JPH0290377A - 画像処理システム - Google Patents
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- JPH0290377A JPH0290377A JP63240973A JP24097388A JPH0290377A JP H0290377 A JPH0290377 A JP H0290377A JP 63240973 A JP63240973 A JP 63240973A JP 24097388 A JP24097388 A JP 24097388A JP H0290377 A JPH0290377 A JP H0290377A
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、文書などの画像を2値の画像データとして扱
うシステムに関する。とくに、画像を入力または蓄積す
る機能や、画像を拡大、縮小、回転などする機能、そし
てデイスプレィに表示したり、プリンタなどから出力す
る機能を有するシステムに係り、文字などの線図形や擬
似中間調画像、あるいはその両者の混在した画像に、そ
れぞれ最適な画像処理を施すことにより、高画質な画像
を出力することのできる画像処理システムに係る。
うシステムに関する。とくに、画像を入力または蓄積す
る機能や、画像を拡大、縮小、回転などする機能、そし
てデイスプレィに表示したり、プリンタなどから出力す
る機能を有するシステムに係り、文字などの線図形や擬
似中間調画像、あるいはその両者の混在した画像に、そ
れぞれ最適な画像処理を施すことにより、高画質な画像
を出力することのできる画像処理システムに係る。
[従来の技術]
文書の構成要素としては、文字などの線図形や写真など
の中間調画像、そして印刷物に多く用いられる網点画像
がある。これらを白と黒の画素からなる2値の画像デー
タとして扱う場合、線図形の部分は、固定閾値などを用
いて2値化し、写真や網点画像などは擬似中間調処理に
より2値化する方式が広く用いられている。その結果、
2値化方式の違いにより得られる2値画像の特性は大き
く異なる。
の中間調画像、そして印刷物に多く用いられる網点画像
がある。これらを白と黒の画素からなる2値の画像デー
タとして扱う場合、線図形の部分は、固定閾値などを用
いて2値化し、写真や網点画像などは擬似中間調処理に
より2値化する方式が広く用いられている。その結果、
2値化方式の違いにより得られる2値画像の特性は大き
く異なる。
ところが、文書画像を扱う従来の装置は、線図形のみを
主な対象とするものであった。そのため、擬似中間調画
像に対して、画質を向上させるための機能は、全く考慮
されていなかった。
主な対象とするものであった。そのため、擬似中間調画
像に対して、画質を向上させるための機能は、全く考慮
されていなかった。
また、従来の装置は画像処理機能として、拡大/縮小な
どのアフィン変換を有していた。しかし、これも線図形
を対象とした方式が用られてぃた。
どのアフィン変換を有していた。しかし、これも線図形
を対象とした方式が用られてぃた。
従来のアフィン変換の原理は、具体的には次のようなも
のである。いま、原画像を2/3に縮小する場合を考え
ると、第2図に示すように、再生画像の画素Q(xty
)は原画像の画素P(x、y)の372画素間隔に割り
振られる。そして、Q(0,0)やQ(2゜0)などは
、それぞれ原画像の値p(o、o)およびP(3,0)
の値とし、Q(1,1)など原画像の画素の間に位置す
る画素の値は補間処理を用いて決定する。
のである。いま、原画像を2/3に縮小する場合を考え
ると、第2図に示すように、再生画像の画素Q(xty
)は原画像の画素P(x、y)の372画素間隔に割り
振られる。そして、Q(0,0)やQ(2゜0)などは
、それぞれ原画像の値p(o、o)およびP(3,0)
の値とし、Q(1,1)など原画像の画素の間に位置す
る画素の値は補間処理を用いて決定する。
線図形を対象とした従来の装置では、この補間処理の方
式として論理和法、最近傍注などの補間処理を用いて決
定する方式を主に用いていた。たとえば、文献〔正鵠博
:二値画像の各種拡大/縮小方式の性能評価および処理
速度の改良法、情報処理学会論文誌Vo126 No5
(1985年9月)第920頁から第925頁〕 これに対して、擬似中間調画像を対象とする拡大縮小処
理方式として、以下の公知例が存在する。
式として論理和法、最近傍注などの補間処理を用いて決
定する方式を主に用いていた。たとえば、文献〔正鵠博
:二値画像の各種拡大/縮小方式の性能評価および処理
速度の改良法、情報処理学会論文誌Vo126 No5
(1985年9月)第920頁から第925頁〕 これに対して、擬似中間調画像を対象とする拡大縮小処
理方式として、以下の公知例が存在する。
〔金地:ディザ化画像拡大縮小の一検討、昭和62年電
子情報通信学会情報・システム部門全国大会講演論文集
(昭和62年11月) 1−1.94〕 この例は、組
織的ディザ法により2値化した擬似中間調画像より多値
画像を推定し、この多値画像を拡大縮小したうえ、再び
組織的ディザ法により2値化するものである。この擬似
中間調画像から多値画像を推定する方式の公知例には[
特開昭62−117072]がある。これは、可変サイ
ズの窓中の黒画素と白画素の比を、推定値とするもので
、推定した多値画像を再び2値化した画像と原画像との
類似性により、推定で用いる窓のサイズを選択する方式
である。
子情報通信学会情報・システム部門全国大会講演論文集
(昭和62年11月) 1−1.94〕 この例は、組
織的ディザ法により2値化した擬似中間調画像より多値
画像を推定し、この多値画像を拡大縮小したうえ、再び
組織的ディザ法により2値化するものである。この擬似
中間調画像から多値画像を推定する方式の公知例には[
特開昭62−117072]がある。これは、可変サイ
ズの窓中の黒画素と白画素の比を、推定値とするもので
、推定した多値画像を再び2値化した画像と原画像との
類似性により、推定で用いる窓のサイズを選択する方式
である。
なお、以後本明細書では、線図形画像と擬似中間調画像
の混在した画像を、混在画像と呼ぶ。
の混在した画像を、混在画像と呼ぶ。
[発明が解決しようとする課題]
上述の通り、文書を2値画像で扱う場合、線図形画像と
擬似中間調画像という2種類の特性の異なる画像が、対
象として存在する。
擬似中間調画像という2種類の特性の異なる画像が、対
象として存在する。
また、擬似中間調処理としては、閾値を周期的に変動す
る組織的ディザ法が一般に広く用いられている。しかし
、この方式を網点画像に対して実行するとモアレが生じ
て画質が著しく劣化する。
る組織的ディザ法が一般に広く用いられている。しかし
、この方式を網点画像に対して実行するとモアレが生じ
て画質が著しく劣化する。
そこで、網点画像に対する擬似中間調処理では、例えば
平均誤差拡散法と呼ばれる方式などが用いられる。
平均誤差拡散法と呼ばれる方式などが用いられる。
従って、2値の文書画像に対して、各種の画像処理を実
行するためには、これらの各種の2値化処理方式により
得られた画像全てに適用できる画像処理方式であること
が必要不可欠である。また、これらの特性の異なる各種
画像を、高い画質で表示/出力するためには、各種の画
像固有の特性を、出力装置の特性に応じて補正すること
が必要である。
行するためには、これらの各種の2値化処理方式により
得られた画像全てに適用できる画像処理方式であること
が必要不可欠である。また、これらの特性の異なる各種
画像を、高い画質で表示/出力するためには、各種の画
像固有の特性を、出力装置の特性に応じて補正すること
が必要である。
これに対して、従来の2値画像を扱うシステムのほとん
どは、文字や図形などの通常の線図形画像に対する処理
を主な目的としている。したがって、擬似中間調画像の
画質を向上させる機能は考慮されていない。そのため、
画像の表示/出力においては、以下のような問題が存在
する。
どは、文字や図形などの通常の線図形画像に対する処理
を主な目的としている。したがって、擬似中間調画像の
画質を向上させる機能は考慮されていない。そのため、
画像の表示/出力においては、以下のような問題が存在
する。
通常のデイスプレィやプリンタなど2値画像の出力装置
では、擬似中間調画像を出力した際に濃度特性が線形に
はならない。しかし、非線形な濃度特性を補正する従来
の手段は多値画像を対象とするもので、−度2値化処理
を実行した後の画像に対しては、適用できなかった。
では、擬似中間調画像を出力した際に濃度特性が線形に
はならない。しかし、非線形な濃度特性を補正する従来
の手段は多値画像を対象とするもので、−度2値化処理
を実行した後の画像に対しては、適用できなかった。
一方、擬似中間調画像を出力する場合、出力装置により
最適な擬似中間調方式が異なる場合も生じる。たとえば
、L B P (Laser beam printe
r)では、1画素の孤立した白や黒の画素が正確に表現
できないこともある。この装置で、Bayer型のディ
ザ画像など1画素の孤立した白や黒の画素が数多く存在
する画像を出力すると、画質が大幅に劣化する。しかし
ながら、この問題に対しては従来有効な対策が存在しな
かった。
最適な擬似中間調方式が異なる場合も生じる。たとえば
、L B P (Laser beam printe
r)では、1画素の孤立した白や黒の画素が正確に表現
できないこともある。この装置で、Bayer型のディ
ザ画像など1画素の孤立した白や黒の画素が数多く存在
する画像を出力すると、画質が大幅に劣化する。しかし
ながら、この問題に対しては従来有効な対策が存在しな
かった。
また、一般にCRTデイスプレィなどの画像表示装置の
画素数は、イメージスキャナなどの画像入力装置の画素
数よりも少ない。したがって、人力した画像全体を表示
する場合、出力する画像の画素数を削減する。従来の装
置では、画像の表示速度を高める目的もあって、表示す
る画像データを単純に間引いて表示していた。ところが
、擬似中間調画像を間引くと、画質が著しく劣化する。
画素数は、イメージスキャナなどの画像入力装置の画素
数よりも少ない。したがって、人力した画像全体を表示
する場合、出力する画像の画素数を削減する。従来の装
置では、画像の表示速度を高める目的もあって、表示す
る画像データを単純に間引いて表示していた。ところが
、擬似中間調画像を間引くと、画質が著しく劣化する。
そのため、解像度の高い擬似中間調画像を表示すると、
表示装置と同じ解像度の画像を表示した場合よりも、む
しろ画質が低く表示される場合すら存在した。しかしな
がら、画像データを全て入力すると表示速度が低下する
。そのため、この問題に対しては、画質と表示速度の両
立が求められているが、有効な手段は存在しなかった。
表示装置と同じ解像度の画像を表示した場合よりも、む
しろ画質が低く表示される場合すら存在した。しかしな
がら、画像データを全て入力すると表示速度が低下する
。そのため、この問題に対しては、画質と表示速度の両
立が求められているが、有効な手段は存在しなかった。
さらに、拡大/縮小などの画像処理を実行する場合にお
いても、以下の問題が存在する。
いても、以下の問題が存在する。
まず、従来の線図形用の処理方式は、擬似中間調画像に
実施すると補間処理において、黒画素のヌケやツブシを
生じるため、画質が著しく劣化する。
実施すると補間処理において、黒画素のヌケやツブシを
生じるため、画質が著しく劣化する。
一方、公知例で示した擬似中間調画像を対象とする方式
は、処理の過程において擬似中間調処理を施す。そのた
め、混在画像に対して実行すると、画像中の線図形の部
分の画質が劣化する。また、通常2値データを記録5通
信する場合は、符号化処理を行う。しかし、一般に用い
られる符号化方式では、擬似中間調画像に対するデータ
圧縮効率が低い。したがって、線図形に対して従来の擬
似中間調画像用の処理を施すと、符号化後のデータ量が
大幅に増加してしまう。
は、処理の過程において擬似中間調処理を施す。そのた
め、混在画像に対して実行すると、画像中の線図形の部
分の画質が劣化する。また、通常2値データを記録5通
信する場合は、符号化処理を行う。しかし、一般に用い
られる符号化方式では、擬似中間調画像に対するデータ
圧縮効率が低い。したがって、線図形に対して従来の擬
似中間調画像用の処理を施すと、符号化後のデータ量が
大幅に増加してしまう。
さらに、擬似中間調画像を対象とした処理でも従来の方
式は、擬似中間調画像のうち組織的ディザ画像のみを主
な対象としていた。擬似中間調画像は、2値化する際の
処理法の違いにより画像の特性が異なる。そのため、例
えば公知例で示した、可変サイズの窓中の黒画素数より
多値データを推定する方式は、組織的ディザ画像以外の
擬似中間調画像に対して実行した場合、窓のサイズを正
しく決定できず、有効な推定値が得られない。
式は、擬似中間調画像のうち組織的ディザ画像のみを主
な対象としていた。擬似中間調画像は、2値化する際の
処理法の違いにより画像の特性が異なる。そのため、例
えば公知例で示した、可変サイズの窓中の黒画素数より
多値データを推定する方式は、組織的ディザ画像以外の
擬似中間調画像に対して実行した場合、窓のサイズを正
しく決定できず、有効な推定値が得られない。
以上、現状の画像処理システムにおける課題をまとめる
と、文書などの画像を扱うシステムには次の機能が必要
であり、これらの機能を実現することが本発明の目的で
る。
と、文書などの画像を扱うシステムには次の機能が必要
であり、これらの機能を実現することが本発明の目的で
る。
(a)混在画像に対して画像処理を実施する場合、それ
ぞれの領域に最適な処理方式を実行するため、混在画像
中の線図形と擬似中間調画像を分離する判定機能。
ぞれの領域に最適な処理方式を実行するため、混在画像
中の線図形と擬似中間調画像を分離する判定機能。
(b)特性の異なるさまざまな出力装置から、擬似中間
調画像を高い画質で出力するための、以下に示す2種類
の機能。
調画像を高い画質で出力するための、以下に示す2種類
の機能。
i)出力装置の濃度特性を補正する機能。
ii)出力装置に応じて画像の擬似中間調方式を変更す
る機能。
る機能。
(Q)使用者の指示に応じて擬似中間調画像を出力する
ため、(b)と同様に以下に示す2種類の機能。
ため、(b)と同様に以下に示す2種類の機能。
i)擬似中間調画像の濃度特性を変換する機能。
it)画像の擬似中間調方式を変更する機能。
(d)擬似中間調画像に対して、画質劣化を生じずに、
任意の拡大/縮小/回転を実行する機能。
任意の拡大/縮小/回転を実行する機能。
なお、上記の(a)から(d)は、文書入力時に用いた
擬似中間調方式に係らず、実行できることが必要である
。なお以後、文書をイメージスキャナなどから入力した
際に用いた擬似中間調処理の方式を″入力時のディザ方
式”と呼ぶ[課題を解決するための手段] 線図形画像および擬似中間調画像の両方に対して適切な
画像処理を実行するためには、入力された画像データに
対して、線図形画像用の処理と擬似中間調画像用の処理
を同時に実行し、画像の領域応じて一方の結果を選択す
ることにより実現できる。そして、各種の擬似中間調画
像の特徴を組み込むことにより、入力される画像の入力
時のディザ方式に係らず領域判定を実行することができ
る。
擬似中間調方式に係らず、実行できることが必要である
。なお以後、文書をイメージスキャナなどから入力した
際に用いた擬似中間調処理の方式を″入力時のディザ方
式”と呼ぶ[課題を解決するための手段] 線図形画像および擬似中間調画像の両方に対して適切な
画像処理を実行するためには、入力された画像データに
対して、線図形画像用の処理と擬似中間調画像用の処理
を同時に実行し、画像の領域応じて一方の結果を選択す
ることにより実現できる。そして、各種の擬似中間調画
像の特徴を組み込むことにより、入力される画像の入力
時のディザ方式に係らず領域判定を実行することができ
る。
入力時のディザ方式には大別して、閾値を周期的に変動
する方式(例えば、組織的ディザ法)と、白黒の画素を
分散させる方式(例えば、平均誤差最小法)がある。こ
のうち、閾値を周期的に変動する方式で2値化した画像
は、閾値を単位とする周期性が極めて強い。一方、白黒
を分散する方式で2値化した画像は、白と黒の孤立した
画素が多く生じる。そこで、画像の周期性と白/黒画素
の分散度を検出することにより、入力時のディザ方式に
係らず線図形画像/擬似中間調画像の判定を実行できる
。
する方式(例えば、組織的ディザ法)と、白黒の画素を
分散させる方式(例えば、平均誤差最小法)がある。こ
のうち、閾値を周期的に変動する方式で2値化した画像
は、閾値を単位とする周期性が極めて強い。一方、白黒
を分散する方式で2値化した画像は、白と黒の孤立した
画素が多く生じる。そこで、画像の周期性と白/黒画素
の分散度を検出することにより、入力時のディザ方式に
係らず線図形画像/擬似中間調画像の判定を実行できる
。
次に、擬似中間調画像に対する画像処理で生じる問題の
解決法について述べる。
解決法について述べる。
従来、擬似中間調画像に対して拡大、縮小、回転などを
施した際に画像が劣化したのは、擬似中間調画像を、線
図形画像と同様に扱っていることが原因である。
施した際に画像が劣化したのは、擬似中間調画像を、線
図形画像と同様に扱っていることが原因である。
文字などの線図形は、白と黒のパターンにより情報を表
現する。つまり、線図形画像は、各点の位置そのものが
情報である。したがって、線図形の2値画像は、そのま
まアフィン変換を実行することができる。これに対して
擬似中間調画像では、濃度が重要な情報である。そして
、濃度は黒画素の密度として表現されている。したがっ
て、擬似中間調画像においては、情報は個々の画素の白
黒のパターンではなく、一定のエリア中の黒画素の密度
によって表現される。この擬似中間調画像の個々の画素
に対して通常の2値画像と同様にアフィン変換などの処
理を実行することは適切ではない。擬似中間調画像に対
して拡大l縮小などを実行し、高い画質の再生画像を得
るためには、画像データをパターン情報だけでなく、濃
度情報としても扱うことが必要である。
現する。つまり、線図形画像は、各点の位置そのものが
情報である。したがって、線図形の2値画像は、そのま
まアフィン変換を実行することができる。これに対して
擬似中間調画像では、濃度が重要な情報である。そして
、濃度は黒画素の密度として表現されている。したがっ
て、擬似中間調画像においては、情報は個々の画素の白
黒のパターンではなく、一定のエリア中の黒画素の密度
によって表現される。この擬似中間調画像の個々の画素
に対して通常の2値画像と同様にアフィン変換などの処
理を実行することは適切ではない。擬似中間調画像に対
して拡大l縮小などを実行し、高い画質の再生画像を得
るためには、画像データをパターン情報だけでなく、濃
度情報としても扱うことが必要である。
したがって、この問題は、画像のうち線図形に対しては
通常のアフィン変換を実行し、擬似中間調画像に対して
は、後述する画像の濃度分布情報を保存する新しい処理
方式を用いることにより、解決できる。なお以後、本明
細書ではこの新しい画像処理を濃淡画像処理と呼ぶ。
通常のアフィン変換を実行し、擬似中間調画像に対して
は、後述する画像の濃度分布情報を保存する新しい処理
方式を用いることにより、解決できる。なお以後、本明
細書ではこの新しい画像処理を濃淡画像処理と呼ぶ。
濃淡画像処理は、座標変換後の各画素の値を多値の中間
調データとして求め、再度擬似中間調処理によって2値
化することにより、変換後の画像を得ることが基本原理
である。
調データとして求め、再度擬似中間調処理によって2値
化することにより、変換後の画像を得ることが基本原理
である。
この、濃淡画像処理を実現するには、入力時のディザ方
式にかかわらず、2値の擬似中間調画像より多値の濃度
情報を得ることが必要である。この処理を中間調変換と
呼ぶ。この中間調変換は、人間が擬似中間調画像から濃
淡を感じるメカニズムと同様の手法で、濃度情報を算出
することにより実現できる。人間は、ディザマトリック
スのサイズなど自覚せずに、擬似中間調画像から濃淡を
感じる。その場合、擬似中間調画像上のある点の濃度は
、その周辺の複数画素の値と、それぞれ注目点との距離
に応じた貢献度により決定される。
式にかかわらず、2値の擬似中間調画像より多値の濃度
情報を得ることが必要である。この処理を中間調変換と
呼ぶ。この中間調変換は、人間が擬似中間調画像から濃
淡を感じるメカニズムと同様の手法で、濃度情報を算出
することにより実現できる。人間は、ディザマトリック
スのサイズなど自覚せずに、擬似中間調画像から濃淡を
感じる。その場合、擬似中間調画像上のある点の濃度は
、その周辺の複数画素の値と、それぞれ注目点との距離
に応じた貢献度により決定される。
そこで、各画素の濃度は、周囲の画素の白黒分布を調べ
、それぞれの画素と注目点との距離に応じた重み付けを
して、演算処理することにより決定できる。
、それぞれの画素と注目点との距離に応じた重み付けを
して、演算処理することにより決定できる。
この結果、擬似中間調画像に対しては、入力時のディザ
方式に係わらず、人間の視覚に近い多値の中間調画像デ
ータを得ることができる。
方式に係わらず、人間の視覚に近い多値の中間調画像デ
ータを得ることができる。
一方、出力装置の濃度特性を補正する機能も、濃淡画像
処理により実現できる。具体的には、中間調変換により
得た多値の中間調データを、出方装置の濃度特性に応じ
て補正する変換処理を実行することによる。この変換処
理を濃度階調変換と呼ぶ。この濃度階調変換では、変換
特性を任意に設定することにより、利用者の意図に応じ
て各種の変換画像を得ることもできる。
処理により実現できる。具体的には、中間調変換により
得た多値の中間調データを、出方装置の濃度特性に応じ
て補正する変換処理を実行することによる。この変換処
理を濃度階調変換と呼ぶ。この濃度階調変換では、変換
特性を任意に設定することにより、利用者の意図に応じ
て各種の変換画像を得ることもできる。
さらに、濃淡画像処理では、最終的に得られた中間調デ
ータを再度2値化する。そこで、出方装置の特性に応じ
て、2値化する際に実行する擬似中間調処理の方式を選
択したり、組織的ディザの閾値パターンを変えることな
どが実現できる。その結果、擬似中間調画像を出方する
場合、出方袋置に最適な擬似中間調方式を選択する機能
が実現できる。
ータを再度2値化する。そこで、出方装置の特性に応じ
て、2値化する際に実行する擬似中間調処理の方式を選
択したり、組織的ディザの閾値パターンを変えることな
どが実現できる。その結果、擬似中間調画像を出方する
場合、出方袋置に最適な擬似中間調方式を選択する機能
が実現できる。
また、表示装置よりも画素数の多い画像を表示する際に
生じる画像の劣化も、濃淡画像処理により線密度を変換
することにより解決できる。また、表示速度どの両立の
ためには、走査線を単位として擬似中間調画像を含むか
否がを判定し、線図形画像のみの場合は間引きを行う。
生じる画像の劣化も、濃淡画像処理により線密度を変換
することにより解決できる。また、表示速度どの両立の
ためには、走査線を単位として擬似中間調画像を含むか
否がを判定し、線図形画像のみの場合は間引きを行う。
その結果、混在画像の表示では、表示速度の低下を大幅
に抑えることが可能になる。
に抑えることが可能になる。
[作用]
本発明の動作原理を以下に説明する。
濃度分布処理は、前述のように2値の画像データPより
多値の中間調画像データSpを算出する中間調変換と、
中間調データSpに出方装置の濃度特性を補正するよう
な変換処理を実行し、中間調データSqを得る濃度階調
変換と、中間調データSqを、擬似中間調処理を施す再
2値化処理から構成される。
多値の中間調画像データSpを算出する中間調変換と、
中間調データSpに出方装置の濃度特性を補正するよう
な変換処理を実行し、中間調データSqを得る濃度階調
変換と、中間調データSqを、擬似中間調処理を施す再
2値化処理から構成される。
一例として、m工×n工画素の擬似中間調画像P(x、
y)を縮小してm2×n2画素の2値の出力画像Q(x
、y)を得る、アフィン変換を例に濃度分布処理の原理
を具体的に述べる。
y)を縮小してm2×n2画素の2値の出力画像Q(x
、y)を得る、アフィン変換を例に濃度分布処理の原理
を具体的に述べる。
(1)中間調変換処理
2値の原画像データPを一時蓄積部に入力し、MXN画
素の走査窓で走査し、m2×n2画素の多値の中間調画
像データを算出する。
素の走査窓で走査し、m2×n2画素の多値の中間調画
像データを算出する。
データの算出を、変換率に応じた再標本化点ごとに実行
することにより、座標変換が実行される。中間調画像デ
ータは各再標本化点ごとに近傍の画素の属性と距離の積
和により値を決定する。
することにより、座標変換が実行される。中間調画像デ
ータは各再標本化点ごとに近傍の画素の属性と距離の積
和により値を決定する。
(2)濃度階調変換
中間調画像データSpに対して一次変換を実行し、中間
調画像データSqを決定する。
調画像データSqを決定する。
変換内容として、システムに接続される出力装置の濃度
特性の逆数を用いれば、装置の特性を補正することがで
きる。また、中間調画像データSpのヒストグラムを測
定すれば、頻度分布の正規化が可能になる。
特性の逆数を用いれば、装置の特性を補正することがで
きる。また、中間調画像データSpのヒストグラムを測
定すれば、頻度分布の正規化が可能になる。
(3)再2値化処理
濃度階調変換後の中間調データSqを擬似中間調処理に
より2値化して、2値の再生画像データQを得る。ここ
で、擬似中間調処理の手段を複数種類準備しておけば、
出力装置や画像に応じて最適な擬似中間調方式を選択す
ることが可能になる。例えば、孤立した画素の出力が不
安定な装置に対して、網点型の組織的ディザを用いるこ
とができる。
より2値化して、2値の再生画像データQを得る。ここ
で、擬似中間調処理の手段を複数種類準備しておけば、
出力装置や画像に応じて最適な擬似中間調方式を選択す
ることが可能になる。例えば、孤立した画素の出力が不
安定な装置に対して、網点型の組織的ディザを用いるこ
とができる。
コ(7) (1)、(2)、(3)を実行することによ
り、擬似中間調画像に、アフィン変換処理と出力装置番
こ応じた濃度の補正処理を施し、任意の擬似中間調方式
で2値化した画像が得られる。この結果、画質の高い出
力画像を得ることができる。
り、擬似中間調画像に、アフィン変換処理と出力装置番
こ応じた濃度の補正処理を施し、任意の擬似中間調方式
で2値化した画像が得られる。この結果、画質の高い出
力画像を得ることができる。
一方、線図形に対する処理は従来より提案されている既
知の各種方式を適用することしこより実現できる。
知の各種方式を適用することしこより実現できる。
次に、画像中より線図形と擬似中間調画像を判定する方
式の原理ついて説明する。一般に擬似中間調画像は黒、
または白の孤立点の集合であることが多い。孤立点では
黒画素の数と黒点の輪郭線長の比が、通常の線に比べて
大きい。したがって、ある領域中の黒画素または白画素
数と領域中の輪郭線長の比を特徴量とすれば、面領域を
分離することができる。一方、擬似中間調画像のうち、
網点型のディザマトリックスを用いた組織的ディザ画像
などは、この比が比較的小さい。しかしながら、この場
合は、画像データの周期性が極めて強い。そこで、一定
長の画素列を単位として、近傍間の相関を特徴量とする
ことにより組織的ディザ画像を分離することができる。
式の原理ついて説明する。一般に擬似中間調画像は黒、
または白の孤立点の集合であることが多い。孤立点では
黒画素の数と黒点の輪郭線長の比が、通常の線に比べて
大きい。したがって、ある領域中の黒画素または白画素
数と領域中の輪郭線長の比を特徴量とすれば、面領域を
分離することができる。一方、擬似中間調画像のうち、
網点型のディザマトリックスを用いた組織的ディザ画像
などは、この比が比較的小さい。しかしながら、この場
合は、画像データの周期性が極めて強い。そこで、一定
長の画素列を単位として、近傍間の相関を特徴量とする
ことにより組織的ディザ画像を分離することができる。
したがって、この2種類の分離方式を相補的に実行する
ことにより、入力時のディザの方式に係らず線図形と擬
似中間調領域を分離することが可能になる。
ことにより、入力時のディザの方式に係らず線図形と擬
似中間調領域を分離することが可能になる。
また、走査線を単位とする領域判定は、この画素単位の
判定結果を各走査線ごとにまとめることにより実現でき
る。具体的には、ある走査線上に擬似中間調領域と判定
された画素が密集して存在している場合、その走査線は
擬似中間調画像を含むと判定する。この結果、混在文書
でも擬似中間調画像の存在しない部分は、間引き処理に
より高速な表示ができる。また、擬似中間調画像に対し
ては、濃度分布法により高画質な画像を表示することが
できる。
判定結果を各走査線ごとにまとめることにより実現でき
る。具体的には、ある走査線上に擬似中間調領域と判定
された画素が密集して存在している場合、その走査線は
擬似中間調画像を含むと判定する。この結果、混在文書
でも擬似中間調画像の存在しない部分は、間引き処理に
より高速な表示ができる。また、擬似中間調画像に対し
ては、濃度分布法により高画質な画像を表示することが
できる。
以上、述べてきたとおり、本発明により、擬似中間調画
像を含め、いかなる2値画像に対しても最適な画像処理
を実行することにより、拡大/縮小/回転などを施して
も、高い画質の出力画像を得ることができる。また、こ
れまで2値画像には実行できなかった濃度の階調変換を
実行することもできる。さらに、擬似中間調処理方式の
変換も実行できることから、出力装置の特性を考慮した
、擬似中間調画像の変換が可能になり、擬似中間調画像
をより高い画質で出力することができる。
像を含め、いかなる2値画像に対しても最適な画像処理
を実行することにより、拡大/縮小/回転などを施して
も、高い画質の出力画像を得ることができる。また、こ
れまで2値画像には実行できなかった濃度の階調変換を
実行することもできる。さらに、擬似中間調処理方式の
変換も実行できることから、出力装置の特性を考慮した
、擬似中間調画像の変換が可能になり、擬似中間調画像
をより高い画質で出力することができる。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。本例では、まずシステムの全体構成に付いて述べ、次
に本発明の示すシステム全体の動作を、処理ごとに詳し
く説明する。そして最後に、それまでに述へた機能を実
現するための画像処理部の実現方法について、各部分の
構成と動作の例を詳細に説明する。
。本例では、まずシステムの全体構成に付いて述べ、次
に本発明の示すシステム全体の動作を、処理ごとに詳し
く説明する。そして最後に、それまでに述へた機能を実
現するための画像処理部の実現方法について、各部分の
構成と動作の例を詳細に説明する。
第1図は本発明の基本構成の一実施例である。
図中10は文書などを既知の手段で光学的に読み取り2
値のデジタル画像データを出力する文書読み取り装置、
20および25は2値画像データを一時蓄積するバッフ
ァメモリ、30および35は例えば光ディスクなどによ
りデジタル画像データを蓄積する画像データ蓄積装置、
32および37は既知の手段でデータの符号化あるいは
復号化を実行する符復号処理部、40は外部の他のシス
テムとの間でデータの入出力を行う通信端子、50は2
値画像データを出力するL B P (laser b
eam printer)などの出力装置、60はバッ
フアメモリ2値画像データを表示する高精細CRT (
cathode ray tube)などの表示装置、
70はシステム全体を制御する制御部、75はシステム
に対する指示を人力するキーボードなど入力部、80は
システムに対して座標情報などを入力するマウスなどの
座標入力部、85はシステムに接続される出力装置の濃
度特性を補正する変換テーブルを複数種類蓄えた変換テ
ーブル蓄積部、87は画像処理の過程において生じる多
値の画像データのヒストグラムを測定するヒストグラム
測定部、90はデータを転送するパスライン、100は
バッファメモリ中の2値画像データに対して、各種の画
像処理を実行し2値画像データを出力する画像処理部で
ある。
値のデジタル画像データを出力する文書読み取り装置、
20および25は2値画像データを一時蓄積するバッフ
ァメモリ、30および35は例えば光ディスクなどによ
りデジタル画像データを蓄積する画像データ蓄積装置、
32および37は既知の手段でデータの符号化あるいは
復号化を実行する符復号処理部、40は外部の他のシス
テムとの間でデータの入出力を行う通信端子、50は2
値画像データを出力するL B P (laser b
eam printer)などの出力装置、60はバッ
フアメモリ2値画像データを表示する高精細CRT (
cathode ray tube)などの表示装置、
70はシステム全体を制御する制御部、75はシステム
に対する指示を人力するキーボードなど入力部、80は
システムに対して座標情報などを入力するマウスなどの
座標入力部、85はシステムに接続される出力装置の濃
度特性を補正する変換テーブルを複数種類蓄えた変換テ
ーブル蓄積部、87は画像処理の過程において生じる多
値の画像データのヒストグラムを測定するヒストグラム
測定部、90はデータを転送するパスライン、100は
バッファメモリ中の2値画像データに対して、各種の画
像処理を実行し2値画像データを出力する画像処理部で
ある。
本発明の特徴の一つは、この画像処理部100にある。
画像処理部100は図示したように、擬似中間調画像に
適した方式で各種の画像処理を実行する濃淡画像処理部
300と、既知の手段などによりアフィン変換を実行す
る線図形画像処理部500、そして上記の2種類の画像
処理部からの出力のうち、いずれを出力すべきかを出力
する画素ごとに判定する領域判定部700と、画像デー
タの入出力を制御するアドレスカウンタ、そしてセレク
タ900を内部に有する。このセレクタ900は、領域
判定部700の出力により、濃淡画像処理部300の出
力と線図形用画像処理部500の出力のうち一方を選択
し出力する。そして、この濃淡画像処理部300は、入
力された2値の画像データを用いて、多値の中間調デー
タを得る中間調変換部310、中間調変換部により得ら
れた中間調データに変換処理を実行する濃度階調変換部
380、中間調データを再度2値化する手段を複数種類
有する再2値化処理部を内部に持つ。
適した方式で各種の画像処理を実行する濃淡画像処理部
300と、既知の手段などによりアフィン変換を実行す
る線図形画像処理部500、そして上記の2種類の画像
処理部からの出力のうち、いずれを出力すべきかを出力
する画素ごとに判定する領域判定部700と、画像デー
タの入出力を制御するアドレスカウンタ、そしてセレク
タ900を内部に有する。このセレクタ900は、領域
判定部700の出力により、濃淡画像処理部300の出
力と線図形用画像処理部500の出力のうち一方を選択
し出力する。そして、この濃淡画像処理部300は、入
力された2値の画像データを用いて、多値の中間調デー
タを得る中間調変換部310、中間調変換部により得ら
れた中間調データに変換処理を実行する濃度階調変換部
380、中間調データを再度2値化する手段を複数種類
有する再2値化処理部を内部に持つ。
したがって、この画像処理部100の有する特徴をまと
めると以下の通りとなる。
めると以下の通りとなる。
a)、入力された2値の画像データPより、多値の中間
調画像データS工を得る。
調画像データS工を得る。
b)、多値の中間調画像データS□の濃度階調を変換し
、多値の中間調画像データS2を得る。
、多値の中間調画像データS2を得る。
C)、多値の中間調画像データS2を、2値化し2値画
像データQ1を得る手段を、複数の種類有する。
像データQ1を得る手段を、複数の種類有する。
d)、入力された2値の画像データPをアフィン変換し
て、2値の画像データQ2を得る機能。
て、2値の画像データQ2を得る機能。
e)、出力する画像の各画素ごとに、擬似中間調領域か
否かの判定を行ない、判定結果FLGを得る。
否かの判定を行ない、判定結果FLGを得る。
f)、擬似中間調画像の混在した2値画像を処理する場
合、判定結果FLGの値に応じて、画素ごとに2種類の
2値の画像データロ工およびQ2の一方を選択し出力す
る。
合、判定結果FLGの値に応じて、画素ごとに2種類の
2値の画像データロ工およびQ2の一方を選択し出力す
る。
これらの機能を実現する手段については、後に画像処理
部100の構成と動作を説明する時に詳しく述べる。
部100の構成と動作を説明する時に詳しく述べる。
ここに示した機能を有する画像処理部100によリ、本
例で述べる画像処理システムは、以下に示す各種の画像
処理を実行できる。
例で述べる画像処理システムは、以下に示す各種の画像
処理を実行できる。
続いて、第1図を参照して、システム全体の動作につい
て説明する。
て説明する。
まず、画像データ蓄積装置30中に記録されている画像
の一部を拡大する処理を例に述べる。使用者は、初めに
キーボード75から処理対象の画像の指定を行う。画像
の指定は、例えば個々の画像データに付加された固有番
号を指定するなど、既知の検索手法を用いる。この指示
に従って、制御部70は対象となる2値のデジタル画像
データを画像データ蓄積装置30よりバッファメモリ2
0に転送する。一般に2値画像データをデータベースな
どに蓄積する場合、特定の符号化処理を施して、その符
号データを蓄積することが多い。その場合は画像データ
蓄積装置30から送られる符号データを符号化処理部3
2にて復号し、バッファメモリ20に書き込む。バッフ
ァメモリ20上の画像データはパスライン90を通って
表示装置60中のビットマツプメモリに転送され、画面
上に表示される。第3図(a)に表示例を示す。図中1
が表示される画像を示す。画像1の内、2が画像中の擬
似中間調領域、その他が線図形領域を示す。
の一部を拡大する処理を例に述べる。使用者は、初めに
キーボード75から処理対象の画像の指定を行う。画像
の指定は、例えば個々の画像データに付加された固有番
号を指定するなど、既知の検索手法を用いる。この指示
に従って、制御部70は対象となる2値のデジタル画像
データを画像データ蓄積装置30よりバッファメモリ2
0に転送する。一般に2値画像データをデータベースな
どに蓄積する場合、特定の符号化処理を施して、その符
号データを蓄積することが多い。その場合は画像データ
蓄積装置30から送られる符号データを符号化処理部3
2にて復号し、バッファメモリ20に書き込む。バッフ
ァメモリ20上の画像データはパスライン90を通って
表示装置60中のビットマツプメモリに転送され、画面
上に表示される。第3図(a)に表示例を示す。図中1
が表示される画像を示す。画像1の内、2が画像中の擬
似中間調領域、その他が線図形領域を示す。
ユーザは表示装置60上の画像を見て例えばマウスなど
を用いて画像中から、処理すべき領域を指示する。拡大
率の入力は、キーボード75より指示するか、あるいは
マウスなどを用いて拡大後の領域を指定することなどに
より実行する。今ここで、第3図(b)の4の領域を拡
大し、5の領域に書き込む場合を考える。
を用いて画像中から、処理すべき領域を指示する。拡大
率の入力は、キーボード75より指示するか、あるいは
マウスなどを用いて拡大後の領域を指定することなどに
より実行する。今ここで、第3図(b)の4の領域を拡
大し、5の領域に書き込む場合を考える。
処理対象が指定されると、制御部70はバッファメモリ
20中の画像データより、対象となる領域のデータを走
査線に沿って画像処理部100に入力する。画像処理部
100では線図形画像処理部500と濃淡画像処理部3
00が同時に拡大処理を実行する。
20中の画像データより、対象となる領域のデータを走
査線に沿って画像処理部100に入力する。画像処理部
100では線図形画像処理部500と濃淡画像処理部3
00が同時に拡大処理を実行する。
画処理部の処理内容については後に詳しく述べる。
一方、領域判定部700は拡大処理における再標本化点
ごとに、各点が擬似中間調領域か線図形領域かを後に述
べる方式で判定する。そして、領域判定部700からの
出力に応じて、セレクタ900が、2個所の画像処理部
より入力される2種類の2値画像データの一方を選択し
、パスライン90に出力する。出力された2値画像デー
タは、表示装置60中のビットマツプメモリに転送され
、画面上に表示される。また、画像処理結果を一時保存
する第2バツフアメモリ25にも書き込むこともできる
。ここで、画像蓄積部30より初期画像を入力した際に
、バッファメモリ25にも画像を記録しておおけば、こ
の時初期画像との合成画像が、バッファメモリ25に上
に記録される。第3図(c)に合成画像の表示例を示す
。表示装置60中のビットマツプメモリおよび、バッフ
ァメモリ25では、入力された処理結果の2値画像は、
通常、従来記入されていた画像データ上に記録される。
ごとに、各点が擬似中間調領域か線図形領域かを後に述
べる方式で判定する。そして、領域判定部700からの
出力に応じて、セレクタ900が、2個所の画像処理部
より入力される2種類の2値画像データの一方を選択し
、パスライン90に出力する。出力された2値画像デー
タは、表示装置60中のビットマツプメモリに転送され
、画面上に表示される。また、画像処理結果を一時保存
する第2バツフアメモリ25にも書き込むこともできる
。ここで、画像蓄積部30より初期画像を入力した際に
、バッファメモリ25にも画像を記録しておおけば、こ
の時初期画像との合成画像が、バッファメモリ25に上
に記録される。第3図(c)に合成画像の表示例を示す
。表示装置60中のビットマツプメモリおよび、バッフ
ァメモリ25では、入力された処理結果の2値画像は、
通常、従来記入されていた画像データ上に記録される。
しかしながら、キーボードからの指示などによって、2
種類の画像データの論理演算結果を記録することもでき
る。
種類の画像データの論理演算結果を記録することもでき
る。
表示の後、ユーザが表示装置60上に表示された画像を
確認し、蓄積を指示すると、バッファメモリ25中の画
像データは画像データ蓄積装置35に転送され、たとえ
ば光ディスクなどの記録媒体に記録される。このとき、
画像データを特定するためのコード情報なども記録する
。画像データ蓄積装置35への記録にあたっては、符号
化処理部35により2値画像データを既知の方式で符号
化し、データ量を削減して記録することも可能である。
確認し、蓄積を指示すると、バッファメモリ25中の画
像データは画像データ蓄積装置35に転送され、たとえ
ば光ディスクなどの記録媒体に記録される。このとき、
画像データを特定するためのコード情報なども記録する
。画像データ蓄積装置35への記録にあたっては、符号
化処理部35により2値画像データを既知の方式で符号
化し、データ量を削減して記録することも可能である。
また、処理の結果出力される画像は、2値画像データな
ので、LBPなどの出力装置50より、紙などの媒体に
出力することもできる。
ので、LBPなどの出力装置50より、紙などの媒体に
出力することもできる。
以上の処理によって、画像データ蓄積部30に記録され
た2値画像を呼び出し、画像中の任意の領域を任意の倍
率で変換し、表示、印字、あるいは画像データ蓄積部3
5に新たに記録することができる。なお、縮小、回転な
どの処理も同様の手順で実行することができる。なお、
ここで画像データ蓄積部30と画像データ蓄積部35同
一の装置あってもよい。
た2値画像を呼び出し、画像中の任意の領域を任意の倍
率で変換し、表示、印字、あるいは画像データ蓄積部3
5に新たに記録することができる。なお、縮小、回転な
どの処理も同様の手順で実行することができる。なお、
ここで画像データ蓄積部30と画像データ蓄積部35同
一の装置あってもよい。
また、この例では、画像データ蓄積装置30中に記録さ
れている画像の一部を拡大する処理について述べたが、
画像読み取り部10より入力したばかりの画像も、2値
化してバッファメモリ20に蓄積することにより同様に
処理できる。また、画像中の一部に対してばかりでなく
、全体に対しても同様の処理が実行できることは自明で
ある。
れている画像の一部を拡大する処理について述べたが、
画像読み取り部10より入力したばかりの画像も、2値
化してバッファメモリ20に蓄積することにより同様に
処理できる。また、画像中の一部に対してばかりでなく
、全体に対しても同様の処理が実行できることは自明で
ある。
次に、ある線密度で入力され、光ディスクなど画像デー
タ蓄積装置30に既に蓄積された画像に線密度変換を施
し、別の線密度の画像データ?作成する線密度変換処理
について述べる。この処理は。
タ蓄積装置30に既に蓄積された画像に線密度変換を施
し、別の線密度の画像データ?作成する線密度変換処理
について述べる。この処理は。
例えば解像度400DPI(dot/1nch)の画像
が蓄積されている画像データベースから16本/mmの
画像データベースを作成する場合などの実行される。処
理手順は前述の拡大処理と類似しているが、変換率が、
あらかじめ定まっており、画像全体を処理するため処理
中にユーザの指示を必要としないことが可能である。
が蓄積されている画像データベースから16本/mmの
画像データベースを作成する場合などの実行される。処
理手順は前述の拡大処理と類似しているが、変換率が、
あらかじめ定まっており、画像全体を処理するため処理
中にユーザの指示を必要としないことが可能である。
ユーザーは、初めにキーボード75などから変換率や対
象となる画像を指示する。ただし、例えば光デイスク1
面すべてを処理する場合などは、画像の指示は不要であ
る場合も有りうる。また、入出力双方の光ディスクに線
密度が記録されている場合などは、変換率をユーザーが
指定しなくともよい。まず初めに、制御部70からの指
示により5、画像データ蓄積部30より1枚分の画像デ
ータが一時蓄積部20に転送される。−時蓄積部20中
に入力されたデータは順次、画像処理部100に入力さ
れ、線密度変換を施される。画像処理部100中の処理
は、前述した拡大処理と同様で、入力された画像の領域
に応じて、出力を切り替える。出力された画像データは
、バッファメモリ25に蓄積され、さらに画像データ蓄
積部35に記録される。また、画像データ蓄積部35に
は、バッファメモリ25中の2画像データを既知の方式
で、符号化したコードデータを記録してもよい。以上の
処理における画像データの流れを図示すると第4図のよ
うになる。
象となる画像を指示する。ただし、例えば光デイスク1
面すべてを処理する場合などは、画像の指示は不要であ
る場合も有りうる。また、入出力双方の光ディスクに線
密度が記録されている場合などは、変換率をユーザーが
指定しなくともよい。まず初めに、制御部70からの指
示により5、画像データ蓄積部30より1枚分の画像デ
ータが一時蓄積部20に転送される。−時蓄積部20中
に入力されたデータは順次、画像処理部100に入力さ
れ、線密度変換を施される。画像処理部100中の処理
は、前述した拡大処理と同様で、入力された画像の領域
に応じて、出力を切り替える。出力された画像データは
、バッファメモリ25に蓄積され、さらに画像データ蓄
積部35に記録される。また、画像データ蓄積部35に
は、バッファメモリ25中の2画像データを既知の方式
で、符号化したコードデータを記録してもよい。以上の
処理における画像データの流れを図示すると第4図のよ
うになる。
−枚目の画像データの変換が終了すると、制御部70の
指示により、引き続き2枚目以後の画像に対して順次変
換を実行する。
指示により、引き続き2枚目以後の画像に対して順次変
換を実行する。
また、複数の画像に対する処理の場合1画像データ蓄積
部30からバッファメモリ20へのデータ入力と、バッ
ファメモリ25から画像データ蓄積部35への出力をパ
イプライン的に実行すれば、処理部−39= 度が向上する。以上の構成により、擬似中間調画像の混
在する大量の画像データの線密度の変換処理を自動的に
実行できる。
部30からバッファメモリ20へのデータ入力と、バッ
ファメモリ25から画像データ蓄積部35への出力をパ
イプライン的に実行すれば、処理部−39= 度が向上する。以上の構成により、擬似中間調画像の混
在する大量の画像データの線密度の変換処理を自動的に
実行できる。
次に、入力された画像の解像度が、出力装置の解像度と
異なる場合について説明する。
異なる場合について説明する。
いま仮に、画像データ蓄積部30中に解像度400dp
iの画像データ(以後、画像Aと呼ぶ)が記録されてお
り、システムに接続された表示装置60の解像度が20
0dpiであった場合を考える。ユーザがキーボード7
5などを用いて、制御部70に画像Aの表示を指示する
。制御部70にはシステムに接続された表示部60の解
像度が、200dpiである信号が与えられている。こ
れは1表示部60を接続する際に、切り替えスイッチな
どで設定したり、表示部60から制御部に制御信号を送
るなどの既知の手段により実現できる。一方、画像Aの
解像度は、たとえば画像データ蓄積部30中の画像Aの
データ自体、あるいは、光ディスクなどの媒体ごとにつ
けられ、たコードデータなどに記録されており、画像A
のデータがバッファメモリに転送される時に制御部70
に入力される。また、つねに入力される画像の解像度が
固定している場合などは、初めから制御部70に与えら
れる。制御部は与えられた入力画像の解像度と、表示装
置の解像度より、変換率を定める。本例の場合、入力画
像の解像度は400dpi、表示装置の解像度は200
dpiなので、変換率は主走査線方向、副走査線方向と
もに、1/2となる。
iの画像データ(以後、画像Aと呼ぶ)が記録されてお
り、システムに接続された表示装置60の解像度が20
0dpiであった場合を考える。ユーザがキーボード7
5などを用いて、制御部70に画像Aの表示を指示する
。制御部70にはシステムに接続された表示部60の解
像度が、200dpiである信号が与えられている。こ
れは1表示部60を接続する際に、切り替えスイッチな
どで設定したり、表示部60から制御部に制御信号を送
るなどの既知の手段により実現できる。一方、画像Aの
解像度は、たとえば画像データ蓄積部30中の画像Aの
データ自体、あるいは、光ディスクなどの媒体ごとにつ
けられ、たコードデータなどに記録されており、画像A
のデータがバッファメモリに転送される時に制御部70
に入力される。また、つねに入力される画像の解像度が
固定している場合などは、初めから制御部70に与えら
れる。制御部は与えられた入力画像の解像度と、表示装
置の解像度より、変換率を定める。本例の場合、入力画
像の解像度は400dpi、表示装置の解像度は200
dpiなので、変換率は主走査線方向、副走査線方向と
もに、1/2となる。
変換率が決定された以後の処理は、前述した線密度変換
処理と同様であり、画像データ蓄積部】Oより、バッフ
ァメモリ20に入力された解像度400dpiの画像を
画像処理部100で画素数172に変換して、パスライ
ン90を経て表示部60に転送し、表示する。
処理と同様であり、画像データ蓄積部】Oより、バッフ
ァメモリ20に入力された解像度400dpiの画像を
画像処理部100で画素数172に変換して、パスライ
ン90を経て表示部60に転送し、表示する。
この結果ユーザは、画像データやシステムを構成する各
装置の解像度を気にせず、特別な処理を行わずに擬似中
間調画像の混在する画像も、解像度の異なる表示装置上
に表示できる。
装置の解像度を気にせず、特別な処理を行わずに擬似中
間調画像の混在する画像も、解像度の異なる表示装置上
に表示できる。
また従来の、間引きによる線密度変換は、バッファメモ
リ20などから読みだすデータ量自体を減らすことによ
り、表示速度の高速化する効果が存在した。これに対し
て、前述した線密度変換処理を実行するには、全画素の
画像データを読み出す必要がある。そこで、擬似中間調
画像に対してのみ前述の線密度変換を実行し、その他の
部分に対しては、間引き処理を行うことにより、混在画
像を表示する場合の速度の低下を大幅に防ぐ。具体的に
は、画像を表示する場合、まず従来の間引きによる処理
を実行し、バッファメモリ中から例えば1画素おきにデ
ータを読みだす。このデータを表示しつつ、一方で各走
査線ごとに領域の判定を実行し、擬似中間調画像を含む
か否かを2値データJL、として出力する。JL□は、
例えば以下のような値を取る。
リ20などから読みだすデータ量自体を減らすことによ
り、表示速度の高速化する効果が存在した。これに対し
て、前述した線密度変換処理を実行するには、全画素の
画像データを読み出す必要がある。そこで、擬似中間調
画像に対してのみ前述の線密度変換を実行し、その他の
部分に対しては、間引き処理を行うことにより、混在画
像を表示する場合の速度の低下を大幅に防ぐ。具体的に
は、画像を表示する場合、まず従来の間引きによる処理
を実行し、バッファメモリ中から例えば1画素おきにデ
ータを読みだす。このデータを表示しつつ、一方で各走
査線ごとに領域の判定を実行し、擬似中間調画像を含む
か否かを2値データJL、として出力する。JL□は、
例えば以下のような値を取る。
JL1=1:擬似中間調画像を含む
0:擬似中間調画像を含まない
この走査線単位の判定結果JL1が、あらかじめ定めた
値DT1以上連続して1の場合、擬似中間調画像を含む
領域であるとみなし、2値の部分判定結果JVは“1″
となり、間引き処理を停止する。そして濃淡画像処理に
よる線密度変換の出力を表示する。−度、線密度変換方
式に切り替えた以後も、走査線単位の領域判定は継続す
る。そして、判定結果JL、が、あらかじめ定めた値0
12以上連続してOとなった場合、擬似中間調画像を含
む領域の表示は終了したとみなし、部分判定結果JVは
110 I+となり間引き処理を再開し、その出力を表
示する。間引き処理が停止している間は、画像処理部に
おける線密度変換結果が表示部60に転送され、出力さ
れる。
値DT1以上連続して1の場合、擬似中間調画像を含む
領域であるとみなし、2値の部分判定結果JVは“1″
となり、間引き処理を停止する。そして濃淡画像処理に
よる線密度変換の出力を表示する。−度、線密度変換方
式に切り替えた以後も、走査線単位の領域判定は継続す
る。そして、判定結果JL、が、あらかじめ定めた値0
12以上連続してOとなった場合、擬似中間調画像を含
む領域の表示は終了したとみなし、部分判定結果JVは
110 I+となり間引き処理を再開し、その出力を表
示する。間引き処理が停止している間は、画像処理部に
おける線密度変換結果が表示部60に転送され、出力さ
れる。
図に示めした通り、間引き処理の停止、再開とも、それ
ぞれ走査線DT1、DT2本分遅れを生じるが、実際の
システムにおいては問題とならない。
ぞれ走査線DT1、DT2本分遅れを生じるが、実際の
システムにおいては問題とならない。
むしろ、DT□、DT2の遅れを許容しない場合、頻繁
に切り替えが生じて、かえって表示速度を低下させるこ
とになる。また、遅れを除去するために、表示するデー
タにも遅れを持たせ、事前に切り替えることも可能であ
る。
に切り替えが生じて、かえって表示速度を低下させるこ
とになる。また、遅れを除去するために、表示するデー
タにも遅れを持たせ、事前に切り替えることも可能であ
る。
この、一連の処理を実行する手段について、次に詳細に
説明する。いま、仮にバッファメモリ中の400dpi
の画像を、200dpiの解像度を有する表示装置に表
示する場合に考える。第5図は本機能を実現するための
発明の一構成例を示すブロック図である。図中100は
画像処理部を示す。本機能を実現するためには、画像処
理部100中に間引きを実行するか否かを判定する、間
引き判定7000を有する。この間引き判定部7000
は図示したように、領域判定部700より出力される画
素単位の判定結果J3を用いて、走査線単位の判定結果
JL工を出力するライン判定部7010、走査線単位の
判定結果JL1より、最終的な判定結果JVを出力する
部分判定部7020より構成されている。なお、ここで
はJ3、JL□、JVとも、擬似中間調画像が含まれる
と判定した場合“1″を、その他の場合″O”となると
する。
説明する。いま、仮にバッファメモリ中の400dpi
の画像を、200dpiの解像度を有する表示装置に表
示する場合に考える。第5図は本機能を実現するための
発明の一構成例を示すブロック図である。図中100は
画像処理部を示す。本機能を実現するためには、画像処
理部100中に間引きを実行するか否かを判定する、間
引き判定7000を有する。この間引き判定部7000
は図示したように、領域判定部700より出力される画
素単位の判定結果J3を用いて、走査線単位の判定結果
JL工を出力するライン判定部7010、走査線単位の
判定結果JL1より、最終的な判定結果JVを出力する
部分判定部7020より構成されている。なお、ここで
はJ3、JL□、JVとも、擬似中間調画像が含まれる
と判定した場合“1″を、その他の場合″O”となると
する。
初期状態においては、
である。この状態で、アドレスカウンタ600は主走査
線方向、副走査線方向とも1画素おきに出力値を増加す
る。この結果、パスライン90にはバッファメモリ20
中の画像データを、縦横ともに1/2に間引いたデータ
が送られることになる。次に、画像中の擬似中間調画像
が入力されると、画像処理部100中の画像処理部70
0から出力される2値データJ、が1となる。ライン判
定部7010は、図示したように、アップ/ダウンカウ
ンタ7011.比較器7012、ラッチ7013より構
成されている。
線方向、副走査線方向とも1画素おきに出力値を増加す
る。この結果、パスライン90にはバッファメモリ20
中の画像データを、縦横ともに1/2に間引いたデータ
が送られることになる。次に、画像中の擬似中間調画像
が入力されると、画像処理部100中の画像処理部70
0から出力される2値データJ、が1となる。ライン判
定部7010は、図示したように、アップ/ダウンカウ
ンタ7011.比較器7012、ラッチ7013より構
成されている。
アップ/ダウンカウンタ7011のUDCは以下の条件
で変動する。
で変動する。
UDC=UDC+ 1 : J3= IUDC=U
DC,−1: J3=0 但し、UDC≧O J L工=0 JV =0 比較器7012は、このUDCとあらかしめ定めた閾値
DP工を比較し、以下の条件に従って、2値データJL
□を出力する。
DC,−1: J3=0 但し、UDC≧O J L工=0 JV =0 比較器7012は、このUDCとあらかしめ定めた閾値
DP工を比較し、以下の条件に従って、2値データJL
□を出力する。
JL、=1:UDC≧DP。
J L、、= 0 : UDC<D P。
つまり、擬似中間調画像と判定された画素が、連続的に
密集して存在する場合、JL、は1となる。
密集して存在する場合、JL、は1となる。
この2値データJ L□はラッチ7o13に入力される
。ラッチ7013は、このJL□が1となった場合には
、次の走査線に対する処理が始まるまで、データをホー
ルドする。その結果JL□は各走査線ごとに、擬似中間
調画像が含まれているが否かをい示す。
。ラッチ7013は、このJL□が1となった場合には
、次の走査線に対する処理が始まるまで、データをホー
ルドする。その結果JL□は各走査線ごとに、擬似中間
調画像が含まれているが否かをい示す。
2値データJ L□は部分判定部28に入力される。
部分判定部7020は、例えば図示した通り、シフトレ
ジスタ7021および論理回路7o22より構成されて
いる。ここで部分判定部7020の出力J Vは、初期
状態ではIt O+1で、シフトレジスタ7o21に蓄
積される走査線単位の判定結果JL1が、あらかじめ定
めた閾値DT、以上連続して1″′となると、JV=1
に切り替わる。また、JV=1となった以後は、走査線
単位の判定結果、J r、□が、あらかじめ定めた閾値
DT2以上連続してL(OItとなるまで、JV=1を
維持する。
ジスタ7021および論理回路7o22より構成されて
いる。ここで部分判定部7020の出力J Vは、初期
状態ではIt O+1で、シフトレジスタ7o21に蓄
積される走査線単位の判定結果JL1が、あらかじめ定
めた閾値DT、以上連続して1″′となると、JV=1
に切り替わる。また、JV=1となった以後は、走査線
単位の判定結果、J r、□が、あらかじめ定めた閾値
DT2以上連続してL(OItとなるまで、JV=1を
維持する。
以上の構成で、画像処理部100中の領域判定部位70
0の出力を用いて、間引き処理の実行/停止を定める判
定結果JVが得られる。
0の出力を用いて、間引き処理の実行/停止を定める判
定結果JVが得られる。
この判定結果により、各構成要素の動作は以下の通り変
動する。まず、クロックカウンタ23の出力は、JV=
O場合2本づつ増加し、JV=1の場合1本づつ増加す
る。この結果、バッファメモリ20からデータバス90
におくられるデータはJV=Oの場合、主走査方向、副
走査線方向ともの1画素おきに間引かれ、JV=1の場
合は全データが転送される。さらに、セレクタ900は
、この場合、部分判定部7020の出力を領域判定部7
00からの出力より優先して作動する。そして、JVの
判定=0の場合線図形画像処理部500からの出力を選
択し、JV=1の場合濃淡画像処理部300からの出力
を選択する。なお、この処理の場合、線図形画像処理部
500は、入力された画像データをそのまま出力する。
動する。まず、クロックカウンタ23の出力は、JV=
O場合2本づつ増加し、JV=1の場合1本づつ増加す
る。この結果、バッファメモリ20からデータバス90
におくられるデータはJV=Oの場合、主走査方向、副
走査線方向ともの1画素おきに間引かれ、JV=1の場
合は全データが転送される。さらに、セレクタ900は
、この場合、部分判定部7020の出力を領域判定部7
00からの出力より優先して作動する。そして、JVの
判定=0の場合線図形画像処理部500からの出力を選
択し、JV=1の場合濃淡画像処理部300からの出力
を選択する。なお、この処理の場合、線図形画像処理部
500は、入力された画像データをそのまま出力する。
この結果、混在画像を表示する場合に、擬似中間調画像
の画質劣化防止と、高い表示速度を両立することができ
る。
の画質劣化防止と、高い表示速度を両立することができ
る。
さて、以上の処理は、2値画像のアフィン変換に関する
処理である。本発明では、擬似中間調画像に対するアフ
ィン変換には、入力された擬似中間調より、−度多値の
中間調画像を復元し、再度2値化処理を実行している。
処理である。本発明では、擬似中間調画像に対するアフ
ィン変換には、入力された擬似中間調より、−度多値の
中間調画像を復元し、再度2値化処理を実行している。
ところが、擬似中間調画像は1画像入力時に既に一度擬
似中間調処理を施されている。擬似中間調処理のうち、
組織的ディザ方式など周期性のある処理方式は、複数回
繰り返すと両者の周期の違いから、モアレを生じて画質
を著しく劣化させる。
似中間調処理を施されている。擬似中間調処理のうち、
組織的ディザ方式など周期性のある処理方式は、複数回
繰り返すと両者の周期の違いから、モアレを生じて画質
を著しく劣化させる。
したがって、画像入力時に組織的ディザ法により2値化
された画像に対してアフィン変換を実行する場合、再度
の2値化処理の際には平均誤差最小法などの周期性のな
い擬似中間調処理方式を用いる必要がある。また、文書
のうち網点画像は、既にそれ自体周期性を有している。
された画像に対してアフィン変換を実行する場合、再度
の2値化処理の際には平均誤差最小法などの周期性のな
い擬似中間調処理方式を用いる必要がある。また、文書
のうち網点画像は、既にそれ自体周期性を有している。
画像入力時にも周期性のない擬似中間調処理方式を用い
る必要がある。
る必要がある。
したがって、網点画像に対しては、画像人力時および擬
似中間調処理時のいずれも、例えば平均誤差最小法など
の周期性のない擬似中間調処理力式を用いる必要がある
。一方、写真などの中間調画像に対しては、画像入力お
よび画像処理を通して一度のみ組織的ディザ法などの周
期性のある擬似中間調処理方式を用いることができる。
似中間調処理時のいずれも、例えば平均誤差最小法など
の周期性のない擬似中間調処理力式を用いる必要がある
。一方、写真などの中間調画像に対しては、画像入力お
よび画像処理を通して一度のみ組織的ディザ法などの周
期性のある擬似中間調処理方式を用いることができる。
したがって、再2値化処理部420は、複数の擬似中間
調処理機能を有し、対象や出力装置の特性に応して、あ
るいは使用者の指示により切り替えるられるものとする
ことができる。そして、その機能を有する事により、以
下の処理が実現できる。
調処理機能を有し、対象や出力装置の特性に応して、あ
るいは使用者の指示により切り替えるられるものとする
ことができる。そして、その機能を有する事により、以
下の処理が実現できる。
実際のシステムにおいては、接続する出力装置の特性に
よって、出力画像の画質が著しく劣化する場合が生じる
。例えば、L B P (Laser BeamPri
nter)の一部などでは、孤立した1画素の黒や白を
印字しにくい装置も存在する。この場合、出力する擬似
中間調画像は、孤立点の掃除やすい平均誤差最小法より
も、網点型の組織的ディザ画像のほうが適している。そ
こで、次に、出方装置に応じて擬似中間調処理方式を切
り替える処理に付いて説明する。
よって、出力画像の画質が著しく劣化する場合が生じる
。例えば、L B P (Laser BeamPri
nter)の一部などでは、孤立した1画素の黒や白を
印字しにくい装置も存在する。この場合、出力する擬似
中間調画像は、孤立点の掃除やすい平均誤差最小法より
も、網点型の組織的ディザ画像のほうが適している。そ
こで、次に、出方装置に応じて擬似中間調処理方式を切
り替える処理に付いて説明する。
いま、第1図中の画像データ蓄積部30に蓄積された画
像Bを、孤立画素に対する印字性能の低いプリンタ50
で出力する場合を考える。なお、ここで画像Bは平均誤
差最小法で2値化された擬似中間調画像を含む画像とす
る。
像Bを、孤立画素に対する印字性能の低いプリンタ50
で出力する場合を考える。なお、ここで画像Bは平均誤
差最小法で2値化された擬似中間調画像を含む画像とす
る。
まず、使用者はキーボード75などから出力したい画像
Bを指定する。指定された画像データBは画像データ蓄
積部30より、バッファメモリ2oに転送されると同時
に表示装置60中のビットマツプメモリに書き込まれる
。続いて使用者は表示された画像を確認し、キーボード
などを用いてプリンタ出力を命じる。この時、使用者は
画像データの変換も命じる。システムがプリンタ出力を
命じられると、画像処理部100は、バッファメモリ2
0中の画像データに対して、縦横1倍のアフィン変換処
理を実行し、処理結果をバッファメモリ25に記録する
。縦横1倍のアフィン変換では、線図形処理部500は
原画像と同じ画像データを出力する。
Bを指定する。指定された画像データBは画像データ蓄
積部30より、バッファメモリ2oに転送されると同時
に表示装置60中のビットマツプメモリに書き込まれる
。続いて使用者は表示された画像を確認し、キーボード
などを用いてプリンタ出力を命じる。この時、使用者は
画像データの変換も命じる。システムがプリンタ出力を
命じられると、画像処理部100は、バッファメモリ2
0中の画像データに対して、縦横1倍のアフィン変換処
理を実行し、処理結果をバッファメモリ25に記録する
。縦横1倍のアフィン変換では、線図形処理部500は
原画像と同じ画像データを出力する。
方、濃淡画像処理部300では、−度、多値の中間調画
像を復元した後、組織的ディザ法により再度2値化処理
を実行する。この結果、バッファメモリ25中の画像デ
ータは、組織的ディザ法による擬似中間調中間調画像を
有する。したがって、孤立画素に対する印字性能の低い
プリンタ50で出力しても、比較的高い画質の出力が得
られる。この例では、プリンタの特性を補うために、*
似中間調処理の方式を変換したが、これは使用者の好み
に応じて切り替えることも同様の手順で可能である。
像を復元した後、組織的ディザ法により再度2値化処理
を実行する。この結果、バッファメモリ25中の画像デ
ータは、組織的ディザ法による擬似中間調中間調画像を
有する。したがって、孤立画素に対する印字性能の低い
プリンタ50で出力しても、比較的高い画質の出力が得
られる。この例では、プリンタの特性を補うために、*
似中間調処理の方式を変換したが、これは使用者の好み
に応じて切り替えることも同様の手順で可能である。
また、この例では、出力時に変換を実行することを使用
者が指示したが、画像データの一部あるいはディレクト
リ中の特定の場所に、この画像中の擬似中間調画像は出
力時に変換処理を要することを記録しておけば、指示を
自動化できる。また逆に、システムに接続されている出
力装置が、このような変換を必要としない場合は、制御
部中にあらかじめ特定のコードなどを指定して、この変
換処理を実行しないように設定する。ここで、変換処理
の要/不要を示すヘッダ中のフラグをディザ方式変更フ
ラグと呼ぶ。
者が指示したが、画像データの一部あるいはディレクト
リ中の特定の場所に、この画像中の擬似中間調画像は出
力時に変換処理を要することを記録しておけば、指示を
自動化できる。また逆に、システムに接続されている出
力装置が、このような変換を必要としない場合は、制御
部中にあらかじめ特定のコードなどを指定して、この変
換処理を実行しないように設定する。ここで、変換処理
の要/不要を示すヘッダ中のフラグをディザ方式変更フ
ラグと呼ぶ。
次に、ディザ方式変更フラグを用いて処理を自動化する
方式の一実施例を説明する。第6図に画像蓄積部に記録
されたデータの構造例を示す。データは、符号化された
2値の画像データ2o10と、その画像の構造情報、例
えばサイズや、解像度、符号化後のデータ量などを記述
した、ヘッダ部200(lとにより構成される。実際の
システムにおいては、この両者は、光デイスク中に物理
的に連続して記録してもよいし、同一ディスク中のそれ
ぞれ独立した領域、あるいはそれぞれ別の装置に記録し
てもよい。ここでは、第6図に示す通り、ヘッダと画像
データが連続して画像蓄積部中に記録されている場合を
考える。
方式の一実施例を説明する。第6図に画像蓄積部に記録
されたデータの構造例を示す。データは、符号化された
2値の画像データ2o10と、その画像の構造情報、例
えばサイズや、解像度、符号化後のデータ量などを記述
した、ヘッダ部200(lとにより構成される。実際の
システムにおいては、この両者は、光デイスク中に物理
的に連続して記録してもよいし、同一ディスク中のそれ
ぞれ独立した領域、あるいはそれぞれ別の装置に記録し
てもよい。ここでは、第6図に示す通り、ヘッダと画像
データが連続して画像蓄積部中に記録されている場合を
考える。
