JPH03111027A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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JPH03111027A
JPH03111027A JP1251286A JP25128689A JPH03111027A JP H03111027 A JPH03111027 A JP H03111027A JP 1251286 A JP1251286 A JP 1251286A JP 25128689 A JP25128689 A JP 25128689A JP H03111027 A JPH03111027 A JP H03111027A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生体眼の第1測定対象面から第2測定対象面
までの距離としての眼軸長、前房深さ、水晶体厚さ等を
非接触で測定することのできる生体眼の寸法測定装置の
改良に関する。
(従来の技術) 従来から、生体眼の第1測定対象面から第2測定対象面
までの距離としての眼軸長、前房深さ、水晶体厚さ等を
測定する生体眼の寸法測定装置としては、プローブを角
膜に接触させ、超音波を用いて眼の前方から投射した超
音波の角膜前面、水晶体前面、水晶体後面、眼底表面に
おける反射波をブラウン管上に描き出し、そのブラウン
管上に描き出されたエコーダラムを撮影して計測するも
のが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の生体眼の寸法測定装置は、超
音波の進む軸と光の進む軸とが異なり、正確に規準方向
の軸長を計測できず、その軸長の測定精度が不十分であ
るという問題点がある。
また、この従来の超音波による生体眼の寸法測定装置は
、測定に際して生体眼にプローブを接触させるに際して
麻酔が必要であり、さらに感染等の予防措置を構じなけ
ればならないという面倒もある。
そこで、近年、非接触で眼軸長、前房深さ、水晶体厚さ
等を非接触で測定することのできる生体眼の寸法測定装
置が提案されている。
たとえば、ドイツ特許Dg3201801号には、生体
眼としての被検眼と測定装置とでマイケルソン干渉計を
構成し、眼底からの反射と角膜からの反射とに基づき形
成される干渉縞を観測して眼軸長、前房深さ、水晶体厚
さ等の生体眼の寸法を測定する寸法測定装置が提案され
ている。
この生体眼の寸法測定装置によれば、非常に高い精度(
光の波長オーダー)で測定値を得ることができるが、被
検眼が動くと干渉縞が消失するため、測定に際して高度
の技術、技能が必要であるという不便さがある。
さらに、たとえ、光の波長オーダーで測定値が高精度に
得られたとしても、その測定値は空気の屈折率を用いて
得られた値であり、実際の生体眼の寸法を得るには生体
眼の有する屈折率でその測定値を除算することになり、
生体眼の寸法の測定精度は実質的に生体眼の屈折率の測
定精度で定まることになり、最終的に得られる測定値の
精度に較べて測定に際して要求される技術、技能に高度
のものが要求されるという問題点がある。
本発明は上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的
は、生体眼の寸法測定を非接触で高度の技術、技能を必
要とせずども簡単に行うことのできる生体眼の寸法測定
装置な提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の請求項1に記載の生体眼の寸法測定装置は、光
源からの光束を参照光束として生体眼を経由せずに受光
器に導く参照光路と前記光源からの光束を測定光束とし
て生体眼を経由させて前記受光器に導く測定光路とを有
する測定光学系と、前記光源から出射された光束が前記
参照光路を経由して前記受光器に到達するのに要する時
間と前記光源から出射された光束が前記生体眼の第1測
定対象面を経由して前記受光器に到達するのに要する時
間との差に基づき基準点から前記第1測定対象面までの
距離を算出すると共に、前記光源から出射された光束が
前記参照光路を経由して前記受光器に到達するのに要す
る時間と前記光源から出射された光束が前記生体眼の第
2測定対象面を経由して前記受光器に到達するのに要す
る時間との差に基づき前記基準点から前記第2測定対象
面までの距離を算出する算出手段とを備え、前記基準点
から前記第1測定対象面までの距離と前記基準点から前
記第2測定対象面までの距離との差に基づき前記第1測
定対象面から前記第2測定対象面までの距離を求めるこ
