JPH0310302A - 作業管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はホスト計算機と携帯端末とを用いて種々の作業
状況を効果的に管理することのできる作業管理システム
に関する。

（従来の技術） 種々の作業を組織的に行う場合には、作業者側ではその
作業における各種の情報をそれぞれ把握する必要があり
、また管理者側においては各作業者の作業状況（作業実
績）を集計・分析し、上記作業者に作業指示を与えるこ
とか必要である。

従来、このような作業管理は専らワークザンプリング的
に、予め定めた時刻毎にその作業状況の記録を採ったり
、或いは１日の作業内容を作業項目毎に記録を採ったり
して行われている。

しかして作業内容（作業状況）の記録は、通常、指定さ
れたフオームシート（報告用紙）に作業内容を手書きし
て行われる。そしてその記録内容の集計・分析等の作業
管理処理をコンピュータを用いて情報処理的に行う場合
には、上記手書き情報をキーボード等を用いてコンピュ
ータにインプットシて行われる。またＯＣＲ用のフオー
ムシートを用いることで、このフオームシートに記載さ
れた作業内容の情報を光学的に読取り、認識処理してコ
ンピュータにインプットすることも行われつつある。

然し乍ら、このような作業管理法にあっては作業者側に
おける作業内容の記録処理、および管理者側における作
業内容の集計・分析の為の情報のコンピュータ入力作業
が煩雑であると云う不具合がある。しかもこの管理法で
は、時々刻々変化する作業状況を管理者側においてリア
ルタイム的に把握し、その作業状況に対処することか困
難であると云う問題がある。

（発明が解決しようとする課題） そこで本出願人は先に特願平１−１２６４７号にて作業
に関する所定の情報処理を実行するホスト計算機と、作
業者が携帯するハンディワークステーション（携帯端末
）とを用い、ホスト計算機て作成された作業管理に関す
る情報を上記携帯端末に与え、携帯端末にて表示される
上記作業管理情報に対応して入力される作業実績の情報
を前記ホスト計ｐ機にて集計・分＋Ｉｒすることて、作
業管理を効率的に行うシステムを提唱した。

この作業管理システムによれば、ホスト計算機にて作成
された作業指示に従い、携帯端末側では作業項目の選択
や作業開始・終了時刻を指示入力するだけで良く、その
情報を前記ホスト計算機で集計・分析することでその作
業状況を正確に把握することができ、もって簡易に、月
つ効率的にその作業を管理することが可能となる。

ところか作業者側においては往々にして予期せぬ割り込
み作業（飛び込み作業）が発生ずることが多くある。例
えば緊急性のある仕事が生じ、現実行中の作業を中断し
てその飛び込み作業を行うことが多々ある。しかし先に
提唱した作業管理システムでは、作業分担等の作業指示
情報の作成がホスト計算機にて行われるだけなので、上
述した飛び込み作業の情報をホスト計算機に与え、これ
を携帯端末に伝達するまでに時間が掛かることが否めな
い。この結果、前述した携帯端末での情報人力たけでは
実際の作業実績と、集計・分析される作業内容との間で
ずれか生じることになり、作業実績（作業状況）の把握
に狂い（誤差）が生じてくると云う不具合が発生した。

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、割り込み作業が発生した場合で
あっても、その作業状況を正確に把握して効果的な作業
管理を行うことのできる実用性の高い作業管理システム
を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明に係る作業管理システムは、作業管理に関する情
報処理を実行するホスト計算機と、このホスト計算機と
の間で情報の受け渡しを行い、作業者に対する情報の入
出力を行うインターフェースとして機能する複数の携帯
端末とがらなり、各携帯端末には、ホスト計算機で作成
された作業指示の情報を作業者に提示出力する手段と、
この・ホスト計算機で作成された作業指示の情報に新た
な作業指示の情報を追加登録する手段と、提示した作業
に対する実績情報を入力して前記ホスト計算機に与える
手段とを設け、 一方、ホスト計算機には、作業指示の情報を作成して前
記携帯端末にそれぞれ与える手段と、前記携帯端末にて
追加登録された作業指示の情報。

および該携帯端末から入力された作業に対する実績情報
をそれぞれ収集して作業実績を集計・分析する手段とを
設けたことを特徴とするものである。

即ち、先に提唱した作業管理システムが持つ機能に加え
て、携帯端末側にて新規な作業情報を登録する機能を設
けたことを特徴とするものである。

（作　用） 本発明によれば、ホスト計算機にて作成された作業指示
の情報に対して作業実績の情報を携帯端末から入力して
いくことのみならず、この携帯端末にて新規な作業情報
を登録してこの作業に対する実績情報を入力していくこ
とかできるので、飛び込み作業か生じた場合でも全体的
な作業内容を正確に集計・分析することか可能となり、
その作業実績を効果的に把握・管理することか可能とな
る。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る作業管理
システムについて説明する。　第１図は実施例装置の概
略構成図で、１は大容量の外部記憶装置２を備えたホス
ト計算機、３はＲＡＭやＲＯＭ等からなる内部記憶装置
４を備えた携帯端末であるハンディワークステーション
である。このハンディワークステーンヨン３は作業者が
個々に携帯するもので、一般的には上記ホスト計算機１
に対して複数台準備される。しかしてホスト計算機１と
ハンディワークステーション３とは光通信、無線通信、
有線通信等の手段を用いて相互に情報を送受する機能を
備えている。

ホスト計算機１は、基本的には組織的に行われる作業の
全体を管理するもので、作業情報を人力し、その作業内
容を分析して複数の作業者に対する作業割り当て等の作
業計画を立案すると共に、各作業者に対する作業指示の
情報を作成する機能、更に上記作業π１画および作業指
示をハンディワクステーション３に通知する機能、この
作業計画および作業指示に従って各作業者が実行する作
業実績の情報を後述するようにして個々のハンディワー
クステーンヨン３から収集し、これを分析して作業実態
の把握・管理を行う機能を備えて構成される。

これに対してハンディワークステーション３は、基本的
には前記ホスト計算機１から与えられる作業指示の情報
を人力し、これを内部記憶装置４に格納して作業者に提
示出力する機能、および提示出力した作業指示情報に従
って実行された作業に関し、作業者から指示される実績
情報を入力して前記内部記憶装置４に格納する機能を備
えて構成される。前述したホスト３１算機１はこのよう
にしてハンディワークステーション３に入力される作業
実績の情報を、例えば］［１の作業終了時刻等、定期的
に収集して分析処理し、作業実態の把握・管理処理を行
うことになる。

ここで本システムが特徴とするところは、以上の基本的
な処理機能に加えて、例えば緊急性を要する作業を飛び
込み作業として実行する際、その飛び込み作業の情報を
前記ホスト旧算機Ｉでの処理機能とは独立にハンディワ
ークステーション３側で入力設定し、且つこの飛び込み
作業に対する作業実績の情報を入力し得る機能を該ハン
ディワクステーション３に設けたことを特徴としている
。

即ち、作業計画に従うハンディワークステーション３に
対する作業指示の設定・登録は、基本的にはホスト計算
機１にて行われ、その情報か各ハンディワークステーシ
ョン３にそれぞれ与えられるか、ここでは作業者側で発
生する飛び込み作業については上記ホスト計算機」での
処理機能とは独立にハンディワークステーション３にて
その作業内容の設定・登録を行い得るように構成されて
いる。

第２図は上述した如く構成された本システムにおける処
理機能を模式的に示すものである。この第２図を参照し
て先ず上述したホスト計算機１が備える機能を更に詳し
く説明すると、該ホスト計９機１は Ａ°プログラム登録 Ｂ；担当者・プロジェクト−覧の保守 Ｃ；作業項１」の保守 Ｄ；ファイル登録（個人情報・作業項目の登録）Ｅ；作
業指示情報の保守と登録 Ｆ：実績工数データの収集と保守 Ｇ；実績下数データの集計と分析 等の処理機能を備えている。そしてこれらの処理機能を
用い、先ずハンディワークステーション３にプログラム
を登録する（処理機能ａ）。例えば作業担当者やプロジ
ェクト、作業項目内容等の作業情報を入力してその定義
を行う。そしてこれらの情報を作業管理情報としてファ
イルに登録する（処理機能ｂ）。次に作業計画を立案し
、且つ各作業者（担当者）に対する作業指示の情報を登
録する（処理機能Ｃ）。

　０ ここで登録される作業指示情報は、例えば第３図（ａ）
に示すように作業者を特定する「担当者コード」、その
作業者が担当しているプロジェクトを示す「プロジェク
トコード」１作業を特定する「作業対象名」、その作業
か含まれる仕事区分（分類）を示す「作業対象分類コー
ド」、後述するようにその作業が飛び込み的に発生した
ものであるか否かを示す「識別子」７作業の期限を示す
「納期」等の項目情報からなる。

またホスト計算機Ｊは、作業対象者を管理する為の個人
情報、および組織的な作業の全体構造を管理する為の作
業項目情報を作成し、これをファイル登録している。上
記個人情報は、例えば第３図（ｂ）に示すように作業者
を特定する「担当者コド」に対応して、その作業者につ
いて定められたセキュリティ用のＩＤを示す「パスワー
ド」。

その作業者が属する組織名を示す「所属」　またその作
業者が担当しているプロジェクトを示す「プロジェクト
コード」等からなる。更に前記作業項目情報は、例えば
第３図（Ｃ）に示すように１ 「作業区分」　「作業コード」　「作業名」等の情報か
らなる。

このようなファイル登録された上記作業指示情報１個人
情報１作業項１」情報等がホスト計算機１からハンディ
ヮークステーンヨン３に対して前述した通信手段を介し
てそれぞれ与えられる（処理機能す、ｃ）。

しかしてハンディワークステーション３側では、上述し
た如くホスト計算機１がら与えられる情報を内部記憶装
置４に記憶し、作業者からの操作指示を待つ。そして前
記個人情報との照合により作業者から正当なパスワード
が入力されたことが確認されたとき、前記作業指示情報
を該ハンディワクステーション３のデイスプレィに表示
出方してその作業者に実行すべき作業の内容を指示する
（処理機能ｄ）。このようにして表示される作業指示情
報に対して、例えば作業開始の指示や作業終了の指示を
入力することにより、内蔵タイマによって計時されてい
る時刻情報が作業対象名等に対応して作業実績情報とし
て該ハンディワークス］　２ チージョン３に登録される（処理機能ｅ）。

この作業実績情報は、例えば第３図（ｄ）に示すように
前記内蔵タイマによって管理されている「年月日」の情
報、「プロジェクトコード」。

「作業対象名」、「作業対象分類コード」、「識別子」
と、「入力時刻」の情報とからなる。この入力時刻の情
報は、例えば１つの作業か終了する都度、その作業名に
対応して与えられるもので、作業の切れ目の情報として
取り扱われる。この「入力時刻」の情報により、基本的
に複数の作業を同時に実行することができないことを前
提として、どの作業が何時から何時まで行われたかが作
業実績の情報として求められる。

ここで飛び込み作業が発生した場合には、ハンディワー
クステーション３において直接的にその飛び込み作業に
ついての情報入力が行われる（処理機能ｆ）。この情報
入力は作業対象名等を入力することによりなされ、この
とき上述した第３図（ｄ）に示す作業実績情報の「識別
子」に飛び込み作業である旨を示す情報を書き込んでそ
の入力情　３ 報の管理を行う。この「識別子」を付加した作業実、績
の情報入力により、前述したホスト計算機１から与えら
れた作業指示情報に新たな作業項目情報が追加登録され
る。そしてその飛び込み作業についての作業実績の情報
がハンディヮークステーンヨン３にて生成される。

前記ホスト計算機１はこのようにして利用されるハンデ
ィワークステーション３上に生成される作業実績の情報
を、例えば定期的に収集する（処理機能ｇ）。尚、この
情報収集については、例えばハンディワークステーショ
ン３に作業実績の情報が人力される都度、該ハンディワ
ークステーション３からホスト計算機１に対してその情
報を自動送信するようにシステムを構成しておくことで
、リアルタイム的に情報収集するようにしておくことも
可能である。

ホスト計算機１による作業実績の分析処理（処理機能ｈ
）は、複数のハンディワークステーション３からそれぞ
れ収集される作業実績情報を、例えば作業項目名毎にそ
の作業に携わった時間を集　４ 計する等して各作業についての進行状況１９を分析する
ことによりなされる。このようにしてなされる分析結果
に従い、その後の作業計画の修正処理等が行われ、新た
な作業指示情報か作成されて各ハンディワークステーシ
ョン３にそれぞれ与えられる。

このような処理機能を備えてなる本システムによれば、
第１図に処理の流れを示すように、■先ずホスト旧算機
１に与えられる作業に関する情報に従って作業計画等、
個々のノーンデイワークステーション３に与える作業指
示情報が作成される。

■そしてポスト計算機１にて作成された作業指示の情報
が該ホスト計算機Ｉからハンディワークステーション３
に通信手段を介して与えられる。

このようにしてハンディワークステーション３に！ｊえ
られた作業指示の情報が前述したようにして作業者に提
示され、作業者はその指示に従って指定された作業を実
行する。■しかして作業者は、指示された作業か終了し
たとき、或いは別の作業に移るとき、ハンディワークス
テーション３を介　５ して実績情報を人力する。また作業者は前記ホスト計算
機［から指示された作業以外の、飛び込み作業を実行す
る場合には、■前述した作業指示情報に新たな飛び込み
作業の情報を追加登録し、その飛び込作業を実行する。

前記ホスト計算機１では、■ハンディワークステーショ
ン３において前述した作業指示に対して入力される作業
実績の情報のみみならず、該ハンディワークステーショ
ン３にて追加登録された飛び込み作業の情報をも収集し
、これを分析する。

このようなデータを収集して作業実績を分析し、作業管
理を行う本作業管理システムによれば、ホスト計算機１
側で計画立案した作業指示以外の緊急性を要する飛び込
み作業を行う場合、該飛び込み作業に関する情報の人力
処理（作業登録処理）をホスト計算機１にて行うことな
く、該ホスト計算機ｌとは独立にハンディワークステー
ション３側にて設定人力してその飛び込み作業に対する
作業実績情報の人力が行われる。そしてホスト計算機１
ては設定登録した作業指示に対する作業実績］６ の情報を収集すると共に、ハンディワークステジョン３
にて追加設定された飛び込み作業とその作業実績の情報
を収集し、これを前述した識別子を用いて識別しながら
作業状況の分析を行う。

この結果、実際の作業の状況を適確に把握することが可
能となり、例えば飛び込み作業がホスト計算機１で設定
された作業項目の実績として誤って分析されてしまうよ
うな不具合が生じることがなくなる。従って実際に実行
された作業のそれぞれについての作業工数を正確に管理
し、その作業状況を効率的に把握・管理することが可能
となる。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば識別子の設定の仕方や作業指示の与え方等は、
システム仕様に応じて定めれば良いものであり、ホスト
計算機１とハンディワークステーション３との間の情報
通信手段についても特に限定されるものではない。また
管理項目の数やその種別についてもシステム仕様に応じ
て定めれば良く、要するに本発明はその要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。

７ ［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ホスト計算機を用
いて作業に関する情報の定義や作業実績の集計・分析を
行うと共に、ハンディワークステーション側にて作業指
示に対する作業実績の入力と、飛び込み処理についての
情報とその作業実績の入力とを行うので、−々ホスト計
算機により飛び込み処理に対する設定登録を行うことな
しに、商品に新規に発生した作業の情報登録を行いなが
ら、各作業についての実績をそれぞれ正確に分析してい
くことが可能となる。この結果、作業状況の正確な把握
とその管理を行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る作業管理システムの概
略構成図、第２図は実施例システムに置ける作業管理の
処理機能を模式的に示す図、第３図は実施例システムで
用いられる種々の管理情報の例を示す図である。 トホスｉ・計算機、２・・・外部記憶装置、３・・・ハ
ンディワークステーション（携帯端末）、８ ４・・・内部記憶装置。 １ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 作業管理に関する情報処理を実行するホスト計算機と、
   このホスト計算機との間で情報の受け渡しが行われて作
   業者に対する入出力インターフェースとして機能する複
   数の携帯端末とからなり、各携帯端末は、ホスト計算機
   で作成された作業指示の情報を作業者に提示出力する手
   段と、作業に対する実績情報を入力して前記ホスト計算
   機に与える手段と、前記ホスト計算機で作成された作業
   指示の情報に新たな作業指示の情報を追加登録する手段
   とを具備し、 ホスト計算機は、前記携帯端末にそれぞれ与える作業指
   示の情報をそれぞれ作成する手段と、前記携帯端末にて
   追加登録された作業指示の情報、および該携帯端末から
   入力された作業に対する実績情報を収集して作業実績を
   集計・分析する手段とを具備したことを特徴とする作業
   管理システム。