JPH0288802A - 路面の修復用材料及びその修復方法 - Google Patents
路面の修復用材料及びその修復方法Info
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- JPH0288802A JPH0288802A JP63238485A JP23848588A JPH0288802A JP H0288802 A JPH0288802 A JP H0288802A JP 63238485 A JP63238485 A JP 63238485A JP 23848588 A JP23848588 A JP 23848588A JP H0288802 A JPH0288802 A JP H0288802A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Road Repair (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、路面のひび割れ、剥離、地盤沈下、あるいは
道路工事等にょる凹部等の路面の被修復個所の修復に用
いる路面の修復用材料及びその修復方法に関する。
道路工事等にょる凹部等の路面の被修復個所の修復に用
いる路面の修復用材料及びその修復方法に関する。
近年、交通量の増加や地盤性下等を原因とする道路表面
のひび割れや剥離、変形が発生して道路に凹状の穴部が
生じて、道路交通上の大きな問題となっている。特に、
マンホールの周辺部は時間の経過と共に道路が沈下する
ために、マンホールの縁部と道路との境目に段差が生じ
易く、騒音や振動を発生する等の問題がある。
のひび割れや剥離、変形が発生して道路に凹状の穴部が
生じて、道路交通上の大きな問題となっている。特に、
マンホールの周辺部は時間の経過と共に道路が沈下する
ために、マンホールの縁部と道路との境目に段差が生じ
易く、騒音や振動を発生する等の問題がある。
そこで、従来、このような道路の四部や段差部を修復す
る場合には、アスファルト合材を凹部に注入充填し、ロ
ーラやラン７等によって押し固めて、マンホールの高さ
と同−又は若干高めになるように調整して修復するよう
にしている。
る場合には、アスファルト合材を凹部に注入充填し、ロ
ーラやラン７等によって押し固めて、マンホールの高さ
と同−又は若干高めになるように調整して修復するよう
にしている。
また、凹部の周囲を大幅に切削して所定の高さまで掘り
起こしてからアスファルト合材を注入充填して、マンホ
ールの高さと同−又は若干高めになるように調整して修
復するようにしている。
起こしてからアスファルト合材を注入充填して、マンホ
ールの高さと同−又は若干高めになるように調整して修
復するようにしている。
しかしながら、前者のようにアスファルト合材を凹部に
注入充填して押し固めて修復した場合には、アスファル
ト合材の厚みが不均一になって、アスファルト層に薄い
部分が生じて強度的に弱く、すぐにひび割れが起こり、
破損、剥離を生じ易く。
注入充填して押し固めて修復した場合には、アスファル
ト合材の厚みが不均一になって、アスファルト層に薄い
部分が生じて強度的に弱く、すぐにひび割れが起こり、
破損、剥離を生じ易く。
耐久性に劣るという問題がある。
また、後者のように一旦道路を掘り起こした後、アスフ
ァルト合材を注入充填して押し固めて修復する場合には
、工事の規模が犬がかりになるためにコストが高くなり
、工事期間が遅くなって道路交通に支障を来すという問
題がある。
ァルト合材を注入充填して押し固めて修復する場合には
、工事の規模が犬がかりになるためにコストが高くなり
、工事期間が遅くなって道路交通に支障を来すという問
題がある。
更に、アスファルト合材は、車料等の重さで変形し易く
、ローラやラン７等による十分な圧積が必要になり、被
修復個所の形状が複雑であったり、障害物があるときに
は十分に圧積が行なえず、修復作業が不完全になるとい
う問題がある。
、ローラやラン７等による十分な圧積が必要になり、被
修復個所の形状が複雑であったり、障害物があるときに
は十分に圧積が行なえず、修復作業が不完全になるとい
う問題がある。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、道路の破損や剥離、変形等によって生じた四部の
表面に対する接着性が良く、シかも施工が簡単でコスト
が安く、耐久性がある道路の修復用材料及びその修復方
法を提供すること目的とする。
あり、道路の破損や剥離、変形等によって生じた四部の
表面に対する接着性が良く、シかも施工が簡単でコスト
が安く、耐久性がある道路の修復用材料及びその修復方
法を提供すること目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による路面の修復用材
