JPH03109937A - イソシアネートミクロカプセル - Google Patents

イソシアネートミクロカプセル

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JPH03109937A
JPH03109937A JP24999289A JP24999289A JPH03109937A JP H03109937 A JPH03109937 A JP H03109937A JP 24999289 A JP24999289 A JP 24999289A JP 24999289 A JP24999289 A JP 24999289A JP H03109937 A JPH03109937 A JP H03109937A
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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
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    • C08G18/0842Manufacture of polymers in the presence of non-reactive compounds in the presence of liquid diluents
    • C08G18/0861Manufacture of polymers in the presence of non-reactive compounds in the presence of liquid diluents in the presence of a dispersing phase for the polymers or a phase dispersed in the polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インシアネート基を有するミクロカプセルに
関するものである。
従来の技術 従来のウレタン系ミクロカプセルのほとんどは、香料、
液晶、染料等をポリウレタン膜でカプセル化する方法等
に関するもので、その方法もポリイソシアネートを含む
親油性液体を界面活性剤により水中に分散させ、ポリア
ミン等により界面で不溶性のポリマーを生成させて親油
性液滴をカプセル化する方法であった。(例えば英国特
許第1091141号)これらのカプセル化は水中での
界面反応によるものであるため、カプセル内に未反応の
インシアネート基を残すことは極めて困難であった。
非水分散重合法によるポリウレタン組成によるイソシア
ネートミクロカプセルは例がなかった。ポリオレフィン
系重合体でイソシアネートモノマーをカプセル化する例
はあるが、カプセルを使用する際、ポリオレフィンの相
溶性の悪さが欠点であっ九。
発明が解決しようとする課題 本発明者は、イソシアネート基含有のミクロカプセルの
製造について非水分散重合法を用いて鋭意研究を重ねた
結果、特定の分散安定剤を用い九非水分散重合法により
安定なインシアネトミクロカプセルをうろことを見出し
本発明を完成するに至った。
課題を解決するための手段 即ち本発明は、 ポリインシアネート、ポリオールおよび分散安定剤から
なるイソシアネートミクロカプセルにおいて、分散安定
剤として、分子内に不飽和結合を有するポリオール10
0重量部に対して炭素数6以上の炭化水素基からなる側
鎖を有するエチレン性不飽和単量体20から400重量
部を反応せしめて得られる化合物を用いることを特徴と
するイソシアネートミクロカプセルである。
本発明によって得られるイソシアネートミクロカプセル
は、粒子状粉末でイソシアネート基が安定に保たれる。
本発明で用いることのできるポリイソシアネトとしては
、少なくとも2個のイソシアネート基金有する化合物で
ある。これらの例としては、トリレンジイソシアネート
、キシリレンジイソシアネート、フェニレンジインシア
ネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなどおよび
これら異性体および多核体からなる芳香族ポリイソシア
ネート、1.6−へキサメチレンジイソシアネート、1