とを特徴とする。
本発明の請求項4に係わる生体眼の寸法測定装置は、上
記の目的を達成するため、 光源から出射された光束であってかつ生体眼の第1測定
対象面により反射された前記光束を参照光束として受光
器に導くと共に、前記光源から出射された光束であって
前記生体眼の第2測定対象面により反射された光束を測
定光束として前記受光器に導く測定光学系と、 前記光源から出射されて前記第1測定対象面で反射され
た光束が前記受光器に到達するのに要する時間と前記光
源から出射されて前記第2測定対象面で反射された光束
が前記受光器に到達するのに要する時間との差に基づき
前記第1測定対象面から前記第2測定対象面までの距離
を算出する算出手段と、 を備えていることを特徴とする。
(作用) 本発明の請求項1に記載の生体眼の寸法測定装置によれ
ば、光源からの光束の一部が参照光路を通って参照光束
として生体眼を経由せずに受光器に導かれ、光源からの
光束の残部は測定光路を通って測定光束として生体眼を
経由して受光器に導かれる。算出手段は光源から出射さ
れた光束が参照光路を経由して受光器に到達するのに要
する時間と光源から出射された光束が生体眼の第1測定
対象面を経由して受光器に到達するのに要する時間との
差に基づき基準点から第1測定対象面までの距離を算出
すると共に、光源から出射された光束が参照光路を経由
して受光器に到達するのに要する時間と光源から出射さ
れた光束が生体眼の第2111定対象面を経由して受光
器に要する時間との差に基づき基準点から第2測定対象
面までの距離を算出する。そして、算出手段は基準点か
ら第1測定対象面までの距離と基準点から第28IN定
対象面までの距離との差に基づき第1測定対象面から第
211定対象面までの距離を求める。
本発明の請求項4に記載の生体眼の寸法測定装置によれ
ば、光源から出射された光束であって生体眼の第fil
l定対象面で反射された光束は参照光束として受光器に
導かれる。また、光源から出射された光束であって生体
眼の第2測定対象面で反射された光束は測定光束として
第2測定対象面に導かれる。算出手段はその第1測定対
象面で反射された光束が受光量に到達するのに要する時
間とその第2測定対象面で反射された光束が受光器に到
達するのに要する時間との差に基づき第1測定対象面か
ら第2測定対象面までの距離を算出する。
(実施例) 第1図、第2図は本発明の請求項1に係わる生体眼の寸
法測定装置の第1実施例を示す光学図であって、その第
1図において、1は測定光学系である。この測定光学系
1は参照光路z1と測定光路z2とを有する。測定光学
系1には光源4が設けられている。光源4から出射され
た光束は集光レンズ5により集光され、光ファイバー6
の入射端面7に導かれる。光ファイバー6に入射された
光束はその光ファイバー6の出射端面8を二次光源とし
てこの出射端面8からプリズム9に向かって出射される
出射端面8から出射された光束はチョッパー12を介し
てそのプリズム9の面10に導かれる。その面10に導
かれた光束の一部は参照光束としてその面10で屈折さ
れ、残りの光束はその面lOで測定光束として反射され
る。参照光束は後述する生体眼を経由せずにプリズム9
内を通って面11に導かれ、面11からプリズム9の外
部に出射され、光ファイバー13の入射端面14に入射
される。
チョッパー12は参照光路Z+と測定光路Z2とを切り
換える機能を有し、プリズム9の面10で反射された測
定光束は後述の生体眼を経由させるためにリレーレンズ
15を介してコリメーターレンズ兼用の゛デイオプター
調整レンズ16に導かれる。デイオプター調整レンズ1
6は基準点から後述の角膜までの距離を測定するに際し
てプリズム9の面10により反射された測定光束を平行
光束としてビームスプリッタ17に導く機能を有し、基
準点から後述の眼底までの距離を測定するに際して後述
の水晶体の屈折力が適正でなく測定光束が眼底に収束し
ないときはその屈折力に応じて眼底に測定光束が収束す
るように可動される。
ビームスプリッタ17は図示を略す固視標投影光学系の
光束を生体眼18に向けて反射する機能を有する。この
固視標投影光学系には公知のものを用い、後述するアラ
イメントの際に生体眼18を測定光学系1に正対させる
役割を果たす、なお、その第1図において、符号0+は
測定光学系の光軸、符号o2はその固視標投影光学系の
光軸である。
そのビームスプリッタ17を透過した平行光束はビーム
スプリッタ19を透過して対物レンズ20に導かれる。
対物レンズ20は基準点から生体眼18の第1測定対象
面としての角膜21までの距離測定の際に用いられ、1
