JPH03108449A - 高オーバーランアイスクリームの製造方法 - Google Patents
高オーバーランアイスクリームの製造方法Info
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- JPH03108449A JPH03108449A JP1244914A JP24491489A JPH03108449A JP H03108449 A JPH03108449 A JP H03108449A JP 1244914 A JP1244914 A JP 1244914A JP 24491489 A JP24491489 A JP 24491489A JP H03108449 A JPH03108449 A JP H03108449A
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- ice cream
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- raw material
- sodium caseinate
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアイスクリームの%m方法に係わる。
さらに詳細には、高オーバーラン十を存するアイスクリ
ームの製造方法に係わる。
ームの製造方法に係わる。
(従来の技術、発明が解決しようとする問題点)夏の味
覚の一つであるアイスクリームは、従来、高脂肪、高カ
ロリーで余りオーバーラン率の高くないものが一般的に
好まれていた。
覚の一つであるアイスクリームは、従来、高脂肪、高カ
ロリーで余りオーバーラン率の高くないものが一般的に
好まれていた。
しかし、最近の傾向として逆に低カロリーでしかもオー
バーラン率の高いアイスクリームが求められるようにな
ってきた。
バーラン率の高いアイスクリームが求められるようにな
ってきた。
これまでアイスクリームの主原料である無脂乳固形分は
、原料混合物の10%を占めるまでは、その添加菫が増
すと共にホイツプ性が向上し、オーバーラン率も増加す
ることが知られている。
、原料混合物の10%を占めるまでは、その添加菫が増
すと共にホイツプ性が向上し、オーバーラン率も増加す
ることが知られている。
また、脂肪分は、原料混合物中の添加醍が増すと共にホ
イツプ性が抑制され、その結果オーバーラン率も低下さ
せる。
イツプ性が抑制され、その結果オーバーラン率も低下さ
せる。
さらに、砂糖は原料混合物の粘度を増加させ、オーバー
ラン率を保持する作用をする。しかし、粘度が増加する
ことによって原料混合物のホイツプ性は抑ル1され、オ
ーバーラン率の増加も抑制されることになる。
ラン率を保持する作用をする。しかし、粘度が増加する
ことによって原料混合物のホイツプ性は抑ル1され、オ
ーバーラン率の増加も抑制されることになる。
したがって、通常、原料混合物の混合比率を変化させた
だけでは、飛躍的にオーバーラン率を増加させることは
困難とされている。
だけでは、飛躍的にオーバーラン率を増加させることは
困難とされている。
さらに、栄養価の高いカゼインをカゼインナトリウムの
形で原料混合物中に0.2重f%程度混合することによ
ってオーバーラン率を安定させることも公知である。
形で原料混合物中に0.2重f%程度混合することによ
ってオーバーラン率を安定させることも公知である。
(1?1M点を解決するための手段)
本願発明者は、以上のような従来技術の欠点を克服し、
口ざわりが軽快で、低カロリーでオーバーラン率の大き
いアイスクリームをII>ることを[1的として種々の
検討を行ない、下記のような発明を完成させた。
口ざわりが軽快で、低カロリーでオーバーラン率の大き
いアイスクリームをII>ることを[1的として種々の
検討を行ない、下記のような発明を完成させた。
即ち、アイスクリームを低カロリーにするために原料混
合物中の無脂乳固形分の添加祉をできるだけ低く制限す
ることにした。
合物中の無脂乳固形分の添加祉をできるだけ低く制限す
ることにした。
これによって発生する原料混合物のホイツプ性の低Fに
伴うオーバーラン率の減少を、カゼインナトリウムを加
えることにより解決した。
伴うオーバーラン率の減少を、カゼインナトリウムを加
えることにより解決した。
しかも、カゼインナトリウムの添加ψと四重の無脂乳固
形分を原料混合物から削除して、95られるアイスクリ
ームの栄養価が過大とならないようにして、オーバーラ
ン率を向−Lさせ、口ざわりの軽快さを付与するのに必
要なオーバーラン率まで増加することを可能とするアイ
スクリーム、の”lJ?i技術を完成させた。
形分を原料混合物から削除して、95られるアイスクリ
ームの栄養価が過大とならないようにして、オーバーラ
ン率を向−Lさせ、口ざわりの軽快さを付与するのに必
要なオーバーラン率まで増加することを可能とするアイ
スクリーム、の”lJ?i技術を完成させた。
この結果、従来の製造技術に基づく方法では、オーバー
ラン率を150%としたような場合において良質なアイ
スクリームは得られなかった場合でも、良質で高品位の
アイスクリーム即ち0.25〜1.50+RcL%のカ
ゼインナトリウムを添加し無脂乳固形分の回りと置換す
ることによって、著しい改良が実現され、無脂乳固形分
が10重す%またはそれ以上の場合にしか得られないよ
うな高いオーバーラン率を有し、かつ口ざわりの軽快な
良質のアイスクリームを行手することが認められた。
ラン率を150%としたような場合において良質なアイ
スクリームは得られなかった場合でも、良質で高品位の
アイスクリーム即ち0.25〜1.50+RcL%のカ
ゼインナトリウムを添加し無脂乳固形分の回りと置換す
ることによって、著しい改良が実現され、無脂乳固形分
が10重す%またはそれ以上の場合にしか得られないよ
うな高いオーバーラン率を有し、かつ口ざわりの軽快な
良質のアイスクリームを行手することが認められた。
以−Lの発明の内容を、さらに十分に理解するために以
下に示す実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
下に示す実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
(実施例)
皮丘」:
脱脂粉乳3kg、全脂練乳24.5kg、バター1.2
5kg、植物性脂肪3.5kg、水飴12.5kg、安
定剤0.4kg、乳化剤0.3kg、水54.55kg
よりなる原料混合物を常法により混合、溶解する0次い
でこの原料混合物を70℃まで加温し、150 k g
/ c rdの加圧下で均質化した後85℃で60秒
間プレート殺菌する。この後、前記原料混合物を4℃に
冷却し、フリーザを用いて一3℃で冷凍下でオーバーラ
ン化し、硬化させてアイスクリームAとした。
5kg、植物性脂肪3.5kg、水飴12.5kg、安
定剤0.4kg、乳化剤0.3kg、水54.55kg
よりなる原料混合物を常法により混合、溶解する0次い
でこの原料混合物を70℃まで加温し、150 k g
/ c rdの加圧下で均質化した後85℃で60秒
間プレート殺菌する。この後、前記原料混合物を4℃に
冷却し、フリーザを用いて一3℃で冷凍下でオーバーラ
ン化し、硬化させてアイスクリームAとした。
及1区土二j:
前記比較例の原料混合物中の脱脂粉乳3kg中の0.2
5kg、0.50kg、0.75kg、1.00kgお
よび1.50kgをカゼインナトリウムで置換した原料
混合物を、萌記比較例と同じ方法で混合、殺菌、冷却お
よび硬化させて、それぞれアイスクリームB〜Fとした
。
5kg、0.50kg、0.75kg、1.00kgお
よび1.50kgをカゼインナトリウムで置換した原料
混合物を、萌記比較例と同じ方法で混合、殺菌、冷却お
よび硬化させて、それぞれアイスクリームB〜Fとした
。
アイスクリームのコ価:
このようにして得られたアイスクリームA〜Fの吸入式
フリーザによる4 00 m m l gにおけるオー
バーラン率限界値を第1表に示した。
フリーザによる4 00 m m l gにおけるオー
バーラン率限界値を第1表に示した。
また、それぞれのアイスクリームA〜Fの一定オーバー
ラン率における組織状態の変化を第2表に、また試食テ
スト結果を第3表に示す。
ラン率における組織状態の変化を第2表に、また試食テ
スト結果を第3表に示す。
これらの第2表および第3表において、表中のそれぞれ
の記号は以下のような評債結果を表わす。
の記号は以下のような評債結果を表わす。
◎・・・良好、○・・・やや良、△・・・やや劣る、×
・・・不良(発明の効果) 第1表、第2表および第3表に見られるように、本発明
に基づく製造方法によって、得られたアイスクリームは
高いオーバーラン率と、良好な組織と口ざわりとを示し
、従来のような高脂肪で高カロリーではなく、低カロリ
ーで健康食品に相応しい、口ざわりの軽快でオーバーラ
ン率の高い高級なアイスクリームが得られる。
・・・不良(発明の効果) 第1表、第2表および第3表に見られるように、本発明
に基づく製造方法によって、得られたアイスクリームは
高いオーバーラン率と、良好な組織と口ざわりとを示し
、従来のような高脂肪で高カロリーではなく、低カロリ
ーで健康食品に相応しい、口ざわりの軽快でオーバーラ
ン率の高い高級なアイスクリームが得られる。
本発明は、以上に記載の比較例および実施例に制約され
るものではなく、当業者が容易に類推できる改変と修正
をなし得るものであることを理解すべきである。
るものではなく、当業者が容易に類推できる改変と修正
をなし得るものであることを理解すべきである。
Claims (3)
- (1)脱脂粉乳、全脂練乳、バター、植物性脂肪、水飴
、安定剤、乳化剤、水よりなる原料混合物を加温、加圧
下に均質化した後、フリーザによりオーバーランさせる
アイスクリームの製造方法において、無脂乳固形分の一
部をカゼインナトリウムで置換することを特徴とする高
オーバーランアイスクリームの製造方法。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載のアイスクリームの
製造方法において、前記オーバーランの割合いが175
〜275%であることを特徴とする高オーバーランアイ
スクリームの製造方法。 - (3)特許請求の範囲第1項に記載のアイスクリームの
製造方法において、無脂乳固形分とカゼインナトリウム
との添加量の和が原料混合物の10重量%以下であり、
カゼインナトリウムが0.25〜1.50重量%である
ことを特徴とする高オーバーランアイスクリームの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244914A JPH03108449A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 高オーバーランアイスクリームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244914A JPH03108449A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 高オーバーランアイスクリームの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108449A true JPH03108449A (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=17125851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1244914A Pending JPH03108449A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 高オーバーランアイスクリームの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03108449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018511332A (ja) * | 2015-04-15 | 2018-04-26 | フリーズランドカンピーナ ネーデルランド ビー.ブイ.Frieslandcampina Nederland B.V. | 気泡入り氷菓製品及びかかる製品を調製するための方法 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1244914A patent/JPH03108449A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018511332A (ja) * | 2015-04-15 | 2018-04-26 | フリーズランドカンピーナ ネーデルランド ビー.ブイ.Frieslandcampina Nederland B.V. | 気泡入り氷菓製品及びかかる製品を調製するための方法 |
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