JPH0294287A - 電場発光蛍光体の製造方法 - Google Patents
電場発光蛍光体の製造方法Info
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- JPH0294287A JPH0294287A JP63243854A JP24385488A JPH0294287A JP H0294287 A JPH0294287 A JP H0294287A JP 63243854 A JP63243854 A JP 63243854A JP 24385488 A JP24385488 A JP 24385488A JP H0294287 A JPH0294287 A JP H0294287A
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、電場発光蛍光体の製造方法に関する。
(従来の技術)
電場発光蛍光体は、これを誘電物質中に分散してその両
側に電極を配置し、少なくとも一方の電極を透明電極で
構成して、これら電極に交流電圧を印加すると、その電
極間に形成される電場により発光する。従って表示素子
などに用いることができる。
側に電極を配置し、少なくとも一方の電極を透明電極で
構成して、これら電極に交流電圧を印加すると、その電
極間に形成される電場により発光する。従って表示素子
などに用いることができる。
かかる電場発光蛍光体としては、硫化亜鉛を母体とした
ものがよく知られている。しかし従来この蛍光体を用い
て製作された表示素子は、他の表示素子に比べて明るさ
や寿命がかなり悪い為、種々の改良がなされている。こ
れらのうちで寿命特性の向上については、同一出願人が
、硫化亜鉛蛍光体を加熱加圧処理することにより結晶型
を変換する蛍光体の製造方法を提案している。又、米国
特許3,113,920号には蛍光体を150〜650
mm Hgの酸素雰囲気中で700〜1000℃の温
度で加熱して輝度を向上する方法が開示されている。
ものがよく知られている。しかし従来この蛍光体を用い
て製作された表示素子は、他の表示素子に比べて明るさ
や寿命がかなり悪い為、種々の改良がなされている。こ
れらのうちで寿命特性の向上については、同一出願人が
、硫化亜鉛蛍光体を加熱加圧処理することにより結晶型
を変換する蛍光体の製造方法を提案している。又、米国
特許3,113,920号には蛍光体を150〜650
mm Hgの酸素雰囲気中で700〜1000℃の温
度で加熱して輝度を向上する方法が開示されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述したような加熱処理を行うと蛍光体
の寿命特性に悪影響を及ぼす結果となり実用上好ましく
ない。
の寿命特性に悪影響を及ぼす結果となり実用上好ましく
ない。
本発明の目的は、加熱処理を行っても高輝度及び長寿命
の電場発光蛍光体を提供することを目的とする。
の電場発光蛍光体を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段と作用)
本発明者等は、寿命特性を向上させるために、蛍光体に
種々の処理方法を検討した結果、硫化亜鉛、銅化合物お
よびハロゲン化物を含む混合物を焼成して中間蛍光体を
製造し、この中間蛍光体を200〜2000kg/dで
加圧した後700〜900℃でアニールするか、または
700〜950℃で加熱し200〜2000kg/ d
で加圧した後、オゾン雰囲気中で処理することにより、
高輝度、長寿命の電場発光蛍光体を容易に製造すること
を可能にした。
種々の処理方法を検討した結果、硫化亜鉛、銅化合物お
よびハロゲン化物を含む混合物を焼成して中間蛍光体を
製造し、この中間蛍光体を200〜2000kg/dで
加圧した後700〜900℃でアニールするか、または
700〜950℃で加熱し200〜2000kg/ d
で加圧した後、オゾン雰囲気中で処理することにより、
高輝度、長寿命の電場発光蛍光体を容易に製造すること
を可能にした。
特に、本発明の製造方法は、酸素より活性なオゾンを用
い、蛍光体表面層に酸化層を形成することにより、寿命
特性を改善するものである。
い、蛍光体表面層に酸化層を形成することにより、寿命
特性を改善するものである。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を詳述する。
硫化亜鉛に銅化合物、例えば硫酸銅(銅濃度0.02〜
0.1wt%)をスラリー状にして混合乾燥した後、こ
の混合物に融剤として、アルカリ金属、アンモニア、ア
ルカリ土類金属のハロゲン化物の少なくとも1種を5〜
lowt%混合する。しかるのち、この混合物を石英る
つぼに入れて蓋をし、1100〜1200℃の範囲の温
度で3〜10時間空気中で焼成し。
0.1wt%)をスラリー状にして混合乾燥した後、こ
の混合物に融剤として、アルカリ金属、アンモニア、ア
ルカリ土類金属のハロゲン化物の少なくとも1種を5〜
lowt%混合する。しかるのち、この混合物を石英る
つぼに入れて蓋をし、1100〜1200℃の範囲の温
度で3〜10時間空気中で焼成し。
焼成抜脱イオン水で数回洗浄し、乾燥して中間蛍光体を
作る。この中間蛍光体を700〜950℃で加熱し、2
00〜2000kg、/Jで加圧処理した後、蛍光体を
オゾン発生装置にいれ、処理を行うと、発光輝度が高く
かつ長寿命の電場発光蛍光体を実現できることが判明し
た。オゾンは高出力水銀紫外線ランプまたは放電により
発生させることができる。
作る。この中間蛍光体を700〜950℃で加熱し、2
00〜2000kg、/Jで加圧処理した後、蛍光体を
オゾン発生装置にいれ、処理を行うと、発光輝度が高く
かつ長寿命の電場発光蛍光体を実現できることが判明し
た。オゾンは高出力水銀紫外線ランプまたは放電により
発生させることができる。
第1図は種々の濃度のオゾン処理したときの蛍光体で電
場発光表示素子を製作し、これに150V。
場発光表示素子を製作し、これに150V。
6ktlzの交流で励起したときの初期輝度及び輝度半
減期間(寿命)を示したものである0曲線(A)で示し
たように、寿命はオゾンが50ppmを蹴えると長くな
り、又輝度は、曲線(B)に示したように50〜200
PPImの範囲でオゾン処理しない蛍光体より輝度が高
くなる。従って寿命曲線(A)と輝度曲線(B)から好
ましいオゾンの濃度範囲は50〜200pρIである。
減期間(寿命)を示したものである0曲線(A)で示し
たように、寿命はオゾンが50ppmを蹴えると長くな
り、又輝度は、曲線(B)に示したように50〜200
PPImの範囲でオゾン処理しない蛍光体より輝度が高
くなる。従って寿命曲線(A)と輝度曲線(B)から好
ましいオゾンの濃度範囲は50〜200pρIである。
以下具体的な実施例について述べる。
硫化亜鉛沈殿1kgと硫酸銅5水和物2.36 gに脱
イオン水を加えてよくスラリー状にして混合し、これを
150℃で12時間乾燥する。次にこの混合物200
