JPH0292241A - 絵付成形品の製造方法 - Google Patents

絵付成形品の製造方法

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Publication number
JPH0292241A
JPH0292241A JP63245814A JP24581488A JPH0292241A JP H0292241 A JPH0292241 A JP H0292241A JP 63245814 A JP63245814 A JP 63245814A JP 24581488 A JP24581488 A JP 24581488A JP H0292241 A JPH0292241 A JP H0292241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
specific temperature
ink
molded product
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP63245814A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Kato
加藤 鉄郎
Kiichiro Okano
岡野 紀一郎
Kenji Ikeda
憲司 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Asahi Denka Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP63245814A priority Critical patent/JPH0292241A/ja
Publication of JPH0292241A publication Critical patent/JPH0292241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は流動性材料を用いて立体成形品を製造する方法
に係わり、特に詳しくは立体成形品の表面に文字、絵柄
等を施すことの可能な絵付成形品の製造方法に関するも
のである。
【従来の技術】
成形型に流し込んで製造するするチ騨コレート等の表面
に、所望の文字、絵柄等の装飾を施す方法としては、通
常本体のチ鰭コレートを単独で成形した後、この表面に
チェーブ等から所望の材料を絞り出しながらデザインす
ることが行われている。しかし、この方法は工程が二段
階となるので生産能率が上がらないと云う欠点があり、
またチeコレートの本体と装飾部がずれて絵柄が一致し
ないと云う問題点もあった。 このような製造法の問題点を解消するものとして提案さ
れた、特公昭53−12589号公報の技術も周知であ
る。すなわち、同公報に提案された技術は、透明な熱可
塑性合成樹脂フィルムに油脂を主材とする食用インキで
謄写印刷し、この印刷済みフィルムを凹部に成形し、該
凹部に流動性の菓子生地を流し込んで成形するものであ
るから、菓子の成形と菓子表面への絵付けが一度に行え
ると云う利点がある。また、菓子本体の形成と絵付けを
同時に行うので、絵柄がずれると云う問題点も同時に解
消されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した特公昭53−12589号公報
の技術は絵柄を転写する面が平面的なものにしか適用出
来ないと云う問題点があった。 したがって、本発明は複雑な曲面にも絵柄を付与するこ
との出来る、絵付成形品の製造方法を提供しようとする
ものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、所望の凹形状に成形され、特定温度以上に
加熱されたとき、記憶した前記凹形状を回復すると共に
外力により変形容易となる形状記憶樹脂製の成形型を、
前記特定温度以上に加熱して外力により平坦とした後、
直ちに前記特定温度未満に冷却して前記平坦な形状を維
持し、前記成形型の四部となる前記平坦部にインキを塗
布した後、前記特定温度以上に加熱して前記凹形状を回
復させ、前記特定温度未満に冷却して前記凹部に流動性
材料を流し込み、該流動性材料の冷却固化表面に前記イ
ンキを転写することを特徴とする絵付成形品の製造方法
を提供するものである。
【作用】
本発明になる絵付成形品の製造方法は上記した構成であ
るので、所望の凹形状に形成された形状記憶樹脂製の成
形型を特定温度以上に加熱して外力により平坦とし、直
ちに前記特定温度未満に冷却して前記平坦な状態を維持
する。成形型の凹部となる前記平坦部にインキを塗布し
た後、前記特定温度以上に加熱して前記凹形状を回復さ
せ、再度前記特定温度未填に冷却して前記凹部に流動性
材料を流し込むと冷却されて固化するが、固化の過程で
流動性材料の表面に前記インキが転写される。該インキ
が転写された絵付成形品を型抜きした後、前記成形型は
特定温度以上に加熱すれば、再び平坦に加工出来るので
続けて絵付成形品の製造が可能となる。
【実施例】
つぎに本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。 図中1は絵付チFコレート2を製造するための形状記憶
樹脂(例えば日本ゼオン(株)製ノーソレックス)3か
らなる一体成形型である。一体成形型1は150°Cに
