JPH03106533A - 異種材結合構造並びにその結合方法 - Google Patents
異種材結合構造並びにその結合方法Info
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- JPH03106533A JPH03106533A JP1245460A JP24546089A JPH03106533A JP H03106533 A JPH03106533 A JP H03106533A JP 1245460 A JP1245460 A JP 1245460A JP 24546089 A JP24546089 A JP 24546089A JP H03106533 A JPH03106533 A JP H03106533A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
- F16D13/648—Clutch-plates; Clutch-lamellae for clutches with multiple lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば、鉄製のインナ部品としてのボス部
と、アルミ製のアウタ部品としてのドラム部とをプレス
加圧により塑性結合して、自動変速機用多板クラッチの
クラッチドラムを形成するような異種材結合構造並びに
その結合方法に関する。
と、アルミ製のアウタ部品としてのドラム部とをプレス
加圧により塑性結合して、自動変速機用多板クラッチの
クラッチドラムを形成するような異種材結合構造並びに
その結合方法に関する。
(従来技術)
従来、上述例の異種材結合構造としては、例えば、特開
昭62−58003号公報に記載の構造がある。
昭62−58003号公報に記載の構造がある。
すなわち、バルプリフタを円筒状のガイド部と、円板状
のヘッド部とに分割し、上述の円筒状のガイド部は軽量
化を目的としてアルミニウム合金を円筒状に後方押出し
加工して形成し、上述の円板状のヘッド部は合金工具鋼
(たとえば線膨張係数が10.8X10’の工具鋼SK
D6)を円板状に鍛造加工して形成する一方、上述のヘ
ッド部の所定箇所にガイド部を塑性結合させる環状溝を
形成し、この溝壁に凹凸部を形成すると共に、合金工具
鋼製の溝壁(インナ部品)外周に上述のアルミニウム合
金製のガイド部(アウタ部品)を配設し、プレス加圧手
段により上述のガイド部を加圧して、このガイド部の凹
凸部に対向する内周面を塑性流動させて、ヘッド部の環
状溝にガイド部を塑性結合させた異種材結合構造である
。
のヘッド部とに分割し、上述の円筒状のガイド部は軽量
化を目的としてアルミニウム合金を円筒状に後方押出し
加工して形成し、上述の円板状のヘッド部は合金工具鋼
(たとえば線膨張係数が10.8X10’の工具鋼SK
D6)を円板状に鍛造加工して形成する一方、上述のヘ
ッド部の所定箇所にガイド部を塑性結合させる環状溝を
形成し、この溝壁に凹凸部を形成すると共に、合金工具
鋼製の溝壁(インナ部品)外周に上述のアルミニウム合
金製のガイド部(アウタ部品)を配設し、プレス加圧手
段により上述のガイド部を加圧して、このガイド部の凹
凸部に対向する内周面を塑性流動させて、ヘッド部の環
状溝にガイド部を塑性結合させた異種材結合構造である
。
上述の異種材結合構造を常温雰囲気下で使用する際には
何等問題が生じないが、上述の異種材結合構造を例えば
自動変速機用多板クラッチのクラッチドラム等に適用し
て温間(150℃前後)雰囲気下で使用する場合には、
合金工具鋼製のヘッド部と、アルミニウム合金製のガイ
ド部との熱膨張係数の相違に伴ない、アウタ部品として
のガイド部がインナ部品としてのヘッド部に対して径方
向外方に膨張して、圧縮残留応力が低下し、この結果、
両者間の結合強度が低下する問題点を有していた。
何等問題が生じないが、上述の異種材結合構造を例えば
自動変速機用多板クラッチのクラッチドラム等に適用し
て温間(150℃前後)雰囲気下で使用する場合には、
合金工具鋼製のヘッド部と、アルミニウム合金製のガイ
ド部との熱膨張係数の相違に伴ない、アウタ部品として
のガイド部がインナ部品としてのヘッド部に対して径方
向外方に膨張して、圧縮残留応力が低下し、この結果、
両者間の結合強度が低下する問題点を有していた。
このため、上記従来構造においては、ガイド部の径方向
外方)の熱膨張を規制する環状リプを上述のヘッド部に
一体形成しているが、結合強度の低下防止に対して不充
分であると共に、構造が大幅に複雑化する問題点があっ
た。
外方)の熱膨張を規制する環状リプを上述のヘッド部に
一体形成しているが、結合強度の低下防止に対して不充
分であると共に、構造が大幅に複雑化する問題点があっ
た。
(発明の目的)
この発明の第1発明は、昇温時のアウタ部品とインナ部
品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を抑制し
、良好な結合強度を維持することができ、しかも構造が
簡単な異種材結合構造の提供を目的とする。
品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を抑制し
、良好な結合強度を維持することができ、しかも構造が
簡単な異種材結合構造の提供を目的とする。
この発明の第2発明は、昇温時のアウタ部品とインナ部
品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を抑制し
て、良好な結合強度を維持し得る異種材結合構造を簡単
な方法で構成することができる異種材結合方法の提供を
目的とする。
品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を抑制し
て、良好な結合強度を維持し得る異種材結合構造を簡単
な方法で構成することができる異種材結合方法の提供を
目的とする。
(発明の構戊)
この発明の第1発明は、インナ部品外周にアウタ部品を
塑性結合する異種材結合構造であって、上記インナ部品
と、該インナ部品に対して熱膨張係数の大なるアウタ部
品とを設けると共に、上記インナ部品と上記アウタ部品
との間に、両部品の中間の熱膨張係数を有する中間リン
グ部品が配設され、上記中間リング部品とインナ部品と
はその何れか一方の凹凸部に他方が塑性結合され、中間
部品とアウタ部品とはその何れか一方の凹凸部に他方が
塑性結合された異種材結合構造であることを特徴とする
。
塑性結合する異種材結合構造であって、上記インナ部品
と、該インナ部品に対して熱膨張係数の大なるアウタ部
品とを設けると共に、上記インナ部品と上記アウタ部品
との間に、両部品の中間の熱膨張係数を有する中間リン
グ部品が配設され、上記中間リング部品とインナ部品と
はその何れか一方の凹凸部に他方が塑性結合され、中間
部品とアウタ部品とはその何れか一方の凹凸部に他方が
塑性結合された異種材結合構造であることを特徴とする
。
この発明の第2発明は、インナ部品外周にアウ夕部品を
塑性結合する異種材結合方法であって、上記インナ部品
と、該インナ部品に対して熱膨張係数の大なるアウタ部
品と、上記両部品の中間の熱膨張係数を有する中間リン
グ部品とを設け、上記インナ部品と上記アウタ部品との
間に上記中間リング部品を配設する工程と、パンチ加圧
により中間部品とインナ部品との何れか一方の凹凸部に
他方を加圧流動させ、また、中間部品とアウタ部品との
何れか一方の凹凸部に他方を加圧流動させて、上記3部
品を塑性結合させる工程とを備えた異種材結合方法であ
ることを特徴とする。
塑性結合する異種材結合方法であって、上記インナ部品
と、該インナ部品に対して熱膨張係数の大なるアウタ部
品と、上記両部品の中間の熱膨張係数を有する中間リン
グ部品とを設け、上記インナ部品と上記アウタ部品との
間に上記中間リング部品を配設する工程と、パンチ加圧
により中間部品とインナ部品との何れか一方の凹凸部に
他方を加圧流動させ、また、中間部品とアウタ部品との
何れか一方の凹凸部に他方を加圧流動させて、上記3部
品を塑性結合させる工程とを備えた異種材結合方法であ
ることを特徴とする。
(発明の効果)
この発明の第1発明によれば、上述のインナ部品の外周
と、アウタ部品の内周との間には、両部品の中間の熱膨
張係数を有する中間リング部品が塑性結合されているの
で、簡単な構造でありながら、昇温時におけるアウタ部
品の熱膨張による圧縮残留応力の低下を、上述の中間リ
ング部品の熱膨張で補うことができるので、アウタ部品
とインナ部品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低
下を可及的に抑制し、良好な結合強度を維持することが
できる効果がある。
と、アウタ部品の内周との間には、両部品の中間の熱膨
張係数を有する中間リング部品が塑性結合されているの
で、簡単な構造でありながら、昇温時におけるアウタ部
品の熱膨張による圧縮残留応力の低下を、上述の中間リ
ング部品の熱膨張で補うことができるので、アウタ部品
とインナ部品との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低
下を可及的に抑制し、良好な結合強度を維持することが
できる効果がある。
この発明の第2発明によれば、インナ部品とアウタ部品
との間に上述の中間リング部品を配設した後、パンチ加
圧により、これら3部品を塑性結合させる簡単な方法に
より、上述の効果を備えた異種材結合構造を得ることが
できる効果がある。
との間に上述の中間リング部品を配設した後、パンチ加
圧により、これら3部品を塑性結合させる簡単な方法に
より、上述の効果を備えた異種材結合構造を得ることが
できる効果がある。
(実施例)
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は異種材結合構造並びにその結合方法を示し、第1
図において、この異種材結合構造は、自動変速機用多板
クラッチのクラッチドラムにおけるボス部となるインナ
部品1と、上述のクラッチドラムにおけるドラム部とな
るアウタ部品2との間に、中間リング部品3が配設され
、上述のインナ部品1外周の凹凸部1aに中間リング部
品3の内周面を塑性流動させ、また上述の中間リング部
品3外周の凹凸部3aにアウタ部品2の内周面を塑性流
動させることで、これら3部品1.2.3を互に塑性結
合させている。
図において、この異種材結合構造は、自動変速機用多板
クラッチのクラッチドラムにおけるボス部となるインナ
部品1と、上述のクラッチドラムにおけるドラム部とな
るアウタ部品2との間に、中間リング部品3が配設され
、上述のインナ部品1外周の凹凸部1aに中間リング部
品3の内周面を塑性流動させ、また上述の中間リング部
品3外周の凹凸部3aにアウタ部品2の内周面を塑性流
動させることで、これら3部品1.2.3を互に塑性結
合させている。
上述のインナ部品1としては、線膨張係数が11〜12
.6X10’の鉄鋼(浸炭焼入れ済み)を用い、上述の
アウタ部品2としては、インナ部品1より変形抵抗が小
さく、線膨張係数が22〜24X10’のアルミμウム
合金または線膨張係数が20〜25X10’のアルミニ
ウム鋳物を用い、中間リング部品3としては上述の両部
品1.2の中間の線膨張係数を有する材料たとえば線膨
張係数が17X10 ’の18−8ステンレス鋼(オ
ーステナイトステンレス鋼いわゆるSUS)または線膨
張係数が17X10’の銅を用いている。
.6X10’の鉄鋼(浸炭焼入れ済み)を用い、上述の
アウタ部品2としては、インナ部品1より変形抵抗が小
さく、線膨張係数が22〜24X10’のアルミμウム
合金または線膨張係数が20〜25X10’のアルミニ
ウム鋳物を用い、中間リング部品3としては上述の両部
品1.2の中間の線膨張係数を有する材料たとえば線膨
張係数が17X10 ’の18−8ステンレス鋼(オ
ーステナイトステンレス鋼いわゆるSUS)または線膨
張係数が17X10’の銅を用いている。
なお、中間部品3としての18−8ステンレス鋼や銅は
上記インナ部品1より変形抵抗が大きく、またアウタ部
品2より変形抵抗が小さく、そのため、凹凸部はインナ
部品1と中間部品3とに形成している。
上記インナ部品1より変形抵抗が大きく、またアウタ部
品2より変形抵抗が小さく、そのため、凹凸部はインナ
部品1と中間部品3とに形成している。
このように、インナ部品1とアウタ部品2との間に、両
部品1.2間の熱膨張係数を有する中間リング部品3を
配設して、この中間リング部品3を上述の両部品1.2
に塑性結合させているので、簡単な構造でありながら、
昇温時におけるアウタ部品2の熱膨張による圧縮残留応
力の低下を、上述の中間リング部品3の熱膨張で補うこ
とができ、この結果、アウタ部品2とインナ部品lとの
熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を可及的に抑制
し、良好な結合強度を維持することができる効果がある
。
部品1.2間の熱膨張係数を有する中間リング部品3を
配設して、この中間リング部品3を上述の両部品1.2
に塑性結合させているので、簡単な構造でありながら、
昇温時におけるアウタ部品2の熱膨張による圧縮残留応
力の低下を、上述の中間リング部品3の熱膨張で補うこ
とができ、この結果、アウタ部品2とインナ部品lとの
熱膨張の差に伴なう圧縮残留応力の低下を可及的に抑制
し、良好な結合強度を維持することができる効果がある
。
次に上述の異種材結合構造を得るための異種材結合装置
の構成について述べる。
の構成について述べる。
第2図において、この異種材結合装置は、下型取付板お
よびボルスタを介してヘッドに固定された受け部材4を
設け、この受け部材4の中央上部にはボルト5を用いて
インナガイド6を固定すると共に、この受け部材4のノ
ックアウト部位には下方のノックアウト装置に連結され
たノックアウト部材7を配設している。
よびボルスタを介してヘッドに固定された受け部材4を
設け、この受け部材4の中央上部にはボルト5を用いて
インナガイド6を固定すると共に、この受け部材4のノ
ックアウト部位には下方のノックアウト装置に連結され
たノックアウト部材7を配設している。
また、上述の受け部材4上には、アウタ部品2の外周ス
プライン形状部2aに対応したスプライン内周部8aを
備えたダイス8を配置し、このダイス8をダイスホルダ
を介して下型取付板に固定している。
プライン形状部2aに対応したスプライン内周部8aを
備えたダイス8を配置し、このダイス8をダイスホルダ
を介して下型取付板に固定している。
一方、上型取付板を介してプレス装置のスライドに連動
させたリング状の2番パンチ9を設け、この2番パンチ
9で上Aの中間リング部品3を加圧プレスすべく構成し
ている。
させたリング状の2番パンチ9を設け、この2番パンチ
9で上Aの中間リング部品3を加圧プレスすべく構成し
ている。
また、上述の2番パンチ9の外周にはリング状の1番パ
ンチ10を設け、この1番パンチ10で上述のアウタ部
品2の所定箇所を加圧プレスすべく構成している。
ンチ10を設け、この1番パンチ10で上述のアウタ部
品2の所定箇所を加圧プレスすべく構成している。
さらに、上述の1番パンチ10の外周にはリング状の押
え部材11を設け、この押え部材11で上述のアウタ部
品2におけるプレス部位の外周上面を押圧すべく構成し
ている。
え部材11を設け、この押え部材11で上述のアウタ部
品2におけるプレス部位の外周上面を押圧すべく構成し
ている。
次に、上述の異種材結合装置を用いて第1図に示す異種
材結合構造を得るための異種材結合方法を、第2図乃至
第6図を参照して説明する。
材結合構造を得るための異種材結合方法を、第2図乃至
第6図を参照して説明する。
まず、第2図に示すように、インナガイド6の外周で、
かつ受け部材4上にインナ部品1を配設すると共に、ダ
イス8の内周で、かつノックアウト部材7上にアウタ部
品2を配設し、これら両部品1,2間におけるノックア
ウト部材7上に上述の中間リング部品3を配設する(配
設工程)。
かつ受け部材4上にインナ部品1を配設すると共に、ダ
イス8の内周で、かつノックアウト部材7上にアウタ部
品2を配設し、これら両部品1,2間におけるノックア
ウト部材7上に上述の中間リング部品3を配設する(配
設工程)。
ここで、上述のインナ部品1の外周結合部には、第3図
に示すように環状溝の底部にローレフト状の凹凸部1a
・・・が予め形成されている。
に示すように環状溝の底部にローレフト状の凹凸部1a
・・・が予め形成されている。
また、上述の中間リング部品3の外周結合部にも、同様
のローレフト状の凹凸部3a・・・(第1図参照)が予
め形成されている。
のローレフト状の凹凸部3a・・・(第1図参照)が予
め形成されている。
次に第4図に示す如く、プレス装置のスライドの駆動に
より、1番パンチ10によるプレス加圧に先行して、上
述の押え部材11でアウタ部品2のプレス部位外周を押
圧する(押圧工程)。
より、1番パンチ10によるプレス加圧に先行して、上
述の押え部材11でアウタ部品2のプレス部位外周を押
圧する(押圧工程)。
次に上述の押え部材11によるアウタ部品2の押圧を維
持した状態で、第5図に示す如くスライドの駆動により
上述の1番パンチ10でアウタ部品2のプレス部位をパ
ンチ加圧して、このアウタ部品2の内周の塑性流動によ
り、該内周部を中間リング部品3外周の凹凸部3aに塑
性結合させる(1番パンチ工程)。
持した状態で、第5図に示す如くスライドの駆動により
上述の1番パンチ10でアウタ部品2のプレス部位をパ
ンチ加圧して、このアウタ部品2の内周の塑性流動によ
り、該内周部を中間リング部品3外周の凹凸部3aに塑
性結合させる(1番パンチ工程)。
次に、上述のl番パンチ10をアウタ部品2上に残存さ
せた状態で、第6図に示す如くスライドの駆動により上
述の2番パンチ9で中間リング部品3の上部をパンチ加
圧して、この中間リング部品3の内周の塑性流動」二よ
り、該内周部をインナ部品1外周の凹凸部1aに塑性結
合させる(2番パンチ工程)。
せた状態で、第6図に示す如くスライドの駆動により上
述の2番パンチ9で中間リング部品3の上部をパンチ加
圧して、この中間リング部品3の内周の塑性流動」二よ
り、該内周部をインナ部品1外周の凹凸部1aに塑性結
合させる(2番パンチ工程)。
上述の各工程により第1図に示す異種材結合構造を得る
ことができる。
ことができる。
このように簡単な方法でありながら、昇温時のアウタ部
品2とインナ部品1との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応
力の低下を抑制して、良好な結合強度を維持し得る異種
材結合構造を形成することができる効果がある。
品2とインナ部品1との熱膨張の差に伴なう圧縮残留応
力の低下を抑制して、良好な結合強度を維持し得る異種
材結合構造を形成することができる効果がある。
なお、第7図に示すようにアウタ部品2の一部には予め
同部品2の熱膨張を拘束する低熱膨張率のリング状拘束
部材12たとえば鉄製リングを埋設してもよい。
同部品2の熱膨張を拘束する低熱膨張率のリング状拘束
部材12たとえば鉄製リングを埋設してもよい。
また、第8図に示すように、インナ部品1の外周結合部
に環状段部を形成し、この環状段部の下段にアウタ部品
2を塑性結合させると共に、環状段部の上段に上述のア
ウタ部品2の熱膨張を拘束する低熱膨張率リング状拘束
部材13たとえば鉄製リングを配設し、このリング状拘
束部材13を内周側のインナ部品1と下面側のアウタ部
品2との双方に塑性結合させてもよい。
に環状段部を形成し、この環状段部の下段にアウタ部品
2を塑性結合させると共に、環状段部の上段に上述のア
ウタ部品2の熱膨張を拘束する低熱膨張率リング状拘束
部材13たとえば鉄製リングを配設し、このリング状拘
束部材13を内周側のインナ部品1と下面側のアウタ部
品2との双方に塑性結合させてもよい。
図面はこの発明の一実施例を示し、
第1図は異種材結合構造を示す断面図、第2図は異種材
結合方法の部品配設工程を示す断面図、 第3図はインナ部品外周の凹凸部形状を示す斜視図、 第4図は異種材結合方法の押圧工程を示す断面図、第5
図は異種材結合方法の1番パンチ工程を示す断面図、 第6図は異種材結合方法の2番パンチ工程を示す断面図
、 第7図はリング状拘束部材の配役構造を示す断面図、 第8図はリング状拘束部材の他の配設構造を示す断面図
である。 1・・・インナ部品 1a・・・凹凸部2・・・
アウタ部品 3・・・中間リング部品第1図 1・・・イニt都品 1 第3図 1・・・イ冫f部晶 1a・・・凹凸都
結合方法の部品配設工程を示す断面図、 第3図はインナ部品外周の凹凸部形状を示す斜視図、 第4図は異種材結合方法の押圧工程を示す断面図、第5
図は異種材結合方法の1番パンチ工程を示す断面図、 第6図は異種材結合方法の2番パンチ工程を示す断面図
、 第7図はリング状拘束部材の配役構造を示す断面図、 第8図はリング状拘束部材の他の配設構造を示す断面図
である。 1・・・インナ部品 1a・・・凹凸部2・・・
アウタ部品 3・・・中間リング部品第1図 1・・・イニt都品 1 第3図 1・・・イ冫f部晶 1a・・・凹凸都
Claims (2)
- (1)インナ部品外周にアウタ部品を塑性結合する異種
材結合構造であって、 上記インナ部品と、該インナ部品に対して熱膨張係数の
大なるアウタ部品とを設けると共に、 上記インナ部品と上記アウタ部品との間に、両部品の中
間の熱膨張係数を有する中間リング部品が配設され、上
記中間リング部品とインナ部品とはその何れか一方の凹
凸部に他方が塑性結合され、中間部品とアウタ部品内周
とはその何れか一方の凹凸部に他方が塑性結合された 異種材結合構造。 - (2)インナ部品外周にアウタ部品を塑性結合する異種
材結合方法であって、 上記インナ部品と、 該インナ部品に対して熱膨張係数の大なるアウタ部品と
、 上記両部品の中間の熱膨張係数を有する中間リング部品
とを設け、 上記インナ部品と上記アウタ部品との間に上記中間リン
グ部品を配設する工程と、 パンチ加圧により中間部品とインナ部品との何れか一方
の凹凸部に他方を加圧流動させ、また、中間部品とアウ
タ部品との何れか一方の凹凸部に他方を加圧流動させて
、 上記3部品を塑性結合させる工程とを備えた 異種材結合方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1245460A JP2780757B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 異種材結合構造並びにその結合方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03106533A true JPH03106533A (ja) | 1991-05-07 |
JP2780757B2 JP2780757B2 (ja) | 1998-07-30 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202193A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Hitachi Ltd | 2部材の結合方法 |
JP2009274131A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Aisin Aw Co Ltd | 異種材料部品の接合品、その製造方法及びその製造装置 |
JP2013173185A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-09-05 | Aps Japan Co Ltd | カシメ組付品の製造方法 |
JP5782022B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2015-09-24 | 京浜精密工業株式会社 | 金属部材結合装置 |
JP2018179263A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | マツダ株式会社 | 自動変速機の摩擦締結装置 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1245460A patent/JP2780757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9492863B2 (en) | 2010-03-26 | 2016-11-15 | Keihin Seimitsu Kogyo Co., Ltd. | Metal component coupling structure and device |
EP2554289A4 (en) * | 2010-03-26 | 2017-06-14 | Keihin Seimitsu Kogyo Co., Ltd | Metal component coupling structure and device |
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