JPH0297223A - 障害領域区分検出装置 - Google Patents
障害領域区分検出装置Info
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- JPH0297223A JPH0297223A JP63247778A JP24777888A JPH0297223A JP H0297223 A JPH0297223 A JP H0297223A JP 63247778 A JP63247778 A JP 63247778A JP 24777888 A JP24777888 A JP 24777888A JP H0297223 A JPH0297223 A JP H0297223A
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Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は電力設備の電力供給系統の設置される障害領
域区分検出装置に関する。
域区分検出装置に関する。
(ロ)従来の技術
従来、電力設備における電力供給系統では、母線に地絡
電流検出器を設けるとともに、母線に後続する領域毎の
給電線にも地絡電流検出器を設け、局所的な障害が生じ
た場合には、その障害領域を区分検出するのに、故障区
間分離自動再閉路方式を採用している。
電流検出器を設けるとともに、母線に後続する領域毎の
給電線にも地絡電流検出器を設け、局所的な障害が生じ
た場合には、その障害領域を区分検出するのに、故障区
間分離自動再閉路方式を採用している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記した従来の故障区間分離自動再閉路方式では、順送
り、再送電のため、限時×区間数の停電時間となり、配
電の質を重視する自動化工場、オフィスビル等に採用す
るのは不向きであった。
り、再送電のため、限時×区間数の停電時間となり、配
電の質を重視する自動化工場、オフィスビル等に採用す
るのは不向きであった。
般に電力供給系統での地絡事故の検出と回路遮断は、火
災防止と感電人身事故防止の二面から重視されており、
高感度、高速度の検出による充実した保全管理が要求さ
れる。しかしながら、一方で保護水準は施設の用途によ
り要求が多様で特に多目的ビル等で適切な保護水準を実
現するには高度の情報処理が必要となり、保護性能を向
上しようとすれば、装置全体が非常に高価格になるとい
う問題があった。
災防止と感電人身事故防止の二面から重視されており、
高感度、高速度の検出による充実した保全管理が要求さ
れる。しかしながら、一方で保護水準は施設の用途によ
り要求が多様で特に多目的ビル等で適切な保護水準を実
現するには高度の情報処理が必要となり、保護性能を向
上しようとすれば、装置全体が非常に高価格になるとい
う問題があった。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、比較的信顛性の低い局所障害検出器を用いて、つま
り低価格の検出器を用いて、高信頼度の得られる障害領
域区分検出装置を提供することを目的としている。
て、比較的信顛性の低い局所障害検出器を用いて、つま
り低価格の検出器を用いて、高信頼度の得られる障害領
域区分検出装置を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するだめの手段及び作用この発明の障
害領域区分検出装置は、母線を通過する地絡電流を検出
する第1の地絡電流検出手段と、前記母線に後続する給
電線毎に設けられ、給電線を通過する地絡電流を検出す
る第2の地絡電流検出手段と、前記第1及び第2の地絡
電流検出手段による検出地絡電流値を入力として、ファ
ジィ推論を行い地絡事故の評価値を区分毎に出力するフ
ァジィ推論手段と、前記評価値より対応する給電線の遮
断器を動作させるための限時を生成する限時生成手段と
から構成されている。
害領域区分検出装置は、母線を通過する地絡電流を検出
する第1の地絡電流検出手段と、前記母線に後続する給
電線毎に設けられ、給電線を通過する地絡電流を検出す
る第2の地絡電流検出手段と、前記第1及び第2の地絡
電流検出手段による検出地絡電流値を入力として、ファ
ジィ推論を行い地絡事故の評価値を区分毎に出力するフ
ァジィ推論手段と、前記評価値より対応する給電線の遮
断器を動作させるための限時を生成する限時生成手段と
から構成されている。
この障害領域区分検出装置では、第1の地絡電流検出手
