JPH0295067A - 状態表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は状態表示方式、特にディジタル時分割交換機の
回線インクフェース回路の動作状態を表示する状態表示
方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の状態表示方式は、加入者回路やトランク
回路等の各回線インタフェース回路ごとに表示回路と表
示器とを有し、かつ、それぞれの回線インタフェース回
路を搭載したプリント板の前面パネル等に表示器を取付
けて、回線インタフェース回路内の動作状態から直接表
示回路を駆動して表示を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の状態表示方式は、各回線インタフェース
回路ごとに表示回路および表示器を有しているため、交
換機の容量が大きくなるにつれて交換機自体の容積に対
して表示回路および表示器の占る容積の比率が大きくな
ると云う問題点がある。また、回線インタフェース回路
の実装密度が上がるにつれて、表示器をプリント板の前
面パネルに実装ができないとか、実装できても極めて見
づらくなるという欠点がある。

本発明の目的は、ディジタル時分割交換機の複数の回線
インタフェース回路を１群として、この群を指定して群
単位で個々の回線インタフェース回路の状態表示を行な
うことにより、表示回路と表示器との数を一定数に抑え
ることなできる状態表示方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の状態表示方式は、複数の回線のそれぞれのディ
ジタル信号を多重化して得られた多重化信号を時分割ス
イッチに送出する複数の回線インタフェース群回路を有
するディジタル時分割交換機において、前記多重化信号
のフレームの内にタイムスロット群を設け、このタイム
スロット群のタイムスロッ）〜のそれぞれに前記複数の
回線のそれぞれの回線の状態信号を挿入する前記回線イ
ンタフェース群回路に設けられた状態挿入手段と、前記
回線インタフェース群回路の１つを指示したときこの画
線インタフェース群回路からの前記多重化信号のフレー
ムに含まれる前記タイムスロット群の信号を時分割スイ
ッチを介して分離する分離手段と、この分離手段により
分離されたタイムスロット群の信号をタイムスロットに
対応して視覚的に表示する表示手段とを有して構成され
る。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において回線インタフェース群回路１１の＃Ｏ〜＃ｍ
が時分割スイッチ１２に接続され、時分割スイッチ１２
の１つの通話端子に直列入力並列出力のシフトレジスタ
１６が接続されていて、シフトレジスタ１６の出力に表
示器駆動回路１７が接続されている。また、時分割スイ
ッチ１２にクロック信号からタイミング信号を作成する
タイミング発生回路１５が接続されている。さらに回線
インタフェース群回路１１の回路番号に対応するキーｋ
ｏ〜に□が設けられ、このキー信号を交換制御装置１３
に伝えるキー指定読取回路１４が設けられている。なお
交換制御装置１３は従来のディジタル時分割交換機の制
御装置と同様に回線インタフェース群回路１１１時分割
スイッチ１２に接続されて呼制御を行なう。

第２図は第１図の回線インタフェース群回路１１のブロ
ック図で、８回線のディジタル回線のそれぞれに接続さ
れた＃０〜＃７の回線インタフェース回路２１と、回線
インタフェース回路２１のそれぞれから回線のループ状
態と回線インタフェース群回路を制御するインタフェー
ス制御回路２５から回線閉塞情報とを得て回線ごとの状
態信号を選択して出力する選択回路２２と、選択回路２
２からの出力を８ビツトのデータに多重化する多重化回
路２３と、回線インタフェース回路２１からのＰＣＭ化
された音声信号と多重化回路２３からの多重化された状
態信号とを多重化するチャネル多重化回路２４とを有し
て構成されている。

第３図は第２図のチャネル多重化回路２４がら出力され
る多重化信号のフレームの構成図で、回線インタフェー
ス回路２１の＃０〜＃７のそれぞれの８ビツトからなる
チャネルデータに続く回線インタフェース回路２１の８
回路のそれぞれに対応した８ビツトの状態信号とから構
成されていることを示している。

次に、第２図および第３図を参照して第１図の状態表示
の動作について説明を進めると、キーＫｏ〜に１のうち
の−っ例えばキーＫｏが押下されると、この情報がキー
指定読取回Ｆｌ！１１４を介して交換制御装置１３に伝
えられる。そこで交換制御装置１３はこの情報がら＃０
の回線インタフェース群回路１１の状態表示の要求であ
ることを知り、時分割スイッチ１２に指示して＃Ｏの回
線インタフェース群回路１１の出力の状態信号に使用さ
れているタイムスロット上のデータを、シフトレジスタ
］６に割当てられているタイムスロットの時間位置に変
換して出力させる。シフトレジス＝　５ タ］６は１フレームごとに８ヒツトの状態信号のデータ
を直列に入力し並列に変換して、表示器駆動回路１７に
与える。一方この状態信号の各ビットは、選択回路２２
によって例えば複数フレームに１°”および“０“、全
フレームに１”°または゛０″が指定されることによっ
て、それぞれ回線の閉塞、ループ中または空きを表示し
ている。

そこで表示器駆動回路１７はこれらのビット列を受ける
ことにより、それぞれの回線インタフェース回路２１に
対応した発光ダイオードＬｏ〜Ｌ７を点滅、点火および
滅火する。保守者がキーＫＯ〜に□の何れかを選択し押
下することにより、それぞれ押下された回線インクフェ
ース群回路１１の８回路の状態がり。〜Ｌ７に表示され
る。

以上の実施例では回線に対応するインタフェース回路に
ついて述べたが、必ずしも回線と限らず時分割スイッチ
に接続されたサービストランク等の状態表示も同様に表
示することができる。

また、以上の実施例ては回線インタフェース回路群に８
回路の回線インタフェース回路が含まれるものとしたが
、８回路に限定するものでなく、シフ１へレジスフ１表
示器駆動回路の回路数等を相等数とすることにより、１
フレームに含まれる最大回路数を同時に表示できること
は明らかであるゝ。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、各回線インタフェース回
路の状態表示情報をタイムスロット上にのせ、キーによ
り指定した回線インタフェース回路の状態情報を時分割
スイッチでタイムスロット変換し、状態表示回路に導き
発光ダイオードを点滅させるので、小数の状態表示回路
によって多くのインタフェース回路の状態表示が可能と
なり、また、高密度実装時にも実装スペースに制限され
ることなく目視性の向上を計ることができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の回線インタフェース群回路のブロック図、第３図は
時分割スイッチに入力される多重化信号のフレーム構成
図である。 １１・・・回線インタフェース群回路、１２・・・時分
割スイッチ、１３・・・交換制御装置、１４・・・キー
指定読取回路、コ５・・・タイミング発生回路、１６・
・・シフトレジスタ、１７・・・表示器駆動回路、２１
・・・回線インタフェース回路、２２・・・選択回路、
２３・・・多重化回路、２４・・・チャネル多重化回路
、２５・・インタフェース制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の回線のそれぞれのディジタル信号を多重化して得
   られた多重化信号を時分割スイッチに送出する複数の回
   線インタフェース群回路を有するディジタル時分割交換
   機において、前記多重化信号のフレームの内にタイムス
   ロット群を設け、このタイムスロット群のタイムスロッ
   トのそれぞれに前記複数の回線のそれぞれの回線の状態
   信号を挿入する前記回線インタフェース群回路に設けら
   れた状態挿入手段と、前記回線インタフェース群回路の
   １つを指示したときこの回線インタフェース群回路から
   の前記多重化信号のフレームに含まれる前記タイムスロ
   ット群の信号を時分割スイッチを介して分離する分離手
   段と、この分離手段により分離されたタイムスロット群
   の信号をタイムスロットに対応して視覚的に表示する表
   示手段とを有することを特徴とする状態表示方式。