JPH03112209A - ベルフイルタ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上の１ 本発明は、ＳＥＣＡＭ方式のカラーテレビ受信回路（受
像機、ＶＴＲ等）に用いられるベルフィルタ回路に関す
る。

支来夏致血 ＳＥＣＡＭ方式では、色差信号は色副搬送波の周波数変
調により伝送される。従って、無彩色（白黒）画面を送
信するときにも色副搬送波が受信機に伝送され、画面上
に影響を及ぼすのを防止するために、変調側で色副搬送
波周波数を抑圧するフィルタを設けている。

ＲＦ倍信号びビデオ信号の２系統の入力を持つＳＥＣＡ
Ｍ方式のテレビ受信回路は、第４図に示すような構造と
なっている、（リミッタアンプ段までのみを示した）。

ここで、周波数特性補正回路４０はＲＦ倍信号外部ビデ
オ信号の帯域特性を同じにするために挿入されるもので
あるが、受信回路によってはビデオ信号入力側に挿入さ
れる場合もある。いずれにせよ、この周波数特性補正回
路４０は、色副搬送波周波数については補正を行わない
。アナログスイッチ４１は、ＴＶ／ビデオ切換信号５Ｓ
ＩＩに従い、ＲＦ倍信号ら取り出された複合ビデオ信号
ＳＲＦ又は外部から入力される複合ビデオ信号Ｓ　ＥＸ
Ｔのいずれかを次段に送出する。このいずれかの複合ビ
デオ信号は、ベルフィルタ回路４２を経てリミッタアン
プ４３に入力される。このベルフィルタ回路４２は、上
記変調側のベルフィルタによる映像信号の歪を補正する
とともに、複合ビデオ信号から色信号を分離するバンド
パスフィルタの機能も果たす。

第４図で破線で囲った部分４４は、従来、第５図のよう
な回路で構成されていた。第５図において、キャパシタ
Ｃ５，’Ｃ６、抵抗Ｒ８，Ｒ９、ＬＣフィルタＴ２から
成る部分がベルフィルタ回路である。

が　゛　しよ゛とする 上述の通り、ＲＦ倍信号検波して得られた信号とビデオ
入力信号の帯域特性は異なっているため、ベルフィルタ
回路で一律に色信号周波数の帯域補正を行うと、リミッ
タアンプ入力段での周波数特性が入力ソースにより異な
るものとなる。このため、例えばベルフィルタ回路の帯
域通過特性をＲＦ受信した信号に合わせると、ビデオ入
力信号を復調した場合に画面上に妨害が現れ、色の再現
が適切に行えないという問題がある。

本発明はこのような問題を解決し、ＳＥＣＡＭ方式のテ
レビ受信回路において、常に正確な色の再現を行うため
のベルフィルタ回路を提供することを目的とする。

を　　　るための 上記目的を達成するため、本発明では、複数の入力源か
ら映像信号を入力することのできるＳＥＣＡＭ方式のカ
ラーテレビ受信回路のベルフィルタ回路において、映像
信号の入力源に応じて帯域通過特性を可変としたことを
特徴とする。

作ヨー用□ カラーテレビ受信回路の受は入れることのできる各種映
像信号（複合ビデオ信号、色信号等）の帯域特性は、そ
れらの中で音声信号、輝度信号、色信号等がどのように
複合されたかにより、異なっている。

また、テレビ受像機の各信号入力からベルフィルタ回路
前段までの帯域特性も、ＲＦ倍信号受信した場合と外部
ビデオ信号を受けた場合とで異なっている。そこで、ベ
ルフィルタ通過後の帯域特性が各入力ソースを通じて一
定となるように、入力される映像信号の帯域特性に合わ
せてベルフィルタ回路の帯域通過特性を変更する。例え
ば、受信回路への入力信号にＲＦ倍信号外部ビデオ信号
がある場合には、いずれかの複合ビデオ信号を選択した
後に置か４ れるベルフィルタ回路の帯域通過特性は、ＲＦ倍信号よ
る複合ビデオ信号に対しては第６図のＤの形になるよう
に変更され、一方、外部人力ビデオ信号からの複合ビデ
オ信号に対してはＣの形になるように変更される。それ
以外にも、Ｓビデオ信号（輝度信号と色信号とが別個に
なった映像信号）の入力端子がある場合にも、その帯域
特性に応じてあらかじめベルフィルタ回路の帯域通過特
性を定めておき、Ｓビデオ信号が入力されたときには、
その帯域通過特性に切り換える。なお、第６図に示した
帯域特性は一つの例であり、テレビ受像機によっては他
の特性をとることもある。

炎１九 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
１図は本発明に係るベルフィルタ回路１１を備えたテレ
ビ受像機の、複合ビデオ信号処理回路部分のブロック図
を示す。アナログスイッチ１０は、図示せぬアンテナで
受信したＲＦ倍信号ら検波して取り出された複合ビデオ
信号ＳＲＦと外部から直接入力される複合ビデオ信号Ｓ
ＥＸ□とを入力とし、切換信号ＳＳＭに応じて、そのい
ずれがをベルフィルタ回路１１に出力する。この切換信
号ＳＳＵはまたベルフィルタ回路１１にも入力され、そ
の帯域通過特性を変化させる。

