JPH0310988A - 洋上倉庫のバラスト制御方法 - Google Patents

洋上倉庫のバラスト制御方法

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JPH0310988A
JPH0310988A JP14368289A JP14368289A JPH0310988A JP H0310988 A JPH0310988 A JP H0310988A JP 14368289 A JP14368289 A JP 14368289A JP 14368289 A JP14368289 A JP 14368289A JP H0310988 A JPH0310988 A JP H0310988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warehouse
cargo
offshore
ballast
floating
Prior art date
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Pending
Application number
JP14368289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Saito
斎藤 良雄
Junkichi Hida
肥田 純吉
Takashi Shinjo
新庄 崇
Shigeru Jonouchi
城之内 繁
Bunji Machi
町 文治
Shoko Shimizu
勝公 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Sumitomo Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Sumitomo Corp, Shimizu Construction Co Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Shimizu Corp filed Critical Sumitomo Corp
Priority to JP14368289A priority Critical patent/JPH0310988A/ja
Publication of JPH0310988A publication Critical patent/JPH0310988A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、洋上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫
の水平度及び吃水を維持するための洋上倉庫のバラスト
制御方法に関するものである。
「従来の技術」 近来、食料品等の輸入自由化の折から、果物、食肉およ
び水産物等の生鮮食料品の輸入が多くなってきているた
め、大規模な冷蔵倉庫または冷凍倉庫の需要が高まって
きている。このため、これから建設される冷蔵倉庫また
は冷蔵倉庫は年々大型化する傾向にあり、将来は1万ト
ンから5万トン程度の容量を持ったものが一般的になる
と考えら′れている。
ところが、最近では、船荷の積み下ろしを行なうことの
できる岸壁付近には、新たに大規模な倉庫を建設し得る
空き地が殆どなくなってきており、次第に岸壁から離れ
た場所に倉庫を建設するようになってきている上、地価
高騰のため、立地条件の良い場所に新たな倉庫を連設す
ること自体がコスト的に困難になってきた。また、冷蔵
倉庫、冷凍倉庫などのように大規模な冷却装置を備えた
倉庫の場合には、その冷却装置から発生する騒音が大き
いため、付近1こ騒音公害をもたらす恐れもあった。
一方、従来、柑橘類などのような生鮮食料品の船荷を陸
揚げする際には、まず、船倉内で船荷をパレットに移す
と共に、その船荷をパレットごと/ヨアークレーンで陸
揚げすることによって全ての船荷を一旦岸壁に下ろして
おく。このため、このような生鮮食料品の船荷を倉庫に
収納する場合には、岸壁に下ろされたパレットをフォー
クリフトなどで数台のトラックに積み込み、かつそれら
のトラックにより積み荷を冷蔵倉庫まで輸送するという
操作を数回繰り返す必要があり、非常に手間がかかる上
、船荷が生鮮食料品の場合には、陸揚げ後、迅速に冷蔵
倉庫まで輸送しなければ品質が低下するという問題もあ
った。
そこで、最近では、土地が必要なく、しかも付近への騒
音公害の恐れもない洋上に新たに倉庫を構築し、それに
よって船荷の積み下ろしから倉庫内への収納までを迅速
に行おうとする試みが模索されつつある。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のような倉庫を洋上に構築する場合には
、倉庫を船のように浮かべて係留することが最も望まし
いと考えられている。しかし、このように倉庫を洋上に
浮かべる場合、船荷の積み下ろしや倉庫内での船荷の移
動によって倉庫自体の水平度や吃水が変化したのでは、
作業の安全性を確保できないばかりか、この倉庫自体の
転覆、沈没という危険性をはらむため、何等かの手段を
講じる必要があるが、従来これについて手段が講じられ
た例はなかった。
この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、船荷の積
み下ろしや荷物の移動によっても倉庫自体の水平度や吃
水を維持しうる洋上倉庫のバラスト制御方法の提供を問
題としている。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、洋上に浮かべた状態で係留される洋
上倉庫に付設されたバラストタンクに液体を注排出する
ことでこの洋上倉庫の水平度及び吃水を制御する際に、
前記洋上倉庫に搬入されるべき荷物の重量及び洋上倉庫
内の位置を荷物搬入前に予め予測し、この予測値及び洋
上倉庫の現実の水平度、吃水に基づいてバラストタンク
内への液体の注排出を制御するような洋上倉庫のバラス
ト制御方法を構成して、前記課題を解決せんとしている
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第4図は、この発明の一実施例である洋上
倉庫のバラスト制御方法か適用される洋上倉庫を示す図
である。
第1図に示す洋上倉庫1は、水産物、野菜、果物、食肉
等の生鮮食料品を冷蔵または冷凍する冷却設備、および
倉庫内の温度を例えば+0°C〜=23°Cの範囲で自
由に調節し、かつ湿度も調節する温湿度自動制御装置を
備えている冷凍倉庫(または冷蔵倉庫)であって、第1
図に示すように、ツクージのように洋上2に浮かべられ
る鋼製の浮体構造物から構成され、しかも係留部材3で
岸壁4に係留されているものである。
そして、この洋上倉庫1の内部は、水面上および水面下
に位置する複数の階に仕切られており、食料品の貯蔵お
よび搬出入を行なうだけでなく、その食料品の加工、包
装など、流通・加工全般を実施できる広いスペースを有
している。
なお、この洋上倉庫l内には、自家発電装置、各種セキ
ュリティシステム、およびPO3,VAN等を導入した
情報処理装置(図示路)が設置されている。
また、この洋上倉庫1には、第1図ないし第4図に示す
ように、その底部にバラストタンク6が設けられている
。このバラストタンク6は、第2図ないし第4図に示す
ように、洋上倉庫の底部全体に亙って設けられ、第2図
に示すように、大きく洋上倉庫前部6a、後部6b、中
央前部6C5中央後部6dに4分割され、さらに前部、
後部については左右及び中央に3分割され、中央前部、
中央後部については左右及び中央左右に4分割されて構
成されている。そして、これら分割バラストタンク7、
・・・には、それぞれに注排水管(図示路)が配置され
、各注排水管には開閉弁(図示路)が介在されていると
共に、これら注排水管は共通にバラストポンプ(図示路
)に接続され、これから分岐した排水管は、開閉弁(図
示路)を介して船外に連通されている。また、各分割バ
ラストタンク7、・・・は、開閉弁(図示路)を介して
互いに連通可能とされている。さらに、バラストポンプ
6は、開閉弁を介して洋上倉庫l底面に連通されている
。これにより、バラストポンプ、開閉弁の作用によって
、分割バラストポンプ7、・・・への個々の注水、排水
が可能とされている。なお、これらバラストポンプ、開
閉弁の動作制御は、洋上倉庫l内の前記情報処理装置で
遠隔操作により行われる。
また、この洋上倉庫lには、第2図に示すように、その
両側壁部の前後に水位計8、・・・が付設されている。
この洋上倉庫lにおいては、貨物船5から荷下ろしする
場合に、船倉内でパレットに移された柑橘類を、ショア
ークレーンによりパレットごと揚重して該洋上倉庫1の
エプロンに直接下ろし、それをフォークリフトで該洋上
倉庫l内の一階に水平移動させることによって、船荷の
陸揚げと倉庫内への収納を連続して速やかに行なう。
なお、この洋上倉庫1を構築する場合には、ドライドツ
ク内で洋上倉庫1本体となる浮体構造物を製作すると共
に、現地で係留部分くドルフィン)を施工した後、上記
浮体構造物を曳き舟等で現地まで曳航し、現地の岸壁お
よびドルフィン等に係留することにより据え付ける。
次に、第5図を参照して、この発明の一実施例である洋
上倉庫lのバラスト制御方法について説明する。
まず、洋上倉庫1へ貨物船5が接岸する前において、洋
上倉庫1内の載荷状態を確認すると共に、洋上倉庫1の
吃水及び傾斜を前記水位計8、・・・等で測定する(ス
テップ5PI)。これら載荷状態のデータ及び吃水のデ
ータは、共に前記洋上倉庫1内の情報処理装置内に記憶
される。
次に、接岸されるべき貨物船5からの船荷搬入・に伴う
洋上倉庫1内の載荷状態を予測、設定する(ステップ5
P2)。具体的には、まず洋上倉庫1へ搬入されるべき
船荷の総重量で載荷状態を大まかに予測する。次に、船
荷の種類及び現載荷状態により、貨物船から搬入される
貨物の洋上倉庫1内での位置が決定できるので、これに
基づき搬入されるべき船荷を含めた載荷状態を予測、設
定する。
さらに、予測、設定された載荷状態に基づき、バラスト
タンク6内の海水の配置計画を決定する(ステップ5p
3)。具体的には、洋上倉庫1内の荷物の位置から、洋
上倉庫1を略水平に維持するような各分割バラストタン
ク7、・・・への海水の注排水量が決定できる。この場
合、貨物船5から洋上倉庫lへの船荷の搬入単位毎(例
えばIコンテナ、lパレット毎)に前記配置計画を細分
化して決定することが好ましい。
配置計画の決定方法としては、例えば、第2図に示すよ
うに、各分割バラストタンク7、・・・に番号■〜[株
]を付した場合、貨物船5からの船荷の搬入により第3
図中AB(つまり洋上倉庫lの前部)付近に荷物が集中
し、従って洋上倉庫1のAB部分が下方に傾斜するもの
