JPH03105977A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03105977A
JPH03105977A JP24221489A JP24221489A JPH03105977A JP H03105977 A JPH03105977 A JP H03105977A JP 24221489 A JP24221489 A JP 24221489A JP 24221489 A JP24221489 A JP 24221489A JP H03105977 A JPH03105977 A JP H03105977A
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JP
Japan
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semiconductor layer
semiconductor
layer
conductivity type
region
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JP24221489A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Mizoguchi
哲朗 溝口
Mutsuhiro Mori
睦宏 森
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH03105977A publication Critical patent/JPH03105977A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、逆導通ダイオードを一体化した、パワー個別
素子用、或いはパワーIC用の絶縁ゲート導電変調型の
半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、パワースイッチング素子として絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタ(IGBT一Insulated 
Gate Bipolar Transistor)が
普及してきた。従来の装置の一例は、特開昭61−15
370号公報に記載の様になっていた。第7図により説
明する。
動作は、次の通りである。ソース電極1を接地し、ゲー
ト電極2に正電圧を印加すると,ゲート電極1直下のP
層3表面のチャネル領域4が反転してn型のチャネルが
できるためオンする。ドレイン側のpn接合5が順バイ
アスされて、ドレイン側P十層6からn一層7に正孔が
注入される。かくして注入された正孔により、n一層7
は低抵抗化される。電流は,ドレイン電極8からソース
電極1へと図中矢印9の経路で流れるが、n一層7が低
抵抗化されることにより低いオン電圧を得ることができ
る。
さて、この従来例の特徴は、以下の2点である。
第1に、n十層10,以下バツファ層と呼ぶが設けられ
ており、その不純物総量が所定値以上になる様、選ばれ
ている。これによりn一層7に注入蓄積されるキャリア
数を抑えている。こうして、素子のオフ時にキャリアの
消滅する時間が短くなる。また、順方向電圧の阻上時に
、n一層7に伸びる空乏層を吸収することができるため
、パンチスルー電圧を損うことなくn一層7を薄くでき
る.以上のことから、オン電圧を損うことなくターンオ
フ時間を短くした素子を得ることができる。
第2に、元来、ドレイン側のp層6で構成されていた部
分を、n型領域11で置換したものである。こうして、
逆導通ダイオード12が構成される。
電力インバータ等、逆導通ダイオードが必要な用途には
好適な構造である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、以下の問題があった。
これは、n型層11を設けたことでIGBTの順方向導
通状態において矢印13で示す電流バイパス経路ができ
ることに起因する。もし、n型層11がP層であれば、
ソース2−ドレイン8間に約0.7V(Siデバイスを
想定している)印加すれば,この電圧は、Pn接合5に
分担され、当接合は順バイアス状態となり、n一層への
正孔の注人が生じる。
一方、従来例においては、この接合の順バイアス電圧は
、前述のバイパス電流によるバツファ層10中の電圧降
下に等しくなる。しかるに、バツファ層10は、低抵抗
であるたる、電圧降下値は小さく、接合は順バイアスに
なりにくい。したがって先の場合に較べ、不必要に大き
な電圧を印加しなければ、n一層7への正孔の注入は生
