JPH029440A - 白金族金属化合物のマイクロカプセル化方法 - Google Patents

白金族金属化合物のマイクロカプセル化方法

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JPH029440A
JPH029440A JP1085859A JP8585989A JPH029440A JP H029440 A JPH029440 A JP H029440A JP 1085859 A JP1085859 A JP 1085859A JP 8585989 A JP8585989 A JP 8585989A JP H029440 A JPH029440 A JP H029440A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロカプセル化された物質に関する。より
詳細には、本発明は白金の化合物或いは周期表の白金族
の他の元素の化合物をマイクロカプセル化する改良され
た方法に関する。これらのカプセル化化合物は、ヒドロ
シリル化反応により硬化し且つ周囲条件下において長期
間の貯蔵安定性を示す一液型オルガノシロキサン組成物
のための潜伏性の熱活性化硬化触媒として特に有用であ
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕オルガ
ノシロキサン組成物を硬化させることにより調製される
エラストマー、樹脂及び他の製品は、当該技術分野にお
いて公知であり、またそれらはそれらを各種最終用途に
対して望ましいものとする性質を示す、これらのオルガ
ノシロキサン組成物を硬化させるために用いられる機構
の一つは、各分子内にケイ素に結合した少なくとも2個
のエチレン列不飽和炭化水素基を含有するポリジオルガ
ノシロキサンと、1分子当り少なくとも3個のケイ素結
合水素原子を含有するオルガノ水素シロキサンとの反応
である。この反応は、典型的には白金族金属或いはその
化合物である触媒の存在下において行われる。
この硬化反応は周囲条件下において起こるので、触媒及
びオルガノ水素シロキサンは通常別々の容器に包装され
、組成物を硬化させるべき時までは一緒にされない、二
液型の硬化性組成物は、均一な硬化生成物を確実に得る
ために組成物の成分を均質に混合する必要があることを
始めとする多くの理由により余り望ましくない、多量の
硬化性組成物の調製は、正確な秤量もしくは計量装置を
必要とし、又は予備計量された反応物質の使用を必要と
する。その上、成分を均質に混合するために必要とされ
る混合装置は、組成物を適用及び硬化させるべき場所に
おいて利用可能でないことがある。
二包装型オルガノシロキサン組成物の欠点を回避する一
つの方法は、白金含有触媒を貯蔵条件下においては当該
組成物に不溶性であるがこの組成物を硬化させるために
用いる条件下においては溶融或いは溶解する固体材料内
にマイクロカプセル化することにより、白金含有触媒を
硬化性組成物の他の成分から隔離することである。
従来技術は、化学的或いは機械的手段を利用して有機ケ
イ素化合物を含めた材料をマイクロカプセル化するため
の幾つかの方法を記載している。
化学的手段には、典型的には、カプセル化されるべき物
質の存在下におけるカプセル化剤の沈澱、重合及び/又
は硬化が含まれる。被カプセル化物質は液体媒体中に粒
子或いは液滴の分散相として存在し、また処理条件はカ
プセル化剤が各懸濁粒子又は液滴の周りに連続的な固体
フィルムを形成するような条件である。
有用なカプセル化剤としては、熱可塑性及び熱硬化性の
有機重合体、約50℃を超える温度において溶融或いは
軟化するゼラチンや有機ワックスのような架橋性のゼラ
チン状及び樹脂状物質などが挙げられる。
化学的マイクロカプセル化方法は、1975年1月7日
発行のモリシタらの米国特許第3859228号明!書
、1984年7月31日発行のサメシマらの米国特許第
4462982号明細書、1974年5月30日発行の
英国特許第1354694号明細書、1983年10月
25日発行のサメシマらの米国特許第4411933号
明細書、1983年9月6日発行のシュノアリング(S
chnoering)らの米国特許第4402856号
明細書、1985年9月17日発行のサメシマらの米国