いま、システムに接続されたプリンタが前述したように
孤立点の印字性能が低い場合、システム中の制御部(第
1図ニア0)に特定の制御信号を入力する。これは、プ
リンタ50より入力するはか、あらかじめキースイッチ
などで設定することもできる。画像を出力する場合、ま
ず使用者からの指示により、特定の画像を指定し、対象
となる画像のデータを、ヘッダも含めて画像蓄積部(第
1図中の30)より入力する。ここで、データ中のヘッ
ダの情報は制御部70に入力される。次に、プリンタへ
の出力が命じられると、制御部70では、ヘッダ中のデ
ィザ方式変更フラグの内容を調べる。
孤立点の印字性能が低い場合、システム中の制御部(第
1図ニア0)に特定の制御信号を入力する。これは、プ
リンタ50より入力するはか、あらかじめキースイッチ
などで設定することもできる。画像を出力する場合、ま
ず使用者からの指示により、特定の画像を指定し、対象
となる画像のデータを、ヘッダも含めて画像蓄積部(第
1図中の30)より入力する。ここで、データ中のヘッ
ダの情報は制御部70に入力される。次に、プリンタへ
の出力が命じられると、制御部70では、ヘッダ中のデ
ィザ方式変更フラグの内容を調べる。
フラグ中に、出力時には組織的ディザへの変換を要する
ことを示すコードが記入されており、かつ、プリンタが
孤立点印字できないことを示す制御信号が制御部70中
に指定されていれば、バッファメモリ20中の画像デー
タに対して、上述の擬似中間調処理方式に変換を実行し
、変換結果をプリンタ50に出力する。しかしながら、
接続されたプリンタが、変換を必要としない場合は、変
換を命する制御信号が存在しないため、バッファメモリ
20中の画像データは、プリンタ50へ単純転送される
。
ことを示すコードが記入されており、かつ、プリンタが
孤立点印字できないことを示す制御信号が制御部70中
に指定されていれば、バッファメモリ20中の画像デー
タに対して、上述の擬似中間調処理方式に変換を実行し
、変換結果をプリンタ50に出力する。しかしながら、
接続されたプリンタが、変換を必要としない場合は、変
換を命する制御信号が存在しないため、バッファメモリ
20中の画像データは、プリンタ50へ単純転送される
。
なお、使用者の指示によっても、変換を実行しないこと
ができる。
ができる。
一方、処理の過程において、モアレが発生するのを防ぐ
ためには、組織的ディザ法などの周期的な擬似中間調処
理を複数回繰り返し実行するのを防ぐ必要がある。この
手段としては1例えば次のような実現方式がある。すで
に画像入力時や画像処理によって、組織的ディザ法によ
る2値化処理を施された画像や、網点画像に対しては、
あらかじめヘッダ中に特定のフラグに組織的ディザの使
用を禁するコードを記録しておく。このフラグをディザ
履歴フラグと呼ぶ。そして、画像処理時に、ディザ履歴
フラグに組織的ディザに使用を禁止するコードが記録さ
れている画像に対しては、再2値化処理時に、平均誤差
最小法などの周期性のない擬似中間調処理方式を用いる
。以上の処理により、モアレのない擬似中間調画像を出
力することができる。
ためには、組織的ディザ法などの周期的な擬似中間調処
理を複数回繰り返し実行するのを防ぐ必要がある。この
手段としては1例えば次のような実現方式がある。すで
に画像入力時や画像処理によって、組織的ディザ法によ
る2値化処理を施された画像や、網点画像に対しては、
あらかじめヘッダ中に特定のフラグに組織的ディザの使
用を禁するコードを記録しておく。このフラグをディザ
履歴フラグと呼ぶ。そして、画像処理時に、ディザ履歴
フラグに組織的ディザに使用を禁止するコードが記録さ
れている画像に対しては、再2値化処理時に、平均誤差
最小法などの周期性のない擬似中間調処理方式を用いる
。以上の処理により、モアレのない擬似中間調画像を出
力することができる。
この方式も、前述の擬似中間調方式の変換処理と同様に
、ディザ履歴フラグの内容を制御部70で検出すること
により、実現できる。また、−度入力した画像にアフィ
ン変換などの処理を施し、再び画像蓄積部30に記録す
る場合は、画像処理時に組織的ディザ法を用いたならば
、記録する画像のヘッダ中のディザ履歴フラグの内容を
組織的ディザの使用を禁するコードに書き換える。
、ディザ履歴フラグの内容を制御部70で検出すること
により、実現できる。また、−度入力した画像にアフィ
ン変換などの処理を施し、再び画像蓄積部30に記録す
る場合は、画像処理時に組織的ディザ法を用いたならば
、記録する画像のヘッダ中のディザ履歴フラグの内容を
組織的ディザの使用を禁するコードに書き換える。
その結果、本例で示した処理の結果得た画像に対して、
再度組織的ディザ法による擬似中間調処理が施されるの
を避けることができる。
再度組織的ディザ法による擬似中間調処理が施されるの
を避けることができる。
実際のシステムにおいて、例えば第1図におけるイメー
ジスキャナ10のように、文書などの画像入力手段が接
続されている場合1画像データは以下のように処理する
ことにより、高い精度の画質が得られる。文書画像はイ
メージスキャナlOより多値のデジタルデータとして入
力され、内部の2値化処理部11にて2値化される。こ
の時、文書画像中の線図形領域に対しては、固定あるい
は不動閾値による2値化を施し、中間調領域に対しては
擬似中間調処理を施す。この両者の切り替えには、既知
の各種手段が利用可能である。
ジスキャナ10のように、文書などの画像入力手段が接
続されている場合1画像データは以下のように処理する
ことにより、高い精度の画質が得られる。文書画像はイ
メージスキャナlOより多値のデジタルデータとして入
力され、内部の2値化処理部11にて2値化される。こ
の時、文書画像中の線図形領域に対しては、固定あるい
は不動閾値による2値化を施し、中間調領域に対しては
擬似中間調処理を施す。この両者の切り替えには、既知
の各種手段が利用可能である。
本実施例では、擬似中間調処理として例えば平均誤差最
小法などの、周期性のない擬似中間調画像が得られる手
段を用いる。2値化された画像デーは、例えば光ディス
クなどを用いた画像データ蓄積部30に蓄積する。ここ
で、画像中の線図形領域の画像は、符復号処理部32に
て既知の符号化処理を施し、符号データを記録する。一
方、擬似中間調画像データは、符号化処理を実行せずに
データを蓄積する。この両者の切り替えも、既知の手段
が利用できる。この結果、画像データ蓄積部30しこは
効率的にデータを蓄積することができる。
小法などの、周期性のない擬似中間調画像が得られる手
段を用いる。2値化された画像デーは、例えば光ディス
クなどを用いた画像データ蓄積部30に蓄積する。ここ
で、画像中の線図形領域の画像は、符復号処理部32に
て既知の符号化処理を施し、符号データを記録する。一
方、擬似中間調画像データは、符号化処理を実行せずに
データを蓄積する。この両者の切り替えも、既知の手段
が利用できる。この結果、画像データ蓄積部30しこは
効率的にデータを蓄積することができる。
この蓄積された混在画像データを拡大あるいは縮小して
出力する場合、まず、画像データ蓄積部30より、出力
すべき画像データをバッファメモリ20に転送する。次
に、バッファメモリ20中の混在画像データに画像処理
部100にて前述した方式で、アフィン変換を実行しプ
リンタ60などへ出力する。
出力する場合、まず、画像データ蓄積部30より、出力
すべき画像データをバッファメモリ20に転送する。次
に、バッファメモリ20中の混在画像データに画像処理
部100にて前述した方式で、アフィン変換を実行しプ
リンタ60などへ出力する。
処理の過程において、混在画像中の擬似中間調画像に対
しては、再2値化処理部420にて組織的ディザ法によ
る2値化処理を実行する。
しては、再2値化処理部420にて組織的ディザ法によ
る2値化処理を実行する。
この結果、擬似中間調画像データとして記録した写真な
どの中間調画像に、任意倍率の拡大/縮G− 小を施しても、組織的ディザ法による擬似中間調画像と
して出力することができる。つまり、本発明により、擬
似中間調画像として画像を蓄積した後も、任意倍率の網
点画像を得ることができる。
どの中間調画像に、任意倍率の拡大/縮G− 小を施しても、組織的ディザ法による擬似中間調画像と
して出力することができる。つまり、本発明により、擬
似中間調画像として画像を蓄積した後も、任意倍率の網
点画像を得ることができる。
このため、例えば文書などを画像データ蓄積部30に1
度記録しておけば、以後、任意倍率の網点画像を得るこ
とができる。したがって後に、いかなる倍率の画像を利
用しようとも、画像蓄積時には、原寸の画像データのみ
を入力すればよい。
度記録しておけば、以後、任意倍率の網点画像を得るこ
とができる。したがって後に、いかなる倍率の画像を利
用しようとも、画像蓄積時には、原寸の画像データのみ
を入力すればよい。
続いて、擬似中間調画像の濃度を変換する処理の一例に
ついて第1図を用いて説明する。擬似中間調画像処理部
中の具体的な動作については、後に擬似中間調画像用画
像処理部300の説明の中で詳しく述べる。
ついて第1図を用いて説明する。擬似中間調画像処理部
中の具体的な動作については、後に擬似中間調画像用画
像処理部300の説明の中で詳しく述べる。
まず、出力装置の特性に応じて擬似中間調画像の濃度変
換する場合の例を述べる。通常プリンタなどの出力装置
は、擬似中間調画像を出力する場合、濃度特性がリニア
ではない。この処理は、例えば擬似中間調画像の濃度を
、出力装置の特性に応じて補正するものである。
換する場合の例を述べる。通常プリンタなどの出力装置
は、擬似中間調画像を出力する場合、濃度特性がリニア
ではない。この処理は、例えば擬似中間調画像の濃度を
、出力装置の特性に応じて補正するものである。
いま、−例として、画像蓄積部30中に蓄積されている
擬似中間調画像を含む画像(以後、画像Cと呼ぶ)をプ
リンタなどの出力装置50より出力する場合を考える。
擬似中間調画像を含む画像(以後、画像Cと呼ぶ)をプ
リンタなどの出力装置50より出力する場合を考える。
使用者は、初めにキーボード75などから対象となる画
像Cを制御部70に指示する。
像Cを制御部70に指示する。
制御部70はこの指示により、画像データ蓄積部30よ
り画像Cの画像データをバッファメモリ20に転送する
。バッファメモリ30中に入力されたデータは順次、画
像処理部100に入力される。画像処理部100では、
内部の濃淡画像処理部300および線図形用画像処理部
500にて、それぞれ処理を実行する。a製画像処理部
300では入力された2値画像データより、中間調変換
部310にて多値の濃淡画像データS工を算出する。そ
して、濃度階調変換部380でプリンタの濃度特性を補
正する変換処理により多値の濃淡画像データS2に変換
したうえ、再2値化処理部420にて指定した擬似中間
調処理により2値化して出力する。一方、線図形用画像
処理部では、変換率1倍の拡大処理として入力画像デー
タをそのまま出力する。
り画像Cの画像データをバッファメモリ20に転送する
。バッファメモリ30中に入力されたデータは順次、画
像処理部100に入力される。画像処理部100では、
内部の濃淡画像処理部300および線図形用画像処理部
500にて、それぞれ処理を実行する。a製画像処理部
300では入力された2値画像データより、中間調変換
部310にて多値の濃淡画像データS工を算出する。そ
して、濃度階調変換部380でプリンタの濃度特性を補
正する変換処理により多値の濃淡画像データS2に変換
したうえ、再2値化処理部420にて指定した擬似中間
調処理により2値化して出力する。一方、線図形用画像
処理部では、変換率1倍の拡大処理として入力画像デー
タをそのまま出力する。
そして、前述の拡大処理などと同様に、線図形画像処理
部500と濃淡画像処理部300の出力のうち一方を、
画素ごとに領域判定結果により選択し、画像処理部10
0の出力としてプリンタ50に出力する。この結果、プ
リンタ50からは濃度階調変換後の擬似中間調画像が出
力される。
部500と濃淡画像処理部300の出力のうち一方を、
画素ごとに領域判定結果により選択し、画像処理部10
0の出力としてプリンタ50に出力する。この結果、プ
リンタ50からは濃度階調変換後の擬似中間調画像が出
力される。
ここで、濃度階調変換部の変換特性は出力する装置の特
性に応じて設定される。例えば、システムに全接続され
ているプリンタの濃度特性が、第7図(a)に示すよう
な場合、濃度階調変換部380では第7図(b)に示す
変換処理を実行することにより、プリンタより出力され
る擬似中間調画像の濃度特性を補正できる。
性に応じて設定される。例えば、システムに全接続され
ているプリンタの濃度特性が、第7図(a)に示すよう
な場合、濃度階調変換部380では第7図(b)に示す
変換処理を実行することにより、プリンタより出力され
る擬似中間調画像の濃度特性を補正できる。
ここで、プリンタの濃度特性を
B=f (S□)
変換テーブル中の入出力関係gを、
Sz=g (si)
一59=
とすると、fygの関係は、以下の式で表すことができ
る。
る。
g (x)=1/f (x)
実際のシステムでは、複数種類の特性の異なる出力装置
が接続される。そこで、変換テーブル蓄積部85中に、
システムに接続される可能性のある出力装置に対する変
換データを、あらかじめ複数種類記録しておく。そして
、出力装置に応じたデータを濃度階調変換部380中に
変換テーブルにダウンロードする。また、プリンタの機
種ごとに、固有の信号を制御部70に入力し、その信号
の種類により特定のデータをダウンロードすれば、上記
の処理を自動化することもできる。
が接続される。そこで、変換テーブル蓄積部85中に、
システムに接続される可能性のある出力装置に対する変
換データを、あらかじめ複数種類記録しておく。そして
、出力装置に応じたデータを濃度階調変換部380中に
変換テーブルにダウンロードする。また、プリンタの機
種ごとに、固有の信号を制御部70に入力し、その信号
の種類により特定のデータをダウンロードすれば、上記
の処理を自動化することもできる。
さらに、濃度階調変換部380中の変換テーブルの値を
、自由に選択したり、あるいは画像データの演算結果に
より定めることにより、以下の出力画像を得ることがで
きる。
、自由に選択したり、あるいは画像データの演算結果に
より定めることにより、以下の出力画像を得ることがで
きる。
まず、第8図に示す変換テーブルを用いれば、次のよう
な出力画像かえられる。第8図(a)は画像のコントラ
ストを高め、第8図(b)は低下させる。第8図(c)
では特定濃度の部分のみ黒く出力され比較的等高線に近
い画像が得られる。
な出力画像かえられる。第8図(a)は画像のコントラ
ストを高め、第8図(b)は低下させる。第8図(c)
では特定濃度の部分のみ黒く出力され比較的等高線に近
い画像が得られる。
また、第8図(d)の変換テーブルでは例えば灰色の背
景上の写真などに対して、背景を白くすることができる
。また、これらの変換テーブルと、プリンタの特性を補
正する変換テーブルを、制御部70中などで掛けあわせ
、その値を変換テーブルとして用いることもできる。
景上の写真などに対して、背景を白くすることができる
。また、これらの変換テーブルと、プリンタの特性を補
正する変換テーブルを、制御部70中などで掛けあわせ
、その値を変換テーブルとして用いることもできる。
次に、画像データの演算により、変換テーブルの内容を
定める処理の一例として、画像中の一部のヒストグラム
を正規化する場合について述べる。
定める処理の一例として、画像中の一部のヒストグラム
を正規化する場合について述べる。
まず対象となる画像データをバッファメモリに転送し、
画像表示部60に表示する。使用者は、表示された画像
中にマウスなどを用いて、参照する領域を指定する。制
御部70は指定された領域中のデータを画像処理部10
0に入力し擬似中間調画像処理部300中の中間調変換
部320にて多値の画像データを生成する。この多値の
画像データはヒストグラム測定部87に入力される。ヒ
ストグラム測定部87では、既知の手段により入力され
る多値の画像データのヒストグラムを作成する。指定領
域中の全画素に対して、中間調画像データが得られたな
らば、それまでヒストグラム測定部87で測定していた
ヒストグラムを正規化する変換テーブルを、制御部70
などで算出し、濃度階調変換部380中の変換テーブル
に転送する。その後の処理は、これまで述ぺてきた他の
濃度階調変換処理と同様である。
画像表示部60に表示する。使用者は、表示された画像
中にマウスなどを用いて、参照する領域を指定する。制
御部70は指定された領域中のデータを画像処理部10
0に入力し擬似中間調画像処理部300中の中間調変換
部320にて多値の画像データを生成する。この多値の
画像データはヒストグラム測定部87に入力される。ヒ
ストグラム測定部87では、既知の手段により入力され
る多値の画像データのヒストグラムを作成する。指定領
域中の全画素に対して、中間調画像データが得られたな
らば、それまでヒストグラム測定部87で測定していた
ヒストグラムを正規化する変換テーブルを、制御部70
などで算出し、濃度階調変換部380中の変換テーブル
に転送する。その後の処理は、これまで述ぺてきた他の
濃度階調変換処理と同様である。
なお、本実施例では、既に画像蓄積装置に蓄積されてい
る画像データに対して各種の画像処理実行する場合につ
いて記したが、実施にあたっては、2値のデジタル画像
データであれば適用できる。
る画像データに対して各種の画像処理実行する場合につ
いて記したが、実施にあたっては、2値のデジタル画像
データであれば適用できる。
したがって、画像データベースなどにすでに蓄積されて
いるデータや、通信回線などを通して入力されるデータ
に対しても適用できる。さらに、電子カメラやビデオカ
メラあるいは画像スキャナなどによりデジタル画像デー
タとして入力され、既知の手段で、擬似中間調画像を含
む2値の画像に変換された画像データに対しても実行で
きる。
いるデータや、通信回線などを通して入力されるデータ
に対しても適用できる。さらに、電子カメラやビデオカ
メラあるいは画像スキャナなどによりデジタル画像デー
タとして入力され、既知の手段で、擬似中間調画像を含
む2値の画像に変換された画像データに対しても実行で
きる。
次に、画像処理部100について詳細に説明する。
第9図は画像処理部100の一構成例を示すブロック図
である。図中200は入力された2値画像データを画像
処理に必要な走査線数本分保存し、必要な局所領域の2
値画像データを同時に出力する一時記憶部、250は一
時記憶部200から送られる複数画素分の2値画像デー
タをパラレルに転送するデータバス、300は擬似中間
調画像に適した方式で2値画像に対して各種の画像処理
を実行する濃淡画像処理部、500は文字などの線図形
に適した方式で2値画像に対して拡大、縮小、回転など
のアフィン変換を行う線図形画像処理部、700は出力
する画像の各点に対して、擬似中間調画像と線図形のい
ずれに属するかを判定する領域判定部、900は入出力
される画像データのアドレスを管理するアドレス制御部
、900は領域判定部600の出力により、濃淡画像処
理部300の出力と、線図形画像処理部500の出力の
どちらか一方を選択し出力するセレクタである。その結
果、入力された画像に応じて、それぞれに適した処理結
果を出方することができる。
である。図中200は入力された2値画像データを画像
処理に必要な走査線数本分保存し、必要な局所領域の2
値画像データを同時に出力する一時記憶部、250は一
時記憶部200から送られる複数画素分の2値画像デー
タをパラレルに転送するデータバス、300は擬似中間
調画像に適した方式で2値画像に対して各種の画像処理
を実行する濃淡画像処理部、500は文字などの線図形
に適した方式で2値画像に対して拡大、縮小、回転など
のアフィン変換を行う線図形画像処理部、700は出力
する画像の各点に対して、擬似中間調画像と線図形のい
ずれに属するかを判定する領域判定部、900は入出力
される画像データのアドレスを管理するアドレス制御部
、900は領域判定部600の出力により、濃淡画像処
理部300の出力と、線図形画像処理部500の出力の
どちらか一方を選択し出力するセレクタである。その結
果、入力された画像に応じて、それぞれに適した処理結
果を出方することができる。
まず、−時蓄積部200について説明する。
第10図に一時蓄積部200の内部構成の一例を詳細に
示す。ここでは、1例として、画像処理に走査線4本分
の画像データを必要とする場合について説明する。図中
211,212.213.214は、それぞれ走査線1
本分のデータを蓄積するラインバッファ、220は4個
のラインバッファからの出力より3個を選択し、信号線
221.222.223より出力するセレクタ、231
.232.233.234では一定数の2値データを蓄
積するシフトレジスタ、240は4個のラインバッファ
のアドレスカウンタ、245は4個のラインバッファの
うち画像データを書き込む1個を選択するセレクタ、2
50はシフトレジスタより必要な画素のデータをパラレ
ルに出力する信号線である。
示す。ここでは、1例として、画像処理に走査線4本分
の画像データを必要とする場合について説明する。図中
211,212.213.214は、それぞれ走査線1
本分のデータを蓄積するラインバッファ、220は4個
のラインバッファからの出力より3個を選択し、信号線
221.222.223より出力するセレクタ、231
.232.233.234では一定数の2値データを蓄
積するシフトレジスタ、240は4個のラインバッファ
のアドレスカウンタ、245は4個のラインバッファの
うち画像データを書き込む1個を選択するセレクタ、2
50はシフトレジスタより必要な画素のデータをパラレ
ルに出力する信号線である。
各部分の動作は以下の通りである。信号線201より入
力された画像データはシフトレジスタ23】と、4個の
ラインバファ211〜214の内1個に入力図− される。入力されるラインバッファはセレクタ250に
より選択される。セレクタ250の出力は、画像データ
が走査線1本分入力されるごとに変化し、画像データが
書き込まれるラインバッファは、繰返し選択される。以
後、入力された2値の画像データを原画像データと呼ぶ
。
力された画像データはシフトレジスタ23】と、4個の
ラインバファ211〜214の内1個に入力図− される。入力されるラインバッファはセレクタ250に
より選択される。セレクタ250の出力は、画像データ
が走査線1本分入力されるごとに変化し、画像データが
書き込まれるラインバッファは、繰返し選択される。以
後、入力された2値の画像データを原画像データと呼ぶ
。
今、セレクタ250がラインバッファ214を選択し、
画像データP(IIj)が入力されたとする。P(x、
j)は、シフトレジスタ231とラインバッファ214
に入力される。この時バッファ211から213には、
それぞれ既にy=j−3,y=j4.y=j−1本目の
画像データが蓄積されている。
画像データP(IIj)が入力されたとする。P(x、
j)は、シフトレジスタ231とラインバッファ214
に入力される。この時バッファ211から213には、
それぞれ既にy=j−3,y=j4.y=j−1本目の
画像データが蓄積されている。
画像データP(i、j)が書き込まれた後、各バッファ
よりデータの読みだしを実行する。この時。
よりデータの読みだしを実行する。この時。
アドレスカウンタの出力は、データ書き込み時と同じく
iである。その結果、信号線216.217.218.
219からは、それぞれP (1+j−3)、P(IT
J−2)、”(xej−1)、P(11j)、がセレク
タ120に送られる。
iである。その結果、信号線216.217.218.
219からは、それぞれP (1+j−3)、P(IT
J−2)、”(xej−1)、P(11j)、がセレク
タ120に送られる。
セレクタ220はこの4画素分の画像データより、P
(xej−3)、P CIIj−2)、P(i、j−1
)を選択し、それぞれ、シフトレジスタ232.233
.234におくるその結果、シフトレジスタ231 、
232.133.234には、それぞれP(j、j)、
P(IIj−])、P (IIj−2)、P (11j
−3)が入力される。
(xej−3)、P CIIj−2)、P(i、j−1
)を選択し、それぞれ、シフトレジスタ232.233
.234におくるその結果、シフトレジスタ231 、
232.133.234には、それぞれP(j、j)、
P(IIj−])、P (IIj−2)、P (11j
−3)が入力される。
ここでセレクタ220は常に、yアドレスの小さい順に
、シフトレジスタ234,233,232に送るように
、動作する。従って例えば、画像データP(ITJ+1
)が、信号線201より入力された場合、シフトレジス
タ231,232,233,234にはそれぞれP(j
、j+1)。
、シフトレジスタ234,233,232に送るように
、動作する。従って例えば、画像データP(ITJ+1
)が、信号線201より入力された場合、シフトレジス
タ231,232,233,234にはそれぞれP(j
、j+1)。
p (i、j)l p (i、j−t) l p (L
j−2)が入力される。
j−2)が入力される。
4個のシフトレジスタ231,232,233,234
は、それぞれ後述する処理に必要な画素数の画像データ
を保持するラッチ列である。その段数は参照するウィン
ドウのサイズにより定まる。本実施例では、−例として
、17段のシフトレジスタとする。その結果、4個のシ
フトレジスタ23]、、232,233,234には計
68画素分の2値画像データが蓄積される。
は、それぞれ後述する処理に必要な画素数の画像データ
を保持するラッチ列である。その段数は参照するウィン
ドウのサイズにより定まる。本実施例では、−例として
、17段のシフトレジスタとする。その結果、4個のシ
フトレジスタ23]、、232,233,234には計
68画素分の2値画像データが蓄積される。
例えば、信号線50より、画像データP(i、j)がシ
フトレジスタ231に記録された場合、4個のシフトレ
ジスタ231,232,233,234の保持する画像
データP(m、n)は、1−16≦m≦i、j−3≦n
≦jとなり、(信号線束250よりそれぞれ出力される
。
フトレジスタ231に記録された場合、4個のシフトレ
ジスタ231,232,233,234の保持する画像
データP(m、n)は、1−16≦m≦i、j−3≦n
≦jとなり、(信号線束250よりそれぞれ出力される
。
濃淡画像処理部300、線図形画像処理部500、領域
判定部700は、いずれもこの信号線束により送られる
画像データによって処理を行う。
判定部700は、いずれもこの信号線束により送られる
画像データによって処理を行う。
次に、本発明の中心となる濃淡画像処理部300につい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
第10図が、本発明における濃淡画像処理部300の内
部構成の一例を示す図である。図中310は複数画素の
2値画像データP(11j)より、各画素の濃度情報を
表した多値の中間調画像データ5p(x。
部構成の一例を示す図である。図中310は複数画素の
2値画像データP(11j)より、各画素の濃度情報を
表した多値の中間調画像データ5p(x。
y)を得る中間調変換部、380は中間調画像データ5
p(x、y)に濃度階調変換を実行し、多値の変換画像
データS2 (x+y)を得る中間調画像処理部、40
0は画像処理部380より出力された中間調画像データ
5q(x、y)を、擬似中間調処理で再び2値化して、
2値画像データQ工(x、y)を出力する再2値化処理
部である。2値化されたデータは、信号線491より出
力画像データとして出力される。
p(x、y)に濃度階調変換を実行し、多値の変換画像
データS2 (x+y)を得る中間調画像処理部、40
0は画像処理部380より出力された中間調画像データ
5q(x、y)を、擬似中間調処理で再び2値化して、
2値画像データQ工(x、y)を出力する再2値化処理
部である。2値化されたデータは、信号線491より出
力画像データとして出力される。
いま、擬似中間調画像P(j、+j)にアフィン変換の
一種である縮小処理を施し、擬似中間調画像Q(i、j
)を出力する処理を例に、各部分の役割を説明する。こ
こで、原画像P(i++)と出力結果Q(i。
一種である縮小処理を施し、擬似中間調画像Q(i、j
)を出力する処理を例に、各部分の役割を説明する。こ
こで、原画像P(i++)と出力結果Q(i。
j)の相対位置は第2図に示すものとする。
(1)中間調変換部3]0:2値の原画像データP(i
。
。
j)を、MXN画素の走査窓で走査する。そして、変換
率に応じた再標本化点(図中のQの位置)ごとに、走査
窓中の黒画素の分布状況を演算して、多値の濃淡画像デ
ータSpを出力する。
率に応じた再標本化点(図中のQの位置)ごとに、走査
窓中の黒画素の分布状況を演算して、多値の濃淡画像デ
ータSpを出力する。
(2)濃度階調変換部380:多値の濃淡画像データS
pに対して濃度の変換など、多値の中間調画像用の画像
処理を行う。変換テーブルの内容は、例えば、第1図8
5に示した変換テーブルよりダウンロードすることによ
り、システムに接続された装置の特性に応じて変更する
。
pに対して濃度の変換など、多値の中間調画像用の画像
処理を行う。変換テーブルの内容は、例えば、第1図8
5に示した変換テーブルよりダウンロードすることによ
り、システムに接続された装置の特性に応じて変更する
。
(3)再2値化処理部420:処理結果の濃淡画像デー
タを擬似中間調処理により2値化して、2値の画像デー
タQを得る。なお、擬似中間調処理は複数の処理方式を
実行可能にしておき、出力装置や画像に応じて選択する
。
タを擬似中間調処理により2値化して、2値の画像デー
タQを得る。なお、擬似中間調処理は複数の処理方式を
実行可能にしておき、出力装置や画像に応じて選択する
。
次に、濃淡画像処理部300のうち、中間調変換部31
0について説明する。
0について説明する。
まず、初めに2値の原画像データより濃淡画像データを
復元する処理の原理について述べる。人間が擬似中間調
画像を見る場合、擬似中間調画像上のある点の濃度は、
その近傍の黒画素の分布状態により感じられる。したが
って、例えば、特定の大きさの走査窓で、原画像を走査
して、再標本化点ごとに近傍の黒画素の分布状態を検出
することにより、該再標本化点ごとの濃度を決定するこ
とができる。−例として、走査窓の大きさが4×4画素
で、原画像データに対する再標本化点の位置関係が第1
2図に示す場合を例に説明を行う。この場合再標本化点
Aの値は点AJ=の走査窓中の黒画素の分布状態により
決定される。走査窓は原画像の画素単位で移動するため
窓の中央の4点W2□W、、W、□W33の中に再標本
化点Aを含む位置におかれる。再標本化点Aの濃度は、
走査窓中の原画像の値P (x−1,y−1)−P (
x+2’、y+2)に、それぞれの位置に応じた重み付
けをして和を取ることにより得る。重み係数は標本化点
Aと各画素との距離により決定する。第13図に重み係
数の一例を示す。
復元する処理の原理について述べる。人間が擬似中間調
画像を見る場合、擬似中間調画像上のある点の濃度は、
その近傍の黒画素の分布状態により感じられる。したが
って、例えば、特定の大きさの走査窓で、原画像を走査
して、再標本化点ごとに近傍の黒画素の分布状態を検出
することにより、該再標本化点ごとの濃度を決定するこ
とができる。−例として、走査窓の大きさが4×4画素
で、原画像データに対する再標本化点の位置関係が第1
2図に示す場合を例に説明を行う。この場合再標本化点
Aの値は点AJ=の走査窓中の黒画素の分布状態により
決定される。走査窓は原画像の画素単位で移動するため
窓の中央の4点W2□W、、W、□W33の中に再標本
化点Aを含む位置におかれる。再標本化点Aの濃度は、
走査窓中の原画像の値P (x−1,y−1)−P (
x+2’、y+2)に、それぞれの位置に応じた重み付
けをして和を取ることにより得る。重み係数は標本化点
Aと各画素との距離により決定する。第13図に重み係
数の一例を示す。
第13図中の8点の復元画像データ5p(x□、y工)
を求める場合、参照する2値データは第14図に示した
通り、原画像の座標(Xi+y□)を中心とした16画
素のデータである。従って、濃淡画像処理部300は画
像データー時蓄積部200からの信号線束250の内1
6本に入力し、この16画素分の画像データを読み取る
。入力されるデータは第13図のP(xl、y□)(j
−10≦X□≦j−7,j−3≦y0≦j)の16画素
分のデータである。(以後、これらをそれぞれ図中のW
□、〜W44と記述する。) また、再標本化点の位置によって、重み係数を変化する
ことにより、さらに精度良く中間調変換を示威しできる
。この場合、濃淡画像処理部300には、16画素分の
画像データの他に再標本化点の演算結果の少数値も人力
する。
を求める場合、参照する2値データは第14図に示した
通り、原画像の座標(Xi+y□)を中心とした16画
素のデータである。従って、濃淡画像処理部300は画
像データー時蓄積部200からの信号線束250の内1
6本に入力し、この16画素分の画像データを読み取る
。入力されるデータは第13図のP(xl、y□)(j
−10≦X□≦j−7,j−3≦y0≦j)の16画素
分のデータである。(以後、これらをそれぞれ図中のW
□、〜W44と記述する。) また、再標本化点の位置によって、重み係数を変化する
ことにより、さらに精度良く中間調変換を示威しできる
。この場合、濃淡画像処理部300には、16画素分の
画像データの他に再標本化点の演算結果の少数値も人力
する。
16画素分の2値画像データ(W、□〜W44)は、濃
度データ復元部310に入力される。濃度データ復元部
310はこの16画素分の2値データと、再標本化点a
と原画像との相対位置により定まる重み係数により、再
標本化点aの復元画像データ5p(i□、j□)の値を
決定し出力する部分である。
度データ復元部310に入力される。濃度データ復元部
310はこの16画素分の2値データと、再標本化点a
と原画像との相対位置により定まる重み係数により、再
標本化点aの復元画像データ5p(i□、j□)の値を
決定し出力する部分である。
再標本化点aと原画像との相対位置と重み係数の関係と
して、走査窓の中央の4点W2□W23WJ2W33中
の再標本化点Aの位置に応じてAの位置を原画像の1/
2の分解能で参照する場合の一例を第14図および第1
5図を用いて説明する。再標本化点Aの位置が第15図
の(a)〜(d)の斜線中に存在する場合、重み係数は
それぞれ第14図(a)〜(d)に示す値とする。なお
第15図の各領域の境界は、実線上の点は領域に含むが
、点線上の点は含まないことを示す。この場合、再標本
化点の位置を計算結果の少数部をx、y方向とも1 b
itづつ濃度データ復元部310に人力する第16図に
重み係数を変動する場合の、中間調変換部分の詳細例の
一例を示す。16画素分の2値データ(W1□〜W44
)は濃度データ復元部310中で、4つのグループに分
類し、それぞれ、4つの部分和演算部321,322,
323,324に入力される。部分和7] 演算部321,322,323,324は、入力された
16画素分の2値データを以下の式に従って演算し、多
値データ5P(1z+j□)+ 5Q(1i+jt)
5a(lz+jx)+ 84(li+jt、)を算出す
る。
して、走査窓の中央の4点W2□W23WJ2W33中
の再標本化点Aの位置に応じてAの位置を原画像の1/
2の分解能で参照する場合の一例を第14図および第1
5図を用いて説明する。再標本化点Aの位置が第15図
の(a)〜(d)の斜線中に存在する場合、重み係数は
それぞれ第14図(a)〜(d)に示す値とする。なお
第15図の各領域の境界は、実線上の点は領域に含むが
、点線上の点は含まないことを示す。この場合、再標本
化点の位置を計算結果の少数部をx、y方向とも1 b
itづつ濃度データ復元部310に人力する第16図に
重み係数を変動する場合の、中間調変換部分の詳細例の
一例を示す。16画素分の2値データ(W1□〜W44
)は濃度データ復元部310中で、4つのグループに分
類し、それぞれ、4つの部分和演算部321,322,
323,324に入力される。部分和7] 演算部321,322,323,324は、入力された
16画素分の2値データを以下の式に従って演算し、多
値データ5P(1z+j□)+ 5Q(1i+jt)
5a(lz+jx)+ 84(li+jt、)を算出す
る。
5p(j□、j□)=W1□+2×(W□2+W2.)
+4XW、。
+4XW、。
S q(L 1jl)= W14+2 X (W13+
W24)+4 X W23S3(1□、j□)=W4□
+2×(W3□+W42)+4XW3□S、(」□、j
□)=W4..+2×(W34+W43)+4×W33
部分和演算部の構成は4つとも同様の論理回路にて実現
される。
W24)+4 X W23S3(1□、j□)=W4□
+2×(W3□+W42)+4XW3□S、(」□、j
□)=W4..+2×(W34+W43)+4×W33
部分和演算部の構成は4つとも同様の論理回路にて実現
される。
部分和演算部321.322,323,324からの出
力5p(i□、j□)ISq(1□、j□) S 3(
i□、j□)、54(i□、j□)は、それぞれ信号線
331,332,333,334より、4つのセレクタ
341,342,343,344に送られる。
力5p(i□、j□)ISq(1□、j□) S 3(
i□、j□)、54(i□、j□)は、それぞれ信号線
331,332,333,334より、4つのセレクタ
341,342,343,344に送られる。
セレクタ341の出力は、シフトレジスタ351によっ
て2 bit、セレクタ342,343の出力はシフト
レジスタ352.353により1 bitシフトし、セ
レクタ344の出力はそのまま、加算器360に送る。
て2 bit、セレクタ342,343の出力はシフト
レジスタ352.353により1 bitシフトし、セ
レクタ344の出力はそのまま、加算器360に送る。
加算器360は、入力されたデータを加算し再標本化点
aの復元濃度データ5P(lt+j1)を信号線371
より出力する。
aの復元濃度データ5P(lt+j1)を信号線371
より出力する。
なお、セレクタ341,342,343,344は、再
標本化点aの位置により制御され、アドレス制御部60
0より、信号線361,362より入力されたアドレス
計算結果の少数部の値により動作する。
標本化点aの位置により制御され、アドレス制御部60
0より、信号線361,362より入力されたアドレス
計算結果の少数部の値により動作する。
以上の処理により、各再標本化点ごとに周囲の16画素
分の2値画像データに対して第14図にしめした重み係
数を掛けた多値の濃淡画像データSpが得られる。
分の2値画像データに対して第14図にしめした重み係
数を掛けた多値の濃淡画像データSpが得られる。
また、この処理は、信号線250および、36]、36
2をアドレスラインとすれば、1個のROM (Rea
dOnly Memory)で実現することもできる。
2をアドレスラインとすれば、1個のROM (Rea
dOnly Memory)で実現することもできる。
この場合ROM(7)容量は、7bit*21sトナル
。
。
また1重み係数を特定の値に固定する場合は、再標本化
点の座標情報は不用なので、2値画像データのみを入力
する。
点の座標情報は不用なので、2値画像データのみを入力
する。
一方、この復元画像データを得るため、参照するウィン
ドウの大きさや形状は前述の通り任意であり、たとえば
回転角0の回転処理では、θに応じた平行四辺形とする
こともできる。
ドウの大きさや形状は前述の通り任意であり、たとえば
回転角0の回転処理では、θに応じた平行四辺形とする
こともできる。
さて、画像処理のうち、拡大、縮小、などの線密度変換
は、この中間調変換部の動作タイミングを制御すること
により実行できる。例えば3×方向の変換率r / R
の処理では、画像データー時蓄積部200への画像デー
タ入力R回に、r回復元濃度データを出力する。Y方向
も同様である。
は、この中間調変換部の動作タイミングを制御すること
により実行できる。例えば3×方向の変換率r / R
の処理では、画像データー時蓄積部200への画像デー
タ入力R回に、r回復元濃度データを出力する。Y方向
も同様である。
具体的に3×0画素*Y□画素の復元画像に対し、X方
向をrよ/R13×方向をr 2 / R2の縮小率で
変換し3×2画素*Y2画素の変換画像を得る縮小処理
を実行する場合を例に、制御部600の動作について第
17図を用いて説明する。第17図において、610は
基準のパルスを出力するクロック、620および630
は出力される出力多値データのアドレスX2Ty2をそ
れぞれ計数するアドレスカウンタである。
向をrよ/R13×方向をr 2 / R2の縮小率で
変換し3×2画素*Y2画素の変換画像を得る縮小処理
を実行する場合を例に、制御部600の動作について第
17図を用いて説明する。第17図において、610は
基準のパルスを出力するクロック、620および630
は出力される出力多値データのアドレスX2Ty2をそ
れぞれ計数するアドレスカウンタである。
一方入力多値データのアドレスXx+Yxは、アドレス
カウンタ640および650でそれぞれ計数される。
カウンタ640および650でそれぞれ計数される。
いま3×方向をPL / Rx3×方向をr2/R2で
変換を行なう場合を例に説明を行なう。この場合、入力
多値データの入力は基準パルスr1回に1回実行され、
出力多値データの決定はR1回に1回実行される。した
がって、アドレスカウンタ620゜640、はそれぞれ
、基準パルスr、、R1回に1度動作する。また、走査
線1本分の入力多値データを読むごとに、出力多値デー
タの副走査線方向のアドレスをR2/r2進める必要が
ある。そのため、アドレスカウンタ620が走査線1本
分の処理を終えると、終了検出部615はr2回パルス
信号を出力する。以後終了検出部615より出力される
パルス信号をラインパルスと呼ぶ。アドレスカウンタ6
30゜650、はそれぞれ、ラインパルスr2. R2
回に1度動作する。ただし、出力多値データ5q(Xz
+yz)を決定するためには、人力多値データ5p(X
工+L Y□+1)が既に入力されている必要がある。
変換を行なう場合を例に説明を行なう。この場合、入力
多値データの入力は基準パルスr1回に1回実行され、
出力多値データの決定はR1回に1回実行される。した
がって、アドレスカウンタ620゜640、はそれぞれ
、基準パルスr、、R1回に1度動作する。また、走査
線1本分の入力多値データを読むごとに、出力多値デー
タの副走査線方向のアドレスをR2/r2進める必要が
ある。そのため、アドレスカウンタ620が走査線1本
分の処理を終えると、終了検出部615はr2回パルス
信号を出力する。以後終了検出部615より出力される
パルス信号をラインパルスと呼ぶ。アドレスカウンタ6
30゜650、はそれぞれ、ラインパルスr2. R2
回に1度動作する。ただし、出力多値データ5q(Xz
+yz)を決定するためには、人力多値データ5p(X
工+L Y□+1)が既に入力されている必要がある。
したがって、入力多値データの読みだしは、アドレスカ
ウンタ620の出力より1画素分、アドレスカウンタ6
30の出力より1−ライン分先行して実行する必要があ
る。また、任意の変換率で処理を行なうためには、rl
、R1、r2、R2はすべて外部より指示できることが
可能である必要がある。
ウンタ620の出力より1画素分、アドレスカウンタ6
30の出力より1−ライン分先行して実行する必要があ
る。また、任意の変換率で処理を行なうためには、rl
、R1、r2、R2はすべて外部より指示できることが
可能である必要がある。
しかし、実際の利用にあたっては、rl、r2は比較的
大きな値の固定値としても支障はない。そこで、本実施
例では、R1、R2のみを外部より入力する場合を例に
説明を行なう。カウンタ660および670は、それぞ
れ基準パルスとラインパルスによりカウントを増加し、
それぞれrいr2回のパルス入力で出力を0に戻す。そ
の結果カウンタ660および670の出力をX41Y4
とすると、Δx−X4/r1 Δy=y4/r2 としてΔx、Δyが得られる。ここで、r□およびr2
が定数ならば、x4およびy4を、そのまま信号線34
1および342を通して係数決定部340に出力するこ
とにより、重み係数β(Δx、Δy)を決定することが
できる。
大きな値の固定値としても支障はない。そこで、本実施
例では、R1、R2のみを外部より入力する場合を例に
説明を行なう。カウンタ660および670は、それぞ
れ基準パルスとラインパルスによりカウントを増加し、
それぞれrいr2回のパルス入力で出力を0に戻す。そ
の結果カウンタ660および670の出力をX41Y4
とすると、Δx−X4/r1 Δy=y4/r2 としてΔx、Δyが得られる。ここで、r□およびr2
が定数ならば、x4およびy4を、そのまま信号線34
1および342を通して係数決定部340に出力するこ
とにより、重み係数β(Δx、Δy)を決定することが
できる。
以上の構成で縮小処理が実行できる。拡大処理も構成お
よび動作は、縮小処理とまったく同様である。
よび動作は、縮小処理とまったく同様である。
次に、濃度階調変換380について詳細に説明する。濃
度階調変換380では、多値の画像データの濃度を切り
替えることにより、例えば出力装置の擬似中間調画像に
対する濃度特性の補正などを実施する。
度階調変換380では、多値の画像データの濃度を切り
替えることにより、例えば出力装置の擬似中間調画像に
対する濃度特性の補正などを実施する。
この濃度階調の変換処理の実現方法について詳細に説明
する。濃度階調変換では、ある復元画像データ5i(x
+y)に対して非線形な変換画像データS 2 (x、
y)を出力する。両者の関係は、各入出力装置の特性や
、あるいはユーザの好みなどによりあらかじめ決定する
ことができる。以下に変換式の一例を示す。
する。濃度階調変換では、ある復元画像データ5i(x
+y)に対して非線形な変換画像データS 2 (x、
y)を出力する。両者の関係は、各入出力装置の特性や
、あるいはユーザの好みなどによりあらかじめ決定する
ことができる。以下に変換式の一例を示す。
S、(x、い= f (S、(x、y))γ
f (u)=v* (u/v)
ただし、V≦81max(u)
この処理はメモリを用いた変換テーブルによって実現き
る。たとえば、ここで、変数γを定数とすると、ROM
や論理回路によっても実現できる。
る。たとえば、ここで、変数γを定数とすると、ROM
や論理回路によっても実現できる。
一方、テーブルの蓄積をRAMなどを用いて、内容を任
意に変更できるものとすれば、処理に応して第1図85
に示した外部の変換データテーブルより、値をダウンロ
ートすることができる。その場合、システムに接続され
る可能性のある′装置の濃度特性を補正する値を、それ
ぞれ変換データテブル85中に蓄積しておき、実際にシ
ステムに接続された装置に応じた値を選択することによ
り、接続された装置の濃度特性を補正することができる
。
意に変更できるものとすれば、処理に応して第1図85
に示した外部の変換データテーブルより、値をダウンロ
ートすることができる。その場合、システムに接続され
る可能性のある′装置の濃度特性を補正する値を、それ
ぞれ変換データテブル85中に蓄積しておき、実際にシ
ステムに接続された装置に応じた値を選択することによ
り、接続された装置の濃度特性を補正することができる
。
また、変数γを外部から指示して計算し、その結果をテ
ーブルとして用いたり、外部から設定することにより、
例えば画像中の一部領域のヒストグラムを均等化する変
換や、特定の濃度を有する範囲のみを強調する画像処理
や、変換画像データS2の範囲を自由に制御することも
できる。なお、この処理は、アフィン変換と同時に実行
することも可能である。
ーブルとして用いたり、外部から設定することにより、
例えば画像中の一部領域のヒストグラムを均等化する変
換や、特定の濃度を有する範囲のみを強調する画像処理
や、変換画像データS2の範囲を自由に制御することも
できる。なお、この処理は、アフィン変換と同時に実行
することも可能である。
一方、濃度階調変換時に、復元濃度データS1と変換画
像データS2のビット数が同一では、変換により、画像
の階調度をむしろ低下させてしまう場合が生じる。いま
仮りに、復元濃度データS1および変換画像データS2
がともに4ビットのデータで、第18図に示す変換テー
ブルを指定された場合、16階調の復元濃度データS1
に対して、変換画像データS2が取りうる値は10階調
となる。これは、図中のSl〈6の部分のように、入力
値S□の増加1に対して、出力値S2の増加が2以上と
なる部分が生じるためである。
像データS2のビット数が同一では、変換により、画像
の階調度をむしろ低下させてしまう場合が生じる。いま
仮りに、復元濃度データS1および変換画像データS2
がともに4ビットのデータで、第18図に示す変換テー
ブルを指定された場合、16階調の復元濃度データS1
に対して、変換画像データS2が取りうる値は10階調
となる。これは、図中のSl〈6の部分のように、入力
値S□の増加1に対して、出力値S2の増加が2以上と
なる部分が生じるためである。
この場合に、階調性を低下させない方式をの一例を次に
述べる。これは例えば第18図に示す入出力関係におい
て、入力値S1が2の場合、出力S2を4に固定または
5にするものである。この方式を濃度階調変換380に
組み込んだ場合の一例を第19図に示す。図中381お
よび3β2は変数テーブルを記録するメモリなどを用い
た変換器、383は既知の手段で乱数を発生する乱数発
生器、385は積算器、386は加算器、399は変換
画像データを出力する信号線である。
述べる。これは例えば第18図に示す入出力関係におい
て、入力値S1が2の場合、出力S2を4に固定または
5にするものである。この方式を濃度階調変換380に
組み込んだ場合の一例を第19図に示す。図中381お
よび3β2は変数テーブルを記録するメモリなどを用い
た変換器、383は既知の手段で乱数を発生する乱数発
生器、385は積算器、386は加算器、399は変換
画像データを出力する信号線である。
いま、第18図の表に従って変換を実行する場合を例に
、処理内容を説明する。変換器381は値S□を入力す
ると、 S2.=f (S工) を出力する。
、処理内容を説明する。変換器381は値S□を入力す
ると、 S2.=f (S工) を出力する。
一方、変換器382は、値S□を入力すると、S2□=
f(S□+1) −f (81)を出力する。また乱数
発生器383は以下の範囲の実数値RNDを発生する。
f(S□+1) −f (81)を出力する。また乱数
発生器383は以下の範囲の実数値RNDを発生する。
0 ≦ RND <
ここで、積算器385は整数値S2□と実数値RNDを
積算し、整数S 23を出力する。この結果例えばSよ
;2が人力された場合、823として0または1が加算
器386に入力される。この結果加算器395はS2□
=4とこの824を加算し、変換濃度データS2を、5
2=4または5として出力する。
積算し、整数S 23を出力する。この結果例えばSよ
;2が人力された場合、823として0または1が加算
器386に入力される。この結果加算器395はS2□
=4とこの824を加算し、変換濃度データS2を、5
2=4または5として出力する。
この結果、濃度階調変換によって生じる画像の階調性の
低下を防ぐことができる。
低下を防ぐことができる。
一方、逆に変換後の階調性を減少することにより、以後
の処理のビット数を減らすこともできる。
の処理のビット数を減らすこともできる。
中間調画像処理としては、局所領域中の中間調画像を一
時保存する処理も実現できる。その−例を第20図に示
す。図中391,392,393および397は多値デ
ータをクロック1回分保持するラッチ、394は多値の
画像データをシフトし、2倍にするシフトレジスタ、3
95および398は加算器、396は差分器、399は
処理結果を出力する信号線である。
時保存する処理も実現できる。その−例を第20図に示
す。図中391,392,393および397は多値デ
ータをクロック1回分保持するラッチ、394は多値の
画像データをシフトし、2倍にするシフトレジスタ、3
95および398は加算器、396は差分器、399は
処理結果を出力する信号線である。
本部分の動作を説明する。今かりに、信号線371より
復元画像データ”’t(X+y)が入力された場合5ラ
ッチ391,392,393からは、信号線401,4
02,403を通ってS L (x−1+yL S 1
(X−2+y) + S x (x−3,y)が出力さ
れる。
復元画像データ”’t(X+y)が入力された場合5ラ
ッチ391,392,393からは、信号線401,4
02,403を通ってS L (x−1+yL S 1
(X−2+y) + S x (x−3,y)が出力さ
れる。
ここで、加算器395はS 1 (X−LyL S t
(x−Ly)を入力し、加算結果S□2 S s 2 = S ] (X−Ly) + S x
(x−Ly)画像に対してクロック3回分おくて出力さ
れる。
(x−Ly)を入力し、加算結果S□2 S s 2 = S ] (X−Ly) + S x
(x−Ly)画像に対してクロック3回分おくて出力さ
れる。
したがって
本実施例では、出力結果S z (x−Ly)はを信号
Ii!405より出力する。一方、シフトレジスタ39
2はラッチ392より出力されるS□(x−2+y)を
シフトし、信号線404より多値データS2□、S 2
□= 2 * S 1(x−2,y)を出力する。差分
器396は信号線404および405より、S1□およ
びS2□を入力し、 523=82□−82□ = 2 * S 1(x−Ly) S 1(x−1+
y) + S x (x−3,y)を出力する。出力さ
れたS 23はラッチ397でクロック1回分保持され
る。加算器398はS23およびS□(x−2+y)を
入力し、変換データS2を信号線399より出力する。
Ii!405より出力する。一方、シフトレジスタ39
2はラッチ392より出力されるS□(x−2+y)を
シフトし、信号線404より多値データS2□、S 2
□= 2 * S 1(x−2,y)を出力する。差分
器396は信号線404および405より、S1□およ
びS2□を入力し、 523=82□−82□ = 2 * S 1(x−Ly) S 1(x−1+
y) + S x (x−3,y)を出力する。出力さ
れたS 23はラッチ397でクロック1回分保持され
る。加算器398はS23およびS□(x−2+y)を
入力し、変換データS2を信号線399より出力する。
ここで変換データS2は、入力S 2 (x−Ly)
= 3 * S x (x−3yy)−5x(x−z+
y)+ 5i(x−’++y)となる。
= 3 * S x (x−3yy)−5x(x−z+
y)+ 5i(x−’++y)となる。
続いて再2値化処理部420の動作について詳細に説明
する。この部分は、濃度階調変換処理結果の多値データ
を2値化して、2値の画像データを得る処理である。濃
度階調変換処理結果の2値化には、従来の各種の2値化
処理方式が適用できる。
する。この部分は、濃度階調変換処理結果の多値データ
を2値化して、2値の画像データを得る処理である。濃
度階調変換処理結果の2値化には、従来の各種の2値化
処理方式が適用できる。
そこで、複数の処理方式を内蔵し外部からの指示などに
より適切な方式を選択することにより、出力装置の特性
に応じた画像や、ユーザの好みに応じた画像を出力する
ことができる。
より適切な方式を選択することにより、出力装置の特性
に応じた画像や、ユーザの好みに応じた画像を出力する
ことができる。
次にその実現手段の一例について図を用いて詳しく述べ
る。第21図が、本システムで用いる再2値化処理部の
一構成例を示す図である。本例では、2値化方式として
、組織的ディザ法による擬似中間調処理、平均誤差最小
法による擬似中間調処理、固定閾値による2値化処理の
内1つを選択する場合の構成の一例を示いている。図中
、信号線399からは変換画像データS2.431およ
び441からは擬似中間調処理方式を指示する信号、4
42および443からは出力される画像の主走査方向お
よび副走査方向のアドレスの下位ビットがそれぞれ入力
される。 変換画像データS 2 (x、y)は信号線
399を通って加算器430に入力される。加算器43
0は52(x、y)と、セレクタ435より入力される
誤差データE(x+y)を加算し、多値データF(x、
y)を出力する。
る。第21図が、本システムで用いる再2値化処理部の
一構成例を示す図である。本例では、2値化方式として
、組織的ディザ法による擬似中間調処理、平均誤差最小
法による擬似中間調処理、固定閾値による2値化処理の
内1つを選択する場合の構成の一例を示いている。図中
、信号線399からは変換画像データS2.431およ
び441からは擬似中間調処理方式を指示する信号、4
42および443からは出力される画像の主走査方向お
よび副走査方向のアドレスの下位ビットがそれぞれ入力
される。 変換画像データS 2 (x、y)は信号線
399を通って加算器430に入力される。加算器43
0は52(x、y)と、セレクタ435より入力される
誤差データE(x+y)を加算し、多値データF(x、
y)を出力する。
ここで誤差データE(x、y)は、通常Oであり、2値
化方式として平均誤差最小法を用いる場合にのみ信号線
499より入力される値を用いる。したがって、セレク
タ435は信号1%431より処理方式として平均誤差
最小法が指示された場合以外はOを出力する。多値デー
タF(x、y)は、信号線439を通って比較器440
に入力され、閾値Tと比較される。
化方式として平均誤差最小法を用いる場合にのみ信号線
499より入力される値を用いる。したがって、セレク
タ435は信号1%431より処理方式として平均誤差
最小法が指示された場合以外はOを出力する。多値デー
タF(x、y)は、信号線439を通って比較器440
に入力され、閾値Tと比較される。
この比較の結果によって、2値画像データQ(x、y)
−訓 が決定される。ここで、閾値Tも2値化の方式によりセ
レクタ445にて選択される。選択は外部から信号線4
41を通って入力される指示にしたがって実行される。
−訓 が決定される。ここで、閾値Tも2値化の方式によりセ
レクタ445にて選択される。選択は外部から信号線4
41を通って入力される指示にしたがって実行される。
組織的ディザ方式の場合は、出力する画素の位置により
閾値を周期的に変動する。
閾値を周期的に変動する。
この場合、たとえば、信号線442および443よりそ
れぞれ、出力画像の主走査方向、副走査方向のアドレス
の下位ビットをROMに入力し、その出力を閾値として
用いる。また、固定閾値の場合、レジスタ444からは
出力される固定値が選択される。
れぞれ、出力画像の主走査方向、副走査方向のアドレス
の下位ビットをROMに入力し、その出力を閾値として
用いる。また、固定閾値の場合、レジスタ444からは
出力される固定値が選択される。
平均誤差最小法の場合、2値化処理のためには誤差デー
タE(x、y)を算出する必要がある。この誤差データ
E(x、y)は、それまでに2値化された(x、y)近
傍の多値データFを2値化した際に生じた誤差εに、あ
らかじめ定めた重み係数δ を掛けた値の和である。重
み係数δ の−例を第22図に示す。図中で*は、その
時点で2値化を行う画素で、ここで述べた座4m(x、
y)の画素にあたる。
タE(x、y)を算出する必要がある。この誤差データ
E(x、y)は、それまでに2値化された(x、y)近
傍の多値データFを2値化した際に生じた誤差εに、あ
らかじめ定めた重み係数δ を掛けた値の和である。重
み係数δ の−例を第22図に示す。図中で*は、その
時点で2値化を行う画素で、ここで述べた座4m(x、
y)の画素にあたる。
次に各部の動作を説明する。重み係数が第22図の場合
、E(x、y)は以下の式により得られる。
、E(x、y)は以下の式により得られる。
E (x、y) = ]/8 (E (x−] +y−
1) +t (x+1.y−1)十E (x−2,y)
+ε(xty−2)+2(ε(xty−1)十ε(x−
1,y)) )一方、各画素の誤差εは、多値データF
とOの差、またはFとFの取り得る最大値F maxと
の差のどちらか一方である。この値は、次のようにして
得られる。ある時点で、比較器440が座標(Xz−L
yz)の多値データF(’h−1+Yz)を2値化した
場合、F(xz−++y2)は比較器440の他、差分
器455及びセレクタ450に人力される。差分器44
5は、変換画像データF(x、y)の取りうる値の最大
値FmaxとF (x、−1+Yz)の差を出力し、セ
レクタ450に送る。例えば、s z (x、y)がO
から63の値をとる場合、F max =63となり、
差分器435は、6a −s 2 (xz−Lyz’)
を出力する。また、ここでもし、F (xz−1yyz
)> F maxとなった場合、差分器435はOを出
力する。セレクタ440は、以下の条件に従い、F(X
2−1 +yz)またはF max−F (xz−Ly
2)のいずれかを誤差E (X、−1゜yx’)として
出力する。
1) +t (x+1.y−1)十E (x−2,y)
+ε(xty−2)+2(ε(xty−1)十ε(x−
1,y)) )一方、各画素の誤差εは、多値データF
とOの差、またはFとFの取り得る最大値F maxと
の差のどちらか一方である。この値は、次のようにして
得られる。ある時点で、比較器440が座標(Xz−L
yz)の多値データF(’h−1+Yz)を2値化した
場合、F(xz−++y2)は比較器440の他、差分
器455及びセレクタ450に人力される。差分器44
5は、変換画像データF(x、y)の取りうる値の最大
値FmaxとF (x、−1+Yz)の差を出力し、セ
レクタ450に送る。例えば、s z (x、y)がO
から63の値をとる場合、F max =63となり、
差分器435は、6a −s 2 (xz−Lyz’)
を出力する。また、ここでもし、F (xz−1yyz
)> F maxとなった場合、差分器435はOを出
力する。セレクタ440は、以下の条件に従い、F(X
2−1 +yz)またはF max−F (xz−Ly
2)のいずれかを誤差E (X、−1゜yx’)として
出力する。
E (xty) = F (x、y) : Q
(x、y) = OF max−F (xty) :
Q (x、y) = 1出力されたε(x2−1+yz
)は信号線459を通ってラインバッファ470などに
送られる。誤差Eより、E(xey)を求める処理は、
ラッチ461.475.478およびシフトレジスタ4
60,477により実行される。
(x、y) = OF max−F (xty) :
Q (x、y) = 1出力されたε(x2−1+yz
)は信号線459を通ってラインバッファ470などに
送られる。誤差Eより、E(xey)を求める処理は、
ラッチ461.475.478およびシフトレジスタ4
60,477により実行される。
次にQ(x、y)を求める場合を例に、各部分の動作を
説明する。2値データQ(x−Ly)が2値化処理部に
て決定されると、ラッチ461.475.478とライ
ンバッファ470,480からは、それぞれ誤差ε(X
−Ly)、ε(x−Ly)、t (xty−1)、E
(x−1,y−1)、ε(x+1.y−1)、ε(xt
y−2)が出力されている。ここで、セレクタ450と
ラッチ478の出力データE (X−Ly)、ε(xt
y−1)はシフトレジスタ460,477に入力され、
2 * t (x−1,、y)、および2 * ε(x
、y−1)が出力される。加算器490は入力された6
種類の多値データを加算して8*E(x、y)を算出し
、シフトレジスタ495に送る。シフトレジスタ495
は入力された多値データをシフトすることにより、E(
x、y)を得る。
説明する。2値データQ(x−Ly)が2値化処理部に
て決定されると、ラッチ461.475.478とライ
ンバッファ470,480からは、それぞれ誤差ε(X
−Ly)、ε(x−Ly)、t (xty−1)、E
(x−1,y−1)、ε(x+1.y−1)、ε(xt
y−2)が出力されている。ここで、セレクタ450と
ラッチ478の出力データE (X−Ly)、ε(xt
y−1)はシフトレジスタ460,477に入力され、
2 * t (x−1,、y)、および2 * ε(x
、y−1)が出力される。加算器490は入力された6
種類の多値データを加算して8*E(x、y)を算出し
、シフトレジスタ495に送る。シフトレジスタ495
は入力された多値データをシフトすることにより、E(
x、y)を得る。
得られたE (x、y)は信号線499によりセレクタ
435に入力される。ここで、セレクタ435は外部か
らの信号線431より送られるデータE flagによ
り、E(x、y)あるいはOを加算器430に出力する
。セレクタ435の出力がE(xty)ならば、最終出
力Qは擬似中間調画像となる。一方、セレクタ435の
出力がOならば、最終出力Qは固定閾値による単純2値
化処理画像となる。
435に入力される。ここで、セレクタ435は外部か
らの信号線431より送られるデータE flagによ
り、E(x、y)あるいはOを加算器430に出力する
。セレクタ435の出力がE(xty)ならば、最終出
力Qは擬似中間調画像となる。一方、セレクタ435の
出力がOならば、最終出力Qは固定閾値による単純2値
化処理画像となる。
なお、x−1,またはy=lの場合、E(xty)を得
るのに必要なEの一部が存在しないことが生じる。
るのに必要なEの一部が存在しないことが生じる。
この場合、たとえば、あらかじめラインバッファ450
および455に記録されている値を用いて、、E(x。
および455に記録されている値を用いて、、E(x。
y)を決定する。
前述の通り、本システムにおいては画像やシステム構成
に応じて2値化方式が選択できる。たとえば、1画素*
1画素のドツトが表示しにくい出力装置が接続されたシ
ステムの場合、網点型のディザマトリックスを用いて、
2値化処理を実行する。すると、本来1画素*1画素の
ドツトが生じゃ平均誤差最小法により2値化された画像
も、きれいに表示することもできる。
に応じて2値化方式が選択できる。たとえば、1画素*
1画素のドツトが表示しにくい出力装置が接続されたシ
ステムの場合、網点型のディザマトリックスを用いて、
2値化処理を実行する。すると、本来1画素*1画素の
ドツトが生じゃ平均誤差最小法により2値化された画像
も、きれいに表示することもできる。
また、組織的ディザ画像のアフィン変換では、再2値化
処理に組織的ディザ法を用いると、画質が劣化すること
がある。これは、原画像のディザマトリックスの周期と
、再2値化処理のディザマトリックスの周期が干渉して
、モアレが発生するためである。この問題は、原画像が
組織的ディザ法による画像の場合は、平均誤差最小法な
どの周期性を持たない方式で再2値化することにより、
解決できる。
処理に組織的ディザ法を用いると、画質が劣化すること
がある。これは、原画像のディザマトリックスの周期と
、再2値化処理のディザマトリックスの周期が干渉して
、モアレが発生するためである。この問題は、原画像が
組織的ディザ法による画像の場合は、平均誤差最小法な
どの周期性を持たない方式で再2値化することにより、
解決できる。
したがって、システムに接続する画像入力装置の2値化
方式として、平均誤差最小法などの周期性を持たない擬
似中間調処理方式を1種類は含むことにより、より処理
方式の選択のばばを広げることができる。
方式として、平均誤差最小法などの周期性を持たない擬
似中間調処理方式を1種類は含むことにより、より処理
方式の選択のばばを広げることができる。
次に、線図形処理部500に付いて述べる。線図形に対
する画像処理としては、拡大、縮小、回転などのアフィ
ン変換を実行する。線図形に対するアフィン変換方式と
しては、従来より、論理和d1、最近傍注、9分割法な
どがある。本システムにおいては、線画像処理の方式と
して、これらの既知の処理方式を適用する。−例として
、第23図に最近傍注による線図形処理を本発明に適用
する場合の一実施例を示す。図中250は、画像データ
ー時蓄積部より画像データを入力する信号線、341お
よび342はアドレス計算部(第17図)により計算さ
れる出力画像の座標の少数部(X4.Y4)を入力する
信号線、510は入力された画像データおよび座標デー
タをアドレスとして、2値のデータを出力するR OM
(Read 0nly Memory)などを用いた
変換テーブル、520はこの線図形処理部500と、濃
淡画像画像処理部300、そして領域判定部700の同
期をとるため、出力する画像データを一時蓄積するシフ
トレジスタ、591は2値の画像データを出力する信号
線である。出力座標の少数部(X、、Y4)の値より、
最も近い画素が決定できるため、変換用のROM520
の内容にあらかじめ、出力画像の値を記入しておくこと
ができる。ここで、ROM520は、最小2”bitで
よい。
する画像処理としては、拡大、縮小、回転などのアフィ
ン変換を実行する。線図形に対するアフィン変換方式と
しては、従来より、論理和d1、最近傍注、9分割法な
どがある。本システムにおいては、線画像処理の方式と
して、これらの既知の処理方式を適用する。−例として
、第23図に最近傍注による線図形処理を本発明に適用
する場合の一実施例を示す。図中250は、画像データ
ー時蓄積部より画像データを入力する信号線、341お
よび342はアドレス計算部(第17図)により計算さ
れる出力画像の座標の少数部(X4.Y4)を入力する
信号線、510は入力された画像データおよび座標デー
タをアドレスとして、2値のデータを出力するR OM
(Read 0nly Memory)などを用いた
変換テーブル、520はこの線図形処理部500と、濃
淡画像画像処理部300、そして領域判定部700の同
期をとるため、出力する画像データを一時蓄積するシフ
トレジスタ、591は2値の画像データを出力する信号
線である。出力座標の少数部(X、、Y4)の値より、
最も近い画素が決定できるため、変換用のROM520
の内容にあらかじめ、出力画像の値を記入しておくこと
ができる。ここで、ROM520は、最小2”bitで
よい。
本システムでは、ここまで述べてきた濃淡画像処理部3
00と、線図形処理部500の出力の一方を選択し、出
力する。そこで、入力された画像の各部に対して、いず
れの出力を選択すべきかを判定するのが領域判定部70
0である。
00と、線図形処理部500の出力の一方を選択し、出
力する。そこで、入力された画像の各部に対して、いず
れの出力を選択すべきかを判定するのが領域判定部70
0である。
次に、領域判定部700について詳細に述べる。
一般に、擬似中間調画像は、線図形と比べて、黒画素を
細かいパターンとして出力する。したがって、再標本化
点近傍の黒画素の分散状態を調べることにより、領域の
判定が可能である。また、組織的ディザ法で、例えば8
×8画素といった大きなディザマトリックスを用いると
、比較的分散の少ない擬似中間調画像が出力される。し
かし、この場合の画像は、画素の周期性が極めて高いも
のとなる。そこで、本実施例では、判定対象となる再標
本化点近傍の黒画素の分散状態を用いた方式と、黒画素
の走査線上での周期性を用いた方式の、2種類の判定を
実行し、そのいずれか一方でも擬似中間調領域であると
判定した場合は、擬似中間調領域とみなすことにより、 第24図は、領域判定部700の一構成例を示すブロッ
ク図である。図中、250は前述した原画像データー時
蓄積部より判定に用いる原画像データを一度に入力する
ための信号線束、710は黒画素の分散状態より分散度
を決定して判定を実行する分散判定部、800は黒画素
の周期性より判定を実行する周期性判定部、895は論
理ゲート、899は最終判定結果出力する信号線である
。
細かいパターンとして出力する。したがって、再標本化
点近傍の黒画素の分散状態を調べることにより、領域の
判定が可能である。また、組織的ディザ法で、例えば8
×8画素といった大きなディザマトリックスを用いると
、比較的分散の少ない擬似中間調画像が出力される。し
かし、この場合の画像は、画素の周期性が極めて高いも
のとなる。そこで、本実施例では、判定対象となる再標
本化点近傍の黒画素の分散状態を用いた方式と、黒画素
の走査線上での周期性を用いた方式の、2種類の判定を
実行し、そのいずれか一方でも擬似中間調領域であると
判定した場合は、擬似中間調領域とみなすことにより、 第24図は、領域判定部700の一構成例を示すブロッ
ク図である。図中、250は前述した原画像データー時
蓄積部より判定に用いる原画像データを一度に入力する
ための信号線束、710は黒画素の分散状態より分散度
を決定して判定を実行する分散判定部、800は黒画素
の周期性より判定を実行する周期性判定部、895は論
理ゲート、899は最終判定結果出力する信号線である
。
まず始めに、分散判定部710について述べる。
まず第25図を用いて動作原理について説明する。
分散度はある大きさの走査窓中の黒画素の輪郭線長と、
黒画素数により決定する。輪郭線長とは、一定領域にお
ける白画素と黒画素の境界の長さの合計である。例えば
、第25図の場合、図中の1021゜1022などの矩
形がそれぞれ画素1つを表わすとすると、画素間の10
01から1009および1011から1018が、それ
ぞれ画素間の境界線を示す。図中の画素の内、斜線がひ
かれているものは、黒画素を表す。
黒画素数により決定する。輪郭線長とは、一定領域にお
ける白画素と黒画素の境界の長さの合計である。例えば
、第25図の場合、図中の1021゜1022などの矩
形がそれぞれ画素1つを表わすとすると、画素間の10
01から1009および1011から1018が、それ
ぞれ画素間の境界線を示す。図中の画素の内、斜線がひ
かれているものは、黒画素を表す。
走査窓1050の大きさが4×3画素の場合、2つの画
素の境界はの合計17存在する。ここで、例えば100
3や1012など白/黒画素の境界となっているものの
合計が輪郭線長となる。したがって、第25図の場合、
12である。なお、輪郭線の内、図中の1001から1
009など走査線方向の画素間の境界を横の境界線と呼
び、1011から1018など2本の走査線間の境界を
縦境界線と呼ぶ。また、輪郭線長の内、横の境界線中の
輪郭線数を横輪郭数と呼び、縦境界線中の輪郭線数を縦
輪郭数と呼ぶ。この例では、輪郭数12の内、横輪郭数
は7、縦輪郭数は5である。一方、黒画素数は走査窓の
12画素中での黒画素数であり、この場合4となる。
素の境界はの合計17存在する。ここで、例えば100
3や1012など白/黒画素の境界となっているものの
合計が輪郭線長となる。したがって、第25図の場合、
12である。なお、輪郭線の内、図中の1001から1
009など走査線方向の画素間の境界を横の境界線と呼
び、1011から1018など2本の走査線間の境界を
縦境界線と呼ぶ。また、輪郭線長の内、横の境界線中の
輪郭線数を横輪郭数と呼び、縦境界線中の輪郭線数を縦
輪郭数と呼ぶ。この例では、輪郭数12の内、横輪郭数
は7、縦輪郭数は5である。一方、黒画素数は走査窓の
12画素中での黒画素数であり、この場合4となる。
本実施例では、走査窓の大きさを16×4画素とした場
合について述べる。この場合、境界線数は108、画素
数は64画素となる。なおここで、各変数を以下の様に
定める。
合について述べる。この場合、境界線数は108、画素
数は64画素となる。なおここで、各変数を以下の様に
定める。
BNO(n) :走査窓中の4本の走査線の内n木目の
16画素中の黒画素数 BNOX : BNO(1)+BNO(1)+BN
O(1)+〇N0(1)HEG(n) : n木目の走
査線中の16画素の間の横IIEGX 境界線15ケ所中の横軸郭線長 : HEG(1)+HEG(2)+HEG(3)+H
EG(4)VEG(n) : 1本目の走査線とn+1
本目0走査線の間の縦境界線16ケ所中の縦輪郭線長E
GX : VEG(])+VEG(2)+VEG(3
)+VEG(4)EG(n) : HEG(n) +
VEG(n)EGX : EG(])+EG(2)
+EG(3)+EG(4)判定は、BNOXとEGXの
2つの特徴量より実行あらかじめ定められたテーブルを
引くことなどにより実行する。なお以後、走査窓中の4
本の走査線のうち1本目の走査線をLN(n)と表す。
16画素中の黒画素数 BNOX : BNO(1)+BNO(1)+BN
O(1)+〇N0(1)HEG(n) : n木目の走
査線中の16画素の間の横IIEGX 境界線15ケ所中の横軸郭線長 : HEG(1)+HEG(2)+HEG(3)+H
EG(4)VEG(n) : 1本目の走査線とn+1
本目0走査線の間の縦境界線16ケ所中の縦輪郭線長E
GX : VEG(])+VEG(2)+VEG(3
)+VEG(4)EG(n) : HEG(n) +
VEG(n)EGX : EG(])+EG(2)
+EG(3)+EG(4)判定は、BNOXとEGXの
2つの特徴量より実行あらかじめ定められたテーブルを
引くことなどにより実行する。なお以後、走査窓中の4
本の走査線のうち1本目の走査線をLN(n)と表す。
次に、各変数を決定する方式に付いて述べる。
第26図は判定を実行する原画像の一部である。図中の
円が個々の画素を示す。今1判定の対象となる再標本化
点が、図中の4つの画素1111.1112.1113
.1114の間の矩形1120中にある場合、判定で用
いる16×4画素の走査窓は図中の矩形715に当たる
。ここで、画素1111,1112,1113.111
4の座標はそれぞれ(x、y)、(x÷by)t(x+
y+IL(x+by+1)とする。
円が個々の画素を示す。今1判定の対象となる再標本化
点が、図中の4つの画素1111.1112.1113
.1114の間の矩形1120中にある場合、判定で用
いる16×4画素の走査窓は図中の矩形715に当たる
。ここで、画素1111,1112,1113.111
4の座標はそれぞれ(x、y)、(x÷by)t(x+
y+IL(x+by+1)とする。
分散判定では、この矩形1115中の64画素および、
各走査線上で窓の1つ手前の画素1121.1141.
1161、1181の4画素の合計688画素の画像デ
ータの中からデータを参照する。
各走査線上で窓の1つ手前の画素1121.1141.
1161、1181の4画素の合計688画素の画像デ
ータの中からデータを参照する。
第27図に、本方式を実現する一例のブロック図を示す
。図中250は画像データー時蓄積部200より判定に
用いる画像データを入力する信号線束、731.732
,733,734それぞれ各走査線ごとに窓中の黒画素
BNO(n)を求めるための黒画素カウンタ、730は
731から734の4つのカウンタの出力を加算し特徴
量BNOXを出力する加算器、739は特徴量BNOX
を出力する信号線、741,742,743,744は
各走査線ごとに横輪郭線長)IEG(n)を検出する横
輪郭線検出部、740は4つの横輪郭線検出部の出力を
加算し特徴量HEGXを出力する加算器、749は特徴
量HEGNを出力する信号線、751,752,753
は、縦輪郭線長VEGXを検出する縦輪郭線検出部、7
50は3つの縦輪郭線検出部の出力を加算し特徴量VE
GXを出力する加算器、759は特徴量VEGNを出力
する信号線、760は2種類の輪郭線長の和を求める加
算器、?70は輪郭線長と黒画素数を入力し判定結果を
出力する判定結果出力部、779は最終判定結果を出力
する信号線である。
。図中250は画像データー時蓄積部200より判定に
用いる画像データを入力する信号線束、731.732
,733,734それぞれ各走査線ごとに窓中の黒画素
BNO(n)を求めるための黒画素カウンタ、730は
731から734の4つのカウンタの出力を加算し特徴
量BNOXを出力する加算器、739は特徴量BNOX
を出力する信号線、741,742,743,744は
各走査線ごとに横輪郭線長)IEG(n)を検出する横
輪郭線検出部、740は4つの横輪郭線検出部の出力を
加算し特徴量HEGXを出力する加算器、749は特徴
量HEGNを出力する信号線、751,752,753
は、縦輪郭線長VEGXを検出する縦輪郭線検出部、7
50は3つの縦輪郭線検出部の出力を加算し特徴量VE
GXを出力する加算器、759は特徴量VEGNを出力
する信号線、760は2種類の輪郭線長の和を求める加
算器、?70は輪郭線長と黒画素数を入力し判定結果を
出力する判定結果出力部、779は最終判定結果を出力
する信号線である。
各部の動作について、黒画素検出用カウンタ731、横
輪郭線検出部741、縦輪郭線検出部751を例に第2
8図を用いて詳細に説明する。黒画素検出用カウンタ7
31は16*4画素の走査窓中の1本目の走査線中の黒
画素数を、横輪郭線検出部741は1本目の走査線中の
横輪郭長をそれぞれ求める。
輪郭線検出部741、縦輪郭線検出部751を例に第2
8図を用いて詳細に説明する。黒画素検出用カウンタ7
31は16*4画素の走査窓中の1本目の走査線中の黒
画素数を、横輪郭線検出部741は1本目の走査線中の
横輪郭長をそれぞれ求める。
方、縦輪郭線検出部751は走査窓中の1本目の走査線
と2本目の走査線間の輪郭線長を求める。図中234,
233は、前述した画像データー時蓄積部z00中のシ
フトレジスタである。今、走査窓が第26図に示す位置
にある場合、シフトレジスタ234は座標(x+y−’
)+ (x−8≦i≦x+8)の177画素の画像デー
タを、シフトレジスタ235は座標(1+yL(x−8
≦i≦x千8)の177画素の画像データを、それぞれ
保持している。そして、信号線711,712,714
,715.から、それぞれ座標(x+a+y−t)t
(x+7ty−IL (x−7ty−1)+(x−8y
y−1)の画像データが、721,725からは(x+
ll、y)+ (x−Ly)の画像データが出力される
。ここで、画像データは黒の時「1」、白の時「0」と
する。
と2本目の走査線間の輪郭線長を求める。図中234,
233は、前述した画像データー時蓄積部z00中のシ
フトレジスタである。今、走査窓が第26図に示す位置
にある場合、シフトレジスタ234は座標(x+y−’
)+ (x−8≦i≦x+8)の177画素の画像デー
タを、シフトレジスタ235は座標(1+yL(x−8
≦i≦x千8)の177画素の画像データを、それぞれ
保持している。そして、信号線711,712,714
,715.から、それぞれ座標(x+a+y−t)t
(x+7ty−IL (x−7ty−1)+(x−8y
y−1)の画像データが、721,725からは(x+
ll、y)+ (x−Ly)の画像データが出力される
。ここで、画像データは黒の時「1」、白の時「0」と
する。
黒画素検出用カウンタ731は、信号線711より「1
」が入力するとカラン1〜アツプし、715より「1ノ
が入力するカウントダウンするアップダウンカウンタで
ある。したがって、このカウンタ731の出力は(x”
Ly−1)から(X−7+y−1)までの16画素中の
黒画素数を表す。
」が入力するとカラン1〜アツプし、715より「1ノ
が入力するカウントダウンするアップダウンカウンタで
ある。したがって、このカウンタ731の出力は(x”
Ly−1)から(X−7+y−1)までの16画素中の
黒画素数を表す。
横輪郭線検出部741は、図のように排他論理ゲト76
1,762およびアップダウンカウンタ763より構成
される。排他論理ゲート761は2画素のデータP (
x+8.y−1) P (x+7.y−1)の排他論理
を出力する。
1,762およびアップダウンカウンタ763より構成
される。排他論理ゲート761は2画素のデータP (
x+8.y−1) P (x+7.y−1)の排他論理
を出力する。
従って、2画素P (x+8.y−1)とP (x+7
.y−1)の間に輪郭線がある場合、信号線765から
「1」が出力される。排他論理ゲート762も同様で、
(x−8ty−1)と(x−7,y−1)の間に輪郭線
がある場合、信号線765から「1」を出力する。した
がって7この2信号をアップダウンカウンタ763に入
力することにより、前述の黒画素検出と同様に、アップ
ダウンカウンタ763より(x”Ly−1)から(x−
7+y−1)までの16画素間の横輪郭線長HEG(]
、)が得られる。
.y−1)の間に輪郭線がある場合、信号線765から
「1」が出力される。排他論理ゲート762も同様で、
(x−8ty−1)と(x−7,y−1)の間に輪郭線
がある場合、信号線765から「1」を出力する。した
がって7この2信号をアップダウンカウンタ763に入
力することにより、前述の黒画素検出と同様に、アップ
ダウンカウンタ763より(x”Ly−1)から(x−
7+y−1)までの16画素間の横輪郭線長HEG(]
、)が得られる。
一方、縦輪郭線検出部751は2個のシフトレジスタ2
34と233の間の輪郭線長VEG(])を出力する。
34と233の間の輪郭線長VEG(])を出力する。
動作原理は、横輪郭線長検出部741と同様で、2個の
排他論理グーh77]、772からは、それぞれ(x”
8+y−1) + (x+8.y)の間と、(x−g+
y−1)+(x−a+y)の間の輪郭線の有無が出力さ
れ、アップダウンカウンタ773が輪郭線長VEG(1
)を出力する。このVEG(1)はLN(1)とLN(
2)の間の縦輪郭線を走査線方向の座標IT x−7I
IからII x十g IIまでの16画素分カウントし
た結果である。
排他論理グーh77]、772からは、それぞれ(x”
8+y−1) + (x+8.y)の間と、(x−g+
y−1)+(x−a+y)の間の輪郭線の有無が出力さ
れ、アップダウンカウンタ773が輪郭線長VEG(1
)を出力する。このVEG(1)はLN(1)とLN(
2)の間の縦輪郭線を走査線方向の座標IT x−7I
IからII x十g IIまでの16画素分カウントし
た結果である。
このような、構成の検出部を複数個用いることにより、
第27図に示した分散判定部を実現することができる。
第27図に示した分散判定部を実現することができる。
判定は、まず、輪郭線長を加算して、輪郭線長EGXを
求める。また、4個の黒画素数検出数は加算器730に
より加算して、ウィンドウ中の黒画素数として出力する
。この輪郭線長と黒画素数を判定結果出力部770に入
力し、判定結果FLGI(X、y)を得る。ここで、判
定結果FLG 1はIb1tの信号で、ディザ領域と判
定した場「1」を、2値領域と判定した場合「0」を出
力する。
求める。また、4個の黒画素数検出数は加算器730に
より加算して、ウィンドウ中の黒画素数として出力する
。この輪郭線長と黒画素数を判定結果出力部770に入
力し、判定結果FLGI(X、y)を得る。ここで、判
定結果FLG 1はIb1tの信号で、ディザ領域と判
定した場「1」を、2値領域と判定した場合「0」を出
力する。
判定結果出力部770は、例えば、入力信号線をアドレ
スとすれば、メモリなどにより実現できる。
スとすれば、メモリなどにより実現できる。
例えば、本実施例では、黒画素数の値は、0から64で
あるが、0および64は、ウィンドウ中の64画素全て
が白および黒の場合を示す。したがって、両者を同一に
扱えば、信号線は6bitとなる。一方、輪郭線長の最
大値は108で、7bitの信号線で表現できる。した
がって、判定結果出力部770は13bitのアドレス
線を持つメモリにより実現できる。メモリの内容は例え
ば、黒画素または白画素のいずれか少ない方の数にくら
べて、輪郭線長のが長い場合は、ディザ領域とみなすも
のとすればよい。
あるが、0および64は、ウィンドウ中の64画素全て
が白および黒の場合を示す。したがって、両者を同一に
扱えば、信号線は6bitとなる。一方、輪郭線長の最
大値は108で、7bitの信号線で表現できる。した
がって、判定結果出力部770は13bitのアドレス
線を持つメモリにより実現できる。メモリの内容は例え
ば、黒画素または白画素のいずれか少ない方の数にくら
べて、輪郭線長のが長い場合は、ディザ領域とみなすも
のとすればよい。
上記方式により、平均誤差最小法など比較的臼/黒画素
が分散する擬似中間調画像を、精度よく判定することが
できる。しかしながら、擬似中間調画像のなかでも、8
*8画素など比較的大きなディザマトリックスを用いた
組織的ディザ法による擬似中間調画像などは、分散の度
合いが少ないため精度が低い。
が分散する擬似中間調画像を、精度よく判定することが
できる。しかしながら、擬似中間調画像のなかでも、8
*8画素など比較的大きなディザマトリックスを用いた
組織的ディザ法による擬似中間調画像などは、分散の度
合いが少ないため精度が低い。
しかし、これらの比較的大きなディザマトリックスを用
いた組織的ディザ画像は、マトリックスサイズを単位と
して、極めて周期性が高い。そこで、周期性検出部80
0で、周期性を検出することにより、判定を実行する。
いた組織的ディザ画像は、マトリックスサイズを単位と
して、極めて周期性が高い。そこで、周期性検出部80
0で、周期性を検出することにより、判定を実行する。
第29図に周期性判定部の一構成例のブロック図を示す
。図中810,820,830,840は各走査線ごと
に、特定の画素数を単位として、周期性を検出する周期
度検出部、850はLN(1)、I−N(2) 、LN
(3) 、LN(4)のうち1周期性を有する走査線の
数DLNを検出する類似度判定部、870はLN(1)
、LN(2) 、LN(3) 、LN(4)のうち16
画素全てが白または黒の一方のみからなる走査線の数L
NGを検出する背景判定部、890は2種類の信号DL
Nおよび1、NGより周期性による領域判定結果を出力
する論理回路である。
。図中810,820,830,840は各走査線ごと
に、特定の画素数を単位として、周期性を検出する周期
度検出部、850はLN(1)、I−N(2) 、LN
(3) 、LN(4)のうち1周期性を有する走査線の
数DLNを検出する類似度判定部、870はLN(1)
、LN(2) 、LN(3) 、LN(4)のうち16
画素全てが白または黒の一方のみからなる走査線の数L
NGを検出する背景判定部、890は2種類の信号DL
Nおよび1、NGより周期性による領域判定結果を出力
する論理回路である。
周期度検出部は、分散判定部と同様に、排他論理ゲート
801,802およびアップダウンカウンタ805より
構成され、画像データー時蓄積部200中のシフトレジ
スタ231,232,233,234よりデータを入力
する。
801,802およびアップダウンカウンタ805より
構成され、画像データー時蓄積部200中のシフトレジ
スタ231,232,233,234よりデータを入力
する。
今、仮りに8画素を単位とする周期性を求める場合を例
とする。排他論理グー1−801は2画素のデータP
(x−8,y−1) P (x+y−])の排排他環を
出力し、排他論理ゲート802は、(x−Ly−1)と
P (x+7.y−])の間の排他論理を出力を出力す
る。この2信号をアップダウンカウンタ805に入力す
ることにより、アップダウンカウンタ805からは(x
−Ly−1’)から(x+−Ly−1)までの8画素と
(+y−])から(x+8.y−1)までの8画素の間
で、白/黒の一致した数が出力される。この値をID(
1)と呼ぶ。判定対象となる座標の前後8画素が正確に
一致した場合、ID(1) = 8 となる。
とする。排他論理グー1−801は2画素のデータP
(x−8,y−1) P (x+y−])の排排他環を
出力し、排他論理ゲート802は、(x−Ly−1)と
P (x+7.y−])の間の排他論理を出力を出力す
る。この2信号をアップダウンカウンタ805に入力す
ることにより、アップダウンカウンタ805からは(x
−Ly−1’)から(x+−Ly−1)までの8画素と
(+y−])から(x+8.y−1)までの8画素の間
で、白/黒の一致した数が出力される。この値をID(
1)と呼ぶ。判定対象となる座標の前後8画素が正確に
一致した場合、ID(1) = 8 となる。
周期度検出部810より出力されたID(])は類似度
判定部850中の比較器851に入力され、あらかじめ
定められた閾値TDDTと比較され、以下の条件でlb
]tの信号IDT(1)を信号線855より出方する。
判定部850中の比較器851に入力され、あらかじめ
定められた閾値TDDTと比較され、以下の条件でlb
]tの信号IDT(1)を信号線855より出方する。
11DT(+)= 1. : II)(1)≧TI)D
T(周期性あり)0:1D(I)<■DDT(周期性無
し)他の周期度検出部820,830,840からの出
方も、同様に比較器852,853.85/Iに人力す
ることにより、信号TDT(2)、IDT(3)、ID
T(4)を得る。
T(周期性あり)0:1D(I)<■DDT(周期性無
し)他の周期度検出部820,830,840からの出
方も、同様に比較器852,853.85/Iに人力す
ることにより、信号TDT(2)、IDT(3)、ID
T(4)を得る。
加算器860は入力された信号IDT (1) 、 I
DT (2) 、 IDT(3)、IDT(4)を加算
し、3 bitの信号DLNを出方する。
DT (2) 、 IDT(3)、IDT(4)を加算
し、3 bitの信号DLNを出方する。
この信号DLNはLN(1)、LN(2)、LN(3)
、LN(4)のうち、周期性を有するものが何本あるか
を表す。
、LN(4)のうち、周期性を有するものが何本あるか
を表す。
ここで出力される値には、16画素全てが白画素のみ、
あるいは黒画素のみからなる場合も、周期性があると判
定されている。すると、テキスト文書の背景部分など、
まっ白な領域も周期性のある擬似中間調領域とみなされ
る。そこで、16画素全てが白画素のみ、あるいは黒画
素のみからなる走査線の数を検出することにより、判定
の誤りを減少させることかできる。これが、第29図中
の背景判定部870の目的である。
あるいは黒画素のみからなる場合も、周期性があると判
定されている。すると、テキスト文書の背景部分など、
まっ白な領域も周期性のある擬似中間調領域とみなされ
る。そこで、16画素全てが白画素のみ、あるいは黒画
素のみからなる走査線の数を検出することにより、判定
の誤りを減少させることかできる。これが、第29図中
の背景判定部870の目的である。
背景判定部870中の871..872,873,87
4は、前述の横輪郭線長HEG(1) 、HEG(2)
、IIEG(3) 、HEG(4)を入力し、それぞ
れOか否かを判定する比較器である。
4は、前述の横輪郭線長HEG(1) 、HEG(2)
、IIEG(3) 、HEG(4)を入力し、それぞ
れOか否かを判定する比較器である。
いま、例えば、信号HEG(1)が0の場合、1木目の
走査線中には横輪郭線がないことがら、これは16画素
全てが白または黒の一方のみからなることを示す。そこ
で、信号HEG(1)により、以下の条件に従って1b
itの信号ILC(1)を決定する。
走査線中には横輪郭線がないことがら、これは16画素
全てが白または黒の一方のみからなることを示す。そこ
で、信号HEG(1)により、以下の条件に従って1b
itの信号ILC(1)を決定する。
ILC(1) = 1 : )IEG(1) = 0
0 : HEG(1)> 0 なお、この比較器は論理ゲートでも代用できる。
0 : HEG(1)> 0 なお、この比較器は論理ゲートでも代用できる。
加算器880は4個の比較器871,872,873,
874より出力される信号比C(1)、ILC(2)、
ILC(3)、ILC(4)を加算し、信号線889よ
り3 bitの信号LNGを出方する。このLNGは走
査窓中の4本の走査線のうち、全てが白、または黒のみ
からなる走査線の数を表す。
874より出力される信号比C(1)、ILC(2)、
ILC(3)、ILC(4)を加算し、信号線889よ
り3 bitの信号LNGを出方する。このLNGは走
査窓中の4本の走査線のうち、全てが白、または黒のみ
からなる走査線の数を表す。
信号D1□NおよびLNGは、それぞれ信号線869,
889を経て論理回路890に入力される。論理回M
890は、この2種類の3bitの信号より、周期性判
定結果として1bjtの信号FLG2を出力する。信号
DLNおよび1、NCと、判定結果FLG2の関係の一
例を第30図に示す。
889を経て論理回路890に入力される。論理回M
890は、この2種類の3bitの信号より、周期性判
定結果として1bjtの信号FLG2を出力する。信号
DLNおよび1、NCと、判定結果FLG2の関係の一
例を第30図に示す。
上記の方式により、分散判定部710より分散度による
判定結果FLGIが、周期性判定部800より周期性に
よる判定結果FLG2がそれぞれ出力される。
判定結果FLGIが、周期性判定部800より周期性に
よる判定結果FLG2がそれぞれ出力される。
この2種類の信号を第24図中の論理ゲート895に入
力し、最終判定結果FLGを信号線899より出力する
。なお、この論理ゲート895は、例えば○Rゲトなど
を用いることができる。
力し、最終判定結果FLGを信号線899より出力する
。なお、この論理ゲート895は、例えば○Rゲトなど
を用いることができる。
上記の手段を用いることにより、2個画像と擬似中間調
画像の混在する画像に対する画像処理の際、濃淡画像処
理部300の出力と、線図形処理部500の出力の、い
ずれを選択すべきかを各再標本化点ごとに判定すること
ができる。なお前にも述べたが、画像処理部100では
、濃淡画像処理部300と線図形処理部500、それに
領域判定部700の出方が、それぞれ同期している必要
がある。そこで、上記の2種類の処理部および判定部7
00では、必要におうして出力後に、データを一時蓄積
しておくシフトレジスタなどを、必要に応じて配置する
必要がある。
画像の混在する画像に対する画像処理の際、濃淡画像処
理部300の出力と、線図形処理部500の出力の、い
ずれを選択すべきかを各再標本化点ごとに判定すること
ができる。なお前にも述べたが、画像処理部100では
、濃淡画像処理部300と線図形処理部500、それに
領域判定部700の出方が、それぞれ同期している必要
がある。そこで、上記の2種類の処理部および判定部7
00では、必要におうして出力後に、データを一時蓄積
しておくシフトレジスタなどを、必要に応じて配置する
必要がある。
以上のような構成の装置により、前述した機能を実行す
る画像処理部1ooが実現でき、その画像処理部100
を用いることにより、本発明で説明した画像処理システ
ムが実現できる。
る画像処理部1ooが実現でき、その画像処理部100
を用いることにより、本発明で説明した画像処理システ
ムが実現できる。
なお、本実施例では、混在文書を扱った場合を例に説明
を行ったが、線図形領域および擬似中間調領域のみから
構成される画像に対しても同様に扱うことができる。ま
た本例では、線図形画像処理部500の出力と、濃淡画
像処理部300の出方の選択に領域判定部700の出方
を用いているが、外部からの指示によって選択すること
や、一方に固定することが可能なのは自明である。例え
ば画像データ蓄積部中のデータのヘッダ部(第6図:
2000)中に、領域を識別するフラグを記録する。こ
こで、擬似中間調領域のみの画像データの場合、このフ
ラグが検出されると、判定結果を擬似中間調領域に固定
するといった処理が可能である。この識別は、外部から
のスイッチにより実行してもよい。
を行ったが、線図形領域および擬似中間調領域のみから
構成される画像に対しても同様に扱うことができる。ま
た本例では、線図形画像処理部500の出力と、濃淡画
像処理部300の出方の選択に領域判定部700の出方
を用いているが、外部からの指示によって選択すること
や、一方に固定することが可能なのは自明である。例え
ば画像データ蓄積部中のデータのヘッダ部(第6図:
2000)中に、領域を識別するフラグを記録する。こ
こで、擬似中間調領域のみの画像データの場合、このフ
ラグが検出されると、判定結果を擬似中間調領域に固定
するといった処理が可能である。この識別は、外部から
のスイッチにより実行してもよい。
また、対象となる画像を一度表示して、マウスなどを用
いて領域を指定し、その領域ごとに処理を切り替えるこ
ともできる。
いて領域を指定し、その領域ごとに処理を切り替えるこ
ともできる。
一方、本実施例では、処理対象としてモノクロ画像を用
いたが、本明細書で述べた画像処理部(第1図: 10
0)を3個用い、赤、青、緑などの3色それぞれのデー
タに用いることにより、カラ画像を扱うことも適応でき
る。この場合の一実施例を第31図に示す。図中161
.0,1620.1630は各色用の画像処理部で、内
容は前述した画像処理部(第1図: 100)と同様で
ある。また、1510,1520゜1530はそれぞれ
3色の2値画像データを蓄積するバッファメモリ、15
00および1600は色ごとにデータの転送先を選択す
るセレクタである。1710は文書などを読み取り、R
,G、B3色の画像データを出力する、カラーイメージ
スキャナ、1720はカラアープリンタ、1730はカ
ラーデイスプレィである。また、他にカラー画像を扱う
方法として、3色のデータを時系列に扱えば、画像処理
部は1個でもよい。
いたが、本明細書で述べた画像処理部(第1図: 10
0)を3個用い、赤、青、緑などの3色それぞれのデー
タに用いることにより、カラ画像を扱うことも適応でき
る。この場合の一実施例を第31図に示す。図中161
.0,1620.1630は各色用の画像処理部で、内
容は前述した画像処理部(第1図: 100)と同様で
ある。また、1510,1520゜1530はそれぞれ
3色の2値画像データを蓄積するバッファメモリ、15
00および1600は色ごとにデータの転送先を選択す
るセレクタである。1710は文書などを読み取り、R
,G、B3色の画像データを出力する、カラーイメージ
スキャナ、1720はカラアープリンタ、1730はカ
ラーデイスプレィである。また、他にカラー画像を扱う
方法として、3色のデータを時系列に扱えば、画像処理
部は1個でもよい。
さらに、本実施例では擬似中間調画像に中間調変換を実
行した後、再度2値化したデータを出力する場合につい