段で検出される母線の地絡電流値と第2の地絡電流検出
手段で検出される各領域の給電線毎の地絡電流値がファ
ジィ推論手段に入力される。
段で検出される母線の地絡電流値と第2の地絡電流検出
手段で検出される各領域の給電線毎の地絡電流値がファ
ジィ推論手段に入力される。
そして、ファジィ推論手段では所定のファジィルールに
したがい推論を行い、各区分毎の障害のもっともらしさ
と重要度(いやらしさ)の評価を行う。この評価値を切
分は優先順位として、遮断器の動作(引外し)限時とし
て出力される。
したがい推論を行い、各区分毎の障害のもっともらしさ
と重要度(いやらしさ)の評価を行う。この評価値を切
分は優先順位として、遮断器の動作(引外し)限時とし
て出力される。
(ポ)実施例
以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。
。
第1図は、この発明が実施される受電設備系統を示す回
路図である。同図において、主変圧器1の2次側巻線1
bが主遮断器2を介して、三相の低圧母線3に接続され
ている。主変圧器1の二次巻線lbの中間点4は、図示
しない補助電源母線(3相線間電圧の1/2の電灯、制
御用等の電源)用の端子であり、接地導体5により、接
地点6に接地されている。接地導体5には、地絡電流検
出用の零相変流器7が結合されている。この零相変流器
7としては、設置導体5を貫通させる環状鉄心を有する
ものを使用する。ネットワーク給電方式の場合は、同一
母線に接続される複数変圧器の接地導体に結合される。
路図である。同図において、主変圧器1の2次側巻線1
bが主遮断器2を介して、三相の低圧母線3に接続され
ている。主変圧器1の二次巻線lbの中間点4は、図示
しない補助電源母線(3相線間電圧の1/2の電灯、制
御用等の電源)用の端子であり、接地導体5により、接
地点6に接地されている。接地導体5には、地絡電流検
出用の零相変流器7が結合されている。この零相変流器
7としては、設置導体5を貫通させる環状鉄心を有する
ものを使用する。ネットワーク給電方式の場合は、同一
母線に接続される複数変圧器の接地導体に結合される。
低圧母線3には、複数の給電線8−1.8−2、・・8
−、、が接続され、各給電線8..1.8−2、・・・
、8−、。
−、、が接続され、各給電線8..1.8−2、・・・
、8−、。
にば、それぞれ遮断器9.□l、9−2、・・・、9−
、、が接続され、また零相変流器10−1.10−2、
・・・ 10−7が結合されている。各遮断器9−0.
9−2、・・・9−nは、この発明で重要な選択地絡過
電流継電器の作動の他、自系校内短絡電流に対し、バッ
クアンプ機能を有する。また、各遮断器9−1.9−2
、・・・、9−、、には、引外しコイル9 a−1,9
a−2、・・・9 a−nを備えている。
、、が接続され、また零相変流器10−1.10−2、
・・・ 10−7が結合されている。各遮断器9−0.
9−2、・・・9−nは、この発明で重要な選択地絡過
電流継電器の作動の他、自系校内短絡電流に対し、バッ
クアンプ機能を有する。また、各遮断器9−1.9−2
、・・・、9−、、には、引外しコイル9 a−1,9
a−2、・・・9 a−nを備えている。
選択地絡過電流継電流器11は、地絡過電流演算部12
と、ファジィ推論部13と、限時生成部14と、制御部
15とから構成されている。零相変流器7及び零相変流
器10−1.10−2、・・・、10−7は地絡過電流
演算部12に接続され、引外しコイル9 a−1,9a
−2、・・・9 a−nは限時生成計時部14に接続さ
れている。
と、ファジィ推論部13と、限時生成部14と、制御部
15とから構成されている。零相変流器7及び零相変流
器10−1.10−2、・・・、10−7は地絡過電流
演算部12に接続され、引外しコイル9 a−1,9a
−2、・・・9 a−nは限時生成計時部14に接続さ
れている。
選択地絡過電流継電器11は、零相変流器7の検出した
地絡電流と零相変流器10−3.10−2、・・・ 1
0−oの検出した地絡電流を入力として、ファジィルー
ルに基づきファジィ推論を行い、引外しコイル9 a−
+ 、9a−2、・・・9a−7に適切な限時を割当て
、結果として地絡の生じた給電線を選択的に遮断する。
地絡電流と零相変流器10−3.10−2、・・・ 1
0−oの検出した地絡電流を入力として、ファジィルー
ルに基づきファジィ推論を行い、引外しコイル9 a−
+ 、9a−2、・・・9a−7に適切な限時を割当て
、結果として地絡の生じた給電線を選択的に遮断する。
地絡する過電流演算部12は、地絡電流を整流し、変化
分を抽出し、ファジィ推論部13へ出力する。この地絡
過電流演算部12は、第2図に示すように、零相変流器
7からの信号を受ける乗算回路21−6、整流回路22
−o、低域濾波回路23−o、さらに各零相変流器10
−. 10−2、・・・10−、、からの信号をそれぞ
れ受ける乗算回路21−1 ・・・、21−o、整流回
路22−1.22−2、・・・22−o、低域濾波回路
23−1 ・・・、23−7、帯域濾波回路24−1、
・・・、24−、、、及び走査回路25.26から構成
されている。20は、電源電圧の第3高調波のクロック
を入力する同期線であり、このクロックは各相電圧の位
相クロックを再生するために用いられる。
分を抽出し、ファジィ推論部13へ出力する。この地絡
過電流演算部12は、第2図に示すように、零相変流器
7からの信号を受ける乗算回路21−6、整流回路22
−o、低域濾波回路23−o、さらに各零相変流器10
−. 10−2、・・・10−、、からの信号をそれぞ
れ受ける乗算回路21−1 ・・・、21−o、整流回
路22−1.22−2、・・・22−o、低域濾波回路
23−1 ・・・、23−7、帯域濾波回路24−1、
・・・、24−、、、及び走査回路25.26から構成
されている。20は、電源電圧の第3高調波のクロック
を入力する同期線であり、このクロックは各相電圧の位
相クロックを再生するために用いられる。
乗算回路21−o、21−1、・・・、21−、、、は
、同期綿20よりの第3高調波クロツクから各相電圧を
再生し、零相変流器7.10−1、・・・、10−nよ
りの零相電流に対応した入力電圧との間の外積アナログ
演算を行い、出力をアナログ加算する。結果としていず
れかの相電流と同相の地絡電流(発熱による火災の原因
となり、また生物接触である)に対応するスカラ値を出
力する。低域濾波回路23−o、23−3 ・・・、2
3−7、は、積分回路でもよく、一般的にはスイッチド
キャパシタフィルタ回路である。帯域濾波回路24−1
.24−2、・・・24=1は微分回路でもよく、一般
的にはスイッチドキャパシタフィルタ回路である。走査
回路25.26は制御部15からのクロック信号にした
がって、低域濾波回路23−1、・・・、23−ゎの出
力、帯域濾波回路24−1、・・・、24−oの出力を
それぞれ走査し、アナログ値としてファジィ推論部13
に転送する。初期設定テーブルより、またはファジィ推
論部13の出力(ファジィ推論結果として、遮断優先順
位の高い、すなわに短い限時を持つ)に対し、走査サイ
クルを長くし、又は短くするサブミューチージョンまた
はスーパーミューテーシゴンを行うことができる。27
.28.29はファジィ推論用の人力信号であり、図示
しないインタフェース回路により、ファジィ推論部13
の基準レベルに正規化される ファジィ推論部13は、地絡過電流演算部12よりアナ
ログ信号を受け、母線側地絡電流IM、給電線側地絡電
流の平滑値IF、給電側地絡電流の変化率δIF/δt
を入力として、内蔵するファジィルール、つまり第5図
に示すルールテーブルを参照して、ファジィ推論を行い
結論を限時生成計時部14に出力する。このファジィ推
論13は、専用デバイスあるいはファジィ推論を実行す
くようにプログラムされたプロセッサ等が使用される。
、同期綿20よりの第3高調波クロツクから各相電圧を
再生し、零相変流器7.10−1、・・・、10−nよ
りの零相電流に対応した入力電圧との間の外積アナログ
演算を行い、出力をアナログ加算する。結果としていず
れかの相電流と同相の地絡電流(発熱による火災の原因
となり、また生物接触である)に対応するスカラ値を出
力する。低域濾波回路23−o、23−3 ・・・、2
3−7、は、積分回路でもよく、一般的にはスイッチド
キャパシタフィルタ回路である。帯域濾波回路24−1
.24−2、・・・24=1は微分回路でもよく、一般
的にはスイッチドキャパシタフィルタ回路である。走査
回路25.26は制御部15からのクロック信号にした
がって、低域濾波回路23−1、・・・、23−ゎの出
力、帯域濾波回路24−1、・・・、24−oの出力を
それぞれ走査し、アナログ値としてファジィ推論部13
に転送する。初期設定テーブルより、またはファジィ推
論部13の出力(ファジィ推論結果として、遮断優先順
位の高い、すなわに短い限時を持つ)に対し、走査サイ
クルを長くし、又は短くするサブミューチージョンまた
はスーパーミューテーシゴンを行うことができる。27
