JPH029118B2 - - Google Patents
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- JPH029118B2 JPH029118B2 JP57092936A JP9293682A JPH029118B2 JP H029118 B2 JPH029118 B2 JP H029118B2 JP 57092936 A JP57092936 A JP 57092936A JP 9293682 A JP9293682 A JP 9293682A JP H029118 B2 JPH029118 B2 JP H029118B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D13/00—Electrophoretic coating characterised by the process
- C25D13/02—Electrophoretic coating characterised by the process with inorganic material
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
電気泳動的ほうろう被覆方法では、懸濁状ほう
ろう微粒子を、電界の作用下に陽極を構成する金
属片上に分離する。この分離方法は、高イオン濃
度の水性懸濁物すなわちほうろうスリツプを電解
反応と結合したものである。電流及びそれに基く
ほうろう微粒子の分離により、金属片表面に望ま
しからぬ諸反応が生起し、該反応はガス発生及び
担体材料の酸化生成物の形態で発現する。そのた
め分離されたほうろう被覆は孔中に侵入し、且つ
主として鉄からなる担体構成材料の酸化生成物に
て変色される。
ろう微粒子を、電界の作用下に陽極を構成する金
属片上に分離する。この分離方法は、高イオン濃
度の水性懸濁物すなわちほうろうスリツプを電解
反応と結合したものである。電流及びそれに基く
ほうろう微粒子の分離により、金属片表面に望ま
しからぬ諸反応が生起し、該反応はガス発生及び
担体材料の酸化生成物の形態で発現する。そのた
め分離されたほうろう被覆は孔中に侵入し、且つ
主として鉄からなる担体構成材料の酸化生成物に
て変色される。
ドイツ国特許(DE−PS)20 45 265号から亜
鉛被覆方法が知られているが、該法による被覆に
於けるこの広範な欠点は防止される。
鉛被覆方法が知られているが、該法による被覆に
於けるこの広範な欠点は防止される。
この方法は自体良好に機能するが、欠点として
亜鉛被覆を薄く極めて一様に施さねばならぬこと
及び追加手段のため設備が大となり、従つて設備
費及び消耗材料費が上昇することがある。
亜鉛被覆を薄く極めて一様に施さねばならぬこと
及び追加手段のため設備が大となり、従つて設備
費及び消耗材料費が上昇することがある。
本発明の課題は、斯かる既知の欠点を回避し亜
鉛被覆を施さずとも、或いは一層薄い又は一様で
ない担体構成材料の亜鉛被覆に対しても満足すべ
きほうろう被覆の提供を目的とする、電気泳動的
ほうろう被覆方法を明らかにすることである。こ
の目的のため、ほうろう被覆方法は、特許請求の
範囲の主要項(第1項)に前記した諸特徴により
特徴づけられるのである。
鉛被覆を施さずとも、或いは一層薄い又は一様で
ない担体構成材料の亜鉛被覆に対しても満足すべ
きほうろう被覆の提供を目的とする、電気泳動的
ほうろう被覆方法を明らかにすることである。こ
の目的のため、ほうろう被覆方法は、特許請求の
範囲の主要項(第1項)に前記した諸特徴により
特徴づけられるのである。
包括的諸利点は、特許請求の範囲の第2項以下
により得られる。
により得られる。
金属片表面の酸化は、スリツプに混合され且つ
ほうろうの分離の際に陽極(金属片)域に於て電
子供与体となる物質により防止され得ることが見
出された。特に、酸化性で且つ一定条件下で反応
媒体として作用し、半ば還元媒体として知られて
いる化合物が重要である。斯かる種類の化合物
は、例えば亜硝酸塩、亜硫酸塩、次亜リン酸塩、
シアン化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物(有機還
元媒体)である。斯かる物質は組合せて添加する
こともできる。塩化物、臭化物及びヨウ化物に関
しては、ハロゲンは水素及びその他の金属に対し
て常に負価として挙動し、酸素に対しては正の
1、3、5又は7価として挙動することを考慮す
る要がある。
ほうろうの分離の際に陽極(金属片)域に於て電
子供与体となる物質により防止され得ることが見
出された。特に、酸化性で且つ一定条件下で反応
媒体として作用し、半ば還元媒体として知られて
いる化合物が重要である。斯かる種類の化合物
は、例えば亜硝酸塩、亜硫酸塩、次亜リン酸塩、
シアン化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物(有機還
元媒体)である。斯かる物質は組合せて添加する
こともできる。塩化物、臭化物及びヨウ化物に関
しては、ハロゲンは水素及びその他の金属に対し
て常に負価として挙動し、酸素に対しては正の
1、3、5又は7価として挙動することを考慮す
る要がある。
臭化カリウムは、スリツプ添加物としての作用
を非常に明瞭に示すものである。
を非常に明瞭に示すものである。
第1図は、被覆及び乾燥し、焼成していない試
験板を示すものであり、下方域はほうろう被覆の
前にドイツ国特許(DE−PS)20 45 265号に記
載された方法に従つて亜鉛被覆されたものであ
る。亜鉛被覆されていない上方域と比較すると、
亜鉛被覆された域上の分離ほうろう被覆は平滑で
孔を有さない。
験板を示すものであり、下方域はほうろう被覆の
前にドイツ国特許(DE−PS)20 45 265号に記
載された方法に従つて亜鉛被覆されたものであ
る。亜鉛被覆されていない上方域と比較すると、
亜鉛被覆された域上の分離ほうろう被覆は平滑で
孔を有さない。
第2図では5個のほうろう被覆試験板を示して
いるが、スリツプへの臭化カリウムの各種高添加
の作用が認められる。
いるが、スリツプへの臭化カリウムの各種高添加
の作用が認められる。
下方域は、ほうろうによる電気泳動的被覆の前
に、亜鉛被覆した試験板であり、上方域はそうで
はない、臭化カリウム濃度を0から2.0g/ま
で増加させた。
に、亜鉛被覆した試験板であり、上方域はそうで
はない、臭化カリウム濃度を0から2.0g/ま
で増加させた。
スリツプの調製に際しては、酸化性物質がスリ
ツプ中に予かじめ存在しないように注意を払つ
た。(蒸留水の使用による等) スリツプ中に臭化カリウムを含有せぬもの(第
2図1、左上の試験板)から、亜鉛の作用効果が
明瞭に認められる。欠陥のないほうろう被覆は亜
鉛被覆域のみである。
ツプ中に予かじめ存在しないように注意を払つ
た。(蒸留水の使用による等) スリツプ中に臭化カリウムを含有せぬもの(第
2図1、左上の試験板)から、亜鉛の作用効果が
明瞭に認められる。欠陥のないほうろう被覆は亜
鉛被覆域のみである。
0.5乃至1.5g臭化カリウム/lスリツプの濃度
では、ほうろう被覆後の亜鉛被覆表面と亜鉛未被
覆表面の間には実質的に何等の差異も存在しな
い。
では、ほうろう被覆後の亜鉛被覆表面と亜鉛未被
覆表面の間には実質的に何等の差異も存在しな
い。
2.0g臭化カリウム/lスリツプの濃度では亜
鉛被覆表面にほうろうの収縮が確認される。前記
試験は、直接ほうろう被覆に適したチタン白ほう
ろうで実施された。酸化性物質の最適濃度は、多
数の試験で明らかなように、ほうろうのタイプ、
スリツプ及び使用物質によつて異なる。
鉛被覆表面にほうろうの収縮が確認される。前記
試験は、直接ほうろう被覆に適したチタン白ほう
ろうで実施された。酸化性物質の最適濃度は、多
数の試験で明らかなように、ほうろうのタイプ、
スリツプ及び使用物質によつて異なる。
本発明の方法により、金属片上の亜鉛被覆が薄
く又は一様でない場合でも、一様の気泡の生成が
無いほうろう被覆が得られる。本発明の方法には
追加手段は何等必要でなく、ほうろうスリツプへ
の斯かる添加物により、むしろ亜鉛被覆一層薄く
する、或いは亜鉛被覆を全く無くす可能性がでて
くる。要点は、斯かる添加物が一方ではほうろう
と親和性があり且つ他方では電子供与性があるこ
とであり、そのため、陽極を構成する金属片での
望ましからぬ諸反応を全体的或いは部分的に防止
することである。
く又は一様でない場合でも、一様の気泡の生成が
無いほうろう被覆が得られる。本発明の方法には
追加手段は何等必要でなく、ほうろうスリツプへ
の斯かる添加物により、むしろ亜鉛被覆一層薄く
する、或いは亜鉛被覆を全く無くす可能性がでて
くる。要点は、斯かる添加物が一方ではほうろう
と親和性があり且つ他方では電子供与性があるこ
とであり、そのため、陽極を構成する金属片での
望ましからぬ諸反応を全体的或いは部分的に防止
することである。
第1図は従来法の一つで製造した試験板の表面
状態を示す写真である。第2図はほうろう被覆試
験片の表面状態を示す解析図である。
状態を示す写真である。第2図はほうろう被覆試
験片の表面状態を示す解析図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ほうろうと親和性があり且つ陽極の金属片域
にて電子を供与するような物質をほうろうの水性
懸濁物に添加することを特徴とするほうろう(セ
ラミツク)を電気泳動的に被覆する方法。 2 ほうろうスリツプに添加される物質が塩化
物、臭化物又はヨウ化物であることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載の電気泳動的被
覆方法。 3 該物質を単独或いは組合せて使用することを
特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項に
記載の電気泳動的被覆方法。 4 ほうろうスリツプに添加される物質が臭化カ
リウムから成ることを特徴とする、特許請求の範
囲第1項乃至第3項の少くとも1項に記載の電気
泳動的被覆方法。 5 ほうろうスリツプにほうろうスリツプ1当
り0.5乃至1.5gの臭化カリウムを添加することを
特徴とする、特許請求の範囲第4項に記載の電気
泳動的被覆方法。 6 ほうろうスリツプに臭化ナトリウムを添加す
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項乃至
第3項の少くとも1項に記載の電気泳動的被覆方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19813121667 DE3121667A1 (de) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | Verfahren zum elektrophoretischen emaillieren |
DE3121667.6 | 1981-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581098A JPS581098A (ja) | 1983-01-06 |
JPH029118B2 true JPH029118B2 (ja) | 1990-02-28 |
Family
ID=6133637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57092936A Granted JPS581098A (ja) | 1981-05-30 | 1982-05-31 | 電気泳動的ほうろう被覆方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4466871A (ja) |
JP (1) | JPS581098A (ja) |
DE (1) | DE3121667A1 (ja) |
FR (1) | FR2506791B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4039856A1 (de) * | 1990-12-13 | 1992-06-17 | Bosch Siemens Hausgeraete | Verfahren zum elektro-tauchemaillieren |
US5194129A (en) * | 1991-01-18 | 1993-03-16 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Manufacture of optical ferrules by electrophoretic deposition |
US5340779A (en) * | 1992-09-24 | 1994-08-23 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Manufacture of conical pore ceramics by electrophoretic deposition |
US5591691A (en) * | 1994-05-23 | 1997-01-07 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Metal foil catalyst members by aqueous electrophoretic deposition |
US5795456A (en) * | 1996-02-13 | 1998-08-18 | Engelhard Corporation | Multi-layer non-identical catalyst on metal substrate by electrophoretic deposition |
US5985220A (en) * | 1996-10-02 | 1999-11-16 | Engelhard Corporation | Metal foil having reduced permanent thermal expansion for use in a catalyst assembly, and a method of making the same |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE666930C (de) * | 1936-09-26 | 1938-11-01 | Philips Patentverwaltung | Verfahren zum Herstellen einer Deckschicht |
DE942006C (de) * | 1953-08-21 | 1956-04-26 | Schultheis & Soehne | Verfahren zur Herstellung von Emails und Glasuren |
US3841986A (en) * | 1972-11-16 | 1974-10-15 | Ferro Corp | Electrophoretic deposition of ceramic coatings |
DE2400705C3 (de) * | 1974-01-08 | 1984-05-03 | Miele & Cie GmbH & Co, 4830 Gütersloh | Beschichtungsbehälter mit Elektroden |
NL7601007A (nl) * | 1976-02-02 | 1977-08-04 | Ferro Bv | Werkwijze voor het elektroforetisch bekleden van een voorwerp met een emaillaag, alsmede het al- dus beklede voorwerp. |
DE2854160C2 (de) * | 1978-12-15 | 1983-04-28 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Emailschlicker für die elektrophoretische Beschichtung von Stahlteilen oder Eisenblechen mit zugesetztem Leitsalz |
-
1981
- 1981-05-30 DE DE19813121667 patent/DE3121667A1/de active Granted
-
1982
- 1982-05-28 FR FR8209368A patent/FR2506791B1/fr not_active Expired
- 1982-05-31 JP JP57092936A patent/JPS581098A/ja active Granted
-
1983
- 1983-11-01 US US06/547,766 patent/US4466871A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2506791B1 (fr) | 1987-06-05 |
JPS581098A (ja) | 1983-01-06 |
FR2506791A1 (fr) | 1982-12-03 |
US4466871A (en) | 1984-08-21 |
DE3121667C2 (ja) | 1988-07-14 |
DE3121667A1 (de) | 1982-12-16 |
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