JPH0296740A - 増感紙 - Google Patents

増感紙

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JPH0296740A
JPH0296740A JP1155930A JP15593089A JPH0296740A JP H0296740 A JPH0296740 A JP H0296740A JP 1155930 A JP1155930 A JP 1155930A JP 15593089 A JP15593089 A JP 15593089A JP H0296740 A JPH0296740 A JP H0296740A
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JP
Japan
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phosphor layer
phosphor
layer
layer unit
silver halide
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JP1155930A
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Luther C Roberts
ルーサー クレイグ ロバーツ
William E Moore
ウィリアム エドウィン ムーア
James R Buntaine
ジェイムズ レイモンド バンタイン
Robert V Brady
ロバート ビンセント ブラディ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/815Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by means for filtering or absorbing ultraviolet light, e.g. optical bleaching
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
    • G03C5/17X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes using screens to intensify X-ray images
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラジオグラフィーに関する。更に詳細には、本
発明はハロゲン化銀乳剤ラジオグラフィー要素としても
作用する螢光増感紙に関する。
〔従来の技術〕
ランド(Land)の米国特許筒3,185,841号
明細書は、増感紙層が支持体の上で受像層の下に被覆さ
れ、受像層がさらにハロゲン化銀乳剤層でオーバーコー
トされる像転写フィルム単位を開示している。
二重被覆されたラジオグラフィー要素と共に使用するた
めのスクリーン対に於ける著しい最近の進歩は、ラッキ
ー(Luckey)らの米国特許筒4.710,637
号明細書に示されており、この特許は非対称のスクリー
ン対の使用を教示している。当業界で既に実現されたよ
りも高い変調伝達関数(MTPと称される)プロファイ
ルを示すフロントスクリーンが通常のバックスクリーン
と対にされたとき、像鮮鋭度及び速度(スピード感度、
以下同様)の組合せで判断して優れた総合性能が観察さ
れた。フロントスクリーンにかせられた高MFT要件は
、その有効厚さを制限した。また、フロントスクリーン
によるχ線吸収が制限され、その結果スクリーンフィル
ムの組合せの像形成速度が大巾に低下されてフロントス
クリーンを単独で使用できなくした。
しかしながら、−層大きいX線吸収能をもちしかも特定
の、しかし−層低いMTFプロフィールを満足し得るバ
ックスクリーンを使用することにより、フロントスクリ
ーンに帰因する速度の低下が、速度及び鮮鋭度の両者を
考慮して像形成の利点を観察するのに充分な程度の相殺
された。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、像形成の速度パラメーター及び鮮鋭度
のパラメーターの改良を示すラジオグラフィー画像を得
るためのコンパクト要素であって容易に加工されしかも
バックグラウンド放射線による分解に対して耐性である
コンパクト要素を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
一面に於いて、本発明は、 (A)透明なフィルム支持体及び、 (B)前記透明なフィルム支持体上に被覆された透明な
螢光体層単位であって、疎水性結合剤及びタングステン
酸カルシウムの変換効率に少なくとも等しい変換効率を
示す螢光体を含むX線を吸収しかつ潜像形成性電磁放射
線を放出するための透明な螢光体層単位 を含んでなる増感紙に関する。
前記の増感紙は、それが一体型の増感紙及びラジオグラ
フィー要素であり、ここで螢光体層単位が (a)三相電力供給により28kVpで運転されるMo
ターゲット管により生じた基準X線露光の5%より多く
を減衰でき、ここで基準X線露光は0.03JIIIl
のMo及び4.5cmのポリ(メチルメタクリレート)
を通ってターゲット管のMoアノードから25cmの位
置に取り付けられた前記の螢光層に達し、減衰が螢光層
を50co+過ぎた位置で測定され、(b)第2図の基
準曲線Aの変調伝達関数に少なくとも等しい変調伝達関
数を示し、かつ(c)1.0未満の光学密度を示すもの
であり、かつ前記の一体型の増感紙及びラジオグラフィ
ー要素が、 (C)螢光体層単位の上にあるハロゲン化銀乳剤層単位
であって、親水性コロイド及び螢光体層単位により放出
される電磁放射線への露光の際に潜像を形成し得るハロ
ゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤層単位、 (D)銀原子の銀イオンへの酸化を促進してバックグラ
ウンド放射線の効果を相殺するための薬剤を含むハロゲ
ン化銀乳剤上塗層、及び(E)螢光体層単位及びハロゲ
ン化銀乳剤上塗層単位を光学的にカップリングし、かつ
螢光体層単位とハロゲン化銀乳剤層単位との間の接着を
促進する少なくとも1,33の屈折率を有する手段を更
に含むことを特徴とする特 本発明は、ランキイらの高MTFプロファイルのフロン
ト増感紙がラジオグラフィー要素との組合せに於いて単
独の使用に関する速度の点で不適であるが、ランキイら
のフロント増感紙の螢光体層を、潜像形成性のハロゲン
化銀乳剤層をまた含む一体型の要素に一体化することに
より、大きな速度の増加並びに鮮鋭度の更なる増加が実
現し得るという観察により容易にされた。
満足な速度レベルが単一の高MTFプロファイルの螢光
層で実現し得るので、ランキイらのバックスクリーンが
完全に省略し得る。これは像形成に関する総合の螢光体
要求の50%以上を減少するだけでなく、鮮鋭度を犠牲
にして速度を上げるためバックスクリーンに転るランキ
イらに比較して像鮮鋭度の水準を更に上げる。更に、バ
ックスクリーンの省略はスクリーン対像形成の非常に重
大な欠点、即ちクロスオーバー及び一つ以上の通常のク
ロスオーバーを減少する特徴に対する要求の省略に帰因
する像鮮鋭度の減少を回避する。クロスオーバー及びそ
の減少に提案された解決法の検討に関して、2サーチ・
−′イスクロージ (ResearchDisclos
ure) 184巻、1979年8月、項目18431
.7節が注目される。リサーチ・ディスクローシアは、
英国、ハンプシャーPOIO7DD、エムスワース(E
++s−worth)のケネス・メーソン・パブリケー
ション・リミテッド(lenneth Mason P
ublicaLions、 Ltd、)により発行され
たものである。
クロスオーバーの排除はランキイらに対する像鋭度の強
化の一部の原因であるが、クロスオーバーの排除に帰因
するものを越えて更に著しい鮮鋭度の改良がある。
高速の鮮鋭な像形成に関して螢光体含量の著しい減少は
、単一の使用を目的とした螢光体層及び乳剤層を含む一
体型の要素を魅力のあるものにする。ラジオグラフィー
要素は本来−度に使用されるが、ラジオグラフィー要素
を像様に露光するセパレート増感紙は高価すぎて単一の
使用を可能とせず、通常物理的にすり切れるまで再使用
される。
幾つかの適用例に関し、当業界はスクリーンが普通の使
用にならずその結果患者の露光XwAIがスタリンを使
用する時に必要な量の10の因子だけ高く留まったとい
う点で増感紙を再使用することの経済的な必要性が充分
反対すべきことであることがわかった。
歯科用ラジオグラフィーを一例にとると、セパレートの
再使用可能なスクリーンを使用する試みは特に反対すべ
きである。何となれば、セパレートスクリーンは全体の
嵩の点で患者を不快にするだけでなく、再使用する場合
には夫々の使用後に殺菌を必要とするからである。こう
して、歯科用ラジオグラフィーに於いて、増感紙はめっ
たに使用されず、それ故X線への患者の照射線量の水準
が高められる。嵩の減少並びに混入された螢光体の単一
使用を可能にする経済的に実現可能な代替物として減少
された螢光体含量を含む一体型のラジオグラフィー要素
を提供することにより、本発明はさらにX線への患者の
波長を低下する代替物を提供する。
歯科用ラジオグラフィー及び極めて高い像鮮鋭度を必要
とするラジオグラフィーのその他の分野に於ける螢光ス
クリーンの使用に対する別の一層基本的な難点は、螢光
スクリーンは像形成速度を増すが、それに伴なって像鮮
鋭度の損失があることである。Nえば、胸部X線検査に
日常的に使用される螢光スクリーンは多くの歯の欠陥を
観察するのに必要な解像能を欠いている。
当業界はハロゲン化銀乳剤層と共に通常の螢光層を一体
型のラジオグラフィー要素に一体化することを時々示唆
してきたが、当業界は螢光体層及びハロゲン化銀乳剤層
を単一の一体型ラジオグラフィー要素に一体化すること
に対する幾つかの重大な障害を認識し、または解決する
ことができなかった。
螢光体層及び乳剤層を単一の要素に一体化することの一
つの基本的な障害は、バックグラウンド放射線である。
ハロゲン化銀乳剤は紫外線に対して最も容易に応答し、
また可視の赤外線に対して効率良く応答するように普通
増感されるが、またハロゲン化銀乳剤はX線、β粒子、
放射性同位元素、γ線、及び宇宙開放射線を含む種々の
その他の型の放射線に応答する。ラジオグラフィーフィ
ルムが使用前に長期間にわたって貯蔵される場合、その
バックグラウンド密度の水準は望ましくない程増加され
ることがある。ハロゲン化銀乳剤のバックグラウンド放
射線感度の検討が、ジェームス(Jan+es)著、T
he Theor  of the Photo ra
 bicProcess、第4編、マクミラン(Mac
a+1llan)、1977年、653頁に含まれてい
る。極めて速いハロゲン化銀乳剤、即ち製造業者推奨の
1000以上の速度等級を有するハロゲン化銀乳剤の最
近の商業的な導入により、バックグラウンド放射線感度
の問題は製造業者がフィルム加工に関して短縮された満
3日を設定することを要求した。更にバックグラウンド
に関して、リサ−1・ディスクロージャ、215巻、1
985年3月、項目25113を参照のこと。
ハロゲン化銀乳剤がバックグラウンド放射線によりそれ
以上悪影響されない理由の一つは、ハロゲン化銀粒子が
紫外線または可視放射線の吸収よりもバンクグラウンド
放射線の吸収に有効ではないことである。増感紙に使用
される螢光体はハロゲン化銀乳剤よりもバックグラウン
ド放射線を捕獲するのにより一層有効であるので、螢光
体層がハロゲン化銀乳剤層に隣接して貯蔵される場合に
ハロゲン化銀粒子中の望ましくない潜像部位形成の問題
が悪化されることは決して驚(ことではない。選ばれる
螢光体が有効である程、しがもハロゲン化銀乳剤の感度
が高い程、連続的なバックグラウンド放射線露出の一体
化により許容し得ない潜像部位形成の危険性が大きくな
る。
組込まれた螢光体層が外部スクリーンを用いずに単独で
使用される場合には、最小のX線吸収を満足するのに充
分な螢光体が被覆される必要がある。螢光体被覆量が最
小のX線吸収量より下に低下する場合には、像形成速度
が逆に減少されるだけではなく、許容し得ない像形成の
不均一性が観察される。
別の難点は、螢光体層が通常の写真処理技術により漂白
し得ないことである。こうして、螢光体層の光学密度が
乳剤層の最小密度の上に付加される。これは螢光体の選
択及び螢光体層の許容し得る厚さを拘束する。螢光体層
の存在に起因する増加された光学密度並びにバックグラ
ウンド放射線の一体化に起因する乳剤層中の高められた
最小密度が両方存在する場合、透過光により像を見るこ
とは一層難しくなる。
螢光体層により示される透過光学密度の高めらだ水準は
、ラジオグラフィー像を見ることに関して欠点であるだ
けでなく、それらは螢光体層の性能を悪化し得る。例え
ば、X線に対し低い吸収を示す螢光体が螢光体層を形成
するのに使用される場合、螢光体層の厚さを増加するこ
とは全X線吸収を増加することに関する自明な方法であ
る。しかしながら、層の厚さの増加は鮮鋭度を悪化する
更に、厚い層そのものによる光の散乱は螢光体層の有効
性を減少し得る。有効性は鮮鋭度を増すための吸収物質
を混入するという普通の実施により更に著しく減少され
ることがある。過度の光学密度ををする螢光体層を用い
て螢光体層を厚くすることにより光放出を増加するため
の試みは実際に光の出力の損失をもたらし得る。
ハロゲン化銀乳剤層及び螢光体層を一体型要素中に一体
化することに際し行き当たる更に別の問題は、二つの層
を有効に光学的にカップリングすることにある。二重に
被覆されたラジオグラフィー要素が一対の増感紙の間に
取り付けられる場合、接着(ブロッキング)を避けるた
めに必要な、ラジオグラフィー要素及びスクリーンのい
ずれか、または両方の外表面上のマツチング材料の存在
は、介在された空気の界面を生じる。層結合剤の屈折率
と空気の屈折率の大きな差のため、螢光体層により放出
されるかなりの光がハロゲン化乳剤層中への透過よりむ
しろ反射により失なわれる。一体型要素中の螢光体層及
び乳剤層の被覆に際し、これらの層が一緒に結合しない
場合には、第二の被覆層中の不均一性が予想され、歯科
用ラジオグラフィーに於いて普通である一体型要素の曲
げは、例えばセパレートスクリーン対及び二重に被覆さ
れたラジオグラフィー要素による像形成と同様に光透過
率の損失をもたらし得る。
各層に最も普通に使用される結合剤が使用される場合に
は、螢光体層と乳剤層との間に接着を得ることは難しい
ことがある。ハロゲン化銀乳剤調製の制限のため、必要
な結合剤は連続相として親水性コロイドを含む。一方、
増感紙の螢光体層に現在使用される結合剤は疎水性であ
る。親水性乳剤層及び疎水性螢光体層を均一に被覆し、
かつ有効に光学的にカップリングすることは、一体型要
素の成功した構成にとって重大な問題を呈する。
螢光体層及びハロゲン化銀乳剤層の単一の一体型像形成
要素への成功した一体化に関する基本的な問題及び通用
上の特別な問題の両者を解決する本発明の特徴は、下記
の好ましい実施態様例の説明に於いて更に詳しく記載さ
れる。
表現の明瞭化及び簡素化のため、螢光体層における発光
は光放出という用語でしばしば論述されている。しかし
ながら、光放出に代わるものとして、あるいは光放出に
加えて紫外線放出または赤外線放出が、特に言及されな
いが、意図されることが理解される。
第1図に、本発明の一体型要素100が図示されている
。一体型要素は、透明な、好ましくは薄い青色の、フィ
ルム支持体101、下塗り層単位103、螢光体層単位
105、中間層単位107、ハロゲン化銀乳剤層単位1
(19、及び保護層単位1月を含む。
矢印113により図示されるX線の像様の露光の際に、
X線は保護層単位を透過しハロゲン化銀乳剤層単位中に
わずかな程度に吸収される。殆どのX線はハロゲン化銀
乳剤層単位を通過する。このX線は中間層単位を通過し
螢光体層単位に吸収される。螢光体層単位中のx!#I
YJJL収はハロゲン化銀乳剤層単位中のX線吸収をは
るかに越える。
螢光体層中のX線の吸収の際に、光(可視′i′trl
f1放射線)または可視スペクトルに隣接するスペクト
ル9■域の一つ中の電磁放射線(即ち、紫外線または赤
外線)が放出される。放出された光が中間層を透過し、
乳剤層単位に入る。乳剤層単位中の光の吸収は現像可能
な潜像を生じる。
像様に露光された一体型要素は次に写真処理されて乳剤
層単位中に可視の像を生じる。処理t8液は専ら保1層
単位を通って乳剤層単位に達する。
それ故、処理溶液は中間層単位または螢光体層単位のい
ずれかを透過する必要はない。これは゛′乾燥負荷量(
drying 1oad) ” 、即ち除去される必要
がある吸い込まれた処理溶液の量が中間層単位及び螢光
体層単位の存在により増加されず、しかも全処理時間が
それらの存在により延長される必要がないことを意味す
る。
現像された像は反射または透過検査を受は易い。
反射検査に関し、周囲の光が保護層単位を透過し乳剤層
単位中で像形成露出の直接作用または逆作用として吸収
される。未吸収光は中間層単位を透過し、螢光体層単位
により一部反射されて検査に対して非スペクトル的な反
射の(乳白色の)バックグラウンドを与える。
ラジオグラフィー像の透過検査に関して、要素はライト
ボックスの上に置かれる。像の明るさは螢光層単位によ
り与えられた透過光学密度に比例して減少されるが、螢
光体層の透過光学密度が制限されることを条件として明
るさの損失は好ましくなくはない。この様式の検査を容
易にするため、螢光体層の透過光学密度は1.0未満、
好ましくは0.8未満、最適には0.5未満に制限され
る。これらの密度の水準内で、減少された像の明るさの
、もしあったとしても、最小の検査者の認知が生じるよ
うにライトボックスの明るさを増すことにより補償する
ことが実用的である。
示されていないが、要素I00が不透明な包囲体中に包
囲されることにより室内灯での取扱いに通常適すること
が理解される。更に、支持体101は通常被覆物から離
れたそれらの大部分の表面上にカール防止層(図示され
ていない)を存することが理解される。最終使用者に望
ましいが、これらの特徴は全く任意である。
同様に、保護オーバーコート単位111は乳剤の摩耗防
止に望ましいが、特に乳剤層単位の硬化の水準が増大さ
れる場合には省き得ることが理解される。オーバーコー
ト層単位は、一体の様式については必要とされない。螢
光体層単位結合剤が結合適合性のために選ばれる場合、
以下に教示されるように、下塗り層単位103は省略し
得る。
螢光体層単位は、時々“高X線吸収断面′°と称される
、充分なX線吸収能を有する必要がある。
この要件は客観的に測定し得る。螢光体層単位は三相の
電力供給で28kVpで運転されるMoターゲット管に
より生じた基準XllA1光の5%より多く(好ましく
は少なくとも)を減衰し得るものでなければならず、こ
こで基準X線露光は0.03mmのMo及び4.5 c
mのポリ(メチルメタクリレート)を通過してターゲッ
ト管のMoアノードから25cmの位置に取り付けられ
た前記の螢光体層に達し、減衰が螢光体層を50cm過
ぎた位置で測定される。
一般に、螢光体層X線吸収能は、像鮮鋭度及び光学密度
の如きその他の競合性の考慮すべき事柄を考慮して出来
るだけ高いことが好ましい。所定の螢光体被覆物被覆量
に関して一層高いX線吸収効率は、元素の周期律表の周
期6の元素の如き一層大きい原子番号の元素を含む螢光
体を選ぶことにより実現し得る。周期律の名称、特に元
素の族の名称は変わるので、この記載はザ・アメリカン
ケミカル・ソサエティ(the American C
hemicalSocfety)により採用された元素
の周期律表に従う。
X線が一旦吸収されると、次の考慮すべき事柄はその変
換効率、即ち吸着されたX線の量に対して放出される光
または紫外線もしくは赤外線の量である。タングステン
酸カルシウム増感紙は変換効率測定に関する工業規準と
して一般に認められる。タングステン酸の変換効率に少
なくとも等しい変換効率を有する如何なる螢光体も、本
発明の螢光体層に有利に使用し得る。タングステン酸カ
ルシウムの変換効率に少なくとも等しい変換効率を示す
如何なる螢光体も、本発明の実施に使用することができ
、直接の(スクリーンなしの)ラジオグラフィー像形成
よりも大きな速度の利点を得る。希土類活性化ランタン
オキシプロミド、インドリウムタンタレート及びガドリ
ニウムオキシスルフィドの如き、タングステン酸カルシ
ウムの変換効率の少なくとも1,5倍の変換効率を示す
螢光体を使用することにより、組合体としてハロゲン化
銀ラジオグラフィー要素と組合せてセパレート増感紙を
使用して日常観察される速度に対して速度の増加が実現
し得る。あらゆる場合に、本発明はセパレート増感紙並
びに匹敵する螢光体及びハロゲン化銀被覆物被覆量を有
するラジオグラフィー要素組立体と比較して像形成速度
の実質的な増加を可能にする。
本発明の一体型要素の非常に重大な特徴は、速度がまた
考慮される場合に実現される高水準の像鮮鋭度である。
これは螢光層をハロゲン化銀乳剤層に光学的にカップリ
ングすること及び高い変調伝達関数(1’lTFと称さ
れる)プロファイルを示す螢光体層を形成することの両
者の作用である。螢光体層のMTFプロファイルは、第
2図の曲線Aの変調伝達関数に等しいか、またはそれよ
り大きい。
好ましい螢光体層は5〜10サイクル/rmの範囲にわ
たって基準曲線AのMTFよりも少なくとも1.1倍の
MT、F−を有するものである。スクリーン−フィルム
ラジオグラフィー系に関する変調伝達関数(MTF)測
定は、クニオ・トイ(Kunio Doi) ら著、 
1丁P  and  Wiener  5pectra
  of  RadiographicScreen−
Film Systems 、 lJ、s、 Depa
rtIlent ofHealth andlluma
n 5ervices、パンフレア トFDA82−8
187に記載されている。サイクル数/鵡の範囲に対す
る個々の変調伝達関数のプロファイルは、また変調伝達
因数と称される。
ラッキイらの米国特許第4.710,637号明細書の
フロント増感紙中に含まれる螢光層が、本発明の一体型
要素中の螢光体層として使用し得る。単一のこのような
螢光体層が使用でき、しかも許容し得る像形成速度並び
に高水準の像鮮鋭度をなお得ることができることは驚く
ことであり、ラッキイらの教示と反対のものである。
唯一の螢光体層が本発明の一体型の要素中に存在するこ
とを必要とされるので、フロントスクリーンに関してラ
ッキイらにより教示された最大X線吸収量は本発明の螢
光体層には適用し得ない。
一般に、鮮鋭度を満足しつつ得られるX線吸収量が高い
程、本発明の要素の総合性能は良好になる。
かくして、ラッキイらの螢光体層の最大厚さの教示は本
発明に直接適用し得ない。
一層厚い螢光体層の鮮鋭度は螢光体層により放出される
光の一部を吸収し得る、染料または顔料の如き物質を添
加することにより一層薄い螢光体層の鮮鋭度につり合う
ように仕上げ得ることが当業界で知られている。光が螢
光体層の大部分の面に対して垂直な方向からそれる程度
に螢光体層中を移動する光は螢光体層中の増大された経
路の長さを経験し、これは光の吸収の可能性を増大する
これは、光吸収物質が存在することを条件として、鮮P
−の悪化に不均衡に寄与する光を螢光体層に一層吸収さ
れるようにする。螢光体の重量を基準として極めて少量
、1%未満、好ましくは0.006%未満の光吸収物質
でさえも鮮鋭度の改良に非常に有効である。所望により
、鮮鋭性の品質は光吸収物質(例えば、カーボン)及び
光散乱物質(例えばチタニア)の組合せを使用すること
により特別の用途に仕上げることができる。
ついで、鮮明な像を生じるための螢光体層の適性に必須
のものは、螢光体層の実際の厚さよりむしろ有効な厚さ
である。螢光体層の有効な厚さは、20%未満の全反射
率を有する支持体上の同じ変調伝達関数を有しかつ同じ
比率で螢光体及びその結合剤から本質的になる、ほかの
点では一致する基準螢光体層の厚さとして本明細書中に
定義される。
本発明の一体型要素の螢光体層中への制限量の吸収物質
の混入は有効な厚さを減少するための技術として意図さ
れるが、それらの存在が制限されるか、あるいは全く排
除されることが好ましい。
その理由は螢光体層中の光吸収が本来一体型の要素の速
度を減少し、また最小密度の像領域中のその観察される
光学密度を減少することである。
全ての場合に、本発明の一体型要素の螢光体層は1.0
未満の光学密度を示す。螢光体層は0.8未満、最適に
は0.2未満の光学密度を示すことが好ましい。一般に
、その目的は高いX線吸収断面及び鮮鋭度の要件に合致
する最低の光学密度を得ることである。この目的を達成
するため、螢光体の重量を基準として0.1%未満、最
も好ましくは0.006%未満の光吸収物質が螢光体層
中に存在することが、−Cに好ましい。螢光体層が主と
して可視スペクトルの範囲外で放出する場合には、可視
スペクトル中で認められる程吸収しない放出放射線用の
吸収剤は光学密度をごくわずかに増加することが認めら
れる。このような吸収剤、例えば紫外線吸収剤に関し、
それらの混入量に対する唯一の上限は、像鮮鋭度を改良
するのに許容し得る速度の損失である。
螢光体層の必要とされるX線吸引、変換交換、MTF、
及び光学密度が一緒に考慮される場合、選択すべき種々
の螢光体がある。
一つの好ましい頚の螢光体はニオブ及び/または希土類
活性化イツトリウムタンタレート、ルテチウムタンクレ
ート及びガドリニウムタンクレートである。
例えば、ニオブ活性化またはツリウム活性化イツトリウ
ムタンタレートは、タングステン酸カルシウムの変換効
率の1.5倍より大きい変換効率を存する。
その他の好ましい類の螢光体は、希土類活性化希土類オ
キシカルコゲニド及び希土類オキシハロゲン化物である
。本発明で使用される希土類として原子番号39または
57〜71を有する元素がある。
希土類のオキシカルコゲニド及びオキシハロゲン化物は
、式: M 、w−n+ M’ ++OwX(式中、M
は金属イツトリウム、ランタン、ガドリニウム、または
ルテチウムの少なくとも一つであり、 M′は希土類金属、好ましくはセリウム、ジスプロシウ
ム、エルビウム、ユウロピウム、ホルミウム、ネオジム
、プラセオジム、サマリウム、テルビウム、ツリウム、
またはイッテルビウムの少なくとも一つであり、 Xは中間カルコゲン(S、SeまたはTe)またはハロ
ゲンであり、 nは0.0002〜0.2であり、かつWはXがハロゲ
ンである場合には1であり、またはXがカルコゲルであ
る場合には2である)のものから選ばれることが好まし
い。
例えば、希土類活性化ランタンオキシプロミドはタング
ステン酸カルシウムのほぼ2倍の変換効率を有し、一方
ガトリニウムオキシスルフィドはりンダステン酸カルシ
ウムのほぼ3倍の変換効率を有する。
別の類の螢光体は、希土類活性化希土類酸化物螢光体で
ある。例えば、テルビウム活性化またはツリウム活性化
ガドリニウム酸化物は、タングステン酸カルシウムの変
換効率の2倍より大きい変換効率を有する。
殆どの場合、一体型の要素の螢光体層は1回だけ使用さ
れることが予想されるので、希土類主体の螢光体のコス
トは幾つかの型の適用例に関してそれらの優れた性能の
水準にもかかわらずこれらの螢光体を魅力のないものに
する。この観察を行なう際に、希土類主体の螢光体と希
土類活性化螢光体とを区別することが重要である。後者
は希土類主体物を使用することを必要とせず、それ故−
層低い希土類濃度の大きさの程度を含み得る。特別な主
体の螢光体組成物中の希土類活性化剤を例にすると、特
別な希土類活性化剤の選択は通常上として所望の放出の
波長に基くが、効率の差がまた幾つかの場合に観察され
ることが留意されるべきである。
希土類主体物を使用しない希土類活性化螢光体の一つの
特別に意図される類は、希土類活性化の混合アルカリ土
類金属の硫酸塩螢光体である。例えば、バリウムが螢光
体の合計陽イオン含量を基準として約10〜90モル%
の範囲で存在し、かつユウロピウムが同一基準で約0.
16〜約1,4モル%の範囲で存在するユウロピウム活
性化硫酸バリウムストロンチウムは、タングステン酸カ
ルシウムの変換効率に少なくとも等しい変換効率を示す
最後に、タングステン酸カルシウムは変換効率要件を満
足し、かつ希土類を含まない螢光体の例である。
タングステン酸カルシウム螢光体が、ウィンド(Wyn
d)らの米国特許筒2,303,942号明細書に示さ
れている。希土類活性化混合アルカリ土類螢光体がラン
キイの米国特許筒3,778,615号に示されている
。希土類活性化希土類酸化物螢光体が米国特許筒4,0
32,471号明細書に示されている。ニオブ活性化及
び希土類活性化のイツトリウム、ルテチウム、及びガド
リニウムのタンタレートがブリクスナー(Brixne
r)の米国特許筒4,225,653号に示されている
。希土類活性化のガドリニウム及びイツトリウムの中間
カルコゲン螢光体がロイス(Royce)の米国特許筒
3,418.246号明細書に示されている。希土類活
性化のランタン及びルテチウムの中間カルコゲン螢光体
が、ヨコム(Yocom)の米国特許筒3,418.2
47号明細書の示されている。
テルビウム活性化のランタン、ガドリニウム、及びルテ
チウムのオキシスルフィド螢光体がブチャナン(Buc
hanan)らの米国特許筒3,725,704号明細
書に示されている。セリウム活性化ランタンオキシクロ
リド螢光体がスウィンデルズ(Swindel Is)
の米国特許筒2,729,604号明細書に開示されて
いる。テルビウム活性化、及び任意のセリウム活性化の
ランタン及びガドリニウムのオキシハロゲン化物螢光体
がラバティン(Rabattn)の米国特許筒3.61
7,743号明細書及びフェリ(Perri)  らの
米国特許筒3,974.389号明細書に開示されてい
る。希土類活性化希土類オキシハロゲン化物螢光体がラ
バティンの米国特許筒3.591.516号及び同第3
.607,770号明細書に示されている。テルビウム
活性化及びイッテルビウム活性化の希土類オキソハロゲ
ン化物螢光体がラバティンの米国特許筒3.666.6
76号明細書に開示されている。ツリウム活性化のラン
タンのオキシクロリドまたはオキシプロミド螢光体がラ
バティンの米国特許筒3.195.814号明細書に示
されている。イツトリウム対ガドリニウムの比が93ニ
ア〜97:3である(Y、Gd)zO□S二Tb螢光体
がイエール(Vale)の米国特許筒4,405,69
1号明細書に示されている。ランキイらの米国特許筒4
.311,487号明細書に開示されたビスマス及びイ
ンテルビウム活性化ランタンオキシクロリド螢光体によ
り示されるように、非希土類補助活性化剤が使用し得る
。螢光体の混合並びに同じスクリーンの別個の層中の螢
光体の被覆物が特別に認められる。タングステン酸カル
シウム及びイツトリウムタンタレートの螢光体混合物が
バッテン(Pa t ten)の米国特許筒4.387
,1.41号明細書に示されている。
螢光体は通常の粒径範囲及び分布で螢光体層中に使用し
得る。−層鮮明な像は一層少ない平均粒径で実現される
が、光放出効率は粒径の減少により減少することが一硫
に認められる。かくして、所定の適用例に関して最適の
平均粒径は、所望の像形成速度と像鮮鋭度との間のバラ
ンスの反映である。通常の螢光体の粒径範囲と分布は、
上に引用された螢光体の教示中に示されている。
螢光体層はその層に構造凝集を与えるのに充分な結合剤
を含む。本発明の一体型の要素の螢光体層中に使用され
る結合剤は、螢光スクリーンに通常使用される結合剤と
同じであってもよい。このような結合剤は一般にポリ(
ビニルアルコール)のナトリウムO−スルホベンズアル
デヒドアセクール、クロロスルホン化ポリ(エチレン)
、巨大分子のビスフェノールポリ(カーボネート)とビ
スフェノールカーボネート及びポリ(アルキレンオキサ
イド)を含むコポリマーとの混合物、水性エタノール可
溶性ナイロン、ポリ (アルキルアクリレート及びメタ
クリレート)並びにアルキルアクリレート及びアルキル
メタクリレートとアクリル酸及びメタクリル酸とのコポ
リマー、ポリ(ビニルブチラール)、及びポリ (ウレ
タン)エラストマーの如く、X線及び放出光に対して透
明である有機ポリマーから選ばれる。これらの有用な結
合剤及びその他の有用な結合剤は米国特許第2、502
.529号、同第2,887,379号、同第3.61
7.285号、同第3.300,310号、同第3,3
00,311号、及び同第3,743.833号明細書
並びにリサーチ・ディスクロージャ154巻、1977
年2月、項目15444及び同182巻1979年6月
に開示されている。特に好ましい増感紙結合剤は、グツ
ドリッチ・ケミカル・カンバー1−4 (Goodri
ch Chemical Co、)から商標ニステン(
Estane)として、ICIリミテッドのバーミュタ
ン・デイビジョン(Permuthane Divis
ion)から商標バーミュタン(Permu than
e)として、及びカーギル(Cargill) Inc
、から商標カーギル(Cargi II )として市販
されるようなポリ(ウレタン)である。
増感紙は通常物理的にすり切れるまで再使用されるので
、増感紙の螢光体層用の結合剤はしばしばそれらの耐摩
耗性に関して選ばれる。これらの耐摩耗性スクリーン結
合剤は、フィルム支持体に対する接着性を得るための下
塗り層並びにハロゲン化銀乳剤層の親水性コロイド結合
剤に対する螢光体層の接着を行なうための新規な中間層
と組合せて使用される場合に本発明の一体型の要素に使
用し得る。
本発明の重要な特徴の一つは、支持体及び/またはハロ
ゲン化銀乳剤層に対する螢光体層の接着を容易にする螢
光体層用の有用な螢光体結合剤の認識にある。このよう
な結合剤の実際の選択は、螢光体層が単一使用の要素中
に組込まれるという事実により可能になる。
ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤層とポリエステルフィルム
支持体との間の接着を促進するのに使用される型のポリ
マーが一般に満足な螢光体層結合剤を形成することが認
識された。換言すれば、本発明の一体型の要素の螢光体
層に好ましい結合剤はポリ(エチレンテレフタレート)
フィルム支持体の如きポリエステルフィルム支持体上の
下塗り層を形成するのに使用されるのと同じ結合剤であ
る。
一つの好ましい頚の接着促進性螢光体層結合剤はリード
(Reed)らの米国特許第3.589.905号明細
書に開示された型の組成物である。結合剤は(a)アク
リロニトリル、メタクリロニトリル及びアルキル基が1
〜6個の炭素原子を含むアルキルアクリレートからなる
群から選ばれたモノマー約5〜45重量%、好ましくは
アクリルニトリル、メタクリロニトリル及びアルキルア
クリレートからなる群から選ばれたモノマー9〜30重
量%、(b)塩化ビニリデンモノマー50〜90重量%
、(C)アクリル酸、イタコン酸及びイタコン酸モノメ
チル2〜12重景%、((a)、(b)及び(c)の合
計は100%である)及び(d)(a)、(b)及び(
c)の合計重量基準で約5〜45重量%のゼラチンを含
む。
この結合剤の変化形態がナデアウ(Nadeau)らの
米国特許第3.501,301号明細書に開示されてお
り、ここで(1)上記のリードらにより開示された結合
剤5〜45重量%が、(2)レゾルシノール、オルシノ
ール、カテコール、ピロガロール、2.4−ジニトロフ
ェノール、2.4.6−1−ジニトロフェノール、4−
クロロレゾルシノール、2,4−ジヒドロキシトルエン
、1.3−ナフタレンジオール、アクリル酸、1−ナフ
トール−4−スルホン酸のナトリウム塩、ベンジルアル
コール、トリクロロ酢酸、ヒドロキシベンゾトリフルオ
リド、フルオロフェノール、クロラールヒトレート、0
−クレゾール、エチレンカーボネート、没食子酸、1−
ナフトール、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ
た接着促進剤約1〜15部及び(3L&fl成物を酸性
にするのに充分な水溶性の有機酸と組合わされる。有機
酸の特別な例示はマロン酸、サリチル酸及びトリフルオ
ロ酢酸である。また少量のゼラチン、ゼラチン硬化剤及
びアニオン性表面活性剤が含まれてもよい。別の意図さ
れる結合剤は、クローン(Kroon)の防護公表筒7
904,018号(1972年11月21日付)により
開示された、(1)ポリ(メチルメタクリI/ −) 
)と(2)エチルアクリレート、アクリル酸及びアクリ
ロニトリルのコポリマーとの混合物である。
螢光体対結合剤の通常の比が使用し得る。一般に、螢光
体対結合剤の高い重量比が使用される場合に、−N薄い
螢光体層及び−層鮮明な像が実現される。本発明の一体
型要素中の螢光体層は単一の使用のみを受けるので、螢
光体対結合剤の比は、構造一体性の損失なしに反覆使用
を目的とする増感紙に使用される典型的な10:1〜2
5:1の比よりも増加し得る。単一使用の通用例に関し
て、構造一体性に合致する結合剤の最小量が充分である
螢光層の有効な厚さをその実際の厚さよりも減少するこ
とが所望される場合には螢光体層は小さいが有意な光吸
収度を付与するように改質される。
結合剤が所望の光吸収度を示すように選ばれる場合には
、螢光層のその他の成分は光減衰作用を奏することが必
要とされない。例えば、わずかに黄色の透明なポリマー
は、有意な比率の螢光体放出青色光を吸収する。紫外線
吸収は同様に達成し得る。紫外線吸収のための一層構造
的に複雑でない発色団が特にそれらを結合剤ポリマー中
に混合させ得ることが特別に注目される。
別個の吸収剤が螢光層に混入されてその有効厚さを減少
する場合には、その吸収剤は螢光体により放出されるス
ペクトル内の光を吸収し得る染料または顔料であり得る
。黄色の染料または顔料は青色の光放出を選択的に吸収
し、特に青色放出性螢光体で有効である。一方、緑色放
出性螢光体はマゼンタ染料または顔料と組合せて一層良
好に使用される。紫外線放出性螢光体は既知の紫外線吸
収剤と共に使用し得る。黒色の染料及び顔料は、勿論、
それらの広い吸収スペクトルのために、般に螢光体と共
に有効である。カーボンブラックは、その低コスト及び
広い吸収スペクトルのために、螢光体中の混入に好まし
い光吸収剤である。
ラッキイ及びフレアーの米国特許筒4,259,588
号は、増大された鮮鋭度が黄色染料をテルビウム活性化
ガドリニウムオキシスルフィド螢光層に混入することに
より得ることができることを教示している。
所望により、螢光体層は類似または非類似の螢光体を含
む多重螢光体層からつ(られてもよい。
しかしながら、螢光体層単位は単一の螢光体を含む、単
一の螢光体層からつくられることが好ましい。
ハロゲン化銀乳剤層単位は一つ以上のハロゲン化銀乳剤
層を含み得る。ハロゲン化銀乳剤層は通常のラジオグラ
フィー要素のハロゲン化銀乳剤層の形態をとり得る。ラ
ジオグラフィーに有用な通常のハロゲン化銀乳剤は、上
記のリサーチ・ディスクロージャー項目18431によ
り説明されている。
ハロゲン化銀乳剤層は、結合剤及び粒子解こう剤を含む
親水性コロイドビヒクル中に懸濁された化学的に、任意
に分光的に増感される臭化銀または臭沃化銀粒子を含む
ことが好ましい。ゼラチン及びゼラチン誘導体が最も普
通の解こう剤であり結合剤であるが、ラテックスがしば
しばブレンドされてビヒクルエキステンダーとして作用
する。
通常の乳剤ビヒクル及びビヒクルエキステンダーが1サ
ーチ・ディスクロージャ176巻、1979年12月、
項目17643、■節に開示されており、ビヒクルの硬
化剤が同文献のX節に開示されている。−体型の要素の
その他の親木性コロイド層は通常類似ノビヒクル、ビヒ
クルエキステンダー&ヒ硬化剤を含む、鮮鋭度の最高の
得ることが可能な水準及び検品質と速度との最良の得る
ことが可能なノくランス並びに増大された処理速度及び
ラチチュードを得るため、板状粒子乳剤を使用すること
が好ましい。板状粒子乳剤は、0.3 J!m未満(好
ましくは0.2 tnh未満)の厚さを有する粒子が全
粒子投影面積の50%より多く (好ましくは70%よ
り多く、最適には90%より多く)を占め、5:1より
大きい(好ましくは8:1より大きく、最適には少なく
とも12:1の)平均縦横比(平均アスペクト比)を示
すものである。本発明の一体型要素に使用するのに好ま
しい板状粒子乳剤は、アポ・ント(Abbott)らの
米国特許筒4,425.425号明細書に示された高い
縦横比の板状粒子乳剤及びアポ・ントらの米国特許筒4
,425,426号明細書に示された薄い中間の縦横比
の板状粒子乳剤である。
平均板状粒子厚さく 0.3 tm、好ましくはく0.
2−を存する板状粒子乳剤が使用される場合、増大され
た硬化水準が被覆量の最小の損失で保証し得る。増大さ
れた硬化は、増大された耐摩耗性の利点をもたらし、処
理液体の摂取を減少する9一体型要素の板状粒子乳剤及
びその他の親水性コロイド層は、充分に予備硬化(これ
は層の膨潤を200%未満の膨潤に減少するのに充分な
量を意味し、ここで膨潤は(a)要素を38°Cで30
%の相対湿度で3日間保温し、(b)層の厚さを測定し
、(C)要素を薫留水中で21°Cで3分間浸漬し、つ
いで(d)工程(b)で測定された親水性コロイド層の
厚さと比較して親水性コロイド層の厚さの変化率(%)
を測定することにより測定される)されることが好まし
い。より充分な説明に関して、デッカーソン(Iltc
kerson)の米国特許筒4.414.304号明細
書が留意される。
板状粒子乳剤は、本来の感度のスペクトル領域の範囲外
の波長の光に応答する潜像を形成するのに特に有利であ
る。全てのハロゲン化銀乳剤はスペクトルの紫外部に対
して本来の感度をもつ。臭化銀乳剤及び臭沃化銀乳剤は
一層短かい波長の青色光に対して本来の感度をもつ。ハ
ロゲン化銀乳剤は、ゼラチン表面に一つ以上の分光増感
染料のほぼ小分子層を吸収することにより一層長い波長
の放射線に対して応答性にされる。螢光体層の一つ以上
の放出波長ピークにマツチするように選ばれた吸収ピー
クを有する分光増感染料または染料の組合せを選択する
ことにより、速い像形性速度が実現し得る。超増感性(
相乗的な)組合せを含む、分光増感染料及び染料の組合
せが、上記の北サーチ・ディスクロージャ、項目176
43、X節に開示されている。
高い縦横比の板状粒子乳剤の最適の化学増感及び分光増
悪は、コツロン(Kofron)らの米国特許筒4.4
39.520号明細書の特別な主題である。高い縦横比
の板状粒子乳剤は、マイナス青色吸収性分光増感染料と
組合せて使用される場合に、マイナス青色(500nm
より長い)螢光体層放出から現像可能な潜像を生成する
のに特に有利である。高い縦横比の板状粒子乳剤が青色
及び−層短かい波長の蛍光層放出を記録するのに使用さ
れる場合、本来の感度水準にわたって速度の極めて大き
な増加は青色分光増感染料またはUV吸収剤を板状粒子
中に吸収させることにより実現し得る。青色及び−層短
かい波長の螢光体層放出を記録するためには、非板状ま
たは厚い板状の粒子の臭化銀または臭沃化銀乳剤を使用
して一層短かい波長領域の放射線に対して粒子の本来の
吸収を最大にすることが一般に好ましい。しかしながら
、感度の増加はまた分光増感剤を使用することにより実
現し得る。
高い縦横比の板状粒子乳剤は最高の増感でその他の乳剤
よりも多い量の染色を含むので、染料汚染を減少する目
的で、ディッカーソンの米国特許筒4,520.098
号に教示されるように平均直径0.25趨未満の高沃化
物のハロゲン化銀粒子を処理中に除去し得る量で乳剤中
に混入することが特に意図される。これは残留染料に起
因する処理後の一体型要素の光学密度の増加を最小にす
る。
本発明の一体型要素中に混入されたハロゲン化銀乳剤の
必須成分は、バックグラウンド放射線が像様露光と独立
に乳剤中のハロゲン化銀粒子を現像可能にする可能性を
相殺するための薬剤であり、またバックグラウンド放射
線の一体化を抑制するための薬剤または単にバックグラ
ウンド放射線抑制剤と称される。一体型要素が処理の前
に貯蔵される場合、螢光体層によるバックグラウンド放
射線の無秩序の捕獲は無秩序のプロトン放出をもたらす
、貯蔵中のハロゲン化銀乳剤層の螢光体層への近接のた
め、乳剤層はこれらの無秩序のプロトン放出を受ける。
ハロゲン化銀粒子により吸収された各プロトンは、ハロ
ゲン化銀粒子中で電子を価電子帯から伝導帯に高める。
伝導帯中で、電子は移動でき、銀イオンを銀原子に還元
し得る。所定期間にわたって、幾つかの銀原子はそれら
が配置されるハロゲン化銀粒子を現像可能にするのに充
分近接して生成され得る。
銀原子の銀イオンへの酸化を促進することによりハロゲ
ン化銀粒子中の銀イオンの銀原子への還元を相殺すると
知られている型(R−型)の薬剤の乳剤層中の混入は、
本発明の一体型要素の乳剤層中のバックグラウンド光学
密度の増加を防止するのに非常に有効である。これらの
酸化促進剤が多くの形態の写真に全く不適合であること
は注目に値する。何となれば、R型を相殺するのに応答
し得る同じ機構は延長された期間にわたって潜像退色を
生じるからである。幸いにも、ラジオグラフィー要素は
像様露出後に迅速に処理され、それ故保持すると潜像を
生じる可能性のある薬剤の混入により悪影響されない。
水銀塩及び三級アミン化合物並びに三級アミン化合物の
ハロゲン酸塩の添加化合物は、ハロゲン化銀粒子を現像
可能にするバックグラウンド放射線の一体化を抑制する
ために特に有効な薬剤である。この種の特に好ましい薬
剤は、(1)複素環窒素原子の少なくとも3つの結合が
炭素に結合される複素環窒素化合物、例えばアゾール及
びアジン、(2)三級アミン置換単核芳香族化合物、例
えばL−アミノベンゼン、(3)それらのハロゲン酸塩
、及び(4)脂肪族三級アミンのハロゲン酸塩の如き窒
素化合物と水銀塩との付加反応により生成された化合物
である。これらの化合物の調製及びハロゲン化銀乳剤に
於けるそれらの使用がアレン(Alien)らの米国特
許筒2,728,663号に開示されている。好ましい
水銀塩の濃度水準はハロゲン化銀1モル当たり0.05
〜1.0■の範囲である。
幾つかの乳剤は一層多い量の水銀塩を許容するが、最小
の有効量が乳剤速度の減少を防止するのに通常使用され
る。
ハロゲン化銀粒子を現像可能にするバックグラウンド放
射線の一体化を抑制するのに特に有効な薬剤の別の類は
二塩化白金及び二塩化パラジウムである。
ハロゲン化銀粒子を現像可能にするバンクグラウンド放
射線の一体化を抑制するための薬剤の更に別の類は有機
ジスルフィド及びジセレニドである。
一つの特に好ましいジスルフィドは、アレンらの米国特
許筒2.948,614号明細書に詳しく開示された5
−チオクチン酸である。
ジスルフィドの別の有用な類は、次の弐Iを満足するも
のである。
(式中、Rはアシル基、例えば脂肪族もしくは芳香族の
カルボン酸もしくはスルホン酸のアシル基を表わし、R
,は水素原子、塩形成性陽イオン(例えば、アルカリ金
属陽イオン基もしくはアンモニウム陽イオン基)、また
はエステル形成基(例えば、低級アルキル基)であり、
m及びnは夫々独立に1〜4の正の整数を表わす)。こ
の種のジスルフィドはヘルツ(lterz)らの米国特
許筒3.043,696号明細書に開示されている。
有効なジスルフィドの類似の類は次の式■により表わさ
れる。
(式中、R及びR1は夫々未置換もしくは低級アルキル
置換のメチレン基の如き、メチレン基であリ、 R3及びR“は夫々独立に水素または低級アルキル基を
表わし、 M及びMlは水素原子、塩形成性陽イオン(例えば、ア
ルカリ金属陽イオン基またはアンモニウム陽イオン基)
またはエステル形成性基(例えば、低級アルキル基)を
表わし、かつ m及びnは、化合物が少なくとも8個の合計炭素原子を
含むことを条件として、夫々独立に0〜8の整数を表わ
す)。
この種のジスルフィドはアレンらの米国特許第3.06
2.654号明細書に開示されている。
有用なジスルフィドの更に別の頚は、次の弐■により表
わし得る。
R−−C(0) −Ni+ −φ−5−S −φ−N1
1−C(0) −R(1)(式中、φはP−フェニレン
基であり、かつRはl・リフルオロメヂル基、アルキル
基またはアリール法である)。
この種のジスルフィドがミリカン(Millikan)
らの米国特許第3,397.986号明細書に開示され
ている。
式I、■及びmのジスルフィドは!Ji! 1モル当り
0、1〜15gの範囲の濃度で一般に有効である。好ま
しい濃度は恨1モル当り1〜1.0gである。好ましい
脂肪族基は約10個までの炭素原子を含む置換もしくは
未置換アルキル基である。低級アルキル基は約4個まで
の炭素原子を含む置換及び未置換アルキルを含む。アリ
ール基は6〜10個の炭素原子を含むことが好ましく、
例えばフェニル、トリル、キシリル、ナフチル等が挙げ
られる。
バックグラウンド放射線の一体化を抑制するのに特に有
効な例示の薬剤は表1に示される。
表  I BI?I−12−アミノ−5−ヨードピリジン第二水銀
ヨーシト BI?I−2ビス(2−アミノベンゾチアゾールヒドロ
ヨージド)第二水銀ヨーシト BRI−3ビス(2−アミノ−5−ヨードピリジン)第
二水銀ヨーシト BRI−4ビス(2−アミノ−5−ヨードビリジンヒド
ロヨージド)第二水銀ヨーシト BRI−5ビス(2−アミノピリジン)第二水銀ヨーシ
ト BRI−6ビス(4−アミノ−3−ヨードピリジン)ヒ
ドロヨーシト第二水銀ヨーシト BRI−7ビス(2−アミノベンゾチアゾールヒドロプ
ロミド)第二水銀ヨーシト BRI−82−アミノベンゾチアゾールヒドロプロミド
第二水銀プロミド BRI−9ビリジンヒドロヨージド第二水銀ヨーシト BRI−102−アミノベンゾチアゾールヒドロプロミ
ド第二水銀ヨーシト DI?l−112−アミノピリジン第二水銀ヨーシトB
R[−12X−(キノリンヒドロヨーシト)第二水銀ヨ
ーシト BRr−13X−(ペンゾチアゾールヒドロヨージド)
第二水銀ヨーシト BRI−14ビス(2−メチルベンゾチアゾールヒドロ
ヨージド)第二水銀ヨーシト BRI−15ビス(8−アミノ−5−ヨードキノリンヒ
ドロヨージド)第二水銀コージド BRI−16X (2−アミノキノリンエチオジド)第
二水銀ヨーシト !+1?l−17X (ベンゾチアゾールメチオシド)
第二水銀ヨーシト BRr−[X (2−アミノベンゾチアゾールメチオシ
ド)第二水銀ヨーシト BRI−19X (2−ヨードピリジンメチオシド)第
二水銀コージド BRI−20X (2−ヨードキノリンメチオシド)第
二水銀ヨーシト BRI−21α、α′−ジビリジルヒドロヨージド第二
水恨ヨーシト BRI−224−ニトロ−ジメチルアニリン第二水銀ヨ
ーシト BRI−23へキサメチレンテトラミンアリルヨーシト
第二水銀クロリド BRI−24メラミン第二水銀クロリドBI?l−25
システィンヒドロクロリド第二水銀クロリ  ド BRI−265−チオクチン酸 BRI−27α、α′−ジ(メタンスルホンアミド)−
β、β′−ジチオプロピオン酸 B11 l−28α、α′−ジ(エタンスルホンアミド
)−β、β′−ジチオプロピオン酸 BRr−29エチルα、α′−ジ(ベンゼンスルホンア
ミド)−β、β′−ジチオプロピオン酸 BRI−30カリウム3.3′−ジチオジブロバンスル
ホネート BRI−31ナトリウム5,5′−ジチオジベンタンス
ルホネート BRI−32N、N’−ジベンゾイル−2,2I−ジア
ミノジエチルジスルフィド BI?!−333,3’ −ジヒドロキシジエチルジス
ルフィド BRI−342,2’−ジスルホンアミドエチルジスル
フィド BRI−35ビス(p−アセトアミドフェニル)ジスル
フィド BRr−36ビス(p−トリフルオロアセトアミドフェ
ニル)ジスルフィド BRI−37ビス(p−ナフトアミドフェニル)ジスル
フィド BRI−38二塩化パラジウム BRI−39二塩化白金 BRI−40三臭化パラジウム (註)接頭辞Xは混合異性体及び/または一つの環部位
置換に関してその他のものに対して有意な優位性のない
ことを示す。
上記の必要な成分の他に、ハロゲン化銀乳剤層は通常の
アデンダ(addenda)を含んでもよい。種々の通
常の乳剤層アデンダが上記の一去」=二チ二二云イスク
ロージャ項目17643及び18431に示されている
。項目18431を引用すると、■節に示された安定剤
、カブリ防止剤、及びキンキング防止剤が特に意図され
る。項目17643を引用すると、被覆助剤(X1節)
並びに可塑剤及び滑剤(XIr節)が特に意図される。
一つの要素中でハロゲン化銀乳剤層単位及び螢光体層単
位を一体化することから速度の利点を実現するために、
これらの層単位が有効に光学的にカップリングされるこ
とが必要である。光が屈折率の異なる二つの材料間の界
面に達する場合、界・面を横切る透過よりもむしろ光反
射を生じる光と界面との交角の範囲は屈折率の相違につ
れて増加する。螢光体は全方向に光を放出するので、増
感紙とセパレートラジオグラフィー要素とを分離する空
気間隙は実質的な光透過の不足をもたらす。
本発明の一つの好ましい形態に於いて、ハロゲン化銀乳
剤層単位及び螢光体層単位は接触して被覆される。乳剤
層及び螢光体層は通常異なる結合剤を使用するので、結
合剤の屈折率の小さな差が殆どの場合に予想される。し
かしながら、屈折率が約0.2未満だけ異なる場合には
、層の界面での最小の光反射が生じる。幸いにも、選択
に有効な1.4〜1.6の屈折率の範囲で有効な広範囲
のを橋詰合剤がある。最もはなれていてもこれらの差は
育機結合剤と1.0の屈折率を有する空気との界面で生
じられる屈折率の差に較べて小さいことを留意されたい
乳剤層単位及び螢光体層単位の結合剤が相溶性でなく、
例えば夫々疎水性及び親水性である場合、螢光体層結合
剤と関連して上記の接着促進性材料の使用は、第1図の
層配置に於いて乳剤層と螢光体層との光学的なカップリ
ングを得るのに使用し得る。本発明の驚くべき観察の一
つは、接着を促進するために乳剤層と螢光体層との界面
での通常の下塗り層組成物を使用する際に別の介在層が
形成されないことである。実施例で後述されるように、
約0.2〜0.8g/ryfの範囲にわたって接着促進
性組成物被覆量を変える場合に性能の差が観察されなか
った。これは接着促進剤が乳剤層及び螢光体層に入りこ
れらの層を接触して結合したことを示唆する。
通常の透明なラジオグラフィー要素または増感紙支持体
が本発明の一体型の要素の支持体として使用し得る。上
記のリサーチ・ディスクロージャ項目17643、XT
V節に開示された透明なフィルム支持体のいずれかの如
き透明なフィルム支持体が全て意図される。ラジオグラ
フィーに使用され本発明の一体型要素に好ましい透明な
フィルム支持体は、それらの優れた寸法安定性のためポ
リエステル支持体である。ポリ(エチレンテレフタレー
ト)が特に好ましいポリエステルフィルム支持体である
。医療ラジオグラフィーに関して、支持体は像パターン
の検査を助けるために典型的には薄い青色である。青色
のアントラセン染料がこの目的に典型的に使用される。
フィルムそのものに加えて、支持体は反対の大部分の表
面上の被覆物及びカール防止層を受けることを目的とし
て大部分の表面に下塗り層でもって通常形成される。例
示の混入されたアントラセン染料並びに下塗り層及びカ
ール防止層を含む支持体構造物の更に詳細に関して、上
記のリサーチ・ディスクロージャ、項目18431. 
