JPH03108712A - 電子ビーム描画装置 - Google Patents

電子ビーム描画装置

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JPH03108712A
JPH03108712A JP24756889A JP24756889A JPH03108712A JP H03108712 A JPH03108712 A JP H03108712A JP 24756889 A JP24756889 A JP 24756889A JP 24756889 A JP24756889 A JP 24756889A JP H03108712 A JPH03108712 A JP H03108712A
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JP
Japan
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data
pattern
electron beam
binary data
sequentially
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JP24756889A
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English (en)
Inventor
Tomohide Watanabe
渡辺 智英
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電子ビーム描画装置に関するものであって、特
にマスクROMのパターン描画に使用されるものである
(従来の技術) 一般にマスクROMは、製造工程における特定の層のパ
ターンが所望するデータに対応して形成され、固有のデ
ータを持つROMとして実現される。そしてこのような
マスクROMのパターンを電子ビームで描画してフォト
マスクを製造するための装置として、従来は第5図に示
されるような装置を用いていた。
一般に所望のマスクROMに書き込むべきデ−夕は、プ
ログラマブルROM (以下、FROMと称す)に書き
込んだ状態で供給される場合が多い。
FROM31に書き込まれているデータを、PROMデ
ータ読込部32において読込み、このデータを大型計算
機33へ出力する。大型計算機33は、パターン発生情
報データ34に基づいてFROM31から読込んだバイ
ナリデータのビットに対応したパターンデータを発生す
る。さらに大型計算機33はこのパターンデータを、電
子ビーム描画装置37がパターンを描画するために必要
なフォーマット(以下、EBフォーマットと称す)に変
換して磁気テープ装置35に出力する。
磁気テープ装置35は、変換されたEBフォーマットの
データを磁気テープ36に書き込む。そして磁気テープ
装置38、計算機39、描画制御部40及びパターン描
画部41から構成される電子ビーム描画装置37におい
て、磁気テープ36に書き込まれているデータを、磁気
テープ装置38を介して計算機39に入力する。そして
このデータを、描画制御部40を介してパターン描画部
41に入力し、パターン描画を行ってマスクROM製造
用のフォトマスク42を製造する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来は上述のようにFROMからブタを読み込
んだ後、ビット単位でEBフォーマットのパターンデー
タに変換する。このパターンブタは、描画すべき箇所の
寸法や座標に関する情報を表したもので、FROMのバ
イナリデータよりデータ量が数十倍に増大する。このた
め、大容量のFROMではデータの取扱いが困難なもの
となる。16Mビットのバイナリデータを書き込むマス
クROMを例にとると、このデータは数十Mバイトから
200Mバイトにも達するパターンデータに変換して磁
気テープに書き込まなければならない。仮に3600フ
イートの磁気テープに書き込むことのできるデータ量は
約100Mバイトであり、読み出しに約2時間かかる。
このようにEBフォーマットデータが膨大になると、(
1)大型計算機での処理時間は数十時間といった多大な
ものとなり、(2)大型計算機での処理コストが高くな
る上に、(3)磁気テープへのデータ書き込みに数時間
といった多くの時間を費やさなければならない。この結
果、マスクROMの製造に多大な時間とコストを要′す
るという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、マスク
ROM用のフォトマスクの製造に必要な時間の短縮及び
コストの低減を達成し得る電子ビム描画装置を提供する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の電子ビーム描画装置は、バイナリデータを読込
む読込手段と、この読込まれたバイナリデータを用いて
バイナリデータのビット位置に対応したパターンデータ
を順次発生し出力するパターンデータ発生手段と、この
順次出力されたバタンデータに基づいてパターンを形成
すべき基板上に電子ビームを照射しバイナリデータに対
応したパターンを順次描画する描画手段を備えたことを
特徴としている。
ここで読込手段は、プログラマブルROMに書き込まれ
たバイナリデータを読込むものであってもよく、あるい
はデータ通信手段からデータ回線を経て送信されてきた