ベルフィルタ回路１１の具体的な構成例を第２図に示す
。アナログスイッチ１０からの複合ビデオ信号は抵抗Ｒ
１を通って、キャパシタＣＩ、　Ｃ２，Ｃ３及びＬＣ回
路Ｔ１により、ベル状の帯域通過特性が与えられる。

キャパシタＣ１と並列に設けられたキャパシタＣ２，Ｃ
３の間にはダイオードＤｉ、Ｄ２が設けられ、各ダイオ
ードＤｉ、　Ｄ２は電源子Ｂに順接続されるとともに、
両ダイオードＤｉ、　Ｄ２の間はトランジスタＴＲＩを
介して接地される。トランジスタＴＲＩのベースには抵
抗Ｒ５，Ｒ６を介して切換信号ＳＳＭが入力される。こ
こで、切換信号ＳＳｕは、アナログスイッチ１０でＲＦ
側複合ビデオ信号ＳＲＦを選択するときには“Ｈ＋＋レ
ベルに、外部入力複合ビデオ信号Ｓ　ＥＸＴを選択する
ときには”Ｌｏ”レベルになる。

ＲＦ受信時に“ｌ　Ｈｌ”レベルの切換信号３８１１が
入力すると、トランジスタＴＲＩはＯＮとなり、電源子
Ｂからの電流が、抵抗Ｒ２，Ｒ４、ダイオードＤＩ、　
Ｄ２、抵抗Ｒ３を通ってトランジスタＴＲＩ、接地へと
流れる。すなわち、ダイオードＤｉ、　Ｄ２はＯＮ状態
となる。このため、これらダイオードＤＩ、Ｄ２により
接続されたキャパシタＣ２、Ｃ３は交流的に結合された
状態となり、ベルフィルタ回路１１は、抵抗Ｒ１、キャ
パシタＣＩ、Ｃ２，Ｃ３、ＬＣフィルタＴＩ、抵抗Ｒ７
及びキャパシタＣ４により構成されることになる。

一方、アナログスイッチ１０で外部ビデオ入力ＳεＸＴ
が選択され、切換信号Ｓｓｕが°゛Ｌ°゛Ｌ°゛レベル
、トランジスタＴＲＩがＯＦＦ状態となるため、ダイオ
ードＤＩ、　Ｄ２はキャパシタＣ２，Ｃ３間を遮断する
。このため、このベルフィルタ回路１１は、抵抗Ｒ１、
キャパシタＣ１、ＬＣフィルタＴ１、抵抗Ｒ７及びキャ
パシタＣ４により構成されることになる。

従って、キャパシタＣＩ、　Ｃ２，Ｃ３の値を適当に選
ぶことにより、ベルフィルタ回路１１の帯域通過特性を
複合ビデオ信号の入力ソースに応じて切り換え（ＲＦ信
号側のときは帯域通過特性が第６図りの形になるように
、外部入力側のときはＣの形になるように）、ベルフィ
ルタ回路１１の出力特性を入力ソースにかかわらず一定
にすることができる。

なお、上記実施例では複合ビデオ信号を（ＲＦ信号側と
外部入力側との間で）切り換える場合について本発明を
利用したが、第３図に示すように、Ｓビデオ信号入力端
子を備えたテレビ受像機あるいはＶＴＲの場合には、ア
ナログスイッチ３１でのＳビデオ信号（の色信号）入力
と複合ビデオ信号（あるいはバンドパス回路を通過した
色信号）入力との間の切り換えに応じて、ベルフィルタ
回路３２の帯域通過特性を切り換えるようにしてもよい
。

見訓立蓋策 以上説明した通り、本発明によれば、ＳＥＣＡＭ方式の
テレビ受信機で、その映像信号の入力ソースが異なる場
合でも、ベルフィルタがそのソースの帯域特性に応じて
常に適切な帯域減衰を行うことができる。その結果、い
ずれのソースから映像信号が入力された場合にも、常に
最適な色の再現を行うことができる。

一

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のベルフィルタ回路を用いたテレビ受像
機の関連部分のブロック図、第２図はそのベルフィルタ
回路の一具体例を示す回路図、第３図は本発明に係るベ
ルフィルタ回路を用いた別の実施例のブロック図、第４
図は従来のＳＥＣＡＭ方式テレビ受像機のブロック図、
第５図はそのベルフィルタ回路の具体例を示す回路図、
第６図はベルフィルタ回路の帯域通過特性図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の入力源から映像信号を入力することのでき
   るＳＥＣＡＭ方式のカラーテレビ受信回路のベルフィル
   タ回路において、 映像信号の入力源に応じて帯域通過特性を可変としたこ
   とを特徴とするベルフィルタ回路。