特許第4542042号明細書、1975年5月27日
発行のパフシリアデス(Vassiliades)の米
国特許第3886084号明細書、1980年1月1日
発行の米国特許第4181639号明細書、1983年
6月21日発行のタイス(Tice)及びルイス(Le
wis)の米国特許第4389330号明細書、並びに
1970年8月11日発行のアロイス(Alois)及
びニコラス(Nicolas)の米国特許第35239
06号明細書に記載されている。
1981年10月6日発行のイマイ(Is+ai)の米
国特許第4293677号明細書は、最も普通の技術の
うちの二つである複合コアセルベーション及び現場重合
を用いるオルガノ水素シロキサン類のマイクロカプセル
化を記載している。この米国特許明細書の例1によれば
、pHを9.5に調整したゼラチン水溶液がトリメチル
シロキシ基を末端基とするポリメチル水素シロキサンの
溶融パラフィンワックス溶液に加えられた0次いでアラ
ビアゴムの10重量%溶液を加え、得られたエマルジョ
ンのpHを2時間にわたって4に調整して、カプセル化
剤を生成する二つの高分子電解質の混合物を沈澱させる
このカプセル化剤は、被覆された粒子の分散液を50℃
の温度まで徐々に加熱して硬化させられる。
このイマイの特許明細書の例2に例示される現場重合法
は、水相が可溶化されたポリビニルアルコール及び過硫
酸カリウムを含有しているエマルジョンの分散相として
ジメチルシロキサン/メチル水素シロキサン共重合体が
存在する条件下におけるスチレンの重合を含むものであ
る。
このイマイらの特許明細書において説明されているタイ
プのオルガノシロキサン組成物を硬化させるための白金
含有触媒の最も有効な種類の一つは、ヘキサクロロ白金
酸などの無機白金化合物と3y1−テトラメチルジビニ
ルジシロキサンなどの液状のビニル基含有有機ケイ素化
合物との反応生液状ポリジメチルシロキサンを用いて典
型的にはo、 i −i重量%の所望の白金量まで稀釈
する。
本発明の発明者がこれらの好ましい白金化合物の一つを
、それを水と不混和性の液体中にポリスチレンを溶解さ
せた溶液と一緒にし、得られた組成物を水で乳化させ、
次いで水と不混和性の液体を蒸発させてポリスチレンを
触媒組成物の液滴の周りの被膜として沈澱させることに
よりマイクロカプセル化することを試みたところ、得ら
れたマイクロカプセルは凝集していて、さらさらした粉
末として分離することはできなかった。
これ、らのマイクロカプセルのトルエンやエタノールな
どの有機溶媒による洗浄は、凝集の程度を殆ど減少させ
なかった。これらのマイクロカプセルとビニル基含有液
体ポリジメチルシロキサンとジメチルシロキサン/メチ
ル水素シロキサン共重合体とを含有する硬化性組成物は
、周囲条件下において極めて貧弱な貯蔵安定性を示し、
白金化合物の一部がマイクロカプセルの表面上に始めか
ら存在するか或いは硬化性組成物の貯蔵中にカプセル化
剤を通して拡散したかのいずれかであることが示された
チー・ロン・リー(Chi−Long Lee)及びロ
ビン・レオン・ライリス・ジュニア(Robin Le
an Willis。
Jr、)の名義で1987年7月20日に出願された同
時係属米国特許出願第75790号明細書は、白金化合
物を分散相として含有するエマルジョンの存在下におい
てカプセル化用重合体を沈澱或いは重合させ、次に、得
られたマイクロカプセルを白金化合物に対する溶媒であ
るがカプセル化用重合体の溶媒ではない液体で洗浄する
ことによって、マイクロカプセル化された白金化合物を
調製する方法を開示する。
洗浄されたマイクロカプセルはろ過により分離され、そ
の結果総計が全収量の50%までになり得る凝集粒子が
得られる0本発明の発明者がこれらの凝集物を機械的に
破砕することを試みたところ、マイクロカプセルが破裂
しそしてカプセlし化された白金化合物の放出が生じた
凝集粒子の濃度はマイクロカプセルを調製するための従
来技術の方法を用いて得られたものよりも相当に低くは
あるが、如何なる凝集物の存在も望ましくないものと考
えられる。加えて、マイクロカプセルを液体の有機化合
物或いは有機ケイ素化合物で洗浄することは、費用及び
時間が共にかかり、マイクロカプセル化された白金化合
物の商業的規模の製造には実用的でない、マイクロカプ
セルをそれらが形成される液体媒体から直接に分離する
