JPH031082Y2 - - Google Patents

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JPH031082Y2
JPH031082Y2 JP13885585U JP13885585U JPH031082Y2 JP H031082 Y2 JPH031082 Y2 JP H031082Y2 JP 13885585 U JP13885585 U JP 13885585U JP 13885585 U JP13885585 U JP 13885585U JP H031082 Y2 JPH031082 Y2 JP H031082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体放出装置における送液管への液体
吸入装置、詳しくは、駆動源からの動力により作
動するポンプと、第1及び第2握り部をもつ噴射
具と、これらポンプと噴射具とを連通する送液管
とから成る液体放出装置における前記送液管に洗
剤などの混合用液体を吸入する吸入装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、ポンプの吐出口から送液管に吐出される
加圧液体の液体圧を変え、この圧力差を利用して
インジエクターから前記送液管内に洗剤などの混
合用液体を自動的に吸入する如くした装置が知ら
れている。
この従来の装置は、第4図に示す如く前記送水
管AのポンプPへの接続側端部に、液体吸入用開
閉弁Bを設けると共に、前記送液管Aの内径より
小径の内径をもち、かつ、前記開閉弁Bを側路す
るバイパス路Cを設けて、このバイパス路Cに、
ノズル部と負圧室と混合用液体の吸入口とをもつ
インジエクターDを接続したものであつて、前記
開閉弁Bを開いた場合、噴射具Eの噴射口から噴
射される噴射量と、前記ポンプPから吐出される
噴射量とがバランスして送液管Aにおけるインジ
エクターDの入口側圧力と出口側圧力との圧力差
が所定値以下に小さくなり、前記インジエクター
Dにおけるノズル部から噴射された液体の流速が
所定値以上に速くならなくて、インジエクターD
の負圧室に混合用液体が吸入されないようにし
て、又、前記開閉弁Bを閉じた場合、前記ポンプ
Pから吐出された加圧液の全てが、送液管Aの内
径より小径のバランス路Cを通り、噴射具Eから
噴射される噴射量が減少するようにし、前記送液
管AにおけるインジエクターDの出口側圧力が、
入口側圧力に対し所定圧以下に低下して、前記イ
ンジエクターDにおけるノズル部から噴射された
液体の流速が所定値以上上に速くなつて、吸入口
から洗剤などの混合用液体が前記負圧室に吸入さ
れ、この混合用液体が、前記負圧室から前記送液
管Aにおけるインジエクターの出口側を流れる加
圧液に混合されるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 所が、前記従来の装置は、前記開閉弁Bが、ポ
ンプPの配設位置近くに配設されているため、こ
の開閉弁Bを、ポンプP側位置より遠く離れた遠
隔地から操作することができなかつたのである。
所で、前記開閉弁Bを遠隔地から操作するに
は、前記開閉弁として電磁弁を用い、この電磁弁
のスイツチを、導電線を介して前記噴射具に配置
することが考えられるけれども、この場合、コス
ト高となり、又、前記導電線の断線或いは漏電な
どの問題があると共に、前記導電線が邪魔になる
問題がある。
本考案は、50〜200Kg/cm2に加圧された加圧液
を噴射する噴射具には、噴射方向と反対方向に大
きな反力が作用して、片手で握持すると危険であ
るため、二つの握り部を設けて、これら第1及び
第2握り部を作業員が両手で握ることができるよ
うになつている点に着目し、前記第1及び第2握
り部の一つを利用して、この一つの握り部に開閉
弁を設け、この開閉弁を、前記各握り部から手を
離すことなく、一方の握り部を握つた手で操作で
きるようにするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本考案は、駆動源からの動力により
作動するポンプ2と、第1及び第2握り部31,
32をもつ噴射具3と、これらポンプ2と噴射具
3とを連通する送液管4とから成る液体放出装置
における前記送液管への液体吸入装置であつて、
前記送液管4の途中に、吸入口をもつインジエク
ター5を接続する一方、前記噴射具3に、該噴射
具の噴射路3aから分流し、かつ前記送液管4に
おける前記インジエクター5の出口側圧力を制御
する減圧噴射路6を設けると共に、この減圧噴射
路6を開閉する開閉弁7を前記第1及び第2握り
部31,32の一方に作動可能に設けたものであ
る。
(作用) 噴射具3の第1及び第2握り部31,32を両
手で握り、これら両手を前記各握り部31,32
から離すことなく、一方の握り部を握つた手で前
記開閉弁7を操作できるのであつて、前記開閉弁
7を閉じた場合、噴射具3の噴射口から噴射され
る噴射量と、ポンプ2から吐出される吐出量とが
バランスして、前記送液管4におけるインジエク
ター5の入口側圧力と出口側圧力との圧力差が小
さくなるため、前記ポンプ2から送液管4に吐出
された加圧液体の全量を噴射具3の噴射口36か
ら外部に噴射することができるのであり、又、前
記開閉弁7を開いた場合、前記噴射具3の噴射路
3aを通る加圧液体が、前記噴射口36と前記減
圧噴射路6の出口との両方から噴射されるため、
噴射具3からの噴射量と、前記ポンプ2からの吐
出量とのバランスが崩れ、前記送液管4における
インジエクター5の出口側圧力が、入口側圧力よ
り所定圧力以下に低圧となり、その結果、前記イ
ンジエクター5により、前記送液管4に混合用液
体を吸入することができるのである。
(実施例) 第3図に示した液体吸入装置は、モータから成
る駆動源1に連結し、該駆動源1からの動力によ
り作動するポンプ2と、第1及び第2握り部3
1,32をもつ噴射具3と、これらポンプ2と噴
射具3とを連通する送液管4とを備えた液体放出
装置における前記送液管4への液体吸入装置であ
る。尚、前記噴射具3は、第1及び第2送液管3
3,34の一端を、貫通孔をもつ連結体35によ
り直杆状に連結して、前記第1送液管33の遊端
に前記第1握り部31を、又、前記連結体35に
前記第2握り部32をそれぞれ設けると共に、前
記第2噴射管34の遊端に噴射口36を設けたも
のであつて、前記第1握り部31内で前記第1噴
射管33と送液管4とを連通させている。
又、前記噴射口36は、該噴射口36から噴射
される加圧液体の噴射量と、前記ポンプ2の吐出
口から吐出される加圧液体の吐出量とがバランス
する口径を設定して、前記吐出量が一定である限
り、一定の圧力で噴射できるようにしている。
しかして、第1〜3図に示した実施例では、前
記送液管4の途中、詳しくは、送液管4の前記ポ
ンプ2への接続側中間部に、ノズル部51と、負
圧室52と、吸入口53とをもつインジエクター
5を接続する一方、前記噴射具3の連結体35
に、噴射具3の噴射路3aから分流し、かつ前記
送液管4における前記インジエクター5の出口側
圧力を制御する減圧噴射路6を設けて、この減圧
噴射路6の出口に、前記噴射口36と同方向に開
口する噴射口37aをもつ噴射管37を接続する
と共に、前記減圧噴射路6の入口を開閉する開閉
弁7を前記第2握り部32に作動可能に設けたも
のである。
以上の構成において、前記噴射具3の第2握り
部32は、第1図の如く円柱状に形成して、その
一端にねじ部32aを設け、このねじ部32a
を、前記連結体35に設けた取付筒38に螺着
し、前記ねじ部32aの先端に、前記開閉弁7を
一体に設けるのであつて、前記第2握り部32の
締込方向への回転で、前記開閉弁7が、前記減圧
噴射路6の入口に設けた弁座8と衝合し、又、第
2握り部32の弛緩方向への回転で、前記開閉弁
7が前記弁座8から離れるようにしている。
又、前記第1握り部31には、前記噴射路3a
の入口を開閉するレバー付弁39を設けている。
尚、図中9はインジエクター5の吸入口53に
接続した吸入管、10はこの吸入管9に介装した
逆止弁、11は前記ポンプ2から吐出された加圧
後の圧力を調整する圧力調整弁、12は前記ポン
プ2の吸液口に接続する吸液管である。
本考案は以上の如く構成するもので、噴射具3
の第1及び第2握り部31,32を両手で握り、
第1握り部31を握つた手でレバー付弁39のレ
バーを操作し、噴射路3aを開いて、ポンプ2の
送液管4を経て噴射具3に供給された加圧液体を
噴射口36から噴射している際、開閉弁7が閉じ
ている場合、前記噴射口36が該噴射口36から
噴射される噴射量と、ポンプ2から吐出される吐
出量とがバランスする口径に設定されている関係
で、前記送液管4におけるインジエクター5の入
口側圧力と出口側圧力との圧力差は所定圧以下に
なつている。そのため、インジエクター5におけ
るノズル部51から噴射された加圧液体の流速が
所定値以上に速くならないので、負圧室52が負
圧にならないのである。従つて、混合用液体は吸
入口53から負圧室52、ひいては送液管4に吸
入されないのである。
又、噴射具3の第1及び第2握り部31,32
を両手で握り、加圧液体を噴射口36から噴射し
ている際、前記送液管4に洗剤、化学薬品剤など
の混合用液体を吸入する場合、前記各握り部3
1,32を握つた手を離すことなく、第2握り部
32を握つた手で、第2握り部32を弛緩方向に
廻すのであつて、この第2握り部32の回転によ
り、開閉弁7が弁座8から離反し、減圧噴射路6
が開かれるのである。
この結果、噴射具3に供給された加圧液体は、
噴射口36と、減圧噴射路6の噴射口37aとの
両方から外部に噴射されることなるため、噴射具
3からの噴射量とポンプ2からの吐出量とのバラ
ンスが崩れて、前記送液管4におけるインジエク
ター5の出口側圧力が、入口側圧力より所定圧以
下に低下するのである。すると、インジエクター
5のノズル部51から噴射された液体の流速が所
定値以上に速くなつて、前記混合用液体が吸入管
9及び吸入口53を経て前記負圧室52に吸入さ
れ、この負圧室52から前記混合用液体が送液管
4に吸入されるのである。そして、前記送液管4
内で混合用液体が前記加圧液体に混合されて、前
記噴射具3の噴射口36及び減圧噴射路6の噴射
口37aから外部に噴射されるのである。
しかして、本考案によると、噴射具3の第1及
び第2握り部31,32を握つて洗浄作業を行な
つている際、前記各握り部31,32から両手を
外すことなく、第2握り部32を廻すだけの簡単
な操作で混合用液体を送液管4に吸入して噴射具
3から噴射できると共に、前記混合用液体の送液
管4への吸入を止めることできるのである。
尚、以上説明した実施例において、前記噴射具
3の構造は特に限定されるものでない。要は、第
1及び第2握り部31,32と噴射口36とを備
えた構造であればよい。
又、前記第2握り部32は、螺着して回転でき
るようにする他、回転不能に固定して、この第2
握り体32に設ける開閉弁7を、第2握り体32
に対し相対移動可能に設け、この開閉弁7に、第
2握り部32を握つて手で操作可能な操作部を設
けてもよいのであつて、前記第2握り部32及び
開閉弁7の構造も特に限定されるものでない。
又、減圧噴射路6の出口に、前記噴射口36と
同方向に向つて開口する噴射口37aを設けた
が、その他、この噴射口37aをなくし、減圧噴
射路6の出口を単に外部に開放させてもよいし、
又、ホースなどの管を介して外部に開放させても
よいのである。
又、前記開閉弁7は、第2握り部32に設けた
が、その他第1握り部31に設けてもよい。
又、第1握り部31にレバー付弁39を設けた
が、このレバー付弁39は必らずしも必要でな
い。
又、前記インジエクター5の送液管4への接続
位置も特に限定されるものでない。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、送液管4の途中にインジ
エクター5を接続する一方、第1及び第2握り部
31,32をもつ噴射具3に、該噴射具3の噴射
路3aから分流し、かつ前記送液管4における前
記インジエクター5の出口側圧力を制御する減圧
噴射路6を設けると共に、この減圧噴射路6を開
閉する開閉弁7を、前記第1及び第2握り部3
1,32の一方に設けたから、前記開閉弁7を遠
隔地から操作でき乍ら、しかも、この開閉弁7
を、噴射具3の第1及び第2握り部31,32か
ら両手を離すことなく、一方の握り部を握つた手
で操作することができるので、この開閉弁7の操
作を容易に、かつ楽に行なうことができると共
に、噴射具3を握つての作業を安全に行なうこと
ができるのである。
その上、有線方式でないから、この有線方式に
よる前記した問題もないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す要部のみ
の拡大断面図、第2図はインジエクターのみの拡
大断面図、第3図は液体放出装置に組込んだ例を
示す概略図、第4図は従来例の概略図である。 2……ポンプ、3……噴射具、31……第1握
り部、32……第2握り部、4……送液管、5…
…インジエクター、6……減圧噴射路、7……開
閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動源からの動力により作動するポンプ2と、
    第1及び第2握り部31,32をもつ噴射具3
    と、これらポンプ2と噴射具3とを連通する送液
    管4とから成る液体放出装置における前記送液管
    への液体吸入装置であつて、前記送液管4の途中
    に、吸入口をもつインジエクター5を接続する一
    方、前記噴射具3に、該噴射具の噴射路3aから
    分流し、かつ前記送液管4における前記インジエ
    クター5の出口側圧力を制御する減圧噴射路6を
    設けると共に、この減圧噴射路6を開閉する開閉
    弁7を前記第1及び第2握り部31,32の一方
    に作動可能に設けたことを特徴とする液体放出装
    置における送液管への液体吸入装置。
JP13885585U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH031082Y2 (ja)

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JP13885585U JPH031082Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP13885585U JPH031082Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JPS6259165U JPS6259165U (ja) 1987-04-13
JPH031082Y2 true JPH031082Y2 (ja) 1991-01-14

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