41図に示すように、角膜21に対して適正に測定光学
系1がアライメントされたときには、平行光束は角膜頂
点22に集光される。
角膜頂点22で反射された光束は対物レンズ20により
再び平行光束としてビームスプリッタ19に導かれ、そ
の一部はそのビームスプリッタ19により反射されて対
物レンズ20の略焦点位置に配置された位置検出センサ
としての二次元CCD23 ’に導かれ、残りの光束は
そのビームスプリッタ19、ビームスプリッタ17を透
過して、デイオプター調整レンズ16、リレーレンズ1
5に導かれ、そのリレーレンズ15により収束光として
プリズム9の面11に導かれる。そして、その収束光は
その面11により反射され、光ファイバー13の入射端
面14に入射され、光ファイバー13の出射端面23か
ら出射される。その出射端面23には受光器24が臨ん
でおり、受光器24と出射端面23との間には集光レン
ズ25が設けられている。ここで、光ファイバー13の
入射端面14は角膜21と共役な位置にあり、この入射
端面14に図示を略す光学フィルターを設置して角膜2
1又は後述する眼底以外からの反射光束を遮光するよう
にすれば、測定の際に不要のノイズ光を除去できる。
また、光学フィルターを設けなくとも光ファイバー13
の径を小さくすればノイズ光を除去できる。
なお、その第1図において、斜線で示す光束は、角膜2
1で反射されて光ファイバー13に向かう光束を示し、
生体眼18への照射は光軸OIを境に測定光学系1の片
側半分で行われ、測定光学系1の他側半分はその生体眼
18の反射光の受光に用いられる。
生体眼18に対する測定光学系1のアライメントは、二
次元CCD23’上に形成された像の大きさ(像の径)
とその像の位置とにより判断するものである。第3図(
イ)に拡大して示すように、測定光学系1が角1121
に対して適正にアライメントされているときには、平行
光束が対物レンズ20により角膜頂点22上の一点で収
束するため、エリアC0D23 ’上での反射光束の像
の径は入射光束と同じ径となる。また、エリアCCD2
3’上での像の位置はエリアCCD23’の中央(光軸
O1)に対し入射光束と反対側にある。これに対して、
第3図(ロ)に示すように角膜頂点2zと光軸01とが
一致しているが、対物レンズ20が角膜21に近すぎる
場合、収束光としである面積で反射されるためエリアC
CD23’上での反射光束の像の径は入射光束より小さ
くなり、また、その位置は光軸OIに対し入射光束と反
対側にある0次に、第3図(ハ)に示すように対物レン
ズ20が角膜21から遠すぎる場合には、角膜21のあ
る面積で発散光として反射されるため、エリアC0D2
3 ’上での反射光束の像の径は適正にアライメントさ
れているときにエリアCCD23’に形成される像の径
よりも大きくなり、その位置は(イ)、(ロ)と同じ側
となる。従って、このエリアC0D23 ’に形成され
た像の大きさを検出することにより、生体眼18に対す
る測定光学系1の光軸01方向の距離を調節することが
できる。
また、第3図に(ニ)に示すように角膜21に対する対
物レンズ20の光軸方向の距離は適正であるが、光軸O
Iが角膜頂点22よりも上側にずれているときにはエリ
アCCD23’に形成される像の径は略入射光束の大き
さであるが、その像の位置がエリアCCD23 ’の中
央(光軸0+の位置)から所定の間隔をあけて入射光束
と反対の側にずれる。一方、第3図(ト)に示すように
角膜21に対する対物レンズ20の光軸方向の距離は適
正であるが、光軸01が角膜頂点22よりも下側にずれ
ているときにはエリアCCD23’に形成される像の径
は入射光束の大きさと略同じであるが、その像の位置は
エリアCCD23’の中央に対して入射光束と同じ側と
なる。そして、第3図(ホ)に示すように角膜21に対
して対物レンズ20が近すぎると共に光軸o1が角膜頂
点22よりも上側にずれている場合、第3図(へ)に示
すように角膜21に対して対物レンズ20が還すぎると
共に光軸01が角膜頂点22よりも上側にずれている場
合には、エリアCCD23’に形成される像の径が適正
にアライメントされているときにエリアCCD23’に
形成される像の径よりも前者は小さく、また後者は大き
くなると共に、双方ともそのエリアCCD23 ’上で
の像の位置がエリアCCD23’の中央から間隔をあけ
て入射光束と反対の側にずれる。一方、第3rM(チ)
に示すように角1x21に対して対物レンズ20が近す
ぎると共に光軸OIが角膜頂点22よりも下側にずれて
いる場合、第3図(す)に示すように角膜21に対して
対物レンズ20が達すぎると共に光軸01が角膜頂点2
2よりも下側にずれている場合、そのエリアCCD23
’に形成される像の径が適正にアライメントされている
ときにエリアCCD23’に形成される像の径よりも前
者は小さく、また後者は大きくなると共に、そのエリア
CCD23’上での像の位置が入射光束と同じ側にずれ
る。この光束の径及び位置は図示を略す前眼部観察用T
Vモニターに重ねて表示するようにする。
従って、そのエリアCCD23’に形成された反射光束
の像の径と位置とをモニターするごとにより生体眼18
に対して測定光学系1が適正にアライメントされたか否
かを判断することができる。
生体眼18の第2の測定対象面としての眼底26から基
準点までの距離の測定の際には、第2図に示すように対
物レンズ20の代わりに対物レンズ20の厚さに相当す
る平行平面板27を挿入する。この平行平面板27を挿
入しなくとも眼底26までの距離を測定することはでき
るが、この平行平面板27を挿入すると、対物レンズ2
0の光路長と同等の光路長とを用いて測定できるので、
基準点から眼底26までの距離の演算の簡略化を行うこ
とができる。
その光源4は第4図に示す変調器28によって変調され
る。ここでは、光源4は変調器28により15MHzで
発振されるようになっている。その変調器28の発振出
力は分周器28と合成830とに入力される0分周sz
eは3KHzの発振出力を合成蕃30と位相差検出回路
33とに向かって出力する1合成@SOは15MHzの
発振出力と3KHzの発振出力とに基づき14. 99
7MHzの発振出力を混合器32に向かって出力する。
混合器32は受光器からの15MHzの受光出力と合成
@aOからの14. 997MHzの発振出力とに基づ
き、肩波数が3KHzのサイン波状ビート信号を形成す
る。このサイン波状ビート信号は検波回路31に入力さ
れる。
位相差検出回路33は、分周器29からの3KH2信号
をスタート信号とし、また、検波回路31からの3K)
IZをストップ信号とし、その間の変調器28からの1
5KHzのパルス個数をカウントし、位相差を測定する
その位相差検出回路33の出力は演算回路34に入力さ
れる。この演算回路34は同期制御回路35によってチ
ョッパー12と同期されており、この時分割による位相
差の交互測定に基づき基準点から角膜21までの距離、
基準点から眼底26までの距離が算出され、この基準点
から角lI21までの距離と基準点から眼底26までの
距離との差に基づき角膜21から眼底26までの距離を
求めてこの距離を生体眼18の屈折率で除算することに
よって眼軸長が求められる、ここに、変mi糺 分周蕾
29、合成器30゜検波回路31、混合器32、位相差
検出回路33、演算回路34は、光源4から出射された
光束が参照光路Z1を経由して受光器24に到達するの
に要する時間と光源4かも出射された光束が生体眼18
の第1測定対象面を経由して受光器24に到達するのに
要する時間との差に基づき基準点から第111定対象面
までの距離を算出すると共に、光源4から出射された光
束が参照光路z1を経由して受光器24に到達するのに
要する時間と光源4から出射された光束が生体眼18の
第2測定対象面を経由して受光器24に到達するのに要
する時間との差に基づき基準点から第2測定対象面まで
の距離を算出する算出手段として機能する。
ところで、基準点から角膜21まで距離の測定を行って
から基準点から眼底26までの距離測定に移行の際に、
被検者の生体眼18がわずかに動いている場合があり、
この場合にアライメントの修正を行うと測定結果に誤差
を生じることがある。そこで、この第1実施例のもので
は、測定光学系1を搭載したX−Yステージ36(第4
図参照)に図示を略すエンコーダを組み込み、このエン
コーダの出力を移動量算出回路37に入力させ、移動量
算出回路37の出力を演算回路34に入力させ、下記の
手順で補正を行って眼軸長を求めている。
第5図に示すように、測定スタートに伴って角膜21へ
のアライメントを行うと(81)、  アライメントが
完了したか否かを図示を略すコンピュータが判断する(
S 2)、  そして、アライメントが完了している場
合にはアライメントOKの出力が出され、これによって
、基準点から角膜21までの距離の測定が行われる(S
 3)、  アライメントが完了していない場合には角
膜21へのアライメント操作を繰り返す、基準点から角
膜21までの距離の測定が終了した場合には、x−yス
テージ36の移動量算出回路37の算出値がリセットさ
れる(84)。
そして、再びアライメントが適正であるか否かを判断す
る(S 5)、  アライメントが適正でないときには
角膜21へのアライメント操作を繰り返す(S6)、こ
のアライメント操作に基づき、X−Yテーブル36が移
動する。移動量算出回路37はその移動量を算出する。
アライメントが適正になると、対物レンズ20の代わり
に平行平面板27を測定光路z2に挿入する(S 7)
、  次に、基準点から眼底26までの距離の測定を行
い、演算回路24が基準点から眼底26までの距離を移
動量算出回路37の移動量に基づいて補正する(8B)
、  次に生体眼18の屈折率を考慮に入れて眼軸長を
求める(89)。
第6図は本発明の請求項1に係わる生体眼の寸法測定装
置の第2実施例を示す図である。
この第2実施例では、光源4、集光レンズ5、光ファイ
バー8、プリズム9、リレーレンズ15、デイオプター
調整レンズ16、チョッパー12、光ファイバー13、
集光レンズ25、受光器24は、基準点から角膜21ま
での距離測定用に用いられる。また、基準点から眼底2
6までの距離測定用として、別途光源4′ 集光レンズ
5′ 光フアイバー6′プリズム8′ リレーレンズ1
5′、デイオプター調整レンズ16′、チョッパー12
′、光ファイバー13′、集光レンズ25′、受光12
4′からなる測定分岐光学系が設けられている。光源4
と光i14’とには互いに異なる波長のものが用いられ
、対物レンズ20は基準点から角膜21までの距離測定
と基準点から眼底26までの距離測定とに兼用され、対
物レンズ2Gとビームスプリッタ17との間には光源4
′から出射された測定光を反射しかつ光源4かも出射さ
れた測定光を透過させるダイクロイックミラー38が設
けられている。
この第2実施例のものでは、光源4から出射された測定
光束はアライメントが適正のとき、対物レンズ20によ
って角膜頂点22に収束され、光源4′から出射された
測定光束はアライメントが適正のとき、破線で示すよう
に、対物レンズ20によって平行光束として生体眼18
に導かれ、水晶体39によって眼底26に収束される。
水晶体39によって眼底26に測定光束が収束されない
ときは、デイオプター調整レンズ1.6′により眼底2
6に測定光束が収束されるように調整する。この第2実
施例によれば、基準点から角膜21までの距離測定と基
準点から眼底26までの距離測定とを同時に行うことが
できるもので、受光器24.24’の出力は各混合器に
それぞれ入力され、各算出手段により別々に基準点から
角膜21、基準点から眼底26までの各距離が同時に求
められ、この各距離に基づき眼軸長が算出される。
117図は本発明の請求項2に記載の生体眼の寸法測定
装置の第1実施例を示すもので、40141は光源であ
る。光源40から出射された光束は集光レンズ41′に
より集光され、光ファイバー42に入射される。そして
、この光フアイバー42内を伝播した光束は光ファイバ
ー42からプリズム43の反射面44に向けて出射され
る1反射面44で反射された光束はリレーレンズ45を
介してコリメータレンズ46に導かれる。そして、この
コリメータレンズ46により平行光束とされる。この平
行光束の一部は参照光束としてビームスプリッタ47を
介して対物レンズ48に導かれる。対物レンズ48はア
ライメントが適正であるとき、平行光束を生体眼18の
角膜頂点22に収束させる作用を果たす。
その平行光束の残りのものはビームスプリッタ47によ
って反射されて測定光束として全反射ミラー49に導か
れる。その全反射ミラー49により反射された光束は集
光レンズ50により集光されてデイオプター調整レンズ
51に導かれる。そして、このデイオプター調整レンズ
51から出射された光束は全反射ミラー52で反射され
、ハーフミラ−53に導かれ、このハーフミラ−53に
より生体眼18の眼底26に導かれる。生体l!18の
眼底26に収束されない場合には、そのデイオプター調
整レンズ51を前後方向に動かして調整する。
角膜頂点22で反射された光束は、再び対物レンズ48
に戻り、この対物レンズ48によって平行光束とされる
。この平行光束はビームスプリッタ47に導かれ、その
一部はこのビームスプリッタ47によりエリアCCD2
3’に向けて反射される。残りのものはそのビームスプ
リッタ47を透過して、コリメータレンズ46に導かれ
、コリメータレンズ拐、リレーレンズ45を透過してプ
リズム43の反射面54に導かれる。そして、このプリ
ズム43の反射面54において反射され、光ファイバー
55の入射端面56に入射される。その光ファイバー5
5に入射した光束は光フアイバー内を伝播してファイバ
ーカプラー57に導かれる。このファイバーカプラー5
7にはビームスプリッタ58を透過した光源41からの
光束が光ファイバー59を介して入射されている。なお