.28.29はファジィ推論用の人力信号であり、図示
しないインタフェース回路により、ファジィ推論部13
の基準レベルに正規化される ファジィ推論部13は、地絡過電流演算部12よりアナ
ログ信号を受け、母線側地絡電流IM、給電線側地絡電
流の平滑値IF、給電側地絡電流の変化率δIF/δt
を入力として、内蔵するファジィルール、つまり第5図
に示すルールテーブルを参照して、ファジィ推論を行い
結論を限時生成計時部14に出力する。このファジィ推
論13は、専用デバイスあるいはファジィ推論を実行す
くようにプログラムされたプロセッサ等が使用される。
第5図に示すルールテーブルは、例えば次に例示する自
然言語表現のルールをテーブル化したものである。
然言語表現のルールをテーブル化したものである。
ルール*1 rTF (もし)、母線側地絡電流が中く
らいで、かつ給電線側地絡電流の 平滑値が中くらいで、かつ給電線側地 絡電流の変化率が正で大ならば、TH EN、地絡事故の評価値は中くらいで ある。」 ルール*2 rTF、母線側地絡電流が大きくて、かつ
給電線側地絡電流の平滑値が大き くて、かつ給電線側地絡電流の変化率 が正で大ならば、T HE N、地絡事故の評価値は小
である。」 第5図のルールテーブルで使用される母線側地絡電流T
M及び給電線側の地絡電流■、のメンバシップ関数を第
6図に、また、給電線側の地絡電流平滑値の変化率δT
F/δtのメンバシップ関数を第7図に例示している。
らいで、かつ給電線側地絡電流の 平滑値が中くらいで、かつ給電線側地 絡電流の変化率が正で大ならば、TH EN、地絡事故の評価値は中くらいで ある。」 ルール*2 rTF、母線側地絡電流が大きくて、かつ
給電線側地絡電流の平滑値が大き くて、かつ給電線側地絡電流の変化率 が正で大ならば、T HE N、地絡事故の評価値は小
である。」 第5図のルールテーブルで使用される母線側地絡電流T
M及び給電線側の地絡電流■、のメンバシップ関数を第
6図に、また、給電線側の地絡電流平滑値の変化率δT
F/δtのメンバシップ関数を第7図に例示している。
ここで、言語値Sは、Small (小さい)、MはM
edium (中くらい)、LはLarge(大きい
)を示している。第5図のテーブルでは、横方向に地絡
電流IN、IFのS、M、Lを配列し、縦方向に地絡電
流IFの変化率δIF/δLのS、M、Lを配列してい
る。そして3者の組合せの交叉する欄に、地絡事故の評
価値を示している。その評価値として、後述するパルス
レートのメンバシップ関数を第8図に示す。
edium (中くらい)、LはLarge(大きい
)を示している。第5図のテーブルでは、横方向に地絡
電流IN、IFのS、M、Lを配列し、縦方向に地絡電
流IFの変化率δIF/δLのS、M、Lを配列してい
る。そして3者の組合せの交叉する欄に、地絡事故の評
価値を示している。その評価値として、後述するパルス
レートのメンバシップ関数を第8図に示す。
限時生成計時部14は、ファジィ推論部13からアナロ
グ値である上記推論の結論である評価値を受け、その給
電線毎に対応した限時を生成し、タイマを始動させ、タ
イムアツプ時に引外しコイル9a−、,9□2、・・・
9 a−nの対応するものに、引外し電流を送出する。
グ値である上記推論の結論である評価値を受け、その給
電線毎に対応した限時を生成し、タイマを始動させ、タ
イムアツプ時に引外しコイル9a−、,9□2、・・・
9 a−nの対応するものに、引外し電流を送出する。
この限時生成計時部14は、第4図に示すようにA/D
変換部41、走査部42、源振部43、計時用パルス生
成部44−1.44−2、・・・、44.、、、、限時
生成部45−1.45−2、・・・、45−7、及び引
外しコイル駆動部46−1.46−2、・・・、46−
、、から構成されている。A/D変換部41は、ファジ
ィ推論部13からの結論値を2進数値に変換する。この
2進数は限時(地絡事象の検出から遮断器作動までの意
図された遅れ時間)の逆数と線形関係にある。走査部4
2は、地絡過電流演算部12の走査回路25.26に連
動して、A/D変換部41の出力を各給電線毎の限時生
成計時部に分配する。源振部43は、限時生成のための
計時用クロックを供給する。計時用パルス生成部44−
1.44−2、・・・、44−、l、ば、源振部43か
らのクロックを計数分周し、計時用パルスを生成する。
変換部41、走査部42、源振部43、計時用パルス生
成部44−1.44−2、・・・、44.、、、、限時
