JPH03108874A - 色合わせ装置 - Google Patents

色合わせ装置

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JPH03108874A
JPH03108874A JP1246026A JP24602689A JPH03108874A JP H03108874 A JPH03108874 A JP H03108874A JP 1246026 A JP1246026 A JP 1246026A JP 24602689 A JP24602689 A JP 24602689A JP H03108874 A JPH03108874 A JP H03108874A
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JP
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color
colors
basic
pixel
data
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Pending
Application number
JP1246026A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Takaoka
高岡 仁
Jiyunji Nagasaka
長坂 洵二
Yoshinori Ogata
緒形 義則
Yukiei Minato
湊 幸衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH03108874A publication Critical patent/JPH03108874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1孔立旦光 [産業上の利用分野] 本発明(よ ビデオやCGの画像データをカラープリン
タ等の印刷にて再現する場合1:、高い再現性を実現し
ようとするものである。
[従来の技術] CADが広く使用されるに従い、コンピュータ演算で得
られた画像データを、単に記憶媒体に数値的に保存して
おくばかりでなく、印刷物にして保存したり、あるいは
出版にて広く配布する等の利用がなされている。
このための装置として、例えばマゼンタ、シアン、イエ
ロー ブラックの4種のインクシートがセットされたプ
リンタを備え、画像データの各画素毎1:、その三刺激
値を演算し、その三刺激値に等しくなるように上記4種
のインクシートの混色比率を算出し、その混色比率に応
じた面積で用紙に印刷する装置がある[”ノンインパク
ト プリンティング技術” ソフト技研出版部(昭和6
0゜12.20□ )]。
[発明が解決しようとする課題] しかし、印刷精度の点から、その色彩が十分に再現され
ているとはいえなかった 例え(f、4色の混色比率が算出された後1ミ その比
率に応じて用紙に各インクシートのインクが付着されて
いる。この付着処理は1画素に対して、各色毎に比率に
応じたドツト数の点を印刷することにより実現している
。 しかしこの印刷された各ドツトの面積や位置が、印
刷時の雰囲気条件、プリンタの稼動時は シートの種跣
 シートの保存期間等により微妙に異なり、所望の面積
比率に印刷されるとは限らなかつh しかもドツト単位
で印刷されるため、面積を連続量でコントロールするこ
とができず、ステップ的にしか調節できないため、本質
的にも精度に限界があった 更1:、通常、混色比率は線形計算にて求めている。各
シートの色にきわめて近い色の再現なら1瓜線形計算で
もほとんど色彩の再現精度に問題はないが、各シートか
ら離れた色となると、単純な線形計算では十分に対応で
きるとは限らなかった従って、画像データをCRT上で
再現したカラー画像と、その画像データを用いて印刷さ
れたカラー画像とが、その色彩においてかなり異なって
しまうことが多く、印刷にて十分に再現しているものと
はいい難かっ九 褒11υl成 そこで、本発明(上 画像データを印刷にて良好に再現
できる装置を提供することを目的とし、次のような構成
