JPH03107650A - 遊星差動装置 - Google Patents

遊星差動装置

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JPH03107650A
JPH03107650A JP24402889A JP24402889A JPH03107650A JP H03107650 A JPH03107650 A JP H03107650A JP 24402889 A JP24402889 A JP 24402889A JP 24402889 A JP24402889 A JP 24402889A JP H03107650 A JPH03107650 A JP H03107650A
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JP
Japan
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planetary
input member
gear
carrier
epicyclic
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Application number
JP24402889A
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English (en)
Inventor
Yoshito Sato
佐藤 好人
Eiki Yamada
栄基 山田
Tsutomu Ishino
力 石野
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、装軌車両の横軸駆動装置等の差動装置、特に
ステアリング遊星差動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のブルドーザ等の装軌車両の操向装置として、遊星
差動機構を有するものとしては第4図に示す副軸式のも
のがある。横軸70の左右には遊星装置71.72が配
設されており、図示されないエンジンからトランスミッ
ションを介してベベルギヤ73.74が駆動され、左右
の出力軸91゜92に動力を伝達する。両端にギヤ81
.82を有する副軸80は横軸70と平行に配設され、
ギヤ82は一方の遊星装置72の太陽ギヤと一体のギヤ
76と噛合っている。横軸70の他端のギヤ81は、ス
テアリング用の油圧モータ1. OOのギヤ101と噛
合っている。油圧モータ100のギヤlotは他方の遊
星装置71の太陽ギヤと一体のギヤ75とも噛合ってい
る。
ベベルギヤ73.74のみが駆動され油圧モータ81が
静止している場合は、出力軸82.83は同一方向へ同
一速度で回転し車両は前方または後方へ直進する。ベベ
ルギヤ73.74が静止していて油圧モータ81のみが
駆動される場合は、出力軸82.83は反対方向へ同一
速度で回転し車両はその場旋回する。ベベルギヤ73.
74と油圧モータ81とが同時に駆動されると、左右の
出力軸82.83の回転速度は異なり、車両は右または
左に旋回する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の構成によれば、横軸7oに平行に配設される
副軸80は、ベベルギヤ74に干渉しないように間隔を
広げて配設する必要がある。そのため差動機構の正面寸
法が大きくなり、従って場積が大きくなり、収容するケ
ースも大きくなると同時に多軸加工が必要となり、車両
をコンパクトにすることが困難であるとともに経済的に
も不利である。この問題解決の一手段として、特公昭5
7−501319号に見られるような、同一軸上に3組
の遊星装置を配設する手段があり、正面寸法はコンパク
トになるが、3組の遊星装置を用いるために幅が大きい
という問題が残る。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、コン
パクトで経済的にも優れた遊星差動装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明に係る遊星差動装置の第1
の発明では、駆動装置により回転駆動される第1入力部
材と、ステアリングモータ装置により回転駆動される第
2入力部材と、第1、第2出力部材と、第1入力部材の
みの回転と第2入力部材の静止状態の保持とに応答して
第11第2出力部材を同一方向へ同一速度で回転し、第
2入力部材のみの回転と第1入力部材の静止状態の保持
とに応答して第11第2出力部材を反対方向へ同一速度
で回転する遊星装置とを具備することを特徴としており
、@2の発明では、遊星装置が同一軸心に整合して配設
された第1遊星装置と第2遊星装置とから構成され、第
1遊星装置の外周に第1遊星装置のリングギヤを太陽ギ
ヤとする外周遊星装置を設け、第1遊星装置のリングギ
ヤと第2遊星装置のリングギヤとを結合し、外周遊星装
置のリングギヤと第2遊星装置の遊星キャリヤとを結合
し、第1遊星装置の太陽ギヤが静止部材であることを特
徴とし、第3の発明では、外周遊星装置の遊星キャリヤ
と第1入力部材とを連結し、第2遊星装置の太陽ギヤと
第2入力部材とを連結し、第1遊星装置の遊星キャリヤ
と第1出力部材とを結合し、第2遊星装置の遊星キャリ
ヤと第2出力部材とを結合することを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、2組の遊星装置と1組の外周遊星
装置により、第1入力部材のみを回転させ、第2入力部
材を静止させると第11第2出力部材が同一方向へ同一
速度で回転し、第1入力部材を静止させ第2入力部材の
みを回転させると第11第2出力部材が反対方向へ同一
速度で回転する遊星差動装置を構成したため、第1入力
部材のみを駆動装置により駆動することにより車両を直
進させ、第2入力部材のみをステアリングモータにより
駆動することにより車両をその場旋回させ、第1、第2
入力部材を同時に駆動することにより第1、第2出力部
材の回転速度が異なり車両を旋回させるステアリング機
能を果すことが出来る。
〔実施例〕
以下に本発明に係る遊星差動装置の実施例について図面
を参照して詳述する。第1図は本発明の遊星差動装置の
全体構成図である。第1遊星装置10と第2遊星装置3
0とは軸心4に整合して配設されている。第1遊星装置
10はリングギヤ11と、遊星ギヤ12と、太陽ギヤ1
3と、遊星キャリヤ14とから構成され、遊星キャリヤ
14は遊星ギヤ12を回動自在に保持しており、遊星ギ
ヤ13はリングギヤ11と太陽ギヤ13とにそれぞれ噛
合っている。第2遊星装置30はリングギヤ31と、遊
星ギヤ32と、太陽ギヤ33と、遊星キャリヤ34とか
ら構成され、遊星ギヤ32はリングギヤ31と太陽ギヤ
33とにそれぞれ噛合っている。。第1.第2遊星装W
t、10.30のリングギヤ11.31は結合材40に
より一体結合されており、@l遊星装置IOの太陽ギヤ
13は静止部材である。第1遊星装置10の外周にはリ
ングギヤ1. lの外周に歯を設けた太陽ギヤ23と、
遊星ギヤ22と、リングギヤ21と、遊星キャリヤ24
とから構成される外周遊星装置20が設けられ、遊星キ
ャリヤ24は遊星ギヤ22を回動自在に保持し、遊星ギ
ヤ22とリングギヤ21と太陽ギヤ23とはそれぞれ噛
合っている。リングギヤ21と第2遊星装置30の遊星
キャリヤ34とは結合されている。外周遊星装置20の
遊星キャリヤ24と、エンジン1により駆動される駆動
装置2の多速度ないし可変速度の可逆式伝動装置50か
ら出ている第1入力部材51とは連結している。第2遊
星装置30の太陽ギヤ33に結合しているギヤ35と、
エンジンlに駆動される油圧ポンプ52と連結されるス
テアリングモータ装置3の油圧モータ53から出ている
第2入力部材54とは連結している。第1遊星装置10
の遊星キャリヤ14と第1出力部材41とは結合してお
り、第2遊星装置30の遊星キャリヤ34と第2出力部
材42とは結合している。
次に作動について説明する。第2図、第3図は第1図の
X−X矢視を(2a)、(3a)に、Y−Y矢視を(2
b)、(3b)に示した遊星機構の図式的な端面図であ
る。遊星の歯数を適切に選定することにより、第2図(
2b)のごとく油圧モータ53を作動せず、即ち第2入
力部材54を静止状態に保持して、伝動装置50即ち第
1入力部材のみを作動して外周遊星キャリヤ24を反時
計方向へ回転速度Aで駆動すると、第1遊星装置10の
遊星キャリヤ14は回転速度Bで反時計方向へ回転し、
第2遊星装置30の遊星キャリヤ34は図(2a)のご
とく回転速度Bで反時計方向へ回転する。即ち、第1、
第2出力部材41.42は同一方向へ同一速度で回転し
、車両は前方または後方へ直進する。第3図に示すごと
く、第1入力部材51を反時計方向へ回転速度Aで駆動
し、油圧モータ53を作動させて第2入力部材54でギ
ヤ35を時計方向へ回転速度Cで駆動すると、第1遊星
装置lOの遊星キャリヤ14は反時計方向へ増速されて
回転速度りで回転し、第2遊星装fi!30の遊星キャ
リヤ34は減速されて反時計方向へ回転速度Eで回転す
る。即ち、第1出力部材41と第2出力部材42の回転
数が異なり車両は一方向へ旋回する。ギヤ35を反時計
方向に駆動すれば第1、第2出力部材41.42の回転
数の差が逆となり車両は反対方向へ旋回する。図には示
さないが第1入力部材51を静止状態に保持し、Wc2
入力部材54のみを駆動すると、@lS第2出力部材4
1.42は反対方向へ同一速度で回転し、車両はその場
旋回をする。
〔発明の効果〕
以上詳述したごとく、本発明は、2つの遊星装置を同一
軸心に整合して配設し、一方の遊星装置の外周に第3の
遊星装置を設けることにより、ステアリング遊星差動装
置を構成したため、正面寸法が従来のものより小さくな
り、幅も狭くすることが出来、コンパクトな遊星差動装
置を経済的に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図−本発明の遊星差動装置の全体構成図第2図:直
進運転モードの遊星作動説明図第3図;旋回運転モード
の遊星作動説明図第4図:従来の副軸式遊星差動装置の
構成図1−−−6−、エンジン IO・・・・・第1遊星装置 20・・・・・外周遊星装置 30・・・・・第2遊星装置 ]、1.2+、、31・・・リングギヤ1.2.22.
32・・・遊星ギヤ 13.23.33・・・太陽ギヤ 14.24.34・・・遊星キャリヤ 40・・・・・結合部材 41・・・・・第1出力部材 42・・・・・第2出力部材 50・・・・・伝動装置 51・・・・・第1入力部材 52・・・・・油圧ポンプ 53・・・・・油圧モータ 54・・・・・第2入力部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動装置により回転駆動される第1入力部材と、
    ステアリングモータ装置により回転駆動される第2入力
    部材と、第1、第2出力部材と、前記第1入力部材のみ
    の回転と前記第2入力部材の静止状態の保持とに応答し
    て前記第1、第2出力部材を同一方向へ同一速度で回転
    し、前記第2入力部材のみの回転と前記第1入力部材の
    静止状態の保持とに応答して前記第1、第2出力部材を
    反対方向へ同一速度で回転する遊星装置とを具備せるこ
    とを特徴とする遊星差動装置。
  2. (2)請求項1記載の差動装置において、前記遊星装置
    が同一軸心に整合して配設された第1遊星装置と第2遊
    星装置とから構成され、前記第1遊星装置の外周に前記
    第1遊星装置のリングギヤを太陽ギヤとする外周遊星装
    置を設け、前記第1遊星装置のリングギヤと前記第2遊
    星装置のリングギヤとを結合し、前記外周遊星装置のリ
    ングギヤと前記第2遊星装置の遊星キャリヤとを結合し
    、前記第1遊星装置の太陽ギヤが静止部材であることを
    特徴とする遊星差動装置。
  3. (3)請求項2記載の差動装置において、前記外周遊星
    装置の遊星キャリヤと前記第1入力部材とを連結し、前
    記第2遊星装置の太陽ギヤと前記第2入力部材とを連結
    し、前記第1遊星装置の遊星キャリヤと前記第1出力部
    材とを結合し、前記第2遊星装置の遊星キャリヤと前記
    第2出力部材とを結合することを特徴とする遊星差動装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004089373A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Honda Motor Co Ltd 歩行補助装置の減速機
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