JPH029918A - 燃料スプレーバー - Google Patents

燃料スプレーバー

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JPH029918A
JPH029918A JP1063983A JP6398389A JPH029918A JP H029918 A JPH029918 A JP H029918A JP 1063983 A JP1063983 A JP 1063983A JP 6398389 A JP6398389 A JP 6398389A JP H029918 A JPH029918 A JP H029918A
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JP
Japan
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fuel
spray bar
cooling
tube
shield
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Pending
Application number
JP1063983A
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English (en)
Inventor
John W Vdoviak
ジョン・ウイリアム・ブドビアク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH029918A publication Critical patent/JPH029918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D11/00Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/36Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D23/00Assemblies of two or more burners
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/16Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration with devices inside the flame tube or the combustion chamber to influence the air or gas flow
    • F23R3/18Flame stabilising means, e.g. flame holders for after-burners of jet-propulsion plants
    • F23R3/20Flame stabilising means, e.g. flame holders for after-burners of jet-propulsion plants incorporating fuel injection means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、一般にガスタービンエンジン用の燃料噴射
器、特にガスタービンエンジンのオーグメンタに用いる
燃料スプレーバ−の改良に関する。
必要なときにスラストを増強するためのオーグメンタま
たはアフタバーナをガス発生機の下流に設けたガスター
ビンエンジンにおいては、燃料スプレーバ−1すなわち
燃料噴射器を用いて燃料をオーグメンタ内に噴射してガ
ス発生機から排出されるガスと混合する。一般に、スプ
レーバ−の燃料吐出し口をオーグメンタの燃焼面積約1
平方インチにつき1つとするのが望ましく、シたがって
スプレーバ−は極めて多数が必要である。
改良型のスプレーバ−が、米国特許節2,978.87
0号に開示されている。この特許のスプレーバ−では、
長さの異なる複数本の燃料管を設けて、半径方向の異な
る位置に燃料吐出し口を位置決めするとともに、別の効
果を得ている。代表的には、複数本の比較的短いスプレ
ーバ−と長いスプレーバ−とをオーグメンタライナのま
わりに円周方向に間隔をあけて配置して、ライチ内に燃
料を比較的均一に噴射する。
ガスタービンエンジンの性能を上げるにはタービンガス
温度を上げればよいが、その結果、タービンガスにさら
されるスプレーバ−の金属温度は上昇し、燃料/ガス混
合気をスプレーバ−とそれより下流に配置された保炎器
との間で早期点火する傾向が増す。したがって、スプレ
ーバ−と保炎器との距離を短くして早期点火傾向を避け
るのがよい。しかし、この燃料混合距離を短くすると、
保炎器の位置での燃料の分散を均一にするために、スプ
レーバ−からの燃料をスプレーバ−と保炎器との間の比
較的短い距離内で大きく横方向に分散させなければなら
ない。
さらに、従来のオーグメンタ付きエンジンの「湿りJ(
wet)運転の期間、燃料はスプレーバ−を通って流れ
、したがってスプレーバ−を冷却する。しかし、この冷
却はそのような湿り運転期間に生じるだけである。スプ
レーバ−は普通より高いタービン出口ガス温度で使用さ
れたり、またオーグメンタ付きエンジンの「乾きJ  
(dry)、すなわち推力増強無しや低レベルの湿り運
転の期間も使用されたりするので、スプレーバ−の有効
寿命を確保するためには、それを冷却するのが有効であ
る。しかし、スプレーバ−の有効寿命を確保するために
は、冷却流体と比較的高温のスプレーバ−との相互作用
により望ましくない熱応力が発生するのを回避しなけれ
ばならない。
したがって、本発明の目的は、新規な改良されたガスタ
ービンエンジン用スプレーバ−を提供することにある。
本発明の別の目的は、ガスタービンエンジンのガス温度
を上昇させることのできるスプレーバ−冷却手段を有す
るガスタービンエンジン・オーグメンタ用の燃料スプレ
ーバ−を提供することにある。
本発明の他の目的は、熱膨張および収縮差を吸収するこ
とのできるスプレーバ−冷却手段を有するガスタービン
エンジン争オーグメンタ用の燃料スプレーバ−を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、燃料を横方向に分散させる手段を
有するスプレーバ−を提供することにある。
本発明の他の目的は、最小の圧力損失にて燃料を横方向
に分散させる手段を有するスプレーバ−を提供すること
にある。
発明の開示 本発明のガスタービンエンジン用燃料スプレパーは、基
部、基部から延在する複数本の燃料管、および燃料管を
冷却する手段を備える。冷却手段は燃料管から離間され
、冷却手段と燃料管との間に互いに独立の熱による移動
を許す。
本発明の別の実施態様では、燃料スプレーバ−に、燃料
を燃料管から横方向に分散する手段を設ける。この分散
手段は、1実施態様では、渦を発生するようなピッチ角
に傾斜したデルタ形部材を含む。
別の実施態様では、燃料スプレーバ−に冷却手段を燃料
管に拘留する手段を設け、冷却手段と燃料管との間に拘
束のない長さ方向の熱による移動を許すが、両者の横方
向移動を拘束する。
具体的な構成 この発明を特徴付ける新規な構成は特許請求の範囲に記
載の通りである。つぎに、この発明の構成を、その目的
および効果ともども、以下に図面に示す好適な実施態様
について詳述する。
第1図に、ガスタービンエンジンの概略を示す。
このガスタービンエンジン10は、圧縮機14、燃焼器
16および圧縮機14を駆動する高圧タービン(HPT
)1gを含む普通のガス発生機12を備える。エンジン
10はさらに、圧縮機14の上流に配置された通常のフ
ァン20および外気を取り入れる人口22を含む。ファ
ン2oは高圧タービン18の下流に配置された低圧ター
ビン(LPT)24に連結されこれと共に回転する。ガ
ス発生機12は環状内側ケーシング26内に配置されて
いる。内側ケーシング26はエンジン外側ケーシング2
8から半径方向内方に離間して、相互間にファン20か
らのファン空気32の一部を受け入れるバイパスダクト
30を画定する。ファン空気の残りの部分は圧縮機14
に送られる。
ガス発生機12の下流に、アフタバーナとも呼ばれるオ
ーグメンタ34が配置されている。オーグメンタ34は
冷却ライナ36を含み、これが外側ケーシング28から
半径方向内方に離間して相互間に環状の冷却空気通路3
8を画定する。ライナ36は内部に燃焼領域4oを画定
する。外側ケーシング28の下流端に通常の可変排気ノ
ズル42が回動自在に軸支されている。
オーグメンタ34はさらに、本発明による複数個の燃料
噴射器またはスプレーバー44を含み、これらのスプレ
ーバー44は円周方向に相互に間隔をあけかつそれぞれ
半径方向に配向されている。
スプレーバー44は、ライナ36の上流端で外側ケーシ
ング28に通常の手段で固定的に装着され、複数個の普
通の保炎器またはスタビライザ46より上流側に離れて
いる。通常スプレーバー44は燃料源(図示せず)に連
結され、必要な時に増強したスラスト出力を発生するた
めに、保炎器46の上流に燃料を供給する。ガス発生機
12とオーグメンタ34との間に普通のローブミキサ4
8が配置され、内側ケーシング26の下流端から下流に
延在している。
運転時には、空気が入口22に入り、その第1の部分が
ガス発生機12を側路してバイパスダクト30へ入り、
第2の部分が圧縮機14に入り、ここで圧縮されてから
燃焼器16へ導かれ、そこで燃料と混合され燃焼ガス5
0を発生する。比較的高温のガス50が高圧タービン1
8に流入し、その後低圧タービン24に流入する。この
際、高圧タービン18は回転して圧縮機14を駆動し、
低圧タービン24も回転してファン2oを駆動する。ガ
ス50は、ガス発生機12から排出され、スプレーバー
44を通り過ぎ、オーグメンタ34内でミキサ48から
のファン空気32と混合される。スラストを増強したい
ときには、燃料をスプレーバー44から噴射し燃焼ガス
5oおよびファン空気32と混合し、保炎器46より下
流の燃焼領域40でさらに燃焼させる。ファン空気32
の一部は冷却空気通路38に導かれライナ36に沿って
流れてライナ36を冷却し、モしてライナ36の下流端
で排気ノズル42の内面に沿って排出される。
第2〜7図に、本発明の好適な実施態様によるスプレー
バー44を詳細に示す。まず第3図を参照すると、各ス
プレーバー44は外側ケーシング28に装着された基部
52を含む。基部52はボルトなどの通常の手段(図示
せず)でケーシングに固着するのが適当である。複数本
の燃料管56が基部52から半径方向内方に、外側ケー
シング28の開口54を抜け、冷却空気通路38を横切
り、さらにミキサ48の開口55を抜けて延在する。図
示の実施例では、燃料管56は4本の燃料管からなる。
すなわち第1上流燃料管56aに第2燃料管56b1第
3燃料管56cおよび第4燃料管56dが続き、それぞ
れの燃料管が所望の半径方向位置で燃料を吐出する。各
燃料管56は、基端58が基部52に固定接合され、反
対側の先端60がミキサ48より半径方向内方にかつ保
炎器46より上流に位置する。各燃料管56はさらに、
その内部に燃料通路62が基端58から先端60まで延
在し、燃料通路62が基部52内に設けられた共通燃料
マニホールド64と流体連通している。一方マニホール
ド64は基部52の燃料入口66と流体連通し、燃料人
口66はエンジン10の通常の燃料源(図示せず)に連
結するのが適当である。各燃料管の先端60には、それ
ぞれの燃料通路62と流体連通した少なくとも1つの燃
料噴射口68が設けられ、好適実施例として2つの噴射
口が図示されている。
燃料管56は長さが異なり、第1燃料管56aがもっと
も長く、つぎに短い燃料管56b、56Cが続き、燃料
管56dが一番短い。したがって、燃料管56の燃料噴
射口68はライナ36の内方で半径方向位置がずれて燃
料をライナ内部に一層均一に分散させる。
本発明の一実施例では、スプレーバー44からの燃料流
れがオンまたはオフそれぞれの場合に、エンジン10の
湿り運転および乾き運転の雨期間中燃料管56を冷却す
る手段70がスプレーバー44に設けられている。オー
グメンタ付きエンジンはその有効寿命の期間束として乾
き状態で運転するのが普通であるので、そこを通る燃料
の流れによる以外のスプレーバー44の冷却は、比較的
高熱のガス50にさらされるスプレーバー44の一層の
有効寿命を確保する手段となる。しかし、スプレーバー
44は比較的長く、比較的高温のガス50にさらされ、
しかも冷却媒体は比較的低温であるので、スプレーバー
44の有効寿命を確保するためには、熱的な変形や応力
を最小にしなければならない。この目的を達成するため
に、冷却手段70は基部52付近から延在し、燃料管5
6から離間しており、こうして冷却手段70と燃料管5
6との間に独立の熱による移動を許し、したがって、冷
却手段70と燃料管56とが互いに独立に実質的に拘束
されずに熱膨張、収縮できる。
燃料管56は一体の組立体、好ましくは鋳造体として示
しであるが、それぞれを作製してから慣例の方法で一緒
に組立てもよい。しかし、いづれの場合も、高熱ガス5
0が導かれるミキサ48の半径方向内方で、燃料管56
を冷却手段70に固定連結しないで、上述したような拘
束のない相互差動を可能にする。
第3〜7図に詳細に示したように、冷却手段70は、第
1燃料管56aから上流に離間した細長いシールド72
を含む。シールド72は、その基端74が冷却空気通路
38内で第1燃料管58aの基端58に固着されている
。あるいは、シールド72を基部52に直接固着するこ
ともできる。
シールド72はさらに、基端74とは反対側の先端76
が第1燃料管56aの先端60から離間している。シー
ルド72の形状は、燃料管56にそこを流れ過ぎるガス
タービンエンジンの燃焼ガス50が直接衝突するのを妨
げる形状になっている。シールド72に前向き表面78
を設けるのが好ましく、これで前から燃料管56が直接
視線に入るのをさえぎるようにして、燃料管56を燃焼
ガス50から遮蔽する。シールド72および前面78が
ほぼU字形で対称であるのが好ましく、したがって前面
78は上流に面する前縁80を有する。シールド72は
空気力学的に比較的なめらかであり、翼形形状として抗
力係数を比較的小さくして、シールドに伴なう圧力損を
減らす。
したがって、シールド72を用いるだけで、燃焼ガス5
0が燃料管56に直接衝突するのを阻止して、燃料管5
6を少なくとも多少冷却する。
本発明の別の特徴によれば、冷却手段70がさらに、そ
の内部に基端74から先端76まで延在し、冷却流体を
案内する流体通路82を含む。通路82はシールド72
の基端74に配置された冷却流体人口84と流体連通し
ている。図示のように、入口84は冷却空気通路38内
に上流に向けて開口する単なる開口であり、ファン空気
32の一部を取り入れて通路82に導く。
シールド72の先端76は、その全長にわたって基端7
4への遷移部85(第3図に示す実施例では、ミキサ4
8の開口55の位置にある)まで第1燃料管56aから
離間しておくのが好ましい。
なお、基端74を含むスプレーバー44の外側部分44
aは冷却通路38内に位置し、冷却ファン空気32にさ
らされ、他方、先端76を含むスプレーバー44の内側
部分44bはミキサ48より半径方向に位置し、高熱ガ
ス50にさらされる。
スプレーバー44の外側部分44aはファン空気32に
さらされるので、その熱による移動は大体均一である。
しかし、内側部分44bは高熱ガス50にさらされ、シ
ールド72は冷却されるが、シールド72と第1燃料管
56aとが間隔をあけられているので、これらに実質的
に拘束のない熱膨張および収縮差動が許され、こうして
、もしもシールド先端76が第1燃料管の先端60に固
着されていたら起こるに相違ない歪や応力を回避する。
シールド72と第1燃料管56aとの間に効果的な拘束
のない差動が許されるならば、遷移部85は、設計上の
都合により、ミキサの開口55より上下いずれに位置さ
せてもよい。
シールド72にはさらに、複数個の吐出しオリフィス8
6が長さ方向に間隔をあけて通路82と流体連通して設
けられ、冷却空気32を通路82から燃料管56に案内
する。さらに詳しくは、オリフィス86は、一番前の燃
料管である第1燃料管56aの前縁88に対向しかつそ
れから離間している。オリフィス86の寸法は、第1燃
料管56aの前縁88の衝突冷却を達成するようにとる
第4図を参照すると、冷却手段70はさらに、シールド
72の内面、すなわち後向き面90を含み、この後向き
面90はほぼU字形で、燃料管56の相補的なほぼ前向
きの面92から上流に離間しており、相互間に空間また
はチャンネル94を画定している。チャンネル94は吐
出しオリフィス86と流体連通しており、最初に前縁8
8の衝突冷却に使用された空気を受けとる。この空気は
チャンネル94を流れながら、さらに内面90および前
向き面92の対流冷却を行なう。チャンネル94は後部
の傾斜吐出しスロット96で終端する。吐出しスロット
96はシールド72と燃料管56との間に画定され、そ
の寸法と形状は、スロット96から冷却空気の膜を下流
に、燃料管56の後縁部分の互いに反対向きの第1側面
98および第2側面100に沿って生成するようになっ
ている。第1側面98および第2側面100は収束して
後縁102となり、そして前向き面92と合わさって燃
料管56の全外側表面をなす。シールド72の前向き面
78および燃料管56の側面98.100は全体として
抗力係数の比較的低い対称体を画定する。
本発明の別の実施例では、スプレーバー44がさらにシ
ールド72を燃料管56に固定する手段104を含み、
この固定手段104はシールドと燃料管との相互に拘束
のない長さ方向の熱による移動を許す一方、相互間の過
剰な横方向の移動を拘束する。固定手段104の好適な
例を第5図に示すが、第4図および第6図にも同様に適
用できる。
固定手段104は、第1の円弧状タブテイル形を有する
燃料管56の前向き面92と、第1のタブテイル形と相
補形の第2の円弧状タブテイル形を有するシールド72
の内面90とからなる。前向き而92および第1燃料管
56aは最大中の部分106を含み、一方シールド72
は部分106の最大中より小さい巾のスロート部分10
8を含み、スロート部分108は最大中部分106より
下流に位置する。この配置とすれば、シールド72と燃
料管56との間にチャンネル94が存在するので、シー
ルド72は長さ方向で燃料管56による拘束を受けるこ
となく、シールド基端74から膨張および収縮できる。
しかし、上記タブテイル装置は、シールド72と燃料管
56との間に拘束のない横方向の熱による移動(たとえ
ば膨張および収縮)を許す一方、シールド72と燃料管
56間の横方向移動によりチャンネル94により形成さ
れていた空間がなくなってしまうと、つまりシールド7
2と燃料管56とが接触してしまうと、チャンネル94
の広がりに相当する所定量を越える過剰な移動を拘束す
る。
このように、シールド72は、内面90が前向き面92
に接触するまでは、横方向には拘束されず、内面90が
前向き面92に接触したときに、横方向の拘束が生じる
。第5図に示したタブテイル形配置は、第3〜6図に示
したように、第2、第3および第4燃料管56b、56
Cおよび56dのあらゆる断面において、遷移部85の
燃料管断面まで同様である。しかし、所望に応じて、タ
ブテイル配置を燃料管56の選択部分にだけ使用しても
よい。
さらに別の実施例では、たとえば第3図に示すように、
燃料管56の少なくとも1本の燃料管56の吐出し口6
8から燃料を横方向に分散させる手段110を設゛ける
。従来のスプレーバ−は、単に第1燃料管56Hの吐出
し口68のような吐出し口から燃料を吐出すだけである
。吐出し口68からの燃料はスプレーバー44に流れて
くる燃焼ガスと混ざり、それにより運ばれる。しかし、
燃料を半径方向または円周方向またはその両方において
横方向に分散させるのに有効な分散手段110を用いる
ことにより、オーグメンタに用いるスプレーバ−の数を
少なくするか、スプレーバ−を保炎器46に一層近づけ
て配置できるか、その両方とも可能であり、こうして、
たとえば横方向燃料分布が改善され、効率が上がるなど
の付随の利点が得られる。
横方向分散手段110は、本発明の好適な実施態様では
、半デルタ翼およびT型バー112または単に半デルタ
翼112から構成される。半デルタ翼112の頂点11
4は、後縁102付近で燃料管56に一体に形成されか
つ燃料管56に固定されている。半デルタ翼112の底
辺116は頂点114で燃料管56から片持されている
。半デルタ翼112の第1側部118は頂点114付近
の燃料管第1側面98から側方かつ後方に底辺116ま
で延在し、そして第2側部120は頂点114付近の燃
料管第2側面100から側方かつ後方に底辺116まで
延在する。
第2〜6図に示す好適な実施態様における半デルタJ1
112は、実質的に中実であり、内部に第1燃料通路1
22が第1側部118の第1前縁124に沿って延在し
、夫々の燃料管56の燃料通路62の吐出し口68と流
体連通している。同様に翼112の内部には、第2燃料
通路126が第2側部120の第2前縁128に沿って
延在し、夫々の燃料管56の燃料通路62の吐出し口6
8と流体連通している。これらの第1通路122および
第2通路126は底辺116まで延在し、そこで後方に
開口した第1吐出し口130および第2吐出し口132
を画定する。W112を半デルタとみなす理由は、これ
が全体として高さHが底辺Bの約半分に等しい三角形の
形状になっているからである。翼112はさらに、2つ
の側方に延在する燃料通路122および126が内部に
設けられているのでTバーと特定することもできる。
デルタTA112が側方に延在するウィング形部材、す
なわち第1側部118および第2側部120を含むなら
ば、主としてオーグメンタ34の軸線134に平行な方
向に流れる翼112の上を流れる燃焼ガス50の流れは
、航空機の翼に生じるように、前縁124および128
に追従する傾向のある横方向成分を含む。この挙動を利
用して、吐出し口130および132から吐き出された
燃料を円周および半径方向において側方に分散させるの
を補助することができる。
円周および半径方向における燃料の側方分散をさらに促
進するために、デルタW112は、第3図に示すように
、オーグメンタ内で頂点114が底辺116より半径方
向外側に来るように軸線134に対して半径方向内方に
所定のピッチ角P傾斜させる。失速が望ましくない普通
の航空機の翼と違って、ピッチ角Pは112の上に流れ
るガスタービンエンジンの燃焼ガス50に少なくとも多
少空気力学的失速を確実に起こすように選定するのがよ
く、こうして所定通りに渦を発生させ、これらの渦が吐
出し口130および132から吐き出される燃料をまき
こんで、吐出し口からの燃料の側方分散を増大する。い
くつかの試験例で、ピッチ角Pを約10’および20°
として有効に渦を発生した。
第8図に1つの半デルタfAl12を示し、渦がその第
1前縁124および第2前縁128両方に沿って発生す
る様子を説明する。底辺116で、渦は半径および円周
方向両方に成長しており、したがって燃料を平径および
円周方向両方に側方分散させるのに有効になっている。
燃料は吐出し口130および132からこれらの渦に乗
って連れ去られる。
第2図にさらに明確に示すように、デルタ翼112の寸
法を変えて燃料の横方向分散の度合を変えるのが好まし
い。基部52に一番近いデルタ翼112aを最大とし、
半径方向において一番内側の位置のデルタII 12b
を最小とし、それらの中間のデルタ’A 112 cを
中間の寸法とする。この構成とすれば、隣合うスプレー
バー44間の円周方向距離が最大であるオーグメンタの
大径位置での横方向分散が最大となる。隣合うスプレー
バは半径方向内方の位置ではそれだけ近くなるので、必
要な横方向分散が少なくなり、したがってデルタW11
2bを小さくすることができる。
第3〜6図に示すように、デルタ翼112は実質的に同
一であり、ただ寸法が違うだけである。
デルタ翼それぞれは燃料管56b、56cおよび56d
の吐出し口68と流体連通している。
第9図に本発明の他の実施例を示す。この例の半デルタ
翼136は実質的に中空であり、渦を発生するように適
当に傾斜している。この例では、燃料管の吐出し口68
がデルタ翼136の内部と直接流体連通している。燃料
は、デルタ翼136の底辺のほぼ全幅にわたって延在す
る単一の細長い吐出し口138から噴射される。
第4〜6図および第9図に示すデルタ翼形状のいづれの
実施例でも、デルタ翼を、底辺Bが高さHに実質的に等
しい全デルタ翼として構成することもできる。
第10図に示す本発明のさらに他の実施例では、第1お
よび第2後退角部材または翼140および142が側方
に延在している。多翼の基端144は燃料管56に固定
されている。翼140および142は互いに離間しかつ
下流方向に発散している。燃料通路62に連通した吐出
し口68は翼140および142の基端144から上方
に離間している。この実施例では、燃料か吐出し口68
から翼140および142の上に吐き出され、翼に流れ
てくる燃焼ガス50にまきこまれる。この際、燃料の一
部は翼140および142の前縁146および148に
沿って側方に流れる。
第11図に示すさらに他の実施例では、第1および第2
円筒中空管またはT型バー150および152が一端て
燃料通路62の吐出し口68に固定連結されている。T
型バー150および152は互いに下流方向に発散し、
第1吐出し口154および第2吐出し口156から燃料
を横方向へ分散させる。しかし、管150および152
は単に燃料をその先端まで案内して分散させるだけであ
り、前述したデルタ翼に発生する渦による燃料の分散増
大効果はない。
各種のスプレーバ−について、低温風洞内でモデル試験
を行なった。第12A図に示すような真直な円筒形スプ
レーバー158を共通素子として使用し、第12B図に
示すような真直なスプレーバー158にT型バー112
をピッチ角106および20’で連結した半デルタ翼の
モデル2つ、第12C図に示すような真直なスプレーバ
ー158にT型バー150および152を連結したモデ
ル、そして第12D図および第12E図に示すように、
半デルタ160および全デルタ162を真直なスプレー
バー158にピッチ角20″で連結し、燃料吐出し口6
8をデルタ翼の頂点部分の下側に位置させただけのモデ
ルを試験した。
スプレーバ−の性能を評価するのに用いた1つの指数、
つまり指定の効果は、共通の下流位置での燃料の広がり
パターンを第12図の試験構造に基づく全圧力損失で除
した係数である。この効果の正規化値は、各試験例の利
得値から第12A図の真直なスプレーバー158につい
ての利得値を引き、真直なスプレーバー158の利得値
で除した値である。試験の結果、第12B図に示す半デ
ルタ兼T型バーモデルが最良で、真直なスプレーバー1
58に対して約93%の利得増であった。
第12D図の半デルタ160が次善で、約25%の利得
増であった。第12E図の全デルタおよび第12C図の
Tバー150/152は約12%で大体同じであった。
もちろん、第12図の真直なスプレーバー158の代り
に第3図のもっと流線形の燃料管56およびシールド7
2を用いても、同様の性能比較が予測される。
本発明の好適な実施例とみなされるものについて説明し
たが、当業者であれば、ここでの教示内容から他の変更
例を想起できるであろう。したがって、特許請求の範囲
にはそのような変更例のすべてが包含される。
たとえば、冷却手段70はエンジン10の湿り運転およ
び乾き運転の雨期間作動可能であるが、所望に応じて乾
き運転の期間のみ作動するように設計するのも適当であ
る。スプレーバー44はミキサ48の下流端に装着して
高熱ガス50がスプレーバー44から吐き出される燃料
と混ざりその燃料を蒸発させてから、ミキサ48からの
ファン空気32と混ざるように子るのが好ましいが、ス
プレーバー44をミキサ48と保炎器44との間に配置
し内側ライナ36を介して装着することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施態様によるオーグメンタを含
むガスタービンエンジンを示す該略図、第2図は、本発
明の1実施態様による円周方向に間隔をあけて配置した
3本のスプレーバ−を示す、第1図の2−2線方向に見
た四半断面図、第3図は第2図の3−3線方向に見たス
プレーバ−の側面図、 第4図は第3図の4−4線方向に見たスプレーバ−の拡
大断面図、 第5図は第3図の5−5線方向に見たスプレーバ−の断
面図、 第6図は第3図の6−6線方向に見たスプレーバ−の断
面図、 第7図は第3図の7−7線方向に見たスプレーバ−の断
面図、 第8図は本発明の1実施態様によるデルタ翼素子の斜視
図で、翼に沿って渦の発生する様子を説明し、 第9図は本発明の他の実施態様によるデルタ翼の斜視図
、 第10図は本発明の他の実施態様による1対の翼の斜視
図、 第11図は本発明の他の実施態様による1対の中空Tバ
ー管の斜視図、 第12A〜12E図は燃料分散性能について試験した各
種のスプレーバ−モデルの斜視図である。 10 ガスタービンエンジン、26 内側ケシング、2
8 外側ケーシング、34 オーグメンタ、36 冷却
ライナ、46 保炎器、50燃焼ガス、52 基部、5
6 燃料管、58 基端、60 先端、62 燃料通路
、64 マニホールド、68 吐出し口、70 冷却手
段、72 シールド、86 吐出しオリフィス、94 
チャンネル、112 半デルタ翼。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)燃料を受け入れるマニホールドを有する基部と、 上記基部から延在する燃料管であって、各燃料管が基部
    に固着された基端と反対側の先端とを有し、内部に上記
    マニホールドと流体連通した燃料通路を有し、先端に吐
    出し口を有する複数本の燃料管と、 上記燃料管から離間され燃料管を冷却する冷却手段であ
    って、冷却手段と燃料管との間に互いに独立の熱による
    移動を許す冷却手段と を含むガスタービンエンジン用燃料スプレーバー。 2)上記冷却手段が、上記燃料管から離間され、先端と
    、上記燃料管のうち上流側のものの基端に固着された基
    端とを有する細長いシールドを含み、このシールドの形
    状はそこに流れてくるガスタービンエンジンのガスが燃
    料管に直接衝突するのを妨げる形状となっている請求項
    1に記載の燃料スプレーバー。 3)上記シールドがその基端からその先端に向かって延
    在する、冷却流体を案内する流体通路を含み、さらに長
    さ方向に間隔をあけてかつ上記流体通路と流体連通して
    配置された、冷却流体を燃料管に向けて案内する複数個
    の吐出しオリフィスを含む請求項2に記載の燃料スプレ
    ーバー。 4)さらに、上記オリフィスから吐き出された冷却流体
    を用いて少なくとも1本の燃料管を気膜冷却する手段を
    備える請求項3に記載の燃料スプレーバー。 5)上記吐出しオリフィスが上記上流側燃料管の前縁に
    対向してその衝突冷却を行なう請求項3に記載の燃料ス
    プレーバー。 6)さらに、上記上流側燃料管の衝突冷却に用いた冷却
    流体を用いて少なくとも1本の燃料管を気膜冷却する手
    段を備える請求項5に記載の燃料スプレーバー。 7)上記気膜冷却手段が、シールドと上記上流側燃料管
    との間に画定され吐出しスロットで終端するチャンネル
    を含み、このチャンネルの寸法および形状は冷却流体を
    燃料管の後縁に収束する第1および第2側面に沿って気
    膜として案内するように構成されている請求項6に記載
    の燃料スプレーバー。 8)さらに、シールドを燃料管に拘留し、シールドと燃
    料管との間に拘束のない長さ方向の熱による移動を許す
    固定手段を備える請求項6に記載の燃料スプレーバー。 9)上記固定手段が、第1タブテイル形状を有する燃料
    管の前向き面を含み、上記シールドが第1タブテイル形
    状と相補形の第2タブテイル形状を有する内面を含み、
    これらの燃料管前向き面とシールド内面とが互いに離間
    して、吐出しオリフィスからの冷却流体を案内するチャ
    ンネルを画定する請求項8に記載の燃料スプレーバー。 10)第1および第2タブテイル形状が円弧状である請
    求項9に記載の燃料スプレーバー。 11)さらに、燃料を少なくとも1本の燃料管の吐出し
    口から横方向に分散する手段を備える請求項8に記載の
    燃料スプレーバー。 12)上記1本の燃料管が互いに反対向きの第1および
    第2側面を含み、これらの第1および第2側面が後縁に
    向って収束しかつ後縁で交差し、上記1本の燃料管の燃
    料通路と流体連通した第1および第2吐出し口を含み、
    そして上記分散手段が第1および第2吐出し口それぞれ
    から横方向に延在する部材を含む請求項11に記載の燃
    料スプレーバー。 13)上記側方延在部材がデルタ翼からなり、デルタ翼
    の頂点が上記吐出し口の近くで燃料管側面に固定され、
    第1側部が燃料管第1側面から、第2側面が燃料管第2
    側面から延在し、底辺が片持式であり、さらにデルタ翼
    がスプレーバーの長さ方向軸線に直交する平面に対して
    あるピッチ角で配置され、このピッチ角は、この翼に沿
    って流れるガスタービンエンジンのガスを少なくとも多
    少空気力学的に失速させるように選定して、ガスに渦を
    発生させて吐出し口から吐き出される燃料の横方向分散
    を増大する請求項12に記載の燃料スプレーバー。 14)さらに、燃料を少なくとも1本の燃料管の吐出し
    口から横方向に分散する手段を備える請求項1に記載の
    燃料スプレーバー。 15)上記1本の燃料管が互いに反対向きの第1および
    第2側面を含み、これらの第1および第2側面が後縁に
    向って収束しかつ後縁で交差し、上記1本の燃料管の燃
    料通路と流体連通した第1および第2吐出し口を含み、
    そして上記分散手段が第1および第2吐出し口それぞれ
    から側方に延在する部材を含む請求項14に記載の燃料
    スプレーバー。 16)上記側方延在部材がデルタ翼からなり、デルタ翼
    の頂点が上記吐出し口の近くで燃料管側面に固定され、
    第1側部が燃料管第1側面から、第2側部が燃料管第2
    側面から延在し、底辺が片持式であり、さらにデルタ翼
    がスプレーバーの長さ方向軸線に直交する平面に対して
    あるピッチ角で配置され、このピッチ角は、この翼に沿
    って流れるガスタービンエンジンのガスを少なくとも多
    少空気力学的に失速させるように選定して、ガスに渦を
    発生させて吐出し口から吐き出される燃料の横方向分散
    を増大する請求項15に記載の燃料スプレーバー。 17)上記デルタ翼の底辺の長さが底辺から頂点までの
    高さにほぼ等しい請求項16に記載の燃料スプレーバー
    。 18)上記デルタ翼の底辺の長さが底辺から頂点までの
    高さのほぼ半分に等しい請求項16に記載の燃料スプレ
    ーバー。 19)上記吐出し口が上記デルタ翼の上方に配置された
    請求項16に記載の燃料スプレーバー。 20)上記デルタ翼が中空で上記吐出し口が上記頂点よ
    り内側に配置された請求項16に記載の燃料スプレーバ
    ー。 21)上記デルタ翼が実質的に中実で、上記第1吐出し
    口と流体連通状態で底辺から頂点まで第1側部の縁に沿
    って延在する第1通路と、上記第2吐出し口と流体連通
    状態で底辺から頂点まで第2側部の縁に沿って延在する
    第2通路とを含む請求項16に記載の燃料スプレーバー
    。 22)複数のデルタ翼が上記燃料管のそれぞれにその吐
    出し口と流体連通関係で配置された請求項16に記載の
    燃料スプレーバー。 23)複数のデルタ翼の寸法を変えてそれぞれの燃料横
    方向分散度を変えた請求項22に記載の燃料スプレーバ
    ー。 24)上記基部に一番近いデルタ翼が最大である請求項
    23に記載の燃料スプレーバー。25)上記側方延在部
    材が後退角翼からなる請求項15に記載の燃料スプレー
    バー。 26)上記側方延在部材が各吐出し口と流体連通した中
    空管からなる請求項15に記載の燃料スプレーバー。 27)外側ケーシングと、 外側ケーシングから半径方向内方に離間して相互間にガ
    スタービンエンジンからのファン空気を受け入れる冷却
    空気通路を画定する環状冷却ライナと、 冷却ライナより半径方向内方に配置された複数個の保炎
    器と、 保炎器より上流に相互に円周方向に間隔をあけて配置さ
    れ、外側ケーシングから半径方向内方に延在する複数本
    の燃料スプレーバーとを備えるガスタービンエンジン用
    オーグメンタであって、上記スプレーバーそれぞれが 上記外側ケーシングに固定され、燃料を受け入れるマニ
    ホールドを含む基部、 上記基部から上記冷却ライナを貫通して延在する燃料管
    であって、各燃料管が基部に固着された基端と反対側の
    先端とを有し、内部に上記マニホールドと流体連通した
    燃料通路を有し、先端に吐出し口を有する複数本の燃料
    管、および 上記燃料管から離間された燃料管を冷却する冷却手段で
    あって、冷却手段と燃料管との間に互いに独立の熱によ
    る移動を許す冷却手段を含むガスタービンエンジン用オ
    ーグメンタ。 28)さらに、 上記冷却手段を燃料管に拘留し、冷却手段と燃料管との
    間に拘束のない長さ方向の熱による移動を許す拘留手段
    と、 少なくとも1本の燃料管の吐出し口から燃料を側方に分
    散させる手段と を含む請求項27に記載のオーグメンタ。 29)上記冷却手段が、上記燃料管のうち上流側のもの
    の基端に固着された基端と上記上流側燃料管の先端から
    離間した先端とを有する細長いシールドを含み、このシ
    ールドの形状はそこに流れてくるガスタービンエンジン
    のガスが燃料管に直接衝突するのを妨げる形状となって
    おり、 上記シールドが上記冷却空気通路内に上流向きの入口を
    その基端に有し、その入口からシールド先端に向かって
    延在する、冷却流体を案内する流体通路を含み、さらに
    長さ方向に間隔をあけてかつ上記流体通路と流体連通し
    て配置された、冷却流体を上流側燃料管に向けて案内す
    る複数個の吐出しオリフィスを含み、 上記拘留手段がシールドと燃料管との間の所定量以上の
    横方向移動を拘束するのにも有効で、上記拘留手段が第
    1タブテイル形状を有する燃料管の前向きの面を含み、
    上記シールドが第1タブテイル形状と相補形の第2タブ
    テイル形状を有する内面を含み、これらの燃料管前向き
    面とシールド内面とが互いに離間して、吐出しオリフィ
    スからの冷却流体を案内するチャンネルを画定し、そし
    て 上記1本の燃料管が互いに反対向きの第1および第2側
    面を含み、これらの第1および第2側面が後縁に向って
    収束しかつ後縁で交差し、上記燃料管の燃料通路と流体
    連通した第1および第2吐出し口を含み、そして上記分
    散手段が第1および第2吐出し口それぞれから側方に延
    在する部材を含む 請求項28に記載のオーグメンタ。 30)上記側方延在部材がデルタ翼からなり、デルタ翼
    の頂点が上記吐出し口の近くで燃料管側面に固定され、
    第1側部が燃料管第1側面から、第2側部が燃料管第2
    側面から延在し、底辺が片持式であり、さらにデルタ翼
    がオーグメンタの軸線に対してあるピッチ角で配置され
    、このピッチ角は、この翼に沿って流れるガスタービン
    エンジンのガスを少なくとも多少空気力学的に失速させ
    るように選定して、ガスに渦を発生させて吐出し口から
    吐き出される燃料の横方向分散を増大する請求項29に
    記載のオーグメンタ。 31)複数のデルタ翼が上記燃料管のそれぞれにその吐
    出し口と流体連通関係で配置され、デルタ翼と吐出し口
    とが半径方向に離れており、複数のデルタ翼の寸法を上
    記基部に一番近い最大の翼から順に変えてそれぞれの燃
    料横方向分散度を変えた請求項30に記載のオーグメン
    タ。
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