料は、エポキシ変性ポリオール樹脂とイソシアネート化
合物を含有する合成樹脂と骨材とによって製成した。
料は、エポキシ変性ポリオール樹脂とイソシアネート化
合物を含有する合成樹脂と骨材とによって製成した。
本発明の路面の修復用材料で使用するエポキシ変性ポリ
オール樹脂としては、分子内の水酸基価（○ＨＶ）が５
０〜６００の樹脂を用いることができ、好ましくは、水
酸基価は２００〜４００である。水酸基価が５０より少
ない樹脂は硬化速度が遅く緊急性に欠け、水酸基価が６
００より大きい樹脂は硬化速度が速すぎて取扱が困雉な
場合が有り１作業性に欠ける。
オール樹脂としては、分子内の水酸基価（○ＨＶ）が５
０〜６００の樹脂を用いることができ、好ましくは、水
酸基価は２００〜４００である。水酸基価が５０より少
ない樹脂は硬化速度が遅く緊急性に欠け、水酸基価が６
００より大きい樹脂は硬化速度が速すぎて取扱が困雉な
場合が有り１作業性に欠ける。
次に１本発明において使用するイソシアネート化合物は
、特に限定されるものではなく、エポキシ変性ポリオー
ル樹脂分子内の水酸基と重合硬化するものであればよい
。
、特に限定されるものではなく、エポキシ変性ポリオー
ル樹脂分子内の水酸基と重合硬化するものであればよい
。
このイソシアネート化合物としては、例えば、メチレン
ジイソシアネート（ＭＤＩ）及びその変性物、トルエン
ジイソシアネート（ＴＤＩ）及びその変性物等の多官能
イソシアネート化合物が挙げられろ。
ジイソシアネート（ＭＤＩ）及びその変性物、トルエン
ジイソシアネート（ＴＤＩ）及びその変性物等の多官能
イソシアネート化合物が挙げられろ。
更に、本発明において使用する膏剤は、特に限定されな
いが、例えば、鉄粉、アルミ粉等の金属粉、ガラス粉、
珪砂、シャリ等の無機充填材等が挙げられる。
いが、例えば、鉄粉、アルミ粉等の金属粉、ガラス粉、
珪砂、シャリ等の無機充填材等が挙げられる。
また、膏剤の粒径は、特に限定されないが、細密充填に
なるように大小様々な粒径の充填材や、複数種類の充填
材を組合せて使用することができる。
なるように大小様々な粒径の充填材や、複数種類の充填
材を組合せて使用することができる。
」−記のエポキシ変性ポリオール樹脂と膏剤との配合比
は前者１００重量部に対して後者が１〜５０重量部が適
当であり、好ましくは、３〜３０重鰍部である。１重量
部より少ないと接着力が不足して強度が低下し、５０重
敬部を越えると作業性及び施工性が低下する。
は前者１００重量部に対して後者が１〜５０重量部が適
当であり、好ましくは、３〜３０重鰍部である。１重量
部より少ないと接着力が不足して強度が低下し、５０重
敬部を越えると作業性及び施工性が低下する。
また、イソシアネート化合物の配合量は、エポキシ変性
ポリオール樹脂の水酸基価とその配合量によって決まる
ため、水酸基の全量と反応するに十分な添加量であれば
よい。
ポリオール樹脂の水酸基価とその配合量によって決まる
ため、水酸基の全量と反応するに十分な添加量であれば
よい。
更に、本発明による路面の修復用材料には、上述以外の
各種添加物を加えることもできる。例えば、硬化物を路
面の色と同色にするための着色剤を添加することもでき
るし、可撓性を付与するためにグリコールエステル類、
タール、アスファルトや各種のプラスチック可塑剤等を
添加してもよく１反応又は無反応の希釈剤を添加するこ
ともできる。
各種添加物を加えることもできる。例えば、硬化物を路
面の色と同色にするための着色剤を添加することもでき
るし、可撓性を付与するためにグリコールエステル類、
タール、アスファルトや各種のプラスチック可塑剤等を
添加してもよく１反応又は無反応の希釈剤を添加するこ
ともできる。
上述した本発明による路面の修復用材料を使用して路面
を修復するには、上述した路面の修復用材料を被修復個
所に充填した後硬化させる。
を修復するには、上述した路面の修復用材料を被修復個
所に充填した後硬化させる。
例えば、道路等の欠損部や凹部等に上述した路面の修復
用材料を充填し、それを押し固めて平滑にした後硬化さ
せ、被修復個所に修復用材料を創面に接着させろ。
用材料を充填し、それを押し固めて平滑にした後硬化さ
せ、被修復個所に修復用材料を創面に接着させろ。
この場合、被修復個所にプライマーを塗布した後、上述
した本発明による路面の修復用材料を被修復個所に充填
した後硬化させることもでき、このようにすれば、より
確実にかつ強固に修復用材料を被修復個所に接着固定す
ることができ、修復個所の耐久性が向上する。
した本発明による路面の修復用材料を被修復個所に充填
した後硬化させることもでき、このようにすれば、より
確実にかつ強固に修復用材料を被修復個所に接着固定す
ることができ、修復個所の耐久性が向上する。
ここで使用するプライマー樹脂としては、例えばウレタ
ン樹脂系プライマー、エポキシ樹脂系プライマー、ある
いはフェノール樹脂系プライマー等がある６ また、被修復個所に修復用材料を充填する際に振動発生
装置を用いて充填した修復用材料に振動を与えろと、孔
隙がなくなって緻密に修復用材料を充填することができ
、修復部の強度及び耐久性がより一層向−ヒする。
ン樹脂系プライマー、エポキシ樹脂系プライマー、ある
いはフェノール樹脂系プライマー等がある６ また、被修復個所に修復用材料を充填する際に振動発生
装置を用いて充填した修復用材料に振動を与えろと、孔
隙がなくなって緻密に修復用材料を充填することができ
、修復部の強度及び耐久性がより一層向−ヒする。
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例１
水ＷＩ基価２００のエポキシ変性ポリオール樹脂ｌｏｎ
ｇに３号珪砂３００ｇ、４号珪砂５００ｇ、５号珪砂２
００ｇ、更にカーボン粉３ｇを加えて。
ｇに３号珪砂３００ｇ、４号珪砂５００ｇ、５号珪砂２
００ｇ、更にカーボン粉３ｇを加えて。
攪拌器によって十分に攪拌した。この結果得られたもの
を、以下ではｒＡ材」という。
を、以下ではｒＡ材」という。
このＡ材１ｋｇに対してクルードＭＤＩ（メチレンジイ
ソシアネート）５ｇを添加し、よく攪拌して修復用材料
を得た。この混合物は、ポットライフが約７分であった
。
ソシアネート）５ｇを添加し、よく攪拌して修復用材料
を得た。この混合物は、ポットライフが約７分であった
。
そして、マンホール周縁部の凹部に上記修復用材料を注
入し、振動発生装置によって振動を与えて隙間なく充填
し、こてによって平滑に均して修復作業を終えた。
入し、振動発生装置によって振動を与えて隙間なく充填
し、こてによって平滑に均して修復作業を終えた。
このとき、注入充填及び均し作業に要した時間は７分以
内であり、注入充填後、約１時間で車両の通行が可能と
なった。また、作業全体に要した時間は３０分程度であ
った。
内であり、注入充填後、約１時間で車両の通行が可能と
なった。また、作業全体に要した時間は３０分程度であ
った。
（結果）
交通量が１日１万台以上の工事箇所にもがかわらず３ケ
月経過後でも、剥離やひび割れ等の異常箇所は見られず
、修復用材料としての効果を確認できた。
月経過後でも、剥離やひび割れ等の異常箇所は見られず
、修復用材料としての効果を確認できた。
この実施例１の修復用材料が硬化したときの硬化物の物
性を第１表に示す。
性を第１表に示す。
第１表
実施例２
水酸基価５０のエポキシ変性ポリオール樹脂５０ｇと水
酸基価４００のエポキシ変性ポリオール樹脂５０ｇとか
らなる混合物に、３号珪砂１００ｇ、４号珪砂５００ｇ
、５号珪砂２００ｇ、更に着色剤としてカーボン粉末２
ｇを添加し、攪拌器によって十分に攪拌した。この結果
得られたものを、以下ではＥＢ材」という。
酸基価４００のエポキシ変性ポリオール樹脂５０ｇとか
らなる混合物に、３号珪砂１００ｇ、４号珪砂５００ｇ
、５号珪砂２００ｇ、更に着色剤としてカーボン粉末２
ｇを添加し、攪拌器によって十分に攪拌した。この結果
得られたものを、以下ではＥＢ材」という。
このＢ材１聴に対してクルードＭＤＩ（メチレンジイソ
、シアネート）５ｇを添加し、よく攪拌して修復用材料
を得た。
、シアネート）５ｇを添加し、よく攪拌して修復用材料
を得た。
そして、地盤沈下によって生じた道路の凹部に、ウレタ
ン系プライマー（Ｃ−２２２６、日本ポリウレタン■製
）を凹部表面に凹部よりやや広めに塗布し、プライマー
層を形成した後、その上部に上記修復用材料を注入し、
振動発生装置によって振動を与えて隙間なく充填し、ロ
ーラによって押し固めて平滑にし修復作業を終えた。
ン系プライマー（Ｃ−２２２６、日本ポリウレタン■製
）を凹部表面に凹部よりやや広めに塗布し、プライマー
層を形成した後、その上部に上記修復用材料を注入し、
振動発生装置によって振動を与えて隙間なく充填し、ロ
ーラによって押し固めて平滑にし修復作業を終えた。
この路面の修復用材料のポットライフは約５分であり、
注入充填及び押し固め作業は５分以内に終了させた。ま
た、注入充填後、約１時間で車両の通行が可能となった
。また、全体の作業時間は４０分であった。
注入充填及び押し固め作業は５分以内に終了させた。ま
た、注入充填後、約１時間で車両の通行が可能となった
。また、全体の作業時間は４０分であった。
（結果）
交通量が１日５０００台程度の工事箇所にもがかわらず
６ケ月経過後でも、剥離やひび割れ等の異常箇所は見ら
れず、修復用材料としての効果を確認できた。
６ケ月経過後でも、剥離やひび割れ等の異常箇所は見ら
れず、修復用材料としての効果を確認できた。
この実施例２の修復用材料が硬化したときの硬化物の物
性を第２表に示す。
性を第２表に示す。
第
表
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による路面の修復用材料は
１反応型の合成樹脂を用いているので、アスファルト合
材に比べて接着性、機械的強度、耐久性、緊急性に優れ
、更に低温時にも短時間で接着硬化し、簡単に修復作業
を行なうことができる。それによって、大掛かりな工事
を必要とせず、工事期間の短縮、コストの低減が図れ、
交通渋滞を引き起こすことも少なくなる。
１反応型の合成樹脂を用いているので、アスファルト合
材に比べて接着性、機械的強度、耐久性、緊急性に優れ
、更に低温時にも短時間で接着硬化し、簡単に修復作業
を行なうことができる。それによって、大掛かりな工事
を必要とせず、工事期間の短縮、コストの低減が図れ、
交通渋滞を引き起こすことも少なくなる。
出願人 株式会社 スリーボンド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ エポキシ変性ポリオール樹脂とイソシアネート化合
物を含有する合成樹脂と骨材とからなることを特徴とす
る路面の修復用材料。 ２ エポキシ変性ポリオール樹脂の添加量が、骨材１０
０重量部に対して１〜５０重量部である請求項１記載の
路面の修復用材料。 ３ エポキシ変性ポリオール樹脂とイソシアネート化合
物を含有する合成樹脂と骨材とからなる路面の修復用材
料を被修復個所に充填した後硬化させることを特徴とす
る路面の修復方法。 ４ 被修復個所にプライマーを塗布した後、エポキシ変
性ポリオール樹脂とイソシアネート化合物を含有する合
成樹脂と骨材とからなる路面の修復用材料を被修復個所
に充填した後硬化させることを特徴とする路面の修復方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238485A JPH0288802A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 路面の修復用材料及びその修復方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238485A JPH0288802A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 路面の修復用材料及びその修復方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288802A true JPH0288802A (ja) | 1990-03-29 |
Family
ID=17030945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63238485A Pending JPH0288802A (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 路面の修復用材料及びその修復方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0288802A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2599762A1 (de) | 2011-11-30 | 2013-06-05 | Basf Se | Reparaturverfahren für Straßenbeläge, insbesondere für offenporige Asphalte |
| WO2013102653A1 (en) | 2012-01-04 | 2013-07-11 | Soudal | Filling of cavities in road construction and repair |
| US20130183094A1 (en) * | 2011-11-30 | 2013-07-18 | Franz Xaver Redl | Process for repairing road surfacing systems, in particular for open-pore asphalts |
| JP2019510149A (ja) * | 2016-02-25 | 2019-04-11 | レジュヴェテック リミテッド | システム及び方法 |
| WO2021229573A1 (en) * | 2020-05-12 | 2021-11-18 | Road Code Engineering Ltd. | Synthetic binder for repairing potholes, apparatus and method of making the same |
-
1988
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