ことは望ましいことであろう。
本発明の発明者は、実質的に凝集粒子がなく且つマイク
ロカプセルの表面上に実質的に白金化合物を含有しない
さらさらした粉末の形態をしたマイクロカプセル化白金
化合物を調製するための商業的に実現可能な方法を明ら
かにする目的で研究を行った。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕熱可塑性有
機重合体のマトリックス中に分散された白金或いはその
他の白金族金属の液状或いは可溶化化合物を含んでなる
マイクロカプセルは、当該重合体及び微細に分割された
形態の白金化合物を分散相として含有するエマルジョン
から重合体を沈澱させることにより作られる。得られた
マイクロカプセルの水性分散液を噴霧化し、生成した液
滴を加熱されたガスの高速流中に混入させる。
マイクロカプセルの外側の液体は急速に蒸発して、マイ
クロカプセルをさらさらした粉末として分離するのを可
能にする。有機重合体は好ましくは、アクリル酸或いは
メタクリル酸の少な(とも1種のエステルから得られる
本発明は、白金、パラジウム又はロジウムの白金族金属
の液状又は可溶化化合物のマイクロカプセル化方法であ
って、カプセル化剤が熱可塑性有機重合体であり、次の
順序の工程、すなわち、A、第一の液体及び界面活性剤
を含んでなる連続相と、次の(1)〜(3)、すなわち
、(1)上記第一の液体と不混和性である第二の液体、
(2)微細に分散された液状の或いは可溶化された白金
族金属化合物、及び(3)この化合物に対して不浸透性
であり且つ上記第一の液体に不溶性である可溶化された
熱可塑性有機重合体、を含んでなり、該重合体の重量が
上記化合物の重量と少な(とも等しい不連続相とを含ん
でなるエマルシヨンを形成する工程、B、上記第二の液
体を蒸発させて上記重合体を沈澱させ、そしてマイクロ
カプセル化された白金族金属化合物が上記第一の液体中
に分散した分散液にする工程、 C,(1)工程Bにおいて得られた分散液を噴霧化し、
(2)この噴霧化された分散液を上記第一の液体の沸点
と少なくとも等しい温度を有する高速ガス流に同伴させ
、(3)この噴霧化された分散液を上記第一の液体の実
質的に全部を蒸発させるのに十分なだけの時間上記ガス
流にさらし、そして、(4)このガス流からマイクロカ
プセル化された白金族金属化合物を均質なさらさらした
粉末として回収する工程、 を包含する方法を提供する。
本発明において用いられる「白金族金属化合物」とは、
元素の周期表の白金族の元素の化合物を指示する。これ
らの元素には、白金、パラジウム及びロジウムが含まれ
る。硬化性オルガノシロキサン組成物におけるヒドロシ
リル化触媒としての活性に基づいて、白金化合物が好ま
しい。
本発明の方法の特徴は、マイクロカプセルが形成されて
いる液体組成物を噴霧化し、そしてその結果得られた微
細に分割された液滴を加熱されたガス流中に同伴させて
マイクロカプセルの外側の液体を急速に蒸発させ、実質
的に凝集粒子のないさらさらした粉末を形成することに
ある。
本発明の方法に従ってカプセル化される物質は、前記の
如(白金、パラジウム及びロジウムを含む周期表の白金
族の白金又はその他の元素の液状の及び可溶化された化
合物である。白金の無機化合物、特に白金及びハロゲン
を含んでなる化合物と有機ケイ素化合物との反応生成物
及び錯体は、これらの化合物が硬化性オルガノシロキサ
ン組成物中に存在する反応物と相容性であり、従ってこ
れらの組成物のための硬化触媒として有用であるため好
ましい、白金族金属化合物は、カプセル化用を機雷合体
のための溶媒として用いられる有機液体と混和性である
液体を用いて溶解或いは稀釈することができる。この溶
媒は、カプセル化用重合体及び白金族金属化合物と共に
、マイクロカプセル化された白金族金属化合物が作られ
るエマルジーンの分散相を構成する。
白金族金属化合物は、この化合物を溶解及び/又は稀釈
するために用いられるいずれかの液体と共に、白金族金
属化合物及びこの化合物をカプセル化するために用いら
れる熱可塑性有機重合体の全重量の50%までを構成す
る。前述の同時係属の米国特許出願第75790号の発
明者らは、この限界を超える場合には白金化合物及びい
ずれかの付随液体物質を有機重合体で完全にカプセル化
することはできないことを見いだした。過剰の白金化合
物は、典型的にはマイクロカプセルの表面上に集まり、
そしてしばしばその結果として、マイクロカプセル化さ
れた白金化合物を潜在的な触媒として含有するオルガノ
シロキサン組成物をまだ早いうちに硬化させる。
最終のマイクロカプセル中に存在する白金族金属化合物
及びいずれかの付随溶媒又は稀釈液は、好ましくは、こ
れらの物質及びそれらをカプセル化するために用いられ
た有機重合体を一緒にした重量の30%以下を構成する
マイクロカプセルが形成されるエマルジョンの連続相は
、分散相を構成している有機液体と不相容性である液体
であってカプセル化用重合体及び白金族金属化合物につ
いての非溶媒であるものに溶解した界面活性剤の溶液を
含んでなる。連続相の液体は好ましくは水である。
界面活性剤の目的は、エマルジョンの形成を容易にする
ことである。公知のアニオン系、カチオン系或いは非イ
オン系界面活性剤はいずれも、この目的に役立つものと
信じられる。各種溶媒系において乳化剤として機能する
界面活性剤が“MuCu−tcheon’s Bmul
stfie)s & Detergents’と題され
たテキストCMCPublish−ing Co、 M
uCutchaon D1vLsion刊行の1987
年北アノリカ版)に掲載されている。
ポリビニルアルコールは、エマルシコンの連続相として
水が用いられる場合に好ましい界面活性剤である0本発
明の発明者は、ポリビニルアルコールはカプセル化用重
合体の乳化を容易にするのみならず、付随液体相をマイ
クロカプセルの回収中に蒸発させる際にマイクロカプセ
ル化された白金族金属化合物の粒子上に被膜を形成する
ということを見いだした。そのような被膜は、−波型硬
化性オルガノシロキサン組成物中のマイクロカプセルの
貯蔵安定性を増加させるので有利である。
場合によっては、マイクロカプセル上の例えばポリビニ
ルアルコールのような高分子の非揮発性界面活性剤の被
膜は、エラストマーが硬化或いは後硬化する間の界面活
性剤の熱に誘発される分解のため、マイクロカプセルを
含有する硬化性オルガノシロキサン組成物から調製され
た硬化エラストマーの透明性を減少させるか、又はこれ
らのエラストマーの変色を引起こすことがある。これら
の場合には、マイクロカプセルを本発明の方法に従って
乾燥及び回収する前に、界面活性剤の被覆を沈澱マイク
ロカプセルから洗い落し、マイクロカプセルを適当な液
体中に再分散させることによって、硬化性組成物の貯蔵
安定性のいくらかを犠牲にするのが好ましいことがある
。マイクロカプセルが洗浄及び再分散される液体は、好
ましくは水である。
白金族金属化合物が本発明の方法に従うてカプセル化さ
れる重合体は、予備生成重合体としてエマルシコンの分
散相を構成する有機液体と組合せることができ、或いは
この重合体は、この有機液体と白金族金属化合物との混
合物中で対応する単量体を重合させてその場で生成する
ことができる。
単量体は例えばエチレン、スチレン、塩化ビニル又は塩
化ビニリデンのような、エチレン列不飽和有機化合物で
よい。
好ましいカプセル化用重合体は、メチルメタクリレート
のようなアクリル酸或いはメタクリル酸のエステルから
得られる。これが好ましいのは、マイクロカプセルが混
入されるオルガノシロキサン組成物を、これらの組成物
を後硬化させるため約150℃を超える温度に加熱した
場合に変色させない透き通った無黄変マイクロカプセル
を、これらの重合体が生成するという能力に基づ(。
前述のエチレン列不飽和単量体を2種又は3種以上含有
する混合物を、カプセル化用重合体に要求される物理的
及び化学的性質に応じて用いることができる0重合体は
、加熱、紫外線又はその他のタイプの放射線への暴露、
或いは縮合重合の反応物を適当な触媒の存在下に相互に
接触させることにより生成される。
本発明の方法の好ましいn様に従えば、白金族金属化合
物及び予備生成された有機重合体を有機液体に溶解させ
、そして得られた溶液をマイクロカプセル化された白金
族金属化合物が形成されるエマルジョンの連続相を構成
している液体/界面活性剤混合物に乳化させる。エマル
シコンの形成を容易に行うために、機械式ホモジナイザ
ーを用いることができる。
好ましいカプセル化用重合体は、メタクリル酸及び/又
はアクリル酸のエステル類から得られるものである。
エマルシコンの連続相に存在する水又は他の液体と分散
有機液体の沸点までの温度において不混和性であること
に加えて、エマルシコンの非連続相中の有機液体又はこ
の液体とエマルシコンの連続相、すなわち典型的には水
との共沸混合物の沸点は、好ましくは、重合体の軟化温
度より低い。
熱可塑性有機重合体が、好ましいポリメチルメタクリレ
ートであり又は、メチルメタクリレートと少なくとも1
種の別のアクリル酸もしくはメタクリル酸のエステルと
の共重合体である場合には、エマルジョンの分散相中に
存在する有機液体は好ましくは、塩化メチレンのような
低沸点ハロゲン化炭化水素である。
熱可塑性有機重合体は、この重合体が溶解している有機
液体を蒸発させることにより、白金族金属化合物の分散
粒子又は液滴の周りにカプセル化剤として沈澱する。有
機液体が十分に揮発性である場合には、蒸発は、窒素或
いはアルゴンのような不活性ガスの流れにエマルジョン
の表面上を通過させながらエマルジョンを攪拌すること
によって周囲温度で果たすことができる。トルエンのよ
うなより高沸点の有機液体の除去は、エマルジョンを周
囲圧力或いは減圧下で加熱することを必要とすることが
ある。
有機液体をエマルジョンの非連続相から蒸発させる条件
は、カプセル化剤が白金族金属化合物の懸濁液滴の周り
にマトリックスとして沈澱するような条件である。これ
が起こるためには、白金族金属化合物は有機重合体に不
溶性でなければならない。
本発明の方法の最終的且つ発明的な工程は、マイクロカ
プセル化された白金族金属化合物の分散液を噴霧化し、
そしてその結果得られた液滴の液体部分を加熱されたガ
ス流で急速に蒸発させることを包含する0次いでこれら
のマイクロカプセルをガス流から分離し、適当な収集装
置でもって回収する。
マイクロカプセルの乾燥及び分離は、好ましくはスプレ
ー乾燥器を用いて達成される。典型的なスプレー乾燥器
は、加熱されたガス、好ましくは空気の流れが供給され
る室を含んでなる。処理される物質、典型的には揮発性
液体に微細に分割された固体の分散した分散液は、ミク
ロンの大きさのオリフィスを有するノズルを強制的に通
され、或いは典型的に羽根を有する急速に回転する円盤
の表面と接触させられて噴霧化される。その結果得られ
るミクロン大の液滴を、次いで加熱された空気又は他の
ガスの高速流中に同伴させ、ここで液体物質が急速に蒸
発する。乾燥した固体粒子及び蒸発した液体を運ぶ空気
流を、次いでサイクロン又は他の種類の分離器へ送り、
そこで同伴粒子を回収及び収集する。
スプレー乾燥器に入るガスは、液体物質をマイクロカプ
セルの外表面から蒸発させるのに十分なだけの温度に加
熱される。マイクロカプセルが加熱された空気にさらさ
れる時間は非常に短く、秒のオーダーであるから、ガス
の温度はカプセル化用重合体の軟化温度より高くするこ
とができる。
ル化剤が好ましいアクリレートタイプの重合体であり、
液体が水である場合には、スプレー乾燥器への流入ガス
流の温度は180℃〜約200℃であり、その流量は約
70 ft”/win(約2rrf/win)である。
本発明の方法を用いて得られるマイクロカプセルの大き
さは、1ミクロンから約50ミクロンまでの範囲である
。1ミクロンから約20ミクロンまでの粒径が好ましい
本発明の方法を用いて調製されたマイクロカプセル化白
金族金属化合物は、−液量の貯蔵安定性オルガノシロキ
サン組成物におけるヒドロシリル化触媒として使用する
のに特に遺している。マイクロカプセル化触媒のばかに
、これらの組成物は、(A)1分子当りに少なくとも2
個のエチレン列不飽和炭化水素基を含有するポリオルガ
ノシロキサンと、(B)1分子当りに少なくとも2個の
ケイ素結合水素原子を含有するポリオルガノ水素シロキ
チンとを含んでなる。
このタイプの硬化性オルガノシロキサン組成物は十分に
よく知られているので、そのような組成物の詳細な説明
は、この明細書においては必要とされない0本発明の触
媒と共に用いるのに適した代表的な硬化性オルガノシロ
キサン組成物は、以下で例示される。
硬化性オルガノシロキサン組成物に混合される場合、本
発明の方法に従ってマイクロカプセル化される白金化合
物は、好ましくは少なくとも約2重量%の白金を含有す
る。この限界の理由は、硬化性オルガノシロキサン組成
物中に取り入れられるカプセル化用有機重合体の量を最