、光源41とビームスプリッタ58との間には集光レン
ズ60が配置されている。光1![41からの光束は電
気系の位相差の補正に用いられ、生体眼18を経由して
の参照光束と光11[41からの光束とは光ファイバー
55の出射端面61から出射される。その出射光束は集
光レンズ62により収束され、受光1163に受光され
、受光器63の受光出力は混合器64に入力される。
一方、眼底26において反射された光束は、水晶体39
を通って再び平行光束としてハーフミラ−53に導かれ
る。この平行光束の一部はハーフミラ−53を透過し、
残りはハーフミラ−53により反射される。そのハーフ
ミラ−53を透過した光束は対物レンズ48により空中
結像され、この空中結像箇所Pには黒点(図示を略す)
が配置されている。これによって、眼底26からの反射
光がノイズ光としてプリズム43の反射面に導かれるの
が防止される。
ハーフミラ−53によって反射された残りの光は全反射
ミラー52、デイオプター調整レンズ51.  集光レ
ンズ50を介しかつ全反射ミラー49を避けて平行光束
として集光レンズ65に導かれる。この平行光束はその
集光レンズ65により光ファイバー66の入射端面67
に入射される。この入射端面67に入射した光束は光フ
アイバー内を伝播し、フォトカプラー68に導かれる。
そのフォトカプラー68にはビームスプリッタ58によ
り反射された光源41からの反射光束が光ファイバー7
3を介して入射され、生体眼18を経由しての測定光束
と光源41からの反射光束とは光ファイバー66の出射
端面69から出射される。その出射光は集光レンズ70
により集光され、受光1!71に受光される。その受光
蕃フ1の受光出力は混合972に入力される。
混合I64の出力と混合器72の出力とはそれぞれ検波
$75.76に入力され、この検波器75.76の出力
は位相差検出回路77に入力されている0位相差検出回
路77は検波器75の出力を基準にして検波器76の出
力の時間的遅れを測定し、これにより角膜21から眼底
26までの距離を求めるものであり、混合器64、検波
器75.76、位相差検出回路77は光源40から出射
されて第1測定対象面で反射された光束が受光器63に
到達するのに要する時間と光源40から出射されて第2
測定対象面で反射された光束が受光器71に到達するの
に要する時間との差に基づき第1測定対象面から第2測
定対象面までの距離を算出する算出手段を概略構成して
いる。
なお、混合器64と検波器75とからなる電気系と混合
器72と検波器76とからなる電気系とに電気的位相差
があるかないかをチエツクして補正を行うために、測定
を開始する前に光源41を15MHzにより変調して、
この変調に基づく混合器64.72による出力を用いて
電気系の位相差を事前に測定する。
なお、ビームスプリッタ58からフォトカプラー57ま
での光学長とビームスプリッタ58からフォトカプラー
68までの光学長とはこの補正を行うために等しく設計
されている。
第8図は本発明の請求項2に記載の生体眼の寸法測定装
置の第2実施例を示す図であって、参照光束と測定光束
とを1111の受光器78で受光する構成としたもので
、参照光束と測定光束とはチョッパー78により選択的
に受光器78に導かれるものとなつおり、受光器78の
出力は1個の混合Sに入力され、この混合器の出力によ
り角膜21から眼底26までの距離を求める。
(効果) 本発明の請求項1又は請求項4に記載の生体眼の寸法測
定装置は、生体眼の寸法測定を非接触で高度の技術、技
能を必要とせずとも簡単に行うことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の請求項1に係わる生体眼の寸
法測定装置の第1実施例を示し、第1図はその第1実施
例の光学図、 第2図はその第1実施例の生体眼の寸法測定装置を用い
て基準点から眼底までの距離の測定を説明するための光
学図、 第3図(イ)〜第3図(す)はその第1実施例に係わる
生体眼の寸法測定装置によるアライメントの説明を示す
図、 第4図はその第1実施例による算出手段の説明図、 第5図はその第1実施例による生体眼の寸法測定装置の
測定手順を説明するためのフローチャート、 第6図は本発明の請求項1に係わる生体眼の寸法測定装
置の第2実施例を示す光学図、第7図は本発明の請求項
2に係わる生体眼の寸法測定装置の第1実施例を示す光
学図、第8図は本発明の請求項2に係わる生体眼の寸法
測定装置の第2実施例を示す光学図、である。 1・・・測定光学系、18・・・生体眼、21・・・角
Il!(第1測定対象面)、24・・・受光器26・・
