JPH0297871A - 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置 - Google Patents

冷凍サイクルの冷媒流量検出装置

Info

Publication number
JPH0297871A
JPH0297871A JP24947588A JP24947588A JPH0297871A JP H0297871 A JPH0297871 A JP H0297871A JP 24947588 A JP24947588 A JP 24947588A JP 24947588 A JP24947588 A JP 24947588A JP H0297871 A JPH0297871 A JP H0297871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacity
flow rate
refrigerant
compressor
opening degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24947588A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsuoka
彰夫 松岡
Yuji Honda
本田 祐次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP24947588A priority Critical patent/JPH0297871A/ja
Publication of JPH0297871A publication Critical patent/JPH0297871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/19Calculation of parameters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/13Mass flow of refrigerants

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良咀工旦句 [産業上の利用分野コ 本発明は、冷凍サイクルにおける冷媒流量検出装置に関
し、特に従来の冷凍サイクル制御機構に、新たにセンサ
等を設けることなく、冷凍サイクル中に流れる冷媒の流
量を検出できる装置に関する。
[従来の技術] 一般的に、自動車用空気調和装置(以下「エアコン」と
も言う。)等には、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器
を備えた冷凍サイクル装置が用いられている。この装置
は、冷媒を上記順序で循環させて室内空気と蒸発器とで
熱交換を行い、室内を冷却する。
この様な装置は、室内の温度(あるいは湿度も)を快適
な状態に維持するため、室内の温度(湿度)状態に応じ
てその能力を制御しなくてはならない。
このエアコンの負荷変動に対する制御システムには、従
来、次のような装置が発明されている。
■蒸発器から排出されてくる冷媒蒸気の温度または過熱
度をパラメータとして開度可変膨張弁の開度を制御する
装置。
■蒸発器から可変能力圧縮機にかけての冷媒圧力をパラ
メータとして圧縮機の吐出容量を制御する装置。
■の装置は、例えば、冷媒蒸気の温度または過熱度が高
くなれば、冷媒流量(単位時間に流れる冷媒質量)が不
足して十分に空気を冷却し得ないと判断されることから
、開度可変膨張弁の開度を大きくして十分な冷媒流量を
確保し、逆に温度または過熱度が低くなれば膨張弁の開
度を小さくするよう作動する。
■の装置は、所定の目標冷媒圧力を設定し、蒸発器出口
の冷媒圧力が目標冷媒圧力より高い場合には蒸発器内の
冷媒の蒸発温度が高く、十分な冷房能力が確保されてい
ないと判断して、蒸発器出口の冷媒圧力を低下させるこ
とで蒸発温度を低下させようとして圧縮機の吐出容量を
増大させる。
その逆に目標冷媒圧力より低い場合には、吐出容量を減
少させる(特開昭61−85219号)。
ところが、■に示したような膨張弁の開度制御は、冷媒
の過熱度または温度のみに依存して制御されているため
、冷媒の流量変化の影響を考慮していない。冷媒の過熱
度または温度は、冷媒流量が大きい場合は開度変化に伴
う変化は小さく、逆に冷媒流量が小さい場合は開度変化
に伴う変化は大きくなることが判っている。
従って、このままでは膨張弁の応答性が流量によって変
動するため、過大応答ではハンチングを引き起こし、過
小応答では液状冷媒の圧縮機への循環を招くなどの問題
が生じた。
このような不都合を未然に防止するために、冷媒流量を
測定して冷凍サイクルの制御に利用すればよい。このよ
うな測定装置として、特開昭61−15057号に開示
されている「冷凍サイクルの冷媒流量測定装置」がある
[発明が解決しようとする課題] しかし、この装置は冷媒流量を膨張弁前後に設けた2つ
の圧力センサ及び膨張弁の開度センサを利用して、膨張
弁前後の圧力差と膨張弁の開度を求め、−船釣に知られ
ている計算方法で流量を求めている。従って、従来の冷
凍サイクルに比較して少なくとも圧力センサが1つ余計
に必要となり、その値の処理系統も含めて設備的増大に
つながった。
[目的] 本発明は、上記問題点を解決することを目的としてなさ
れたものであり、圧力センサ等を新たに設けずとも、従
来の構成を利用するだけで簡単に冷媒流量を検出でき、
冷凍サイクルの制御に役立てることができるものである
几匪辺盗戒 [課題を解決するための手段]上記問題を
解決するためになされた本発明は、第1図に例示するよ
うに、 少なくとも可変能力圧縮11MI、凝縮器M2、膨張弁
M3及び蒸発器M4を冷媒の流れに沿って順に配備し、 蒸発器M4における冷房能力に関連した物理量とその目
標値とに基づいて可変能力圧縮機M1の能力を調節する
能力調節手段M5と、 蒸発器M4から可変能力圧縮機M1にかけての冷媒の過
熱度または温度に基づいて膨張弁M3の開度を調節する
開度調節手段M6と、 を備えた冷凍サイクルM7における冷媒流量検出装置で
あって、 上記可変能力圧縮機M1の能力及び上記膨張弁M3の開
度に対する冷媒流量の関係M8に基づいて、能力データ
及び開度データから冷媒流量を求める冷媒流量検出手段
M9を備えたことを特徴とする冷凍サイクルの冷媒流量
検出装置にある。
[作用] 上記のごとく能力調節手段M5及び開度調節手段M6が
構成されている場合、実験の結果、冷媒流量Grと可変
能力圧縮機M1の能力、例えば容量DTc及び膨張弁M
3の開度DTeとの関係は第2図に示すごとくとなり、
この関係を式で表すと次のごとくとなることを見い出し
た。
Gr=CIX (DTc+C2)XDTe’+C3xD
Tc+C4−・・ (1) ここでC1,C2,C3,C4は定数を表す。べき指数
nは冷凍サイクルの機種や制御内容によっても変化する
が、0. 5〜1の範囲が好ましく、特に通常の制御に
おいては0.8が好適である。
このような関係となる理由は、次のようであると憇像さ
れる。
冷房負荷が大きいときには、冷媒の蒸気圧が上昇し、低
圧側、即ち膨張弁M3出口から可変能力圧縮11M1人
口にかけての圧力(冷房能力に関連した物理量の1種)
が高くなろうとするので、能力調節手段M5が可変能力
圧縮1!iM1の能力、即ち、単位時間当りの冷媒吐出
容量を増大させる。
冷房負荷が小さいときは、その逆の操作がなされる。即
ち、冷房負荷りと可変能力圧縮機Mlの能力Vとの間に
は下式のごとく相関関係f8が存在する。
V=f、(L)   ・・・  (2)一方、高圧側圧
力、即ち、可変能力圧縮機M1出口から膨張弁M3人口
にかけての圧力は、冷房負荷と凝縮器M2の放熱能力と
の熱バランスにより決定する。冷房負荷が大きくなれば
、高圧側圧力は上昇し、冷房負荷が小さくなれば、高圧
側圧力は下降する。
即ち、冷房負荷りと高圧側圧力Phとの間には下式のご
とく相関関係fbが存在する。
Ph=fb(L)  ・・・ (3) 従って、VとPhとの関係は、 Ph:fb [f、−1(V)]−(4)となる。
このことから能力Vが判れば高圧側圧力Phが推定でき
ることを意味している。実際に、能力Vの一種としての
圧縮機容量DTcと高圧側圧力との対応を測定したとこ
ろ第3図のような関係を得た。図により十分な相関関係
が存在することが判る。勿論、この相関関係は冷凍サイ
クルによって異なる。
一方、冷房能力関連物理量の1種としての低圧側圧力は
、上述したごとく可変能力圧縮機M1における冷房能力
関連物理量が目標値となるように制御されているため、
はぼ一定となっている。
以上のように、高圧側の圧力は可変能力圧縮機M1の能
力■から判明し、低圧側の圧力はほぼ一定であることか
ら、能力Vを知れば、膨張弁M3前後の圧力1も判明す
る。
従って、可変能力圧縮機M1の能力Vと膨張弁M3の開
度とにより、膨張弁M3での冷媒の流量が決定できるこ
とになる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第4図は本発明の冷媒流量検出装置の一実施例が
鞘み込まれている自動車用エアコン及びその制御装置を
示す。
本装置における冷凍サイクルは、電気式可変容量圧縮機
1、凝縮器3、レシーバ5、電気式可変開度膨張弁7、
及び蒸発器9から構成されている。
これらの機能は一般的なものであり、構成も公知である
尚、可変開度膨張弁7は電磁弁であり、その開度が電気
的に制御される。また、電気式可変容量圧縮機1につい
ては、第5図にその一例を示す。
本電気式可変容量圧縮機1は、斜板式圧縮機の一種であ
る。この圧縮機1にはエンジン11と図示せぬベルトで
連結されるプーリ1aと、このブ一り1aからの回転を
断続する電磁クラッチ13とが設けられている。
フロントハウジング1bに形成されたクランク室1cに
は、ワッブルプレート1dとシャフト1eとリングプレ
ート1fとが設けられている。ワ・ンブルプレー)1d
とシャフト1eとはピン1gにより揺動可能に支持され
、ワ・ンブルプレート1dはシャツ)leに対して所定
範囲で任意の角度となり得る。リングプレート1fは一
部を保持シャツ)lhに摺動可能に保持される。このこ
とによりリングプレート1fは回転しないが、揺動可能
に構成されている。
リングプレート1fはリンク11によりピストン1jに
連結される。ピストン1jが往復するシリンダ1にの一
端にはリアハウジング1mが設けられ、このリアハウジ
ング1mには低圧室1nと高圧室1pとが形成されてい
る。
低圧室1nは、低圧室1nからシリンダ1に側への流動
のみを可能とする弁を介してシリンダ1に内でピストン
1jの図右側に形成される圧縮室に連通され、この圧縮
室は同じくシリンダ1に側から高圧室1pへの流動のみ
を可能とする弁を介して高圧室1pに連通される。リア
ハウジング1mには、更に電磁弁1qが設けられ、クラ
ンク室1cと高圧室1pとを連通ずるボー)1rの開閉
を調節する。また、クランク室ICと低圧室1nとは破
線で示すボートISで連通され、その流量はオリフィス
1tで制限される。
次にこの斜板式可変容量圧縮機1の作動を簡単に説明す
る。
電磁クラ・ンチ13が接続されている場合、自動車用エ
ンジン11の回転により、シャフト1eが回転する。こ
のシャフト1eとワッブルプレート1dとは、ビン1g
にて連結されていることにより、ワッブルプレート1d
も共に回転する。ワ・ンブルプレート1dはシャフトl
eに対して角度をも、って回転するので、ワッブルブレ
ー)1dが回転するたびに、接触しているリングプレー
ト1fを揺動させることになる。
このようにしてリングプレート1fが揺動すると、リン
ク11を介してピストン1jがシリンダ1に中で往復す
る。この往復運動により冷媒が低圧室1nから吸入され
高圧室1pに吐出される。
ここでピストン1jのストロークは、電磁弁1qの開度
により調節されるクランク室ICの圧力に応じて変化す
る6即ち、次のような作用による。
図示の状態では、電磁弁1qがボー)1rを完全に閉じ
ており、クランク室ICは、ボートISにより低圧室1
nと連通しているのみであるので、その圧力は十分に低
下している。このとき、往復運動するピストン1jのク
ランク室IC側の面には低圧が作用するので、ピストン
1jの図示左方向の移動距離、即ち吸入ストロークが最
も大きくなって、その吐出容量は最大の状態となる。
電磁弁1qによりボート1rを開くと、高圧室1pの高
圧冷媒がクランク室ICに導入され、ボー)isから排
出される冷媒量とのバランスから、クランク室IC内の
圧力は、電磁弁1qの開度に応じた圧力となる。従って
、吸入行程にあるピストン1jのクランク室IC側の面
にも電磁弁1qの開度に応じた圧力が作用する。このこ
とにより、ピストン1jの吸入ストロークが電磁弁1q
の開度に応じて短くなる。その結果、吸入ストロークが
減少し、吐出容量が減少する。
尚、本圧縮機1はエンジン11にて回転駆動されている
ため、シャフト1eの回転速度は任意ではない。従って
、単位時間当りの吐出回数が任意ではない。しかし、ワ
ッブルブレー)1dのシャツ)leに対する角度は、ク
ランク室IC内の圧力のみならず、そのシャツ)leの
回転速度によって生ずる遠心力に影響される。即ち、遠
心力が大きいほど90″′に近付く。
従って、エンジン110回転速度が高いほど、−ストロ
ーク当りの吐出容量は低くなる。そのため、エンジン1
1の回転速度が高くなり吐出回数が増加しても吐出容量
が低下し、逆にエンジン11の回転速度が低くなり吐出
回数が減少しても吐出容量が増加するため、単位時間当
りの冷媒吐出容量はエンジン回転速度゛には影響されな
いことになる。即ち、電磁弁1qの開度によってのみ単
位時間当りの冷媒の吐出容量が決定する。
第4図の説明に戻り、蒸発器9には、室内空気と蒸発器
9内の冷媒と熱交換させるためのブロアファン15が設
けられている。この吹き出し量は、ダ・シシュボードに
備えられた操作パネル17のスイッチ群を操作設定する
ことによりブロアモータ15aの回転速度が調節される
また凝縮器3はエンジンクーリングファン19により冷
却されている。
上記操作パネル17の設定信号SW、蒸発器9吹出口で
吹出空気温度を検出する空気温センサ20からの空気温
信号TA、蒸発器9出口近傍の冷媒温度を検出する温度
センサ21からの冷媒温度信号TR1及び蒸発器9下流
の冷媒圧力を検出する圧力センサ23からの圧力信号P
Eは、マイクロコンピュータとして構成されている電子
制御回路25に人力される。電子制御回路25は、備え
られた入力回路25aにて各信号をデジタル信号に変換
して人力し、CPU、ROM、RAM及びクロックを主
たる構成として備えた論理演算回路25bにて所定の処
理をし、その結果に対応する必要な指令を、備えられた
出力回路25cから所定の信号として出力し、可変開度
膨張弁70開度、電磁クラッチ13のオン・オフ、及び
容量調節用電磁弁1q開度を制御する。
次に電子制御回路25が実行する処理を第6図のフロー
チャートに基づいて説明する。この処理はプログラムと
して論理演算回路25bのROM中に記憶されている。
図示しないキースイッチのオン操作により処理が開始さ
れると、まず初期設定がなされ、各種フラグ・変数・定
数の設定、あるいは容量調節用電磁弁IQ、可変開度膨
張弁7.電磁クラッチ13等の初期状態を設定する(ス
テップ110)。
次に電磁クラッチ13がオンされてエンジン11の回転
が可変容量圧縮機1に伝達される(ステ・ン ブ 12
0 ) 。
次に各センサ20.21.23からの信号が読み込まれ
、各パラメータ(実吹出塩TA、蒸発器出ロ実冷媒温T
R,低圧側実圧力PE)が測定される(ステップ130
)。
次に操作パネル17からの設定信号SW内の目標吹出温
TOを読み込み(ステップ135)、次に実吹出温TA
と目標吹出温Toとの偏差に基づき低圧側の目標圧力P
o(即ち、冷房能力に関連した物理量の目標値)を設定
する(ステップ140)。
目標圧力POと実圧力P、 Eとの偏差encが算出さ
れ(ステップ150)、次のPID制御式に基づいて圧
縮alの容量制御用電磁弁1qの開度DTc(容量に対
応)が算出される(ステップ160)。
DTc=DTcl+Kpc ((enc−encl)+
 (enc/T i c) φθc+(Tdc/θc)
*(enc−2番encl+ enc2) ) ここでDTclは前回のD T c ([、enclは
前回のene値、e nc2は前々回のene値、θC
はサンプリングタイム、Kpcは圧縮機容量制御の比例
ゲイン、Tieは圧縮機容量制御の積分時間、及びTd
cは圧縮機容量制御の微分時間を表す。
次にDTcl、  encl、  enc2の設定が行
われる(ステ・ンプ170)。
次に低圧側実圧力PEから冷媒の飽和温度TSが求めら
れる(ステ・ンブ180)。飽和温度TSは冷媒の圧力
と飽和温度とのマ・ンプ、あるいはそれに対応する関数
による計算から求められる。
次に蒸発器9出口の実冷媒温TRから上記飽和温度TS
を差し引くことにより、実過熱度SHが求められ(ステ
・ンブ190)、目標過熱度SHOとの偏差eneが算
出される(ステップ200)。
この目標過熱度SHOは予め所定の値に設定されており
、ROMあるいはRAM中に記憶されている。
次にPID制御式に基づいて膨張弁7の制御用開度DT
eが算出される(ステップ210)。
r’)Te=DTel+Kpe  ((ene−ene
l)  +  (ene/T i e) ・θe−Gr
” + (Td e/θe)舎(ene−2*enel
+ enc2)”) *G r’ここでDT elは前
回のDTe値、enelは前回のene値、e ne2
は前々回のene値、θeはサンプリングタイム、Kp
e!、411張弁開度制御の比例ゲイン、Tieは膨張
弁開度制御の積分時間、及びTdeは膨張弁開度制御の
微分時間、Gr’は冷媒の迂流量を衷す。
次にDTel、  enel、  enc2の設定が行
われ(ステップ220)、次にサンプリングタイムθC
1θeのため、時間待ちが行われる(ステ・ンブ230
)。
次に上記ステップ160,210にて求められた容量値
DTc及び開度値DTeを用いて、第2図に示すマツプ
あるいは式(1)に示した関数から冷媒流量Grが求め
られる(ステップ240)。
次に次式のごとく、この冷媒流量Grと予め設定してお
いた基準流量GrOとの比を計算して、迂流量Gr’と
して無次元化する(ステ・ンブ250)。
Gr’=Gr/GrO 次にGr”の上限を1として(ステップ260゜270
)、再度ステップ130の処理に戻る。以後、キースイ
ッチがオフされるまで繰り返し処理が継続する。この間
、第7図に示す割り込み処理にて、所定時間毎にステッ
プ160で求められたDTcを用いて容量制御用電磁弁
1qが駆動される(ステップ310)。更に第8図に示
す割り込み処理にて、所定時間毎にステップ210で求
められたDTeを用いて膨張弁7が駆動される(ステッ
プ410)。
以上の処理において、■圧縮機1の容量は、低圧側圧力
が吹出温TAにより設定された所定の圧力Poになるよ
うにフィードバック制御され(ステップ140〜170
,310)、■膨張弁7の開度は、蒸発器9出口の冷媒
が所定の過熱度になるようにフィードバック制御され(
ステ・ンプ190〜220.410)、さらに、■フィ
ードバック制御のために算出された容量値DTc、開度
値DTeから冷媒流量Gr求めて(ステップ240)、
膨張弁7開度のフィードパ・ンク制御の補正を行ってい
る(ステップ210)。
従って、冷媒流量Gr自体が、何等の測定装置の追加な
く、既にフィードバック制御用に得られているデータを
用いて、容易に得ることが出来る。
従って、従来の装置を利用しても、膨張弁7開度のフィ
ードバック制御に冷媒流量の要因を加味することができ
、より安定したかつ精密な制御が達成できるものである
また上記圧力センサ23を設けずとも、圧力と相関関係
にある上記飽和温度、即ち蒸発器9の蒸発温度を、圧力
に対応する値として、圧縮機1の容量制御に用いること
も出来る。
また本実施例で温度センサ21及び圧力センサ23は、
蒸発器9と圧縮器1との間の冷媒流路に配置されていた
が、この他に各々、蒸発器9内の冷媒流路の途中に配置
し、取付部位に応じた計算上あるいは機構上の補正・調
節を行って用いることもできる。また、膨張弁7は開度
が調節可能となっているが、自身は固定開度の膨張弁と
して、別に冷媒流量調節用の制御弁を設けてもよい。
本実施例では、圧縮機1は吐出容量を変更できる可変容
量型であったが、容量は一定で回転速度を調節して低圧
側圧力を制御するタイプのものでもよく、また吐出容量
は変更せず圧縮率、即ち吸入容量を変更するタイプのも
のでもよい。
上記制御では目標吹出温Toを操作パネル17から読み
込んでいるが、Gr’は冷凍サイクルの能力の指標にも
なることから、目標吹出温Toを、第9図に示すごと<
Gr”が「1」に近付くほど、低く設定するようにして
もよい。即ちこれは、次のような効果を考慮した場合で
ある。
冷房負荷が大きい、例えは夏条件ではエアコンの吹出空
気温度は低い方がよいが、冷房負荷が小さい春・秋条件
では、吹出空気温度はそれほど低い必要はないので、春
・秋には吹出空気温度を上げれば省エネルギに貢献でき
る。一方、冷媒流量と冷凍サイクルの負荷とは相関関係
がある。
従って、前述のごとく検出した冷媒流量が比較的多いと
きは、夏条件であると判断して、吹出空気温度を低くな
るように圧縮機1の容量を大きくして、冷媒の蒸発圧力
を低くし、逆に冷媒流量が比較的少ないときは、春φ秋
条件であると判断して、吹出空気温度を高くなるように
圧縮l11の容量を小さくして、冷媒の蒸発圧力を高く
するように制御(エコノミーモード)すれば、省エネル
ギ的ばかりでなくフィーリング的にも有効である。
上記実施例において、圧力センサ23と電子制御回路2
5との絹合せが能力調節手段M5に該当し、温度センサ
21と圧力センサ23と電子制御回路25との絹合せ、
または温度センサ21と電子制御回路25との絹合せが
開度調節手段M6に該当し、第2図あるいは式(1)の
関係が可変能力圧縮機M1の能力及び上記膨張弁M3の
開度に対する冷媒流量の関係M8に該当し、電子制御回
路25が冷媒流量検出手段M9に該当する。電子制御回
路25の処理の内、ステップ140,160.170,
310の処理が能力調節手段M5としての処理に該当し
、ステ・ンプ190,200゜210.220,410
の処理が開度調節手段M6としての処理に該当し、ステ
ップ240の処理が冷媒流量検出手段M9としての処理
に該当する。
え肌Q力1 本発明の冷凍サイクルの冷媒流量検出装置は、可変能力
圧縮機の能力及び膨張弁の開度に対する冷媒流量の関係
に基づいて、能力データ及び開度データから冷媒流量を
求める冷媒流量検出手段を備えているため、冷媒流量自
体が、圧力センサ等の測定装置の追加なく、既にフィー
ドバック制御用に得られている圧縮機の能力及び膨張弁
の開度データを用いて、容易に得ることが出来る。
従って、従来の装置を利用しても、膨張弁開度のフィー
ドパ・ンク制御に冷媒流量の要因を加味することができ
、より安定したかつ精密な制御が達成できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内容を概念的に例示した基本的構成図
、第2図は可変能力圧縮機の能力(容量)及び膨張弁の
開度に対する冷媒流量の関係を示すグラフ、第3図は実
験により得られた圧縮機容量DTcと高圧側圧力との対
応を示すグラフ、第4図は本発明の冷媒流量検出装置の
一実施例が礼み込まれている自動車用エアコン及びその
制御装置の概略系統図、第5図は電気式可変容量圧縮機
1の部分断面図、第6図、第7図及び第8図は電子制御
回路にて実施される冷凍サイクル制御処理のフローチャ
ート、第9図は比流量Gr”の値に応じた目標吹出温T
oの設定値を示すグラフを表す。 Ml・・・可変能力圧縮機  M2.3・・・凝縮器M
3,7・・・膨張弁    M4,9・・・蒸発器M5
・・・能力調節手段   M6・・・開度調節手段M7
・・・冷凍サイクル M8・・・可変能力圧縮機の能力及び上記膨張弁の開度
に対する冷媒流量の関係 M9・・・冷媒流量検出手段 1・・・可変容量圧縮機 21・・・温度センサ     23・・・圧力センサ
25・・・電子制御回路  1q・・・容量調節用電磁
弁代理人  弁理士  定立 勉(ほか2名)第1図 第2図 冷W流量 Gr4に 第3図 (最大容量) (M小容量) 圧縮機容量DTc @5図 第4図 5b 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも可変能力圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸
    発器を冷媒の流れに沿って順に配備し、蒸発器における
    冷房能力に関連した物理量とその目標値とに基づいて可
    変能力圧縮機の能力を調節する能力調節手段と、 蒸発器から可変能力圧縮機にかけての冷媒の過熱度また
    は温度に基づいて膨張弁の開度を調節する開度調節手段
    と、 を備えた冷凍サイクルにおける冷媒流量検出装置であっ
    て、 上記可変能力圧縮機の能力及び上記膨張弁の開度に対す
    る冷媒流量の関係に基づいて、能力データ及び開度デー
    タから冷媒流量を求める冷媒流量検出手段を備えたこと
    を特徴とする冷凍サイクルの冷媒流量検出装置。
JP24947588A 1988-10-05 1988-10-05 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置 Pending JPH0297871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24947588A JPH0297871A (ja) 1988-10-05 1988-10-05 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24947588A JPH0297871A (ja) 1988-10-05 1988-10-05 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0297871A true JPH0297871A (ja) 1990-04-10

Family

ID=17193516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24947588A Pending JPH0297871A (ja) 1988-10-05 1988-10-05 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0297871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140961A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 株式会社デンソー 冷凍サイクル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140961A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 株式会社デンソー 冷凍サイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5199272A (en) Idling speed control system
KR20060121738A (ko) 가변 용량 압축기용 제어 장치 및 가변 용량 압축기의 토크산출 방법
JPH0245220A (ja) 車両用空調装置
JP5022572B2 (ja) 可変容量コンプレッサのトルク算出装置及びトルク算出方法
US4934157A (en) Apparatus for controlling a variable displacement refrigerant compressor for a car air-conditioner
JPH01254418A (ja) 車両用空調装置および可変容量型コンプレッサ
KR20070049067A (ko) 차량용 냉동사이클장치 및 제어시스템
JP2007504044A (ja) 車両用空調装置の制御方法
KR101491143B1 (ko) 자동차용 공조장치의 압축기 제어방법
JPH023520A (ja) 自動車用空調装置
JPH0297871A (ja) 冷凍サイクルの冷媒流量検出装置
JP2513176B2 (ja) アイドル回転数制御装置
JP2508670B2 (ja) 冷凍サイクルにおける蒸発温度と過熱度の複合制御方法
JP2988078B2 (ja) 油圧ファンを備えた車両用空気調和装置
JP4804797B2 (ja) 空調装置用可変容量圧縮機の制御方法及び可変容量圧縮機のトルク算出装置
JPH1038717A (ja) 車両用空調装置の可変容量コンプレッサトルク検出方法
JPH04292747A (ja) 空調装置の運転制御装置
KR101427423B1 (ko) 차량용 공조장치의 예상토크 산출방법
JPH0249982A (ja) 空調装置の制御方法
US20200340464A1 (en) Control Device For A Compressor, A Compressor With The Same, And An Air Conditioning System Including Control Device And Compressor
CN111852815B (zh) 压缩机的控制装置、压缩机及空调系统
JP3007482B2 (ja) 自動車用空調装置の制御装置
JPS6374717A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0490921A (ja) 可変容量型圧縮機を用いた車両用空調装置
JP2002219932A (ja) 車両用冷凍サイクル装置