JPH0292454A - 雰囲気熱処理方法 - Google Patents
雰囲気熱処理方法Info
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- JPH0292454A JPH0292454A JP24712488A JP24712488A JPH0292454A JP H0292454 A JPH0292454 A JP H0292454A JP 24712488 A JP24712488 A JP 24712488A JP 24712488 A JP24712488 A JP 24712488A JP H0292454 A JPH0292454 A JP H0292454A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は、金属等の熱処理に関し、特に処理物の表面に
元素又は化合物を蒸着させて作用させ、該金属等の表面
を清浄化処理してろう付は等を行なう雰囲気熱処理方法
に関するものである。
元素又は化合物を蒸着させて作用させ、該金属等の表面
を清浄化処理してろう付は等を行なう雰囲気熱処理方法
に関するものである。
（ロ）従来技術
アルミニウムなどのガスによる還元が困難な金属のろう
付けには、塩化物やフッ化物等のフラックスを該金属に
塗付し、これを加熱溶融させてその表面の酸化物等を除
去し、金属表面の接合ろう材への濡れ性を向上させて、
ろう付けを行なう方法が最も多い。
付けには、塩化物やフッ化物等のフラックスを該金属に
塗付し、これを加熱溶融させてその表面の酸化物等を除
去し、金属表面の接合ろう材への濡れ性を向上させて、
ろう付けを行なう方法が最も多い。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
このようなフラックスろう付けでは、ろう付は部材の表
面にフラックスが残り、水分の存在下でアルミニウムを
腐食するため、ろう付は後の洗浄を厳密に行なう必要が
ある。
面にフラックスが残り、水分の存在下でアルミニウムを
腐食するため、ろう付は後の洗浄を厳密に行なう必要が
ある。
このために、近時非腐食性のフラックスが開発された。
しかし、この種の７ラツクスは水に不溶性であるため、
ろう付は後の洗浄で除去できないので、その塗付量を極
度に少量として、ろう付は後の光輝度を確保する必要が
ある。
ろう付は後の洗浄で除去できないので、その塗付量を極
度に少量として、ろう付は後の光輝度を確保する必要が
ある。
このため、ろう付は雰囲気はＮ！等で炉内の残留醸素を
小さくしている。しかし、フラックス粉を極めて少量で
均一にろう付は部材の表面に塗付することは困難な作業
である。
小さくしている。しかし、フラックス粉を極めて少量で
均一にろう付は部材の表面に塗付することは困難な作業
である。
（ニ）問題を解決する手段
そこで１本発明は、上記した如く微量のフラックスを均
一にろう付は部材の表面に塗付するために、第１図に示
す実施例の如く、Ｎ２雰囲気中にフラックスを溶融蒸発
させた蒸気を混合して炉中に送気し、昇温途中のろう付
は部材の表面にフラックスを蒸着させてろう付けを行な
う方法で。
一にろう付は部材の表面に塗付するために、第１図に示
す実施例の如く、Ｎ２雰囲気中にフラックスを溶融蒸発
させた蒸気を混合して炉中に送気し、昇温途中のろう付
は部材の表面にフラックスを蒸着させてろう付けを行な
う方法で。
少量のフラックスを均一にろう付は部材の表面に付着さ
せることができる優れた雰囲気熱処理方法を提供するも
のである。
せることができる優れた雰囲気熱処理方法を提供するも
のである。
以下１本発明の実施例を図により説明する。
（ホ）実施例
本発明の方法をアルミニウムのろう付は炉に用いる場合
には、フラックス成分を蒸発させて炉の雰囲気ガスであ
る窒素をキャリヤガスとしてこれにフラックスの蒸気を
のせて、アルミニウム部品に付着させてろう付けするも
のである。
には、フラックス成分を蒸発させて炉の雰囲気ガスであ
る窒素をキャリヤガスとしてこれにフラックスの蒸気を
のせて、アルミニウム部品に付着させてろう付けするも
のである。
第１図はこれを実施する装置の一例を示す断面説明図で
ある。
ある。
ろう付は品が通過するマツフルケース４にはその加熱室
ｌに接して蕪発室３が接続されている。
ｌに接して蕪発室３が接続されている。
該ム発室３には蒸発ポット９が設けられている。
ろう付は品はメツシュベルトコンベア５でマツフルケー
ス４内で加熱、ろう付け、冷却されてマツフルケース４
から搬出される。
ス４内で加熱、ろう付け、冷却されてマツフルケース４
から搬出される。
加熱室１はヒーター６で最高６１０℃に加熱され、一方
蒸発室３は蒸発ボッ′ト９中にＫＦとＡｌＦ２を重量比
で６０ ： ４０％〜５０：５０％を溶融（融点的５６
５℃）して、６４０℃に加熱される。
蒸発室３は蒸発ボッ′ト９中にＫＦとＡｌＦ２を重量比
で６０ ： ４０％〜５０：５０％を溶融（融点的５６
５℃）して、６４０℃に加熱される。
炉は昇温に先立ち、Ｎ、ガス（Ｄ、Ｐ、−７０℃以下、
Ｏｐ２ｐｐｍ以下）をキャリヤガス入口１１と雰囲気ガ
ス入口１２より送入し、マツフルケース４内の空気を排
除し、ケース３内の雰囲気をｏ、ｐ。
Ｏｐ２ｐｐｍ以下）をキャリヤガス入口１１と雰囲気ガ
ス入口１２より送入し、マツフルケース４内の空気を排
除し、ケース３内の雰囲気をｏ、ｐ。
を−４５℃以下、０９を２０ｐｐｍ以下に保って昇温を
始める。
始める。
前記の加熱室ｌを６１０℃±５℃、蒸発室３をヒーター
で熱して６４０℃として、アルミニウムろう付は部品を
搬入する。
で熱して６４０℃として、アルミニウムろう付は部品を
搬入する。
マツフルケース４内に搬入された部品は加熱されて昇温
を始める。
を始める。
蒸発ポット９中のＫＦとＡ ＪＩ Ｆ ｓの共融混合物
は溶融液中ではＫ Ａ ｆＬＦ ａとに、ＡｆＬＦ、の
共融物となり、その一部が蒸発し、蒸発したこの共融物
は炉の入口方向へ向ってキャリヤガス入口１１からのキ
ャリヤガスに乗って運ばれ、昇温途中のろう付は部品に
蒸着する。
は溶融液中ではＫ Ａ ｆＬＦ ａとに、ＡｆＬＦ、の
共融物となり、その一部が蒸発し、蒸発したこの共融物
は炉の入口方向へ向ってキャリヤガス入口１１からのキ
ャリヤガスに乗って運ばれ、昇温途中のろう付は部品に
蒸着する。
ろう付は品の温度がマツフルケース４中を移動するにつ
れて昇って５６５℃以上になると、ろう付は品に蒸着し
た前記の共融物は溶融し、アルミニウムろう付は部品の
表面の酸化物などを除去してろう材の流れと濡れ性を良
くシ１部品の接合部に充分に侵入し、冷却室２でろう材
は凝固してろう付けが完了する。
れて昇って５６５℃以上になると、ろう付は品に蒸着し
た前記の共融物は溶融し、アルミニウムろう付は部品の
表面の酸化物などを除去してろう材の流れと濡れ性を良
くシ１部品の接合部に充分に侵入し、冷却室２でろう材
は凝固してろう付けが完了する。
この作業中でのフラックス蒸発物がマツフルケース４の
昇温部に蒸着したものは、これを回収して再利用される
。
昇温部に蒸着したものは、これを回収して再利用される
。
以とのろう付は方法は、従来からのフラックスろう付け
のようにろう付は品のろう接合部分にあらかじめフラッ
クスを塗付する工程が省け、ろう付は部品の表面はフラ
ックスの塗付方法よりもフラックスが一様に少量蒸着さ
れるので、奇麗であることが認められた。
のようにろう付は品のろう接合部分にあらかじめフラッ
クスを塗付する工程が省け、ろう付は部品の表面はフラ
ックスの塗付方法よりもフラックスが一様に少量蒸着さ
れるので、奇麗であることが認められた。
なお、本実施例では、雰囲気と空気を遮断するためのス
テンレス箔のカーテン１３．１３を用い、カーテンが遮
断されたマツフルケース４中にＮ２を送入して一層の外
気・遮断効果をあげて蒸発物の使用量を少なくした。
テンレス箔のカーテン１３．１３を用い、カーテンが遮
断されたマツフルケース４中にＮ２を送入して一層の外
気・遮断効果をあげて蒸発物の使用量を少なくした。
なお、１０は外気を遮断するための保護ガス入口、７は
冷却水入口、８は冷却水の出口である。
冷却水入口、８は冷却水の出口である。
（へ）発明の効果
一般にアルミニウムのろう付けにおいて、フラックスを
一様にアルミニウム部品の表面に少量塗付する工程は、
かなり困難な作業である。
一様にアルミニウム部品の表面に少量塗付する工程は、
かなり困難な作業である。
フラックスを少量塗付するためには、まずフラックスを
液体などにより濃度を薄くすることが行なわれているが
、フラックスには水に溶けるものが多く、溶剤としてア
ルコール類や他の溶剤などを用いて懸濁液として塗付し
なければならず、コスト高となり、しかも環境を汚染す
る。
液体などにより濃度を薄くすることが行なわれているが
、フラックスには水に溶けるものが多く、溶剤としてア
ルコール類や他の溶剤などを用いて懸濁液として塗付し
なければならず、コスト高となり、しかも環境を汚染す
る。
また、前記Ｋ Ａ Ｉ Ｆ ｍは水に不溶であるので、
水懸濁液として塗付できるが、水が含まれていることは
ろう付は雰囲気を汚染し、ろう付は不良率を高くする。
水懸濁液として塗付できるが、水が含まれていることは
ろう付は雰囲気を汚染し、ろう付は不良率を高くする。
本発明は以上の欠点を補い、優れたろう付は方法を提供
するものである。
するものである。
第１図は本発明方法を実施する装置の一例であるアルミ
ニウムのろう付は炉の断面説明図である。 符号説明 １−加熱室 ２−冷却室 ３−蒸発室 ４−−２ツフル
ケース ５−メツシュベルトコンベア６−ヒーター７−
冷却水人口 ８−冷却水出口９−蒸発ポット ｌ〇−保
護ガス入口 １１−キャリヤガス入口 １２−雰囲気ガス入口１３−
雰囲気ガス遮断カーテン
ニウムのろう付は炉の断面説明図である。 符号説明 １−加熱室 ２−冷却室 ３−蒸発室 ４−−２ツフル
ケース ５−メツシュベルトコンベア６−ヒーター７−
冷却水人口 ８−冷却水出口９−蒸発ポット ｌ〇−保
護ガス入口 １１−キャリヤガス入口 １２−雰囲気ガス入口１３−
雰囲気ガス遮断カーテン
Claims (1)
- 元素又は化合物を加熱溶融するか化学反応させてその全
部又は一部を蒸発させ、これを保護雰囲気に混合して混
合ガスとし、この混合ガスに被熱処理品をさらして該被
熱処理品を保護雰囲気中におくと共にその表面に作用さ
せて該表面をろう付けに適するように清浄化して熱処理
することを特徴とする雰囲気熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24712488A JPH0292454A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 雰囲気熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24712488A JPH0292454A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 雰囲気熱処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292454A true JPH0292454A (ja) | 1990-04-03 |