・眼底(第2測定対象面) 28・・・変調器、29・・・分周器、31・・・検波
回路33・・・位相差検出回路、34・・・演算回路z
1・・・参照光路、Z2・・・測定光路弔 図(イ) 第 図(C)) 第 図(八) 第 5 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源からの光束を参照光束として生体眼を経由せ
    ずに受光器に導く参照光路と前記光源からの光束を測定
    光束として生体眼を経由させて前記受光器に導く測定光
    路とを有する測定光学系と、前記光源から出射された光
    束が前記参照光路を経由して前記受光器に到達するのに
    要する時間と前記光源から出射された光束が前記生体眼
    の第1測定対象面を経由して前記受光器に到達するのに
    要する時間との差に基づき基準点から前記第1測定対象
    面までの距離を算出すると共に、前記光源から出射され
    た光束が前記参照光路を経由して前記受光器に到達する
    のに要する時間と前記光源から出射された光束が前記生
    体眼の第2測定対象面を経由して前記受光器に到達する
    のに要する時間との差に基づき前記基準点から前記第2
    測定対象面までの距離を算出する算出手段とを備え、前
    記基準点から前記第1測定対象面までの距離と前記基準
    点から前記第2測定対象面までの距離との差に基づき前
    記第1測定対象面から前記第2測定対象面までの距離を
    求めることを特徴とする生体眼の寸法測定装置
  2. (2)前記測定光路には対物レンズが設けられ、前記第
    1測定対象面が角膜であるときは該対物レンズを用い、
    前記第2測定対象面が眼底であるときは該対物レンズの
    代わりに平行平面板を用いることを特徴とする請求項1
    に記載の生体眼の寸法測定装置。
  3. (3)前記第1測定対象面が角膜であるときに前記光源
    から出射される光束の波長と前記第2測定対象面が眼底
    であるときに前記光源から出射される光束の波長とが異
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の生体眼の
    寸法測定装置。
  4. (4)光源から出射された光束であつてかつ生体眼の第
    1測定対象面により反射された前記光束を参照光束とし
    て受光器に導くと共に、前記光源から出射された光束で
    あって前記生体眼の第2測定対象面により反射された光
    束を測定光束として前記受光器に導く測定光学系と、 前記光源から出射されて前記第1測定対象面で反射され
    た光束が前記受光器に到達するのに要する時間と前記光
    源から出射されて前記第2測定対象面で反射された光束
    が前記受光器に到達するのに要する時間との差に基づき
    前記第1測定対象面から前記第2測定対象面までの距離
    を算出する算出手段と、 を備えていることを特徴とする生体眼の寸法測定装置。
  5. (5)前記測定光学系は、前記生体眼に対する該測定光
    学系のアライメント調整を行うために、前記光源から出
    射された光束を前記生体眼の角膜に集光させる光学要素
    と該角膜からの反射光を受光する位置検出センサとを備
    えていることを特徴とする請求項1又は4に記載の生体
    眼の寸法測定装置。
  6. (6)前記測定光学系の第1測定対象面と光学的に共役
    な位置に、前記第1測定対象面と第2測定対象面とを除
    いた部分からのノイズ光を除去するための空間フィルタ
    ーを設けたことを特徴とする請求項1又は4に記載の生
    体眼の寸法測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008188047A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Nidek Co Ltd 眼軸長測定装置
JP2013223759A (ja) * 2013-06-24 2013-10-31 Nidek Co Ltd 眼軸長測定装置

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JP2008188047A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Nidek Co Ltd 眼軸長測定装置
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