JP3002892B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=23443866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2155595A Expired - Fee Related JP3002892B2 (ja) 1989-06-15 1990-06-15 ジエットプリントインクおよび方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0403272B1 (ja)
JP (1) JP3002892B2 (ja)
AT (1) ATE119562T1 (ja)
CA (1) CA2019112C (ja)
DE (1) DE69017526T2 (ja)
ES (1) ES2069011T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119872A (ja) * 2008-12-19 2009-06-04 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット画像形成方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9100613D0 (en) * 1991-01-11 1991-02-27 Xaar Ltd Reduced nozzle viscous impedance
GB9100614D0 (en) * 1991-01-11 1991-02-27 Xaar Ltd Ink composition
FR2731433B1 (fr) * 1995-03-08 1997-05-23 Imaje Sa Composition d'encre pour le marquage de supports non poreux
GB9718112D0 (en) * 1997-08-27 1997-10-29 Xaar Ltd Method of printing on textiles

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4157973A (en) * 1974-05-15 1979-06-12 Pitney-Bowes, Inc. Copolymer compositions and method of preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119872A (ja) * 2008-12-19 2009-06-04 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0403272B1 (en) 1995-03-08
ES2069011T3 (es) 1995-05-01
ATE119562T1 (de) 1995-03-15
DE69017526T2 (de) 1995-07-06
JP3002892B2 (ja) 2000-01-24
EP0403272A1 (en) 1990-12-19
DE69017526D1 (de) 1995-04-13
CA2019112C (en) 2000-02-01
CA2019112A1 (en) 1990-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0408333B1 (en) Jet printing ink and method
US5112398A (en) Jet printing ink
JP3542425B2 (ja) インクジェット記録用水系分散インク、これを用いるインクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニットおよび記録装置
KR100215089B1 (ko) 잉크젯 프린터용 잉크조성물
US5345254A (en) Ink jet printing process
EP0923624B1 (en) Aqueous jet ink compositions
US5606356A (en) Ink, and ink-jet recording method and apparatus employing the same
JP4515636B2 (ja) ジェットインク組成物
JP3453399B2 (ja) サーマルインクジェット記録方法
EP0688835B1 (en) Jet printing ink and printing method using the ink
JPH0586315A (ja) インク、これを用いたインクジエツト記録方法及びかかるインクを用いた機器
JPH11181342A (ja) インクジェットプリンタ用水性顔料系インク
US5599859A (en) Ink, ink-jet recording process and apparatus making use of the same
US5194475A (en) Room temperature jet printing ink and method
JP3002892B2 (ja) ジエットプリントインクおよび方法
JPH0726178A (ja) インク、これを用いたインクジェット記録方法及び染料の会合防止方法
JPS6210548B2 (ja)
JP3387544B2 (ja) 記録液、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP3287642B2 (ja) 水性顔料インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
JP3557916B2 (ja) インクジェット用水性インク及びインクジェット記録方法並びに該インクの製造方法
JP3420275B2 (ja) 記録液、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニットおよびインクジェット記録装置
JPH11315239A (ja) インク、インクセット、インクカ―トリッジ、記録ユニット、画像記録方法及び画像記録装置
JPH0428775A (ja) インクジェット記録用インク
JPH04202267A (ja) インク、インクジェット記録方法、記録ユニット、インクジェット記録装置及びインクカートリッジ
JPH0543513B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees