JPH0310683A - 先祖返りしないrnaウイルス - Google Patents

先祖返りしないrnaウイルス

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JPH0310683A
JPH0310683A JP1174353A JP17435389A JPH0310683A JP H0310683 A JPH0310683 A JP H0310683A JP 1174353 A JP1174353 A JP 1174353A JP 17435389 A JP17435389 A JP 17435389A JP H0310683 A JPH0310683 A JP H0310683A
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cdna
rna viral
virus
viral
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JP1174353A
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Carolyn Louise Weeks-Levy
カロリン・ルイーズ・ウイークス―レビイ
Steven Joseph Mento
スチーブン・ジヨセフ・メント
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American Cyanamid Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低速度の複写及び先祖返りを有する弱体化され
たRNAウィルス種に関する。更に特に本発明はその弱
体化したRNAウィルス種を含んでなるワクチン及びそ
のようなワクチンの使用に関する。
種々の陽性のストランドRNAウィルス又はピコルナウ
ィルスは良く知られている。典型的なピコルナウィルス
はポリオウィルス、エコウウィルス、コールドウィルス
及びリノウィルス(普通のコールドウィルス)を含む。
そのようなウィルスによって誘発される病気から保護す
るt二めに、弱体化された生活の又は死んだウィルスの
変種又は突然変異種を用いてワクチンか製造される。弱
体化されたウィルスは弱めらね、た病原性を示す。例え
ばアルバート・サビン(Albert 5abin)は
1950年代に、病気を引き起こす能力を失なった変種
が選別されるまで、ウィルスを異なる動物宿主からの組
織中に培養した細胞で通過させることによりポリオウィ
ルスの弱体化された槌を分離した[A、J、サビンら、
[ナヒンの弱体化したポリオウィルス用の経ロ生ワクチ
ン種の歴史」、J、パイオル・スタート(Biol。
5Lard、)lSl l 5 (1973) ] 。
ウィルスに基づくワクチンは、複写することができ且つ
抗体の生成によって適当な免疫を誘導しうるから有用で
ある。しかしながら、生ワクチンは、死んだワクチンが
血清免疫を誘発することに限られているのに対し、感染
部位に免疫を誘導するという更なる利点を有する。生ウ
ィルスワクチンは、投与か容易であり、価格が安く、そ
して迅速なワクチン地方が長期の持続する免疫を発現す
るから広く使用されている。しかし悪いことに生活ウィ
ルスは帰先する、即ち生活ウィルスの貯留物から、ワク
チンの処方中又は製造中のいずれかにおいて、病気を引
き起こすことの複写された新しい変種が現れることがあ
る。それ故にワクチンとして使用する際に先祖返りしに
くい種を生産することは興味あることである。
本発明は、活性ウィルスに、先祖返りする能力の低下せ
しめられた非常に弱体化したRNAウィルス種を提供す
ることによって上述した問題を解決する。本発明のRN
Aウィルスは、ウィルスの誘導する病気と身近に接触し
たものを呆護するワクチンに有用である。
これらの弱体化したRNAウィルス種の本発明による1
つの具体例は、ウィルスの遺伝子のそれ自体への塩基対
合を増大又は減少させるRNAウィルス遺伝子の改変で
ある。
本発明の方法の第2の具体例は、ウィルスRNAと哺乳
動物宿主のリボソームRNAとの間の塩基対合を増大又
は減少させるためにRNAウィルス遺伝子を改変するこ
とである。本発明の方法は、塩基対合を減することによ
り宿主リポゾームRNAとの相補性を含む領域において
或いは塩基対合を増大させることにより宿主リポゾーム
RNA、!l−の相補性を含まない領域においてウィル
スRNA塩基を改変する。本発明の方法の第3の具体例
は、非常に弱体化されたウィルス種を与えるために上述
の2つの具体例を組合せることである。
そのような塩基対合の改変は、RNAウィルスを分離し
、そのRNAを逆転写してc DNAコピーを得、この
cDNAを突然変異させて、3つの具体例において上述
した効果を誘導し;ウィルスRNAを産生しうる細胞を
、突然変異されたRNAウィルスcDNAでトランスフ
ェクションし;そして培養して弱体化されたRNAウィ
ルスを生産する工程を含んでなる。これらの改変はRN
Aウィルス種の転写又は翻訳能力を減するのに有効であ
る。
本発明の目的は生ワクチンに弱体化されたRNAウィル
スを用いることである。このワクチンの投与は生ワクチ
ンを投与するのに通常受は入れられている方法のいずれ
かによることができる。
第1図は5′無情報領域の塩基370及び471間の公
表されたcDNAポリオゲノムから相補性塩基を組合せ
ることによって予想されるループ[トヨダら、J モル
・パイオル(Mo1. Biol、)、174.561
 (1984)] 、及び変異誘発後に得られる改変さ
れたループを記述する。
第2図は細胞のマウス・リボソームRNAと相補性を有
する7500b、p、のポリオウィルス・ゲノムの系統
的記述である[マツツクルア(McClure)及びベ
ロウルト(Perrault) 、ヌクレイツク・アシ
ツズ・L、ス(Nucleic  Ac1ds  Re
s、)、13.6797〜6816 (+985)]。
第3図は公表された283ラツト・リボソーム配列[ゲ
ンバンク(Genbank) 、rヌクレオチド・/−
ケンソーズ(Nucleotide 5equence
s)j、11243 (1985)、オックスフォード
出版(Oxford Press)]の、ポリオcDN
A配列(トヨダら、上lf!S)との相互作用を記述す
る。
第4図は弱体化した種すヒン(Sabin) 3のRN
A配列において保存されたDNA配列領域A及びBを記
述する。
第5図は弱体化された種すビン1のRNA配列における
2つの特定部位突然変異を記述する。
第6図は弱体化された種すヒン2のRNA配列こおける
4つの特定部位突然変異を記述する。
第7図は弱体化された種すビン3のRNA配列における
3つの特定部位突然変異を記述する。
第8図は人間の285  rRNAと相補性を有さない
領域における弱体化されたサビン種L 2及び3のRN
A配列の特定部位突然変異を記述する。
本発明は非常に弱体化されたRNAウィルス種の生産法
に関する。本発明で定義されるように弱体化されたRN
Aウィルス種は低下した転写又は翻訳能力を有し、この
結果ウィルスの複製が遅くなる。新しいウィルス個体群
の発生が遅くなるから、病気を引き起こすウィルス変種
を産生ずる先祖返りの可能性が少くなる。
上述したように、本発明の最初の具体例において、ウィ
ルスRNAゲノムを、それ自体に対する塩基対合を増大
又は減少させることによって変更した。改変されるウィ
ルスRNAはそのゲノムのループ領域に位置する。塩基
−塩基相互作用に誘導されるこれらのループには結合し
てない及び結合した塩基残基が存在する。本発明者は下
記の方法に従い、結合してない塩基を、他の結合してな
い塩基と相補性を有する塩基で代替することを選択する
。本発明者は理論には束縛されたくはないが、塩基対合
の増加がウィルスRNAの折りたたみを安定化し、これ
が順次転写又は翻訳のための巻き戻しをより困難にして
いると考えている。更に本発明物は改変された塩基対合
がウィルスRNAの2次構造を変化させ、この結果それ
が転写又は翻訳中に宿主リボソームに結合するのを妨害
し或いは先祖返りを防止しているとも考えている。
塩基対合の減少も2次構造を変化させ、転写又は翻訳能
力の妨害をもたらすことができる。これらの妨害は転写
又は翻訳の能力を減少させ、従ってウィルスの産生が減
少する。従って本発明の方法によって改変されたウィル
ス種は、元の又は他の未改変の種と比べて複製及び先祖
返りの速度が低下していることが特色である。病気を誘
発しうる能力のあるウィルス変種のいずれかを産生ずる
速度か低下しているから、より多くの弱体化された種が
生成する。
更に本発明の第2の具体例として上述したように、ウィ
ルスRNAゲノムは宿主リボソームRNAと相補性を含
む領域において改変されて、非常に弱体化されたウィル
スを与える。この種の改変はウィルスRN A及び宿主
リボソームRN A間の塩基対合の増加を含む。また本
発明者は宿主リボソームRNAと相補性を含まない領域
における塩基対合によっても改変する。更に上述した本
発明の両具体例はこれを組合せて、即ちRNAウィルス
・ゲノムのそれ自体への塩基対合を増加又は減少させて
及び宿主リボソームRN Aと相補性を含むウィルスR
NAの領域に相当するRNAウィルスc DNAのリボ
ソームRNAへの塩基対合を増加又は減少させて行なわ
れる。本発明者はこれらの変更が翻訳の能力も妨害し、
この結果いずれが活発なウィルス変種の産生を低下させ
るものと考える。
更に本発明は本発明の非常に弱体化したRNAウィルス
を生産する方法に関する。本方法の好適な具体例におい
て、本発明者はいずれかの細胞のかすを除去するために
ウィルスを精製し、続いてラカニエロ(Racan i
e I lo)らの方法に従って全長のウィルス二重ス
トランドcDNAを合成[V。
R,ラカニエロら、「ポリオウィルスcDNAの分子ク
ローニング及びウィルス・ゲノムの完全ヌクレオチド配
列の決定」、ブロク・ナッル・アヵド・サイ(Proc
、 Natl、 Acad、 Sci、)U 、 S 
、 A 。
78.4887 (1981,)]。次に本発明の第1
の具体例により、RNAウィルス・ゲノムのループ構造
中のRNA塩基に相当するRNAウィルスcDNAを、
塩基対合を増大又は減少させる通常の技術を用いて突然
変異させる。また本発明の第2の具体例により、宿主リ
ボソームRN Aと相補性を含むウィルスRNAの領域
に相当するRNAウィルスc DNAを突然変異させて
、RNAゲノム及びリボソームRNA間の塩基対合を増
大又は減少させる。そして本発明の第3の具体例により
、第1及び第2の具体例による両種の変異誘発を一緒に
行なう。
変異誘発後、RNAを産生しうる細胞例えばCv−1、
ベロ、又はヘラ細胞を、通常の技術を用いてcDNAで
トランスフェクションする。次に生活ウィルスを公知の
方法を用いて検出し、そして公知の技術によって配列を
知り、RNAウィルス配列が突然変異したcDNA配列
に相当するがどうかを決定する。最後に、弱体化の程度
を決定する。本発明の好適な方法は、突然変異したポリ
オcDNA (サヒンl、2、又は3)及びマウスにお
ける感染に必要な配列を含むキメラc DNAを生産す
る[ケレイ(Murray)ら、[ポリオウィルス宿主
領域は中性化抗原部位−■における短いアミノ酸配列に
よって決定されるj、サイエンス(Science)、
241.213−15 (1988)]。
このキメラ・プラスミドから作られたそのようなウィル
スを用いて、マウスの神経毒性試験を行なう。他の可能
な方法は、35s−メチオニンで標識したウィルス蛋白
の生産速度を測定する分析を用いる。
本発明のRNAウィルス種は、生ワクチンを製造する公
知の方法を用いることによりワクチンに使用することが
できる。得られるワクチンはウィルス感染から保護され
る受容者に仔効な量の生活ウィルスを含有しよう。これ
らのワクチンの投与(」、通常認められている生ワクチ
ンの投与法のいずH秒)によって行ないうる。本発明を
更に良く理解するために、次の実施例を示す。この実施
例は例示だけの目的であり、本発明の範囲を限定するも
のと見なされるべきでない。
実  施  例 1、ウィルスの精製 本発明者は、A、サヒンら、「ポリオミエリチス・ウィ
ルスの変種に関する研究」、J、イクスブ・メト(Ex
p、 Med、)、99.551 (1954)に記述
されている培養条件で保持された(F、D。
A、かも入手の)ポリオウィルスを使用した。特に本発
明者は低感染複数回で主にサルの腎臓組織に感染し、そ
してウィルスをpl(7,3,34°Cで培養した。い
ずれかの細胞かすを除去するために、その種を含有する
収穫した液体を低速(20Q Q rpmで20分間)
下に遠心分離した。次いでN a CI (0,12M
)及びポリエチレングリコール8000 (12重量%
)を添加し、続いて4°Cで終夜撹拌することによって
ウィルスを沈澱させl二。この沈澱しtこウィルスを1
0,000rpmで20分間の遠心分離によって集めた
ウィルスのベレットを、全容it1.2mQのTNE(
IOmM  ト リ ス − HCI  、  l  
OOmM  NaCl。
1mM EDTA%pH8,0)に再懸濁させた後、最
終濃度が1重量%となるまでモニデット(MONIDE
T)P−40を添加した。次にウィルスを15〜45%
スクロース・グラジェント上に置き [P。
P、ミノ−(Minor)、「3型ポリオウィルスの比
較生化学的研究」、J、ピロル(Virol、)、34
.73(1980)]、それを5W28.10−タ中で
12,300rpm下に16時間広げた。次いでグラジ
ェントの一番上から1mQの両分を集めた。各試料から
25μQの試料を採取し、不連続の15%ポリアクリル
アミドゲル上で展開した。ゲルを銀で染色することによ
りゲル内のカプシド蛋白質を肉眼で見えるようにするこ
とによってポリオウィルスを画分中に位置させた[W、
 レイ(Wray)ら、「ポリアクリルアミドゲル中の
蛋白質の銀染色」、アナリ・バイオケム(Analy、
 Bioch、)、118、+97 (1981)]。
ポリオウィルスを含むスクロース画分を集め、ドデンル
硫酸ナトリウム(SDS)を最終濃度0.5%まで添加
した。次いでこの集めたスクロース画分から、フェノー
ル、クロロホルム及ヒイソアミルアルコール(25:2
 、=1: l )の混合物の同容量でウィルスを1回
抽出し、そしてこのフェノールを1回逆抽出した。
水性層を集め、7−5M酢酸アンモニウム0.5容量を
添加した。無水エタノール2.5容量を用い且′つ一7
0’Cで終夜凍結することにより、ポリオウィルスRN
Aを沈澱させた。後にこのRNAのベレットを、ジエチ
ルビロカーポ不一ト(DEP)で予め処理した注射用の
水に再懸濁させ、無水エタノール2.5容量を添加する
ことによってRNAを再沈澱さセた。RNAを再びベレ
ットにし且つ水冷した70%エタノールで2回洗浄した
後、最終のRNAベレットを、DEPで処理したWF+
20II(lに再び懸濁させた。次にサンガー(San
ger)の方法[サンガーら、[連鎖停止禁止剤を用い
るDNAの配列決定」、ブロク・ナトル・アカド・サイ
(Proc、 Nat’12. Acad、 Sci、
)U S A。
74.5463 (1973)] に従い、RN 、A
での改変及びRNAテンプレートと関連した2次構造に
関する問題[D、C,デボード(DeBorde)ら、
「末端デオキシヌクレオチジル・トランスフェラーゼに
よる通常のRNA配列規則の決定」、アナリ・バイオケ
ム、157.275(1986)]を用いてRNAの配
列を決定した。例えば末端デオキ/ヌクレオチジル・ト
ランスフェラーゼを用いて2次構造のための人為構造を
排除した。
2 全長ポリオウィルス2重 ストランドcDNAの合成 二重ストランドcDNAの合成に対して、上記工程から
のRNAをテンプレートとして用いた[ラカニエロら、
1掲1゜ポスウェル(Bothwell) ラのオリゴ
(dン)、オリゴ(dC)テーリング法[A。
L、M、ボスウェル、セル(Cell)、24.625
(1981)] を用いて、プラスミドpBR322の
PsLlflW位中に二重ストランドc D N Aを
挿入シた。コロニー・ハイブリッド形成により、ポリオ
ウィルスcDNAプローブを用いて耐テトランクリン性
クローンを挿入物に関して選別した[M、グルンスタイ
ン(Grunstein)ら、ブロク・ナトル・アカド
・サイ USA、72.3961(1975)]。ヌク
レオチド配列分析及びレストリクジョン(restri
ction)酵素マツピング技術を用いることにより、
挿入物をウィルス・ゲノム上に配置した(V、 Rラカ
ニセロら、1掲)。
最後に部分的なポリオウィルスcDNAクローンを、そ
の通常の開裂部位において単一の全長クローン中に結合
させた[ラカニセロら、「クローン処理したポリオウィ
ルスcDNAは哺乳動物細胞中で感染性である」サイエ
ンス(Science)、214.915 (+981
))。
3、ポリオウィルスの変異誘発 本発明の最初の具体例に従い、結合してない塩基に(1
1当する前工程からのポリオウィルスcDNA並びにそ
のウィルスゲノムの幹及びループ構造を突然変異させて
、ゲノムのループ或いはループ以外の線状部分に位置す
る他の結合してない塩基対合を増大させた。
結合してない塩基対合を突然変異させ不ための手段とし
て、M13法を用いることによりポリオウィルスcDN
Aの部位に向いた変異誘発を利用した[C,A、 ブチ
ンサン(Butchinson) n[ら、rDNA配
列における特別な位置での変異誘発」、J、パイオル・
ケム(Biol、 Chem、)、253.655 (
1978);A、ジョン(Raz in)ら、「化学合
成したDNAを用いることによる突然変異の効果的な修
復」、ブロク・ナトル・アカド・サイUSA、、75、
4268  (1978)]  。
第1図は結合してない塩基を有するポリオゲノムのcD
NAの幹及びループ構造を示す。塩基対合を増加させる
ために、397−位のアデニン塩基の塩基対合を、結合
してないグアニンに結合させるためにシトシン塩基で置
き換えた。他の結合してない塩基は、塩基対合を増加さ
せるためにこの方法で置換することができた。
本発明の第2の具体例に従い、ラットのリボソームRN
Aと相補性を有する領域に相当するポリオウィルスc 
DNAを、ポリオウィルスのゲノム及びラットのリボソ
ームRNA間の塩基対合を増加或いは減少させることに
よって突然変異させl;。
第2図に示すように、ポリオ・ゲノムの領域は細胞のマ
ウスのRNAと結合することが示されている。この領域
内には、ラットのリボソームRNAと相補性を有する配
列が存在する(参照第3図)。
これらの配列の中の塩基残基を、ラットのリボソームR
NAとの塩基対合を増加又は減少させるために上記方法
によって突然変異した。
次に人間の28S  rRNAと相互作用させた後、ウ
ィルスのRNAゲノム中の幹及びループ構造に相当する
配列を決定した。最初に、ポリオ配列及び公表されてい
るコクサラキー及びリノウィルス配列を含むピコルナウ
ィルス5′の翻訳されてない領域の配列を整列した。こ
の配置はりベラ(Rivera)ら、[エンテロウィル
ス及びリノウィルスの5′のコードのない領域の比較配
列分析」、バイooジー(Virology)、165
.42〜50(1988)]の配置と同様であった。保
存されている配列の4つの主なブロックを観察した後、
保存された配列の2つのブロック、即ち第4図に示す如
きポリオウィルスの弱体化した種3の塩基539〜56
5を含む領域A及び塩基449〜471を含む領域Bに
焦点を当てることに決めた。
次に第1表に示す如く領域A及びBの双方の一部分に相
補性の人間の283  rRNAの5つの隣接する配列
が発見された。
第1表 保存されたポリオウィルス領域に相補性の28S  r
RNAの領域 相補性配列範囲 領域      A       B 1    3454−3474  3477−3496
2    3940−3962  3967−3983
3    1301−1320  1329−1346
4    3171−3190  319132155
    4052−4074  4075−40932
8S  rRNAと相互作用する保存された領域A及び
B間のポリオウィルス塩基の配列は本発明によれば幹及
びループRNA構造を形成する。これらのノーケンスは
本発明の第1の具体例により、突然変異で構造内の塩基
対合を増大又は減少させjユ 。
今や第5〜7図を参照すると、サビン1,2及び3の弱
体化したウィルスのウィルス配列により形成される28
S  rRNAとの相補性を有する保存された領域A及
びB間のRNAの幹及びループの構造が示される。本発
明の第1の具体例に従い結合してない塩基のRNA−R
NA結合を増大させ或いはすでに結合しt:塩基の安定
性を増大させるために、種々のRNA塩基の交換が示さ
れている。他の結合してない塩基の対合を増大又は減少
させるためにこのようにして置換することがで他に28
3  rRNAとの相補性を有する保存された領域A及
びB内のポリオウィルスの塩基配列を、本発明の第2の
具体例に従って突然変異させた。これらの領域内のポリ
オウィルス塩基配列は28S  rRNAに殆んど結合
し、これによって相補性構造を形成した。結合した塩基
の数は第2の具体例に従って減少した。他に283  
rRNAと相補性を有さない結合してない塩基は保存さ
れた領域A及びB内に存在した。これらの塩基を突然変
異させて、これと283  rRNAとの間の塩基対合
を増加させた。例えばウィルス・ゲノム及び28S  
rRNA間の塩基対合を増大させるために、ウィルス・
ゲノムの領域Aにおける単一の塩基541を第8図に示
すように置換した。
4、細胞の、突然変異した ポリオウィルス・クローンでの トランス7エクシヨン ポリオウィルスcDNAを突然変異させた後、RNAを
産生しうる宿主細胞例えばベロ(VERO)又はヘラ(
HeLa)細胞をプラスミドcDNAとトランスフェク
ションした。トランスフェクションは、宿主細胞を電気
泳動で九理してそのcDNAの捕捉を助けること[プロ
メガ(ProIllega、 Medison。
Wisconsin)からの装置]により改変したカル
シウム−ホスフェート技術[B、A、バーカー(Par
ker)、J、バ・イロル(Virol、)、1↓、3
60(1979)を用いて行なった。
5、生活ポリオウィルスの検出 突然変異させたポリオcDNAのトランスフエタンコン
後に、細胞病理効果(CPE)[T、H。
ドン不バツカー(Donnebacker)、「細胞病
理的変化の段階と小児マヒウィルスの遊離との関係」、
パイロロジー(Virology)、2.399(19
56)]とも呼はれる細胞溶解によりポリオウィルスの
活性な産生を探すことによって検出した。RNAウィル
ス配列が突然変異させたcDNA配列に相当するという
ことを確かめるために、RNAゲノムをサンガーらの方
法(1掲)に従って配列を決め!二 。
6 弱体化の程度の決定 ウィルス蛋白質の産生速度を弱体化に対する分析として
使用し、現在使用されているサビン種と本発明の種を比
較した。ウィルス蛋白質を35S−メチオニンの存在下
に標識し、蛋白質生成物を5bs−ポリアクリルアミド
電気泳動により分離し、次いでゲルの自動放射線分析及
び掃引分析により、ウィルス蛋白質の異なる量並びに宿
主蛋白質合成の禁止の程度を決定した。
他の方法はマウスの神経毒性試験において弱体化の程度
を検出した。マウスにおいて感染性を誘起しうるcDN
A配列[ムレ−ら、1掲]と組合せた本発明の具体例の
いずれかに従って突然変異させたポリオcDNAを含む
キメラ・ブセスミドを生成せしめて、マウスの神経毒性
試験において弱体化の程度を検出した。増大した弱体化
又は減少した神経毒性の確認は、現存するワクチン種を
、本発明により新しく作った種とサルの神経毒性試験で
比較することにより決定した(2IC,F。
R600〜799、+287)。
7、生ワクチンの製造 弱体化の分析後、今や選択したウィルス粒子は現種子と
なり、これから子種子を誘導した。例えば現種子をバイ
オ反応器中においてミクロ担体上のベロ細胞に感染させ
、収穫し、そしてワクチンに用いるために精製した。
以上本発明の多くの具体例を記述してきたけれど、本発
明の基本的な構成分を変えて、本発明の方法及び組成物
を利用する他の具体例を提供しうろことは明白である。
本発明の特徴及び態様を以下に示す。
]、、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離
し す、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
ら準備し; C6該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
異誘発が該RNAウィルスc DNAから産生されるR
NAウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるように
cDNAのそれ自体への塩基対合を増大させ d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスc 1) 
N Aでトランスフェクションし;e、該宿主細胞を培
養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、吐乳動物宿主において減ぜられた先
祖返り速度か特色である改変された高度に弱体化したR
NAウィルス種の生成法。
2、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
: b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
ら準備し; c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
異誘発が該RNAウィルスc DNAから産生されるR
NAウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるように
cDNAのそれ自体への塩基対合を減少させ: d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスcDNAで
トランスフェクションし。
e、該宿主細胞を培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
NAウィルス種の生成法。
3、RNAウィルス種がポリオウィルスである上記1又
は2の方法。
4、突然変異させるRNAウィルスcDNAが第4図の
塩基配列468〜516に相当する上記3の方法。
5、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
; b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
ら準備し: C3該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
異誘発が該RNAウィルスc DNAから産生されるR
NAウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるように
cDNAの、哺乳動物宿主からのリボソームRNAへの
塩基対合を増大又は減少させ。
d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスc D N
 Aでトランスフェクションし:e、該宿主細胞を培養
し:及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
NAウィルス種の生成法。
6、RNAウィルス種がポリオウィルスである上記5の
方法。
7、該突然変異が5′の翻訳されていない領域において
、塩基配列を挿入し又は除去する上記5の方法。
8 該誘発変異か第4図における塩基配列449〜,1
60.542〜545.547〜551及び555〜5
65に相当する領域での塩基対合を減少させる上記6の
方法。
9、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
: b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
ら準備し: c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、但し
突然変異が、該RNAウィルスcDNAから産生される
R N Aウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させる
ようにc DNAのそれ自体への塩基対合を増大又は減
少させる並びにcDNAの哺乳動物宿主からのリボソー
ムRNAへの塩基対合を増大及び減少させることを含ん
でなり;d 細胞を該突然変異させたRNAウィルスc
 DNAでトランスフェクションし:e、該宿主細胞を
培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
祖返り速度か特色である改変された高度に弱体化したR
NAウィルス種の生成法。
10、RNAウィルス種がポリオウィルスである上記9
の方法。
11、処置した患者に関して、患者をRNAウィルス感
染から保護するのに効果的なり価でRNAウィルス抗原
に対する抗体の生成を誘導する、毒性への先祖返りの能
力の低いワクチン。
12、RNAウィルス抗原が上記l、2.5又は8の方
法に従って製造されるRNAウィルス種に由来する上記
11のワクチン。
13、RNAウィルス種がポリオウィルスである上記1
2のワクチン。
【図面の簡単な説明】
第1図は5′無情報領域の塩基370及び471間の公
表されたcDNAポリオゲノムから相補性塩基を組合せ
ることによって予想されるループ及び変異誘発後に得ら
れる改変されたループを記述し; 第2図は細胞のマウス・リボソームRNAと相補性を有
する7500b、p、のポリオウィルス・ゲノムの系統
的記述であり; 第3図は公表された283ラツト・リボソーム配列の、
ポリオcDNA配列との相互作用を記述し; 第4図は弱体化した種すビン(Sabin) 3のRN
A配列において保存されたDNA配列領域A及びBを記
述し; 第5図は弱体化された種すヒンlのRNA配列における
2つの特定部位突然変異を記述し。 第6図は弱体化された種すビン2のRNA配列における
4つの特定部位突然変異を記述し;第7図は弱体化され
た種すビン3のRNA配列における3つの特定部位突然
変異を記述し;そして 第8図は人間の28S  rRNAと相補性を有さない
領域における弱体化されたサビン種l、2、及び3のR
NA配列の特定部位突然変異を記述する。 図面の;予言(内容に変更なし) FIG、 Ia FIG、7b N) iipイ立 ブ乙ンZ U ・ノF;づ鷲ζ♂?ミ°つ”Z! イン1丁簀θゝ 手続初了正書(方式) 平成1年10月24日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
    ; b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
    ら準備し; c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
    異誘発が該RNAウィルスcDNAから産生されるRN
    Aウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるようにc
    DNAのそれ自体への塩基対合を増大させ; d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスcDNAで
    トランスフェクションし; e、該宿主細胞を培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
    祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
    NAウィルス種の生成法。 2、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
    : b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
    ら準備し; c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
    異誘発が該RNAウィルスcDNAから産生されるRN
    Aウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるようにc
    DNAのそれ自体への塩基対合を減少させ; d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスcDNAで
    トランスフェクションし; e、該宿主細胞を培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
    祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
    NAウィルス種の生成法。 3、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
    ; b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
    ら準備し; c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、該変
    異誘発が該RNAウィルスcDNAから産生されるRN
    Aウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるようにc
    DNAの、哺乳動物宿主からのリボソームRNAへの塩
    基対合を増大又は減少させ; d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスcDNAで
    トランスフェクションし; e、該宿主細胞を培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
    祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
    NAウィルス種の生成法。 4、a、RNAウィルス配列をウィルス粒子から分離し
    ; b、RNAウィルスcDNAを該RNAウィルス配列か
    ら準備し; c、該RNAウィルスcDNAを突然変異させて、但し
    突然変異が、該RNAウィルスcDNAから産生される
    RNAウィルス種の転写及び翻訳能力を減少させるよう
    にcDNAのそれ自体への塩基対合を増大又は減少させ
    る並びにcDNAの哺乳動物宿主からのリボソームRN
    Aへの塩基対合を増大及び減少させることを含んでなり
    ;d、細胞を該突然変異させたRNAウィルスcDNA
    でトランスフェクションし; e、該宿主細胞を培養し;及び f、RNAウィルス種を該細胞から抽出する、 ことを含んでなる、哺乳動物宿主において減ぜられた先
    祖返り速度が特色である改変された高度に弱体化したR
    NAウィルス種の生成法。 5、処置した患者に関して、患者をRNAウィルス感染
    から保護するのに効果的なり価でRNAウィルス抗原に
    対する抗体の生成を誘導する、毒性への先祖返りの能力
    の低いワクチン。
JP1174353A 1989-06-08 1989-07-07 先祖返りしないrnaウイルス Pending JPH0310683A (ja)

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