JPH0311311A - ズームレンズ鏡筒の倍率設定機構 - Google Patents
ズームレンズ鏡筒の倍率設定機構Info
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- JPH0311311A JPH0311311A JP14784689A JP14784689A JPH0311311A JP H0311311 A JPH0311311 A JP H0311311A JP 14784689 A JP14784689 A JP 14784689A JP 14784689 A JP14784689 A JP 14784689A JP H0311311 A JPH0311311 A JP H0311311A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ズームレンズにおけるクリック可変倍率設
定機構に関する。
定機構に関する。
[従来の技術]
現在、リーダーブリンク−においては、ズームレンズが
標準使用化されつつある1手動による倍率変更のための
ズームレンズでは、■倍率表示のないもの、■最長焦点
距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)のみの表示の
もの、■最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S
端)に中点点(M)を加えた表示を行なうものがあって
、これら■、■、■の倍率表示目盛りが鏡筒に彫刻によ
り形成されている。その他に、■ラベルによる表示を設
けたもの、とこれまで4つのタイプのズーム倍率表示手
段が用いられている。
標準使用化されつつある1手動による倍率変更のための
ズームレンズでは、■倍率表示のないもの、■最長焦点
距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)のみの表示の
もの、■最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S
端)に中点点(M)を加えた表示を行なうものがあって
、これら■、■、■の倍率表示目盛りが鏡筒に彫刻によ
り形成されている。その他に、■ラベルによる表示を設
けたもの、とこれまで4つのタイプのズーム倍率表示手
段が用いられている。
これらの従来技術を図面を参照して説明する。
第10図に示したものは、固定環31に指標32を設け
、固定環31に対して倍率目盛りラベル34が設けられ
たズーム環33が回転可能に設けられている。そして、
目盛りラベル34の倍率位置を固定環31の指標32に
合わせて倍率を設定するようになっている、なお、符合
35は焦点調節環、36はレンズをリーダープリンター
本体に取り付ける際の基盤である。
、固定環31に対して倍率目盛りラベル34が設けられ
たズーム環33が回転可能に設けられている。そして、
目盛りラベル34の倍率位置を固定環31の指標32に
合わせて倍率を設定するようになっている、なお、符合
35は焦点調節環、36はレンズをリーダープリンター
本体に取り付ける際の基盤である。
しかしながら、このズーム環33にクリック動作などの
設定手段が設けられていないので、手動による倍率設定
を素早く確実に行なうことができない不具合が存在して
いる。
設定手段が設けられていないので、手動による倍率設定
を素早く確実に行なうことができない不具合が存在して
いる。
また、その他の従来技術として、第11図に示すように
固定環41に指標42を設け、他方、ズーム環43を回
転させることによりズーム環43上の目盛り44を指標
42に合わせて倍率設定をするものがある。この例にお
いては、目盛りが最長焦点距離端(L端)、中間点(M
)、!短焦点距離端(S端)の3か所しかなく、かつ、
ズーム環43はこれら3点のみのクリック動作であるの
で、それらの中間における倍率設定がしにくい欠点があ
った。
固定環41に指標42を設け、他方、ズーム環43を回
転させることによりズーム環43上の目盛り44を指標
42に合わせて倍率設定をするものがある。この例にお
いては、目盛りが最長焦点距離端(L端)、中間点(M
)、!短焦点距離端(S端)の3か所しかなく、かつ、
ズーム環43はこれら3点のみのクリック動作であるの
で、それらの中間における倍率設定がしにくい欠点があ
った。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、簡