と予測されたとすると、番号■、[株]、[株]の分割
バラストタンク7、・・・に海水を注入すべくバラスト
ポンプ及び開閉弁の作動を制御すると共に、これらに連
通ずる各分割バラストタンク7、・・の開閉弁を開状態
となすことで、分割バラストタンク7、・・・間を連通
状態とするような方法が挙げられる。これにより、番号
■、[株]、[株]の分割バラストタンク7、・・・に
海水が集中することで、洋上倉庫1が略水平に維持され
ることになる。また、番号■、■、■の分割バラストタ
ンク7、・・・内に相当量の海水が貯留されている場合
には、これら分割バラストタンク7、・・・内の海水を
排水すべく開閉弁の作動を制御してもよい。そして、こ
れら分割バラストタンク7、・・・内の海水の総重量は
、搬入貨物を含む洋上倉庫1内の荷物の総重量から決定
できる。
このようにしてバラストタンク6内の海水の配置計画が
決定され3たら、貨物船5からの荷物の搬入時において
、配置計画に基づいてバラストタンクへの海水の注排水
作業を行う(ステップSP4)そして、バラストタンク
6への注排水作業が一旦終了した段階で、前記水位計8
、・・・により洋上倉庫1の吃水及びトリム(洋上倉庫
1の前後の傾斜)を測定しくステップ5P5)、これら
吃水及びトリムが許容範囲内にあればバラスト制御を終
了し、そうでなければ、測定された吃水及びトリムに基
いて再度バラストタンク6内の海水の配置計画を決定す
る(ステップ5p6)。
以上示した方法により、洋上倉庫1のバラスト制御を行
うことができる。なお、前記実施例は一例であり、例え
ばバラストタンク、分割バラストタンクの構成、及び洋
上倉庫の構成等は任意であることはいうまでもない。ま
た、バラストタンクへの注排水の方法も、周知慣用の方
法が好適に適用可能である。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、洋上に
浮かべた状態で係留される洋上倉庫に付設されたバラス
トタンクに液体を注排出することでこの洋上倉庫の水平
度及び吃水を制御する際に、前記洋上倉庫に搬入される
べき荷物の重量及び洋上倉庫内の位置を荷物搬入前に予
め予測し、この予測値及び洋上倉庫の現実の水平度、吃
水に基づいてバラストタンク内への液体の注排出を制御
するような洋上倉庫のバラスト制御方法を構成したので
、洋上倉庫への荷物の搬出入によってもこの洋上倉庫の
水平度及び吃水が太き(変化することかない。従って、
洋上倉庫での作業の安全性か確保されると共に、洋上倉
庫そのものの転覆、沈没等の不慮の事態を招(おそれが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、この発明の一実施例が適用され
る洋上倉庫を示す図であり、第1図は全体構成を示す斜
視図、第2図はバラストタンクの構成を示す平面図、第
3図は第2図のl−n1’線に沿う矢視断面図、第4図
は同IV−IV’線に沿う矢視断面図、第5図はこの発
明の一実施例である洋上倉庫のバラスト制御方法を説明
するためのフローチャートである。 l・・・・洋上倉庫、6・・・・・バラストタンク、7
・・・・・分割バラストタンク。 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 洋上に浮かべた状態で係留される洋上倉庫に付設された
    バラストタンクに液体を注排出することでこの洋上倉庫
    の水平度及び吃水を制御するバラスト制御方法であって
    、前記洋上倉庫に搬入されるべき荷物の重量及び洋上倉
    庫内の位置を荷物搬入前に予め予測し、この予測値及び
    洋上倉庫の現実の水平度、吃水に基づいてバラストタン
    ク内への液体の注排出を制御することを特徴とする洋上
    倉庫のバラスト制御方法。
JP14368289A 1989-06-06 1989-06-06 洋上倉庫のバラスト制御方法 Pending JPH0310988A (ja)

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JP14368289A JPH0310988A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 洋上倉庫のバラスト制御方法

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JPH0310988A true JPH0310988A (ja) 1991-01-18

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JP14368289A Pending JPH0310988A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 洋上倉庫のバラスト制御方法

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JP (1) JPH0310988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147573A (ja) * 2015-03-20 2015-08-20 嘉義 辻本 津波対策浮体建造物

Cited By (1)

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