| JPH0579434B2 JPH0579434B2 (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=17158789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24712488A Granted JPH0292454A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 雰囲気熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0292454A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147164A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-06 | Furukawa Alum Co Ltd | Ｍｇ含有Ａｌ合金の気相ろう付法 |
| JPH02169198A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-06-29 | Furukawa Alum Co Ltd | ＡｌまたはＡｌ合金のろう付法 |
| JPH03128170A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-31 | Furukawa Alum Co Ltd | 気相ろう付方法 |
| JPH03128169A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-31 | Furukawa Alum Co Ltd | 気相ろう付方法 |
| JPH0412365U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-31 | ||
| JPH0498364U (ja) * | 1990-08-13 | 1992-08-25 | ||
| CN102773628A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-11-14 | 上海大学 | 耐高温Ag-Cu-Li-O金属封接材料及其使用方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5417350A (en) * | 1977-07-05 | 1979-02-08 | Ford Motor Co | Brazing of metal* particularly aluminum or aluminum alloy using bromine flux |
| JPS564397A (en) * | 1979-06-27 | 1981-01-17 | Ichiro Kawakatsu | Soft brazing method of not producing any residue by flux |
| JPS62104672A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 無フラツクスはんだ付け方法 |
| JPS6487058A (en) * | 1987-09-28 | 1989-03-31 | Showa Aluminum Corp | Method for brazing aluminum material |
| JPH01157769A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Showa Alum Corp | アルミニウム材のろう付方法 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24712488A patent/JPH0292454A/ja active Granted
Patent Citations (5)
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| JPH03128170A (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-31 | Furukawa Alum Co Ltd | 気相ろう付方法 |
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| CN102773628A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-11-14 | 上海大学 | 耐高温Ag-Cu-Li-O金属封接材料及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0579434B2 (ja) | 1993-11-02 |
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