バイナリデータを読込むものであってもよい。
(作 用) 読込手段によって読込まれたバイナリデータを用いて、
パターンデータ発生手段がビット位置に対応したパター
ンデータを順次発生して出力しこのパターンデータに基
づいて、描画手段が順次基板上に電子ビームを照射する
。これにより、パターンデータが発生されていく過程で
順次描画に用いられていくため、パターンデータ全体と
して膨大な量に上る場合にも、全てのデータを一旦記憶
する必要がないため、高速でかつ低いコストでの処理が
可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例による電子ビーム描画装置につ
いて、図面を参照し説明する。この装置は従来のものと
比較し、電子ビーム描画装置内部にFROM又はデータ
回線からバイナリデータを読込み、順次パターンデータ
を発生して描画を行っていく点が異なっている。
第1図に本装置の構成を示す。PROMデータ読込部2
は、FROMIに書き込まれたバイナリデータを読込む
ものであり、データ読込装置4は、他のシステムからデ
ータ通信装置3を介してブタ回線より送信されてきたバ
イナリデータを読込むものである。このうちのいずれか
一方によって、データが計算機5に入力される。計算機
5は一旦入力されたバイナリデータを保持した後、パタ
ーンデータ発生回路6に順次出力していく。パターンデ
ータ発生回路6は、バイナリデータのビット位置に対応
したパターンデータを発生する手段であり、発生したパ
ターンデータをパターンメモリ7又は8のいずれか一方
に入力する。例えば、パターンデータを一定量だけ先に
パターンメモリ7に書き込んだ後、パターンメモリ8の
方に書き込む。その間、メモリ読出回路9によりパター
ンメモリ7に保持されているパターンデータを読み出す
。そしてパターンメモリ8に一定量書き込んだ後、再び
パターンメモリ7の方に書き込み、その間パターンメモ
リ7から読み出す。このようにして、効率よく順次パタ
ーンデータを読み出して、ブランキング回路11に入力
することができる。
但しこのパターンメモリ7及び8は、順次発生されてい
くパターンデータの一部分を一旦保持するものであって
、パターンデータの全てを保持するものではない。
このブランキング回路11の他に、ブランキング電極1
6、偏向回路10、偏向電極14、レーザ測長部12、
テーブル制御部13、Xテーブル18、Yテーブル19
、Yモータ20及びXモータ21で構成される部分は、
従来の電子ビーム装置と同様である。Xテーブル18上
に搭載されたマスク基板17の表面に、図示されていな
い電子銃から出力された電子ビーム14が照射される。
偏向回路10は、この照射された電子ビーム14を偏向
させるべく、偏向信号を発生して偏向電極15に印加す
るものである。またブランキング回路11は、与えられ
たパターンデータを用いて、偏向回路10に同期して電
子ビーム14をブランキングさせるべく信号をブランキ
ング電極16に印加し、基板17への電子ビーム14の
照射のオンオフを制御する。ここで、フォトマスク基板
17はXテーブル18及びYテーブル19により、X方
向又はY方向に移動するが、Xテーブル]8及びYテー
ブル19は、テーブル制御部13によって制御されるX
モータ21又はYモータ20によりそれぞれ駆動される
。このテーブル制御部13には、計算機5から、レーザ
測長部12が高精度で測定したXテーブル18及びYテ
ーブル19の位置が通知され、さらに偏向回路10にも
それぞれの位置が通知される。これにより、例えば電子
ビーム14をX方向に偏向させて基板17上に走査させ
、基板17をYテーブル1つによりY方向に移動させる
動作を同期させることによって、高精度で描画すること
ができる。
次に、パターンデータ発生回路6において、バイナリデ
ータに対応したパターンデータを発生させる動作につい
て説明する。第2図(a)、  (b)は、8ビツト×
nバイトのバイナリデータに基づいて、それぞれのビッ
トに対応したパターンデータを発生させる場合の一例を
示したものである。
このうち第2図(a)は、8ビツトで構成された一つの
バイトがn個ある場合のビット位置のイメージを表して
おり、第2図(b)は、このバイナリデータの各ビット
位置に対応して発生するパターンデータの発生イメージ
を示している。ここで、パターンデータを発生させるた
めに必要なパターンの大きさ11m1配列ピッチPx、
Py、及びパターン発生の基準となる座標位置Q(x、
y)は、予め計算機5に入力されており、バイナリデー
タを送信する前にパターンデータ発生回に与えられる。
ここで第2図(a)における第1バイト第0ビツトのデ
ータ“1”は、第2図(b)のパターン発生位置PIO
に対応しパターンを発生させ、第1バイト第1ビツトの
データ“0″は、パターン発生位置pHに対応しパター
ンを発生させない。
以下同様にして、第1バイトから第nバイトまでのバイ
ナリデータに対応したパターンデータを発生させる。
このような対応関係により発生されたパターンデータは
、順次パターンメモリ7又は8に出力されて保持される
。第3図は、メモリに書き込まれたパターンデータを展
開したものに相当する。ここでは、配列ピッチPx =
5.  Py =6. 1=5゜m=3としており、上
述した第2図(a)における第1バイト第Oビツトのデ
ータ“1”は、5×3のドツトのデータとして展開され
ている。
このようなパターンデータを、パターンメモリ7又は8
から順次メモリ読み出回路9が読み出して順次ブランキ
ング回路11に出力し、パターンデータに従って電子ビ
ームの照射をオン/オフさせる。第4図はこの電子ビー
ムの偏向を示すもので、X方向の一回分の偏向によって
もたらされる走査が、第3図の一行分に相当する。X方
向にΔXだけ移動する毎に、電子ビーム14の照射をオ
ン又はオフする。さらに上述したように、Yテーブル1
9によって基板17はY方向へ一定速度で移動する。こ
のY方向の座標位置をレーザ測長部12が計測し、移動
量△Yだけ移動する毎にX方向の走査信号を偏向回路1
0に送って、連続的な電子ビーム14の照射を可能とす
る。このようにして、パターンデータ発生回路6か発生
したパターンデータを、基板17上へ二次元パターンと
して描画する。
以上のように本実施例では、FROMあるいは他のシス
テムからデータ回線を通じて読込んたバイナリデータを
、電子ビーム描画装置が備えたパターンデータ発生回路
6においてパターンデータを発生し、順次発生したパタ
ーンデータを用いてリアルタイムで順次電子ビームが描
画して行く。
全体では膨大な量に上るパターンデータてあっても、随
時発生されていくそばから照射に使用していき、廃棄す
ることができる。このため、従来のようにパターンデー
タ全体を一旦記憶しておく必要はない。従って、第5図
に示された大型計算機′33、磁気テープ装置35及び
磁気テープ36等の高価な装置が不要となり、当然なが
ら従来必要としていた大型計算機での多大時間を費やす
処理1 も不必要となる。これにより、マスクROM用のフォト
マスクの製造に必要な時間が短縮され、コストが低減さ
れる。
上述の実施例は一例であって、本発明を限定するもので
はない。例えば、本実施例はマスクROM用のフォトマ
スクにパターンデータを発生し描画するものであるが、
これに限らずプリント配線基板の製造等、他の分野にお
いてバイナリデータから対応するパターンを自動的に発
生する装置に対しても適用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の電子ビーム描画装置は、読
込んだバイナリデータを対応するパターンデータに変換
していき、順次電子ビームの照射に用いて描画を行って
いくため、全体では膨大な量に達するパターンデータを
全て記憶させる必要はなく、高速な処理及びコストの低
減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電子ビーム描画装置の
構成を示したブロック図、第2図はバイナリデータに対
応したパターンデータの発生を示した説明図、第3図は
メモリに書き込まれたパターンデータをドツトで展開し
た様子を示した説明図、第4図は電子ビームが偏向され
て走査する様子を示した説明図、第5図は従来の電子ビ
ーム描画装置の構成を示したブロック図である。 1・・・FROM、2・・・PROMデータ読込部、3
・・・データ通信装置、4・・・データ読込装置、5・
・・計算機、6・・・パターンデータ発生回路、7,8
・・・パターンメモリ、9・・・メモリ読出回路、10
・・・偏向回路、11・・・ブランキング回路、]2・
・・レーザ測長部、13・・・テーブル制御部、14・
・・電子ビーム、15・・・偏向電極、16・・・ブラ
ンキング回路、17・・・フォトマスク基板、18・・
・Xテーブル、19・・・Yテーブル、20・・・Yモ
ータ、21・・・Xモータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バイナリデータを読込む読込手段と、 この読込まれたバイナリデータを用いて、前記バイナリ
    データのビット位置に対応したパターンデータを順次発
    生し、出力するパターンデータ発生手段と、 この順次出力されたパターンデータに基づいて、パター
    ンを形成すべき基板上に電子ビームを照射し、前記バイ
    ナリデータに対応したパターンを順次描画する描画手段
    を備えたことを特徴とする電子ビーム描画装置。 2、前記読込手段は、プログラマブルROMに書き込ま
    れた前記バイナリデータを読込むものであることを特徴
    とする請求項1記載の電子ビーム描画装置。 3、前記読込手段は、外部のデータ通信手段からデータ
    回線を経て送信されてきた前記バイナリデータを読込む
    ものであることを特徴とする請求項1記載の電子ビーム
    描画装置。
JP24756889A 1989-09-22 1989-09-22 電子ビーム描画装置 Pending JPH03108712A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604143A (en) * 1994-11-04 1997-02-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method for producing nonvolatile memory used as read-only storage media
JP2013062326A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Canon Inc 描画装置及び物品の製造方法

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