単な操作で倍率操作の変更を可能とし、かつ、クリック
操作を解除して任意に倍率設定できるようにしたズーム
レンズ鏡筒の倍率設定機構を提供することを目的とする
。
単な操作で倍率操作の変更を可能とし、かつ、クリック
操作を解除して任意に倍率設定できるようにしたズーム
レンズ鏡筒の倍率設定機構を提供することを目的とする
。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するため、この発明はズーム機構を有
するレンズ鏡筒の倍率設定機構において、倍率の刻み方
の異なる2種類のクリック用溝部群およびクリック解除
用の溝を有する倍率設定環を有することを特徴とするズ
ームレンズ鏡筒の倍率設定機構である。
するレンズ鏡筒の倍率設定機構において、倍率の刻み方
の異なる2種類のクリック用溝部群およびクリック解除
用の溝を有する倍率設定環を有することを特徴とするズ
ームレンズ鏡筒の倍率設定機構である。
[作 用]
したがって、スライド可能なりリックユニットをスライ
ドさせることにより上記3個の溝のいずれか一つと容易
に係合させ、任意の倍率設定が操作者の好みに応じて簡
単に選択することが可能になる。
ドさせることにより上記3個の溝のいずれか一つと容易
に係合させ、任意の倍率設定が操作者の好みに応じて簡
単に選択することが可能になる。
[実 施 例]
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
最初に、この発明が適用されるズームレンズ駆動系につ
いての概略構成を第1図を参照して説明する。即ち、前
群移動枠3aおよび後群移動枠3bにはそれぞれ前群レ
ンズL1と後群レンズL2が組み込まれている。また、
この前群移動枠3a、後群移動枠3bにはそれぞれカム
ローラビン4a、4bが立設されており、このカムロー
ラビン4a、4bは固定yA1に設けた光軸方向に直線
状の直進溝1aを貫通し、かつこの固定TM 1の周上
に嵌合され回転可能の回転環2に設けたカム溝2a、2
bをそれぞれ貫通しており、カムローラビン4a、4b
はこれらの直進溝18およびカム溝2a、2bに規制さ
れている。(第2図参照)上記回転環2の先端部にはズ
ーム操作環5がビス等の固定手段15により固定されて
いる。
いての概略構成を第1図を参照して説明する。即ち、前
群移動枠3aおよび後群移動枠3bにはそれぞれ前群レ
ンズL1と後群レンズL2が組み込まれている。また、
この前群移動枠3a、後群移動枠3bにはそれぞれカム
ローラビン4a、4bが立設されており、このカムロー
ラビン4a、4bは固定yA1に設けた光軸方向に直線
状の直進溝1aを貫通し、かつこの固定TM 1の周上
に嵌合され回転可能の回転環2に設けたカム溝2a、2
bをそれぞれ貫通しており、カムローラビン4a、4b
はこれらの直進溝18およびカム溝2a、2bに規制さ
れている。(第2図参照)上記回転環2の先端部にはズ
ーム操作環5がビス等の固定手段15により固定されて
いる。
したがって、ズーム操作環5を回転させると、それに伴
なって回転環2が回転し、第2図に示すように、固定環
1の直線溝1aと回転環2のカム溝2a、2bに規制さ
れたカムローラビン4a。
なって回転環2が回転し、第2図に示すように、固定環
1の直線溝1aと回転環2のカム溝2a、2bに規制さ
れたカムローラビン4a。
4bがそれぞれ独立に矢印六方向の光軸方向に摺動じ、
よって前群レンズL1を保持した前群移動枠3a、後群
レンズL 、を保持した後群移動枠3bもそれぞれ矢印
A方向に摺動しズーミングが行なわれる。
よって前群レンズL1を保持した前群移動枠3a、後群
レンズL 、を保持した後群移動枠3bもそれぞれ矢印
A方向に摺動しズーミングが行なわれる。
次ぎに、上記ズームレンズ駆動系に適用されるこの発明
の実施例を鏡筒周面上に倍率表示を配置したもの(以下
、タイプAという)と、鏡筒前面に倍率表示を配置した
もの(以下タイプBという)とに分けて説明をする。
の実施例を鏡筒周面上に倍率表示を配置したもの(以下
、タイプAという)と、鏡筒前面に倍率表示を配置した
もの(以下タイプBという)とに分けて説明をする。
最初に、第1図〜第5図に基づいて鏡筒周面上に倍率表
示を配したタイプAの実施例について説明する。
示を配したタイプAの実施例について説明する。
第1図に示すように、固定環1の前面部分に段差部1b
、当接面1cを設け、倍率設定環6の内周部が段差部1
bに接し、当接面1cに当接するよう嵌合される。この
倍率設定環6は、固定環1の周方向に設けた■溝1dに
対して、倍率設定環6にねじ込んだネジ6eの先端が押
し付けられるようにして、倍率設定環6が固定環1に対
して所定位置に固定する。
、当接面1cを設け、倍率設定環6の内周部が段差部1
bに接し、当接面1cに当接するよう嵌合される。この
倍率設定環6は、固定環1の周方向に設けた■溝1dに
対して、倍率設定環6にねじ込んだネジ6eの先端が押
し付けられるようにして、倍率設定環6が固定環1に対
して所定位置に固定する。
また、固定環1の周上には、第3図に示めすようにクリ
ック長溝部群6a、クリック短溝群6bおよびV溝部6
cが形成されている。
ック長溝部群6a、クリック短溝群6bおよびV溝部6
cが形成されている。
これらの溝部は設定倍率に対応し、クリック長溝群6a
に対応するものは倍率として最長焦点距離端(L端時)
の9×、中間倍率時(M)の12×、最短焦点距離端(
S端時)の16×にそれぞれ対応する。また、クリック
短溝部群6bはクリック長溝部群6aのそれぞれの中間
倍率である10X、IIX、 ・・・15×の各倍率
に細かく対応させている。
に対応するものは倍率として最長焦点距離端(L端時)
の9×、中間倍率時(M)の12×、最短焦点距離端(
S端時)の16×にそれぞれ対応する。また、クリック
短溝部群6bはクリック長溝部群6aのそれぞれの中間
倍率である10X、IIX、 ・・・15×の各倍率
に細かく対応させている。
しかしながら、これらは倍率設定の一例であって、クリ
ック長溝部群6aを使用頻度の高い倍率に設定し、他を
クリック短溝部群6bにすることも可能である。一方、
■溝部0について説明すると、これは倍率設定をクリッ
ク操作で行なわない場合(即ち、任意倍率設定時)に使
用するものである。
ック長溝部群6aを使用頻度の高い倍率に設定し、他を
クリック短溝部群6bにすることも可能である。一方、
■溝部0について説明すると、これは倍率設定をクリッ
ク操作で行なわない場合(即ち、任意倍率設定時)に使
用するものである。
次に、クリック操作をするためのクリックユニットにつ
いて第4図(A)、(B)、(C)に基すいて説明をす
る。断面図である第4図(A)において、円筒状のクリ
ックユニット9は底部にクリックボールIOを収容する
穴9bが穿設されており、外周下側にはテーバ状部9d
が設けられている。また、内部には下側の内径部9cお
よび上側のねじ部9aがそれぞれ形成されており、この
クリックユニット9の内部に上からクリックボール10
を入れ、押え板13.押えバネ12を入れて押え環11
のねじ部11aをクリックユニット9のねじ部9aによ
りクリックボール10を穴9bに対して常時押圧付勢す
るようにする。
いて第4図(A)、(B)、(C)に基すいて説明をす
る。断面図である第4図(A)において、円筒状のクリ
ックユニット9は底部にクリックボールIOを収容する
穴9bが穿設されており、外周下側にはテーバ状部9d
が設けられている。また、内部には下側の内径部9cお
よび上側のねじ部9aがそれぞれ形成されており、この
クリックユニット9の内部に上からクリックボール10
を入れ、押え板13.押えバネ12を入れて押え環11
のねじ部11aをクリックユニット9のねじ部9aによ
りクリックボール10を穴9bに対して常時押圧付勢す
るようにする。
なお、押え環11を回わすことにより、クリックボール
10の押圧力を可変にすることができるように構成され
ている。
10の押圧力を可変にすることができるように構成され
ている。
このクリックユニット9はズーム操作■15に対して光
軸方向にスライド可能に取付られるが、その点について
第5図を参照して説明する。ズーム操作環5には環状に
突設した倍率表示部14の一部を切欠いて溝状のガイド
部5bが設けられている。このガイド部5bの傾斜部5
Cの形状は、クリックユニット9の下部外周のテーパ状
部9dに対応してクリックユニット9が矢印B方向にス
ライド可能に係合するアリ溝状に形成されている。
軸方向にスライド可能に取付られるが、その点について
第5図を参照して説明する。ズーム操作環5には環状に
突設した倍率表示部14の一部を切欠いて溝状のガイド
部5bが設けられている。このガイド部5bの傾斜部5
Cの形状は、クリックユニット9の下部外周のテーパ状
部9dに対応してクリックユニット9が矢印B方向にス