少にするためである。好ましいポリメチルメタクリレー
トのようなカプセル化用重合体が約2重量%より多く存
在すると、所定の試験試料の燃焼を支持するために必要
とされる酸素/窒素混合物中の酸素の最少パーセントの
表現である限界酸素指数の低下により判断されるように
、硬化性オルガノシロキサン組成物の燃焼性が実質的に
増加する、ということが観測されている。
硬化触媒が白金を約1重量%より多(含有する従来技術
のマイクロカプセル化白金化合物である液体オルガノシ
ロキサン組成物は、約60℃の温度で貯蔵中に実質的に
粘度が上昇する。従ってこれらのマイクロカプセル化化
合物は、この温度においていくらかの時間の間貯蔵され
る一液型硬化性オルガノシロキサン化合物で使用するこ
とはできない。
〔実施例〕
以下の例は、マイクロカプセル化された白金族金属化合
物を調製するための本発明の方法の好ましい11#Jと
、これらのマイクロカプセル化化合物を硬化触媒として
用いる一液型硬化性オルガノシロキサン組成物の貯蔵安
定性とを説明するものである。これらの例は、特許請求
の範囲に明示される本発明の範囲を限定するものと解釈
すべきではない。
特に断りのない限り、例中の部数及び百分率は全て重量
基準である。
■上 この例は、微細に分割された形態の液体白金化合物の周
りにメチルメタクリレート/ブチルメタクリレート共重
合体の被膜を沈澱させることによる好ましいマイクロカ
プセル化白金族金属化合物の調製を説明する。
白金化合物とカプセル化用重合体との混合物!を、(1
)デュポン社(E、1. duPont do Nem
ours andCo、)からBIVacite (R
) 2013として入手可能なメチルメタクリレート/
ブチルメタクリレート共重合体50gと、C)へキサク
ロロ白金酸を5y−−テトラメチルジビニルジシロキサ
ンと反応させ、その反応生成物をジメチルビニルシロキ
サシ基を末端基とする液体ポリジメチルシロキサンで稀
釈して白金含量を4.31%にして調製された液体白金
化合物5.0gと、(3)塩化メチレン350ccとを
、均質になるまで混合して調製した。この白金化合物の
調製は、米国特許第3419593号明細書に記載され
ている。
結果として得られた混合物Iを、窒素入口及び機械的に
駆動される攪拌翼を備えた反応器へ徐々に加えた。この
反応器には、ポリビニルアルコール(エアー・プロダク
ツ・アンド・ケミカルズ社(Air Products
 and Che+*1cals)からVlnol 2
05として入手可能)の4.1重量%水溶液560cc
と、発泡抑制剤としての数滴のn−オクタツールとを前
もって入れておいた。攪拌機は混合物Iを添加する間4
00rp−の速度で運転された。添加完了後、乳化粒子
の大きさを光学顕微鏡を用いて測定したところ、l−1
20ミクロンの範囲内にあった。
次いで、アルゴン流をエマルジゴン上に2.5日間流し
て、塩化メチレンを蒸発させた。この時点では、粒径は
約1〜約25ミクロンであった。
ムロ(Niro)の携帯式スプレー乾燥器を用いてマイ
クロカプセルを水性分散液から回収した。このスプレー
乾燥器の室に入る空気の温度は190〜200℃の範囲
内に維持し、マイクロカプセルの水分散液をこの噴霧器
にポンプで送る速度はスプレー乾燥器から出てゆく空気
の温度を100°Cに維持するように調整した。この噴
霧器は40.00Orpmの速度で回転させた。
得られた乾燥マイクロカプセルの重量は、出発物質を基
準にして88%収率に相当する68.4gであった。こ
れらのマイクロカプセルは、白金化合物の初期重量を基
準にして72.5%収率に相当する0、19%の白金を
含有していた。
本発明の方法に従って調製された、結果として得られた
マイクロカプセル化白金族金属化合物が白金に触媒され
るヒドロシリル化反応により硬化可能な貯蔵安定性の一
液型オルガノシロキサン組成物における触媒として機能
する能力を、下記の成分を均質になるまで混合して得ら
れた組成物(組成物A)を用いて評価した。その成分と
は、すなわち、 ・25°Cにおける粘度が約0.4Pa、sである末端
をジメチルビニルシロキサシ基でブロックされたポリジ
メチルシロキサン50部、 ・1分子当りに平均して5個のメチル水素シロキサン単
位及び3個のジメチルシロキサン単位を有し、且つ0.