XII節を参照のこと。
静電放電による像分解からハロゲン化銀乳剤を保護する
ために、通常の帯電防止剤及び帯電防止層を使用するこ
とが特に意図される。帯電防止剤は、下塗り層単位、オ
ーバーコート単位、及び中間層単位のいずれかの中に、
あるいはその下に被覆し得る。帯電防止剤はビール・ア
パート方式の使用に特に有効である。通常の帯電防止剤
及び帯電防止層は上記の  − ・−゛ ス ローン 
、項目1764.3、xm節及び同文献の上記の項目1
8431、■節に開示されている。
使用に際し、本発明の一体型のラジオグラフィー要素及
び増感紙要素はX線に露光される。X&?1のエネルギ
ースペクトルは、使用に供しようとする適用例に従って
選ばれる。工業用ラジオグラフィーに於いて、ピークエ
ネルギー量はしばしば150kVpを越える。医療用ラ
ジオグラフィーに於いて、ピークエネルギー量は稀に1
50kVpを越える。
医療検査の目的の低エネルギーX線は40kVp未満で
ある。普通28kVpで実施されるマンモグラフイーは
低エネルギー医療用ラジオグラフィーの一例である。普
通60〜90kVpで実施される歯科用ラジオグラフィ
ーは、中間エネルギー医療用ラジオグラフィーの一例で
ある。薄い(<50m)螢光層スクリーンに関し、MT
Fプロファイルはピークエネルギー量の広い変化でほん
のわずかに変化する。
−層低いピークエネルギーX線量で、吸収は一層多い0
便宜上、MTFプロフィール及び吸収は、本明細書中で
選ばれた低エネルギー露出量を引用することにより特定
される。しかしながら、一体型の要素は高エネルギー量
分野、及び低エネルギー量分野の両方に適用し得ること
が理解されるべきである。
X線への像様露光に続いて、一体型要素は迅速に処理さ
れる。一体型要素が第1図に示される形態である場合に
、その要素は通常のラジオグラフィープロセッサー中で
更に処理し得る。バーンズ(Barnes)らの米国特
許筒3,545,971号明細書及びソネザキ(Son
ezak4)らの米国特許筒4,723.151号明細
書は通常のラジオグラフィー要素処理の例示である。こ
のような処理は90秒以下で乾燥像を含む要素を製造す
る。
処理を加速するための一つの方法または方法の組合せが
使用し得る。処理溶液と接触された要素の親水性コロイ
ド層は、次に乾燥により処理する必要がある液体を摂取
するので、親水性コロイド被覆物被覆量を最小にするこ
とが、処理を加速するための一つの普通に実施される方
法である。また、親水性コロイド層の充分な予備硬化は
液体浸透を減少し、ひいては乾燥により除去する必要の
ある処理液体の量を減少するのに信頼し得る。
本発明の一体型要素の処理時間を最小にするのに好まし
い方法は、ハロゲン化銀現像速度を加速することである
。一つの好ましい方法はハロゲン化銀乳剤層中または隣
接する親水性コロイド層中に一種以上の現像剤を直接混
入することである。
1サーチ・−゛イスクロージ 、項目17643、×X
節に開示された混入現像剤のいずれもが使用し得る。こ
れは処理液の組成を簡単にするという付加的な利点を有
する0例えば、処理液は活性剤溶液、即ち現像を容易に
するのに適したpHを有するが現像剤を含まない水性溶
液の形態をとり得る。
現像を加速し、かつ処理の時間及び/または温度の変化
に比較的無感応である現像を行なう別の方法は、上記の
高い縦横比の板状粒子乳剤を使用することである。この
利点は1サーチ・−゛イスク旦二2土、225巻、19
83年、項目22534に開示され、実証されている。
現像の時間及び/または温度に対する処理無感応性は、
満足な像形成結果を得るのに高価なプロセッサーに投資
することを必要としない低容量の使用者に特に魅力的で
ある。
種々の別形の一体型要素を説明したが、以下の要素は最
適の配置の特別な例示を意図したものである。
一体型要素A 第1図を参照して、一つの好ましい形態に於いて、要素
100に類似する本発明の一体型要素は、歯科用ラジオ
グラフィーの典型的な露出エネルギー範囲である60〜
90kVpの範囲で像様X線を記録するのに使用するこ
とを目的とする。支持体lO1は通常の透明な薄い青色
のポリ(エチレンテレフタレート)フィルム支持体であ
る。下塗り層単位103は、ナデアウらの米国特許第3
,501,301号明細書またはリーディらの米国特許
第3,589,905号明細書により開示された上記の
型のものである。
タングステン酸カルシウムの変換効率の2.5倍より大
きい変換効率を有するテルビウム活性化ガドリニウムオ
キシスルフィド螢光体粒子を含む螢光体層単位105が
下塗り層単位の上に被覆される。
螢光体粒子は透明なポリ(ウレタン)結合剤中に10=
1〜25:1の重量比で分散される。螢光体層単位は第
2図の曲線Aの変調伝達関数より大きく、しかも5〜工
0ザイクル/nの範囲にわたって曲線Aの変調伝達関数
の1.1倍より大きい変調伝達関数を示す、螢光体層ば
10(好ましくは20)〜40tmの有効厚さを示す。
有効厚さは実際の厚さに一致することが好ましいが、0
.003重量%までのカーボンが螢光体層中に存在して
もよい。螢光体層の光学密度は0.1(好ましくは0.
5)〜1.0未満の範囲である。螢光体層は、三相電力
供給により28kVpで運転されるMoターゲット管に
より生じたX線の少なくとも20%を減衰でき、ここで
基準X線露出は0.03mmのMo及び4.5 cra
のポリ(メチルメタクリレート)を通ってターゲット管
のMoアノードから251の位置に取り付けられた螢光
体層に達し、減衰が螢光層を50cm過ぎた位置で測定
される。
螢光体層単位に乳剤層単位を上塗りすることを容易にす
るため、上記の下塗り層単位と同じ好ましい類の組成物
から選ばれた中間層単位107が使用される。しかしな
がら、分割試料の顕微鏡検査は観察し得る介在層を明ら
かにせず、これは中間層単位を形成する材料が隣接する
螢光体層単位及び乳剤層単位の一方または両方に浸透し
たことを意味する。
緑色増感される高い縦横比の板状粒子の臭化銀もしくは
臭沃化銀乳剤層単位109が中間層単位の上に被覆され
る。乳剤層はゼラチンまたはゼラチン誘導体ビヒクル(
例えばアセチル化ゼラチンまたはフタル化ゼラチン)及
び任意に透明なビニルポリマーラテックスビヒクルエキ
ステングーを含む。0.2n未満の厚さを有する板状粒
子は5:1(好ましくは少なくとも1.2:1)より大
きい平均縦横比を示し、かつ全粒子投影面積の70%(
最適には90%)より多くを占める。粒子はガドリニウ
ムオキシスルフィド螢光体の最大放出の±5nm内に主
吸収ピークを有するポリメチン(例えばシアニンまたは
メロシアニン)で分光増感される。螢光体が好ましくは
テルビウムで活性化される場合、これは535〜545
nmの範囲の吸収ピークに相当する。乳剤は金及び/ま
たは中間カルコゲン(例えば硫黄及び/またはセレン)
で化学的に増感される。乳剤は、上記のアレンらの米国
特許第2,728.663号により開示された水銀塩の
如き、バックグラウンド放射線の一体化を抑制するため
の水銀塩を含む。乳剤層は上記の鵞サーチ・−゛イスク
ロージャ、項目17643、Vf、B節により開示され
た型の一最目的のカブリ防止剤及び安定剤の一つまたは
組合せを含む、これはポリアザインデン(好ましい例は
1サーチ・−′イスクロージ  148巻、1976年
8月、項目14851により示される)及びトリベリ(
Trivelli)らの米国特許第2,566.263
号明細書により開示されたもののような貴金属塩及び錯
体の如き、カブリ防止剤及び安定剤を含む。
透明な保護層単位111が乳剤層単位の上にある。
保護層単位は好ましくはゼラチンまたはゼラチン誘導体
を含み、任意に上記のリサーチ・ディスクロージャ、項
目17643、XvIIIffニ開示すレタヨウなつや
消し剤、例えばポリ(メチルメタクリレートビーズ)を
含んでもよい。
板状粒子乳剤は充分な予備硬化による銀被覆力の低下に
対し比較的耐性であるので、要素の親水性コロイド層、
即ち乳剤層単位及び保護層単位は充分に予備硬化される
一体型要素は、螢光体層単位及び乳剤層単位が近接して
配置されていても、満足な貯蔵寿命を示す。歯科用ラジ
オグラフィーの使用に試みられるように、一体型要素を
曲げる際に、螢光体層単位と乳剤層単位との分離は起こ
らず、これはこれらの層単位の間の強い接着結合を示す
通常の親水性コロイド被覆物被覆量及び充分な予備硬化
を用いる場合には、一体型要素は20〜120秒の通常
の迅速アクセス方式プロセッサー中を通過でき、このよ
うな処理はバーンズの米国特許節3,545,971号
明細書及びスズキらの欧州特許筒0.248,390号
−A2明細書に開示されている。
充分予備硬化することにより、通常の予備硬化剤が迅速
プロセッサーから省略し得る。充分な予備硬化によるも
のであっても、銀被覆力は、非板状粒子乳剤及び−層厚
い板状粒子乳剤に較べて高い。
実質的に最適に化学的及び分光的に増感される時に、板
状粒子乳剤は非板状粒子乳剤及び−層厚い板状粒子乳剤
と較べて増大された感度を示す。
高変換効率の高MTFプロファイル螢光層を直接接触で
使用することにより、それ成板状粒子乳剤層に効果的に
光学的にカップリングされた関係でその螢光体層を使用
することにより、極めて高い像形成感度の水準が実現し
得る。像感度の改良はまだら(mottle)の減少、
更には像鮮鋭度の強化または所望により銀被覆量の減少
の如きその他のパラメーターの改良に関し、全部または
一部“交換され(traded) ”得ることは勿論、
公知である。
一体型要素B この一体型要素は一体型要素Aに一般に類似し要素Aの
利点を共有するが、以下のように異なる。
非板状の、または厚い(>0.3趨)板状の粒子乳剤が
、開示された板状粒子乳剤に代えて使用される。被覆力
の減少を避けるため、上記のパーンズにより教示される
ように乳剤層単位は充分に予備硬化されないが、むしろ
硬化が処理中に完結される。一体型要素Aに較べて、若
干冷たい像トーンが一層容易に得られる。
一体型要素に の一体型要素は一般に一体型要素人に類似し、その要素
の利点を共有するが、以下のように異なる。
緑色放出性螢光体に代えて青色放出性のニオブ活性化も
しくはツリウム活性化インドリウムまたはルテチウムタ
ンクレートが使用される。この螢光体の変換効率はタン
グステン酸カルシウムの変換効率の1.5倍より大きい
。螢光体対結合剤の比は10:1〜25:lの範囲内に
維持される。螢光体層は第2図の曲線Aの変調伝達関数
よりも大きい変調伝達関数を示す。螢光体層は10〜3
5pmの有効厚さを示す。有効厚さは実際の厚さに一致
することが好ましいが、約0.006重量%までのカー
ボンが螢光体層中に混入し得る。螢光体層の光学密度は
0.1(好ましくは0.5)〜<1.0の範囲である。
螢光体層は、三相電力供給により28kVpで運転され
るMOターゲット管により生じたX線の少なくとも25
%を減衰でき、ここで基準X線露出は0.03鴫のMo
及び4.5 cmのポリ(メチルメタクリレート)を通
ってターゲット管のMoアノードから25amの位置に
取り付けられた螢光体層に達し、減衰が螢光体層を50
c+n過ぎた位置で測定される。
置換された螢光体は青色で放出するので、乳剤層単位中
の緑色スペクトル増感染料は、タンタレート螢光体の青
色放出ピークとマツチする(好ましくは±5no+以内
で)吸収ピークを有する青色スペクトル増感染料の一つ
または組合せにより置換される。
一体型要素り この一体型要素は一般に一体型要素Cに類似しその要素
の利点を共有するが、以下のように異なる。
開示された板状粒子に代えて非板状または厚い(>0.