て説明した。しかし、中間調変換または濃度階調変換の
結果である多値の中間調画像データを画像処理部(第1
図: 100)より出力することにより、多値画像デー
タ用の各画像処理を実行したり、多値画像データ用の各
種出力装置からの出力が可能なこともいうまでもない。
行した後、再度2値化したデータを出力する場合につい
て説明した。しかし、中間調変換または濃度階調変換の
結果である多値の中間調画像データを画像処理部(第1
図: 100)より出力することにより、多値画像デー
タ用の各画像処理を実行したり、多値画像データ用の各
種出力装置からの出力が可能なこともいうまでもない。
[発明の効果]
本発明によれば、以下の効果が得られる。まず、線図形
画像、擬似中間調画像、あるいはその両方の混在した画
像に対しても、画像の拡大、縮小、回転などの処理を実
行し、高い画質の再生画像を得ることができる。また、
画像の濃度階調を変換する処理を擬似中間調画像に対し
ても実行することができる。さらに、擬似中間調画像の
擬似中間調処理方式を任意に切り替えることもできる。
画像、擬似中間調画像、あるいはその両方の混在した画
像に対しても、画像の拡大、縮小、回転などの処理を実
行し、高い画質の再生画像を得ることができる。また、
画像の濃度階調を変換する処理を擬似中間調画像に対し
ても実行することができる。さらに、擬似中間調画像の
擬似中間調処理方式を任意に切り替えることもできる。
この結果、出力装置の特性や使用者の意志に応じて、擬
似中間調画像をより高い画質で出力する画像処理システ
ムが実現する。
似中間調画像をより高い画質で出力する画像処理システ
ムが実現する。
第1図は、装置の基本構成の一例を示すブロック図、第
2図は、線密度変換による原画像と再生画像の位置の関
係を説明する図、第3図は、混在画像の拡大処理の実行
手順を説明する図、第4図は、画像データ蓄積部中に蓄
積されているデータの線密度変換を実行する場合のデー
タの流れを示す図、第5図は、混在画像の高速表示の実
現手段の一例を示す図、第6図は、画像データ蓄積部中
に蓄積されるデータの記録形式の一例を示す図、第7図
は、プリンタなどの出力装置で擬似中間調画像を出力し
た際の濃度特性の一例と、その特性を補正するための濃
度階調変換テーブルの一例を示す図、第8図は、濃度階
調変換部で用いる変換テーブルの例を示す図、第9図は
、本発明で述べる画像処理部の内部構成の一例を示すブ
ロック図、第10図は、濃度データの復元時に用いる参
照窓の一例を示す図、第11図は、濃淡画像処理部の内
部構成の一例を示す図、第12図は、中間調変換時の参
照する画像データの範囲を説明する図、第13図は、中
間調変換処理で用いる重み係数の一例を示す図、第14
図は、出力する画素の入力画像に対する相対位置により
、重み係数を変動する場合の、重み係数の位置例を示す
図、第15図は、出力する画素の入力画像に対する相対
位置と、選択される重み係数の関係を説明する図、第1
6図は、中間調変換部の構成を一例を説明するブロック
図、第17図は、画像処理部中のアドレスカウンタの内
部構成の一例を示すブロック図、第18図は、濃度階調
変換における変換テーブルの一例を示す図、第19図は
、濃度階調変換において、階調性を維持する装置の一構
成例を説明するためのブロック図、第20図は、中間調
変換部の出力に対しそ、輪郭強調を実施するための装置
の一構成例を説明するブロック図、第21図は、再2値
化処理部の一構成を説明するブロック図、第22図は、
再2値化処理の一手法として用いる平均誤差最小法で用
いる重み係数の一例を示す図、第23図は、線図形画像
処理部の一構成例を示すブロック図、第24図は、本明
細書で述べる領域判定部の基本構成の一例を説明する図
、第25図は、本明細書で述べる領域判定部の基本基本
原理を説明する図、第26図は、領域判定で用いる画像
データの範囲を説明する図、第27図は、領域判定部中
の分散度検出部の一構成例を説明するブロック図、第2
8図は、分散度検出部中の各特徴量を検出する部分の一
構成例を説明するブロック図、第29図は、領域判定部
中の周期性検出部の一構成例を説明するブロック図、第
30図は、周期性検出による2種類の特徴量と判定結果
との関係を示す図、第31図は、本発明をカラー画像の
処理に用いた場合の、装置構成の一例を示す図である。 符号の説明 10画像読み取り装置、20バツフアメモリ、25バツ
フアメモリ、30画像データー時蓄積部、35画像デー
ター時蓄積部、32符復号処理部、37符復号処理部、
40通信端子、50プリンタ、60画像表示部、 70
制御部、75キーボード、80マウス、85変換テ一ブ
ル蓄積部、87ヒストグラム測定部、90データバス、
100画像処理部、300濃淡画像処理部、500線図
形画像処理部、600アドレスカウンタ、700領域判
定部、900セレクタ、310中間調変換部、380濃
度階調変換部、420再2値化処理部である。
2図は、線密度変換による原画像と再生画像の位置の関
係を説明する図、第3図は、混在画像の拡大処理の実行
手順を説明する図、第4図は、画像データ蓄積部中に蓄
積されているデータの線密度変換を実行する場合のデー
タの流れを示す図、第5図は、混在画像の高速表示の実
現手段の一例を示す図、第6図は、画像データ蓄積部中
に蓄積されるデータの記録形式の一例を示す図、第7図
は、プリンタなどの出力装置で擬似中間調画像を出力し
た際の濃度特性の一例と、その特性を補正するための濃
度階調変換テーブルの一例を示す図、第8図は、濃度階
調変換部で用いる変換テーブルの例を示す図、第9図は
、本発明で述べる画像処理部の内部構成の一例を示すブ
ロック図、第10図は、濃度データの復元時に用いる参
照窓の一例を示す図、第11図は、濃淡画像処理部の内
部構成の一例を示す図、第12図は、中間調変換時の参
照する画像データの範囲を説明する図、第13図は、中
間調変換処理で用いる重み係数の一例を示す図、第14
図は、出力する画素の入力画像に対する相対位置により
、重み係数を変動する場合の、重み係数の位置例を示す
図、第15図は、出力する画素の入力画像に対する相対
位置と、選択される重み係数の関係を説明する図、第1
6図は、中間調変換部の構成を一例を説明するブロック
図、第17図は、画像処理部中のアドレスカウンタの内
部構成の一例を示すブロック図、第18図は、濃度階調
変換における変換テーブルの一例を示す図、第19図は
、濃度階調変換において、階調性を維持する装置の一構
成例を説明するためのブロック図、第20図は、中間調
変換部の出力に対しそ、輪郭強調を実施するための装置
の一構成例を説明するブロック図、第21図は、再2値
化処理部の一構成を説明するブロック図、第22図は、
再2値化処理の一手法として用いる平均誤差最小法で用
いる重み係数の一例を示す図、第23図は、線図形画像
処理部の一構成例を示すブロック図、第24図は、本明
細書で述べる領域判定部の基本構成の一例を説明する図
、第25図は、本明細書で述べる領域判定部の基本基本
原理を説明する図、第26図は、領域判定で用いる画像
データの範囲を説明する図、第27図は、領域判定部中
の分散度検出部の一構成例を説明するブロック図、第2
8図は、分散度検出部中の各特徴量を検出する部分の一
構成例を説明するブロック図、第29図は、領域判定部
中の周期性検出部の一構成例を説明するブロック図、第
30図は、周期性検出による2種類の特徴量と判定結果
との関係を示す図、第31図は、本発明をカラー画像の
処理に用いた場合の、装置構成の一例を示す図である。 符号の説明 10画像読み取り装置、20バツフアメモリ、25バツ
フアメモリ、30画像データー時蓄積部、35画像デー
ター時蓄積部、32符復号処理部、37符復号処理部、
40通信端子、50プリンタ、60画像表示部、 70
制御部、75キーボード、80マウス、85変換テ一ブ
ル蓄積部、87ヒストグラム測定部、90データバス、
100画像処理部、300濃淡画像処理部、500線図
形画像処理部、600アドレスカウンタ、700領域判
定部、900セレクタ、310中間調変換部、380濃
度階調変換部、420再2値化処理部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2値のディジタル画像に対して画像処理を行う画像
処理システムにおいて、2値の原画像データPを一時保
存する画像記憶部と、該画像記憶部中の原画像データP
より多値の中間調画像データSpを決定する手段と、該
中間調画像データSpの値を変換し多値の中間調画像デ
ータSqを得る手段と、該多値データSqを再2値化し
2値の画像データQ_1を得る手段と、該画像記憶部中
の2値の画像データPより2値の画像データQ_2を得
る手段と、上記2値画像データQ_1またはQ_2のい
ずれか一方を選択し2値画像データQとして出力する手
段を有することを特徴とする画像処理システム。 2、請求項1記載の画像処理システムにおいて、該画像
記憶部中の画像データPより画像中の特定の座標が線図
形領域と、擬似中間調領域のいずれに属するかを判定し
、判定結果J_1を出力する手段と、該判定結果J_1
に応じて、該2種類の2値画像データQ_1またはQ_
2のいずれか一方を選択し2値画像データQとして出力
する手段を有することを特徴とする画像処理システム。 3、請求項1記載の画像処理システムにおいて、該2値
画像データPを表示する手段と該表示された画像中の特
定の領域を指定する手段、該指定した領域ごとに、該2
種類の2値画像データQ_1またはQ_2のいずれか一
方を選択し2値画像データQとして出力する手段を有す
ることを特徴とする画像処理システム。 4、2値のディジタル画像に対して画像処理を行う画像
処理システムにおいて、2値の原画像データPを一時保
存する画像記憶部と、該画像記憶部中の原画像データP
をm_1×n_1画素(m_1≧1、かつn_1≧1)
の走査窓を用いて任意の座標系で走査する手段と、走査
窓中のm_1×n_1画素の2値の画像データより多値
の中間調画像データSpを決定する手段と、該中間調画
像データSpの値を変換し多値の中間調画像データSq
を得る手段と、該多値データSqを再2値化し2値の画
像データQ_1を得る手段と、該画像記憶部中の画像デ
ータPをm_2×n_2画素(m_2≧1かつ、n_2
≧1)の走査窓を用いて走査する手段と、該走査窓中の
m_2×n_2画素の2値の画像データより2値の画像
データQ_2を得る手段と、該画像記憶部中の画像デー
タPをm_3×n_3画素(m_3≧1、n_3≧1)
の走査窓を用いて走査する手段と、走査窓中のm_3×
n_3画素の2値の画像データより該走査窓中の特定の
座標が線図形領域と、擬似中間調領域のいずれに属する
かを判定し、判定結果J_1を出力する手段と、該判定
結果J_1に応じて、上記2値画像データQ_1または
Q_2のいずれか一方を選択し2値画像データQとして
出力する手段を有することを特徴とする画像処理システ
ム。 5、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて、
文書などの画像を光学的に読み取り多値のデジタルデー
タとして入力し2値化して画像データPを得る手段と画
像データPを蓄積する手段と通信回線を通じて画像デー
タPを入力する手段の少なくとも一方と、画像処理後の
2値の画像データQを出力する手段を有することを特徴
とする画像処理システム。 6、請求項5記載の画像処理システムにおいて、該入力
された多値のデジタルデータを2値化する手段として平
均誤差最小法による2値化処理を実行する手段と、該画
像処理における多値の中間調画像データSqを2値化す
る手段として組織的ディザ法による2値化処理を実行す
る手段を有することを特徴とする画像処理システム。 7、2値のディジタル画像に対して画像処理を行なう画
像処理システムにおいて、2値画像データPを一時保存
する画像記憶部と、該画像記憶部中の2値画像データP
をm_1×n_1画素(m_1≧1、n_1≧1)の走
査窓を用いて任意の座標系上で走査する手段と、走査窓
中のm_1×n_1画素の2値の画像データより多値の
中間調画像データSpを決定する手段を有することを特
徴とする画像処理システム。 8、請求項7記載の画像処理システムにおいて、画像記
憶部中の2値画像データPをm_1×n_1画素(m_
1≧1、n_1≧1)の走査窓を用いて任意の座標系上
で走査する手段の動作タイミングと、走査窓中のm_1
×n_1画素の2値の画像データより多値の中間調画像
データSpを出力する処理の動作タイミングとを独立に
制御する手段を有することを特徴とする画像処理システ
ム。 9、請求項7記載の画像処理システムにおいて、該走査
窓の走査と、多値の中間調画像データSpの出力を制御
する手段として、該多値の中間調画像データSpの出力
時点での該走査窓と走査窓中の画素との相対位置の少数
部Δx、およびΔyを検出する手段を有し、該多値の中
間調画像データSpを決定する手段として該検出手段の
出力ΔxΔyに応じた重み係数と該走査窓中の各画素の
2値データを掛ける手段と、その結果を加算する手段を
有することを特徴とする画像処理システム。 10、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、多値の中間調画像データSqを2値化して、2値画像
データQを得る手段として、1種類または複数種類の2
値化処理方式による2値化手段と、該2値化方式のうち
1つを選択し実行する手段を有し、該2値化方式のうち
少なくとも1つは擬似中間調処理であることを特徴とす
る画像処理システム。11、請求項10記載の画像処理
システムにおいて、多値の中間調画像データSqを2値
化して、2値画像データQを得る手段として、複数種類
の擬似中間調方式による2値化手段と、該擬似中間調方
式のうち1つを選択し実行する手段を有することを特徴
とする画像処理システム。 12、請求項10記載の画像処理システムにおいて、多
値の中間調画像データSqを2値化する手段の1つとし
て、平均誤差最小法実行する手段を有することを特徴と
する画像処理システム。 13、請求項10記載の画像処理システムにおいて、該
2値化手段のすくなくとも1つとして、組織的ディザ方
式により2値化処理を行なう手段を有することを特長と
する画像処理システム。 14、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、該走査窓中の特定の位置の画素が線図形領域と、擬似
中間調領域のいずれに属するかを判定し判定結果J_1
を出力する手段として、走査窓中の黒または白画素の数
を抽出する手段と、走査窓中の2値の画像データPX_
i、_jより、EX_3=EX_1+EX_2 n m−1 EX_1=Σ ΣEOR(PX_i、_j^3PX_i
_+_1、_j)j=1 i=1n−1 m EX_2=Σ ΣEOR(PX_i、_j^2PX_i
、_j_+_1)j=1 i=1となる特微量EX_3
を決定する手段と、特微量EX_3とあらかじめ定めた
所定の値T_1を比較し、 T_1≦EX_3ならば J_1=1 T_1≧EX_3ならば J_1=0 となる2値データJ_1を出力する手段を有する画像処
理システム。 15、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、該走査窓中の特定の位置の画素が線図形領域と、擬似
中間調領域のいずれに属するかを判定し、判定結果J_
1を出力する手段として、該画像記憶部中の画像データ
Pを走査線方向に走査するm_3×1画素(m_3≧1
、m_3=2×n_3)の走査窓と、該走査窓中の各画
素の2値の画像データPX_i、_jより、 nEX_4=ΣEOR(PX_i_1、PX_i_+_
n_3、1)i=1 となる特微量EX_4を決定する手段と、 特微量EX_4とあらかじめ定めた所定の値T2を比較
し、 T_2≦EX_4ならば J_2=1 T_2≧EX_4ならば J_2=0 となる2値データJ_2を出力する手段を有する画像処
理システム。 16、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
該走査窓中の特定の位置の画素が線図形領域と、擬似中
間調領域のいずれに属するかを判定し、判定結果J_1
を出力する手段として、該画像記憶部中の画像データP
を走査線方向に走査するm_3×1画素(m_3≧1)
の走査窓と該走査窓中の2値の画像データPX_i、_
1よりm_3−1 EX_5=ΣEOR(PX_i、PX_i_+_1)と
なる特微量EX_5を決定する手段と、特微量EX_5
とあらかじめ定めた所定の値T_3を比較し、 T_3<EX_5ならば J_3=1 T_3>EX_5ならば J_3=1 となる2値データJ_3を出力する手段を有する画像処
理システム。 17、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、2値の原画像データPを入力する手段として、例えば
光ディスクなどを用いたデータ蓄積部と該データ蓄積部
よりデータを入力する手段を有することを特徴とする画
像処理システム。 18、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、2値の画像データQを外部のデータ蓄積部に記録する
手段を有することを特徴とする画像処理システム。 19、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、2値の原画像データPより決定した多値の中間調画像
データSpの値を変換し多値の中間調画像データSqを
得る手段として、最終的に画像を出力する装置が擬似中
間調画像を出力した場合の濃度特性を補正する変換手段
を有することを特徴とする画像処理システム。 20、請求項20記載の画像処理システムにおいて、濃
度特性を補正する変換手段として、システムに接続され
る可能性のある出力装置の濃度特性を補正する複数種類
の補正係数を蓄積する手段と、該蓄積された補正係数の
うち1つを選択する手段を有することを特徴とする画像
処理システム。 21、請求項21記載の画像処理システムにおいて、該
蓄積された補正係数のうち1つを選択する手段として、
システムに接続される出力装置の種類に応じて固有の信
号をシステムに入力する手段と、該入力された信号を検
出する手段と、該検出結果により補正係数のうち1つを
選択する手段を有することを特徴とする画像処理システ
ム。 22、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、濃度特性を補正する変換手段として、濃度特性を補正
する補正係数を外部より入力できる手段有することを特
徴とする画像処理システム。 23、請求項1又は4記載の画像処理システムにおいて
、該中間調画像データSpの値のヒストグラムを測定す
る手段を有することを特徴とする画像処理システム。 24、請求項5記載の画像処理システムにおける該画像
表示装置に該表示装置の画素数以上の画像データを出力
する手段として、画像データを走査線を単位としてデー
タを間引いて出力する手段と、該出力する画像の線密度
変換画像を出力する手段と、該2種類の出力手段を走査
線を単位として切り替える手段を有することを特徴とす
る画像処理システム。25、請求項5記載の画像処理シ
ステムにおいて、該2種類の出力手段を走査線を単位と
して切り替える手段として、前記第1項記載の判定結果
J_1より各走査線ごとに擬似中間調画像を含むか否か
を判定し判定結果JL_1を決定する手段と、各走査線
のJL_1を検出してあらかじめ定めた数DT_1以上
連続して走査線単位の判定結果JL_1が擬似中間調画
像を含むと判定した場合に間引き処理を停止して線密度
変換を実行し結果を出力する手段と、該線密度変換処理
を出力中にあらかじめ定めた数DT_2以上連続して走
査線単位の判定結果JL_1が擬似中間調画像を含まな
いと判定された場合線密度変換を停止して間引き処理を
実行する手段と有することを特徴とする画像処理システ
ム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240973A JP2941288B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 画像処理システム |
US07/272,447 US5125045A (en) | 1987-11-20 | 1988-11-17 | Image processing system |
US07/832,700 US5539843A (en) | 1987-11-20 | 1992-02-07 | Image processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63240973A JP2941288B2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 | 画像処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0290377A true JPH0290377A (ja) | 1990-03-29 |
JP2941288B2 JP2941288B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17067414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63240973A Expired - Fee Related JP2941288B2 (ja) | 1987-11-20 | 1988-09-28 | 画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2941288B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005027505A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-24 | Fuso Precision Co., Ltd. | 網点データのドットゲイン調整プログラムおよび装置 |
JP2009116184A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Sony Corp | 画像処理装置と画像処理方法および画像表示装置 |
CN108986181A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-12-11 | 广东数相智能科技有限公司 | 基于圆点的图像处理方法、装置与计算机可读存储介质 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP63240973A patent/JP2941288B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005027505A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-24 | Fuso Precision Co., Ltd. | 網点データのドットゲイン調整プログラムおよび装置 |
JP2009116184A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Sony Corp | 画像処理装置と画像処理方法および画像表示装置 |
CN108986181A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-12-11 | 广东数相智能科技有限公司 | 基于圆点的图像处理方法、装置与计算机可读存储介质 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2941288B2 (ja) | 1999-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |