JPH0291871A - ディスクファイル装置 - Google Patents
ディスクファイル装置Info
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- JPH0291871A JPH0291871A JP24556388A JP24556388A JPH0291871A JP H0291871 A JPH0291871 A JP H0291871A JP 24556388 A JP24556388 A JP 24556388A JP 24556388 A JP24556388 A JP 24556388A JP H0291871 A JPH0291871 A JP H0291871A
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- housing
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- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N Alumina Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 101000606504 Drosophila melanogaster Tyrosine-protein kinase-like otk Proteins 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
磁気ディスク装置などのディスクファイル装置に関し、
ヘッドディスクアセンブリを密閉収容するハウジングを
一体化した中空箱型構造にして剛性を高めると共に、ヘ
ッドディスクアセンブリの組立性を容易化し、ヘッド位
置決め精度を向上と、該ハウジング内の温度上昇を低減
することを目的とし、回転しない中心固定軸に回転可能
に支持され、かつディスクを装着したハブ、該ハブの内
周面に設けられたロータ及び前記中心固定軸に設けられ
たステータよりなる回転モータから構成されるディスク
回転機構と、ヘッドをディスクの半径方向に位置決めす
るヘッドポジショナと、これらを密閉収容するハウジン
グとを備えるディスクファイル構成において、前記ハウ
ジングは、3方の側面に開口部を有する中空箱形の筐体
と、該筐体の一方の1側面に、そこに形成した開口部を
密閉するように取付けられる密封カバーとからなり、前
記筐体と密封カバーとで形成される密閉空間には前記デ
ィスク回転機構が中心固定軸の両端を該筐体の側面に固
定して収容され、前記筐体の1開口部にそれぞれ対向し
、かつ互いに隣接する他方の2側面の開口部には信号ケ
ーブルで相互に接続した前記ヘッドポジショナとヘッド
制御系の信号中継板とが筐体外に露出するように気密に
装着した構成とする。
一体化した中空箱型構造にして剛性を高めると共に、ヘ
ッドディスクアセンブリの組立性を容易化し、ヘッド位
置決め精度を向上と、該ハウジング内の温度上昇を低減
することを目的とし、回転しない中心固定軸に回転可能
に支持され、かつディスクを装着したハブ、該ハブの内
周面に設けられたロータ及び前記中心固定軸に設けられ
たステータよりなる回転モータから構成されるディスク
回転機構と、ヘッドをディスクの半径方向に位置決めす
るヘッドポジショナと、これらを密閉収容するハウジン
グとを備えるディスクファイル構成において、前記ハウ
ジングは、3方の側面に開口部を有する中空箱形の筐体
と、該筐体の一方の1側面に、そこに形成した開口部を
密閉するように取付けられる密封カバーとからなり、前
記筐体と密封カバーとで形成される密閉空間には前記デ
ィスク回転機構が中心固定軸の両端を該筐体の側面に固
定して収容され、前記筐体の1開口部にそれぞれ対向し
、かつ互いに隣接する他方の2側面の開口部には信号ケ
ーブルで相互に接続した前記ヘッドポジショナとヘッド
制御系の信号中継板とが筐体外に露出するように気密に
装着した構成とする。
本発明は磁気ディスク装置等のディスクファイル装置に
係り、特に記録・再生時におけるヘッドの位置決め精度
の向上と、該装置内の温度上昇の低減を図った装置構成
に関するものである。
係り、特に記録・再生時におけるヘッドの位置決め精度
の向上と、該装置内の温度上昇の低減を図った装置構成
に関するものである。
磁気ディスク装置においては高記録密度化に伴って、記
録・再生時での磁気ヘッド位置決めの高精度化が重要な
課題となっている。
録・再生時での磁気ヘッド位置決めの高精度化が重要な
課題となっている。
このような磁気ヘッドの位置決め精度を阻害する主な要
因としては大別して、■構成部品の寸法精度及び組立精
度、■ヘッドポジショナ等の駆動時の振動、■磁気ディ
スクの回転時における風損やヘッドポジショナ等のコイ
ル部の温度上昇による構成部品の熱膨張、熱変形などが
ある。このため、そのようなヘッド位置決めの精度向上
としては、(a)ヘッドディスクアセンブリを密閉収容
するハウジング及び組立体の高い剛性、(b)構成部品
の寸法精度及び組立性精度の向上、(C)該ハウジング
内の温度の低減及び温度変動差の縮小等が必要とされる
。
因としては大別して、■構成部品の寸法精度及び組立精
度、■ヘッドポジショナ等の駆動時の振動、■磁気ディ
スクの回転時における風損やヘッドポジショナ等のコイ
ル部の温度上昇による構成部品の熱膨張、熱変形などが
ある。このため、そのようなヘッド位置決めの精度向上
としては、(a)ヘッドディスクアセンブリを密閉収容
するハウジング及び組立体の高い剛性、(b)構成部品
の寸法精度及び組立性精度の向上、(C)該ハウジング
内の温度の低減及び温度変動差の縮小等が必要とされる
。
従来における磁気ディスク装置としては、第4図及び第
5図に示すようなヘッドディスクアセンブリ(HDA)
を密閉容器に収容した装置が知られている。即ち、第4
図の装置はベース筐体2とカバ一体3とからなる密閉構
造のハウジング1内にディスク回転機構4と、ヘッドポ
ジショナ(この図の場合、揺動型)5等を収容している
。また第5図の装置は縦割で2分割し、一方の分割ハウ
ジング11の分割面にディスク回転機構12の非回転ス
ピンドル12a及び揺動型ヘッドポジショナ13の中心
固定軸13aを位置決めし、かつ双方の分割ハウジング
がそれら機構部12.13を囲むようにして収容してい
る。
5図に示すようなヘッドディスクアセンブリ(HDA)
を密閉容器に収容した装置が知られている。即ち、第4
図の装置はベース筐体2とカバ一体3とからなる密閉構
造のハウジング1内にディスク回転機構4と、ヘッドポ
ジショナ(この図の場合、揺動型)5等を収容している
。また第5図の装置は縦割で2分割し、一方の分割ハウ
ジング11の分割面にディスク回転機構12の非回転ス
ピンドル12a及び揺動型ヘッドポジショナ13の中心
固定軸13aを位置決めし、かつ双方の分割ハウジング
がそれら機構部12.13を囲むようにして収容してい
る。
ところで上記した従来の二種の磁気ディスク装置では、
何れもハウジングl、11内の温度の低下及び各構成部
分での温度変動差の縮小が容易でない。
何れもハウジングl、11内の温度の低下及び各構成部
分での温度変動差の縮小が容易でない。
またこれらのハウジング1.11は何れも分割型の構造
からなるため、特に第4図に示す装置構成においてはハ
ウジング1の剛性が低く、ヘッドポジショナ5等の駆動
時の振動による共振変形などによってヘッド位置決め精
度が低下する問題がある。また第5図の装置構成にあっ
ては組立性に難があり、ヘッド位置決め精度が低下する
等の欠点があった。
からなるため、特に第4図に示す装置構成においてはハ
ウジング1の剛性が低く、ヘッドポジショナ5等の駆動
時の振動による共振変形などによってヘッド位置決め精
度が低下する問題がある。また第5図の装置構成にあっ
ては組立性に難があり、ヘッド位置決め精度が低下する
等の欠点があった。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み、ヘッドディスク
アセンブリを密閉収容するハウジングの剛性を高めると
共に、ヘッドディスクアセンブリの組立性を容易化し、
更に該ハウジング内の温度上昇を低減してヘッド位置決
め精度を向上した新規なディスクファイル装置を提供す
ることを目的とするものである。
アセンブリを密閉収容するハウジングの剛性を高めると
共に、ヘッドディスクアセンブリの組立性を容易化し、
更に該ハウジング内の温度上昇を低減してヘッド位置決
め精度を向上した新規なディスクファイル装置を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記した目的を達成するため、回転しない中心
固定軸に回転可能に支持され、かつディスクを装着した
ハブ、該ハブの内周面に設けられたロータ及び前記中心
固定軸に設けられたステータよりなる回転モータから構
成されるディスク回転機構と、ヘッドをディスクの半径
方向に位置決めするヘッドポジショナと、これらを密閉
収容するハウジングとを備えるディスクファイル構成に
おいて、前記ハウジングは、3方の側面に開口部を有す
る中空箱形の筐体と、該筐体の一方の1側面に、そこに
形成した開口部を密閉するように取付けられる密封カバ
ーとからなり、前記筐体と密封カバーとで形成される密
閉空間には前記ディスク回転機構が中心固定軸の両端を
該筐体の側面に固定して収容され、前記筐体の1開口部
にそれぞれ対向し、かつ互いに隣接する他方の2側面の
開口部には信号ケーブルで相互に接続した前記ヘラ
内部構成体の熱膨張や熱変形が軽減される。そのドボジ
ショナとヘッド制御系の信号中継板とが筐 結果1、
ラド位置決め精度が向上すると共に、記体外に露出する
ように気密に装着した構成とする。 録再生時の熱的
オフトラックも低減される。
固定軸に回転可能に支持され、かつディスクを装着した
ハブ、該ハブの内周面に設けられたロータ及び前記中心
固定軸に設けられたステータよりなる回転モータから構
成されるディスク回転機構と、ヘッドをディスクの半径
方向に位置決めするヘッドポジショナと、これらを密閉
収容するハウジングとを備えるディスクファイル構成に
おいて、前記ハウジングは、3方の側面に開口部を有す
る中空箱形の筐体と、該筐体の一方の1側面に、そこに
形成した開口部を密閉するように取付けられる密封カバ
ーとからなり、前記筐体と密封カバーとで形成される密
閉空間には前記ディスク回転機構が中心固定軸の両端を
該筐体の側面に固定して収容され、前記筐体の1開口部
にそれぞれ対向し、かつ互いに隣接する他方の2側面の
開口部には信号ケーブルで相互に接続した前記ヘラ
内部構成体の熱膨張や熱変形が軽減される。そのドボジ
ショナとヘッド制御系の信号中継板とが筐 結果1、
ラド位置決め精度が向上すると共に、記体外に露出する
ように気密に装着した構成とする。 録再生時の熱的
オフトラックも低減される。
本発明のディスクファイル装置では、ヘッドディスクア
センブリを密閉収容するハウジングの主要部が、例えば
アルミナセラミックスからなる中空箱形の筐体とされで
いるため、剛性が高められ、また該中空箱形筐体の3方
の側面にそれぞれ開口部を設け、その各開口部にディス
ク回転機構、ヘッドポジショナ及び信号中継板とを気密
に固定した構成としているので、ヘッドポジショナ等の
駆動時の振動による共振変形などが低減される。
センブリを密閉収容するハウジングの主要部が、例えば
アルミナセラミックスからなる中空箱形の筐体とされで
いるため、剛性が高められ、また該中空箱形筐体の3方
の側面にそれぞれ開口部を設け、その各開口部にディス
ク回転機構、ヘッドポジショナ及び信号中継板とを気密
に固定した構成としているので、ヘッドポジショナ等の
駆動時の振動による共振変形などが低減される。
更に前記へッドポジシ目すと信号中継板とは、短い信号
ケーブルで接続可能であり、またそれらの発熱計の多い
部分であるコイルの保持体と電子部品取り付は面がハウ
ジング外に露出するように取付けることにより、外部へ
の熱放散が効果的になされ、該ハウジング内の温度が著
しく低減され、〔実施例〕 以下図面を用いて本発明を磁気ディスク装置に適用した
例について詳細に説明する。
ケーブルで接続可能であり、またそれらの発熱計の多い
部分であるコイルの保持体と電子部品取り付は面がハウ
ジング外に露出するように取付けることにより、外部へ
の熱放散が効果的になされ、該ハウジング内の温度が著
しく低減され、〔実施例〕 以下図面を用いて本発明を磁気ディスク装置に適用した
例について詳細に説明する。
第1図は本実施例のヘッドディスクアセンブリを密閉収
容する匣体を示す斜視図である。
容する匣体を示す斜視図である。
第1図において筐体21は4側面の内、3側面22゜2
3及び24にそれぞれ開口部22a、 23a及び24
aが設けられたアルミナセラミックス製の一体的な中空
箱形状からなっている。開口部を設けた3側面は図示の
ように2側面23.24が残りの1側面22に対向する
ように形成されている。このため2側面23゜24に設
けられた開口部23aと24aは接近した隣接位置関係
にある。
3及び24にそれぞれ開口部22a、 23a及び24
aが設けられたアルミナセラミックス製の一体的な中空
箱形状からなっている。開口部を設けた3側面は図示の
ように2側面23.24が残りの1側面22に対向する
ように形成されている。このため2側面23゜24に設
けられた開口部23aと24aは接近した隣接位置関係
にある。
そしてこの筐体21は第2図の平面図に示すように第一
の開口部22aには、複数枚の磁気ディスク26が、例
えば左半分だけ収納されるようにディスり回転機構25
を介して回転可能に設置される。即ち、ディスク群26
は内周面にロータを取着したハブに装着され、ハブはベ
アリングを介して中心固定軸27に回転可能に設けられ
、該中心固定軸27は外周面にステータを取着し、その
両端を前記開口部22aの上下取付は面にボルト38に
より固定している。
の開口部22aには、複数枚の磁気ディスク26が、例
えば左半分だけ収納されるようにディスり回転機構25
を介して回転可能に設置される。即ち、ディスク群26
は内周面にロータを取着したハブに装着され、ハブはベ
アリングを介して中心固定軸27に回転可能に設けられ
、該中心固定軸27は外周面にステータを取着し、その
両端を前記開口部22aの上下取付は面にボルト38に
より固定している。
一方、ディスク群26の右半分は金属製の密封カバー2
8が前記開口部22aを閉塞するようにバッキング等を
介して筐体21の該当側面22に固定され、該密封カバ
ー28により完全に包囲される。
8が前記開口部22aを閉塞するようにバッキング等を
介して筐体21の該当側面22に固定され、該密封カバ
ー28により完全に包囲される。
また第二の開口部23aには、揺動型へラドポジショナ
29が設置される。即ち、揺動型へラドポジショナ29
は磁気ヘッド30の支持アーム群を固定した可動部31
の外周面に磁石32を取付け、かつ前面が開口したコイ
ル保持体(金属製)33の内周面にコイル34を固定す
ると共に、その開口部23aに植立した中心固定軸35
に前記可動部31を回転方向に揺動可能に取付けた構造
からなる。そして第2図に示すようにヘッド、ヘッド支
持アーム群を筐体21内に収容し、かつ発熱量の大きい
コイル34と磁石32とからなる位置決め用揺動モータ
をコイル保持体33で囲むようにして筐体21外に取付
けている。
29が設置される。即ち、揺動型へラドポジショナ29
は磁気ヘッド30の支持アーム群を固定した可動部31
の外周面に磁石32を取付け、かつ前面が開口したコイ
ル保持体(金属製)33の内周面にコイル34を固定す
ると共に、その開口部23aに植立した中心固定軸35
に前記可動部31を回転方向に揺動可能に取付けた構造
からなる。そして第2図に示すようにヘッド、ヘッド支
持アーム群を筐体21内に収容し、かつ発熱量の大きい
コイル34と磁石32とからなる位置決め用揺動モータ
をコイル保持体33で囲むようにして筐体21外に取付
けている。
なお、筐体21とコイル保持体33との接触面にはバッ
キングが施されている。
キングが施されている。
更に第三の開口部24aには、前記ヘッド30及びヘッ
ドポジショナ29に対し信号を伝送する電気回路を搭載
したプリント基板よりなる信号中継板36が回路部品取
り付は面を筺体21外へ露出するように宛てがった状態
で、これも同様にバッキング等を介して気密に取付けら
れている。
ドポジショナ29に対し信号を伝送する電気回路を搭載
したプリント基板よりなる信号中継板36が回路部品取
り付は面を筺体21外へ露出するように宛てがった状態
で、これも同様にバッキング等を介して気密に取付けら
れている。
なお、37はフレキシブルケーブルからなる信号線であ
り、これはへラドポジショナ29と信号中継板36とが
接近しているので比較的に短いケーブルで十分である。
り、これはへラドポジショナ29と信号中継板36とが
接近しているので比較的に短いケーブルで十分である。
従って、かかる実施例の装置構成にあっては、筐体21
をアルミナセラミックスからなる中空箱型の一体構成と
し、該筐体21の第一の開口部22aにディスク回転機
構25の中心固定軸27を垂直に固定した構造としてい
るため、剛性が著しく高められ、揺動型へラドポジショ
ナ29の駆動時の振動による共振変形などが低減できる
。しかもディスク26の回転系がその中心固定軸27と
ハブとの間で構成されることにより小型になる。
をアルミナセラミックスからなる中空箱型の一体構成と
し、該筐体21の第一の開口部22aにディスク回転機
構25の中心固定軸27を垂直に固定した構造としてい
るため、剛性が著しく高められ、揺動型へラドポジショ
ナ29の駆動時の振動による共振変形などが低減できる
。しかもディスク26の回転系がその中心固定軸27と
ハブとの間で構成されることにより小型になる。
また可動磁石タイプの揺動型ヘッドポジショナ29の発
熱量の大きい揺動モータの取付体であるコイル保持体3
3と信号中継板36を、筐体21外に露出させた構成と
しているため、例えばコイル34で発生したジュール熱
の大部分は金属製のコイル保持体33に伝導されて外部
へ放熱され、信号中継板36の発熱電子部品で発生する
熱もその殆どが外部へ放出される。
熱量の大きい揺動モータの取付体であるコイル保持体3
3と信号中継板36を、筐体21外に露出させた構成と
しているため、例えばコイル34で発生したジュール熱
の大部分は金属製のコイル保持体33に伝導されて外部
へ放熱され、信号中継板36の発熱電子部品で発生する
熱もその殆どが外部へ放出される。
従って、本実施例の筐体21、密封カバー28を主体と
してなる密閉ハウジング1内ではディスク回転機構25
の回転モーター(ロータとステータ)及び磁気ディスク
26の回転時の風損等による発熱のみになる。その結果
、前記ハウジング1内の温度上昇が大幅に低く抑えられ
、サーマルオフトラック等が低減できるなど、ヘッド位
置決め精度を向上することが可能となり、当該装置の信
頼性が高められる。
してなる密閉ハウジング1内ではディスク回転機構25
の回転モーター(ロータとステータ)及び磁気ディスク
26の回転時の風損等による発熱のみになる。その結果
、前記ハウジング1内の温度上昇が大幅に低く抑えられ
、サーマルオフトラック等が低減できるなど、ヘッド位
置決め精度を向上することが可能となり、当該装置の信
頼性が高められる。
また前記コイル34及びハウジング1内の温度が共に低
く抑えら゛れることによってヘッドアクセス用電流を多
く流すことも可能となり、ヘッドアクセスの高速化も図
れる。
く抑えら゛れることによってヘッドアクセス用電流を多
く流すことも可能となり、ヘッドアクセスの高速化も図
れる。
第3図の要部断面図は筐体21の2側面22と23に設
けた開口部22a、 23aにディスク回転機構25及
びヘッドポジショナ29を組込む際の説明図であり、先
ず筐体21の底面21aとへラドポジショナ29の底面
を組立て基準面Aとし、該筐体21の開口部22a。
けた開口部22a、 23aにディスク回転機構25及
びヘッドポジショナ29を組込む際の説明図であり、先
ず筐体21の底面21aとへラドポジショナ29の底面
を組立て基準面Aとし、該筐体21の開口部22a。
23aを有する側面22.23 (IJI立て基準面A
に対して垂直)の周縁部(取付は面)とディスク回転機
構25の中心固定軸27、ヘッドポジショナ29の取付
は面(コイル保持体33の側面)及びその中心固定軸3
5との平行度、更に筺体21及びヘッドポジショナ29
の組立て基準面Aとした底面に対するディスク回転機構
25の取付は高さHと各ディスク26及び各ヘッド30
の相対的な取付は高さを予め高精度に設定しておく。
に対して垂直)の周縁部(取付は面)とディスク回転機
構25の中心固定軸27、ヘッドポジショナ29の取付
は面(コイル保持体33の側面)及びその中心固定軸3
5との平行度、更に筺体21及びヘッドポジショナ29
の組立て基準面Aとした底面に対するディスク回転機構
25の取付は高さHと各ディスク26及び各ヘッド30
の相対的な取付は高さを予め高精度に設定しておく。
かくすれば、組立て定盤41と基準高さ調整治具42を
用い、図示のように該定盤41上に筐体21とへラドポ
ジショナ29とを載置し、先ず該筐体21の開口部22
aを有する側面22の周縁部(取付は面)に対して基準
高さ調整治具42により取付は高さHに調節したディス
ク回転機構25を、その中心固定軸27の両端のボルト
38止めにより固定する。次にヘンドボジショナ29を
対応する開口部23aを有する側面23の周縁部(取付
は面)へ矢印Bで示すように移動し、各ディスク26に
対して各ヘッド30をそれぞれ組合わせた状態に配置し
てねし止め(図示省略)によって固定することにより、
前記ディスク回転機構25とへラドポジショナ29の相
対高さ及びディスク側の中心固定軸27とポジショナ側
の回転中心軸35との平行度が精度良く、しかも容易に
組立てることが可能となる。
用い、図示のように該定盤41上に筐体21とへラドポ
ジショナ29とを載置し、先ず該筐体21の開口部22
aを有する側面22の周縁部(取付は面)に対して基準
高さ調整治具42により取付は高さHに調節したディス
ク回転機構25を、その中心固定軸27の両端のボルト
38止めにより固定する。次にヘンドボジショナ29を
対応する開口部23aを有する側面23の周縁部(取付
は面)へ矢印Bで示すように移動し、各ディスク26に
対して各ヘッド30をそれぞれ組合わせた状態に配置し
てねし止め(図示省略)によって固定することにより、
前記ディスク回転機構25とへラドポジショナ29の相
対高さ及びディスク側の中心固定軸27とポジショナ側
の回転中心軸35との平行度が精度良く、しかも容易に
組立てることが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るディスク
ファイル装置よれば、ヘッドディスクアセンブリを密閉
収容するハウジングの主要部がアルミナセラミックス等
からなる中空箱型の筐体とされているため剛性が高めら
れる。
ファイル装置よれば、ヘッドディスクアセンブリを密閉
収容するハウジングの主要部がアルミナセラミックス等
からなる中空箱型の筐体とされているため剛性が高めら
れる。
またその筐体の少なくとも2方の側面にそれぞれ設けた
開口部の一つにはディスク回転機構を密閉カバーで囲む
ように設け、他の一つには可動磁石揺動型のへ・ラドポ
ジショナの発熱部分を外部へ露出するように気密に固定
した構成としているので、組立が容易になると共に、ハ
ウジング内の温度上昇が著しく低減されることから、組
立精度やヘッド位置決め時の振動や熱的な内部環境条件
によるオフトラック等が大幅に改善され、ヘッド位置決
め精度が著しく向上する。よって当該装置の信頼性が高
められ、実用老優れた効果を奏する。
開口部の一つにはディスク回転機構を密閉カバーで囲む
ように設け、他の一つには可動磁石揺動型のへ・ラドポ
ジショナの発熱部分を外部へ露出するように気密に固定
した構成としているので、組立が容易になると共に、ハ
ウジング内の温度上昇が著しく低減されることから、組
立精度やヘッド位置決め時の振動や熱的な内部環境条件
によるオフトラック等が大幅に改善され、ヘッド位置決
め精度が著しく向上する。よって当該装置の信頼性が高
められ、実用老優れた効果を奏する。
第1図は本発明に係るディスクファイル装置におけるハ
ウジングの一部構成を示す斜 視図、 第2図は本発明を磁気ディスク装置に適用した実施例を
示す一部を切り欠いた平面図、第3図は第2図の磁気デ
ィスク装置の組立例を説明するための要部側断面図、 第4図及び第5図は従来の磁気ディスク装置を説明する
ための概略断面図である。 第1図乃至第3図において、 21は筐体、21aは底面、22〜24は側面、22a
は第一の開口部、23aは第二の開口部、24aは第三
の開口部、25はディスク回転機構、26は磁気ディス
ク、27は中心固定軸、28は密封カバー、29はへラ
ドポジショナ、30は磁気ヘッド、31は可動部、32
は磁石、33はコイル保持体、34はコイル、35は中
心固定軸、36は信号中継板、37は信号ケーブル、3
8はボルト、41は組立て定盤、42は調整治具をそれ
ぞれ示す。 第2図
ウジングの一部構成を示す斜 視図、 第2図は本発明を磁気ディスク装置に適用した実施例を
示す一部を切り欠いた平面図、第3図は第2図の磁気デ
ィスク装置の組立例を説明するための要部側断面図、 第4図及び第5図は従来の磁気ディスク装置を説明する
ための概略断面図である。 第1図乃至第3図において、 21は筐体、21aは底面、22〜24は側面、22a
は第一の開口部、23aは第二の開口部、24aは第三
の開口部、25はディスク回転機構、26は磁気ディス
ク、27は中心固定軸、28は密封カバー、29はへラ
ドポジショナ、30は磁気ヘッド、31は可動部、32
は磁石、33はコイル保持体、34はコイル、35は中
心固定軸、36は信号中継板、37は信号ケーブル、3
8はボルト、41は組立て定盤、42は調整治具をそれ
ぞれ示す。 第2図
Claims (3)
- (1)回転しない中心固定軸(27)に回転可能に支持
され、かつディスク(26)を装着したハブ、該ハブの
内周面に設けられたロータ及び前記中心固定軸(27)
に設けられたステータよりなる回転モータから構成され
るディスク回転機構(25)と、ヘッド(30)をディ
スク(26)の半径方向に位置決めするヘッドポジショ
ナ(29)と、これらを密閉収容するハウジング(1)
とを備えるディスクファイル構成において、 前記ハウジング(1)は、3方の側面(22〜24)に
開口部(22a〜24a)を有する中空箱形の筐体(2
1)と、該筺体(21)の一方の1側面(22)に、そ
こに形成した開口部(22a)を密閉するように取付け
られる密封カバー(28)とからなり、 前記筺体(21)と密封カバー(28)とで形成される
密閉空間には前記ディスク回転機構(25)が中心固定
軸(27)の両端を該筺体(21)の側面(22)に固
定して収容され、 前記筐体(21)の1開口部(22a)にそれぞれ対向
し、かつ互いに隣接する他方の2側面(23、24)の
開口部(23a、24a)には信号ケーブル(37)で
相互に接続した前記ヘッドポジショナ(29)とヘッド
制御系の信号中継板(36)とが筐体(21)外に露出
するように気密に装着されていることを特徴とするディ
スクファイル装置。 - (2)上記筺体(21)がアルミナセラミック材からな
ることを特徴とする請求項1に記載のディスクファイル
装置。 - (3)回転しない中心固定軸(27)に回転可能に支持
され、かつディスク(26)を装着したハブ、該ハブの
内周面に設けられたロータ及び前記中心固定軸(27)
に設けられたステータよりなる回転モータから構成され
るディスク回転機構(25)と、ヘッド(30)をディ
スク(26)の半径方向に位置決めする可動磁石型式の
揺動型ヘッドポジショナ(29)と、これらを密閉収容
するハウジング(1)とを備えるディスクファイル構成
において、前記ハウジング(1)は少なくとも2方の側
面(22、23)に開口部(22a、23a)を有する
中空箱形の筐体(21)と、該筺体(21)の一方の1
側面(22)に、そこに形成した開口部(22a)を密
閉するように取付けられる密封カバー(28)とからな
り、前記筺体(21)と密封カバー(28)とで形成さ
れる密閉空間には前記ディスク回転機構(25)が中心
固定軸(27)の両端を該筺体(21)の側面(22)
に固定して収容され、 前記筺体(21)の他方の開口部(23a)には前記ヘ
ッドポジショナ(29)が位置決め用揺動モータを構成
するコイル(34)の保持体(33)を筺体(21)外
に露出するようにして気密に装着されていることを特徴
とするディスクファイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24556388A JPH0291871A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ディスクファイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24556388A JPH0291871A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ディスクファイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291871A true JPH0291871A (ja) | 1990-03-30 |
Family
ID=17135568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24556388A Pending JPH0291871A (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | ディスクファイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0291871A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62112284A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-23 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | デイスク・フアイル装置 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP24556388A patent/JPH0291871A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62112284A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-23 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | デイスク・フアイル装置 |
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