加熱されたシート状の形状記憶樹脂3が、真空成形機(
図示せず)によって凹部IAを有する凹形状に成形され
、この温度で1分間保持されて形状が記憶されている。 一体成形型1はこのあと(35℃以下に)冷却されて絵
付チ日コレート2の製造に供されるものであるが、35
℃以上に加熱されると記憶した前記形状を回復する性質
を持つと共に、半溶融状態のガラス質のようになり、外
力を作用させると容易に変形することも出来る。 上記した特性を持つ一体成形型1を、35〜40℃の温
水4aが張られた温水槽4に浸漬して加熱し、上下に設
けられたローラ5によって平坦に加工する。平坦に加工
された一体成形型1aは前記ローラ5の直後に設けられ
ている冷却ファン6によって直ちに記憶した形状を回復
する温度(35°C)未満の室温、例えば25℃まで冷
却されて堅固となる。平坦に加工された一体成形型1a
の凹部lAに対応する部位に可食性のインキ、例えば絵
付チ日コレート2の生地2aとは異なる色に着色されて
いるチロコレート系のインキ2bがスクリーン印刷機7
によって所望の絵柄2cとなるべく印刷されている。イ
ンキ2bは次工程における一体成形型1aから1への変
形に対応可能とするため、やや粘度を高くシ、且つ絵柄
2bの厚みも0.2.、程度と厚目とするのが好ましい
。なお、当然のことながら絵柄2cの中に設ける文字は
逆文字で印刷を行うものであり、3色、4色の多色とす
ることも出来る。全ての印刷が完了した後、平坦となっ
ている一体成形型1aは適当な加熱手段、例えばヒータ
8によって35℃以上に加熱され、記憶している前記凹
部IAを有する一体成形型1の形状を回復する。形状が
回復した一体成形型1を15〜20℃の冷水が張られた
冷水槽に大半を浸漬して冷却しながら流動性のあるチョ
コレート生地2aを凹部IAに流し込む。温かい流動性
のあるチロコレート生地2aが流し込まれると、一体成
形型1の内面に印刷されているインキ2bからなる絵柄
2Cがチロコレート生地2aと融合して、固化したチロ
コレート生地2aの上に絵柄2cが転写される。所望の
絵柄2Cが表面に転写された絵付チ日コレート2は型抜
きされて製品となる。絵付チ日コレート2の型抜きは一
体成形型1の形状によってはそのまま引き抜いても良い
し、加熱して外力を作用させて成形型を変形させてもか
まわない。絵付チョコレート2が型抜きされた一体成形
型1は、再び温水槽4で加熱すれば、平坦加工、印刷と
云う次の製造工程が始まることになる。 なお、成形型、加熱、冷却方法等は実施例に示したもの
に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
【発明の効果】
以上説明したように本発明になる絵付成形品の製造方法
は、特定温度以上に加熱されると、記憶している形状を
回復すると共に外力によって変形容易となる形状記憶樹
脂製の成形型を用いる製造方法であって、流動性材料を
流し込む成形型を一旦平坦に加工した後、この表面にイ
ンキで所望の絵柄が得られるべく印刷するものであるか
ら、色、形状共に自在にデザインすることが出来る。 そして、印刷した後、所望の成形品が得られる形状に成
形型を復元して流動性材料を流し込んで製造するので、
複雑な形状の成形品の表面にも自在に所望の絵柄を付与
することが出来、付加価値の高い成形品を得ることが可
能となる。。 また、成形品の製造と絵柄の転写が同時に行われるので
生産性が高いと云う利点があり、さらに一体成形型の材
料である形状記憶樹脂が金型に比較して廉価であり、型
造りが容易であると云うことも大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は絵付成形品が成形型の内部に形成された状況を
断面で示す説明図、第2図は平坦加工時の説明図、第3
図は印刷時の説明図、第4図は形状回復時の説明図、第
5図は流動性材料充填時の説明図である。 1・・・一体成形型、 la・・・一体成形型(平坦時)、 2・・・絵付チ日コレート、 2a・・・チョコレート生地、 2b・・・インキ、 2c・・・絵柄、 3・・・形状記憶樹脂、 4・・・温水槽、 4a・・・温水、 5・・・ローラ、 6・・・冷却ファン、 7・・・スクリーン印刷機、 8・・・ヒータ、 9・・・冷水層、 9a・・・冷水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所望の凹形状に成形され、特定温度以上に加熱されたと
    き、記憶した前記凹形状を回復すると共に外力により変
    形容易となる形状記憶樹脂製の成形型を、前記特定温度
    以上に加熱して外力により平坦とした後、直ちに前記特
    定温度未満に冷却して前記平坦な形状を維持し、前記成
    形型の凹部となる前記平坦部にインキを塗布した後、前
    記特定温度以上に加熱して前記凹形状を回復させ、前記
    特定温度未満に冷却して前記凹部に流動性材料を流し込
    み、該流動性材料の冷却固化表面に前記インキを転写す
    ることを特徴とする絵付成形品の製造方法。
JP63245814A 1988-09-29 1988-09-29 絵付成形品の製造方法 Pending JPH0292241A (ja)

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