JPH03114140A - 白熱電球 - Google Patents

白熱電球

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Publication number
JPH03114140A
JPH03114140A JP25336189A JP25336189A JPH03114140A JP H03114140 A JPH03114140 A JP H03114140A JP 25336189 A JP25336189 A JP 25336189A JP 25336189 A JP25336189 A JP 25336189A JP H03114140 A JPH03114140 A JP H03114140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulb
film
light
yellow
blue
Prior art date
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Pending
Application number
JP25336189A
Other languages
English (en)
Inventor
Seishin Shimaoka
島岡 清新
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH03114140A publication Critical patent/JPH03114140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多層干渉膜付き白熱電球に関するものである
従来の技術 まず、従来の多層干渉膜付き白熱電球の構造について述
べる。第4図において、石英ガラスからなる片側封止形
バルブ1内にその中心軸に平行に2つのフィラメント2
a、2bが設けられている。
上側のフィラメント2aの後方には対向車側に光があた
らないようにするために、リード!s3に接続された反
射鏡4が設けられている。フィラメント2aの一端部は
リード線5に接続され、また他端部は反射鏡4に接続さ
れている。また、フィラメント2bの両端部はリード!
1l13.6に接続されている。リード線3.5.6は
ステムガラス7で一体化されている。
ガラスバルブ1の端部を除いた外面には、青色の光だけ
を遮断し黄色の光を透過する多層干渉膜8が形成されて
いる。バルブ1の端部には口金9が取り付けられている
。なお、バルブ1の頂部外面には遮光膜10が形成され
ている。
発明が解決しようとする課題 このような多層干渉膜付き白熱電球では、多層干渉膜に
よって青色光(波長400〜500 n m )は遮断
されて白色光を黄色に変えている。バルブ1の端部外面
にも多層干渉膜8があると、封止の際にその部分が白濁
化し、光束が低下するので、バルブ端部の封止予定部の
多層干渉膜を除いておくのである。ところが、バルブ1
の内部において白色光が反射鏡4およびステムガラス5
により反射され、青色光となってバルブ1の端部の多層
干渉膜を除いた部分から出て(る。この青色光が、黄色
光と混色し白熱電球の光に色むらを生じるという問題が
あった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、色むらを解消した多層干渉膜付き白熱電球を提供
するものである。
課題を解決するための手段 本発明の白熱電球は、内部にフィラメントを設けたバル
ブの端部を除く外面に多層干渉膜を形成するとともに、
前記バルブ端部外面に酸化鉄−シリカ系膜を形成したも
のである。
作用 バルブの多層干渉膜を除いた部分つまり端部に、酸化鉄
−シリカ系膜を形成することにより、バルブ端部から出
てくる青色光を吸収するので、黄色光に青色光が混色す
るのを防止することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例である自動車ヘッドライト用
ハロゲン電球を示す。同図において、石英ガラスからな
る片側封止形バルブ1内にその中心軸に平行に2つのフ
ィラメント2a、2bが設けられている。上側のフィラ
メント2aの後方には対向車側に光があたらないように
するために、リードvA3に接続された反射鏡4が設け
られている。フィラメント2aの一端部はリード線5に
接続され、また他端部は反射鏡4に接続されている。ま
た、フィラメント2bの両端部はリード線3.6に接続
されている。リード線3,5.6はステムガラス7で一
体化されている。
ガラスバルブ1の端部を除いた外面には、青色の光だけ
を遮断し黄色の光を透過する多層干渉膜8が形成されて
いる。バルブ1の端部外面には5i02  Fe2u3
からなる酸化鉄−シリカ系膜11が形成されている。バ
ルブ1の端部には口金9が取り付けられている。なお、
バルブ1の頂部外面には遮光膜10が形成されている。
次に、本発明の白熱電球の製造方法について説明する。
まず、バルブの外面に通常のとおりの方法で多層干渉膜
を形成する。その後、バルブ端部の封止予定部の多層干
渉膜をフッ酸で除去する。そして、このバルブ内にフィ
ラメント等を設けさらに所定のガスを封入し、バルブ端
部を封止する。次に、エチルシリケート[S i (O
C2H5)41をエタノールに溶かし、さらに分解を促
進するための希塩酸を加え撹拌して均質な溶液とし、そ
の後この溶液に硝酸鉄を加えて撹拌し完全に溶解する。
前記溶液にバルブ端部(多層干渉膜を除いた部分)を浸
漬し、一定速度で引き上げ、乾燥、焼成して、バルブの
端部外面に5i02  Fe2O3膜を形成する。
本発明にかかるS ioz −Fe203膜は、近紫外
部に大きな吸収があり、この吸収膜は硝酸鉄の添加量が
増すにつれて大きくなり、可視部にまで太き(張り出し
ている。この吸収を制御するのは膜厚であり、これはバ
ルブの引き上げ速度と溶液の濃度によって決定される。
このようなSiOx  Fe2e3膜の分光透過率曲線
を第2図に曲線Aとして示す。曲線Bは何も塗布してい
ない石英ガラスバルブの分光透過率曲線である。第2図
から明らかなように5i02−Fe203膜の効果によ
り500nm以下の波長をもつ光の透過率が小さくなり
、この結果、500nm以下の短波長の光、すなわち青
色の光がカットされ黄色光になることがわかる。
次に、本発明の白熱電球を評価した結果について述べる
黄色光の色に対しては、国際連合ヨーロッパ経済委員会
内陸運輸委員会(ECE)規定嵐20、およびJISの
規格(05500−1984)がある。光を分光測定し
、XYZ表色系により色度座標を計算しくZ8724−
1983) 、その値がECEでは第3図に示すIの領
域、JISでは!もしくは■の領域に入らなければなら
ない。
第3図中に本発明実施例の白熱電球の色度座標を示す(
◎印)。XはS ioz −Fe203膜を有していな
い白熱電球の色度座標を示す。第3図から明らかなよう
に青色吸収膜を塗布したものは、ECEおよびJISの
規格を満足し、色むらが減少した。
発明の詳細 な説明したように、本発明は、多層干渉膜により黄色光
が透過され、また酸化鉄−シリカ系膜によりバルブ端部
からも黄色光が出て(るようになるために、黄色光と青
色光との混色がきわめて少なくなり、色むらを解消する
ことのできる白熱電球を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である白熱電球の正面図、第
2図は分光透過率曲線図、第3図は白熱電球の色度座標
を示す図、第4図は従来の白熱電球の正面図である。 1・・・・・・バルブ、2 a * 2 b・・・・・
・フィラメント、8・・・・・・多層干渉膜、11・・
・・・・酸化鉄−シリカ系膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部にフィラメントを設けた片側封止形バルブの端部を
    除く外面に多層干渉膜を形成するとともに、前記バルブ
    の端部外面に酸化鉄−シリカ系膜を形成したことを特徴
    とする白熱電球。
JP25336189A 1989-09-28 1989-09-28 白熱電球 Pending JPH03114140A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004335478A (ja) * 2003-05-07 2004-11-25 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh 有色光を発生するためのランプ

Cited By (3)

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