JPH03100703A - Pid制御におけるファジィ推論後件部の推論方法 - Google Patents

Pid制御におけるファジィ推論後件部の推論方法

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JPH03100703A
JPH03100703A JP1237932A JP23793289A JPH03100703A JP H03100703 A JPH03100703 A JP H03100703A JP 1237932 A JP1237932 A JP 1237932A JP 23793289 A JP23793289 A JP 23793289A JP H03100703 A JPH03100703 A JP H03100703A
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JP
Japan
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fuzzy
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JP1237932A
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Hiroshi Hayasaka
浩 早坂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はPID制御をファジィ理論の応用により行うP
ID制御におけるファジィ推論後件部の推論方法に関す
る。
[従来の技術] フィードバック制御では、偏差に比例した信号を出すP
動作(比例動作)、残留偏差を除くための信号を出す夏
動作(積分動作)及び応答を速やかにするためのD動作
(微分動作)を同時に行うPID制御が行われている。
近年では、このPID制御に、人間のあいまいな思考・
判断の過程を模擬することが容易なファジィ理論を応用
することが行われており、・これによれば、プロセスの
モデル化が必要なく、簡易で少量の演算で制御が実現で
きることから、各種プラントに適用可能である。
第4図には、従来のPIDコントローラのパラメータP
及びIを自動的に設定するオートチューニングの構成と
して1.4988年の“計装°5月号(Vol、 31
. No、 5)のP、21〜P。
25に記載されたものが示されている。
第4図において、(1)はPIDコントローラのPID
演算部、(2)は対象となるプロセス部、(3)はオー
トチューニング部、(4)は推論ルールのデータベース
、(5)は制御目標値の信号、(6)はプロセス中の測
定量を供給する信号、(7)は制御目標値とプロセス中
の測定量との差、すなわち偏差の信号、(8)はPID
演算部(1)からの操作出力、(9)はオートチューニ
ング部(3)からの出力である。
第5図には、前記第4図中のオートチューニング部(3
)内の構成が示されており、図において、(10)は入
力波形を観測して特徴量を抽出する特徴量抽出部、(1
1)は特徴量の信号、(12)はファジィ推論のための
ファジィ評価を行う推論前件部、(13)は推論前件部
(12)からの評価値の出力、(14)はファジィ推論
のための推論後件部であり、Pパラメータについて総合
評価を行うPパラメータ後件部(14a)とlパラメー
タについて総合評価を行うlパラメータ後件部(14b
)を有する。
次に、動作について説明する。
第4図のPID演算部(1)では、プロセスの測定量[
信号(6)]と目標値[信号(5)]との差を小さくす
る演算制御が行われており、操作出力値[出力(8)コ
をプロセス部(2)中の操作器等に送ることによりプロ
セスの状態が目標値に近づけられる。このため、PID
演算部(1)内部では、Pパラメータ、lパラメータ及
びDパラメータを用いてPID演算が行われる。
また、オートチューニング部(3)では、目標値[信号
(5)] 、プロセス(2)での測定量[信号(6)]
 、偏差[信号(7)] 、操作出力値[出力(8)]
の波形が観測され、第5図の特徴量抽出部(10)では
推論前件部(12)における推論に必要な各種の特徴f
i1[信号(11) ]が抽出される。この特徴量に基
づいて、推論前件部(12)では、第6図に示されるよ
うに、現時点のPパラメータ、lパラメータに対する不
満足度を計算してファジィ評価が行われる。すなわち、
前記特徴量の観測値と予め設定された不満足度を示すメ
ンバシップ関数のグラフ(100)[実線]とを照合し
、それぞれのパラメータに対する不満足度B が決定さ
れる。この不満足度B1は、例えばPパラメータ又はl
パラメータが大きすぎるという不満足度を示している。
また、推論後件部(14)では前記推論前件部(12)
で得られた不満足度のファジィ評価値に基づいて、Pパ
ラメータ又はlパラメータの値が演算される。すなわち
、Pパラメータに関する第7図(a)に示されるように
、それまでのPパラメータに対する不満を示す後件部メ
ンバシップ関数のグラフ(102)[実線]に対し、推
論前件部(12)からの不満足度のファジィ評価値B1
を合成すれば、第7図(b)のグラフ(102)に示さ
れる後件部メンバシップ関数が求められる。
この後件部メンバシップ関数はファジィ評価を総合評価
に加えたものであり、新しいPパラメータの値P は図
(a)のPl値よりも小さくなる。
このような後件部メンバシップ関数は、lパラメータに
ついても同様に行われ、後件部メンバシップ関数で不満
足度の一番小さいPパラメータの値、lパラメータの値
がオートチューニング部(3)の出力(9)としてPI
D演算部(1)に送られる。
以上のように、オートチューニング部(3)によれば、
PID演算部(1)を含む制御ループ中の信号を観測し
ながら、制御ループの状態に見合ったPID制御のパラ
メータを迅速かつ自動的に設定できる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述した従来のファジィ理論による推論後件部
(14)においては、Pパラメータ後件部(14a)の
不満足度合成、lパラメータ後件部(14b)の不満足
度合成に対し、推論前件部(12)からの不満足度の評
価値[出力(13) ]を各々独立して送り込んで合成
していたため、同じ項目の不満足度をPパラメータ後件
部(14a)lパラメータ後件部(14b)へ2回送る
ことになったり、また雨後件部(14a)、(14b)
で同じ演算を2度行うなどして演算時間が長くなるので
、推論前件部(12)のルール数を減らしたり、推論後
件部(14)からの出力範囲を狭めたりしている。
従って、オートチューニング部(3)の演算周期を大幅
に大きくしなければならず、有効なオートチューニング
が行えないという問題があった。
発明の目的 本発明は前記問題点を解決することを課題としてなされ
たもので、その目的は、推論後件部における演算時間を
短くすることができると共に、推論過程を単純化するこ
とにより使用者が容易に推論ルール体系を構築できるP
ID制御におけるファジィ推論後件部の推論方法を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係るPID制御に
おけるファジィ推論後件部の推論方法は、ファジィ推論
処理を行う推論後件部のメンバシップ関数を固定メンバ
シップ関数と浮動メンバシップ関数に分け、推論前件部
からのファジィ評価値を加えて所定パラメータの固定メ
ンバシップ関数と前記所定パラメータと一定の関係にあ
るパラメータの浮動メンバシップ関数を求め、それぞれ
のパラメータ間の関係に対応させて両メンバシップ関数
を合成することにより推論を行う構成となりでいる。
[作用] 以上の構成によれば、本発明は推論後件部の出力となる
変数が、例えばPパラメータと■パラメータがA−P/
Iのような関係となっている場合に適用され、例えば推
論前件部で得られたIパラメータのファジィ評価値を推
論後件部で加えた結果を固定メンバシップ関数として割
り当て、一方Pパラメータのファジィ評価値を加えた結
果を浮動メンバシップ関数に割り当てる。そして、固定
メンバシップ関数と浮動メンバシップ関数はA−P/I
の関係に対応させて合成され、これにより新しい推論値
が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図には、推論後件部[第5図の(14) ]で求め
られるメンバシップ関数及びバラメ呻夕が示され、第2
図(a)、(b)には推論動作を示すフローチャートが
示されている。
まず、第5図のIパラメータ後件部(14b)の推論対
象をA (−P/I)として、第2図(a)に示される
ように、推論後件部での計算がスタートすると、ステッ
プ(31)にて、推論前件部[第5図の(12) ]か
らくる不満足度のファジィ評価値でPパラメータに関す
る処理を行い、新しいPパラメータの後件部メンバシッ
プ関数を作成する。このPパラメータ後件部メンバシッ
プ関数は、例えば第1図<a>のグラフ(200)で示
されるものとなり、これにより新しいPパラメータの出
力値P3が決定される。
ステップ(32)では、前記推論前件部からくる不満足
度を示すファジィ評価値で!パラメータだけに関するも
のを推論対象Aに対する不満として、小さい■パラメー
タのときは大きいA1大き1、%Iパラメータのときは
小さいAという対応[第1図(b)の横軸上]で合成し
、これを1パラメ−9’dl<(’F一部(14b)の
固定メンバシップ関数とする。この固定メンバシップ関
数は、例えば第1図(b)のグラフ(201)で表され
、この場合のAの値はAtとすることができる。
前記の場合、■パラメータ後件部[第5図の(14b)
]の推論対象は、A(’−P/I)であるからAの値に
対する不満足度にIに対する不満足度を合成する操作は
予め決定しておく。すなわち、Pパラメータ後件部の横
軸は出力するPの値が直接設定されているが、■パラメ
ータ後件部の横軸は出力Iではなく、A (−P/I)
が設定される。
また、ステップ(33)では、第1図(a)のPパラメ
ータ後件部メンバシップ関数(200)を!パラメータ
後件部(14b)に持ってきて、浮動メンバシップ関数
