JPH0310148B2 - - Google Patents

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JPH0310148B2
JPH0310148B2 JP20728383A JP20728383A JPH0310148B2 JP H0310148 B2 JPH0310148 B2 JP H0310148B2 JP 20728383 A JP20728383 A JP 20728383A JP 20728383 A JP20728383 A JP 20728383A JP H0310148 B2 JPH0310148 B2 JP H0310148B2
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JP
Japan
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banknotes
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deposit
route
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Shinichi Imura
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、紙幣の入金及び出金を行うととも
に、入金した紙幣を出金用紙幣として再利用する
ことができる循環及び分配機能を持つた循環式紙
幣入出金機に係り、特に、銀行等の金融機関の窓
口で効率良く利用され得る循環式紙幣入出金機に
関するものである。
「従来の技術」 従来、紙幣の入金及び出金が可能であると共
に、入金した紙幣を出金紙幣として再利用するこ
とができる循環及び分配機能を持つた循環式紙幣
入出金機は、例えば特開昭57−139886号公報に示
されるものが知られている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、従来の循環式紙幣入出金機は、
紙幣の入金処理を行つているときには、紙幣の出
金処理を行うことができないものであつた。
すなわち、従来の循環式紙幣入出金機は、顧客
が一人ずつ機械を操作することによつて紙幣の入
金もしくは出金を行うようになした、銀行等の金
融機関の自動化コーナー用として開発されたもの
であつて、紙幣の入出金処理を同時に行うことが
できるようにする必要は全くなかつた。
他方、銀行等の金融機関の窓口でも機械化が進
んでおり、同じく資金効率を良くするために窓口
機の循環式化が望まれていた。
また、その際には、従来の窓口機と同様に、二
人のテラーが一台の窓口機を共有するようにする
ことが必須とされていた。
しかしながら、前記したように自動化コーナー
用の循環式紙幣入出金機をそのまま窓口機として
転用した場合には、一方のテラーが使用している
間、例えば入金処理をしている間、他方のテラー
が出金処理を行いたくても全く何もできないとい
う問題が発生する。
このことは、従来の入金機と出金機とを一台ず
つ共用していた場合には、何等問題とならないこ
とであり、この点の解決が望まれていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、銀行等の金融機関の窓口に設けられて二人の
テラーにより操作され、かつ入出金処理を同時か
つ並行に行うことが可能であるとともに、機内の
金種別ボツクス内に収納された紙幣の枚数を正確
に把握して資金効率を良くする収納枚数管理機能
を有する循環式紙幣入出金機の提供を目的とする
ものである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明では、二台
のテラーズマシンに接続されて作動し、紙幣の入
金および出金が可能であるとともに、入金した紙
幣を出金用紙幣として金種別に分配収納して再利
用することが可能な一台の循環式紙幣入出金機で
あつて、(a)機体の前面上部に設けられて、機外に
連通する取引口と、機内に連通する入金口あるい
は出金口との間で紙幣の受け渡しを行う取引口機
構と、(b)この取引口機構の入金口に導入された紙
幣を、入金計数部により一枚ずつ分離送出して、
機体の水平後方に設けられた鑑別検出部に搬送し
て紙幣判別を行うとともに、判別された紙幣を前
記鑑別検出部の下方かつ機体の水平前方に向けて
搬送し、前記鑑別検出部の判別結果に基づき紙幣
の振り分けがなされる、水平前方の機体前面側に
延びる入金振り分けルートと、この入金振り分け
ルートの直下を水平前方の機体前面側途中にまで
延びる分配ルートとを有する入金処理ルートと、
(c)機体の前面でかつ前記取引口機構の下方に設け
られて、前記入金処理ルートによつて振り分けら
れた紙幣を一時貯留する一時貯留部と、(d)この一
時貯留部の直下に設けられて、一時貯留された紙
幣を一方の側から受け入れて集積収納するととも
に、集積収納された紙幣を他方の側から1枚ずつ
分離送出する入金分配ボツクスと、(e)この入金分
配ボツクスの水平後方で、かつ前記入金処理ルー
トの分配ルートの下方に水平方向に並んで設けら
れて、分配ルートを通じて搬送された紙幣を一方
の側から受け入れて集積収納するとともに、集積
収納された紙幣を出金用紙幣として他方の側から
一枚ずつ分離送出する金種別ボツクスと、(f)前記
入金分配ボツクスあるいは金種別ボツクスにより
一枚ずつ分離送出された紙幣をそれぞれ金種別ボ
ツクスの下方に送り出し、この送り出された紙幣
を機体の水平後方に搬送するとともに機体の後部
で上方に搬送し、さらに前記入金処理ルートの鑑
別検出部の上方に廻り込むように機体の水平前方
に搬送して出金集積部に集積し、前記取引口機構
の出金口より投出させる出金処理ルートと、(g)前
記出金処理ルートにおける鑑別検出部の上方に廻
り込んだ位置と前記入金処理ルートの鑑別検出部
の前段位置とを切換接続し、分配モード時に、出
金処理ルートによつて搬送された前記金種別ボツ
クス内の紙幣を入金処理ルートの分配ルートに転
送する分配転送ルートと、(h)前記各金種別ボツク
ス内に一枚すつ収納されて、金種等の管理情報が
記憶された管理用紙と、(i)枚数管理が指示された
場合に、前記各金種別ボツクス毎に収納紙幣を、
前記出金処理ルート、分配転送ルート、入金処理
ルートの分配ルートを経由して循環搬送させると
ともに、前記鑑別検出部による前記管理用紙の第
1回目の検出から第2回目の検出までの間に、循
環搬送された紙幣を計数する枚数管理機能を有す
る制御部とを具備するようにしている。
「作 用」 この発明によれば、入金処理ルートを、機体の
前面上部の取引口機構、水平後方の鑑別検出部、
水平前方の一時貯留部、入金分配ボツクスを順次
経由するように設け、また、出金処理ルートを、
一時貯留部直下の入金分配ボツクス、金種別ボツ
クス下方から機体の後部を上昇した後、入金処理
ルートの鑑別検出部の上方に廻り込み、機体の水
平前方の出金集積部、取引口機構の出金口を順次
経由するように設けたので、結果として、入金処
理ルートと出金処理ルートとの交差部分、共用部
分が存在しない配置が可能である。
また、枚数管理が指示されている場合には、制
御部によつて、各金種別ボツクス毎に収納紙幣
を、出金処理ルート、分配転送ルート、入金処理
ルートの分配ルートを経由して循環搬送させると
ともに、鑑別検出部による管理用紙の第1回目の
検出から第2回目の検出までの間に、当該金種別
ボツクスから繰り出された紙幣の計数を行うよう
にしたので、この計数値から、当該金種別ボツク
ス内に収納されている紙幣の枚数が把握される。
また、前記制御部の収納枚数管理機能により計
数された計数値に基づき、金種別ボツクス内に紙
幣の補充が必要であると(テラー等が)判断した
場合には、分配モードとして、入金分配ボツクス
に収納された紙幣を、出金処理ルート、分配転送
ルート、入金処理ルートの鑑別検出部を通じて、
分配ルートに転送し、該当する金種別ボツクスに
対して紙幣の分配を行うことができる。
「実施例」 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明が適用される循環式紙幣入
出金機の一実施例を示す構成図であり、又、第2
図は、第1図の各構成要素間の紙幣の流れるルー
トを示すルート図である。
図中1は循環式紙幣入出金機本体を示し、2は
取引口機構を示している。取引口機構2は、円筒
状の取引ドラム2aと、この取引ドラム2aと機
外を開閉するシヤツター2bとより成り、該取引
ドラム2aは前後に開口部が形成されている。そ
して、該取引ドラム2aは一方の開口部が前記シ
ヤツター2bによつて開閉される取引口3に連通
し、他方の開口部が後述する入金口4又は出金口
5に連通するよう回動自在に設けられている。
入金口4の後方には入金計数部6が設けられ、
取引ドラム2aに投入された紙幣は入金口4を介
して該入金計数部6に送られる。該入金計数部6
は、摩擦式の分離繰り出し機構6によつて構成さ
れ、繰り出しローラー6a、分離部材6b及び蹴
り出しローラー6cを有している。
入金計数部6より分離送出される紙幣は、入金
処理ルートR1によつて搬送される。入金処理ル
ートR1の途中には、鑑別検出部7が設けられ、
搬送紙幣の真偽・金種・表裏・正損等の判別を行
えるよう構成されている。
鑑別検出部7後段の入金処理ルートR1は、振
り分けフオークF1によつて分配ルートR2と入
金振り分けルートR3とに分かれて構成されてい
る。
分配ルートR2には、3つの振り分けフオーク
F2,F3,F4が設けられ、各振り分けフオー
クF2,F3,F4によつて振り分けられた紙幣
は、各々万券ボツクスBox−E・五千券ボツクス
Box−D・千券ボツクスBox−Cに集積収納され
る。
又、分配ルートR2の後端部は、前記入金振り
分けルートR3へと戻るよう接続されているメカ
クリアルートR4を構成している。
他方、前記入金振り分けルートR3の後端部近
傍には、2つの振り分けフオークF5,F6が設
けられ、各振り分けフオークF5,F6によつて
振り分けられた紙幣は、各々一時貯留部Pool−
B・一時貯留部Pool−Aに集積されると共に、
両振り分けフオークF5,F6によつて振り分け
られなかつた紙幣は、入金返却部Box−Fに送ら
れてテラーに返却される。
一時貯留部Pool−A,Pool−Bは、各々、水
平移動自在の紙幣かき落とし板8A,8B及び紙
幣貯留板9A,9Bによつて構成されている。
又、一時貯留部Pool−A,Pool−Bの直下に
は、該一時貯留部Pool−A,Pool−Bに集積さ
れた紙幣を集積収納する入金分配ボツクスBox−
A・損券ボツクスBox−Bが設けられている。
入金分配ボツクスBox−A・及び損券ボツクス
Box−Bは一体に構成され、循環式紙幣入出金機
本体1に対して着脱自在に構成されていると共
に、各々開閉蓋AS,BSを有して金庫化できるよ
う構成されており、各開閉蓋AS,BSは前記紙幣
貯留板9A,9Bと同期して、又は独立して水平
に開閉自在に構成されている。
前記一時貯留部Pool−A,Pool−Bに集積さ
れた紙幣は、第3図に示すように、紙幣貯留板9
A,9B及び開閉蓋AS,BSが共に水平移動する
ことにより各々入金分配ボツクスBox−A・損券
ボツクスBox−Bへと収納させることができると
共に、返却指示がなされた場合には、第3図Bに
示すように、一時貯留部Pool−A,Pool−Bご
と機外に引き出して返却処理を行うことが可能な
ように構成されており、更には分配モード時に
は、とくに第3図C3〜C4に示すように、紙幣
貯留板9A及び開閉蓋ASが同期して水平移動す
ることにより一時貯留部Pool−Aの集積紙幣を
先に入金分配ボツクスBox−Aへ収納し、その
後、紙幣かき落とし板8B及び紙幣貯留板9Bが
同期して入金分配ボツクスBox−A上に水平移動
し、更に紙幣貯留板9Bのみが先に元の位置まで
移動することにより一時貯留部Pool−Bの集積
紙幣を入金分配ボツクスBox−Aに収納できるよ
う制御・構成されている。
前記入金分配ボツクスBox−A・千券ボツクス
Box−C・五千券ボツクスBox−D及び万券ボツ
クスBox−Eは、紙幣を収納可能であると共に、
更に収納紙幣を分離送出できるよう構成されてい
る。
即ち、前記各ボツクスBox−A・Box−C〜
Box−Eには、摩擦式の分離繰り出し機構10,
11,12及び13が設けられており、各分離繰
り出し機構10〜13は、前記入金計数部6と同
様、繰り出しローラー10a〜13a、分離部材
10b〜13b及び蹴り出しローラー10c〜1
3cを有している。
又、入金分配ボツクスBox−Aの紙幣収納限度
枚数は、千券ボツクスBox−C・五千券ボツクス
Box−D・及び万券ボツクスBox−Eの各紙幣収
納限度枚数の合計値よりも多くなるよう形成され
ている。
ところで、前記入金分配ボツクスBox−Aの紙
幣載置板A1は、該ボツクスの紙幣収納限度枚数
が多いため、該ボツクス内を上下に移動自在に構
成されており、一時貯留部Pool−Aより集積紙
幣を収納する際には、該紙幣載置板A1が上方に
移動し、又分離繰り出し機構10によつて収納紙
幣を分離送出する際には、該紙幣載置板A1が最
下面位置まで下降するよう構成されている。
尚、入金分配ボツクスBox−Aの収納上限位置
近傍には上面位置検地孔A2が設けられ、前記紙
幣載置板A1上の紙幣上面が該上面位置検地孔A
2に達した時、その上昇動作が停止されるよう制
御・構成されている。
他方、損券ボツクスBox−Bの収納上限位置近
傍には満杯検知孔B1が設けられ、少なくとも該
満杯検知孔B1位置まで紙幣が収納された場合に
は、入金処理のみを中断してボツクス交換又は紙
幣回収を行えるよう制御・構成されている。
又、該入金分配ボツクスBox−A内の紙幣を分
配する際には、該ボツクスBox−A内に挿入され
た後、わずかに上方に移動して、紙幣の分離送出
動作を円滑に行わせる分割フオークDFが、入金
分配ボツクスBox−Aに隣接して且つボツクス
Box−Bの下方に設けられている。
次に、各分離繰り出し機構10〜13より分離
送出される紙幣は、出金ルートR5によつて搬送
される。該出金処理ルートR5の途中には、出金
搬送検出部14が設けられ、搬送紙幣の搬送異常
(二重送り・斜め送り・近接送り)等の判別を行
えるよう構成されている。
出金処理ルートR5の最終端には、出金集積部
15が設けられており、該出金集積部15に集積
された出金紙幣は、前記出金口5を介して取引口
機構2に送られ、更にテラーによつて取引口3よ
り取り出されて顧客に支払いが行われるよう構成
されている。
前記出金処理ルートR5の途中であつて出金搬
送検出部14の後段近傍位置には、該出金搬送検
出部14によつて搬送異常と判別された紙幣を、
前記分配ルートR2の始端側へと転送できるよう
接続構成された出金リトライルートR6及び振り
分けフオークF7が設けられている。
又、前記出金処理ルートR5の最終端近傍に
は、搬送紙幣を出金処理ルートR5より前記入金
処理ルートR1の鑑別検出部7前段位置へと転送
可能に接続構成された分配転送ルートR7及び振
り分けフオークF8が設けられている。
尚、前記一時貯留部Pool−A・一時貯留部
Pool−B・千券ボツクスBox−C・五千券ボツ
クスBox−D・万券ボツクスBox−E及び出金集
積部15には、紙幣を整えた状態で集積できるよ
う集積車16A〜16E及び16Gが各々設けら
れている。
又、第2図中JS1及びJS2は判別タイミング
センサで、前記鑑別検出部7及び前記出金搬送検
出部14が搬送紙幣の判別結果を出力するタイミ
ングを得るために設けられたものである。
更に、FS1〜FS8はフオークセンサで、振り
分けフオークF1〜F8を次の搬送紙幣の振り分
け先に応じて切り換えるタイミングを得るために
設けられたものである。
第4図A及びBは、二人のテラーが1台の循環
式紙幣入出金機を用いて、入出金処理を行えるよ
うにする為に、取引口機構2を2組設けた場合の
構成を示す構成図で、第4図Aは入金モード時の
紙幣の動作を示し、第4図Bは出金モード時の紙
幣の動作を示すものである。
図中、6dは繰り出しローラー6aの駆動軸を
示し、16Gaは集積車16Gの駆動軸を示すも
のである。
第5図は、この発明に関わる循環式紙幣入出金
機の制御ブロツク図を示すものである。
図中、TM−A及びTM−Bは二人のテラーに
応じて設けられた出納管理装置、いわゆるテラー
ズマシンである。
テラーズマシンTM−A,TM−Bは、各々、
出納データを入力する入力部17a,17b、入
力データ・各種アラーム等を表示・プリントアウ
トする出力部18a,18b、出納管理プログラ
ム等を記憶しているROM19a,19b、前記
プログラムに従つて各種データの演算・記憶等を
行うRAM20a,20b、該テラーズマシンと
前記循環式紙幣入出金機本体1内のCPUとの間
でデータの入出力がなされるI/O21a,21
b及び前記プログラムに従つて前記入力部、出力
部、ROM、RAM及びI/Oを制御するCPU2
2a,22bによつて構成される。
他方、循環式紙幣入出金機1は、前記取引口機
構2を駆動制御する取引口制御部23、前記入金
計数部6を駆動制御する入金計数制御部24、前
記鑑別検出部7の検出信号により搬送紙幣の真
偽・金種・表裏・正損等の判別制御を行う鑑別制
御部25、前記ふりわけフオークF1〜F8を制
御する振分制御部26、前記一時貯留部Pool−
A,Pool−Bを駆動制御する貯留制御部27、
前記分配モード時に前記分割フオークDF及び分
離繰り出し機構10を駆動制御する分配計数制御
部28、前記分離繰り出し機構11〜13を駆動
制御する出金計数制御部29、前記出金搬送検出
部14の検出信号により搬送紙幣の搬送異常等の
判別制御を行う出金搬送判別制御部30、前記出
金集積部15を駆動制御する出金集積制御部3
1、前記各制御部23〜31をフローチヤートに
示すプログラムに従つて制御するROM32、各
種データの演算・記憶等を行うRAM33、前記
各テラーズマシンTM−A,TM−Bとの間でデ
ータの入出力がなされるI/O34及びこれら各
制御部、ROM,RAM及びI/Oを制御する総
合制御部(CPU)35によつて構成される。
以下、この発明に関わる循環式紙幣入出金機1
の各種処理動作を、第6図ないし第12図のフロ
ーチヤートを参照しながら説明する。
第6図は、テラーズマシン側の主たる制御フロ
ーチヤートを示している。
テラーズマシンTM−A,T及び循環式紙幣入
出金機1は、電源が供給された後、次のフローチ
ヤートが実行される。
[出納制御] ◎ステツプ101ないしステツプ105はテラー
ズマシンTM−Aにおける制御を示している。
(ステツプ101):業務開始前における、支
払い用紙幣の循環式紙幣入出金機1への設定指示
がなされたか否かを判断する。始業設定釦(図示
せず)が押された場合には始業フローチヤート2
00へ進み、そうでない場合にはステツプ102
へ進む。
(ステツプ102):業務終了後における、支
払い用紙幣の入金分配ボツクスBox−Aへの回収
指示がなされたか否かを判断する。終業回収釦
(図示せず)が押された場合には終業フローチヤ
ート300へ進み、そうでない場合にはステツプ
103へ進む。
(ステツプ103):テラーズマシンTM−A
において、入金業務が指示されたか否かを判断す
る。入金釦(図示せず)が押された場合には入金
フローチヤート400のステツプ400Aへ進
み、そうでない場合にはステツプ104へ進む。
(ステツプ104):テラーズマシンTM−A
において、出金業務が指示されたか否かを判断す
る。出金釦(図示せず)が押された場合には出金
フローチヤート500のステツプ500Aへ進
み、そうでない場合にはステツプ105へ進む。
(ステツプ105):業務途中における、顧客
のいない(二人のテラーがいずれも入金もしくは
出金処理を指示していない)時、又は万券ボツク
スBox−E・五千券ボツクスBox−D・千券ボツ
クスBox−Cのいずれかの出金用紙幣が所定枚数
以下迄に少なくなつた(万券ボツクスBox−Eの
みを対象とすることも可能である)時、分配釦
(図示せず)が押された場合、又は自動的に判断
した場合には、分配フローチヤート600へ進
み、そうでない場合にはステツプ101へ戻る。
◎ステツプ106ないしステツプ107はテラー
ズマシンTM−Bにおける制御を示している。
(ステツプ106):テラーズマシンTM−B
において、入金業務が指示されたか否かを判断す
る。入金釦(図示せず)が押された場合には入金
フローチヤート400のステツプ107へ進む。
(ステツプ107):テラーズマシンTM−B
において、出金業務が指示されたか否かを判断す
る。出金釦(図示せず)が押された場合には出金
フローチヤート500のステツプ500Bへ進
み、そうでない場合にはステツプ106へ戻る。
第7図は、循環式紙幣入出金機1における始業
設定時のフローチヤートを示している。
[始業設定] (ステツプ201):入金分配ボツクスBox−
A内の紙幣を各ボツクスBox−C〜Box−Eへ分
配するに先立つて、第3図C1に示すように、入
金分配ボツクスB内の紙幣を分割フオークDFに
よつて適量に分割する。
(ステツプ202):分割フオークDFによつて
分割された分配予定紙幣を、一枚ずつ分離して繰
り出す。
(ステツプ203):分離送出された紙幣は、
出金処理ルートR5・分配転送ルートR7を介し
て鑑別検出部7へ送られ、搬送紙幣の金種・表裏
を判別する。
(ステツプ204):搬送紙幣の内、万券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ208へ進み、それ以外の場合にはステツプ
205へ進む。
(ステツプ205):搬送紙幣の内、五千券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ209へ進み、それ以外の場合にはステツプ
206へ進む。
(ステツプ206):搬送紙幣の内、千券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ210へ進み、それ以外の場合にはステツプ
207へ進む。
(ステツプ207):搬送紙幣の内、「裏」とな
つているものを検出した場合にはステツプ212
へ進む。
(ステツプ208):ステツプ204において、
万券で「表」となつているものを万券ボツクス
Box−Eに収納集積し、その後、ステツプ213
へ進む。
(ステツプ209):ステツプ205において、
五千券で「表」となつているものを五千券ボツク
スBox−Dに収納集積し、その後、ステツプ21
3へ進む。
(ステツプ210):ステツプ206において、
千券で「表」となつているものを千券ボツクス
Box−Cに収納集積し、その後、ステツプ213
へ進む。
(ステツプ211):ステツプ207において、
「裏」となつているものすべてを一時貯留部Pool
−Bに集積し、その後、ステツプ213へ進む。
(ステツプ212):ステツプ204〜207
のいずれかにおいて、該当しなかつた、たとえば
搬送異常のものすべてを一時貯留部Pool−Aに
集積し、その後、ステツプ213へ進む。
(ステツプ213):ステツプ201において、
分割フオークDFによつて適量に分割された分配
予定紙幣をすべて分離送出し終わつたか否か判断
し、分配終了時にはステツプ214へ、そうでな
い場合にはステツプ202へ戻る。
(ステツプ214):入金分配ボツクスBox−
A内に挿入されたままの分割フオークDFを該入
金分配ボツクスBox−Aより引き出して元の状態
位置へ戻す(第3図C2参照)。
(ステツプ215):一時貯留部Pool−A又は
Pool〜Box−Eに分配されなかつた紙幣がある
か否かを判断し、紙幣がいずれかの一時貯留部
Pool−A又はPool−Bに残留している場合には
ステツプ216へ進み、そうでない場合にはステ
ツプ217へ進む。
(ステツプ216):ステツプ215において、
一時貯留部Pool−A又はPool−Bに紙幣が残留
している場合には、第3図C3〜C4に示すよう
に、紙幣載置板A1を上昇させて分配されなかつ
た紙幣を回収する。この場合、「裏」券は、一時
貯留部Pool−Bに集積されることにより「表」
に反転されたことになり、次回以降の搬送で分配
されることとなる。
(ステツプ217):紙幣載置板A1が最下面
位置まで下降した場合、該入金分配ボツクスBox
−A内の紙幣があるか否か判断し、紙幣がなくな
つて分配が終了したと判断した場合にはこの始業
設定時のフローチヤートを終了し、それ以外の場
合にはステツプ210へ戻つて入金分配ボツクス
Box−A内の紙幣をすべて分配するまで作業を続
ける。
第8図は、循環式紙幣入出金機1における終業
回収時のフローチヤートを示している。
[終業回収] (ステツプ301):まず始めに、入金分配ボ
ツクスBox−A・千券ボツクスBox−C・五千券
ボツクスBox−D・万券ボツクスBox−E内の全
収納枚数を計算し、その合計枚数と入金分配ボツ
クスBox−Aの紙幣収納限度枚数との比較を行つ
た後、循環式紙幣入出金機1内の紙幣をすべて入
金分配ボツクスBox−Aへ収納できるか否かを判
断する。そして、収納可能と判断した場合にはス
テツプ304へ進み、そうでない場合にはステツ
プ302へ進む。
(ステツプ302):テラーズマシンTM−A
の出力部18aに、終業回収が不能であり、入金
分配ボツクスBox−Aを交換すべき旨の指示(表
示)を行う。
(ステツプ303):テラー(又は現金/金庫
管理担当者)による入金分配ボツクスBの交換作
業を行う。作業終了後、自動的又は釦等の操作に
よりステツプ304へ進む。
(ステツプ304):万券ボツクスB内に出金
用紙幣が残つているか否かを判断し、残つていた
ならばステツプ307へ進み、そうでない場合に
はステツプ305へ進む。
(ステツプ305):五千券ボツクスBox−D
内に出金用紙幣が残つているか否かを判断し、残
つていたならばステツプ308へ進み、そうでな
い場合にはステツプ306へ進む。
(ステツプ306):千券ボツクスBox−C内
に出金用紙幣が残つているか否かを判断し、残つ
ていたならばステツプ309へ進み、そうでない
場合にはステツプ312へ進む。
(ステツプ307):ステツプ304において
残留紙幣があると判断された万券ボツクスB内の
出金用紙幣を、一枚ずつ分離して一時貯留部
Pool−Aまで搬送し、その後、ステツプ310
へ進む。
(ステツプ308):ステツプ305において
残留紙幣があると判断された五千券ボツクスBox
−D内の出金用紙幣を、一枚ずつ分離して一時貯
留部Pool−Aまで搬送し、その後、ステツプ3
10へ進む。
(ステツプ309):ステツプ306において
残留紙幣があると判断された千券ボツクスBox−
C内の出金用紙幣を、一枚ずつ分離して一時貯留
部Pool−Aまで搬送し、その後、ステツプ31
0へ進む。
(ステツプ310):一時貯留部Pool−Aまで
搬送された紙幣の合計枚数が、一時貯留部Pool
−Aの許容限度枚数に達したか否かを判断し、限
度枚数計数した場合にはステツプ311へ進み、
そうでない場合にはステツプ304へ戻る。
(ステツプ311):ステツプ307ないしス
テツプ309において一時貯留部Pool−Aに搬
送集積された紙幣を、第3図C3〜C4に示すよ
うに、紙幣載置板A1を上昇させて入金分配ボツ
クスBox−A内に回収する。回収作業終了後、ス
テツプ304へ戻る。
(ステツプ312):ステツプ306において、
即ち万券ボツクスBox−E・五千券ボツクスBox
−D・千券ボツクスBox−C共に出金用紙幣がな
くなつた場合、一時貯留部Pool−Aに紙幣が残
つているか否かを判断し、残つている場合にはス
テツプ313へ進み、そうでない場合にはこの終
業回収時のフローチヤートを終了する。
(ステツプ313):ステツプ311同様に、
一時貯留部Pに搬送集積された紙幣を、第3図C
3〜C4に示すように、紙幣載置板A1を上昇さ
せて入金分配ボツクスBox−A内に回収し、この
終業回収時のフローチヤートを終了する。
第9図は、循環式紙幣入出金機1における入金
モード時のフローチヤートを示している。
[入金処理] ◎テラーAが入金処理を行う場合(ステツプ40
0A)と、テラーBが入金処理を行う場合(ス
テツプ400B)とは、ほとんど同じであるた
め、各ステツプを一緒に説明する。
(ステツプ401A/401B):入金指示が
なされた時に取引口3A/3Bのシヤツター2b
−A/2b−Bを開く。
(ステツプ402A/402B):開放された
取引口3A/3Bより、顧客より受け取つた紙幣
を取引ドラム2b−A/2b−B内に投入すると
共に、この投入が確実になされたか否かを判断
し、投入が完了した場合にはステツプ403A/
403Bへ進み、そうでない場合にはこのステツ
プ402A/402Bで待機する。
(ステツプ403A/403B):紙幣の投入
が完了した後、取引口3A/3Bのシヤツター2
b−A/2b−Bを閉じる。
(ステツプ404A/404B):テラーB/
Aが入金中であるか否かを判断し、入金中の場合
にはステツプ405A/405Bへ進み、そうで
ない場合にはステツプ406A/406Bへ進
む。
(ステツプ405A/405B):テラーA/
Bの入金に際してテラーB/Aが入金中であるた
め、待機及び待機すべき表示を行い、ステツプ4
04A/404Bへ戻る。
(ステツプ406A/406B):取引ドラム
2b−A/2b−B内に投入されている入金紙幣
を、該取引ドラム2b−A/2b−Bより入金計
数部6へ移送する。
(ステツプ407):入金計数部6内の紙幣を
一枚ずつ分離送出する。
(ステツプ408):分離送出された紙幣は、
入金処理ルートR1を介して鑑別検出部7へ送ら
れ、搬送紙幣の真偽・表裏・正損の判別を行う。
(ステツプ409):搬送紙幣が「真」で、且
つ「正(汚れ、破れ等のないものを言う)」と判
別された場合にはステツプ411へ進み、それ以
外と判別された場合にはステツプ410へ進む。
(ステツプ410):搬送紙幣が「真」で、且
つ「損(汚れ、破れ等のあるものを言う)」と判
別された場合にはステツプ412へ進み、それ以
外と判別された場合にはステツプ413へ進む。
(ステツプ411):ステツプ409において、
「真」で且つ「正」と判別された紙幣を、一時貯
留部Pool−Aに集積し、ステツプ414へ進む。
(ステツプ412):ステツプ410において
「真」で且つ「損」と判別された紙幣を、一時貯
留部Pool−Bに集積し、ステツプ414へ進む。
(ステツプ413):ステツプ409,410
において、「真」と判別されなかつた紙幣を、入
金返却部Box−Fへ集積し、ステツプ414へ進
む。
(ステツプ414):入金計数部6内に投入さ
れた紙幣が、すべて分離送出し終わつたか否かを
判断し、入金計数終了時にはステツプ415へ、
そうでない場合にはステツプ407へ戻る。
(ステツプ415):ステツプ414まで進ん
だ入金処理が、いずれのテラーA/Bによるもの
であるかを判断し、テラーAの入金処理中の場合
にはステツプ416Aへ、テラーBの入金処理中
の場合にはステツプ416Bへ進む。
(ステツプ416A/416B):入金返却部
Box−F内に紙幣が一枚も返却されなかつた場
合、即ちすべての投入紙幣が「紙幣」と認識され
た場合、及び入金返却部Box−F内に返却された
紙幣を、再度取引口3A/3Bより投入して判別
計数させる必要のない場合にはステツプ418
A/418Bへ進み、入金返却部Box−F内に返
却された紙幣を、再度取引口3A/3Bより投入
して判別計数させる必要のある場合にはステツプ
417A/417Bへ進む。
(ステツプ417A/417B):入金返却部
Box−F内に返却された紙幣を、再度判別計数す
べくステツプ400A/400Bへ戻る。
(ステツプ418A/418B):循環式紙幣
入出金機1によつて入金計数された金額を、テラ
ーA/Bが確認する。
(ステツプ419A/419B):テラーA/
Bは、テラーズマシンTM−A/TM−Bの表示
部(出力部22a/22b)に表示される入金計
数金額を確認した後、入金可否を決め、顧客の申
告金額と同一の場合(入金返却部Box−F内に返
却された金額分を、テラーA/Bが手入力した後
の入金合計金額と比較一致した場合も含む)には
ステツプ420へ進み、それ以外の場合にはステ
ツプ421A/421Bへ進む。
(ステツプ420):ステツプ419A/41
9Bにおいて入金許可釦(図示せず)が押された
場合には、第3図Aに示すように、一時貯留部
Pool−A,Pool−Bに集積されている紙幣は、
各々入金分配ボツクスBox−A・損券ボツクス
Box−Bへと集積収納され、その後、この入金処
理のフローチヤートを終了する。
(ステツプ421A/421B):ステツプ4
19A/419Bにおいて入金不許可釦(入金返
却釦・図示せず)が押された場合には、第3図B
に示すように、一時貯留部Pool−A,Pool−B
に集積されている紙幣は、該一時貯留部Pool−
A,Pool−Bごとに機外に引き出されて返却処
理がなされ、その後、この入金処理のフローチヤ
ートを終了する。
第10図は、循環式紙幣入出金機1における入
金モード時のフローチヤートを示している。
[出金処理] ◎テラーAが入金処理を行う場合(ステツプ50
0A)と、テラーBが出金処理を行う場合(ス
テツプ500B)とは、ほとんど同じであるた
め、各ステツプを一緒に説明する。
(ステツプ501A/501B):出金指示が
なされた場合には、まずテラーA/Bが出金中で
あるか否かを判断し、出金中の場合にはステツプ
502A/502Bへ進み、そうでない場合には
ステツプ503へ進む。
(ステツプ502A/502B):テラーA/
Bの出金に際してはテラーB/Aが出金中である
ため、待機及び待機すべき表示を行い、ステツプ
501A/501Bへ戻る。
(ステツプ503):テラーズマシンTM−
A/TM−Bによつて入力された出金データに従
い、まず万券の出金が必要か否かを判断し、万券
出金と判断された場合にはステツプ504へ進
み、そうでない場合にはステツプ510へ進む。
(ステツプ504):出金データに基づいて、
万券ボツクスBox−Eより万券を一枚ずつ分離送
出する。
(ステツプ505):出金処理ルートR5を搬
送される紙幣の搬送状態を、出金搬送検出部14
で検出してチエツクする。
(ステツプ506):紙幣の搬送状態が正常の
場合にはステツプ507へ進み、搬送状態が異常
の場合にはステツプ508へ進む。
(ステツプ507):正常搬送された紙幣は、
出金紙幣として出金処理ルートR5を最後まで搬
送されて出金集積部15に集積される。そして、
ステツプ509へ進む。
(ステツプ508):搬送異常と判別された紙
幣は、振り分けフオークF7によつて出金リトラ
イルートR6を介して分配ルートR2へと送ら
れ、振り分けフオークF2により万券ボツクス
Box−Eへ戻される。そして、ステツプ509へ
進む。
(ステツプ509):出金データに基づいた枚
数分の万券を、正常に送り出したか否かを判断
し、万券の計数が終了した場合にはステツプ51
0へ進み、そうでない場合にはステツプ504へ
戻つて万券の分離送出を続行する。
(ステツプ510):ステツプ503と同様に、
五千券の出金が必要か否かを判断し、五千券出金
と判断された場合にはステツプ511へ進み、そ
うでない場合にはステツプ517へ進む。
(ステツプ511):出金データに基づいて、
五千券ボツクスBox−Dより五千券を一枚ずつ分
離送出する。
(ステツプ512):出金処理ルートR5を搬
送される紙幣の搬送状態を、出金搬送検出部14
でチエツクする。
(ステツプ513):紙幣の搬送状態が正常の
場合にはステツプ514へ進み、搬送状態が異常
の場合にはステツプ515へ進む。
(ステツプ514):正常搬送された紙幣は、
出金紙幣として出金処理ルートR5を最後まで搬
送された出金集積部15に集積される。そして、
ステツプ516へ進む。
(ステツプ515):搬送異常と判別された紙
幣は、振り分けフオークF7によつて出金リトラ
イルートR6を介して分配ルートR2へと送ら
れ、振り分けフオークF3により五千券ボツクス
Box−Dへ戻される。そして、ステツプ516へ
進む。
(ステツプ516):出金データに基づいた枚
数分の五千券を、正常に送り出したか否かを判断
し、五千券の計数が終了した場合にはステツプ5
17へ進み、そうでない場合にはステツプ511
へ戻つて五千券の分離送出を続行する。
(ステツプ517):ステツプ503,510
と同様に、千券の出金が必要か否かを判断し、千
券出金と判断された場合にはステツプ518へ進
み、そうでない場合にはステツプ524へ進む。
(ステツプ518):出金データに基づいて、
千券ボツクスBox−Cより千券を一枚ずつ分離送
出する。
(ステツプ519):出金処理ルートR5を搬
送される紙幣の搬送状態を、出金搬送検出部14
で検出してチエツクする。
(ステツプ520):紙幣の搬送状態が正常の
場合にはステツプ512へ進み、搬送状態が異常
の場合にはステツプ522へ進む。
(ステツプ521):正常搬送された紙幣は、
出金紙幣として出金処理ルートR5を最後まで搬
送されて出金集積部15に集積される。そして、
ステツプ523へ進む。
(ステツプ522):搬送異常と判別された紙
幣は、振り分けフオークF7によつて出金リトラ
イルートR6を介して分配ルートR2へと送ら
れ、振り分けフオークF4により千券ボツクス
Box−Cへ戻される。そして、ステツプ523へ
進む。
(ステツプ523):出金データに基づいた枚
数分の千券を、正常に送り出したか否かを判断
し、千券の計数が終了した場合にはステツプ52
4へ進み、そうでない場合にはステツプ518へ
戻つて千券の分離送出を続行する。
(ステツプ524):このステツプ524まで
進んだ出金処理が、いずれのテラーA/Bによる
ものかを判断し、テラーAの出金処理の場合には
ステツプ525Aへ、テラーBの出金処理の場合
にはステツプ525Bへ進む。
(ステツプ525A/525B):出金紙幣と
して出金集積部15に集積された紙幣を、該出金
集積部15より取引ドラム2a−A/2a−Bに
移送する。
(ステツプ526A/526B):紙幣を取引
ドラム2a−A/2a−B内に移送し終わつた
後、シヤツター2b−A/2b−Bを駆動して取
引口3A/3Bを開放する。
(ステツプ527A/527B):取引ドラム
2内の紙幣をテラーA/Bが取り出しが完了した
場合にはステツプ528A/528Bへ進み、取
り出しが完了していない場合にはこのステツプ5
27A/527Bで待機する。
(ステツプ528A/528B):紙幣の取り
出しが完了した後、取引口3A/3Bのシヤツタ
ー2b−A/2b−Bを閉じ、この出金処理のフ
ローチヤートを終了する。
尚、この出金処理のフローチヤートには示して
いないが、出金搬送検出部14以後の出金処理ル
ートR5上でジヤム等の異常が発生したり、又は
出金リトライルートR6へ転送すべき紙幣を誤つ
て出金集積部15側へ搬送してしまつた場合等の
異常が発生した際には、直ちに出金処理を中断す
ると共にそれまで出金集積部15に集積された紙
幣を、該出金集積部15より取引ドラム2a−
A/2a−Bを介して入金計数部6へ送り、更に
入金計数部6より各ボツクスBox−C〜Box−E
へ分配回収できるよう制御・構成することができ
るものである。
第11図は、循環式紙幣入出金機1における入
金モード時のフローチヤートを示している。
[分配処理] (ステツプ601):入金分配ボツクスBox−
A内の紙幣を各ボツクスBox−C〜Box−Eへ分
配するに先立つて、第3図C1に示すように、入
金分配ボツクスBox−A内の紙幣を分割フオーク
DFによつて適量に分割する。
(ステツプ602):分割フオークDFによつて
適量に分割された分配予定紙幣を、一枚ずつ分離
して繰り出す。
(ステツプ603):分離送出された紙幣は、
出金処理ルートR5・分配転送ルートR7を介し
て鑑別検出部7へ送られ、搬送紙幣の金種・表裏
を、判別する。
(ステツプ604):搬送紙幣の内、万券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ608へ進み、それ以外の場合にはステツプ
605へ進む。
(ステツプ605):搬送紙幣の内、五千券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ609へ進み、それ以外の場合にはステツプ
606へ進む。
(ステツプ606):搬送紙幣の内、千券で
「表」となつているものを検出した場合にはステ
ツプ610へ進み、それ以外の場合にはステツプ
607へ進む。
(ステツプ607):搬送紙幣の内、「裏」とな
つているものを検出した場合にはステツプ614
へ進み、それ以外の場合にはステツプ615へ進
む。
(ステツプ608):万券ボツクスBox−Eに
集積収納されている紙幣量が、満杯状態(又は、
それに近い状態)であるか否かを判断し、満杯状
態である場合にはステツプ615へ進み、そうで
ない場合にはステツプ611へ進む。
(ステツプ609):ステツプ608同様に五
千券ボツクスBox−Dに集積収納されている紙幣
量が、満杯状態(又は、それに近い状態)である
か否かを判断し、満杯状態である場合にはステツ
プ615へ進み、そうでない場合にはステツプ6
12へ進む。
(ステツプ610):ステツプ608同様に千
券ボツクスBox−Cに集積収納されている紙幣量
が、満杯状態(又は、それに近い状態)であるか
否かを判断し、満杯状態である場合にはステツプ
615へ進み、そうでない場合にはステツプ61
3へ進む。
(ステツプ611):ステツプ604において
万券で「表」と判別され、且つステツプ608に
おいて万券ボツクスBox−Eが満杯状態でないと
判断された時、搬送紙幣を万券ボツクスBox−E
に集積収納し、その後、ステツプ616へ進む。
(ステツプ612):ステツプ605において
五千券で「表」と判別され、且つステツプ609
において五千券ボツクスBox−Dが満杯状態でな
いと判断された時、搬送紙幣を五千券ボツクス
Box−Dに集積収納し、その後、ステツプ616
へ進む。
(ステツプ613):ステツプ606において
千券で「表」と判別され、且つステツプ610に
おいて千券ボツクスBox−Cが満杯状態でないと
判断された時、搬送紙幣を千券ボツクスBox−C
に集積収納し、その後、ステツプ616へ進む。
(ステツプ614):ステツプ604〜606
のいずれかにおいて該当しなかつた搬送紙幣の
内、「裏」と判別されたものを一時貯留部Pool−
Bに集積させ、その後、ステツプ616へ進む。
(ステツプ615):ステツプ607において、
「裏」とも判別されなかつた搬送異常等の紙幣、
及びステツプ608〜610において、各ボツク
スBox−C〜Box−Eが満杯で収納集積不能と判
断された紙幣を、一時貯留部Pool−Aに集積さ
せ、その後、ステツプ616へ進む。
(ステツプ616):ステツプ601において、
分割フオークDFによつて適量に分割された分配
予定紙幣をすべて分離送出し終わつたか否か判断
し、分配終了時にはステツプ617へ、そうでな
い場合にはステツプ602へ戻る。
(ステツプ617):入金分配ボツクスB内に
挿入されたままの分割フオークDFを、該入金分
配ボツクスBox−Aより引き出して元の状態位置
へ戻す(第3図C2参照)。
(ステツプ618):一時貯留部Pool−Aまた
は一時貯留部Pool−Bに、前記各ボツクスBox
−C〜Box−Eに分配されなかつた紙幣があるか
否かを判断し、紙幣がいずれかの一時貯留部
Pool−A又はPool−Bに残留している場合には
ステツプ619へ進み。そうでない場合はこの分
配処理のフローチヤートを終了する。
(ステツプ619):ステツプ618において、
一時貯留部Pool−A又はPool−Bに紙幣が残留
している場合には、第3図C3〜C4に示すよう
に、紙幣載置板A1を上昇させて分配されなかつ
た紙幣を回収し、この分配処理のフローチヤート
を終了する。
その他、この循環式紙幣入出金機1を運転中に
停電等の異常事態が発生した場合には、まず入金
処理関係のルート、即ち入金計数部6、入金処理
ルートR1、一時貯留部Pool−A,P及び入金
返却部Box−F内の紙幣の排除・取り出しを行
い、次に出金処理関係のルート、即ち出金処理ル
ートR5、出金リトライルートR6、分配ルート
R2、及び出金集積部15の紙幣の排除・回収即
ち前記出金処理時の出金異常処理と同時に、出金
集積部15内の紙幣は取引ドラム2a−A/2a
−Bを介して入金計数部6へ送り、更に入金計数
部6より各ボツクスBox−C〜Box−Eへ分配回
収できるよう制御・構成することができるもので
ある。
又、分配モード時に、上記事態が発生した場合
には、鑑別検出部7後段の入金処理ルートR1及
び分配ルートR2上の紙幣の分配先が不明となる
可能性が高いので、少なくとも分配ルートR2上
の紙幣はメカクリアルートR4を介して入金振り
分けルートR3へ転送し、又分配ルートR2手前
の入金処理ルートR1上の紙幣は直接入金振り分
けルートR3へ転送して一時貯留部Pool−Aへ
回収制御・構成することができるものである。
第12図は、循環式紙幣入出金機1における枚
数管理モード時のフローチヤートを示している。
[枚数管理] (ステツプ701):まず始めに、搬送紙幣の
枚数計数機能を停止せしめる。
(ステツプ702):万券ボツクスBox−E内
の出金用紙幣を、一枚ずつ分離して搬送する。
(ステツプ703):出金搬送検出部14を搬
送される紙幣が、予め決められた様式が記憶ない
しは形成されている管理用紙であるか否かの判別
を行う。
(ステツプ704):ステツプ703における
判別によつて、搬送紙幣が管理用紙であると判断
された場合にはステツプ705へ進み、そうでな
い場合(万券)にはステツプ706へ進む。
(ステツプ705):ステツプ704における
管理用紙の検出が、この万券ボツクスBox−D内
の万券収納枚数管理処理中において1回目である
か否かを判断し、1回目の検出の場合にはステツ
プ707へ進み、それ以外の場合(通常は2回
目)にはステツプ708へ進む。
(ステツプ706):搬送紙幣の枚数を計数
(カウントアツプ)し、ステツプ709へ進む。
但し、ステツプ701又はステツプ708によつ
て計数機能停止状態の時は計数は行わず、ステツ
プ707によつて計数機能停止状態が解除されて
いる時のみ計数を行う。
(ステツプ707):管理用紙の検出が1回目
となつている期間、搬送紙幣の枚数計数を行うべ
く計数機能停止状態を解除し、ステツプ709へ
進む。
(ステツプ708):管理用紙の検出が2回目
となつた時に、搬送紙幣の枚数計数機能を停止せ
しめ、ステツプ710へ進む。この時の管理用紙
は、万券ボツクスBox−Eに回収される。
(ステツプ709):ステツプ706に計数さ
れた(又は計数されない)紙幣、及びステツプ7
07に枚数機能停止状態を解除した管理用紙は、
万券ボツクスBox−Eに回収され、この後、ステ
ツプ702にもどつて万券ボツクスBox−E内の
紙幣の分離送出が続けられる。
(ステツプ710):ステツプ708において
管理用紙の検出が2回目となつた時点における枚
数計数データが、万券ボツクスBox−E内の万券
の収納枚数として登録される。
(ステツプ711):続いて、五千券ボツクス
Box−D内の出金用紙幣を、一枚ずつ分離して搬
送する。尚、ステツプ710からこのステツプ7
11に移つた場合にのみ、ステツプ708におけ
る枚数計数機能の停止が有効となつている。
(ステツプ712):出金搬送検出部14を搬
送される紙幣が、予め定められた様式が記憶ない
しは形成されている管理用紙であるか否かの判別
を行う。
(ステツプ713):ステツプ712における
判別によつて、搬送紙幣が管理用紙であると判断
された場合にはステツプ714へ進み、そうでな
い場合(五千券)にはステツプ715へ進む。
(ステツプ714):ステツプ713における
管理用紙の検出が、この五千券ボツクスBox−D
内の五千券収納枚数管理処理中において1回目で
あるか否かを判断し、1回目の検出の場合にはス
テツプ716へ進み、それ以外の場合(通常は2
回目)にはステツプ717へ進む。
(ステツプ715):搬送紙幣の枚数を計数
(カウントアツプ)し、ステツプ718へ進む。
但し、ステツプ708又はステツプ717によつ
て計数機能停止状態の時は計数は行わず、ステツ
プ716によつて計数機能停止状態が解除されて
いる時のみ計数を行う。
(ステツプ716):管理用紙の検出が1回目
となつている期間、搬送紙幣の枚数計数を行うべ
く計数機能停止状態を解除し、ステツプ718へ
進む。
(ステツプ717):管理用紙の検出が2回目
となつた時に、搬送紙幣の枚数計数機能を停止せ
しめ、ステツプ719へ進む。この時の管理用紙
は、五千券ボツクスBox−Dに回収される。
(ステツプ718):ステツプ715に計数さ
れた(又は計数されない)紙幣、及びステツプ7
16に計数機能停止状態を解除した管理用紙は、
五千券ボツクスBox−Dに回収され、この後、ス
テツプ711にもどつて五千券ボツクスBox−D
内の紙幣の分離送出が続けられる。
(ステツプ719):ステツプ717において
管理用紙の検出が2回目となつた時点における枚
数計数データが、五千券ボツクスBox−D内の五
千券の収納枚数として登録される。
(ステツプ720):続いて、千券ボツクス
Box−C内の出金用紙幣を、一枚ずつ分離して搬
送する。尚、ステツプ719からこのステツプ7
20に移つた場合にのみ、ステツプ718におけ
る枚数計数機能の停止が有効となつている。
(ステツプ721):出金搬送検出部14を搬
送される紙幣が、予め定められた様式が記憶ない
しは形成されている管理用紙であるか否かの判別
を行う。
(ステツプ722):ステツプ721における
判別によつて、搬送紙幣が管理用紙であると判断
された場合にはステツプ723へ進み、そうでな
い場合(千券)にはステツプ724へ進む。
(ステツプ723):ステツプ722における
管理用紙の検出が、この千券ボツクスBox−C内
の千券収納枚数管理処理中において1回目である
か否かを判断し、1回目の検出の場合にはステツ
プ725へ進み、それ以外の場合(通常は2回
目)にはステツプ726へ進む。
(ステツプ724):搬送紙幣の枚数を計数
(カウントアツプ)し、ステツプ727へ進む。
但し、ステツプ717又はステツプ726によつ
て計数機能停止状態の時は計数は行わず、ステツ
プ725によつて計数機能停止状態が解除されて
いる時のみ計数を行う。
(ステツプ725):管理用紙の検出が1回目
となつている期間、搬送紙幣の枚数計数を行うべ
く計数機能停止状態を解除し、ステツプ727へ
進む。
(ステツプ726):管理用紙の検出が2回目
となつた時に、搬送紙幣の枚数計数機能を停止せ
しめ、ステツプ728へ進む。この時の管理用紙
は、千券ボツクスBox−Cに回収される。
(ステツプ727):ステツプ724において
計数された(又は計数されない)紙幣、及びステ
ツプ725において計数機能停止状態を解除した
管理用紙は、千券ボツクスBox−Cに回収され、
この後、ステツプ720にもどつて千券ボツクス
Box−C内の紙幣の分離送出が続けられる。
(ステツプ728):ステツプ726において
管理用紙の検出が2回目となつた時点における枚
数計数データが、千券ボツクスBox−C内の千券
の収納枚数として登録され、この枚数管理フロー
チヤートを終了する。
尚、これら入出金可能ボツクス体内に管理用紙
をセツトして、ボツクス体内の収納枚数を管理で
きるようにした場合には、前記した出金モード時
のフローチヤートにおける出金搬送紙幣の搬送状
態を、チエツクする出金搬送検出部を、管理用紙
を識別できるように構成すると共に、管理用紙を
識別した際には出金処理ルートより出金リトライ
ルートへと振り分けて出金中のボツクス体に回収
できるよう制御・構成するものとする。
又、この枚数管理のフローチヤートについて
は、千券ボツクスC、五千券ボツクスB及び万券
ボツクスBox−Eについてのみ対象としている
が、入金分配ボツクスBox−Aについても鑑別検
出部7を介するルートを転送させることにより、
該入金分配ボツクスBox−A内の金種別枚数の管
理が可能であることがわかる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、入金処理ルートを、機体の前面上部の取引口
機構、水平後方の鑑別検出部、水平前方の一時貯
留部、入金分配ボツクスを順次経由するように設
け、また、入金処理ルートを、一時貯留部直下の
入金分配ボツクス、金種別ボツクス下方から機体
の後部を上昇した後、入金処理ルートの鑑別検出
部の上方に廻り込み、機体の水平前方の出金集積
部、取引口機構の出金口を順次経由するように設
けたので、結果として、入金処理ルートと出金処
理ルートとの交差部分、共用部分が存在しない配
置が可能であり、入出金計数処理を同時に並行し
て行うことが可能となるという効果が得られる。
また、枚数管理が指示されている場合には、制
御部によつて、各金種別ボツクス毎に収納紙幣
を、出金処理ルート、分配転送ルート、入金処理
ルートの分配ルートを経由して循環搬送させると
ともに、鑑別検出部による管理用紙の第1回目の
検出から第2回目の検出までの間に、当該金種別
ボツクスから繰り出された紙幣の計数を行うよう
にしたので、この計数値から、当該金種別ボツク
ス内に収納されている紙幣の枚数が正確に把握さ
れ、資金効率を良くすることができるという効果
が得られる。
また、前記制御部の収納枚数管理機能により計
数された計数値に基づき、金種別ボツクス内に紙
幣の補充が必要であると(テラー等が)判断した
場合には、分配モードとして、入金分配ボツクス
に収納された紙幣を、出金処理ルート、分配転送
ルート、入金処理ルートの鑑別検出部を通じて、
分配ルートに転送し、該当する金種別ボツクスに
対して紙幣の分配を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される循環式紙幣入出
金機の一実施例を示す構成図、第2図は第1図の
各構成要素間の紙幣の流れるルートを示すルート
図、第3図Aは二つの一時貯留部内の集積紙幣を
入金分配ボツクス及び損券ボツクスへ収納処理す
る際の動作説明図、第3図Bは同上集積紙幣を該
ボツクスごと機外に引き出して返却処理する際の
動作説明図、第3図C1〜C4は入金分配ボツク
ス内の紙幣を分配処理する際の動作説明図、第4
図A〜Bは取引口機構を2組設けた場合の構成を
示す機構図出、第4図Aは入金モード時の紙幣の
移動状態を示す説明図、第4図Bは出金モード時
の紙幣の移動状態を示す説明図、第5図は制御ブ
ロツク図、第6図はテラーズマシン側の主たる制
御フローチヤート、第7図は循環式紙幣入出金機
1における始業設定時のフローチヤート、第8図
は同終業回収時のフローチヤート、第9図は同入
金モード時のフローチヤート、第10図は同出金
モード時のフローチヤート、第11図は同分配モ
ード時のフローチヤート、第12図は枚数管理モ
ード時のフローチヤートである。 1…循環式紙幣入出金機、2…取引口機構、3
…取引口、4…入金口、5…出金口、6…入金計
数部、7…鑑別検出部、14…出金搬送検出部、
15…出金集積部、23〜31,35…制御部、
R1…入金処理ルート、R2…分配ルート、R3
…入金振り分けルート、R4…メカクリアルー
ト、R5…出金処理ルート、R6…出金リトライ
ルート、R7…分配転送ルート、Box−A…ボツ
クス体(入金分配ボツクス)、Box−C〜Box−
E…ボツクス体(金種別ボツクス)、Pool−A…
一時貯留部、TM−A〜TM−B…テラーズマシ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二台のテラーズマシンに接続されて作動し、
    紙幣の入金および出金が可能であるとともに、入
    金した紙幣を出金用紙幣として金種別に分配収納
    して再利用することが可能な一台の循環式紙幣入
    出金機であつて、 (a) 機体の前面上部に設けられて、機外に連通す
    る取引口と、機内に連通する入金口あるいは出
    金口との間で紙幣の受け渡しを行う取引口機構
    と、 (b) この取引口機構の入金口に導入された紙幣
    を、入金計数部により一枚ずつ分離送出して、
    機体の水平後方に設けられた鑑別検出部に搬送
    して紙幣判別を行うとともに、判別された紙幣
    を前記鑑別検出部の下方かつ機体の水平前方に
    向けて搬送し、前記鑑別検出部の判別結果に基
    づき紙幣の振り分けがなされる、水平前方の機
    体前面側に延びる入金振り分けルートと、この
    入金振り分けルートの直下を水平前方の機体前
    面側途中にまで延びる分配ルートとを有する入
    金処理ルートと、 (c) 機体の前面でかつ前記取引口機構の下方に設
    けられて、前記入金処理ルートによつて振り分
    けられた紙幣を一時貯留する一時貯留部と、 (d) この一時貯留部の直下に設けられて、一時貯
    留された紙幣を一方の側から受け入れて集積収
    納するとともに、集積収納された紙幣を他方の
    側から1枚ずつ分離送出する入金分配ボツクス
    と、 (e) この入金分配ボツクスの水平後方で、かつ前
    記入金処理ルートの分配ルートの下方に水平方
    向に並んで設けられて、分配ルートを通じて搬
    送された紙幣を一方の側から受け入れて集積収
    納するとともに、集積収納された紙幣を出金用
    紙幣として他方の側から一枚ずつ分離送出する
    金種別ボツクスと、 (f) 前記入金分配ボツクスあるいは金種別ボツク
    スにより一枚ずつ分離送出された紙幣をそれぞ
    れ金種別ボツクスの下方に送り出し、この送り
    出された紙幣を機体の水平後方に搬送するとと
    もに機体の後部で上方に搬送し、さらに前記入
    金処理ルートの鑑別検出部の上方に廻り込むよ
    うに機体の水平前方に搬送して出金集積部に集
    積し、前記取引口機構の出金口より投出させる
    出金処理ルートと、 (g) 前記出金処理ルートにおける鑑別検出部の上
    方に廻り込んだ位置と前記入金処理ルートの鑑
    別検出部の前段位置とを切換接続し、分配モー
    ド時に、出金処理ルートによつて搬送された前
    記金種別ボツクス内の紙幣を入金処理ルートの
    分配ルートに転送する分配転送ルートと、 (h) 前記各金種別ボツクス内に一枚すつ収納され
    て、金種等の管理情報が記憶された管理用紙
    と、 (i) 枚数管理が指示された場合に、前記各金種別
    ボツクス毎に収納紙幣を、前記出金処理ルー
    ト、分配転送ルート、入金処理ルートの分配ル
    ートを経由して循環搬送させるとともに、前記
    鑑別検出部による前記管理用紙の第1回目の検
    出から第2回目の検出までの間に、循環搬送さ
    れた紙幣を計数する枚数管理機能を有する制御
    部と、 から構成されていることを特徴とする循環式紙幣
    入出金機。 2 前記出金処理ルートの途中に、出金モード時
    に前記管理用紙を検出する出金搬送検出部を設
    け、この出金搬送検出部の下流側と、前記分配ル
    ートの始端位置との間に前記出金搬送検出部の検
    出結果に応じて、前記管理用紙を分配ルートに転
    送するリトライルートを設けて、前記出金搬送検
    出部により検出された管理用紙を前記出金リトラ
    イルートを経由して分配ルートの始端側に転送せ
    しめ、更に、出金中の金種別ボツクスに回収せし
    めることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の循環式紙幣入出金機。
JP58207283A 1983-11-04 1983-11-04 循環式紙幣入出金機 Granted JPS60100288A (ja)

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JPS60100288A JPS60100288A (ja) 1985-06-04
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JP2672525B2 (ja) * 1987-10-05 1997-11-05 オムロン株式会社 紙幣の入出金処理装置
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