JPH0289815A - セラミック製軸受の取付構造 - Google Patents
セラミック製軸受の取付構造Info
- Publication number
- JPH0289815A JPH0289815A JP24032988A JP24032988A JPH0289815A JP H0289815 A JPH0289815 A JP H0289815A JP 24032988 A JP24032988 A JP 24032988A JP 24032988 A JP24032988 A JP 24032988A JP H0289815 A JPH0289815 A JP H0289815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- inner ring
- shaft
- ring
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract description 11
- 230000010485 coping Effects 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、セラミック製軸受の取付構造、さらに詳し
くは、内輪、外輪および転動体のうち少なくとも内輪が
セラミックよりなるセラミック製軸受を金属製の軸に取
付ける構造に関する。
くは、内輪、外輪および転動体のうち少なくとも内輪が
セラミックよりなるセラミック製軸受を金属製の軸に取
付ける構造に関する。
従来の技術および発明の課題
内輪、外輪および転動体がセラミックよりなるセラミッ
ク製軸受は、金属に比べて高温強度が高いというセラミ
ックの特性より、高温で使用されることが多い。
ク製軸受は、金属に比べて高温強度が高いというセラミ
ックの特性より、高温で使用されることが多い。
ところが、セラミック製軸受の内輪に取付けられる軸は
金属製（鋼製）であるため、高温でセラミック製軸受を
使用する場合、金属とセラミックの線膨張係数の違いに
より、鋼製軸とセラミック製内輪のはめあいが問題にな
る。たとえば、高温でセラミック製軸受を使用する場合
は、使用する温度で鋼製軸とセラミック製内輪のしめし
ろが０となるようにして使用することが多い。したがっ
て、使用条件が変化して温度がさらに上昇した場合、鋼
製軸の熱膨張によってセラミック製内輪との間にしめし
ろが生じ、内輪が破損（割損）する。
金属製（鋼製）であるため、高温でセラミック製軸受を
使用する場合、金属とセラミックの線膨張係数の違いに
より、鋼製軸とセラミック製内輪のはめあいが問題にな
る。たとえば、高温でセラミック製軸受を使用する場合
は、使用する温度で鋼製軸とセラミック製内輪のしめし
ろが０となるようにして使用することが多い。したがっ
て、使用条件が変化して温度がさらに上昇した場合、鋼
製軸の熱膨張によってセラミック製内輪との間にしめし
ろが生じ、内輪が破損（割損）する。
このため、鋼製軸とセラミック製内輪のしめじろを大き
くとれるセラミック製軸受の取付構造の開発が望まれて
いる。
くとれるセラミック製軸受の取付構造の開発が望まれて
いる。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、金属製軸とセ
ラミック製内輪のしめじろを大きく設定でき、よって大
きな温度変化に対応できるセラミック製軸受の取付構造
を提供することにある。
ラミック製内輪のしめじろを大きく設定でき、よって大
きな温度変化に対応できるセラミック製軸受の取付構造
を提供することにある。
課題を解決するための手段
この発明によるセラミック製軸受の取付構造は、内輪、
外輪および転動体のうち少なくとも内輪がセラミックよ
りなるセラミック製軸受の内輪が、金属製の中空軸に取
付けられていることを特徴とするものである。
外輪および転動体のうち少なくとも内輪がセラミックよ
りなるセラミック製軸受の内輪が、金属製の中空軸に取
付けられていることを特徴とするものである。
発明の作用および効果
この発明によれば、セラミック製の内輪に金属製の中空
軸が取付けられるので、これらの間にしめしろが生じた
ときに、中実軸に比べて中空軸の変形が大きく、したが
って、しめしろが等しい場合、内輪に発生する引張応力
（円周応力）は中実軸の場合に比べて小さくなる。この
ため、内輪が割損するしめじろは中実軸の場合に比べて
大きくなり、よって中実軸の場合に比べてより大きな温
度変化に対応することができる。
軸が取付けられるので、これらの間にしめしろが生じた
ときに、中実軸に比べて中空軸の変形が大きく、したが
って、しめしろが等しい場合、内輪に発生する引張応力
（円周応力）は中実軸の場合に比べて小さくなる。この
ため、内輪が割損するしめじろは中実軸の場合に比べて
大きくなり、よって中実軸の場合に比べてより大きな温
度変化に対応することができる。
実 施 例
次に、上記効果を実証するため、この発明の実施例を例
示する。
示する。
まず、第１図、第２図および第３図に示す３種類の試料
すなわちリング（１）、中実軸（２）および中空軸（３
）を準備した。これらの試料の材質および線膨張係数は
、表１のとおりである。
すなわちリング（１）、中実軸（２）および中空軸（３
）を準備した。これらの試料の材質および線膨張係数は
、表１のとおりである。
表 １
リング（１）は熱間加圧焼結法（ＨＰ）により成形され
た窒化ケイ素５ｊｉＮ４製、中実軸（２）および中空軸
（３）はステンレス鋼５Ｏ３３０３製である。リング（
１）の幅（長さ）Ｂは１６＋ｕ。
た窒化ケイ素５ｊｉＮ４製、中実軸（２）および中空軸
（３）はステンレス鋼５Ｏ３３０３製である。リング（
１）の幅（長さ）Ｂは１６＋ｕ。
外径Ｄｏは３８．５龍、内径ＤＩは３０１１である。
中実軸および中空軸の外径ｄＯは３０關、中空軸の内径
ｄｉは２２ＩＩ１ｍである。
ｄｉは２２ＩＩ１ｍである。
次に、第４図に示すように、リング（１）の内側に中実
軸（２）を通し、軸（２）の両端部に形成された穴（４
）にヒータ（５）を挿入して、これらを加熱した。なお
、これらの穴（４）はリング（Ｊ）がはまる部分には達
していない。これと同時に、熱雷対（６） ＜７）によ
り軸（２）およびリング（１）の温度を測定して、これ
らの間のしめじろを求め、リング（１）が割損するしめ
しろ（割損しめしろ）を調べた。しめじろは、軸（２）
単体の温度と外径の関係、リング（１）単体の温度と内
径の関係を予め求めておき、軸（２）およびリング（１
）の温度のＡ１定値から計算により求めた。
軸（２）を通し、軸（２）の両端部に形成された穴（４
）にヒータ（５）を挿入して、これらを加熱した。なお
、これらの穴（４）はリング（Ｊ）がはまる部分には達
していない。これと同時に、熱雷対（６） ＜７）によ
り軸（２）およびリング（１）の温度を測定して、これ
らの間のしめじろを求め、リング（１）が割損するしめ
しろ（割損しめしろ）を調べた。しめじろは、軸（２）
単体の温度と外径の関係、リング（１）単体の温度と内
径の関係を予め求めておき、軸（２）およびリング（１
）の温度のＡ１定値から計算により求めた。
また、リング（１）に中空軸〈３）を通し、同様に、割
損しめじろを調べた。
損しめじろを調べた。
これらの試験結果を第５図および表２に示す。
