JPH029162Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029162Y2 JPH029162Y2 JP15825783U JP15825783U JPH029162Y2 JP H029162 Y2 JPH029162 Y2 JP H029162Y2 JP 15825783 U JP15825783 U JP 15825783U JP 15825783 U JP15825783 U JP 15825783U JP H029162 Y2 JPH029162 Y2 JP H029162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- latch
- air cylinder
- piston
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は船舶等の燃料油タンク用としての非
常遮断弁の改良に関するものである。
常遮断弁の改良に関するものである。
一般に船舶内における配管系は狭小なところに
配設されており、そのためバルブの開閉操作が困
難である。特に燃料油タンクの配管系においては
火災発生時に一々バルブを締めることができない
ので遠隔操作により一挙に遮断する型式が採用さ
れている。しかしながら上記従来のこの種非常遮
断弁はすべてバネの復元弾性を利用して遮断する
型式であり、バネ筐が大きく、閉弁操作レバーも
側方に突出していて嵩高であつた。
配設されており、そのためバルブの開閉操作が困
難である。特に燃料油タンクの配管系においては
火災発生時に一々バルブを締めることができない
ので遠隔操作により一挙に遮断する型式が採用さ
れている。しかしながら上記従来のこの種非常遮
断弁はすべてバネの復元弾性を利用して遮断する
型式であり、バネ筐が大きく、閉弁操作レバーも
側方に突出していて嵩高であつた。
この考案は従来この種非常遮断弁の上記問題点
を解決したもので、その目的とするところは閉弁
作動用のバネをそなえずそれだけ小型とし作動も
確実な非常遮断弁とするにある。
を解決したもので、その目的とするところは閉弁
作動用のバネをそなえずそれだけ小型とし作動も
確実な非常遮断弁とするにある。
この考案の詳細を添付図面に示す実施例に基づ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
第1図において1は弁筐、2は弁筐内を区画す
るように設けた、弁孔3をそなえる弁座である。
るように設けた、弁孔3をそなえる弁座である。
4は弁孔3を開閉するステムであるが、その弁
板5は流体流入通路6側に位置し、ステム4は上
部のエアシリンダー7のピストン8に接続されて
いる。
板5は流体流入通路6側に位置し、ステム4は上
部のエアシリンダー7のピストン8に接続されて
いる。
ピストン8の上部には軸心孔(又は溝)9が形
成してあり、又エアシリンダー7の上部カバー1
0に螺入したハンドル付きネジ軸11の下端は前
記ピストンの軸心孔(又は溝)9に進退自在に且
つ回動自在に挿入され、ネジ軸11の下端には鍔
12が設けてあつてこの鍔はピストン8の上端に
設けたキヤツプ形の掛金13により抜止めとなつ
ている。
成してあり、又エアシリンダー7の上部カバー1
0に螺入したハンドル付きネジ軸11の下端は前
記ピストンの軸心孔(又は溝)9に進退自在に且
つ回動自在に挿入され、ネジ軸11の下端には鍔
12が設けてあつてこの鍔はピストン8の上端に
設けたキヤツプ形の掛金13により抜止めとなつ
ている。
エアシリンダー7の上部にはハンドル付きネジ
軸11を回動上昇させることにより前記ピストン
上端の掛金13を掛止めするボールクラツチ14
が第4図に拡大して示すように等間隔を保ち3ケ
配設してある。15はボールクラツチのボール、
16はボールを押すコイルバネ、17はコイルバ
ネの弾性を調整する止ねじを示す。
軸11を回動上昇させることにより前記ピストン
上端の掛金13を掛止めするボールクラツチ14
が第4図に拡大して示すように等間隔を保ち3ケ
配設してある。15はボールクラツチのボール、
16はボールを押すコイルバネ、17はコイルバ
ネの弾性を調整する止ねじを示す。
エアシリンダー7の中途にはピストン8を強制
下降せしめるための圧縮空気供給口18がある。
下降せしめるための圧縮空気供給口18がある。
この考案は上記したような構造であり、その作
動は、第1図の状態の非常遮断弁において、ハン
ドル付きネジ軸11を回動操作してこれを上昇さ
せ、ピストン8上端の掛金13をボールクラツチ
14を乗り超えさせてこれに掛止めさせる。第2
図は掛止めされた状態を示し、この状態ではステ
ム4も引き上げられて弁孔3は開き、且つハンド
ル付きネジ軸11は同一方向への回動が不能とな
る。
動は、第1図の状態の非常遮断弁において、ハン
ドル付きネジ軸11を回動操作してこれを上昇さ
せ、ピストン8上端の掛金13をボールクラツチ
14を乗り超えさせてこれに掛止めさせる。第2
図は掛止めされた状態を示し、この状態ではステ
ム4も引き上げられて弁孔3は開き、且つハンド
ル付きネジ軸11は同一方向への回動が不能とな
る。
この状態からハンドル付きネジ軸11を反対側
に回動させる。即ちハンドル付きネジ軸11を下
降させる。ハンドル付きネジ軸11の中途には下
降下限を規制するストツパー19が取付けてある
ので、ストツパーがシリンダー7の上部カバー1
0に当るまで回動させる。第3図はこの状態を示
し、燃料油タンクからの燃料油はパイプを経て内
燃機関等に供給される。
に回動させる。即ちハンドル付きネジ軸11を下
降させる。ハンドル付きネジ軸11の中途には下
降下限を規制するストツパー19が取付けてある
ので、ストツパーがシリンダー7の上部カバー1