ライド可能に係合するアリ溝状に形成されている。
そして、このクリックユニット9は、第1図に示すよう
にズーム操作fji5のガイド部5bに収容された後1
倍率設定環6により抜は出しを防止する構造となってい
る。
にズーム操作fji5のガイド部5bに収容された後1
倍率設定環6により抜は出しを防止する構造となってい
る。
次に、第1図により、ズーム操作環5、クリックユニッ
ト91倍率設定環6の相互の関係について説明する。ズ
ーム操作lN13のガイド部5bにスライド可能に挿入
されたクリックユニット9のボールlOは、倍率設定環
6のクリック長溝群6a、クリック短溝群6bあるいは
■溝部6Cのいずれか一つに係合するようにクリットユ
ニット9を光軸方向にスライドし、そのいずれか一つと
係合して設定するようになっている。
ト91倍率設定環6の相互の関係について説明する。ズ
ーム操作lN13のガイド部5bにスライド可能に挿入
されたクリックユニット9のボールlOは、倍率設定環
6のクリック長溝群6a、クリック短溝群6bあるいは
■溝部6Cのいずれか一つに係合するようにクリットユ
ニット9を光軸方向にスライドし、そのいずれか一つと
係合して設定するようになっている。
次に、以上の構成に基づき、クリック操作方法について
説明する。
説明する。
(イ)倍率設定をクリック操作により細かく各倍率ごと
に行ないたいときには、クリットユニット9をズーム操
作[5に突当るまでズーム操作環5の根元側(第1図で
は右方)へクリットユニット9がズーム操作環5のガイ
ド部5bをスライドさせる。これによりクリックユニッ
ト9のボール10はクリック短溝部6bとクリック動作
を行うことになる。
に行ないたいときには、クリットユニット9をズーム操
作[5に突当るまでズーム操作環5の根元側(第1図で
は右方)へクリットユニット9がズーム操作環5のガイ
ド部5bをスライドさせる。これによりクリックユニッ
ト9のボール10はクリック短溝部6bとクリック動作
を行うことになる。
(ロ)倍率設定を限定された個所にしたいとき(例^ば
、最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)、
あるいは頻度の高い倍率)には、クリックユニット9を
スライド部5bの中間部にスライドさせる。これにより
、クリックユニット9のボール10は倍率設定環6のク
リック長溝部群6aと係合してクリック動作する。
、最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)、
あるいは頻度の高い倍率)には、クリックユニット9を
スライド部5bの中間部にスライドさせる。これにより
、クリックユニット9のボール10は倍率設定環6のク
リック長溝部群6aと係合してクリック動作する。
(ハ)倍率設定においてクリック動作を行なわず、任意
倍率設定にしたいときには、上記(イ)とは逆にクリッ
クユニット9を倍率設定環6にクリックユニット9が当
接するまで(第1図では左方)へスライドさせる。この
場合では、クリックユニット9のボール10はv字溝部
6cと係合する。このときクリック動作とは関係なしに
任意の倍率を設定することが可能になる。
倍率設定にしたいときには、上記(イ)とは逆にクリッ
クユニット9を倍率設定環6にクリックユニット9が当
接するまで(第1図では左方)へスライドさせる。この
場合では、クリックユニット9のボール10はv字溝部
6cと係合する。このときクリック動作とは関係なしに
任意の倍率を設定することが可能になる。
以上の3つのモードにより、倍率設定の幅広い選択がで
き、使用者の希望する倍率設定が簡単に行なうことが可
能となる。
き、使用者の希望する倍率設定が簡単に行なうことが可
能となる。
なお、このような倍率の設定には、倍率設定環6の指標
6dに、ズーム操作環5の外周部に貼り付けた、クリッ
ク溝に対応した倍率目盛が刻まれたうベル14の目盛線
を合わせ、ネジ6eにより倍率設定環6と固定環lとを
固定することにより行なう。
6dに、ズーム操作環5の外周部に貼り付けた、クリッ
ク溝に対応した倍率目盛が刻まれたうベル14の目盛線
を合わせ、ネジ6eにより倍率設定環6と固定環lとを
固定することにより行なう。
次に、第6.7.8.9図に基づいて、鏡筒前面に倍率
表示を配したタイプBの一実施例について説明する。
表示を配したタイプBの一実施例について説明する。
第6図(A)、(B)に示されるように、直線溝21a
を設けた固定環21の一端に対してビス29等の周知の
固定手段により、倍率設定環27を取り付ける。この倍
率設定環27の他端部はフランジ状部27dとなってお
り、ここにタイプAと同様にクリック長溝部群27a、
クリック短溝部1i¥27bを直径方向に放射状に、お
よびV溝部27cを円周方向に設ける。(第8図参照)
これらの溝はタイプAのクリック長溝部群5a、クリッ
ク短溝部群6b、V溝部6Cとそれぞれ対応しており、
同じ機能を果たすものである。
を設けた固定環21の一端に対してビス29等の周知の
固定手段により、倍率設定環27を取り付ける。この倍
率設定環27の他端部はフランジ状部27dとなってお
り、ここにタイプAと同様にクリック長溝部群27a、
クリック短溝部1i¥27bを直径方向に放射状に、お
よびV溝部27cを円周方向に設ける。(第8図参照)
これらの溝はタイプAのクリック長溝部群5a、クリッ
ク短溝部群6b、V溝部6Cとそれぞれ対応しており、
同じ機能を果たすものである。
また、第6図のクリックユニット9はタイプAで示した
第4図のクリックユニット9と同一のものである。
第4図のクリックユニット9と同一のものである。
一方、ズーム操作環28は、第9図にその詳細を示すよ
うに略円板状をなしており、内側に目盛25が設けられ
、かつ直径方向に溝状のスライド溝28aが設けられて
いる。このスライド溝28aにはタイプAと同様に傾斜
部28bが設けられ、この形状はクリックユニット9の
テーバ状部9d(第4図(A)参照)と係合するような
寸法になっている。即ち、クリックユニット9は第9図
において矢印C方向にスライドするようになっており、
そのスライドは一端が固定環21に突当たるまでスライ
ドし、他端はズーム操作環28に突当たるまでスライド
できるようになっている。
うに略円板状をなしており、内側に目盛25が設けられ
、かつ直径方向に溝状のスライド溝28aが設けられて
いる。このスライド溝28aにはタイプAと同様に傾斜
部28bが設けられ、この形状はクリックユニット9の
テーバ状部9d(第4図(A)参照)と係合するような
寸法になっている。即ち、クリックユニット9は第9図
において矢印C方向にスライドするようになっており、
そのスライドは一端が固定環21に突当たるまでスライ
ドし、他端はズーム操作環28に突当たるまでスライド
できるようになっている。
また、第7図に示すように2条のカム溝22a、22b
を設けた回転環22はズーム操作環28と周知の固定手
段であるビス30等で結合され一体化されている。
を設けた回転環22はズーム操作環28と周知の固定手
段であるビス30等で結合され一体化されている。
ところで、ズーム駆動系については、第1図に示したタ
イプAのものと同様であり、第7図に示すようにカムロ
ーラビン24a、24bがカム溝22 a、 22 b
、直線溝21aに規制されて光軸方向にそれぞれ独立に
摺動する。カムローラビン24a、24bには前群レン
ズL1を保持した前群移動枠23a、後群レンズL2を
保持した後群移動枠23bがそれぞれ固着しているので
、ズーム操作環28を回転させるとそれと一体の回転環
22が回転しレンズLI+ レンズL、をそれぞれ光軸
方向の矢印A方向に移動させズーミングが行なわれる。
イプAのものと同様であり、第7図に示すようにカムロ
ーラビン24a、24bがカム溝22 a、 22 b
、直線溝21aに規制されて光軸方向にそれぞれ独立に
摺動する。カムローラビン24a、24bには前群レン
ズL1を保持した前群移動枠23a、後群レンズL2を
保持した後群移動枠23bがそれぞれ固着しているので
、ズーム操作環28を回転させるとそれと一体の回転環
22が回転しレンズLI+ レンズL、をそれぞれ光軸
方向の矢印A方向に移動させズーミングが行なわれる。
以上の構成に基づき、このタイプBの実施例のクリック
操作方法について説明する。
操作方法について説明する。
(イ)倍率設定をクリック操作により細かく各倍率ごと
に行ないたいときには、クリックユニット9を矢印C方
向のズーム操作環28の中心側へスライドさせ、クリッ
クユニット9を固定環21に当接させる。この状態にお
いてクリックユニット9のボールIOは倍率設定IjI
27の短溝部群27bと係合してクリック動作を行なう
。
に行ないたいときには、クリックユニット9を矢印C方
向のズーム操作環28の中心側へスライドさせ、クリッ
クユニット9を固定環21に当接させる。この状態にお
いてクリックユニット9のボールIOは倍率設定IjI