表 ２
第５図は、割損しめしろと累積破損確率との関係を示す
。表２には、累積破損確率が１０％と５０％の場合の割
損しめしろ、ワイブル係数およびしめしろ比（割損しめ
しろの比）を示す。
。表２には、累積破損確率が１０％と５０％の場合の割
損しめしろ、ワイブル係数およびしめしろ比（割損しめ
しろの比）を示す。
これらの結果より、中空軸を使用するとセラミック製リ
ングの割損しめしろが中実軸に比べて約１．３倍になる
ことがわかる。
ングの割損しめしろが中実軸に比べて約１．３倍になる
ことがわかる。
第１図は比較試験のために準備したリングの縦断面図、
第２図は同中実軸の横断面図、第３図は同中空軸の横断
面図、第４図は試験の概要を示す説明図、第５図は試験
結果を示すグラフである。 以 上 特許出願人 光洋精工株式会社 代 理 人 岸本 瑛之助（外３名）第１図 第２図 ＠３図
第２図は同中実軸の横断面図、第３図は同中空軸の横断
面図、第４図は試験の概要を示す説明図、第５図は試験
結果を示すグラフである。 以 上 特許出願人 光洋精工株式会社 代 理 人 岸本 瑛之助（外３名）第１図 第２図 ＠３図
Claims (1)
- 内輪、外輪および転動体のうち少なくとも内輪がセラミ
ックよりなるセラミック製軸受の内輪が、金属製の中空
軸に取付けられていることを特徴とするセラミック製軸
受の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63240329A JP2573869B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | セラミック製軸受の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63240329A JP2573869B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | セラミック製軸受の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0289815A true JPH0289815A (ja) | 1990-03-29 |
| JP2573869B2 JP2573869B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=17057858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63240329A Expired - Fee Related JP2573869B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | セラミック製軸受の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573869B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS475U (ja) * | 1970-06-12 | 1972-01-27 | ||
| JPS6213227U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-27 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63240329A patent/JP2573869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS475U (ja) * | 1970-06-12 | 1972-01-27 | ||
| JPS6213227U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2573869B2 (ja) | 1997-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4719074A (en) | Metal-ceramic composite article and a method of producing the same | |
| JPS6253684B2 (ja) | ||
| US20060177316A1 (en) | Shrink-fit stress coupling for a shaft of differing materials | |
| US4886695A (en) | Ceramic-metal composite bodies | |
| US5129784A (en) | Ceramic rotor and metal shaft assembly | |
| US4808014A (en) | Attaching structure for ceramics bearing | |
| EP0233772A1 (en) | Metal-ceramic composite bodies | |
| JPH0289815A (ja) | セラミック製軸受の取付構造 | |
| US4997296A (en) | Ceramic bearing and metal shaft assembly | |
| EP0544678B1 (en) | Thermally activated joint | |
| JPH02217424A (ja) | 前処理法 | |
| US20180273302A1 (en) | Conveyor roll assembly, torque transmission and support means and process for making a conveyor roll assembly used in a high temperature environment | |
| US4892436A (en) | Shaft composite structure between ceramic turbine rotor and metal member | |
| JPS58214018A (ja) | 動力伝達方法 | |
| JPS6177682A (ja) | セラミツクスと金属の接合構造 | |
| JP3250051B2 (ja) | セラミックスと金属との接合体及びその製造方法 | |
| JPH0356713A (ja) | セラミックス軸受の固定構造 | |
| JPH08152392A (ja) | 高温硬度計 | |
| JP3212392B2 (ja) | セラミックスと金属との接合体 | |
| JPS62171521A (ja) | ころがり軸受装置 | |
| KR960014942B1 (ko) | 등속조인트의 열처리변형 방지방법 | |
| JP3817804B2 (ja) | グロープラグ | |
| US4740399A (en) | Metal-ceramic composite bodies | |
| JPH11325092A (ja) | セラミックス製軸受の取付構造 | |
| JPS59159408A (ja) | 機械要素 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |