JPH03103996A - 光学的文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野〉 本発明は帳票等の記載文字を読み取って認識する光学的
文字読取装置（ＯＣＲ＞に関する。

（従来の技術） 従来、ＡＳＣＩＩコードやＪＩＳコードに従ったキャラ
クタジェネレータ等のパターン発生器により作成した文
字を印字した帳票等を、光学的文字読取装置に読み込ま
せた場合、従来の光学的文字読取装置はその認識結果を
被読み取り文字のサイズやフォントに拘らず同一の文字
パターンで表示してしまう。

ところで、一般文書では強調部分、見出し部分等で、文
字のサイズやフォントを変えており、デスクトップパブ
リッシング（ＤＴＰ）では、文字データを編集し印字す
るためのサイズフォント等のアトリビュート情報は不可
欠となる。しかし、上記した従来の光学的文字読取装置
による認識結果が同一の文字パターンで表示されるので
は、認識結果として正しい文字コードが出力された場合
でも、アトリビュート情報の確認ができない不都合があ
った。そこで、デスクトップパブリッシングの入力装置
として上記光学的文字読取装置を利用した場合、オペレ
ータは、前記光学的文字読取装置によって読込ませた入
力帳票を見ながら、アトリビュート情報をデスクトップ
パブリッシングのキーボード上等から装置に入力すると
いう操作を行わなければならず、オペレータに負担がか
かるという欠点があった。

この欠点を回避するために、光学的文字読取装置に搭載
しているキャラクタジェネレータに多種類のパターンを
登録（格納〉することによって、認識結果の表示パター
ンを変える構成をすることもできるが、これでは装置が
大形化してしまうという不都合があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如く従来の光学的文字読取装置は、読み取った文
字のサイズやフォントに拘りなく、その認識結果を同一
の文字パターンで表示するため、文字のサイズやフォン
ト等を示すアトリビュート情報が不可欠なデスクトップ
パブリッシングに、従来の光学的文字読取装置を入力装
置として利用した場合、オペレータは入力帳票を見なが
らキーボード上からアトリビュート情報をあとから入力
しなければならず、オペレータに負担がかかるという欠
点があった。

そこで、本発明は上記の欠点を除去するもので、装置を
大型化することなく、認識した文字のアトリビュート情
報に従ったサイズ及びフォントでもって認識文字を表示
することができる光学的文字読取装置を提供することを
目的としている。

〔発明の構或〕

（課題を解決するための手段〉 本発明は帳票を光学的に走査して得られた帳票イメージ
から文字領域を抽出し、この抽出された文字領域から一
文字毎に文字を切り出して、切り出した文字パターンを
認識し、この認識結果に基づいてキャラクタジェネレー
タより発生された表示文字パターンを表示する光学的文
字読取装置において、前記切り出した文字パターンから
文字サイズ、フォント等のアトリビュート情報を抽出す
るアトリビュート情報抽出手段と、このアトリビュート
情報抽出手段によって抽出されたアトリビュート情報に
基づいて、前記キャラクタジェネレークより発生された
表示文字パターンに画像処理を施す文字パターン変形手
段と、この文字バターン変形手段によって画像処理され
た文字パターンを読み取り結果として表示する文字表示
手段とを具備した構成を有する。

（作用） 本発明の光学的文字読取装置において、アトリビュート
情報抽出手段は切り出した文字パターンから文字サイズ
、フォント等のアトリビュート情報を抽出する。文字パ
ターン変形手段は前記アトリビュート情報抽出手段によ
って抽出されたアトリビュート情報に基づいて、キャラ
クタジェネレータより発生された表示文字パターンに画
像処理を施す。文字表示手段は前記文字パターン変形手
段によって画像処理された文字パターンを読み５ 取り結果として表示する。

（実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の光学的文字読取装置の一実施例を示した
ブロック図である。１は被読み取り帳票を走査して記載
文字等を光電変換する走査部、２は走査部１にて光電変
換された帳票イメージを格納するメモリ、３はメモリ２
から読み出した帳票イメージから文字領域のみを取り出
す文字領域検出部、４は文字領域検出部３から出力され
る文字領域から一文字毎に文字を切り出す文字切り出し
部、５は文字切り出し部４によって切り出された文字パ
ターンのサイズ、フォント等のアトリビュート情報を抽
出するアトリビュード識別部、６は文字切り出し部４に
よって切り出した文字パターンを認識する文字認識部、
７はアトリビュート識別部５から出力される文字のアト
リビュート情報を属性として認識結果を表示部９に出力
する出力部、８は表示用の文字パターンを格納してある
キャラクタジェネレータ、９はアトリビュ６ ート情報に基づいた画像処理をキャラクタジエネレータ
８より発生された文字パターンに施して認識した文字を
表示する表示部である。

次に本実施例の動作について説明する。走査部工は入力
帳票を走査してその記載内容を光電変換する。こうして
、走査部１によって得られた帳票イメージはメモリ２に
格納される。文字領域検出部３はメモリ２の記憶エリア
を順次走査して格納されている帳票のイメージを読み出
し、このイメージから画像領域等を除いて文字領域のみ
を検出し、検出した文字領域を文字切り出し部４に出力
する。文字切り出し部４は入力される文字領域からｌ文
字毎に文字パターンを切り出し、切り出した文字パター
ンをアトリビュード識別部５及び文字認識部６に出力す
る。アトリビュード識別部５は切り出した文字パターン
のサイズによりその大きさを識別し、モーメント、重心
、線幅により例えばイタリック体ではパターンの重心が
上下でずれていることや、ボールド体では線幅が太く且
つ、一定であるということを利用してフォントの識別を
行い、その結果をアトリビュート情報として出力部７に
出力する。

一方、文字認識部６は切り出された文字パターンの認識
を行い、その認識結果を出力部７に出力する。出力部７
は入力された文字認識結果にアトリビュート情報をその
属性として付与して表示部９に出力する。表示部９は前
記認識結果に対応する表示パターンをキャラクタジェネ
レータ８から読み出し、読み出した表示パターンを前記
アトリビュート情報に従って変形、例えば拡大、縮小等
の線形処理や水平方向のみ傾けてイタリック体を表す等
の画像処理を行い、この変形を施した表示パターンをＣ
ＲＴ等の画面に表示する。

本実施例によれば、切り出し文字パターンのサイズ及び
フォント情報等のアトリビュート情報をアトリビュート
識別部５によって抽出し、このアトリビュート情報に従
って表示パターンを表示部９によって変形して表示する
ことにより、帳票から読み取った各種サイズ、フォント
の文字の認識結果を対応したサイズ、フォントで表示す
ることができ、オペレータは表示文字を見るだけでアト
リビュート情報を認識することができる。このため、本
光学的文字読取装置をデスクトップパブリッシングに利
用した場合、認識文字のアトリビュート情報をオペレー
タがキーボード上より後から入力する必要が無くなり、
オペレータの負担を無くして文字編集作業効率を向上さ
せることができる。しかも、キャラクタジエネレータ８
には一種類の文字パターンのみを格納すればよく、装置
を大形化することなく、前記効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上記述した如く本発明の光学的文字読取装置によれば
、装置を大型化することなく、認識した文字のアトリビ
ュート情報に従ったサイズ及びフォントでもって認識文
字を表示することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学的文字読取装置の一実施例を示し
たブロック図である。 ９ １・・・走査部　　　　　　２・・・メモリ３・・・文
字領域検出部　　４・・・文字切り出し部５・・・アト
リビュート識別部 ６・・・文字認識部　　　　７・・・出力部８・・・キ
ャラクタジェネレータ ９・・・表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帳票を光学的に走査して得られた帳票イメージから文字
   領域を抽出し、この抽出された文字領域から一文字毎に
   文字を切り出して、切り出した文字パターンを認識し、
   この認識結果に基づいてキャラクタジェネレータより発
   生された表示文字パターンを表示する光学的文字読取装
   置おいて、前記切り出した文字パターンから文字サイズ
   、フォント等のアトリビュート情報を抽出するアトリビ
   ュート情報抽出手段と、このアトリビュート情報抽出手
   段によって抽出されたアトリビュート情報に基づいて、
   前記キャラクタジェネレータより発生された表示文字パ
   ターンに画像処理を施す文字パターン変形手段と、この
   文字パターン変形手段によって画像処理された文字パタ
   ーンを読み取り結果として表示する文字表示手段とを具
   備したことを特徴とする光学的文字読取装置。