を採用し旭 [課題を解決するための手段] 即ち、本発明の要旨とするところ(友 第1図の基本的
構成図に例示するごとく、 色材に対応する複数種類の基本色の表色データと、画像
データの各画素の表色データとを記憶する表色データ記
憶手段M1と、 上記複数種類の基本色の内から、所定の表色系の座標上
にて各画素毎の表色データの近傍に存在する複数の基本
色を、その画素の使用色として選択する使用色選択手段
M2と、 上記各画素毎1:、画素の色合成のため、上記使用色の
混色比率を算出する比率算出手段M3と、を備えたこと
を特徴とする色合わせ装置にある。
[作用] まず、印刷に用いる基本色を固定してしまうのではなく
、複数種類の基本色から、画像データに応じて、その色
彩に近い基本色を印刷に使用する色(即ち使用色)とし
て捜し出す(使用色選択手段M2)、更にその使用色の
混色比率を求める(比率算出手段M3)、即ち、各画素
についての使用色の使用割合を算出する。
従ってこの使用色に対応する色材を用いて印刷をした場
合、少々印刷精度が低くても、従来のようにかけ離れた
4色により合成するのではなく、近似の色彩の基本色を
使用しているので、誤差の範囲も限定かつ圧縮さ札 大
きな色ずれが生じにくい。更1:、近似の色彩の混色で
あることから、線形計算にても混色比率に高い精度が実
現できる。
[実施例] 次(:、本発明の詳細な説明する。本発明はこれらに限
られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々
の態様のものが含まれる。
第2図(友 本発明一実施例の色合わせ装置1のシステ
ム構成図である。
色合わせ装置11表 一般的なノイマン型ディジタルコ
ンピュータ3を中心として構成されている。
二のコンピュータ3はCPU、ROM、  RAM。
ilo、バス等により構成されているが、一般的な構成
であるのでその内部の詳細説明は省略する。
このコンピュータ3に(良 出力装置としてCRT5、
カラープリンタ7が、補助記憶装置としてフロッピィデ
ィスク装置9.ハードディスク装置11が、入力装置と
してキーボード13が、接続されている。
カラ−プリンタ7F24色各1画面分の熱転写型インク
シートが用いられる面順次方式のプリンタである。コン
ピュータ3側からの指示により、この24色から好適な
インクシートが選択されて、画像の印刷がなされる。カ
ラープリンタ7としてはこの41  各色のインクを噴
射ヘッドから噴射するインクジェットタイプのプリンタ
、カラーリボンをワイヤで打つインパクトタイプのプリ
ンタといったものが使用可能であり、印刷対象物にイン
ク等の色材を付着させることにより印刷する全てのプリ
ンタが該当する。
本装置1の処理手順IL  コンピュータ3のRAM中
1:、ハードディスク装置11からプログラムとして読
み込まれている。コンピュータ3はこのプログラムに従
い、ハードディスク11中に記憶されているインクシー
トの各色の表色データと画像の表色データとを読み込み
、所定の処理を実行する。この処理により各画素毎に必
要な色、のインクシートとその混色比率とを求める。そ
してカラープリンタ7にて画像を印刷する。
次に具体的にコンピュータ3による色合わせ印刷処理に
ついて、第3図のフローチャートに基づいて説明する。
まず、 RAM内のワークエリアへ画像の表色データ、
及び基本色の表色データ(即ち、インクシートの表色デ
ータ)が読み込まれる(ステップ110)。ここで画像
の表色データは各画素毎にRGB信号の電圧値vRt 
VQ * ■@で表されているものとする。直接、画素
毎の表色データ、例えばXYZ表色系の三刺激値が入力
されてもよL〜 また基本色の表色データは既にXYZ
表色系の三刺激値に変換されているものとする。
次に画像表色データがXYZ表色系の三刺激値に変換さ
れる(ステップ]20)。この変換は一般的に知られた
式にて換算される。例え(L 下式のようにして求めら
れる。
ここでCRT5におけるRGB単色の色度座標を(XT
o  ya)、  (xa+  ya)、  (xa、
  ys)で表し、RGBを同時に表示した場合の色度