g に塩化ナトリウム6g、塩化マグネシウム6水和
物6g塩化ストロンチウム6水和物6gを混合して石英
るつぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空
気中で焼成した。焼成後、この焼成物を取出して脱イオ
ン水で3回洗浄し、ろ過したのち、150℃で10時間
乾燥した。
イオン水を加えてよくスラリー状にして混合し、これを
150℃で12時間乾燥する。次にこの混合物200
g に塩化ナトリウム6g、塩化マグネシウム6水和
物6g塩化ストロンチウム6水和物6gを混合して石英
るつぼに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時間空
気中で焼成した。焼成後、この焼成物を取出して脱イオ
ン水で3回洗浄し、ろ過したのち、150℃で10時間
乾燥した。
次にこの乾燥物100 g をゴム袋に入れ、ラバー
プレス装置により1,000に/fflの静水圧で3分
間加圧した。このとき、ゴム袋の中に水が入らないよう
に注意が必要である。次にゴム袋より蛍光体を取出して
石英るつぼに入れ、蓋をしないで6時間空気中でアニー
ルした。アニール後、この蛍光体をるつぼから取出して
5%酢酸水溶液に入れ、80℃で1時間撹拌洗浄したの
ち、脱イオン水で5回洗浄した。ろ過、乾燥後、蛍光体
をオゾン発生装置に入れ、150ppmのオゾン雰囲気
で30分間処理を行った。このとき、オゾン発生の為の
紫外線、放電による光に直接蛍光体がさらさないように
、アルミフォイル等のカバーが必要である。その後ふる
い工程を経て所要の蛍光体とした。
プレス装置により1,000に/fflの静水圧で3分
間加圧した。このとき、ゴム袋の中に水が入らないよう
に注意が必要である。次にゴム袋より蛍光体を取出して
石英るつぼに入れ、蓋をしないで6時間空気中でアニー
ルした。アニール後、この蛍光体をるつぼから取出して
5%酢酸水溶液に入れ、80℃で1時間撹拌洗浄したの
ち、脱イオン水で5回洗浄した。ろ過、乾燥後、蛍光体
をオゾン発生装置に入れ、150ppmのオゾン雰囲気
で30分間処理を行った。このとき、オゾン発生の為の
紫外線、放電による光に直接蛍光体がさらさないように
、アルミフォイル等のカバーが必要である。その後ふる
い工程を経て所要の蛍光体とした。
この蛍光体をシリコン樹脂に混練して、間隔100〜2
00陣の透明電極間に配置して150V 、 6 kH
zの交流を印加した結果、オゾン処理を行わない蛍光体
に比べて初期輝度10%、輝度半減期間が約40%向上
したものが得られた。
00陣の透明電極間に配置して150V 、 6 kH
zの交流を印加した結果、オゾン処理を行わない蛍光体
に比べて初期輝度10%、輝度半減期間が約40%向上
したものが得られた。
なお1本発明のオゾン処理は、15分〜12時間行えば
良い。
良い。
E発明の効果〕
本発明の電場発光蛍光体の製造方法によれば、オゾン処
理することにより高輝度及び長寿命の蛍光体を容易に製
造することができる。
理することにより高輝度及び長寿命の蛍光体を容易に製
造することができる。
第1図は本発明により製造された電場発光蛍光体の初期
輝度及び輝度半減期間と製造時のオゾン濃度との関係を
グラフで示す図である。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹花喜久男
輝度及び輝度半減期間と製造時のオゾン濃度との関係を
グラフで示す図である。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 竹花喜久男
Claims (1)
- 硫化亜鉛、銅化合物およびハロゲン化物を含む混合物
を焼成して中間蛍光体を製造する工程と、前記蛍光体を
加熱および加圧処理する工程と、前記蛍光体をオゾン雰
囲気中で処理する工程とを少なくとも具備することを特
徴とする電場発光蛍光体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63243854A JPH0294287A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 電場発光蛍光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63243854A JPH0294287A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 電場発光蛍光体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0294287A true JPH0294287A (ja) | 1990-04-05 |
Family
ID=17109947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63243854A Pending JPH0294287A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 電場発光蛍光体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0294287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059347A1 (en) * | 1999-06-07 | 2000-12-13 | Osram Sylvania Inc. | Electroluminescent phosphor with high brightness |
US7014793B2 (en) | 2002-05-31 | 2006-03-21 | Osram Sylvania Inc. | Method of making electroluminescent phosphor using sonochemistry |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63243854A patent/JPH0294287A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1059347A1 (en) * | 1999-06-07 | 2000-12-13 | Osram Sylvania Inc. | Electroluminescent phosphor with high brightness |
US7014793B2 (en) | 2002-05-31 | 2006-03-21 | Osram Sylvania Inc. | Method of making electroluminescent phosphor using sonochemistry |
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