3n)板状粒子乳剤が使用される。青色分光増感染料が
省略でき、それに代えて特有の青色感度の臭化銀または
臭沃化銀に完全に依存する。
被覆力の減少を避けるため、上記のバーンズにより教示
されるように、乳剤層単位は充分に予備硬化されないが
、むしろ硬化が処理中に完結される。一体型要素Cと較
べて、若干冷たい像トーンが一層容易に得られる。
一体型要素E及びF これらの一体型要素は一般に一体型要素C及びDに夫々
類似しそれらの要素の利点を共有するが、以下のように
異なる。
タンタレ−1・螢光体に代えて青色放出性ユウロピウム
活性化硫酸バリウムストロンチウム螢光体が使用される
。この螢光体の変換効率はタングステン酸カルシウムの
変換効率に少なくとも等しい。
螢光体対結合剤の比は11:1〜15:1の範囲内に維
持される。螢光体層は5〜10サイクル/InII+の
範囲にわたって第2図の曲線Aの変調伝達関数よりも少
なくとも1.05倍大きい変調伝達関数を示す。
螢光体層は15〜40−の有効厚さを示す。螢光体層は
その実際の厚さに一致する有効厚さを示すことが好まし
いが、0.002重景%までのカーボンが螢光体層中に
混入し得る。螢光体層の光学密度は0.1(好ましくは
0.2)〜〈1.0の範囲である。
螢光体層は、三相電力供給により28kVpで運転され
るMoターゲット管により生じたX線の少なくとも10
%を減衰でき、ここで基準X線露出は0903mのMo
及び4.51のポリ(メチルメタクリレート)を通って
ターゲット管のMoアノードから25011の位置に取
り付けられた螢光体層に達し、減衰が螢光体層を50c
m過ぎた位置で測定される。
これらの一体型要素の主な利点は、希土類主体物が螢光
体層中に存在する必要がないことである。
例示の一体型要素は中間エネルギーの医療用ラジオグラ
フィーへの適用に関して上記されたが、それらはマンモ
グラフィーの如き低エネルギー医療用ラジオグラフィー
に容易に使用し得る。低エネルギーX線が使用される場
合には、非常に高い比率(%)の放射線が螢光体層によ
り吸収され、層の厚さが更に減少でき、それにより所望
により鮮鋭度を更に増大し得る。
〔実施例〕
本発明は以下の実施例を参照することにより一層良く理
解し得る。
−亡の量・・ ナデアウらの米国特許筒3.501,301号明細書に
より開示された型の下塗り層単位を有する同一の薄い青
色の透明なポリ (エチレンテレフタレート)上に、評
価のために、一連の螢光体層を被覆した。
螢光体層を、試験中の保護のためのセルロースアセテー
トで上塗りし、支持体の裏をセルロースアセテートで被
覆してカールを制御BL、た。
本例の青色放出性螢光体層単位(Elと称する)を以下
のようにして調製した。タングステン酸カルシウムの変
換効率のほぼ3倍の変換効率を有するニオブ活性化イン
ドリウムタンタレート螢光体層120gを、5%のカー
ボン分散液0.036gを含むテトラヒドロフラン中の
ニスタン(ESTANE、商品名)ポリ (ウレタン)
結合剤の15重量%溶液38gと混合した。次いで、こ
の分散液を、下塗りしたポリエステルフィルム支持体上
に119g/rrfの螢光体被覆量で被覆した。
もう1つの例の青色放出性螢光体層単位(E。
と称する)は、螢光体としてユウロピウム活性化硫酸バ
リウムストロンチウムに代えることにより主として異な
って調製した。
もう1つの例の緑色放出性単位(E5と称する)を、以
下のようにして調製した。タングステン酸カルシウムの
変換文率のほぼ3.6倍の変換効率を有するadtot
s : Tb螢光体を粉砕し、ついで800°Cで1時
間再焼成して約2〜20趨の範囲の対数目盛ガウシアン
(Gaussian)誤差分布をもつピーク周波数5−
を有する粒径分布を生じた。この螢光体層200gを、
92.7重量%の塩化メチレン及び7.3重量%のメタ
ノール中の脂肪族ポリ (ウレタン)であるパーミュタ
ン(PI!RMtlTHANE)II−6366(商品
名)の10%溶液約105gと混合して約74.8%の
固形分の分散液をつくった。ついで、この分散液を、下
塗りしたポリエステルフィルム支持体上に199g/ボ
の螢光体被覆量で被覆した。
市販の高分解能スクリーンの螢光層の組成及び構造と一
致する組成及び構造を有する対照螢光体層単位(C9と
称する)を、比較試験のために選んだ。単位C9は0.
0015%(螢光体の重量基準で)を含むポリ(ウレタ
ン)結合剤(ニスタン)により約344 g /rrf
の合計被覆量(329g / rrfの螢光体被覆量に
相当する)で被覆された、タングステン酸カルシウムの
変換効率のほぼ3.6倍の変換効率及び約2〜20Bの
範囲の対数目盛のガウシアン誤差分布をもつ5nのピー
ク周波数を有する粒径分布を有する緑色放出性GdtO
□S : Tb螢光体からなる。
螢光体対結合剤の重量比は約22:1である。
本発明の要件を満足する緑色放出性螢光体層単位、E2
及びE3、及び対照単位C6、C7及びC8を同様にし
て調製した。異なる螢光体単位のパラメーターに於ける
重要な差異が表Hに示される。緑色放出性単位は、それ
らの有効厚さに於いてのみかなり異なるものと考えられ
る。螢光体対結合剤の重量比は、項目のP/B比の下に
記載される。
表   ■ 、0015 .0015 0゜ 、oois O2 0゜ 0゜ 、001.5 螢光体層単位の夫々を調べて螢光体を含む被覆物がX線
を減衰する程度を測定した。これは、X線発生管のモリ
ブデンアノードターゲットから25c+mの位置に夫々
の螢光体層単位を取り付けることにより行なった。上記
の管は三相電力供給により28kVp テ運転した。x
jai光は0.03in ノM o及び4、5 cmの
ポリ(メチルメタクリレート)を通過して螢光体層単位
に達した。減衰率は、ラドカル(Radcal) 20
X5−6Mイオン室を用いて螢光体を含む層を50cm
jlぎた位置で測定した。管からのX線は、ビームの円
形断面積の直径が約80IIlとなるように鉛の孔部に
より規準した。支持体により生じられる減衰を排除する
ために、減衰測定を螢光体層単位が存在しない支持体を
用いて繰り返した。螢光体層の減衰率は、次式を用いて
計算した。
かくして、要素の螢光体が存在しない場合と同じ量の放
射線を要素の螢光体が存在する場合に検出器に到達させ
た要素は、0%の減衰率を示す。
螢光体層単位の減衰率が表Hに示される。
址工且皿定 表1の螢光層単位のMTFプロファイル測定を″) 容易にするため、二つの異なるラジオグラフィーフィル
ムを使用した。
フィルムAを、以下の方法で調製した。平均直径約0.
784の臭沃化銀粒子(1,7モル%の沃化物)を含む
乳剤を、5.11 g / rrfAg及び3.82g
/rdゼラチンでポリエステル支持体に被覆した。乳剤
を硫黄及び金で化学的に増感し、88■/Agモルの染
料1、即ちアンヒドロ−5,5′−ジクロロ−9−エチ
ル−3,3′−ビス(3−スルホプロピル)オキサカル
ボシアニンヒドロキシド、トリエチルアミン塩、及び8
9■/Agモルの染料H1即ちアンヒトロー5−10ロ
ー9−エチル−5’ −フェニル−3’ −(3−スル
ホブチル)−3−(3−スルホプロピル)−オキサカル
ボシアニンヒドロキシド、トリエチルアミン塩でスペク
トル的に増感した。 0.89g/rrfのゼラチンを
含む保護オーバーコートを塗布した。支持体の反対側に
4.64g/mのゼラチンを含むハレーション防止層を
塗布した。
フィルムBは、染料I及び染料■が夫々69■/^gモ
ルの濃度で存在した以外は、フィルムAと同様にして調
製した。フィルムBは緑色増感されたが、特有の青色感
度は主として像形成に依存した。
表■の螢光体層単位のMTFは、上記のトイら著″MT
F’s and Wiener 5pectra of
 RadiographicScreen−Film 
5yst、ems”の操作に従って測定した。
正確度を増すため、トイらにより使用された二つの露出
量にかえて三つの露出量を線拡大関数(line 5p
read function、 LSFと略記する)と
して使用することにより、上記の方法を改良した。また
、X線ビームエネルギースペクトルを改良してMoター
ゲットX線管が使用される場合に平均の人間の胸部を出
るX線スペクトルを模擬した。X線管負荷制限は、線露
出を較正するための感光測定露出をつくるために多重の
露出の使用を必要とした。
以下に報告される測定を行なうに際し、現像フィルム上
の露出線がフィルムの露出ラチチュード内、通常1.8
〜2,0の範囲の最大密度を有するように、露出がスリ
ット装置により測定される。使用したスリットの幅は約
10声であった。スリット像を露出する時間を測定する
場合、試験的な感光測定露出は逆二乗法則の感光針を用
いて行なった。
両タイプの露出時間は、フィルムの相反則の不成立によ
り生じる誤差を防ぐため等しくした。黒色紙をスリット
装置のジョーに対して置き、ついで支持体をX線源に面
するように螢光体層単位を置き、ついで単一被覆フィル
ム(緑色または青色放出性螢光体層単位のいずれが試験
されるかに応じてフィルムAまたはフィルムB)をその
乳剤被覆物が螢光体層単位と接するように置き、ついで
黒色紙の別の層を置き、最後に黒色のブラスヂンクの層
を置いて減圧接触を維持した。
スリット露出は、三相電圧供給により28kVpで駆動
されるタングステンターゲット管を用いて行なった。こ
の管からのX線は、管の窓に配置された50−のMo及
び0.9mのアルミニウムからなるフィルターバック中
を通過した。管の窓の固有の口先(filtratio
n)は0.9mmのアルミニウムの固有の口先にほぼ等
しい。スリット組立体に達するX線ビームのスペクトル
品質ひいては螢光体層の種々の深さでのエネルギー吸収
は、0.03mmのモリフデンフィルターを有しかつ三
相電力供給により28kVρで運転されるモリブデンタ
ーゲットX線管で露出される4、 5 cmのポリ(メ
チルメタクリレート)からなるファントムからの出ロス
ベクトルのものに相当する。
試験的な露出を行なった後、最終組の露出を三つの露出
量、即ちIX(上記と同じ)、4X (上記の量の4倍
)及び14Xで行なった。三つの量を使用してLSF計
算の打切り誤差を最小にした。
X線エネルギーは上記の条件下で低かったので、IX露
出の時間は3秒であった。4X露出及び14X露出を行
なうため、多重露出を行なうことが必要であり、これは
間欠露光効果を導入した。これらの効果を修正するため
、三つの量の間欠感光測定露出(1:l14の比で)を
また行ない、その結果全ての試料に関する曲線形が正確
に測定された0間欠感光測定露出とMTF露出との間の
時間並びにこれらの露出と処理との間の時間を一定に保
った。
コダック社製のX−オーマット(Oma t) PR[
F]現像剤及び定着補充液を用いて、X−オーマットR
P(商品名)プロセッサー、型式M6AW中で露出フィ
ルムを処理した。
フィルムを処理した後、それらをパーキン−エルマー社
製の商品名1010A超小形濃度計で走査した。X線像
が1〜2ptsインクリメントで測定されるように、超
小形濃度計の光学素子並びに照度及びピックアップスク
リーンをセットした。感光測定露出をX線ラインに沿っ
て走査し、全てのデータを磁気テープに転写した。
超小形濃度計からの磁気テープをコンピューターにロー
ドした。種々の成分線像を密度から相対露出に変換し、
ついで複合LSFに合体し、これから上記のトイらによ
り記載された方法を用いてその系のMTFを計算した。
これらの測定のMTFの結果が表■に要約される。表m
中の下限の螢光体層単位E5のMTFが第2図中に曲線
Aとしてプロットされる。その下限は、種々の螢光体層
単位−フィルム組立体により生じた像を検査し、 比較した後に熟練観察者に より選ばれた。
−スフ1−ンーフイルム Aせとの 第1図の略図に従って、ポリ(アクリロニトリル−塩化
ビニリデン−アクリル酸)(14/80/60重量比)
の下塗り層を0.11g/n(で含む薄い青色のポリ(
エチレンテレフタレート)フィルム支持体上に下記の層
組成物をその順序で被覆することにより、本発明の一体
型要素Bを調製した。
1)硝酸セルロース中のカーボンの5%分散液0.00
44部を含む、テトラヒドロフラン中のニスタン570
7F1ポリウレタンポリマーの18.5%溶液3.82
部中にテルビウム活性化ガドリニウムオキシスルフィド
螢光体14.6部を含む緑色放出性螢光体層。
この分散液は79.9重量%の固形分を含み、134g
/n(の被覆量で被覆された。
2)メチルエチルケトンから0.43g/n(の被覆量
で被覆されたコポリマー、即ちポリ(アクリロニトリル
−塩化ビニリデン−アクリル酸)(14: 79 ニア
)の光学的カップリング層。
3)硫黄及び金で増感され染料I、即ちアンヒドロ−5
,5′−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ビス(3−
スルホ−プロピル)オキサカルボシアニンヒドロキシド
のトリエチルアミン塩で分光増感された、364モル%
の沃化物を含み、0.72廁の平均粒子直径の八面体粒
子を含むラジオグラフィー臭沃化銀乳剤。それはまたカ
ブリ防止剤として4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3
,3a。
7−チトラアザインデンのナトリウム塩1.72g/A
gモルを含んでいた。バックグラウンド放射線から螢光
スクリーンにより誘導された潜像の崩壊を促進するため
に、乳剤はまた(Ag 1モル当り)33.9mgの二
塩化パラジウム及びO,178mgのビス(2−アミノ
−5−ヨードピリジニウム)第二水Z艮ヨーシトを含ん
でいた。それは2.96g/rrfの1艮及び2.96
g/n(のゼラチンで被覆され、ついで被覆ゼラチンに
対し0.4%の量のビス(ビニルスルホニルメチル)エ
ーテルで硬化された。
4)同様にして硬化されたゼラチン0.89g/rdを
含む保護オーバーコート。
この一体型スクリーンの組合せを、通常の慣例で使用さ
れるセパレートスクリーン及びラジオグラフィー要素の
幾つかの組合せと比較した。
市販の高分解能スクリーンの組成及び構造に非常に類似
した組成及び構造を有する(また上で評価されたスクリ
ーンC9に非常に類似する)螢光スクリーンCIOは、
下塗りされた薄い青色のポリエステル支持体上に約36
0g/rrfの合計被覆量(344g / n(の螢光
体被覆量)で被覆されたニスタンポリウレタン結合剤中
に分散された緑色放出性Gd2025 : Tb螢光体
からなり、0.0015%のカーボン(螢光体の重量基
準で)を含み、21:1の螢光体結合剤の比を有する。
それは酢酸セルロースの保護層で10.8 g /ボの
被覆量で上塗りされた。
−層薄い螢光スクリーン、E6、は同様の方法で調製し
、上塗りした(これは上で評価されたスクリーンE2に
非常に類似する)。それは144g/イの螢光体被覆量
を有する。
134 g /ボの螢光体被覆量を有する第二の一層薄
い螢光スクリーン、E7、はそれが保護オーバーコート
層を有していない以外はE6と同様である。
支持体(フィルムX)の片側に被覆された型の市販の医
療用X線フィルムに類似するラジオグラフィー要素は、
以下のようにして調製した。
平均直径約0.78nの臭沃化銀粒子(l、7モル%の
沃化物)を含む乳剤層を、5.1.1 g / rrf
の恨及び3.82g/rrrのゼラチンでポリエステル
支持体に被覆した。乳剤は硫黄及び金で化学的に増感し
88mg/Ag 1モルの染料I及び89■/Ag 1
モルの染料■、即ちアンヒドロ−5−クロロ−9−エチ
ル−5′−フェニル−3’ −(3−スルホブチル)−
3(3−スルホプロピル)オキサカルボシアニンヒドロ
キシドのトリエチルアミン塩で分光増感した。
0.89g/rrrのゼラチンを含む保護オーバーコー
トを塗布した。支持体の反対側に、4.64g/nfの
ゼラチンを含むハレーション防止層を塗布した。
第二の一層薄いラジオグラフィー要素(フィルムY)は
、乳剤層組成物及び銀被覆量が上記の一体型Bと同様で
ある以外は、フィルムXと同様にして調製した。臭沃化
銀乳剤層は3.4モル%の沃化物を含み、平均粒子直径
0.724の八面体粒子からなり、この乳剤は硫黄及び
金で増感し、染料■、即ちアンヒドロ−5,5′−ジク
ロロ−9−エチル−3,3′−ビス(3〜スルホプロピ
ル)オキサカルボシアニンヒドロキシドのトリュチルア
ミン塩で分光増感した。それは2.96g/rl(の銀
及び2.96g/ffrのゼラチンで被覆し、被覆ゼラ
チンに対し0.4%の量のビス(ビニルスルホニルメチ
ル)エーテルで硬化した。
本発明の一体型要素Bを、表■に示されたセパレートス
クリーンとラジオグラフィーフィルムの組合せと比較し
た。全ての露出はタングステンターゲット管を備えた単
一相の、充分に整流されたX線発生器を用いて行なった
。露出時間及び距離はラジオグラフにマツチした正味密
度を得るように調節した。ラジオグラフがつくられた試
験目的は、歯、骨、及び非常に微細な小部品を含むその
他の材料からなる歯科用試験ファントムであった。
フィルムは全てコダックRPX−オーマント(商標)プ
ロセッサーを用いてコダンクRP処理薬品で処理した。
盗−一一凹 スクリーンCl0W/フイルムX スクリーン010w/フィルムY スラリー225w/フィルムY スラリー226w/フィルムY スクリーンE7w/フィルムY 一体型要素B ラジオグラフの相対速度を測定し、ラジオグラフを目視
鮮鋭度に関して等綴付けを行ない、ここで1は最も鮮鋭
であり、実質的な均等物は同じ等級で示された。
一体型要素Bは組合せの中で最良の鮮鋭度を示し、従来
技術のスクリーン/フィルム組合せCIO/Xに匹敵す
る速度を、その銀のわずかに57%でもって、得ること
がわかる。別途見られたように、セパレートスクリン及
びフィルム単位ET/Yに匹敵するim成物を含む一体
型要素Bは同(、;優れた鮮鋭度でその速度の2倍以上
である。
・カップリング 1五 この例は、ラジオグラフィーハロゲン化銀乳剤層を螢光
体層の粗い疎水性表面に接着するために通した光学的カ
ップリング層の調製を記載する。
下塗りされた薄い青色のポリ(エチレンテレフタレート
)フィルム支持体上に、前記例1の一体型要素の層lの
組成物及び被覆量でもってテルビウム活性化ガドリニウ
ムオキシスルフィド螢光体を含存する緑色放出性螢光体
層を被覆した。
光学的カップリング層は下記のとおりである。
硫黄、金、及びセレンで増感され、染料■で分光増感さ
れ1.94g/r+(の恨及び2.85g/n(のゼラ
チンで被覆された、臭化銀板状粒子乳剤(平均粒子直径
1.751na及び厚さ0,14μをもつ)。
乳剤層を螢光体層の表面に直接被覆した場合には、それ
はその表面を湿らさなかった。下記のポリマー組成物を
光学的カップリング層として被覆した。
A)溶液から10−の乾燥厚さで被覆された酢酸セルロ
ース。
B)10%のアセトン溶液から76卿の湿潤厚さで被覆
されたビナツク(Vinac)ポリ(酢酸ビニル)。
C)8%のアセトン溶液から76−の湿潤厚さで被覆さ
れたコポリマー、即ちポリ(アクリロニトリル−塩化ビ
ニリデン−アクリルM)(重量比14ニア9ニア)。
酢酸セルロースの対照層Aを使用した場合には、乳剤は
良く接着しなかった。乳剤は層Bのポリ(酢酸ビニル)
に良く接着したが、ハイドロキノンーエロン@(N−メ
チル−P−アミノフェノールへミスルフェート)現像液
中20℃で4分間の一体型フィルムの処理の際に、その
層は熔解した。
乳剤はコポリマー層Cに良く接着し、コダソクX−オー
マントRP(商標)プロセンサー中35°Cで5分間の
処理中に無傷で残った。
一体型要素Bの光学的カップリング層の被覆物の被覆量
を0.215g/nfに半分にするか、または0.86
g/n(に2倍にした場合、一体型要素Bの性能の変化
は観察されなかった。これらの要素の断面の顕微鏡検査
は分離した光学的カップリング層を明らかにできなかっ
た。これらの観察から、螢光体層及び乳剤層が光学的カ
ップリング層により隣接して結合されたこと及び光学的
カンブリング層を形成する材料が螢光体層またはおそら
く乳剤層に殆どまたは全部入ったことが結論された。
〔発明の効果〕
本発明の一体型要素の利点は、以下のものを含む。
(a)非常に鮮明なラジオグラフィー像。
(b)像鮮鋭度の水準に関し非常に高い速度。
(C)迅速なアクセス処理が可能なこと。
(d)!素化された処理及び増大された処理ラチチュー
ド。
(e)バンクグラウンド放射線に対する要素の保護。
<r)像の観察に於ける一層大きな融通性。
(g)解剖学的な配座(anatomical con
formation)を可能にするのに充分なフレキシ
ビリティ、及び (11)コンパクトなこと。
これらの利点の累積効果は間接(螢光体で補助された)
ラジオグラフィーを一層都合よ〈実施すること及び従来
有効に適用し得ないと考えられていた医療用ラジオグラ
フィーの領域に拡大することを可能にする。これはさら
に患者のX線波長の著しい減少を可能にし、それに伴な
って健JJ j二の利点の増加がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい一体型要素の略示断面図で
ある。 第2図はサイクル数/ mmに対して変gltl伝達関
数(MTF)をプロットしたグラフである。 尚、図の主要な部分を表わす符号は、以下のとおりであ
る。 100・・・一体型要素、 101・・・フィルム支持体、 103・・・下塗り層単位、 105・・・螢光体層単位、 107・・・中間層単位、 109・・・ハロゲン化銀乳剤層単位、+11・・・保
護層単位、 113・・・X線の方向、 A・・・変調伝達プロファイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)透明なフィルム支持体及び、 (B)前記透明なフィルム支持体上に被覆された透明な
    螢光体層単位であって、疎水性結合剤及びタングステン
    酸カルシウムの変換効率に少なくとも等しい変換効率を
    示す螢光体を含む、X線を吸収しかつ潜像形成性電磁放
    射線を放出するための透明な螢光体層単位 を含む増感紙であって、 前記増感紙が、それに含まれる螢光体層単位が (a)三相電力供給により28kVpで運転されるMo
    ターゲット管により生じた基準X線露光の5%より多く
    を減衰でき、ここで基準X線露光は0.03mmのMo
    及び4.5cmのポリ(メチルメタクリレート)を通っ
    てターゲット管のMoアノードから25cmの位置に取
    り付けられた前記の螢光層に達し、減衰が螢光層を50
    cm過ぎた位置で測定され、 (b)第2図の基準曲線Aの変調伝達関数に少なくとも
    等しい変調伝達関数を示し、かつ(c)1.0未満の光
    学濃度を示すものである一体型の増感紙及びラジオグラ
    フィー要素であり、かつ前記の一体型の増感紙及びラジ
    オグラフィー要素が、 (C)螢光体層単位の上にあるハロゲン化銀乳剤層単位
    であって、親水性コロイド及び螢光体層単位により放出
    される電磁放射線への露光の際に潜像を形成し得るハロ
    ゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤層単位、 (D)銀原子の銀イオンへの酸化を促進してバックグラ
    ウンド放射線の効果を相殺するための薬剤を含むハロゲ
    ン化銀乳剤上塗層、及び (E)螢光体層単位及びハロゲン化銀乳剤上塗層単位を
    光学的にカップリングし、かつ螢光体層単位とハロゲン
    化銀乳剤層単位との間の接着を促進する少なくとも1.
    33の屈折率を有する手段、を更に含むことを特徴とす
    る増感紙。
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