座標を(XIJ+  yu)で表し、そのときの輝度を
Y、IIで表している・ 尚−(XTo  ya)、 
 (XO+  y、、)、  (×8゜ys)、 (X
IJ+  yu)、Y、及び電圧から輝度YR+ Y(
i e Y Bを求める関数f* 0 、faO、fe
 Oは測色計を用いた測定により求めておいたものであ
る。
次にXYZ表色系の三刺激値で表される色空間上での分
布状況がクラスタ分析により解析される(ステップ13
0)、クラスタ分析は一般的に知られているデータの区
分は手法であり、ここで(表色空間内の画素の密度の谷
部(即ち周囲より密度が低い部分)にて、分布領域を複
数のクラスタに分割している。谷部が無ければ1クラス
タとすヘー例を第4図(A)、  (B)に示す、これ
j上ある画像表色データに対しステップ120の処理を
実行して求められた三刺激値を、色度座標X。
y及びX軸−輝度YII座標に示したものである。
この図からも判るよう1:、スペクトル軌跡SLのほぼ
中央の領域(以下クラスタAという)とそれの赤味側の
領域(以下クラスタBという)とが密度の高い領域であ
ることが判る。
そしてこのクラスタA、  B毎1ミ 第5図に示すご
とく、全画素の所定の割合(例えば80%)を内部に包
含する確率楕円AE、BEを算出する(ステップ140
)、  この算出法(t、、例えば画素の所定の密度以
上の部分の外形を算出し、その外形の最長部分、その方
向に対して直角方向で最長部分、及び前両者に直角で最
長部分を、3軸の方向とし、その最長部分の長さを径と
して楕円面を描いてもよい。
具体的には例えば次のようにして楕円を求めることがで
きる。
今、画素が、X軌 Y軌 2軸からなる直交座標上の(
x、  y、  z)で表されているものとする。
画素の分布が3変量X、  Y、  Zについて正規分
布であるとすると、直交座標上には画素分布の等確率面
は楕円面で表される。ここで全画素の3変量X、  Y
、  Zの平均をμm、μ2.μ8、分散をσ、。
σ2.σa、相関係数を912 (X*  Y) + 
 ρst (Z*×)、ρza(y、  z)とする、
このとき、標準化した変量ul+  u2.  u3を
・ul=(X−μ、)/σ。
u2=(Y−μ2)/σ2 u3=(Z−μ2)/σ。
とする。このul+  U2+  u3は各々、平均は
「0」、分散は「1」となるが、相関係数は変わらない
次に下式のごとく座標変換処理をする。
X、  Y、  Zが3変量の確率変数であるとき、R
15R,、R,も確率変数となるので、その平均をE。
分散をVとするとき、 E (uυ= E (u2) = E (us) = 
OV (u+) =V (us) =V (us) =
 1であることから、Rlp  Rlp  Rsの分散
(戯V (R+) = 1 +(ρr272)−(ρ3
+”ρ2s)/2 +−2V(R,):1−ρ、2 V  (R3) = 1 ”(ρ12/ 2)”(ρa
++ρ2z)/ 2 ”’となる。
マハラノピス汎距離りを D2= R12/ V (R+)+Rg2/ V (R2)”R
a”/ V (Rs)と定義すると、D2は自由度3の
72分布をする。
即ち、 ()2=χ2(3:1 −α) R1の径” [V (R+)/ D2F ”=  [V
(R+)]  ”/x  (3:  1  a”)この
関係から例えば95%の画素が含まれる等確率楕円1友 χ2(3;  0.05)#7.81  であり、更に
平方根を計算して、 χ(3;  0. 05) A2. 79  であるこ
とから、R,、R,、R3の谷径rl+  re、  
raErl=[V(Rυ] +−272,79rt= 
[V(Re)] l’2/2. 79r a= [V(
Ra)] ”2/2. 79で計算できる。またその確
率楕円のXYZ表色系での位置(友 上記μ7.μ2.
μ、から判明する。
こうして求められた楕円体の各軸方向1;ついて確率楕
円の重心AW、BWがら、軸半径のN倍(例えば3倍と
する。Nは画素毎の三刺激値のXYZ空間上での分布状
態から適当な値に決められる。)の距離の三刺激値を仮
登録点として設定する(ステップ150)、  こうし
て各クラスタ毎に6つの仮登録点A11−A52.  
B11−832が決定する。この場合、計算上の三刺激
値として負の値も有り得る。
次に基本色Pi−P24の三刺激値の中から、上記仮登
録点AIl〜A32. 811〜B32に最も近い基本
色を使用候補色として選択する(ステップ160)、即
ち、各クラスタ毎に、6つの使用候補色が選択される。
ここでは破線矢印で示すごとく仮登録点Allについて
基本色P1が、A12についてR5が、A21について
R2が、A22についてR8が、A31についてPI2
が、A32についてR3が、ElllについてPllが
、 B12についてR4が、 821についてR6が、
822についてPI2が、B31についてPIOが、B
32についてR7が選択される。仮登録点A31と82
2とは同一の基本色P12を選択している。従って使用
候補色としてはPI、  R2,R3,R4,R5,R
6゜R7,R8,PIO,pH,PI2の11色が選択
される。尚、仮登録点の三刺激値の内掛なくとも1つが
負である場合、例えばA12のようにYが負の場合にf
友 X−z平面との交点AYから最も近い基本色P6を
選択してもよし〜 次に第6図に示すごとく、各クラスタ毎に6つの使用候
補色の三刺激値を頂点とする八面体(同一のクラスタに
て同一の基本色が重複して選択されると、六面体 四角
錐あるいは四面体になる場合もある。)の内部空間に存
在する基本色も使用候補色に加える(ステップ170)
、  ここではクラスタAの八面体に基本色P16が含
ま札 クラスタBの八面体内に基本色は無いので、合計
して12色が使用候補色となる。
次に使用候補色へ 及び使用候補色には選択されなかっ
たが使用候補色に近接した距離にある基本色について、
色の再現性を考慮した取捨選択処理を行い、最終的に使
用色として決定する(ステップ180)、  例え+1
  各画素の三刺激値の分布の中でも特に密度の高い部
分の近傍にあるがステップ170の処理では使用候補色
に含まねなかった基本色があれば新たに使用色として加
えたり、使用候補色のべ 近接している使用候補色同士
をいずれかの使用候補色に統一したり、あるいは使用候
補色でない他の基本色に統一したりして、使用色を決定
する処理が行われる。より具体的に(友基本色P14が
クラスタAの密度が高い部分に近いとすると、 PI4
も使用色として選択される。従って使用色として1上 
Pi、  P2.  P3.  P4.  PS、  
PS、  P7.  PS、  PIG、  pH,P
I2.  PI4.  PI6の13色となる。
次に各画素毎1:、使用色から4色の組合せを選択する
。そして、その三刺激値を頂点とする四面体内に 画素
の三刺激値が含まれるか否かが、使用色の組合せを変え
つつ、全組合せについて検討される(ステップ190)
。こうして各画素毎に使用色の組合せのデータリストが
作成される。
例え(戯 第6図のクラスタA内の画素01について(
上 (Pi、  P3.  PS、  PI2)、  
(PI、  PS、  PI2、  PI4)、  (
PI、  P3.  PS、  pHi)、  ・・・
(PS、  PI2.  PI4.  PI6)、  
・・・といったようにリストが求められる。その他の画
素についても同様である。
次に、こうして求められたデータリストの内から、各画
素毎に最適な組合せとして、四面体が最小の体積の組合
せを1つ選択する(ステップ200)。例え1′L  
画素Q1について+t、、  (PS、  PI2゜P
 14.  P te)を選択する。
次に各画素毎に選択された使用色の最適組合せデータに
基づいて、その画素の三刺激値を再現する混色係数を求
める(ステップ2]0)。例え(戴画素Ql(F)三刺
激値ヲ(XOl、  YOI、  2G+) T’、使
用色P h  P 12+  P 14+  PI 6
の三刺激値を(×8゜Ya、  Z*)、  (X12
.  Y12.  z12)、  (XIJ、  Y+
a、  214)、  (XI6.  Y+e、  Z
+s) テ表tHf、  次の連立方程式を解くことに
より混色係数km、に+@e  k14e  kill
を求める。
Xo+=に@Xs+に+*X+a+に+aXta+に+
sX+sYo+=に@Ys+に+*Y+s+に+aYt
a+に+eY+*Zo+=に@Zs+に+4Z+J+に
+4Z+J+に+4Z+J+ s+ k +a+k 1
4+ k +e= 1こうして全ての画素について混色
係数が求められると、次に13色の使用色毎に1画面分
の印画パターンが作成される(ステップ220)、  
例えば使用色PIの、全画素にわたる印画パターンが求
められる。即ち印刷面の左上の画素から、使用色P!が
ステップ200で選択された4色の使用角内に含まれて
いるか判断し、含まれていなけれ1戯その画素では使用
色P1では印刷しないものとし、含まれていれli  
その画素ではステップ210で求められた混色係数kl
に応じた画素内の面積割合(ドツト数割合)あるいは厚
み割合が算出さ瓢その割合で印刷するものとする。こう
して全画素にわたる1画面分の印画パターンを求める。
他の使用色P2.  P3.  P4.  PS、  
PS、  P7.  PS、  Pio、 pH,PI
2.  PI4.  PI6についても同様に印画パタ
ーンが求められる。
例えl′L Qfの混色係数が、k、==0. 24、
k、2=0.11、k、4:0. 45、$1a=0.
 20である場合、第7図に示すごとく1画素が48(
8×6)ドツトで構成されているとして、各混色係数の
値に対応させてドツト数を割り振ると、 k−=12ド
ツト、 k 、2=5ドツト、 k 、4= 22ドツ
ト k、、=9ドツトとなる。このドツト数で画素Ql
の位置に印刷することになる。そのため相互に重複しな
いよう、かつ全体にわたって分布するように画素Q1の
各使用色ドツト位置を決定すると、第7図の斜線で示す
パターンとなる。
第7図は連続する画素Q2、Q3についても示しである
。ただし、画素Q2については使用色P8、PI4は使
用しているが、P 12、PI6は使用していないので
、kn、klllには値は存在せず、 「0」であり、
印画パターンのドツトは確保されていない0画素Q3に
ついても、使用色P 14、PI6は使用しているが、
PS、PI2は使用していないので、に8、 k12に
は値は存在せず、 ドツトも確保されていない。
次にカラープリンタ7を駆動させて、同一印刷面に、 
13色の使用色を順にPlからPl6まで、ステップ2
20で求めた印画パターン通りに印刷してゆく (ステ
ップ230)。こうして処理を終了する。
このようにして得られた画像(友 各画素がステップ2
10で求められた混色係数に応じた面積割合あるいは厚
み割合で、使用色が分布あるいは積層されている。そし
て、その画素毎に選択されている使用色は基本色として
備えられている24色中、最もその画素の三刺激値に近
いインクシートを用いているので、前述のごとく精度上
の限界があり、固定された4色の印刷では十分に色彩が
再現できなかったプリンタでも、十分な色彩再現性を実
現することができる。
次に第2実施例について説明する。第2実施例(友 第
1実施例の処理(第3図)のへ ステップ130〜17
0が変更されている。その変更部分の処理内室を第8図
に示す。
まず、サンプリングされた画素の三刺激値が色空間上に
組まれた基本色C1〜C9のネットワークのどのネット
エレメントに属するかを求める(ステップ310)、 
 ネットワークの例を第9図に示す、このネットワーク
の作成方法1よ その混色方式が加法混色か減法混色か
により異なるので、その方式に合わせた方法で実施する
。例えば加法混色の場合(友 隣接する基本色同士を適
宜直線で結んでネットワークとし、四面体をその構成空
間単位としてのネットエレメントとするものである。
このネットワーク1瓢 予め、基本色Cl−09を決定
した時点で色合わせ装置1の処理により設定しておく。
ここでは基本色はCl−C9の9色であり、ネットエレ
メント(戴 C1−C2−C3−CB、  Cl−C2
−C7−C8,C2−C3−C4−C8,C2−C4−
C3−C9,C2−C7−C3−C9,C4−C5−C
3−C9、C3−CB−C7−C8,C5−C7−C3
−C9の8エレメントが存在する。
サンプリング1上 各画素の三刺激値のXYZ空間上で
の存在密度が所定以上高い部分から、少数の画素が自動
的にランダムにあるいは所定の間隔をおいて選ばれる。
特に密度の所定以上高い部分の外縁部分からサンプリン
グするのが、最終的に好適な使用色を精度よく決定する
上で好ましLX。
サンプリング画素を021〜025で表す。画素Q21
はネットエレメントCI−C2−C7−C81ミ C2
2と023とはC2−C7−CB−C9+、−% C2
4はC3−C7−C8−C9に、 C25はC5−C6
−C7−C8に属する。
この4つのネットエレメントの構成色CI、  C2゜
C5,C6,C7,CB、  C9を使用候補色とする
(ステップ320)。このサンプリング画素Q21−0
25を内包しているネットエレメント群あるいはその構
成色からみて、他のネットエレメントあるいはその構成
色を包囲していれ(戯 その構成色も使用候補色とする
。第9図の例では包囲されているネットエレメントは存
在しない。
以下、第1実施例のステップ180以下の処理と同一の
処理が行われる。
本実施例(友 第1実施例と同様にきわめて実際二辺い
色彩の印刷表現が可能となるととも1:、既に設定され
ているネットエレメントとサンプリング画素との関係に
て使用候補色を決定しているため、クラスタ分析や確率
楕円を求める必要が無い。
従って簡易・迅速に処理をすることができる。
次に第3実施例について説明する。第3実施例1友 第
2実施例のネットエレメントを利用して第2実施例とは
別の処理により使用候補色を決定するものである。その
処理内室を第10図に示す。
まず全画素について、各画素の三刺激値が色空間上に組
まれた基本色のネットワークのどのネットエレメントに
属するかを求める(ステップ410)。
次に画素が属する頻度の高いネットエレメントから、色
再現に必要な基本色を抽出し、使用候補色とする(ステ
ップ420)。
例え(戯 第9図において、Cl−02−C7−CB。
C2−C7−CB−C9,C5−C7−C3−C9に属
する画素の割合が太きけれ(f−そのネットエレメント
の構成色CI、  C2,C5,C7,CB、  C9
が使用候補色として選択される。
このイ包  ネットエレメント自体の頻度でなく、ネッ
トエレメントの構成色について画素毎に出現頻度を求め
、その頻度の高い構成色を使用候補色として選択しても
よい0例えli  構成色(基本色)の出現頻度が高い
順1:、  C7,CB、  C9,C2,C1、C5
,・・・と求まれ(瓜 その先頭から所定数の構成色 
あるいは所定の頻度下限値までの構成色を使用候補色と
して選択する。
以下、第1実施例のステップ180以下の処理と同一の
処理が行われる。
本実施例+1  全画素についてその属するネットエレ
メントを求めているので、第2実施例と比較して処理時
間は長くなるが、使用色の選択は一層精密なものとなる
次に第4実施例について説明する。第4実施例は全画素
について、その画素の三刺激値を表現することが可能な
4色の組合せをすべて最適な順に登録し、登録された基
本色の使用頻度を基に取捨選択し、最終的に使用色を決
定するものである。
その処理内容を第11図に示す。この処理に先立ち第3
図に示したステップ110,120の処理がなされる。
次に各画素毎1ミ その三刺激値を表現することが可能
なすべての基本色について、4色の組合せを求め、更に
各組合せについてその4色のなす四面体の体積を求めて
、そのリストを得る(ステップ510)。
次に各画素毎に得られた組合せリストを、最適な順序、
即ち四面体の体積が小さい順に並べ替え、各画素につき
、第1候補組合せから第N候補組合せのリストとして登
録し、このリストの丙 第1候補組合せに登録された基
本色を使用候補色とする(ステップ520)。
次に使用候補色のべ 最も使用頻度の少ない基本色りを
探す(ステップ530)。
次に基本色りが第1候補組合せに表れている全ての画素
について、第2候補組合せ以降の組合せの中1′−基本
色りを含まず、かつ他の使用候補色に属する基本色のみ
で構成される組合せの有無を確認する(ステップ540
)。
次に基本色りが第1候補組合せに表れている該当全画素
について、基本色りを含まず、かつ他の使用候補色に属
する基本色のみで構成される組合せがあるか否か判定さ
れ(ステップ550)、あれば肯定判定されて、次にス
テップ560の処理に移る。該当画素の内で、基本色り
を含まず、かつ他の使用候補色に属する基本色のみで構
成される組合せがない画素が1つでも存在すれ(戴 否
定判定されてステップ580に移る。
ステップ560で(よ 該当各画素毎1:、見つかった
組合せより上位の組合せを削除し、その組合せを第1候
補組合せに昇格させ、その下位の組合せも順次昇格させ
る。このことにより、基本色りは使用候補色から外さ札
 使用候補色は1色少なくなる。
次に使用候補色が6色以下となったか否かが判定される
(ステップ570)。否定判定されれl′L再度ステッ
プ530に戻り、上述の処理(ステップ530〜560
)にて、更に使用候補色が減少させる処理が繰り返され
る。
こうして、ステップ570にて使用候補色が6色以下と
判定されるh\ または、ステップ550にて使用候補
色の削除が不可能になると、現在 残っている使用候補
色を使用色とし、第1候補組合せを各画素における使用
色4色の組合せとして決定する(ステップ580)。
以後は第1実施例のステップ210以降の処理を実施し
て終了する。
本実施例1友 各画素毎に、全ての基本色について可能
な4色の組合せを検討するとともに、省略できる使用色
については削除できるため、極力使用色を少なく制限し
たい場合に有効である。このため、印画パターンの数を
減少させることができ、印画パターン作成の時間やその
印画パターン格納用のメモリが少なくて済む。更に印刷
に使用されるインクシートが少なくなり効率的かつ経済
的に印刷作業を行うことができる。
本実施例において、各画素毎に体積の小さい順に表現可
能な全ての基本色の組合せリストを形成し使用色の削減
処理(ステップ530〜570)を行ったが、特に使用
色数にこだわらなけれ(fS削減処理は実行せず、単に
最小の体積となる基本色の組合せのみを見つけてそれを
全て使用色として用いてもよい。即ち、ステップ530
〜570を省略する処理構成でもよい。
上記各実施例において、基本色から使用候補色あるいは
使用色を選択していたが、基本色自体を決定するため、
基本候補色から基本色を選択する前処理を行ってもよい
。即ち、最初1:、インクシートに対応する基本候補色
データから、操作者が、色合わせ装置1を介して所定の
規則により選択し、その選択された基本候補色を各実施
例における基本色として用いてもよい。この基本候補色
から基本色を選択する方法として次のような方法が挙げ
られる。
その第1例を挙げる。まず、色合わせ装置]に次なる機
能を設ける。即ち、CRTS上に色度図を表示する機能
  ステップ110,120にて三刺激値に変換したデ
ータを更に色度座標(x、  y)に変換する機能 そ
の色度座標データを色度図上に基本候補色とともに表示
する機能 指定された基本候補色を読み取る機祇  及
びその指定された基本候補色が包囲している他の基本候
補色を求める機能である。操作者(戴 この表示状態を
観察して、画素データを包囲する基本候補色を、例え(
云キーボード13の操作により、あるいは図示していな
いマウスやダイヤル式入力装置等でカーソルを移動させ
クリックすることにより、指定する。
色合わせ装置1側で(戴 こうして指定された包囲状基
本候補色とそれを結ぶ輪郭線内に存在する基本候補色と
を基本色として、第1実施例ではステップ130以降の
処理を、第2実施例ではステップ310以降の処理を、
第3実施例ではステップ410以降の処理を、第4実施
例ではステップ510以降の処理を実施する。こうすれ
(戴 より有効な狭い範囲の基本色をベースにできるの
で、適切な使用色を迅速に見つけることができる。
第2例として(飄 第1例のごとく、画風 基本候補色
を指示するのではなく、色度図上で画素データを観察し
つつ、それを包囲する範囲を操作者が指定する。色合わ
せ装置1側(表 その指定範囲の外側でかつ指定範囲を
包囲できる基本候補色を、演算により選択し、その基本
候補色とそれが包囲する基本候補色とを基本色として決
定してもよい。
第3例として、色合わせ装置1に次なる機能を設ける。
即ち、画像自体をCRTS上に表示する機能 指定位置
の画素データを読み取る機能 及びその画素データを表
現するための適切な基本候補色を求める機能である。操
作者E  この画像の表示状態を観察して、特に正確な
印刷再現を望む領域を指定する。例えlfL  風景の
中に置かれた自動車の色彩を正確に印刷表現したいので
あれ[′L自動車の主な部分、ボディ、バンパー ウィ
ンドガラス、タイヤ、座席、内装、ボディの陰影等を指
定する。ここで指定される画素(t、、指定された位置
の1つの画素でもよいし、その周辺の複数の画素でもよ
い。色合わせ装置1側はこの指定画素データを受けて、
その画素が表現されるのに最適な基本候補色を選択し基
本色とする。この選択方法は既に各実施例に記載されて
いる機能が活用できる。
第4例として、CRT5に色度図や画像を表示しなくと
も、直接キーボード13からあるいはダイヤル式入力装
置等から、色合わせ装置11ミ 既に適切であると判明
しているインクシートの種類を指定したり、あるいは適
切な基本候補色の範囲または正確に表示すべき画素の三
刺激値を数値で入力するようにしてもよい。入力される
数値として(上 三刺激値ばかりでなく、マンセル仇 
色差値Lab、RGB値等でもよい。
上述した各実施例でIA  使用色はすべて、単一のイ
ンクシートに対応していたが、更に使用色を組み合わせ
て2色の減法混色したものを計算上の使用色として加え
てもよい。また使用色の濃度階調が複数の印画方式を採
用しているプリンタ7を使用している場合に(A 2色
の各々の濃度の全ての組合せを計算上の使用色として加
えてもよい。
二の場合、印画パターン作成処理(ステップ220)に
て(上製法混色(よ その混色係数を元の使用色に分解
してパターンを作成することになる。
l肛立四浬 本発明の色合わせ装置(社 画素に対応する色材を決定
するに際して、色彩がきわめて近似の色材の組合せを用
いている。このため印刷精度が低くても、従来の固定し
た4色を使用していたのに比べて、色ずれの範囲も小さ
く限定されるととも;ミ実際の色ずれ自体も縮小する。
また各画素にての混色比率の計算も、線形計算の精度が
高い領域での計算ができることになり、比率計算上も適
切な値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成例示医 第2図はその一実
施例のシステム構成医 第3図は本装置の処理内容を表
すフローチャート、第4図(A)は色度座標上の各画素
の分布を表すグラフ、第4図(B)はそのX軸における
輝度分布を表すグラフ、第5図及び第6図は画素のクラ
スタ分布とその処理を表すグラフ、第7図は印画パター
ンの部分説明図、第8図は第2実施例の処理を表すフロ
ーチャート、第9図は基本色のネットワークを表すグラ
フ、第10図は第3実施例の処理を表すフローチャート
、第11図は第4実施例の処理を表すフローチャートで
ある。 1・・・色合わせ装置    3・・・コンピュータ5
・・・CRT        7・・・カラープリンタ
PI−P24.Cl−C9・・・基本色Ql、  02
1〜025・・・画素

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 色材に対応する複数種類の基本色の表色データと、画像
    データの各画素の表色データとを記憶する表色データ記
    憶手段と、 上記複数種類の基本色の内から、所定の表色系の座標上
    にて各画素毎の表色データの近傍に存在する複数の基本
    色を、その画素の使用色として選択する使用色選択手段
    と、 上記各画素毎に、画素の色合成のため、上記使用色の混
    色比率を算出する比率算出手段と、を備えたことを特徴
    とする色合わせ装置。
JP1246026A 1989-09-21 1989-09-21 色合わせ装置 Pending JPH03108874A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000338950A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Olympus Optical Co Ltd 色再現システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000338950A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Olympus Optical Co Ltd 色再現システム

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