として左右方向にスライドさせる。この場合の浮動メン
バシップ関数は、Pパラメータの出力と推論対象Aとの
関係によりスライドされる。
次に、第2図(b)のステップ(34)では、第1図(
C)に示されるように、浮動メンバシップ関数(202
)における不満足度の一番小さな所、すなわち第1図(
a)でのPパラメータの出力値P3と、以前のAの値す
なわち第1図(b)のAlにあたる所が一致するように
、浮動メンバシップ関数(202)を固定メンバシップ
関数<201>に合成させる。
ステップ(35)では、第3図に示される端値修正操作
が行われる。すなわち、浮動メンバシップ関数(202
)は図(a)に示されるようにA軸上をスライドする結
果、関数曲線がAの所定値より行き過ぎたり(202a
)、曲線が途切れてしまったりするので、図(b)に示
されるように、行き過ぎた曲線(202a)はカットし
、途切れた部分は延長線(202b)を形成する。
ステップ(36)では、合成したメンバシップ関数の不
満足度が一番小さい所、第1図(C)のA2を新しいA
値とし、ステップ(37)に移行して、新しい!パラメ
ータの値を決定すると共に、新しいPパラメータの値を
決定する。すなわち、Pパラメータと!パラメータとの
間には、A−P/Iの関係があるから、Iパラメータは
I−P/Aにより、PパラメータはP−1/Aにより求
められる。
そして、ステップ(38)では、新しいPパラメータと
■パラメータがPID演算部(1)に出力される。
なお、前記実施例では、PIDの演算式によりA−P/
Iとして!パラメータの演算を行ったが、同じ様に従属
関係にある複数の変数、 Al・A2・A3・A4・−A 。
(nは自然数) A ■f(Al、A2) A ■f (Al、A2.A3) A  −f(A、、A2.・・・At)に対しても適用
できる。
また、浮動メンバシップ関数(202)のスライドのさ
せ方も、変数同士の比の値に比例させてスライドさせた
り、差の値に比例させてスライドさせたり、更に種々な
関数を用いてスライドの基準としてもよい。
【発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、推論後件部にお
けるパラメータが複数ある場合に、推論後件部のメンバ
シップ関数を固定メンバシップと浮動メンバシップ関数
とに分け、関連あるパラメータについてはまとめて推論
演算処理できるようにしたので、推論前件部からのファ
ジィ評価値が推論後件部の複数パラメータについて合成
する場合、この複数のパラメータについてのファジィ評
価値を複数のメンバシップ関数にばらばらにかつ重複し
て合成することを減少できる。
従って、PID制御での計算機の演算手続きが単純化さ
れ、演算時間を短縮することが可能である。
また、推論ルールの記述も同じものを複数回記述する必
要がなくなり、有効にルール数を減少できるので、ファ
ジィ推論の特徴となるべき、数少ないルールで人間に分
り易いルール記述ができ、ユーザーフレンドリなルール
体系作りを支援できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る推論後件部で求められる
メンバシップ関数及びパラメータを示すグラフ図、第2
図(a)、(b)は実施例の推論動作を示すフローチャ
ート、第3図は浮動メンバシップ関数の端値修正操作を
示す図、第4図はPIDコントローラのオートチューニ
ングの構成を示すブロック図、第5図は第4図のオート
チューニング部の構成を示すブロック図、第6図は従来
のPID制御において観測された特徴量に対するPパラ
メータの不満足度を示す図、第7図は推論前件部で得ら
れたファジィ評価値に基づいて演算されたPパラメータ
の後件部メンバシップ関数を示す図である。 図において、(1)はPID演算部、(2)はプロセス
部、(3)はオートチューニング部、(4)はデータベ
ース、(10)は特徴量抽出部、(12)は推論前件部
、(14)は推論後件部、(200)はPパラメータ後
件部メンバシップ関数、(201)は固定メンバシップ
関数、(202) は浮動メンバシップ関数である。 なお、 図中、 同一符号は同−又は相当部分を示 す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ファジィ推論処理を行う推論後件部のメンバシップ関数
    を固定メンバシップ関数と浮動メンバシップ関数に分け
    、推論前件部からのファジィ評価値を加えて所定パラメ
    ータの固定メンバシップ関数と前記所定パラメータと一
    定の関係にあるパラメータの浮動メンバシップ関数を求
    め、それぞれのパラメータ間の関係に対応させて両メン
    バシップ関数を合成することにより推論を行うPID制
    御におけるファジィ推論後件部の推論方法。
JP1237932A 1989-09-13 1989-09-13 Pid制御におけるファジィ推論後件部の推論方法 Pending JPH03100703A (ja)

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