27の短溝部群27bと係合してクリック動作を行なう
。
(ロ)倍率設定を限定された個所にしたいとき(例久ば
最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)ある
いは頻度の高い倍率)には、第6図(A)に示すように
クリックユニット9をスライド部5aの中間部にスライ
ドさせる。この場合では、クリックユニット9のボール
10は倍率設定環27のクリック長溝部群27aと係合
してクリック動作をする。
最長焦点距離端(L端)、最短焦点距離端(S端)ある
いは頻度の高い倍率)には、第6図(A)に示すように
クリックユニット9をスライド部5aの中間部にスライ
ドさせる。この場合では、クリックユニット9のボール
10は倍率設定環27のクリック長溝部群27aと係合
してクリック動作をする。
(ハ)倍率設定において、クリック動作を行なわず、任
意倍率に設定にしたいときには、上記(イ)とは逆に、
クリックユニット9のボール10を倍率設定環27の■
溝部27cと係合する位置まで外側にスライドさせる。
意倍率に設定にしたいときには、上記(イ)とは逆に、
クリックユニット9のボール10を倍率設定環27の■
溝部27cと係合する位置まで外側にスライドさせる。
これにより、クリックユニット9のボールlOはV溝部
27cと係合して任意倍率に設定することができる。
27cと係合して任意倍率に設定することができる。
なお、倍率設定には、固定環21に設けた指標21bに
ズーム操作1128に設けた目盛25を合わせることに
より可能となる。
ズーム操作1128に設けた目盛25を合わせることに
より可能となる。
以上のタイプA、Bの実施例で説明したように、倍率表
示な鏡筒の周方向にするか前方にするかで、2タイプの
設定が可能となる。なお、レンズをリーダープリンタ本
体に取付けた状態では、鏡筒の周方向に目盛があったほ
うが見易いと考えられる。
示な鏡筒の周方向にするか前方にするかで、2タイプの
設定が可能となる。なお、レンズをリーダープリンタ本
体に取付けた状態では、鏡筒の周方向に目盛があったほ
うが見易いと考えられる。
また、クリック長溝群とクリック短溝群を上記例とは逆
になるように配置しても良いことは勿論である。
になるように配置しても良いことは勿論である。
[発明の効果]
以上説明したとおり、この発明のズームレンズ鏡筒の倍
率設定機構によれば、クリックユニットを単にスライド
させるだけで、 ■各々の倍率に対応したクリック動作を伴う倍率設定が
選択可能となる。
率設定機構によれば、クリックユニットを単にスライド
させるだけで、 ■各々の倍率に対応したクリック動作を伴う倍率設定が
選択可能となる。
■最短焦点距離端(S端)、最長焦点距離端(L端)お
よび使用頻度の高い倍率など使用者の使用状況から設定
したクリック動作に伴う倍率設定が簡単に選択可能とな
る。
よび使用頻度の高い倍率など使用者の使用状況から設定
したクリック動作に伴う倍率設定が簡単に選択可能とな
る。
■クリック動作を必要としない使用者に対しては任意設
定可能なりリック解除状態を選択することができる。
定可能なりリック解除状態を選択することができる。
の3つの倍率設定モードが自由にかつ簡単に行なうこと
ができる。
ができる。
第1図は、この発明の第一実施例の構成を示す上半部を
破断して示した側面図、 第2図は、第1図のカム溝とローラビンとの関係を説明
するための一部分を示す上面図、第3図は、固定環の斜
視図、 第4図は、クリックユニットの構成を示し、(A)は断
面図、(B)は側面図、(C)は上面図、 第5図は、ズーム操作環の斜視図、 第6図(A)、(B)は、この発明の第2実施例の構成
を示す正面図および上半部を破断して示した側面図、 第7図は、カム溝とローラビンとの関係を示した一部分
の上面図、 第8図は、固定環の斜視図、 第9図は、ズーム操作環の斜視図、 第10図、第11図は、従来のリーグプリンタ用ズーム
交換レンズの斜視図である。 第4図 (A) (8) 1.21・・・固定環 2.22・・・回転環 4 a 、 4 b 、 24 a 、 24
b−・・ローラビン5.28・・・ズーム操作環 5b、28a・・・スライド部 6.27・・・倍率設定環 6a、27a・・・長溝部群 6b、27b・・・短溝部群 6c、27c・V溝部 9・・・クリックユニット 10・・・ボール 第5図
破断して示した側面図、 第2図は、第1図のカム溝とローラビンとの関係を説明