7〜0.8重量%のケイ素結合水素原子を含有する、末
端をトリメチルシロキサシ基でブロックされたオルガノ
シロキサン共重合体1.5部、並びに、 ・ポリジオルガノシロキサンとオルガノシロキサン共重
合体とを一緒にした重量を基準として7.3ρρ−の白
金に相当する、この例において説明されたようにして調
製されたマイクロカプセル化白金化合物0.14部、 であった。
組成物Aは、室温で5ケ月間貯蔵後又は60°Cで14
日間加熱後において有意の粘度増加を示さなかった。こ
の組成物は、150°Cの温度で加熱した場合には5分
以内に硬化した。
1校斑 比較を目的として、マイクロカプセル化された白金化合
物を1987年7月20日提出の米国特許出願第075
790号明細書に記載される洗浄手順を用いて調製した
。このマイクロカプセルの水性懸濁液を調製するために
用いられた方法及び成分は、成分の量が下記の通りであ
る以外は例1で説明したのと同じであった。
27.64gのメチルメタクリレート/ブチルメタクリ
レート共重合体と、白金を4,3%含有する2、36g
の白金触媒と、250ccの塩化メチレンとの混合物を
、ポリビニルアルコール水溶液に加えた。乳化粒子の粒
径は1〜125ミクロンであった。
塩化メチレンの蒸発後、反応混合物を遠心分離して生成
されたマイクロカプセルを濃縮した。この水溶液をデカ
ントし、代わりに脱イオン水を加え、その後この分散液
を振盪しそして遠心分離した。この洗浄工程を2回繰返
した後、メタノールで3回洗浄し、マイクロカプセルを
ろ過分層した。
次いでこれらのマイクロカプセルを、白金化合物の溶媒
であるがカプセル化用重合体の溶媒ではない環式ジメチ
ルシロキサンで3回洗浄した。マイクロカプセルを環式
ジメチルシロキサンで洗浄後ろ過により分離し、次いで
約16時間空気中で乾燥させた。
乾燥生成物は、マイクロカプセルを破壊せず且つカプセ
ル化された白金化合物を放出させずには破砕することの
できない幾らかの大きい凝集物を含有するふわふわした
白色粉末であった。これらのマイクロカプセルは白金を
0.34%含有していることが分かった。
このマイクロカプセル化白金化合物が硬化触媒として機
能する能力を、例1で説明した同様の一液型オルガノシ
ロキサン組成物(組成物A)を用いて評価した。
室温で5ケ月の後には、組成物の硬化は少しも認められ
なかった。この組成物は、60℃においてはわずか1日
以内に硬化を開始し、これらの条件下における貯蔵安定
性が比較的不十分であることを示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、白金、パラジウム又はロジウムの白金族金属の液状
    又は可溶化化合物をマイクロカプセル化する方法であっ
    て、カプセル化剤が水に不溶性の熱可塑性有機重合体で
    あり、次の順序の工程、すなわち、 A、第一の液体及び界面活性剤を含んでなる連続相と、
    次の(1)〜(3)、すなわち、(1)上記第一の液体
    と不混和性である第二の液体、 (2)微細に分散された液状の又は可溶化された白金族
    金属化合物、及び (3)この化合物に不浸透性であり且つ上記第一の液体
    に不溶性である可溶化された熱可塑性有機重合体、を含
    んでなり、該重合体の重量が上記化合物の重量と少なく
    とも等しい不連続相とを含んでなるエマルジョンを形成
    する工程、 B、上記第二の液体を蒸発させて上記重合体を沈澱させ
    、そしてマイクロカプセル化された白金族金属化合物が
    上記第一の液体中に分散した分散液にする工程、 C、(1)工程Bにおいて得られた分散液を噴霧化し、 (2)この噴霧化された分散液を上記第一の液体の沸点
    と少なくとも等しい温度を有する高速ガス流に同伴させ
    、 (3)この噴霧化された分散液を上記第一の液体の実質
    的に全部を蒸発させるのに十分なだけの時間上記ガス流
    にさらし、そして、 (4)このガス流からマイクロカプセル化された白金族
    金属化合物を均質なさらさらした粉末として回収する工
    程、 を包含している上記の方法。
JP1085859A 1988-04-08 1989-04-06 白金族金属化合物のマイクロカプセル化方法 Granted JPH029440A (ja)

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