生成部45−1.45−2、・・・、45−7、及び引
外しコイル駆動部46−1.46−2、・・・、46−
、、から構成されている。A/D変換部41は、ファジ
ィ推論部13からの結論値を2進数値に変換する。この
2進数は限時(地絡事象の検出から遮断器作動までの意
図された遅れ時間)の逆数と線形関係にある。走査部4
2は、地絡過電流演算部12の走査回路25.26に連
動して、A/D変換部41の出力を各給電線毎の限時生
成計時部に分配する。源振部43は、限時生成のための
計時用クロックを供給する。計時用パルス生成部44−
1.44−2、・・・、44−、l、ば、源振部43か
らのクロックを計数分周し、計時用パルスを生成する。
走査部42からのデータを受けて、分P1値(カウント
アツプ)を設定する。走査部42から特定の二進コード
(データ通信QこおけるEOFに相当し、限時の、すな
わち永久に遮断器を作動させないことを意味する)を受
けた時は、出力を閉塞するとともに限時生成部45−1
.45−2、・・・、45−□をクリアする。限時生成
部45−1.45−2、・・・、45−nは計数用パル
ス仕成部44−1.44−2、・・・、41.、の出力
を計数し、カカン(・アップ時に駆動部4G−1,46
。、・・・、46 oを介して1、引り(しコイル9g
−+ 、9a−2、・・・931に引外し電流を送出す
る。計時中にファジィIII論の結論が更新される場合
も、連続して、積算計時を行う。限時ωに相当する結論
であるときには、カウントアンプ寸前であってもクリア
される。
アツプ)を設定する。走査部42から特定の二進コード
(データ通信QこおけるEOFに相当し、限時の、すな
わち永久に遮断器を作動させないことを意味する)を受
けた時は、出力を閉塞するとともに限時生成部45−1
.45−2、・・・、45−□をクリアする。限時生成
部45−1.45−2、・・・、45−nは計数用パル
ス仕成部44−1.44−2、・・・、41.、の出力
を計数し、カカン(・アップ時に駆動部4G−1,46
。、・・・、46 oを介して1、引り(しコイル9g
−+ 、9a−2、・・・931に引外し電流を送出す
る。計時中にファジィIII論の結論が更新される場合
も、連続して、積算計時を行う。限時ωに相当する結論
であるときには、カウントアンプ寸前であってもクリア
される。
制御部15は、ファジィルールの編集、ファジィ推論の
シュミレーション推論過程の記録筒システJ、管理に供
する。
シュミレーション推論過程の記録筒システJ、管理に供
する。
この実施例装置において、今例えば給電綿8−2の系統
に関し、例えば母線側の零相変流器7で検出された地絡
電流■。がL (大きい)であり、また、給電線8−2
の零相変流器10−2で検出される地絡電流■、が■7
(大きい)であり、さらにその地絡型?* I Fの変
化率δIF/δtがPL(正で大きい)の場合には、第
5図のルールテーブルを適用すると、評価値&;l:L
(大きい)となり、ファジィ推論部13から、その評価
値■7が出力され、限時4を成計時部14では、この評
価値I、に対応し短い時間の限時の出力が出され、引外
しコイル9 a−2に電流が流れ、遮断器9−2が動作
し、給電線8−2の系統が低圧母線3から切離される。
に関し、例えば母線側の零相変流器7で検出された地絡
電流■。がL (大きい)であり、また、給電線8−2
の零相変流器10−2で検出される地絡電流■、が■7
(大きい)であり、さらにその地絡型?* I Fの変
化率δIF/δtがPL(正で大きい)の場合には、第
5図のルールテーブルを適用すると、評価値&;l:L
(大きい)となり、ファジィ推論部13から、その評価
値■7が出力され、限時4を成計時部14では、この評
価値I、に対応し短い時間の限時の出力が出され、引外
しコイル9 a−2に電流が流れ、遮断器9−2が動作
し、給電線8−2の系統が低圧母線3から切離される。
他の給電線の系統についても全く同様である。要するに
ファジィ推論による評価値の高い給電線系統の遮断器が
動作する。
ファジィ推論による評価値の高い給電線系統の遮断器が
動作する。
なお、−ト記実施例では、母線側の地絡電流を検出する
のに、二次巻線lbの中点4に接続される接地導体5に
零相変流器7を結合しているが、第3図に示すように、
主変圧器1の二次巻線1b側の三相導体に結合される零
相変流器37より導出してもよい。
のに、二次巻線lbの中点4に接続される接地導体5に
零相変流器7を結合しているが、第3図に示すように、
主変圧器1の二次巻線1b側の三相導体に結合される零
相変流器37より導出してもよい。
(へ)発明の効果
この発明によれば、母線側の地絡電流と下位の給電線毎
の地絡電流をそれぞ零相変流器等で検出し、これらの検
出地絡電流をファジィ推論部に入力し、経験的な知見を
ルールに組込んだファジィ推論により障害のもっともら
しさ、重要度を評価値として得、それぞれ評価値に基づ
いて限時生成手段を動作させるものであるから、簡単な
構成の障害領域区分検出装置を実現できる。また、母線
を対象しと地絡電流検出は容易かつ高信輔度で実現でき
、これを区分地絡検出の論理積条件としているので、誤
動作を低減することができ、給電信I!線を向上できる
。また、給電線毎に負荷状況、設(#環境に起用する地
絡障害モードとその影響度を定性的に記述できるファジ
ィルールに基づいて推論を行い障害領域の分離を行うの
で、複雑障害な数理科学的手法を用いたモデリング形手
法よりも現場条件に合致した保護継電システl、が実現
できる。
の地絡電流をそれぞ零相変流器等で検出し、これらの検
出地絡電流をファジィ推論部に入力し、経験的な知見を
ルールに組込んだファジィ推論により障害のもっともら
しさ、重要度を評価値として得、それぞれ評価値に基づ
いて限時生成手段を動作させるものであるから、簡単な
構成の障害領域区分検出装置を実現できる。また、母線
を対象しと地絡電流検出は容易かつ高信輔度で実現でき
、これを区分地絡検出の論理積条件としているので、誤
動作を低減することができ、給電信I!線を向上できる
。また、給電線毎に負荷状況、設(#環境に起用する地
絡障害モードとその影響度を定性的に記述できるファジ
ィルールに基づいて推論を行い障害領域の分離を行うの
で、複雑障害な数理科学的手法を用いたモデリング形手
法よりも現場条件に合致した保護継電システl、が実現
できる。
第1図は、この発明が実施される受電設備系統を示す回
路図、第2図は、同系統に使用される選択地絡過電流継
電器の地絡過電流演算部の構成を示すブロック図、第3
図は、母線側の地絡電流検出の他の例を示す回路図、第
4図は、上記選択地絡過電流継電器の限時生成計時部の
構成を示すブロック図、第5図はファジィ推論部で実行
される推論ルールを表すテーブルを示す図、第6図は、
地絡電流のメンバシップ関数の一例を示す図、第7図は
、給電線側の地絡電流の変化率のメンバシップ関数の一
例を示す図、第8図は、限時生成におけるパルスレート
のメンバシップ関数の一例を示す図である。 3・低圧母線、 ′7二零相変tN器、8−1・
8〜2・・・・・8−o:給電線、9−1・9−2・・
・・・9−o:遮断器、・1O−2・・・・・10−o
:零相変流器、13:ファジィ推論部、14:限時生成
計時部。
路図、第2図は、同系統に使用される選択地絡過電流継
電器の地絡過電流演算部の構成を示すブロック図、第3
図は、母線側の地絡電流検出の他の例を示す回路図、第
4図は、上記選択地絡過電流継電器の限時生成計時部の
構成を示すブロック図、第5図はファジィ推論部で実行
される推論ルールを表すテーブルを示す図、第6図は、
地絡電流のメンバシップ関数の一例を示す図、第7図は
、給電線側の地絡電流の変化率のメンバシップ関数の一
例を示す図、第8図は、限時生成におけるパルスレート
のメンバシップ関数の一例を示す図である。 3・低圧母線、 ′7二零相変tN器、8−1・
8〜2・・・・・8−o:給電線、9−1・9−2・・
・・・9−o:遮断器、・1O−2・・・・・10−o
:零相変流器、13:ファジィ推論部、14:限時生成
計時部。
Claims (1)
- (1)母線を通過する地絡電流を検出する第1の地絡電
流検出手段と、前記母線に後続する給電線毎に設けられ
、給電線を通過する地絡電流を検出する第2の地絡電流
検出手段と、前記第1及び第2の地絡電流検出手段によ
る検出地絡電流値を入力として、ファジィ推論を行い地
絡事故の評価値を区分毎に出力するファジィ推論手段と
、前記評価値より対応する給電線の遮断器を動作させる
ための限時を生成する限時生成手段とを備えたことを特
徴とする障害領域区分検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247778A JPH0297223A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 障害領域区分検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247778A JPH0297223A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 障害領域区分検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297223A true JPH0297223A (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=17168511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247778A Pending JPH0297223A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 障害領域区分検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297223A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512415A (ja) * | 2005-10-12 | 2009-03-19 | シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド | 三相電力系統用漏電遮断器システム |
US9667240B2 (en) | 2011-12-02 | 2017-05-30 | Cypress Semiconductor Corporation | Systems and methods for starting up analog circuits |
CN111722055A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-09-29 | 昆明理工大学 | 一种基于感性模糊识别的mmc直流输电线路单极接地故障识别方法 |
CN114221301A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-03-22 | 北方工业大学 | 考虑光伏低电压穿越特性的交流微电网保护方法以及装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285636A (ja) * | 1985-10-07 | 1987-04-20 | 日本鋼管株式会社 | 地絡保護システム |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247778A patent/JPH0297223A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285636A (ja) * | 1985-10-07 | 1987-04-20 | 日本鋼管株式会社 | 地絡保護システム |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101289949B1 (ko) * | 2005-10-12 | 2013-07-26 | 셰브런 유.에스.에이.인크. | 3-상 전력 시스템용 접지 결함 회로 차단기 시스템 |
US9667240B2 (en) | 2011-12-02 | 2017-05-30 | Cypress Semiconductor Corporation | Systems and methods for starting up analog circuits |
CN111722055A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-09-29 | 昆明理工大学 | 一种基于感性模糊识别的mmc直流输电线路单极接地故障识别方法 |
CN111722055B (zh) * | 2020-05-21 | 2021-06-25 | 昆明理工大学 | 一种基于感性模糊识别的mmc直流输电线路单极接地故障识别方法 |
CN114221301A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-03-22 | 北方工业大学 | 考虑光伏低电压穿越特性的交流微电网保护方法以及装置 |
CN114221301B (zh) * | 2021-12-03 | 2023-11-14 | 北方工业大学 | 考虑光伏低电压穿越特性的交流微电网保护方法以及装置 |
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