0に当るまで回動させる。第3図はこの状態を示
し、燃料油タンクからの燃料油はパイプを経て内
燃機関等に供給される。
而して船内に非常事態が発生してバルブを緊急
遮断する必要が生じたときは、エアシリンダー7
に設けられた圧縮空気供給18に圧縮空気が供給
され、ピストン8は圧力を受けて掛金13がボー
ルクラツチ14から外れ、ステム4は一挙に下降
して第1図(第3図1点鎖線)のように閉弁する
のである。
遮断する必要が生じたときは、エアシリンダー7
に設けられた圧縮空気供給18に圧縮空気が供給
され、ピストン8は圧力を受けて掛金13がボー
ルクラツチ14から外れ、ステム4は一挙に下降
して第1図(第3図1点鎖線)のように閉弁する
のである。
このように本考案は、バネの力によることなく
圧縮空気により作動するエアシリンダーをステム
に接続し、常時はステムに連結されたエアシリン
ダーのピストンをハンドル付きネジ軸の操作で上
昇させ且つピストン上端の掛金をシリンダー上部
のボールクラツチに掛止めしておくものであるか
ら開弁操作もきわめて容易であり、且つ緊急遮断
のエアシリンダーへの圧縮空気供給でピストンを
下降させるものであるから作動も確実を期すこと
ができるという効果がある。
圧縮空気により作動するエアシリンダーをステム
に接続し、常時はステムに連結されたエアシリン
ダーのピストンをハンドル付きネジ軸の操作で上
昇させ且つピストン上端の掛金をシリンダー上部
のボールクラツチに掛止めしておくものであるか
ら開弁操作もきわめて容易であり、且つ緊急遮断
のエアシリンダーへの圧縮空気供給でピストンを
下降させるものであるから作動も確実を期すこと
ができるという効果がある。
又前記したように従来の如きバネの力を利用せ
ずエアシリンダーとしたので従来の非常遮断弁に
比して著しく小型化し得るという効果がある。
ずエアシリンダーとしたので従来の非常遮断弁に
比して著しく小型化し得るという効果がある。
第1図乃至第3図は本考案に係る非常遮断面の
作動をその順に示す縦断正面図、第4図は第1図
の−線における拡大断面図である。 2……弁座、3……弁孔、4……ステム、5…
…弁板、7……エアシリンダー、8……ピスト
ン、9……上端軸心孔、10……エアシリンダー
の上部カバー、11……ハンドル付きネジ軸、1
2……下端鍔、13……掛金、14……ボールク
ラツチ、18……圧縮空気供給口。
作動をその順に示す縦断正面図、第4図は第1図
の−線における拡大断面図である。 2……弁座、3……弁孔、4……ステム、5…
…弁板、7……エアシリンダー、8……ピスト
ン、9……上端軸心孔、10……エアシリンダー
の上部カバー、11……ハンドル付きネジ軸、1
2……下端鍔、13……掛金、14……ボールク
ラツチ、18……圧縮空気供給口。
Claims (1)
- 弁孔を開閉する弁体のステム上部にエアシリン
ダーを取付けてそのピストンの上部に、エアシリ
ンダーの上部に設けたボールクラツチに掛止めさ
れる掛金を付設し、エアシリンダーの上部カバー
に螺入したハンドル付きネジ軸の下端部をピスト
ン上端部の軸心孔に進退自在に且つ回動自在に挿
入し前記掛金で抜止めとし、前記掛金をボールク
ラツチに掛止めで開弁状態を維持し、エアシリン
ダーに圧縮空気を供給して前記掛金を強制離脱し
閉弁することを特徴とする燃料タンク用非常遮断
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15825783U JPS6065488U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 燃料タンク用非常遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15825783U JPS6065488U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 燃料タンク用非常遮断弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6065488U JPS6065488U (ja) | 1985-05-09 |
JPH029162Y2 true JPH029162Y2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=30348687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15825783U Granted JPS6065488U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 燃料タンク用非常遮断弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6065488U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627898Y2 (ja) * | 1985-11-26 | 1994-07-27 | 大阪酸素工業株式会社 | 高圧ガス容器弁 |
KR102415431B1 (ko) * | 2021-12-15 | 2022-07-04 | 한국서부발전 주식회사 | 고압용 감압밸브 |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP15825783U patent/JPS6065488U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6065488U (ja) | 1985-05-09 |
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