するための一部分を示す上面図、第3図は、固定環の斜
視図、 第4図は、クリックユニットの構成を示し、(A)は断
面図、(B)は側面図、(C)は上面図、 第5図は、ズーム操作環の斜視図、 第6図(A)、(B)は、この発明の第2実施例の構成
を示す正面図および上半部を破断して示した側面図、 第7図は、カム溝とローラビンとの関係を示した一部分
の上面図、 第8図は、固定環の斜視図、 第9図は、ズーム操作環の斜視図、 第10図、第11図は、従来のリーグプリンタ用ズーム
交換レンズの斜視図である。 第4図 (A) (8) 1.21・・・固定環 2.22・・・回転環 4 a 、 4 b 、 24 a 、 24
b−・・ローラビン5.28・・・ズーム操作環 5b、28a・・・スライド部 6.27・・・倍率設定環 6a、27a・・・長溝部群 6b、27b・・・短溝部群 6c、27c・V溝部 9・・・クリックユニット 10・・・ボール 第5図
Claims (3)
- (1)ズーム機構を有するレンズ鏡筒の倍率設定機構に
おいて、 倍率の刻み方の異なる2種類のクリック用溝部群および
クリック解除用の溝を有する倍率設定環を有することを
特徴とするズームレンズ鏡筒の倍率設定機構。 - (2)上記3個の溝のいずれか一つと係合するクリック
ユニットをスライド可能に設けたことを特徴とする請求
項1記載のズームレンズ鏡筒の倍率設定機構。 - (3)上記倍率の刻み方の異なる2種類のクリック用溝
群が長溝群と短溝群より構成されることを特徴とする請
求項1または請求項2記載のズームレンズ鏡筒の倍率設
定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14784689A JPH0311311A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | ズームレンズ鏡筒の倍率設定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14784689A JPH0311311A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | ズームレンズ鏡筒の倍率設定機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311311A true JPH0311311A (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=15439579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14784689A Pending JPH0311311A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | ズームレンズ鏡筒の倍率設定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2676826A1 (fr) * | 1991-05-21 | 1992-11-27 | Asahi Optical Co Ltd | Mecanisme de mise en óoeuvre de barillet d'objectif. |
JPH04130917U (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-01 | 株式会社モリテツクス | 計測用ズームレンズ |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP14784689A patent/JPH0311311A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2676826A1 (fr) * | 1991-05-21 | 1992-11-27 | Asahi Optical Co Ltd | Mecanisme de mise en óoeuvre de barillet d'objectif. |
JPH04130917U (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-01 | 株式会社モリテツクス | 計測用ズームレンズ |
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