じない。
すなわち、先の場合に較べ、pn接合5への電圧分担効
率が悪い。結果として、同一のオン電流値で比較した場
合、オン電圧が高くなる。
本発明の目的は、従来技術による改良点を維持しつつ、
前述のバイパス電流によるオン電圧の増大量を低減させ
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達或するために、ドレイン電極にオーミック
接触する高濃度のn型層とバツファ層が隔てられた構造
とし、両者の間には、バツファ層より低濃度n型層を介
在させる。この低濃度n型層は、部分的にp型層であっ
ても良い。
また、以下の方法でも可能である6表面部のソースp層
より所定の距離の位置にn型高濃度層を設ける。ドレイ
ン電極と電気的に接続された電極を当層にオーミック接
触させる。このn型高濃度層とバツファ層は隔てられた
構造とし、両者の間には、バツファ層より低濃度のn型
層を介在させる。このとき、ドレイン電極に接する層は
、全面p型層であることも,また、前述の改良構造であ
ることも有り得る。
〔作用〕
ドレイン電極にオーミック接触するn型高濃度領域とバ
ツファ層の間に低濃度の高抵抗層を介在させ、導通時の
バイパス電流を当層に流すことでドレイン電極一バッフ
ァ層中の電圧降下が大きくなり、ドレイン側p十層−バ
ツファ層間は効率的に順バイアスされる。かくして、n
一層への正孔の注入も効率的になり、オン電圧を低減で
きる。
また、ドレイン電極と電気的に接続それた電極及びn型
高濃度層を表面に設けた場合、ソースp層と共に逆導通
ダイオードが構成できる。両者間に所定の距離をとるこ
とで、ソースードレイン間の電圧をプロツキングできる
。n型高濃度層とバツファ層の間に低濃度層を介在さた
ことにより作用は前述に同じである。
また、以上の2つの構造により得られる逆導通ダイオー
ドは併用可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は、個別素子の場合である。第1図一(a)では
14がIGBTの動作領域、工5がダイオード領域であ
る。ドレイン電極8にオーミック接触するn◆高濃度層
16とバツファ層10の間は、n一低濃度領域l7が介
在している。第1図−(b)ではこのn一低濃度領域1
7とp十層6の間は,所定の距離をとり、プロツキング
時にパンチスルーを生じない様にした。ダイオード領域
15の上部の電極は、ソース電極用のパッドとした.(
a),(b)いずれも、IGBTにおいて、従来構造に
よる素子に較べ、同一オン電流で比較したとき、オン電
圧を数十%低減できた。
第2図(a)は、個別素子の場合である。第1図(a)
の場合と違う点は、p層18を付加した点である。第1
図の場合較べ、バイパス電流に対する抵抗が増加し、オ
ン電圧の低減効果は、第1図(a)の場合より大きかっ
た。第1図(b)はパンチスル一対策のため、p層18
をフローティングとしP◆層6とp層18の間は、所定
の距離をとったものである。
オン電圧の低減効果は、図2−(a)におけると大差は
ない。第3図も個別の例である。]−4がIGBT動作
領域で、19はチップの端である。
チップの周辺部15にn十層20を形成しその上に電極
22を形成した。n十層20バッファ層10の間には、
n一層21が介在している。
この電極は,ボンデイングワイヤによりパッケージのピ
ンを通してドレイン8と短絡した。図に示した如く逆導
通ダイオード12が構戊される。
IGBTについて従来例と、同一のオン電流密度で比較
したとき、オン電圧は数十%に低減されている。
ここで、チップの周辺領域15は、元来、プロツキング
時に空乏層を広げるために不可欠な領域であるので、こ
こにダイオードを形成したことによるチップ面積の増大
は無かった。ダイオードのアノード層としては、ソース
n+23が部分的に形成された層3′を用いていだが、
ダイオード専用にP層を形成しても良い。
第4図は、ICに搭載した例である。
14がIGBT領域、15がダイオード領域である。い
わゆる誘電体分離方式を使っており、IGBT,ダイオ
ードと他の素子24は.Si○2膜25により電気的に
絶縁分離された構造になっている。IGBTを形成する
領域14のみ、単結晶Si領域が基板を貫通する構造に
なっている(この構造の基板に関しては出願番号118
803658に詳述されている).,第3図におけると
同じく、表面部に逆導通ダイオード12が形成されてい
る。.IGBTについて従来例と同一のオン電流密度で
比較したとき、オン電圧は数十%に低減していた.IC
の場合,逆導通ダイオードはIGBTに内蔵せずに、別
個のダイオードとしてチップに搭載することもできる。
しかしその場合,ダイオード形成用領域の面積が、IG
BTに必要な面積の他に必要である。一方、本実施例に
様に、ダイオード内蔵構造にした場合、第3図に関して
説明した理由で、IGBTに必要な面積のみで,逆導通
ダイオードが得られる。かくして、ICのトータルチッ
プ面積は小さくできる。
第5図も、ICに搭載した例で,n型高濃度層26が付
加された点のみ第4図の場合と異なる。
n型高濃度層26とバツファ層10の間には、低濃度J
W17が介在している。第4図の場合に比べ、IBGT
のオン電圧は高くなったが、逆導通ダイオードの順電圧
は低くなった。
第6図も、ICに適用した場合である。
14が.IGBT領域、15がダイオード領域、24が
他の回路を形成する領域である。いわゆるpn接合分離
方式により、低電圧印加素子24と、IGBT、逆導通
ダイオードは、電気的に絶縁分離されている。表面部に
ダイオード12が形成されている。従来例と比較してI
GBTのオン電圧は数十%低減できた。
以上、n型IGBTのみについて記述したが,導電型が
反対のときも同じ作用があることは言までもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば,キャリアの注入特性を従来例より向上
できるので、オン電圧を低減し損失を数十%に低減した
逆導通ダイオード内蔵IGBTを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例である個別素子または
ICの断面図、第7図は従来例による素子の断面図であ
る。 12・・・逆導通ダイオード、14・・・IGBT領域
、15・・・ダイオード領域、17・・・低濃度領域、
18・・・P層、20・・・n+,22・・・電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ドレイン電極とオーミック接触する高濃度第1導電
    型の第1半導体層と、この第1半導体層に接する高濃度
    、第2導電型の第2半導体層と、この第2半導体層に接
    する低濃度、第2導電型の第3半導体層と、この第3半
    導体層内にその表面に接合部が終端するように部分的に
    形成された第1導電型の第4半導体層と、この第4半導
    体層内にその表面に接合部が終端するように部分的に形
    成された第2導電型の第5半導体層と、少なくとも前記
    第3半導体層と第5半導体層間の第4半導体層表面を覆
    うようにゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と
    、前記第4半導体層と第5半導体層の両方にオーミック
    接触するソース電極を構成要素とする絶縁ゲート型バイ
    ポーラトランジスタにおいて、ソース電極領域の一部の
    下方に位置する領域に前記第1半導体層が存在せずドレ
    ン電極とオーミック接触する第2導電型の第6半導体層
    を設けて構成した逆導通ダイオードを備え、かつ第2半
    導体層と第6半導体層が、第2半導体層より低濃度の第
    2導電型の半導体領域を介して隔てられていることを特
    徴とする半導体装置。 2、第1項の半導体装置において、第2半導体層と第6
    半導体層が部分的に第1導電型半導体領域を介して隔て
    られていることを特徴とする半導体装置。 3、第1項の絶縁ゲート型バイポーラ型トランジスタに
    おいて、第1半導体層がドレイン電極全面に接して存在
    し、第6半導体層が第3半導体層表面に露出して形成さ
    れ、第2半導体層と第6半導体層が、第2半導体層より
    低濃度の第2導電型の半導体領域を介して隔てられてお
    り、第6半導体層にオーミック接触する電極を設けて構
    成した逆導通ダイオードを備えたことを特徴とする半導
    体装置。 4、第3項の半導体装置において、第2半導体層と第6
    半導体層が部分的に第1導電型半導体領域を介して隔て
    られていることを特徴とする半導体装置。 5、第1項または第2項の装置における特徴の第6半導
    体層で構成した逆導通ダイオードと第3項または第4項
    の装置における特徴の第6半導体層で構成した逆導通ダ
    イオードを併わせ持つことを特徴とする絶縁ゲート型バ
    イポーラトランジスタ。 6、第1項〜第5項における半導体装置を搭載した半導
    体集積回路。
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