JPH03109276A - セラミックスと金属との接合体及びその製造方法 - Google Patents

セラミックスと金属との接合体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03109276A
JPH03109276A JP22393390A JP22393390A JPH03109276A JP H03109276 A JPH03109276 A JP H03109276A JP 22393390 A JP22393390 A JP 22393390A JP 22393390 A JP22393390 A JP 22393390A JP H03109276 A JPH03109276 A JP H03109276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft end
end part
shaft
turbine rotor
ceramics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22393390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2557556B2 (ja
Inventor
Noboru Ishida
昇 石田
Michihiko Kawase
川瀬 道彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Niterra Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2223933A priority Critical patent/JP2557556B2/ja
Publication of JPH03109276A publication Critical patent/JPH03109276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2557556B2 publication Critical patent/JP2557556B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セラミックスと金属との接合構造に関する。
(従来の技tl) 一般に、セラミックスと金属を接合する構造として、接
合部を突き合わせでろう付けするものがある(実開昭5
9−111984号公報参照)。
従来、例えばか2図、第3図に示すように、エンジンの
排気〃スにより駆動されるタービンロータ1にセラミッ
クスを使用するものがあった。
このセラミックス製タービンロータ1にはその背部IB
から円柱状に突出する軸端部11が一体的に形成される
一方、金属製シャフト2にはこのタービンロータ軸端部
11に嵌合する円筒状の軸端部21が形成され、タービ
ンロータ軸端部11の端面12をンヤ7ト軸端部21の
内底部22に突合わせてろう付けするとともに、タービ
ンロータ1には軸端部11の基端に段付部15が形成さ
れ、この段付部15にシャフト軸端部21の環状端面2
5を当接させている。なお、図中5はろう材である。
シャフト軸端部21の外周面にはリングシール溝7およ
びオイルスリン〃−8が形成され、シャフト2の軸受は
部に供給される潤滑油をタービンロータ1の背後でシー
ルするため、仮にセラミックス製タービンロータ1が破
壊しても、金属製シャフト2に形成されたリングシール
溝7が残って潤滑油の流出を防ぎ、エンジンの焼き付き
等を防止するようになっている。
(発明が解決しようとする課j!iI)しかしながら、
セラミックス製タービンロータ1はその翼部IAがエン
ノンの排気〃スに直接さらされて高温条件下で使用され
るため、金属製シャフト2も伝熱作用で高温となり、金
属製シャフト2の方が熱膨張率が大きいことから、金属
製シャフト軸端部21がセラミックス製タービンロータ
軸端部11に比べて大きく膨張して、段付部15に押圧
力を与え、タービンロータ1の段付部15が立ち上がる
湾曲部16に過大な応力が発生し、タービンロータ1の
強度を低下させる要因になっていた。
本発明は、上記した問題点を解決することを目的とする
(課題を解決するための手段) 本発明は、円筒状の金属製軸端部に円筒状のセラミック
ス製軸端部を嵌合し、金属製軸端部の内底面にセラミッ
クス製軸端部の端面をろう付けにより接合する構造にお
いて、セラミ・7クス製軸端邪の基端に形成された段付
部と、この段付部に対向する金属製軸端部の環状端面の
間に隙間を形成し、この隙間の軸方向の距離を金属製軸
端部とセラミックス製軸端部の間に生じる熱膨張差以上
に設定する。
(作用) このように、セラミックスに熱膨張率の大きい金属を嵌
合し、一端をろう付けにより固着する接合構造において
、読切に金属の熱膨張差に相当する隙間を設けたため、
金属製軸端部の熱膨張によりセラミックスおよび接合部
に応力が生じることを回避し、温度変化の大きいタービ
ンロータのような部品においても強度の低下を防止する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。なお、従来例と同一構成部には同一符号を付す。
第1図に示すように、セラミ・ンクス製タービンロータ
1の背部IBには軸端部11を円柱状に突出させる一方
、金属製シャフト2の軸端部21は円筒状に形成し、金
属製軸端部21にセラミックス製軸端部11を嵌合して
、円柱状軸端部11の端面12を円筒状軸端部21の内
底面22にろう付けにより固着する。なお、図中5はろ
う材である。
タービンロータ1の軸端部11の基端に形成される段付
部15と、ンヤ7ト軸端部21の環状端面25の間に隙
間3を形成し、この隙間3は製作時における温度条件で
軸方向に距離Aを有するように形成する。
なお、軸端部11の外周面と軸端部21の内周面との間
にも隙間4を形成する。
隙間3の距離Aは、タービンロータ1がエンノン排気ガ
スにより回転駆動される高温条件下でセラミックス製軸
端部11と金属製軸端部21の間に生じる熱膨張差より
若干大きくなるように設定する。
実際、金属製軸端部21の熱膨張率を室温から400°
Cまでの間で1.0X10−5、同じくセラミックス製
軸端部11の熱膨張率を2.5X10−6とし、接合時
における端面12と端面25の間の長さBを10+*−
とし、金属製軸端部21の最高温度が400°Cに達す
るとすると、熱膨張差Δ■は、ΔI = (1,OX 
10’ −2,5X 10’)X 400X 10= 
 0.03a++虐 となる。
そこで、隙間3の距離Aは加工精度も含めて0.051
1I+s以上に設定する。
このように構成してあり、次に作用について説明する。
セラミックス製タービンロータ1の段付部15と、これ
に対向する金属製シャフト2の環状端面に嵌合部の熱膨
張差に相当する隙間3を設けたため、排気ガスにさらさ
れるタービンロータ1が高温となり、タービンロータ1
からの伝熱によりシャフト2の軸端部21が高温となっ
て、金属製軸端部21がセラミックス製軸端部11に比
べて大きく熱膨張しても、金属製軸端部21の環状端面
25がタービンロータ1の段付部15に当接してタービ
ンロータ1の湾曲部16に応力が働くことなく、熱条件
によってセラミックス製タービンロータ1の強度が低下
することを回避できる。
次に、第4図に示す他の実施例は、金属製シャフト2と
、金属製軸端部31が分割して形成され、セラミックス
製軸端部11の端面12とともに、ロー材5を介して接
合するものである。このロー材5は800℃で固まるも
のを使用する。なお、シャフト2と軸端部31の材質は
異なっても良い。
ロー付けに際して、800℃の温度条「トでfm製軸端
部31の環状端面35とタービンロータ1の段付部15
が当接して、両者の隙間3が0となるようにする。
この場合、室温から800℃までの間で金属製軸端部3
1の熱膨張率を1.2X10−’同じくセラミックス製
軸端部11の熱膨張率を3.0X10−’とすると、室
温下では両者の収縮差により隙間3の距離Aは、 A=(1,,2X10″53.0X10−’)X800
X10=0.072+nmとなる。
これにより、タービンロータ1の使用条件下では、金属
製軸端部31がタービンロータ1の段付部15に接触す
ることを回避する。
(発明の効果) 以上のように本発明は、セラミ・7クス製軸端部に金属
製軸端部を嵌合させ、嵌合部の内底面と端面をろう付け
により固着する接合構造において、一方の軸端部の環状
端面と、これに対向する他方の軸端部の段付部との間に
両軸端部の熱膨張差に以上の隙間を形成するようにした
ため、金属製軸端部の熱膨張によりセラミックスに応力
が生じることを回避し、温度変化の大きいタービンロー
タのような部品の強度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。 第2図は従来例を示すタービンロータの側面図、第3図
は同じく要部断面図である。第4図は他の実施例を示す
断面図である。 1・・・タービンロータ、2・・・シャフト、3・・・
隙間、11・・・タービンロータ軸端B3.12・・・
端面、15・・・段付部、21・・・シャフト軸端部、
22・・・内底面、25・・・端面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製軸端部にセラミックス製軸端部を嵌合し、嵌合部
    の内底面と端面をろう付けにより接合する構造において
    、一方の軸端部の基端に形成された段付部と、この段付
    部に対向する他方の軸端部の環状端面の間に隙間を形成
    し、この隙間の軸方向の距離を金属製軸端部とセラミッ
    クス製軸端部の間に生じる熱膨張差以上に設定したこと
    を特徴とするセラミックスと金属との接合構造。
JP2223933A 1990-08-24 1990-08-24 セラミックスと金属との接合体及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2557556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2223933A JP2557556B2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 セラミックスと金属との接合体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2223933A JP2557556B2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 セラミックスと金属との接合体及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109276A true JPH03109276A (ja) 1991-05-09
JP2557556B2 JP2557556B2 (ja) 1996-11-27

Family

ID=16805985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2223933A Expired - Fee Related JP2557556B2 (ja) 1990-08-24 1990-08-24 セラミックスと金属との接合体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2557556B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050204A (ja) * 1983-08-31 1985-03-19 Ngk Insulators Ltd 金属・セラミツクス結合体およびその製造法
JPS6040443U (ja) * 1983-08-26 1985-03-22 京セラ株式会社 セラミック体と金属体の連結構造
JPS61200648U (ja) * 1985-05-31 1986-12-16

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040443U (ja) * 1983-08-26 1985-03-22 京セラ株式会社 セラミック体と金属体の連結構造
JPS6050204A (ja) * 1983-08-31 1985-03-19 Ngk Insulators Ltd 金属・セラミツクス結合体およびその製造法
JPS61200648U (ja) * 1985-05-31 1986-12-16

Also Published As

Publication number Publication date
JP2557556B2 (ja) 1996-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4123199A (en) Rotor-shaft assembly
US4281941A (en) Device for high thermal stress connection between a part made of a ceramic material and a part made of a metallic material
US6250883B1 (en) Integral ceramic blisk assembly
JP2628604B2 (ja) 燃焼タービンの圧縮機ダイアフラム組立体及びその組立方法
JPS6253684B2 (ja)
JP2006207526A (ja) 可変容量型排気ターボ過給機及び可変ノズル機構構成部材の製造方法
JPS60243302A (ja) ハイブリツドガスタービンロータ
JPS6224603B2 (ja)
JPH0415361B2 (ja)
US20060177316A1 (en) Shrink-fit stress coupling for a shaft of differing materials
JP2510041B2 (ja) 回転接合体
JPS59103902A (ja) セラミツク翼車
JP3077410B2 (ja) ターボチャージャのタービンハウジング
JPH0352961Y2 (ja)
JPH03109276A (ja) セラミックスと金属との接合体及びその製造方法
JPS6177682A (ja) セラミツクスと金属の接合構造
JPS58214018A (ja) 動力伝達方法
JPS6278402A (ja) セラミツクタ−ボロ−タ
JPH0417761Y2 (ja)
JPS60132002A (ja) タ−ボチャ−ジャ用タ−ビン組立体
JPS61123701A (ja) セラミツクス製タ−ビンロ−タ
JPS6026197A (ja) タ−ボ機械とそのための翼車片
JPS6325281Y2 (ja)
JPH0240031B2 (ja)
JPH0431772B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees