JPH0297824A - 可燃材料点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本体と、液化ガスのリザーバーとを有し、このリザーバ
ーには、本体によって支持されたバーナーに向かうガス
の送りを制御するバルブが設けられ、この本体が、バー
ナーのガス用点火手段と、これらの点火手段の制御部材
とを有し、バーナーに、空気入口路を持つ、可燃性燃料
混合物を作り出す空気−ガスミキサーに続けて、前記混
合物用の入口開口部と、燃焼ガス用の出口開口部とを有
する燃焼室が設けられているタイプのものである、可燃
材料点火装置がすでに知られている。その知られた装置
の中には、パターソンの米国特許第２４８２７９４号に
開示されたライターをあげることができる。

本発明の目的は、風に対する炎の抵抗を更に改良するこ
とである。

二の目的のため、本発明による点火装置は、空気−ガス
混合物の移動の方向における室の長さが、混合物の移動
の前記方向に対して横方向に測ったこの室の最小幅の１
．５倍に少なくとも等しいことを特徴とする。

添付図面は、本発明の目的物である装置の２つの実施例
を概略的に、且つ例として示す。

（実施例） 第１図及び第２図による装置は、接合部４を備えた対角
線３で組立てられた２つの部品１，２で構成された、プ
ラスチック材料の本体、すなわちケーシングからなる。

このケーシングは、液化ガス用リザーバー５を収容し、
このリザーバーには、ケーシングの長手方向軸線に対し
て斜めに配置された、セラミック材料の燃焼室７からな
るバーナーへのガスの流れを制御するバルブ６が設けら
れている。

この燃焼室は１．板ばね８からなる弾性部材（図面では
そのうちの１つだけが見える）によってケーシングの部
品１内に保持される。この方法で、こわれやすい室は、
ショックから保護される。

室７は、入口開口部９を有し、バルブ６からのガスが、
端にノズル１１を有するチューブｌＯによって入口開口
部９に導入される。この方法で、このインゼクターを出
るガスは、室７に向かって気化用空気を同伴し、ガス−
空気混合物を電極１２．１３間の火花跳起によって点火
することができ、この火花は、圧電発生器１４で作り出
される。

室７は、炎の基部の近くでこの室の中に、そして空気−
ガス混合物の進路中に横方向に配置されたセラミック繊
維の灯心１５を流入路９の側に収容する。これらの繊維
の少なくとも一部は、はぐされている。その結果、風が
炎を燃焼室の底部に向かって吹き戻して、炎を消してし
まうならば、これらの繊維が始めに燃えているガスを浴
びて、極めて高温にされているので、この白熱繊維が、
すぐに炎を再点火する。更に、この灯心１５は、室７の
中のガス流の速度を遅くする障害を構成する。

空気−ガス混合物の流れの方向における室７の長さは１
、混合物の流れの方向に対して横方向にこの室の最小幅
の１．５倍に少なくとも等しい。

この構成は、強い風の中でさえ、炎を良好に維持するこ
とができる。

装置はまた、点火制御部材を有する。この部材は、連結
体１７と、ピボット１９を中心に回転し、連結体として
役立つ２つのプレート１８とによって、ケーシングに枢
着されたフィンガーピース１６によって構成されている
。図面では、これらのプレートのうちの一方だけが見え
る。フィンガーピース１６は、ピボット２０によってプ
レート１８に、またピボット２１によって連結体１７に
関節連結されている。ピボット２１に作用し、ライター
の本体に２３で引っ掛けられたばね２２が、フィンガー
ピース１６を、第１図に示す休止位置に戻す。

プレート１８は、点火装置の作動用のいくつかの部材を
制御する。これらの２つのプレートは、バルブ６を開放
するための制御レバー２５の上方を通る横ビン２４によ
って、相互に連結されている。

プレートはまた、カムを形成する部分２６を有し、この
部分は２８で関節連結された２又レバーの凹部２７に係
合し、この２又レバーは、燃焼室７に面しているシェル
２ａの開口部３０を覆うフード２９を支持する。

プレー）１Ｂはまた、Ｕ字形部材３２に３１で関節連結
され、そのベース３３は圧電発生器１４の作動部材３４
と共働する、。

フィンガーピース１６を押して、それを第１図の位置か
ら第２図の位置に移動させると、プレート１８は反時計
方向に回動する。この回９動で、レバー２５を介してバ
ルブ１６を開き、フード２９を揺動させて開口部３０を
開き、圧電発生器１４を作動させて電極１２．１３間に
点火火花を生じさせる。圧電発生器１４はそのの上端に
、接点３５を備え、本体ｌの開口部に配置されたばね３
６がこの接点３５に当たり、そして電極１３に接続され
、点火電流を確実に通すことに注目すべきである。この
構成により、点火電極にはんだ付けされた外部ワイヤで
、圧電発生器を接続する場合に通常遭遇する、ワイヤが
脆く、たやすく切れてしまうという問題が回避される。

第３図は、燃焼室とそのガス供給に関してだけ第２図の
点火装置と相違する点火装置の上部部分を示す。

第３図では、第１実施例に対応する部品を、同じ参照番
号で示し、従って、これらの部品は再度説明しない。

リザーバー５には、ノズル１１を直接支持するバルブ６
が設けられている。このノズルは、部材４１に設けられ
たベンチュリの形状を有する穴４０の軸線方向に差し向
けられている。部材４１はまた、円筒室４２を有し、そ
の軸線はベンチュリの軸線に対して傾むけられ、これに
よって、燃焼用空気をベンチュリ形状の穴４０に容易に
供給することができ、スロット５６が点火装置のケーシ
ングの壁に設けられている。

ノズル１１とベンチュリは、燃焼室７の入口開口部−出
口開口部の方向に対して或る角度をなす空気−ガスミキ
サーを構成する。この燃焼室は、セラミック類であり、
部材４１の開口部に係合されている。

円筒室４２の軸線と開口部４０との間の軸線の角度によ
り、室４２内に乱気流が引き起こされ、極めて均質な空
気−ガス混合物を得ることができる。

室４２から燃焼室に通るために、空気−ガス混合物は、
混合物の流速を遅くするようになっている本体４３を通
過しなければならない。

この本体４３を第４図、第５図及び第６図に詳細に示す
。

第５図は、第４図の本体４３の平面図であり、第６図は
、第４図のＶｌ−ＶＩ線における図である。

この本体４３は、上壁４５を有するケーシング４４によ
って構成されており、この上壁４５は切り開かれ、４つ
のフラップ４６を形成している。

これらのフラップは、傾いていて、燃焼室７の入口混合
物に乱流運動を与える。

ケーシング４４の下部部分には、はぼ逆カップ形状の部
材５０が係合されている。この部材５０は、中央開口部
５１と、中央開口部５１の縁のまわりに４つの開口部５
２．５３．５４．５５とを有する。これらの開口部は、
フラップ４６乃至４９を形成することによってできた壁
４５の開口部と整合せず、空気−ガス混合物の速度を遅
くすることができる補助的な方向転換を引き起こす。

かくして、混合物を通る炎の伝播速度よりもずっと遅い
速度の混合物の流れが室７内に得られるので、燃焼反応
が室内に維持され、炎が室から外部に漏れてこれが風に
よって消されるおそれが完全になくなる。

勿論、所望ならば、燃焼室７に、第１図の部材１５のよ
うな１つ、或いは複数のセラミック部材を配置すること
もできる。

勿論、多くの変更をなしても良く、特に、第６図に示す
部材５０を、同じ目的にかなう、換言するとガス混合物
の速度を遅くする目の細かいスクリーンに置き換えても
良い。スクリーンを、第１図の灯心１５と同じ役割を果
たすセラミック繊維で作っても良く、この場合、本体４
３を除去することが必要であることになる。また、この
部材５０を、セラミック繊維製のプラグに置き換えても
良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１実施例の不使用状態の部分断面図であり
、 第２図は、点火状態の装置を示す、第１図に対応する横
断面図であり、 第３図は、第２実施例の部分断面図であり、第４図、第
５図及び第６図は、燃焼室に入る可燃ガスの速度を遅く
するために燃焼室の底部に配置された部材の詳細図であ
る。 ａ１１ ５　・　・ ７　・　・ ９　・　・ １０　　・　・ １１　　・　・ ・ケーシング ロシェル ・リザーバー ・バルブ ・燃焼室 ・板ばね ・入口開口部 ・チューブ ・ノズル １２、Ｉ３・・・電極 １５・・・灯心

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）本体と液化ガスのリザーバーを有し、このリザー
   バーには、本体によって支持されたバーナーに向かうガ
   スの通過を制御するための制御バルブが設けられ、本体
   が、バーナーのガスに点火するための手段と、これらの
   点火手段の制御・部材とを有し、バーナーに、空気入口
   路を持つ、可燃性燃料混合物を作り出す空気−ガスミキ
   サーに続けて、前記混合物用の入口開口部と、燃えてい
   る混合物用の出口開口部とを有する燃焼室が設けられて
   いるタイプのものである、可燃材料点火装置において、
   空気−ガス混合物の移動の方向における室の長さが、混
   合物の移動の前記方向に対して横方向のこの室の最小幅
   の１．５倍に少なくとも等しいことを特徴とする前記装
   置。 （２）使用状態における燃焼室の出口が、本体の外壁に
   対して凹まされていることを特徴とする、請求項（１）
   による装置。 （３）少なくとも１つの本体が、ガスの流れの速度を遅
   くするために、ガスの室の底部に配置されていることを
   特徴とする、請求項（２）による装置。 （４）２つの連続する本体が、ガスの進路中に配置され
   、不整合開口部を有することを特徴とする、請求項（３
   ）による装置。 （５）前記本体がセラミック繊維からなることを特徴と
   する、請求項（３）による装置。（６）繊維が、入口側
   に位置決めされた室の部分に配置されていることを特徴
   とする、請求項（５）による装置。 （７）繊維が、室内に横方向に配置された灯心の部分で
   あることを特徴とする、請求項（６）による装置。 （８）燃焼室が、その入口オリフィス−出口オリフィス
   の方向が平行六面体形状のものである本体の一般的な方
   向の１つに対して傾斜するように、傾けられていること
   を特徴とする、請求項（１）乃至請求項（７）のうちの
   １つによる装置。 （９）空気−ガス混合物の軸線は、燃焼室の入口開口部
   −出口開口部の方向に対して或る角度をなしていること
   を特徴とする、請求項（８）による装置。 （１０）焼室がセラミック製であることを特徴とする、
   請求項（１）乃至請求項（９）のうちの１つによる装置
   。 （１１）圧電発生器を有する装置において、この発生器
   が、点火電極に電流を伝導するためにばねが弾性的に当
   接する一定の接触部を有することを特徴とする、請求項
   （１）乃至請求項（１０）のうちの１つによる装置。