JPH0310965Y2 - - Google Patents

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JPH0310965Y2
JPH0310965Y2 JP607886U JP607886U JPH0310965Y2 JP H0310965 Y2 JPH0310965 Y2 JP H0310965Y2 JP 607886 U JP607886 U JP 607886U JP 607886 U JP607886 U JP 607886U JP H0310965 Y2 JPH0310965 Y2 JP H0310965Y2
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electrode
cord
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multicore
tip
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、心電計などの心電図測定装置に心電
図を入力する心電図入力コードに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種の心電図入力コードは、胸部用の
6個の電極接続具と四肢用の4個の電極接続具の
合計10個の電極接続具がそれぞれリード線の一端
に接続され、これら10本のリード線の他端は、心
電計接続用コネクタに1本のケーブルで接続され
た分岐部より分岐されていた。上記の電極接続具
は、それぞれ生体の所定位置に装着された電極に
正確に対応させて順番に接続する必要がある。と
ころが、10本もリード線があると、互いに絡み合
い測定時にリード線を順番に整理してから各電極
に電極接続具で接続しなければならず、測定に時
間を要する欠点があつた。また、胸部用電極に対
しては、順番を間違えて接続し、接続をやり直さ
ねばならないこともあつた。
このような欠点を解消するために、例えば実開
昭59−22113号及び実開昭60−23009号明細書・図
面に記載されたようなものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実開昭59−22113号明細書・図面に記載のもの
は、導線を複数本並設して支持体に貼着した導線
束と、この導線束に設けた摺動可能な複数の電極
体とを具えた心電図用電極保持体であり、電極位
置を摺動方向において調整することはできるが摺
動方向に直角な方向の調整が困難で、被検者の体
型の差異による電極位置の相違に基づくズレを吸
収しきれない。しかも、非常に重たくなつて扱い
にくい欠点がある。
また、実開昭60−23009号明細書・図面に記載
のものは、測定装置用コネクタ側から電極用コネ
クタ側へ至るに従つて柔軟性が高くなるように導
線を被覆し、各電極用コネクタをそれぞれの所定
部位に略配置した心電図モニタ用ケーブルである
が、部品点数が多くなること、製造工程が増すこ
と、電極用コードが細いため切れ易いこと等の欠
点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、複数の電線を1本の同じ太さの柔軟
な多芯コードに束線し、このコードを複数回折り
曲げ、これらの折曲部とコード先端部にそれぞれ
電極又は電極接続具を取付け、これらの取付位置
の間隔を被検者の電極装着部位に応じて対応取付
位置を調節できるように充分に取り、各取付位置
からコード先端側の不用な電線をそのままコード
内に残すようにした。
〔作用〕
上記の構成により、複数の導線を束線する1本
の柔軟なコードを同じ太さのままで電線処理する
ことが可能となり、また、被検者の電極装着部位
に応じて電極(又は電極接続具)取付位置を自由
に調整することができ、上述の欠点が改善され
る。
〔実施例〕
第1図は、本考案の実施例を示す外観図であ
る。同図において、1,2は多芯コード、11
1は折曲部、12,22は先端部、3は分岐部、
4はケーブル、5はコネクタ、6は電極又は電極
接続具を示す。電極又は電極接続具6は、折曲部
1,21及び先端部12,22に取付けられる。分
岐部3より電極又は電極接続具6に至る間及び電
極又は電極接続具6相互間を結ぶ多芯コード1及
び2は、すべて同一の太さ(同径)である。多芯
コード1には、6個の胸部用電極(又は電極接続
具)に対応して6本の電線が収められ、多芯コー
ド2には、4個の手及び足用電極(又は電極接続
具)に対応して4本の電線が収められている。多
芯コード1における電極(又は電極接続具)取付
位置の間隔dは、被検者により異なる電極装着部
位に対応できるように充分な長さ例えば9cmとす
る。ただし、第1図で左端とその次の電極(又は
電極接続具)取付位置の間隔Dは、例えば14cmと
少し長くする。また、多芯コード2における電極
(又は電極接続具)取付位置の間隔d′は例えば30
〜50cmとし、第1図で右側の手用電極(又は電極
接続具)と左側の足用電極(又は電極接続具)と
の間隔D′は例えば50〜100cmとする。
第2図は多芯コード1の構造例を示すもので、
同図Aは断面図、同図Bは一部切開図である。こ
れらの図において、7は絶縁被覆、8はシールド
編組、9は絶縁電線を示し、シールド編組8は接
地される。第3図は絶縁電線9の構造例を示すも
ので、同図Aは断面図、同図Bは一部切開図であ
る。これらの図において、10は導電性被覆、1
1は絶縁材、12は導線(リード線)を示し、導
電性被覆10は例えばシールド編組8に接続する
ことにより接地される。また、多芯コード2も同
様な構造であるが、これらの多芯コード1及び2
はできるだけ柔軟性に富む材料で作る。なお、シ
ールド編組8及び導電性被覆10は雑音混入防止
のために設けるものである。
第4図は、多芯コードに電極又は電極接続具を
取付ける方法の例を示す過程図である。まず、第
4図Aに示すように、コードの電極(又は電極接
続具)取付け部位の絶縁被覆7を必要な長さだけ
剥離する。同図において、シールド編組8の露出
部分が剥離部を示す。次に、第4図Bに示すよう
に、剥離部を折り曲げると共にシールド編組8の
一部を除去して絶縁電線9を露出させる。複数の
絶縁電線のうち、その部位に取付ける電極又は電
極接続具6に対応する絶縁電線のみを取出して切
断し、そのコネクタ側の切り口の先端の導電性被
覆10及び絶縁材11を剥離して導線12を露出
させる。折曲部を折曲状態に保持するため、例え
ば糸13でコードを縛る。なお、第4図Bの右端
は多芯コードの先端部を示し、先端部では、上述
のように剥離部を折り曲げる必要がない。また、
後述のように、切断された不用の絶縁電線9の導
電性被覆10はシールド編組8に接続して接地す
る場合がある。
次に、第4図Cに示すように、露出した導線1
2に電極又は電極接続具6を半田又は圧着により
電気接続した後、絶縁物14で被覆成形する。こ
の被覆成形部14に、耐圧用抵抗を入れることも
ある。第4図Dは、後述のように絶縁電線9を切
断しないで電極(又は電極接続具)に接続する場
合の例を示すものである。これらの図において、
被覆成形部14は分かり易くするため透明に描い
てある。
第5図は多芯コード内の電線処理方法の例を示
す説明図で、同図Aは第1の例、同図Bは第2の
例を示す。これらの図において、第4図と対応す
る部分には同一の符号を付してある。第5図Aで
は、第4図A〜Cに示すように絶縁電線9を切断
して電極又は電極接続具6を多芯コードに取付
け、切断され不用となつた絶縁電線9′をそのま
ま絶縁被覆7内に残す。そして、これらの切断線
9′の端末をすべて第4図Bに示す方法でシール
ド編組8に接続して接地する。このようにすれ
ば、多芯コードの太さは変わらず、また、外来雑
音の影響を受けにくくすることができる。第5図
Bでは、第4図Dに示すように絶縁電線9を切断
しないで中点を電極又は電極接続具6に接続し、
電線9の不用の部分9″はそのまま絶縁被覆7内
に残す。この場合は、電線9″の端末を接地しな
くてもよい。この例においても、多芯コードの太
さは一貫して変わらない。特に、第5図Bの例で
は、第1電極(又は電極接続具)から第6電極
(又は電極接続具)まで絶縁電線9と9″の長さが
同一となるので、各電線とも線抵抗や線間分布容
量がほぼ同一となり、増幅の際にS/N比がよく
なる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、次のよ
うな多くの実用的効果が得られる。
1 被検者の電極装着部位に応じて取付位置を自
由自在に調整しうる。
2 電極装着時に順番を間違えるなどのミスはな
くなる。
3 線(コード)の数が少ないので絡み合うこと
はない。
4 従来品(実開昭59−22113号及び実開昭60−
23009号明細書・図面に記載のもの)より製造
が容易でコストが安い。
5 すべて同じ太さのコードであるから、取扱い
易く切断の虞れはない。
6 小児から成人まで使用可能である。
7 保守が比較的容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す外観図、第2図
は本考案に用いうる多芯コードの構造例を示す
図、第3図は本考案に用いうる絶縁電線の構造例
を示す図、第4図は多芯コードに電極又は電極接
続具を取付ける方法の例を示す過程図、第5図は
多芯コード内の電線処理方法の例を示す説明図で
ある。 1,2……多芯コード、11,21……折曲部、
2,22……先端部、6……電極又は電極接続
具、d,D,d′,D′……取付位置の間隔、9……
電線、9′,9″……不用電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の電線をもつ1本の同じ太さの柔軟な多芯
    コードを複数回折り曲げ、これらの折曲部及び上
    記コードの先端部にそれぞれ電極又は電極接続具
    を取付け、これらの取付位置の間隔を被検者の電
    極装着部位に応じて当該取付位置を調整できるよ
    うに充分な長さとすると共に、上記各取付位置よ
    り上記コード先端部までの不用な各電線をそのま
    ま上記コード内に残したことを特徴とする心電図
    入力コード。
JP607886U 1986-01-20 1986-01-20 Expired JPH0310965Y2 (ja)

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JP607886U JPH0310965Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JP607886U JPH0310965Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JPS62119902U JPS62119902U (ja) 1987-07-30
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JPH0677409B2 (ja) * 1987-04-20 1994-09-28 日本電気株式会社 接続ケ−ブル
US6891379B2 (en) * 2002-09-04 2005-05-10 Draeger Medical System, Inc. EKG wiring system

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JPS62119902U (ja) 1987-07-30

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