JPH029968Y2 - - Google Patents
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- JPH029968Y2 JPH029968Y2 JP17885983U JP17885983U JPH029968Y2 JP H029968 Y2 JPH029968 Y2 JP H029968Y2 JP 17885983 U JP17885983 U JP 17885983U JP 17885983 U JP17885983 U JP 17885983U JP H029968 Y2 JPH029968 Y2 JP H029968Y2
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- Japan
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- armature
- base
- elastic body
- yoke
- printing
- Prior art date
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はワイヤードツト式のプリントヘツド
に関するものである。
に関するものである。
従来、ワイヤードツト式のプリントヘツドにお
ける印字ワイヤーは同ワイヤー自身では印字動作
終了後、印字待機位置まで復帰できないため、同
ワイヤーを復帰板バネとロウ付けされているアー
マチユアにロウ付けして、前記復帰板バネの復帰
力により待機位置まで復帰させるようにしてい
た。
ける印字ワイヤーは同ワイヤー自身では印字動作
終了後、印字待機位置まで復帰できないため、同
ワイヤーを復帰板バネとロウ付けされているアー
マチユアにロウ付けして、前記復帰板バネの復帰
力により待機位置まで復帰させるようにしてい
た。
この印字ワイヤーとアーマチユア、及び同アー
マチユアと復帰板バネのロウ付け作業は非常に手
間がかかつていた。さらに、このようにロウ付け
された印字ワイヤーとアーマチユア及び板バネの
組付け作業は非常に面倒なものとなつていた。
マチユアと復帰板バネのロウ付け作業は非常に手
間がかかつていた。さらに、このようにロウ付け
された印字ワイヤーとアーマチユア及び板バネの
組付け作業は非常に面倒なものとなつていた。
この考案はこれら欠点を解消しようとするもの
である。
である。
この考案のプリントヘツドは、ソレノイドコイ
ル2のヨーク部材1と、前記ヨーク部材1の端部
側に配置されたアーマチユア4と、前記アーマチ
ユア4を前記ヨーク部材1に向けて押圧する変形
可能なリブ片5bを基部5bから突出させた弾性
体5と、前記弾性体5の前記アーマチユア4とは
反対側に配置されたフロントフレーム6と、前記
弾性体5のリブ片5bに沿つて延びる基部7a及
びその基部7aの一端から折曲して前記フロント
フレーム6の案内部6dに摺動可能に案内された
先端部7dを有し、前記基部7aの他端部を前記
弾性体5とフロントフレーム6との間で挾持固定
された印字ワイヤー7とを備える。
ル2のヨーク部材1と、前記ヨーク部材1の端部
側に配置されたアーマチユア4と、前記アーマチ
ユア4を前記ヨーク部材1に向けて押圧する変形
可能なリブ片5bを基部5bから突出させた弾性
体5と、前記弾性体5の前記アーマチユア4とは
反対側に配置されたフロントフレーム6と、前記
弾性体5のリブ片5bに沿つて延びる基部7a及
びその基部7aの一端から折曲して前記フロント
フレーム6の案内部6dに摺動可能に案内された
先端部7dを有し、前記基部7aの他端部を前記
弾性体5とフロントフレーム6との間で挾持固定
された印字ワイヤー7とを備える。
上記プリントヘツドは、ソレノイドコイル2の
励磁によりアーマチユア4を駆動して弾性体5の
リブ片5bを弯曲させる。そして印字ワイヤー7
の基部7aもそのリブ片5bに沿つて弯曲させ、
印字ワイヤー7の先端部7dを前進させて印字動
作をする。
励磁によりアーマチユア4を駆動して弾性体5の
リブ片5bを弯曲させる。そして印字ワイヤー7
の基部7aもそのリブ片5bに沿つて弯曲させ、
印字ワイヤー7の先端部7dを前進させて印字動
作をする。
上記構成により、アーマチユア4と印字ワイヤ
ー7とは直接摩擦接触することがなく弾性体のリ
ブ片5bを介して接触する。また印字ワイヤー7
は弾性体5のフロントフレーム6との間で挾持固
定され、アーマチユア4にロウ付け等する必要が
ない。
ー7とは直接摩擦接触することがなく弾性体のリ
ブ片5bを介して接触する。また印字ワイヤー7
は弾性体5のフロントフレーム6との間で挾持固
定され、アーマチユア4にロウ付け等する必要が
ない。
第1図はプリントヘツドの一部切欠側面図を示
し、ヨーク部材1は円板状の基部1aの中央部か
ら前方に突出形成したインナーヨーク1bと、第
3図及び第4図に示すようにそのインナーヨーク
1bの外周に沿つて環状に配置されるように同じ
く基部1aから突出形成した24個のアウターヨー
ク1cとから構成されている。そして、このイン
ナーヨーク1bの先端外周部には段差部1dが形
成されているとともに、各アウターヨーク1cに
はソレノイドコイル2が巻回されている。又、ヨ
ーク部材1の基部1a外周には等間隔位置に3個
の係合溝1eが形成されていて、その係合溝1e
の後側部(前記各ヨークと反対側)をさらに深く
切欠して係止段差面1fを形成している。(以下、
第1図において右側を前、左側を後として説明す
る。) 前記ヨーク部材1の前側に配設されたアーマチ
ユア保持部材(以下、単に保持部材という)3は
合成樹脂で成型されていて、第5図〜第7図に示
すように、その環状の外周枠部3aから中心方向
に24個の中間枠部3bが突出形成されている。こ
の各中間枠部3bは先細形状に形成して、各中間
枠部3b間の間隔を前記アウターヨーク1cの幅
と等しくさせている。そして、保持部材3は各中
間枠部3b間に形成される空間がそれぞれ前記ア
ウターヨーク1cと相対向するように同ヨーク部
材1に対して配設されている。
し、ヨーク部材1は円板状の基部1aの中央部か
ら前方に突出形成したインナーヨーク1bと、第
3図及び第4図に示すようにそのインナーヨーク
1bの外周に沿つて環状に配置されるように同じ
く基部1aから突出形成した24個のアウターヨー
ク1cとから構成されている。そして、このイン
ナーヨーク1bの先端外周部には段差部1dが形
成されているとともに、各アウターヨーク1cに
はソレノイドコイル2が巻回されている。又、ヨ
ーク部材1の基部1a外周には等間隔位置に3個
の係合溝1eが形成されていて、その係合溝1e
の後側部(前記各ヨークと反対側)をさらに深く
切欠して係止段差面1fを形成している。(以下、
第1図において右側を前、左側を後として説明す
る。) 前記ヨーク部材1の前側に配設されたアーマチ
ユア保持部材(以下、単に保持部材という)3は
合成樹脂で成型されていて、第5図〜第7図に示
すように、その環状の外周枠部3aから中心方向
に24個の中間枠部3bが突出形成されている。こ
の各中間枠部3bは先細形状に形成して、各中間
枠部3b間の間隔を前記アウターヨーク1cの幅
と等しくさせている。そして、保持部材3は各中
間枠部3b間に形成される空間がそれぞれ前記ア
ウターヨーク1cと相対向するように同ヨーク部
材1に対して配設されている。
前記各中間枠部3bの先端部間を橋絡した橋絡
枠部3cは後側が後方に突出し全体として環状を
なし、その内周面が前記インナーヨーク1bの段
差部1cと嵌着する。又、橋絡枠部3cは前記中
間枠部3b間に内在する前側部を第7図に示すよ
うに断面円弧状に形成されて後記アーマチユアの
ための揺動支点3dとしている。前記外周枠部3
aの外周には前記係合溝1eと相対向する3個の
係合溝3eが形成されている。アーマチユア4
は、前記保持部材3の各中間枠部3b間に配設さ
れ、その後側部に形成した嵌合凹部4aが前記揺
動支点3dに嵌合し同支点3dを中心に揺動可能
に支持される。その結果アーマチユア4は両端を
インナーヨーク1bとアウターヨーク1cに対向
させた状態で、24個放射状に配置される。インナ
ーヨーク1bと対向する内端側の面と、アウター
ヨーク1cと対向する外端側の面は、第8図に示
すように互いに他に対して傾斜し、凹部4aを中
心にハ字状をなしている。そしてアーマチユア4
は常には後記する弾性体にて内端部がインナーヨ
ーク1bに接近した状態(第1図)に保持され
る。コイル2を励磁すると、インナーヨーク1b
と対向する内端側の面が外端側の面よりも小さい
こと、およびコイル2にて発生した磁束がアウタ
ーヨーク1cからインナーヨーク1bに達するま
でに外部へ漏洩してアウターヨーク1cよりもイ
ンナーヨーク1bの磁束が減少することにより、
アーマチユア4は外端部が第2図に示すようにア
ウターヨーク1cに吸着され、反時計方向に揺動
する。
枠部3cは後側が後方に突出し全体として環状を
なし、その内周面が前記インナーヨーク1bの段
差部1cと嵌着する。又、橋絡枠部3cは前記中
間枠部3b間に内在する前側部を第7図に示すよ
うに断面円弧状に形成されて後記アーマチユアの
ための揺動支点3dとしている。前記外周枠部3
aの外周には前記係合溝1eと相対向する3個の
係合溝3eが形成されている。アーマチユア4
は、前記保持部材3の各中間枠部3b間に配設さ
れ、その後側部に形成した嵌合凹部4aが前記揺
動支点3dに嵌合し同支点3dを中心に揺動可能
に支持される。その結果アーマチユア4は両端を
インナーヨーク1bとアウターヨーク1cに対向
させた状態で、24個放射状に配置される。インナ
ーヨーク1bと対向する内端側の面と、アウター
ヨーク1cと対向する外端側の面は、第8図に示
すように互いに他に対して傾斜し、凹部4aを中
心にハ字状をなしている。そしてアーマチユア4
は常には後記する弾性体にて内端部がインナーヨ
ーク1bに接近した状態(第1図)に保持され
る。コイル2を励磁すると、インナーヨーク1b
と対向する内端側の面が外端側の面よりも小さい
こと、およびコイル2にて発生した磁束がアウタ
ーヨーク1cからインナーヨーク1bに達するま
でに外部へ漏洩してアウターヨーク1cよりもイ
ンナーヨーク1bの磁束が減少することにより、
アーマチユア4は外端部が第2図に示すようにア
ウターヨーク1cに吸着され、反時計方向に揺動
する。
前記保持部材3の前側に配設された弾性体5は
合成樹脂で成型されていて、第10図〜第15図
に示すように、その環状の基部5aから中心方向
に前記各アーマチユア4と対向する24個のリブ5
bが延出形成され、その先端前面には長手方向に
断面U字状の嵌合溝5cが形成されている。
合成樹脂で成型されていて、第10図〜第15図
に示すように、その環状の基部5aから中心方向
に前記各アーマチユア4と対向する24個のリブ5
bが延出形成され、その先端前面には長手方向に
断面U字状の嵌合溝5cが形成されている。
前記各リブ5bの先端部後側には突片5dが突
設され、それぞれ対向するアーマチユア4の内端
部前面に当接している。そして、この各突片5d
および基部5aはアーマチユア4を第1図に示す
ように揺動支点3dとの間に挾持する。コイル2
の励磁に基づいてアーマチユア4が揺動したとき
には同アーマチユア4の内端部により第2図に示
すようにリブ5bが前方にその弾性に抗して弯曲
される。
設され、それぞれ対向するアーマチユア4の内端
部前面に当接している。そして、この各突片5d
および基部5aはアーマチユア4を第1図に示す
ように揺動支点3dとの間に挾持する。コイル2
の励磁に基づいてアーマチユア4が揺動したとき
には同アーマチユア4の内端部により第2図に示
すようにリブ5bが前方にその弾性に抗して弯曲
される。
又、前記弾性体5の基部5aの外周には係合溝
3eと相対向する3個の係合溝5eが形成されて
いる。
3eと相対向する3個の係合溝5eが形成されて
いる。
前記弾性体5の前側に配設されたフロントフレ
ーム6は合成樹脂で成型されていて、その後面に
第17図及び第18図に示すように、放射状に凹
設した24個の凹溝6aが前記リブ5bに相対向す
るように弾性体5を覆つて配設されている。又、
フロントフレーム6の外周には係合溝5eと相対
向する3個の係合溝6bが形成されている。
ーム6は合成樹脂で成型されていて、その後面に
第17図及び第18図に示すように、放射状に凹
設した24個の凹溝6aが前記リブ5bに相対向す
るように弾性体5を覆つて配設されている。又、
フロントフレーム6の外周には係合溝5eと相対
向する3個の係合溝6bが形成されている。
フロントフレーム6の前面中央部には案内部材
6cが突出形成されていて、その案内部材6cの
前面には前記アーマチユア4の数、即ち、後記す
る印字ワイヤー7の数に対応して24個の案内部と
してガイド孔6dが透設されている。24個のガイ
ド孔6dは第19図に示すように全体としてほぼ
菱形状となるように配置されている。
6cが突出形成されていて、その案内部材6cの
前面には前記アーマチユア4の数、即ち、後記す
る印字ワイヤー7の数に対応して24個の案内部と
してガイド孔6dが透設されている。24個のガイ
ド孔6dは第19図に示すように全体としてほぼ
菱形状となるように配置されている。
L字状に折曲された24個の各印字ワイヤー7は
それぞれ基端部7aを「コ」字状に折曲し、その
基端部7aを前記フロントフレーム6の各凹溝6
aにそれぞれ嵌着固定させているとともに同基端
部7aから中心方向に折曲部7bまで延びる基部
7cをそれぞれ対応する前記弾性体5の嵌合溝5
cに嵌合させている。一方、折曲部7bから前方
に延びる各印字フレーム7の先端部7dはガイド
孔6dを貫通して外方へ突出している。
それぞれ基端部7aを「コ」字状に折曲し、その
基端部7aを前記フロントフレーム6の各凹溝6
aにそれぞれ嵌着固定させているとともに同基端
部7aから中心方向に折曲部7bまで延びる基部
7cをそれぞれ対応する前記弾性体5の嵌合溝5
cに嵌合させている。一方、折曲部7bから前方
に延びる各印字フレーム7の先端部7dはガイド
孔6dを貫通して外方へ突出している。
そして、各印字ワイヤー7はそれぞれ対応する
前記アーマチユア4の揺動に基づいて弾性体5の
リブ5bを介して前方に押出されることにより印
字駆動され、24×24ドツトマトリツクス印字を行
うようになつている。
前記アーマチユア4の揺動に基づいて弾性体5の
リブ5bを介して前方に押出されることにより印
字駆動され、24×24ドツトマトリツクス印字を行
うようになつている。
前記ヨーク部材1の後側に当接配設された係止
体8は第21図〜第24図に示すようにその外周
に前記ヨーク部材1の係合溝1eと相対向するよ
うに3個の嵌入凹部8aが形成されている。各嵌
入凹部8aの一側壁には周方向に突出する爪部8
bが形成されていて、その爪部8bの前面は係止
体8の前面と面一とするとともに後面は第23図
に示すように先端が先細となるようにテーパ状に
形成されている。
体8は第21図〜第24図に示すようにその外周
に前記ヨーク部材1の係合溝1eと相対向するよ
うに3個の嵌入凹部8aが形成されている。各嵌
入凹部8aの一側壁には周方向に突出する爪部8
bが形成されていて、その爪部8bの前面は係止
体8の前面と面一とするとともに後面は第23図
に示すように先端が先細となるようにテーパ状に
形成されている。
取付体9はその基部が前記フロントフレーム6
の前側に当接配設され、その基部の中央には、同
フレーム6の案内部材6cを突出させる四角形状
の貫通孔9aが透設されている。また基部の外周
には係合溝1e,3e,5e,6bに係合した状
態で後方へ延びる3個の係合アーム9bが形成さ
れている。各係合アーム9bはその先端を「コ」
字状に折曲させて係合フツク9cを形成し、その
係合フツク9cを前記係止体8の爪部8bと係合
させている。従つて、取付体9は前記係止体8と
で前記ヨーク部材1、保持部材3、弾性体5、及
びフロントフレーム6を緊締固定することにな
る。
の前側に当接配設され、その基部の中央には、同
フレーム6の案内部材6cを突出させる四角形状
の貫通孔9aが透設されている。また基部の外周
には係合溝1e,3e,5e,6bに係合した状
態で後方へ延びる3個の係合アーム9bが形成さ
れている。各係合アーム9bはその先端を「コ」
字状に折曲させて係合フツク9cを形成し、その
係合フツク9cを前記係止体8の爪部8bと係合
させている。従つて、取付体9は前記係止体8と
で前記ヨーク部材1、保持部材3、弾性体5、及
びフロントフレーム6を緊締固定することにな
る。
このように本実施例においては印字ワイヤー7
をL字状に折曲し、その印字ワイヤー7の基端部
7aをフロントフレーム6に形成した凹溝6aに
固定するとともに印字ワイヤー7の先端部7dを
ガイド孔6dに移動可能に案内する。そして、ア
ーマチユア4の揺動を弾性体5のリブ5bを介し
て印字ワイヤー7の基部7cが受けて同印字ワイ
ヤー7を駆動させて印字ワイヤー7の先端部7d
においてドツトマトリツクス印字を行うことがで
きる。
をL字状に折曲し、その印字ワイヤー7の基端部
7aをフロントフレーム6に形成した凹溝6aに
固定するとともに印字ワイヤー7の先端部7dを
ガイド孔6dに移動可能に案内する。そして、ア
ーマチユア4の揺動を弾性体5のリブ5bを介し
て印字ワイヤー7の基部7cが受けて同印字ワイ
ヤー7を駆動させて印字ワイヤー7の先端部7d
においてドツトマトリツクス印字を行うことがで
きる。
したがつて本実施例では、従来の印字ワイヤー
のように、その基端をアーマチユアにロウ付けす
る必要がない。又、アーマチユア4は常には弾性
体5及び印字ワイヤー7の弾性復帰力により第1
図に示すように保持されるため、復帰のための板
バネともロウ付けする必要がないので、多くの面
倒な作業工程が減る。
のように、その基端をアーマチユアにロウ付けす
る必要がない。又、アーマチユア4は常には弾性
体5及び印字ワイヤー7の弾性復帰力により第1
図に示すように保持されるため、復帰のための板
バネともロウ付けする必要がないので、多くの面
倒な作業工程が減る。
又、印字ワイヤー7の基部7cは合成樹脂より
なる弾性体5の弾性片5dを介してアーマチユア
4に押出されるようになつているので、アーマチ
ユア4が印字ワイヤー7に直接当ることはなく、
互いに損傷及び摩耗するといつた恐れは全くな
い。
なる弾性体5の弾性片5dを介してアーマチユア
4に押出されるようになつているので、アーマチ
ユア4が印字ワイヤー7に直接当ることはなく、
互いに損傷及び摩耗するといつた恐れは全くな
い。
又、本実施例においてコイル2を巻回したアウ
ターヨーク1cをインナーヨーク1bの外周に環
状に配置するとともに、アーマチユア4をインナ
ーヨーク1bを中心とした放射状に配置してそれ
ぞれアウターヨーク1cと相対向させるようにし
たので、これらアーマチユア4の組付け構造が非
常にコンパクトになるとともにコイルの占有面積
及びアーマチユアの吸引面積をプリントヘツドの
外形に比較して大きくとることができ、アーマチ
ユア4の吸引力、即ち、印字ワイヤー7のインパ
クト力を上げることができる。
ターヨーク1cをインナーヨーク1bの外周に環
状に配置するとともに、アーマチユア4をインナ
ーヨーク1bを中心とした放射状に配置してそれ
ぞれアウターヨーク1cと相対向させるようにし
たので、これらアーマチユア4の組付け構造が非
常にコンパクトになるとともにコイルの占有面積
及びアーマチユアの吸引面積をプリントヘツドの
外形に比較して大きくとることができ、アーマチ
ユア4の吸引力、即ち、印字ワイヤー7のインパ
クト力を上げることができる。
さらに、本実施例においてはプリントヘツドの
組付けは係止体8、ヨーク部材1、アーマチユア
4を保持した保持部材3、弾性体5、及びフロン
トフレーム6を積層した後、取付体9の基部をフ
ロントフレーム6に当接し、係合フツク9cを前
記係止体8の嵌入部8aに嵌入する。そして同係
止体8を回動させて爪部8bに係合フツク9cを
係合させるだけなので、プリントヘツドの組付け
作業は非常に簡単となる。また、これによりフロ
ントフレーム6はヨーク部材1に対して強く緊締
されるので、アーマチユア4が印字後復帰したと
き慣性により弾性体5がフロントフレーム6を浮
き上がらせることがなく、騒音の低減に効果があ
り、かつ連続印字時にも印字動作が不確実になる
ことはない。しかも、このとき、取付体9の係合
アーム9bはヨーク部材1、保持部材3、弾性体
5、及びフロントフレーム6に形成した係合溝1
e,3e,5e,6bに係合しているため、印字
動作時に振動等により各部材が相対的にずれてし
まつて印字動作不能となることはない。又、取付
体9の係合アーム9bに形成した係合フツク9c
と係止体8の爪部8bの係合状態において、係止
体8を回動させるだけで係合フツク9cと爪部8
bの係合が解かれるので、プリントヘツドは簡単
に分解することができ保守作業は非常に簡単に行
える。
組付けは係止体8、ヨーク部材1、アーマチユア
4を保持した保持部材3、弾性体5、及びフロン
トフレーム6を積層した後、取付体9の基部をフ
ロントフレーム6に当接し、係合フツク9cを前
記係止体8の嵌入部8aに嵌入する。そして同係
止体8を回動させて爪部8bに係合フツク9cを
係合させるだけなので、プリントヘツドの組付け
作業は非常に簡単となる。また、これによりフロ
ントフレーム6はヨーク部材1に対して強く緊締
されるので、アーマチユア4が印字後復帰したと
き慣性により弾性体5がフロントフレーム6を浮
き上がらせることがなく、騒音の低減に効果があ
り、かつ連続印字時にも印字動作が不確実になる
ことはない。しかも、このとき、取付体9の係合
アーム9bはヨーク部材1、保持部材3、弾性体
5、及びフロントフレーム6に形成した係合溝1
e,3e,5e,6bに係合しているため、印字
動作時に振動等により各部材が相対的にずれてし
まつて印字動作不能となることはない。又、取付
体9の係合アーム9bに形成した係合フツク9c
と係止体8の爪部8bの係合状態において、係止
体8を回動させるだけで係合フツク9cと爪部8
bの係合が解かれるので、プリントヘツドは簡単
に分解することができ保守作業は非常に簡単に行
える。
なお、この考案は前記実施例に限定されること
はなく、例えば前記印字ワイヤー7を第26図に
示すように単にL字状に折曲しただけの印字ワイ
ヤー7にし、これをフロントフレーム6と弾性体
5とで支持するようにして実施したり、又、前記
実施例ではフロントフレーム6と一体的に形成し
た案内部材6cの前面にガイド孔6dを形成した
が、第27図及び第28図に示すように24個のガ
イド孔6dを形成したパネル10を案内部材6c
の前面に着脱可能に取着するようにして実施して
もよい。
はなく、例えば前記印字ワイヤー7を第26図に
示すように単にL字状に折曲しただけの印字ワイ
ヤー7にし、これをフロントフレーム6と弾性体
5とで支持するようにして実施したり、又、前記
実施例ではフロントフレーム6と一体的に形成し
た案内部材6cの前面にガイド孔6dを形成した
が、第27図及び第28図に示すように24個のガ
イド孔6dを形成したパネル10を案内部材6c
の前面に着脱可能に取着するようにして実施して
もよい。
以上のようにこの考案は、アーマチユアを弾性
体のリブ片によつてヨーク部材に向けて押圧し、
L字形の印字ワイヤーの基部を弾性体とフロント
フレームとの間に挾持固定したものであるから、
アーマチユア、弾性部材および印字ワイヤーをそ
れぞれロウ付けする必要がなくなり、組付け作業
をきわめて容易にできる。しかも、アーマチユア
と印字ワイヤが直接接触しないので、両者の摩耗
にもとづく動作不良をなくすことができる。
体のリブ片によつてヨーク部材に向けて押圧し、
L字形の印字ワイヤーの基部を弾性体とフロント
フレームとの間に挾持固定したものであるから、
アーマチユア、弾性部材および印字ワイヤーをそ
れぞれロウ付けする必要がなくなり、組付け作業
をきわめて容易にできる。しかも、アーマチユア
と印字ワイヤが直接接触しないので、両者の摩耗
にもとづく動作不良をなくすことができる。
第1図はプリントヘツドの一部切欠側面図、第
2図はアーマチユアの動作を示す要部側断面図、
第3図及び第4図はヨーク部材の正面図及び第3
図A−A線断面図、第5図及び第6図は保持部材
の正面図及び背面図、第7図は第5図A−A線断
面図、第8図及び第9図はアーマチユアの正面図
及び背面図、第10図及び第11図は弾性体の正
面図及び背面図、第12図〜第14図は弾性体の
リブの正面図、背面図及び側断面図、第15図は
弾性片の平断面図、第16図〜第18図はフロン
トフレームの正面図、背面図及び第17図におけ
るA−A線断面図、第19図はガイド孔の配置を
示す正面図、第20図は印字ワイヤーの側面図、
第21図〜第23図は係止体の正面図、背面図及
び一部切欠側面図、第24図及び第25図は取付
体の正面図及び側面図、第26図は印字ワイヤー
の別例を示す側面図である。 図中において、1はヨーク部材、1bはインナ
ーヨーク、1cはアウターヨーク、2はソレノイ
ド、3はアーマチユア保持部材、3aは外周枠
部、3bは中間枠部、3cは橋絡枠部、3dは揺
動支点、4はアーマチユア、5は弾性体、5aは
基部、5bはリブ、5cは弾性片、6はフロント
フレーム、6aは固定凹部、6dはガイド孔、7
は印字ワイヤー、7aは基端部、7bは折曲部、
7cは基部、7dは先端部、8は係止体、8bは
爪部、9は取付体、9cは係合フツクである。
2図はアーマチユアの動作を示す要部側断面図、
第3図及び第4図はヨーク部材の正面図及び第3
図A−A線断面図、第5図及び第6図は保持部材
の正面図及び背面図、第7図は第5図A−A線断
面図、第8図及び第9図はアーマチユアの正面図
及び背面図、第10図及び第11図は弾性体の正
面図及び背面図、第12図〜第14図は弾性体の
リブの正面図、背面図及び側断面図、第15図は
弾性片の平断面図、第16図〜第18図はフロン
トフレームの正面図、背面図及び第17図におけ
るA−A線断面図、第19図はガイド孔の配置を
示す正面図、第20図は印字ワイヤーの側面図、
第21図〜第23図は係止体の正面図、背面図及
び一部切欠側面図、第24図及び第25図は取付
体の正面図及び側面図、第26図は印字ワイヤー
の別例を示す側面図である。 図中において、1はヨーク部材、1bはインナ
ーヨーク、1cはアウターヨーク、2はソレノイ
ド、3はアーマチユア保持部材、3aは外周枠
部、3bは中間枠部、3cは橋絡枠部、3dは揺
動支点、4はアーマチユア、5は弾性体、5aは
基部、5bはリブ、5cは弾性片、6はフロント
フレーム、6aは固定凹部、6dはガイド孔、7
は印字ワイヤー、7aは基端部、7bは折曲部、
7cは基部、7dは先端部、8は係止体、8bは
爪部、9は取付体、9cは係合フツクである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ソレノイドコイル2のヨーク部材1と、前記ヨ
ーク部材1の端部側に配置されたアーマチユア4
と、 前記アーマチユア4を前記ヨーク部材1に向け
て押圧する変形可能なリブ片5bを基部5aから
突出させた弾性体5と、 前記弾性体5の前記アーマチユア4とは反対側
に配置されたフロントフレーム6と、 前記弾性体5のリブ片5bに沿つて延びる基部
7a及びその基部7aの一端から折曲して前記フ
ロントフレーム6の案内部6dに摺動可能に案内
された先端部7dを有し、前記基部7aの他端部
を前記弾性体5とフロントフレーム6との間で挾
持固定された印字ワイヤー7と を備えるプリントヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17885983U JPS6085935U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プリントヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17885983U JPS6085935U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プリントヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6085935U JPS6085935U (ja) | 1985-06-13 |
JPH029968Y2 true JPH029968Y2 (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=30388209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17885983U Granted JPS6085935U (ja) | 1983-11-19 | 1983-11-19 | プリントヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6085935U (ja) |
-
1983
- 1983-11-19 JP JP17885983U patent/JPS6085935U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6085935U (ja) | 1985-06-13 |
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