,12−ドデカンジイソシアネートなどの脂肪族ポリイ
ソシアネート、シクロヘキサ/−1,4−ジイソシアネ
ート、インホロンジイソシアネー)、4.4’−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネートなどの脂環式ポリイ
ソシアネートなどがあけられる。また、これらの化合物
と活性水素基含有化合物との反応によるイソシアネート
基末端化合物、インシアヌレート化反応などによるイソ
シアネート変性体などもあげられる。また、メタノール
、アセト酢漬エチル、ε−カプロラクタム、メチルエチ
ルケト/オキシム、フェノールなどの活性水素を分子内
に1個有するブロック剤で一部を安定化し九ポリイソシ
アネートなども使用することが出来る。
本発明で用いることのできるポリオールとしては、通常
ポリインシアネートの反応相手に用いられるものを全て
使用できる。例としては、ポリエステルポリオール、ポ
リアルキレンエテルポリオール、ポリカーボネートポリ
オールおよびこれらの混合物などがあげられる。また、
通常鎖延長剤として使われている1分子当り少々くとも
2個の活性水素基を含有し、分子量62〜約300のも
のを単独にあるいは併用して使用することが出来る。
本発明のイソシアネートミクロカプセルヲ粉体の状態で
使用する場合は室温で固体状である必要がある。この場
合、鎖長延長剤は直鎖状のアルキレングリコールを使用
することが好ましい。特に、1,4−ブチレングリコー
ル、1,6ヘキサメチレングリコール、1,9−ノナン
ジオールなどが好ましい。
本発明の分散安定剤に用いられる分子内に不飽和結合を
有するポリオールとしては、例えばポリエステルポリオ
ールの場合、原料のグリコール類、二塩基酸類などの一
部に不飽和基含有グリコールあるいは不飽和基含有ジカ
ルボン酸を使用して製造したものなどがあげられる。ま
た、ポリエーテルポリオールの場合、出発物質として不
飽和基含有グリコールを用いて製造したものなどがあげ
られる。更に、分子量2000以下の水酸基末端ポリエ
ステル、ポリエーテル、ポリカーボネートなどと不飽和
基含有ジカルボン酸とのエステル化によってえられるポ
リオルなどもあげられる。ここで述べた不飽和基含有グ
リコールの例としては、2−ブテン−1,4−ジオール
 グリセリンモノアリルエーテルなどがあげられる。ま
た、不飽和基含有ジカルボン酸の例としては、マレイン
酸、イタコン酸彦どがあげられる。本発明に用いること
のできる分子内に不飽和結合含有するポリオールの分子
量および不飽和結合濃度は、特に制限はないが、分子量
は4000以下、不飽和結合濃度はポリオール1分子当
り不飽和基10個以下のものを使用することが好ましく
、特に、ポリオール1分子当り1〜3個の範囲内のもの
が好ましい。
本発明の分子内に不飽和結合を有するポリオルの製法は
、通常のポリエステル、ホIJニー・チルなどの製造方
法で行うことができる。
本発明の分散安定剤に用いられる炭素数6以上の炭化水
素基からなる側鎖を有するエチレン性不飽和単量体とし
ては、例えば、1−オクテン、1または2−ノネン、1
−または2−デセン、1−ま几は2−へブタデセ/、2
−メチルl−ノネン、2−メチル−1−デセン、2−メ
チル−1−ドfセン、2−メチル−1−へキサデセン、
2−メチル−1−ヘプタデセンなどのビニル、フロベニ
ルまたはイソプロペニル基含有脂肪族直鎖型不飽和炭化
水素、アクリル酸またはメタクリル酸と2−エチルヘキ
シルアルコール、ヘキシルアルコールなどの炭素? 6
 以上の脂肪族アルコールまたは、シクロヘキサノール
、ノルボルナノール、アダマンタノールなどの炭素数6
以上の脂猿族アルコールとのエステルなどがあけられる
。これらは単独あるいは2種以上を併用することが出来
る。
本発明に用いられる分散安定剤は、不飽和結合を有する
ポリオールとエチレン性不飽和単量体との反応により得
られる。これらの反応方法は、特に制限はなく、反応開
始剤としてラジカル開始剤などを用いる通常のエチレン
性単量体の重合法が利用出来る。この反応に際しては、
必要に応じて溶媒を用いることができる。溶媒としては
、例えば、酢酸ブチル、シクロヘキサン、n−へブタン
など通常のエチレン性単量体の重合に用いる溶媒はすべ
て用いることができる。
更に、不飽和結合を有するポリオールと本発明のエチレ
ン性不飽和単量体の1比は100/20〜100/40
0 (重量比)が望ましい。ポリオール100重量部に
対してエチレン性不飽和単量体が20重量部未満の場合
は分散安定剤としての性能が低下し、イソシアネートミ
クロカプセルを製造する際、分散安定剤の仕込み食全多
くする必要が生じ、経済的に不利となる。 ポリオール
100重量部に対してエチレン性不飽和単量体が400
重量部を超えると極性と非極性のバランスが失なわれ、
分散安定剤としての性能が低下する。
本発明で用いることのできる分散安定剤としては、前記
のほかに次に示す化合物がある。
(1)  ビニルピロリドン、ビニルアルコール、アク
リルアミドなどの極性の強い単量体と、ステアリン酸ビ
ニル、メタクリル酸ラウリル、長鎖アルファオレフィン
などの親油性のある単量体とから製造した共重合体。
(2)  油変性アルキッド樹脂。
(3)  ジメチルボリシロキザンとポリオキシアルキ
レンとから製造した共重合体。
(4)  ステアリン酸ビニル、メタクリル酸ラウリル
などの親油性のある単量体と、ヒドロキシル基を有する
・エチレン性不飽和単量体とからの共重合体に、アルコ
キシポリエチレンプロピレングリコールとポリイソシア
ネートを反応させて得られた化合物。
本発明のイソシアネートミクロカプセルは、非水分散重
合法によって製造することができる。
これは水以外の有機媒体を媒体として単量体を反応させ
、有機媒体を連続相として反応物を不連続の粒子状で生
成させる方法である。この場合、分散安定剤を加えて安
定した状態で反応物を生成させる技術が用いらハ5、分
散安定剤の選択は極めて重要である6、 本発明で用いる分散安定剤の配合量は、ポリイノシアネ
ートとポリオールの合計に対して1から30重重量部好
捷しい。1重量部未満の場合、分散能力がなく、有機媒
体と反応体の分離が起こり分散重合が出来ない。30重
量%を超えると分散相(反応体)の粒子径が小さくなり
過ぎて不安定な状態に力る場合があり、また、得られる
インシアネートミクロカフセル粉末の収量が低下する場
合がある。
本発明の非水分散重合法で用いる有機媒体は、生成する
イソシアネートミクロカプセルに対シて不溶性で、重合
反応を阻害しない不活性な性質な有するものである。有
機媒体としては、側光14’、n−ヘキサン、オクタン
、ドデカン、流動パラフィンなどの方行肪族、甘たけシ
クロへキーリンのような脂環族炭化水素類などが用いら
れる。
反応温度を考慮すると沸点ン% 50 ’C以上のもの
が好ましい。これらは単独または2種以−にの混合物で
用いることが出来る。また、必要に応じ酢酸エチル、テ
トラヒドロフランなどのようなイソシアネートミクロカ
プセルに溶解しゃすい溶媒も一部併用することが出来る
連続相となる有機媒体と分散相となる反応体(ポリイソ
シアネート、ポリオールおよび分散安定剤)との量比は
総量に対し2て反応体が10〜80重量係となる範囲が
好ましい。生産効率、コスト上から反応体が40重−I
L%以上が特に好ましい。
本発明のイソシアネートミクロカプセルを製造するため
のポリイソシアネート、ポリオールおよび分散安定剤の
配合内容は、イソシアネトミクロカプセルの使用目的に
より異なるので限定出来がいが、ポリイソシアネートの
イックアネート基とポリオールおよび分散安定剤の活性
水素基のモル比が通常50から105の範囲が好ましい
本発明におけるポリイソシアネート、ポリオールおよび
分散安定剤からなる反応体を有機媒体に分散させるため
には公知のあらゆる形式の乳化装置を使用してよい。仕
込法は、全ての原料を同時に仕込んでもよく、段階的に
仕込んでもよい。好ましい仕込法としては、ポリイソシ
アネート、鎖延長剤を除いたポリオールおよび分散安定
剤を予じめ反応させ、有機媒体を加えて分散し、その後
、鎖延長剤を溶媒に溶かした状態で加えて反応を終了さ
せる方法である。
このようにして得られたイソシアネートミクロカプセル
分散液は、濾過′iたはデカンテーションし、また、必
要に応じn−ヘキサノなどで洗浄し、次いで常圧または
減圧下で乾燥することによってイソシアネートミクロカ
プセルを回収する。得られたミクロカプセルは平均粒子
径が1〜2000μmおよびそれ以上の範囲にある粒子
体である。
また、反応終了後のイソシアネートミクロカプセル分散
液は、有機媒体を除去しないま\の分散液としても利用
出来る。
本発明によって得られるイソシアネートミクロカプセル
は、必要に応じて他の物質、例えば、酸化防止剤、耐熱
性向上剤、電子供与性無色発色剤、染料、液晶などを添
加することが出来る。
以下余白 実施例 次て実施例及び比較例により詳しく説明する。
実施例1 (11分子内に不飽和結合を有するポリオールの合成 2tの4つロフラスコに、攪拌機、温度針、留出基、N
2ガス導入管を付け、分子量1000のポリブチレンア
ジペート (商品名ニラポラン4009、日本ポリウレ
タン工業製、水酸基価11111PKOH/1100(
lお!び無水−r V /1ン酸49?を計りとり、N
2ガスを流しながら加熱混合する。140〜160℃で
縮合水を系外に出した後、系内を徐々に減圧しながら反
応を続け、最終的に190°G、30+uHS’の条件
で4時間反応しt後反応終了とした。ポリエステルは水
酸基価53胃KOH/f、酸価41■に、OL’ ?で
あった。このポリエステルは分子量2100で、1分子
中に平均1個の2重結合を有する。
(2)分散安定剤の合成 5oomtの4つロフラスコに攪拌模、温度計、滴下ロ
ート、冷却器を付け、(1)で合成したポリオールを4
41および酢酸ブチル991を計シとる。N2ガスを滴
下ロートの上部から系内に流しガから加熱混合する。1
10℃になったとき、滴下ロートからラウリルメタアク
リレ−)102fおよびベンゾイルパーオキサイド2?
の溶解混合物を滴下開始する。1時間半で滴下終了し、
その後130°Cで2時間反応させ反応終了とした。こ
の分散安定剤の水酸基価は11■KO](/fであった
(3)  イソシアネートミクロカプセルの合成500
mA!セパラブルフラスコに攪拌機、温度計、冷却器、
N2導入口を付け、ニラポラン4009を70.Or、
(2)で得られた分散安定剤14、Ofおよびヘキサメ
チレンジイソシアネ)47.11’eはかりとり、N2
ガスを流しながら加熱攪拌をした。70〜80°Cで1
時間反応させて、60°Cに冷却し、n−ヘキサン14
72を添加し乳化状態にした。1,9−ノナンジオール
1401とアセトン30.OIi’の溶解混合物を添加
し1.58〜61℃で6時間反応させた。
この反応体のイソシアネート基と水酸基のモル比は1.
3である。この分散液を200メツシユのフィルターで
濾過し、n−ヘキサン1001で洗浄し、減圧乾燥して
138′?のイソ/アネートミクロカプセルをえた。こ
のイソシアネト濃度は4.1テであった。20’e6ケ
月後のインシアネート濃度は3.2%であった。
実施例2 (1)  イソシアネートミクロカプセルの合成実施例
1.(3)で用いた同じフラスコに、4.4′−ジフェ
ニルメタンジイソゾアネー)1.00S’および実施例
1. (2)で得られた分散安定剤10.Ofをはかり
とり、N2ガスを流しながら60℃に加熱混合した。1
時間後n−ヘキサン1301を添加し、40〜50℃で
1.5時間攪拌後1.9−ノナンジオール200tとア
セトン30.Ofの溶解混合物を添加し、55〜60℃
で3時間反応させて分散体をえた。200UHrの減圧
下でnヘキサンを留出させ、分散体が流動1,7なくな
つた時点で停止した。別の容器に移し、さらに減圧乾燥
し、1271のイソシアネートミクロカプセルをえ几。
仕込みのインシアネート基の水酸基のモル比は3.2で
ある。このミクロカプセルのイソシアネート濃度は15
8%で、20°C6ケ月後のイソシアネート濃度は11
.2%であった。
比較例1 実施例1(3)で用いた同じフラスコに、4,4′ジフ
エニルメタンジイソシアネート100vおよびn−ヘキ
サン1301をはかりとり、N2ガスを流しながら60
℃に加熱混合した。1.9−ノナンジオール2002と
アセトン30.OS’の溶解混合物を添加し、55〜6
0℃で3時間反応させたが、反応液はペースト状になυ
攪拌状態が悪くなった。実施例1. (2)で得られた
分散安定剤金1.01(0,5重量%)添加して、同温
度で1時間攪拌したが、ペースト状のま\であっ九。さ
らに、同分散安定剤を10.(1(5,0重量%)添加
して、同温度で1時間攪拌すると易動性の分散体となつ
た。
実施例3 (1)  分散安定剤の合成 実施例1.、 (2)と同じ装置に、実施例1. fl
)で合成したポリオールを74..4t および酢酸ブ
チル99.7fを計りとる。N2ガスを滴下ロートの上
部から系内に流し表から加熱混合する。
110℃になったとき、滴下ロートから2−エチルへキ
シルメタアクリレ−)74.l’t?よびベンゾイルパ
ーオキサイド1.52の溶解混合物を滴下開始する。1
時間で滴下終了し、その後130℃で2時間反応させて
反応終了とした。この分散安定剤の水酸基価は9.79
KOH/lであった。
(2)  イソシアネートミクロカフセルの合成実施例
1.、 (3)と同じ装置に、ポリカーボネトジオール
分子量1000にツボラン981R1日本ポリウレタン
工業製)Q50.Of、実施例3(1)で得られ元分散
安定剤IQ、O5’およびヘキサメチレンジインンアネ
ー) 33.6r ’にはかりとリ、N2ガスを流しな
がら、加熱攪拌をし九60〜70℃で1時間反応させて
、脂肪族飽和炭化水素系溶剤(アイソパーG、エクソン
化学製、沸点156〜172℃)  105f?を添加
し乳化状態にした。1,9−ノナンジオール16.02
とアセトンao、orの溶解混合物を添加し、65〜7
3℃で4時間反応させ分散液をえた。
この反応体のインシアネート基と水酸基のモル比は1.
3である。この分散液を200メツシユのフィルターで
濾過し、n−ヘキサン1001で洗浄し、減圧乾燥して
105Fのイソシアネトミクロカプセルをえた。このイ
ソシアネート濃度は3.1チであった。20℃6ケ月後
のイソシアネート濃度は2.6%であった。
実施例4゜ (1)  イソシアネートミクロカプセルの合成実施例
1. (3)と同じ装置に、ニラポラン400969.
3F実施例3. (11で得られた分散安定剤18.5
f、およびジフェニルメタンジイソシアネート57、2
 fをはかりとり、N2ガスを流しながら加熱攪拌をし
た。60〜75℃で45分反応させて、60℃に冷却し
、n−ヘキサン1432を添加し乳化状態にした。1.
4−ブチレングリコール12.5fとアセトン100f
の混合物を添加し、55〜60℃で3時間反応させ分散
液をえた。この反応体のインシアネート基と水酸基のモ
ル比は1.09である。この分散液を200メツシユの
フィルターで濾過し、n−へキサ750fで洗浄し、減
圧乾燥して149fのイソシアネートミクロカプセルを
えた。このインシアネート濃度は1.2チであった。2
0℃6ケ月後のイソシアネート濃度は0.9%であつ几
発明の効果 本発明によって得られるイソシアネートミクロカプセル
は、各種熱可塑性樹脂に混合して耐衝撃性改良、耐摩耗
性改良、耐薬品性改良、耐熱性改良などの品質向上に役
立てることが出来る。また、イソシアネートミクロカプ
セルを単独で使用して不完全熱可塑性樹脂として色々彦
用途に利用することも出来る。粉体塗料、粉末スラッン
ユ成形力どの粉末成形用樹脂に本発明のイソシアネート
ミクロカプセルを混合して架橋剤、または硬化剤として
用いることが出来る。
また、イソシアネートミクロカプセルの分散液の壕\、
溶液型塗料あるいは分散型塗料などに添加して使用する
ことも出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリイソシアネート、ポリオールおよび分散安定剤から
    なるイソシアネートミクロカプセルにおいて、 分散安定剤として、分子内に不飽和結合を有するポリオ
    ール100重量部に対して炭素数6以上の炭化水素基か
    らなる側鎖を有するエチレン性不飽和単量体20から4
    00重量部を反応せしめて得られる化合物を用いること
    を特徴とするイソシアネートミクロカプセル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018123349A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 富士フイルム株式会社 水分散物及びその製造方法、並びに画像形成方法

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