JPH031150Y2 - - Google Patents

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JPH031150Y2
JPH031150Y2 JP1983007277U JP727783U JPH031150Y2 JP H031150 Y2 JPH031150 Y2 JP H031150Y2 JP 1983007277 U JP1983007277 U JP 1983007277U JP 727783 U JP727783 U JP 727783U JP H031150 Y2 JPH031150 Y2 JP H031150Y2
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JP
Japan
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machining fluid
machining
nozzle
wire
fluid reservoir
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JP1983007277U
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JPS59116126U (ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ワイヤカツト放電加工機において、
ダイスガイドを用いたときの加工液の注入ノズル
の構造に関するものである。
従来の技術 ダイスガイドを用いたときのワイヤカツト放電
加工の加工液注入ノズルの構造は、従来、第1図
に示すような構造であつた。すなわち、ノズル1
は、ハウジング3と該ハウジング3とダイスガイ
ド4により形成される加工液溜部6と該溜部6か
ら加工液を導き、該ワイヤカツト放電加工の加工
域へ加工液を注入するハウジング3に設けられた
直線状の注入部の孔9からなり、該注入部の孔9
の中心線上にワイヤ2が張設される。そして、加
工液は導管10によつて導かれ、基盤5及びダイ
スガイド4に設けられた導入路7,8を通り、ノ
ズル1のハウジング3とダイスガイド4で形成す
る加工液溜部6に導かれ、次に、ノズル1の注入
部の孔9よりダイスガイドで係止されたワイヤ2
に沿つて加工域へ注入される。
考案が解決しようとする問題点 上記のような、従来構造のノズルにおいては、
ワイヤ2は注入部の孔9の中心線上を通るため、
ダイスガイド4に設けられた加工液溜部6への加
工液導入路8は、ワイヤ2が通る注入部の孔9の
中心線上より偏位して設けねばならない。そのた
め、加工液溜部6へ導入される加工液の流れ方向
と、注入部の孔9から流出する加工液の流れ方向
は同一線上にない。その結果、上記加工液溜部6
で加工液が回転し、注入部の孔9から加工液が流
出したとき、強い回転となつて加工域へ注入さ
れ、加工液が乱れ、安定した加工ができず、加工
スピードが落ちていた。
そこで、本考案の目的は、ダイスガイドを用い
たときのワイヤカツト放電加工においてノズル内
の加工液溜部での加工液の回転をなくし、注入時
に加工液が乱れないようにしたノズル構造を提供
することにある。
問題点を解決するための手段 本考案は、加工液溜部に仕切板を設け、加工液
溜部で加工液が回転することを防止するようにし
て、上記問題点を解決した。
作 用 加工液溜部に導入された加工液は、該加工液溜
部で回転しようとしても、仕切板によつてその回
転が防止され、回転することはなく、ノズルの注
入部の孔より流出し、流出加工液の乱れはなくな
り、安定した加工ができる。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面と共に
詳細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例の断面図で、第3
図は、本考案のノズル1のハウジング3の斜視図
で、第1図と同一部材は、同一符号を付してい
る。そして、第1図の従来例と相違する点は、ノ
ズル1の加工液溜部6に仕切板11を設けた点で
ある。すなわち、ノズル1のハウジング3とワイ
ヤ2を係止するダイスガイド4で形成される加工
液溜部6を仕切る仕切板11がハウジング3に数
枚固定されている。
そこで、導管10で送られてきた加工液は、基
盤5及びダイスガイド4に設けた導入路7,8で
導かれ、加工液溜部6に流入するが、該加工液溜
部6には仕切板11が設けてあるため、加工液の
回転は阻止され、加工液は注入部の孔9より乱れ
ることなく層流となつて流出し、加工域へ注入さ
れる。
なお、上記実施例においては、ハウジング3に
仕切板11を固定したが、ダイスガイド4に固定
してもよい。
考案の効果 以上述べたように、本考案は、ノズルの加工液
溜部に仕切板を設け、加工液の回転を阻止するよ
うにしたので、ノズルから流出する加工液は乱れ
ることなく、安定した定常的な流れとなるため、
加工が安定し、加工スピードを上げることができ
るものである。又、仕切板は加工液溜部に設けて
あるから、テーパ加工の際に、ワイヤがノズルの
中心軸線より傾いて通過しても、ワイラが仕切板
に当接することなく、ダイガストで設定したワイ
ヤの傾きを得ることができ、設定どおりのテーパ
加工ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のノズル構造の断面図、第2図
は、本考案の一実施例の断面図、第3図は、本考
案の一実施例のノズルのハウジングの斜視図であ
る。 1……ノズル、2……ワイヤ、3……ハウジン
グ、4……ダイスガイド、5……基盤、6……加
工液溜部、7,8……導入路、9……注入部の
孔、10……導管、11……仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤの張設にダイスガイドを用いたワイヤカ
    ツト放電加工機の加工液注入ノズルにおいて、上
    記ノズルのハウジングとダイスガイドによつて加
    工液溜部を形成し、該加工液溜部から加工液を流
    出させる注入部の孔の中心線上から中心線が偏位
    した該加工液溜部へ加工液を導入する導入路を設
    け、上記加工液溜部に加工液の回転を防止する仕
    切板を複数設けたことを特徴とするワイヤカツト
    放電加工機におけるノズル構造。
JP727783U 1983-01-24 1983-01-24 ワイヤカツト放電加工機におけるノズル構造 Granted JPS59116126U (ja)

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JPS59116126U JPS59116126U (ja) 1984-08-06
JPH031150Y2 true JPH031150Y2 (ja) 1991-01-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5541141B2 (ja) * 2010-12-17 2014-07-09 株式会社デンソー 放電加工装置

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JPH0111334Y2 (ja) * 1981-06-03 1989-04-03

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JPS59116126U (ja) 1984-08-06

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