JPH031147Y2 - - Google Patents

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JPH031147Y2
JPH031147Y2 JP1982164475U JP16447582U JPH031147Y2 JP H031147 Y2 JPH031147 Y2 JP H031147Y2 JP 1982164475 U JP1982164475 U JP 1982164475U JP 16447582 U JP16447582 U JP 16447582U JP H031147 Y2 JPH031147 Y2 JP H031147Y2
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bar
cutting
feeding
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supply mechanism
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JP1982164475U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、棒材を設定寸法毎に定寸切断する
切断装置に関するものである。
棒材(被切断材)を設定寸法毎に定寸切断する
切断装置として例えば拘束切断装置がある。これ
は第1図に示す様に、円筒下刃1と平上刃2とを
有し、且つ円筒下刃1の前方に定寸ストツパ3を
設けてあり、棒材4を円筒下刃1内に挿入して、
当該円筒下刃1にて棒材4を拘束した状態で定寸
ストツパ3にて設定された寸法毎に平上刃2で切
断するようになしたものである。
ところで、上記切断装置は棒材4を順次連続し
て定寸切断を行うものであるが、切断される棒材
4は通常一定長さ(約5.5m)の定尺材が用いら
れ、この様な棒材4を第2図に示す様に定寸切断
した場合、切断材5が全て同一寸法とならず、棒
材4の端末材6において寸法誤差を生じることが
多い。この様な寸法誤差を生じた端末材6は製品
化することができず廃棄処分されるのが一般的で
ある。従つて多数の棒材4を定寸切断すると、廃
材が多く生じ材料の歩留りが悪くなるといつた問
題がある。
上記問題点を解決する為には、切断する棒材4
の長さを非常に長尺なものにすれば廃材が少なく
なるので良いが、この様に長尺な棒材を供給する
供給装置を使用すると、単一の径の棒材を切断す
る場合問題ないが径の異なる複数の棒材を所定個
数ずつ定寸切断する場合には各棒材の切断完了毎
に切断する棒材を取換えて順次供給する必要があ
る。しかし、前述の如く長尺な棒材を用いている
と取換えに手間を要し、作業性が悪く、稼動率が
低下する為に複数の供給機構を用いなければなら
ないといつた問題があつたた。
さらに径の大きい(φ44mm以上)棒材では長尺
な棒材の成形が困難で、前述の如き供給機構の適
用が困難であつた。
この考案は棒材の定寸切断における上記問題点
に鑑みてなされたもので、径の大きい棒材或いは
径の異なる複数の棒材を切断する場合には、適当
長さの定尺な棒材を切断機構へ供給し得、比較的
径の小さい単一の棒材を連続切断する場合には、
非常に長尺な棒材を切断機構へ連続供給し得るよ
うになした切断装置を提供せんとするものであ
る。
即ち、この考案は、円筒下刃と平上刃とより成
る切断部と、円筒下刃の前方に位置調整可能に設
けられたストツパ機構とを有する切断機構を備え
た切断装置において、棒材を軸方向に沿つて移送
して上記切断機構に送り込む送り部と、前記送り
部の側方に設けられ、定尺な棒材を多数保持して
送り部へ棒材を一本宛排出する保持部とを備えた
第1供給機構と、上記第1供給機構の送り部の後
端側に配置され、スプールに巻回収容した長尺な
棒材を直線状に矯正し乍ら繰出し前記送り部を介
して上記切断機構に供給する第2供給機構とを具
備したものである。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第3図及び第4図において、10は切断機構
で、フレーム11の前面上部にはラム12が上下
動自在に装着され、当該ラム12の下端に平上刃
13を取付けてある。14は平上刃13と対向す
る位置に設けられた円筒下刃で、当該円筒下刃1
4の前端面と平上刃13とが交差する様に構成さ
れている。15は円筒下刃14の前方に対向配置
されたストツパ機構で、前後方向にスライド可能
で且つ位置調整可能に構成されており、円筒下刃
14から突出する棒材(切断材)16の切断寸法
を設定する。17はフレーム11の側面に設けら
れたフライホイール18はフライホイール17を
回転させる駆動モータで、その出力軸18aとフ
ライホイール17とをベルト19で連結してあ
る。20は切断された棒材を排出するシユートで
ある。
21は定尺な棒材16′を切断機構10の円筒
下刃14へ供給する第1供給機構で、棒材16′
を前方へ送る送り部22と棒材16′を多数収容
保持する保持部23とより成り、送り部22は2
本のレール状支持フレーム24,24を適当な間
隔を持たせて平行に対向配置させ、連結棒25,
25……にて連結し、前記支持フレーム24,2
4間にV溝を形成した送りローラ26を複数個適
当間隔を持たせて回転自在に架設し、送りローラ
26,26……の突出端にスプロケツトホイール
27,27……を固着してある。28,29は支
持フレーム24,24を支持する支持脚で、高さ
調整可能に構成してあり、送りをかける棒材1
6′の中心と切断機構10の円筒下刃14の中心
とを一致させる。30は支持フレーム24,24
の下方に設けられた駆動モータで、その出力軸3
0aと近接する送りローラ26のスプロケツトホ
イール31にチエーン32で連結してあり、さら
に各送りローラ26,26……のスプロケツトホ
イール27,27……をチエーン33,33……
にて連結してあり、駆動モータ30が回転すると
全ての送りローラ26,26……が回転するよう
になしてある。34は送り部22の前端部上方に
送りローラ26と対向させて配置したリミツトス
イツチで、棒材16′が通過している間はOFFと
なり、棒材16′の送りが完了し、通過完了する
と、ONとなり保持部23から棒材16′を一本
送り部22へ載せる。保持部23は棒材16′を
載置できる大きさの四角形に形成された架台35
に桟36,36……を設けてあり、送り部22に
近い端部にその長手方向に沿つて回転軸37を設
け、当該回転軸37の適当個所に送り爪38,3
8……を固着してある。この架台35は送り部2
2に近い側が低くなるように傾斜させてあり、棒
材16′が常に自重でもつて送り部22側へ来る
ようになしてある。前記回転軸37はリミツトス
イツチ34がONすると回転軸37が回転して棒
材16′を送り部22上へ載せる。
39は長尺な棒材16の第1供給機構21の送
り部22上への送り込み機構で、フレーム40の
前面下部に駆動ローラ41,42を2列設け、当
該駆動ローラ41,42の上部に従動ローラ43
を対向させてある。前記従動ローラ43,43は
フレーム40に回転自在で且つ上下動可能に支承
され、棒材16の径に応じて適宜上下動して駆動
ローラ41,42との間で一定の圧力で棒材16
を挾持して送りをかけるようになしてある、45
は駆動ローラ41,42を回転させる駆動モータ
である。
46は長尺な棒材16を貯留し、これを適宜供
給する第2供給機構で、本体47の側方に軸受4
8,48を介してスプール49を回転自在に架設
し、当該スプール49に長尺な棒材16を巻回さ
せてある。スプール49と対向する本体47の側
面には下部に複数の送り駆動ローラ50,50…
…を設け、当該送り駆動ローラ50,50……の
上部に送り従動ローラ51,51……を千鳥状に
対向配置させてあり、スプール49から繰り出さ
れる棒材16の上下方向の位置を規制して直線状
に修正し乍ら前方へ送り出す様になしてある。5
2,52,53,53は本体47の前面に水平方
向に配置されたガイローラで、同じく千鳥状に配
置してあり、棒材16の水平方向の位置を規制し
て直線状になす。54は本体47の下部に設けら
れた駆動モータで、チエーン等の動力伝達手段5
5を介して送り駆動ローラ50,50……を回転
駆動させる。
上記構成において、その作用を説明すると、径
の大きい定尺な棒材や径の異なる定尺な棒材1
6′の切断を行う場合には、切断すべき棒材1
6′を第1供給機構21の架台35上に載せてお
く。そして切断機構10の駆動モータ18を動作
させてフライホイール17を回転させ、ストツパ
機構15を切断すべき長さに合せてセツトする。
同時に第1供給機構21の送り部22の駆動モー
タ30を動作させ、チエーン32,33,33…
…及びスプロケツトホイール31,27,27…
…を介して送りローラ26,26……を回転させ
る。この状態で切断開始信号により第1供給機構
21の保持部23の回転軸37が回転し、架台3
5上の棒材16′を一本送り爪38,38……に
て送り部22の送りローラ26,26……上に載
せる。すると送りローラ26,26……上に載せ
られた棒材16′は前方へ送られ、切断機構10
の円筒下刃14内に挿入され、ストツパ機構15
に当接するまで送られる。
棒材16′が円筒下刃14から所定長さ突出さ
せられ、先端がストツパ機構15に当接すると、
棒材16′の送りが停止させられ、続いて平上刃
13が下降して円筒下刃14との間で棒材16′
を切断する。切断された棒材16′は切断と同時
に下方へ押され、シユート20にて排出される。
そして平上刃13が上昇すると棒材16′に送り
がかけられ、その先端がストツパ機構15に当接
するまで送り出される。この後平上刃13が下降
して棒材16′が切断される。このよな動作が順
次繰り返えされ、棒材16′の終端がリミツトス
イツチ34を通過すると、保持部23の回転軸3
7が回転して送り爪38,38……により架台3
5上の次の棒材16′が送りローラ26,26…
…上に載せられ、前方へ送られ、前述の如き要領
で定寸切断される。
上記動作が繰り返えされて径の大きい棒材や径
の異なる棒材16′の定寸切断がなされる。
次に比較的径の細い単一の棒材16を切断する
場合には、第1供給機構21の保持部23から送
り部22への棒材16′の供給を停止させ、切断
機構10及び第1供給機構21の送り部22を動
作させると共に送り込み機構39及び第2供給機
構46の駆動モータ45,45を動作させ、夫々
の駆動ローラ41,42及び送り駆動ローラ5
0,50……を回転させる。そしてスプール49
に巻回された棒材16の端部を送り駆動ローラ5
0と送り従動ローラ51との間に挿し込む。する
と、棒材16は送り駆動ローラ50,50……と
送り従動ローラ51,51……にて上下から挾持
され、上下方向の変形が矯正され乍ら前方へ送ら
れ、更にガイドローラ52,52,53,53に
て水平方向の変形が矯正され直線状となつて送り
込み機構39へ供給される。そして送り込み機構
39の駆動ローラ41,42と従動ローラ43,
43に挾持され、さらに形が整えられて送り出さ
れ、前方の送り部22の送りローラ26,26…
…上に載せる。この後棒材16は送りローラ2
6,26……に案内されて切断機構10の円筒下
刃14内に挿入され、ストツパ機構15に当接す
るまで送られる。
棒材16が円筒下刃14から所定長さ突出させ
られ、その先端がストツパ機構15に当接する
と、棒材16の送りが停止させられ、続いて平上
刃13が下降して円筒下刃14との間で棒材16
を切断する。切断された棒材は切断と同時に下方
へ押され、シユート20にて排出される。そして
平上刃13が上昇すると、棒材16に送りがかけ
られ、棒材16がストツパ機構15に当接するま
で送り出される。この後平上刃13が下降して棒
材16が切断される。
上記動作が順次繰り返えされてスプール49か
ら繰り出される棒材16を定寸切断する。
上記構成であれば、径の大きい棒材や径の異な
る棒材16′を定寸切断する場合には、第1供給
機構21を動作させて保持部23から順次送り部
22へ所定の棒材16′を供給すれば簡単に切断
させることができ、比較的径の細い棒材16を連
続して切断する場合には、送り込み機構39及び
第2供給機構45を動作させてスプール49から
棒材16を供給するようにすればよく、しかもス
プール49には非常に長尺な棒材16を巻回収容
させることができるので、長時間に亘つて切断が
可能で、切断材を多数得ることができると共にス
プール49に巻回された棒材16の終端部でのみ
寸法誤差を生じるだけであるから、材料の歩留り
も向上する。
以上説明した様に、この考案は円筒下刃と平上
刃とよりなる切断部、円筒下刃の前方に位置調整
可能に設けられたストツパ機構とを有する切断機
構を備えた切断装置において、棒材を軸方向に沿
つて移送して上記切断機構に送り込む送り部と、
前記送り部の側方に設けられ、定尺な棒材を多数
保持して送り部へ棒材を一本宛排出する保持部と
を備えた第1供給機構と、上記第1供給機構の送
り部の後端側に配置され、スプールに巻回収容し
た長尺な棒材を直線状に矯正し乍ら繰出し前記送
り部を介して上記切断機構に供給する第2供給機
構とを具備したから、第1供給機構及び第2供給
機構の何れかを適宜選択して動作させ、切断すべ
き棒材を切断機構へ供給させることにより、径の
大きい棒材や径の異なる棒材の切断或いは比較的
径の細い棒材の連続切断の何れにも即座に対応さ
せることができ、稼動率が向上すると共に、第2
の供給機構を用いた切断では非常に長尺な棒材を
供給できるので、切断効率が高く、しかも寸法誤
差を生じた廃材は第2供給機構のスプールに巻回
された棒材の端部でのみ生じるだけであるから、
材料の有効利用を図ることができ、コストを低減
化させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な拘束切断の原理を示す図面、
第2図は従来の棒材の切断時の不具合の一例を示
す図面、第3図は本考案に係る切断装置の平面
図、第4図はその正面図である。 10……切断機構、13……平上刃、14……
円筒下刃、15……ストツパ機構、16,16′
……棒材(被切断材)、21……第1供給機構、
22……送り部、23……保持部、39……送り
込み機構、45……第2供給機構、49……スプ
ール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒下刃と平上刃よりなる切断部、ならびに、
    円筒下刃の前方に位置調整可能に設けたストツパ
    機構で構成された切断機構と、 定尺な棒材を軸方向に沿つて移送して上記切断
    機構に送り込む送り部、ならびに、上記送り部の
    側方に設けられ、定尺な棒材を多数保持して送り
    部へ一本宛供給する保持部で構成された第1供給
    機構と、 上記第1供給機構の送り部の後端側に配置さ
    れ、スプールに巻回収容した長尺の棒材を直線状
    に矯正し乍ら繰出し、前記送り部を介して上記切
    断機構に連続的に供給する第2供給機構とからな
    り、 定尺な棒材は第2供給機構を停止させて第1供
    給機構によつて棒材を切断機構に供給し、 長尺な棒材は第1供給機構を停止させて第2供
    給機構によつて第1供給機構の送り部を介して棒
    材を切断機構に供給するようになしたことを特徴
    とする切断装置。
JP16447582U 1982-10-28 1982-10-28 切断装置 Granted JPS5969819U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16447582U JPS5969819U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 切断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5969819U JPS5969819U (ja) 1984-05-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884379A (ja) * 1972-02-12 1973-11-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505990U (ja) * 1973-05-12 1975-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884379A (ja) * 1972-02-12 1973-11-09

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JPS5969819U (ja) 1984-05-11

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