JPH03108933A - 集中試験架遠隔操作ワイヤレス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は市内、市外のクロスオーバー交換機、電子交換
機等の試験に用いるワイヤレス装置に関するものである
。

（従来の技術） 交換機の試験方法は交換機を試験するための集中試験架
（以下、ＭＴＦと略す）に試験情報を予め設定しておき
、試験すべき交換機もしくは動作を確認したいスイッチ
およびリレーの場所にいき遠隔にてＭＴＦを制御して試
験を行なうものである。

この試験方法は第４図に示す試験形態で行なわれる。ま
た、遠隔にて用いられるリモコン機器の構造を第５図に
示す。

従来の試験方法としては、先ずＭＴＦに試験情報を設定
する。ＭＴＦ架でも試験できるが、試験用リード５７が
交換機にマルチ配線してあり各架のビン端子５６に収容
しであるので、被試験交換機にいきリモコン機器５１の
コネクタ５３をビン端子５６に結合してＭＴＦを遠隔操
作して確認すべきスイッチやリレー等の動作確認を行な
う。また、試験音の確認はヘッドホンをビン端子に結合
して行なう。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の方法ではリモコン機器とビン
端子の結合が有線であるため高所（例えば梁高＝　３１
００ｃｍ）での移動梯子上の作業がリモコンのコードに
絡みつくなど安全上不備である。また、他の装置への試
験移りの時毎にリモコン機器のビン端子との再結合が必
要となる。試験音の確認がヘッドホンにてビン端子に結
合して行なうために行動範囲が制限される。

本発明はこれらの問題点を解決するためのもので、交換
機のリモコン機器を無線結線することにより試験作業の
簡略化並びに安全性を確立するとともにワイヤレス機器
にスピーカ内蔵したことによりヒツトホンを使用するこ
となく試験音声が聞は試験能率の向上及び作業行動範囲
の拡大を図ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、試験用パルス信
号を変調した試験用信号を送信する送信部と、被試験交
換機の試験用端子に接続され、試験用信号を受信復調し
て試験用パルス信号を再生して、試験用端子に出力する
とともに内蔵のスピーカにより試験音として出力する受
信部とから成ることに特徴がある。

（作用） 以上のような構成を有する本発明によれば、従来の集中
試験架遠隔試験方法が試験する装置にいき各架に配線し
であるビン端子にリモコン装置を有線結線して試験を制
御している方法をビン端子にワイヤレス機器の受信部を
置き、試験を送信部で赤外線等の電波を利用した無線結
線で制（卸する。また、従来試験音の聴取はビン端子よ
りヘッドホンを使用していたが、本発明ではワイヤレス
機器の受信部にスピーカを内蔵したため直ちに試験音を
聴取できる。

従って、本発明は前記問題点を解決でき、試験作業の簡
略化並びに安全性を確立するとともに試験能率の向上及
び作業行動範囲の拡大を図ることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例のワイヤレス機器を示す斜視
図、第２図はその使用形態を示す図である。両図におい
て、１はワイヤレス装置の受信器であり、後述する送信
器２よりの制御信号である赤外線を受信する。またスピ
ーカ内蔵により、試験音の聴取ができる。２はワイヤレ
ス装置の送信器であり、制御信号を赤外線により受信器
１に送信する。３は接続コード、４はコネクタである。

５は既設設備の架枠であり、後述する装置側コネクタ６
が取付けてあり後述するビン端子７があり、後述する試
験用リードマルチ配線８によりＭＴＦへ接続されている
。６は架枠５に取り付けられた装置側コネクタ、７はビ
ン端子、８は試験用リードマルチ配線である。なお、送
信器２から発信される電波は赤外線に限定されず、超音
波等でもよい。

次に、本実施例の動作について説明する。

先ず、ＭＴＦで試験情報を設定後コネクタ４を挿入方向
でビン端子７に結合する。受信器１の電源を投入して、
試験者は送信器２を持って該当の装置へ行きキー操作に
より受信器１を制御でき試験を実施できる。また、試験
音の聴取も受信器１に内蔵のスピーカを介してできる。

第３図は本実施例のワイヤレス装置の回路構成を示す図
である。同図において、リモコン（送信部）からはＳＴ
またはＰＬＳ信号を送信する。それを受けた受信部はパ
ルス波の出力信号を発生する。

それをリレー駆動部内のトランジスタで電源増幅後に各
リレーを駆動する。これにより被試験交換機の該当リレ
ーが駆動されて試験できる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、試験をするため
のリモコン機器のコードが不要となったためコード長に
よる作業範囲の制約、また試験場所の移動時のリモコン
機器の差替が不要になり、行動範囲の広がりができた利
点がある。また、リモコンのコードによる作業員への絡
みつき等がな（なり、安全性及び作業性にすぐれた利点
がある。従来のヘッドホンによっての試験音の聴取がス
ピーカ内蔵により簡単にできる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のワイヤレス機器の構造を示
す斜視図、 第２図は本実施例における使用形態を示す図、第３図は
本実施例のワイヤレス機器の回路構成を示す図、 第４図は従来の試験形態を示す図、 第５図は従来のリモコン機器の構造を示す斜視図である
。 受信器、 送信器、 接続ケーブル、 コネクタ、 架枠、 装置側コネクタ、 ビン端子、 試験用リードマルチ配線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 試験用パルス信号を変調した試験用信号を送信する送信
   部と、 被試験交換機の試験用端子に接続され、前記試験用信号
   を受信復調して前記試験用パルス信号を再生して、前記
   試験用端子に出力するとともに内蔵のスピーカにより試
   験音として出力する受信部とから成ることを特徴とする
   集中試験架遠隔操作ワイヤレス装置。