JPH0288345A - 自動車用保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動車を保護するための機械的保護装置に関
する。

〈従来の技術〉 現代社会においては、自動車の盗難あるいは破壊は憂慮
すべき事態となっている。このような問題は、一般社会
において更に経済的負担を増大させている。警察は人手
不足との理由で我々をこのような問題から守ることはで
きず、我々個人あるいは保険会社がこのような被害の負
担をしなければならない。しばしば、各個人が窓、ラジ
オ、時には計器盤全体を交換する費用を負担させられる
。

自動車が盗難にあった場合には、保険会社は一般には保
険料を支払う義務を課せられている。従って、このよう
な問題は我々の生活に密接に関係していると言わねばな
らない。

このため、自動車を使用していない時に、自動車を保護
する装置が研究されており、長い間、自動車用カバーが
その役目を担ってきた。又、自分の車を他人の車と並べ
て駐車する時、分別のない運転者あるいは同乗者が他人
の車の側部を自分の車のドアで傷つける問題があり、こ
のような問題に対処するための装置も開発されている。

部会あるいは郊外で一定期間車を所有していると、前述
したような無分別な行為あるいは故意にいたずらされる
こともあるため、車の側部には無数の傷がつく可能性が
高い。

このような問題に対処するための自動車の保護装置とし
て、水平方向に堅固な外装並びにバンパーを固定し、自
動車の輪郭を丈夫にしたものが一般的である。

米国特許第４，５３０，５１９号は移動型装置を開示し
ている。この装置は、車輪間に配設されたスピンドルに
柔軟なサイドパネルを取り付けている。このサイドパネ
ルをスピンドルよりほどくと、ドアと車体間に設けられ
たトラックに沿ってシールドが上方に移動する。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来のカバーでは自動車の破壊あるいは
盗難を防止することはできない。又、自動車の輪郭を堅
固にしても、偶発的あるいはいたずらにより生じる傷を
根本的に解消することばできない。更に、車の外観と調
和しない装置もある。

本発明は、従来技術の有するこのような問題に鑑みてな
されたものであり、車を使用していない時、傷つけられ
たり、車内を荒らされたりする行為から車を保護するた
めの装置を提供することを目的としている。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明の自動車用保護装置
は、窓及びルーフを覆うカバーを備えており、このカバ
ーは自動車の側部に配設されたバーにより所定の位置に
保持される。カバーは窓を保護するための耐衝撃性部材
を取り付けた柔軟性材料により作製される。

更に、本発明の保護装置においては、車体にトラックを
形成し、このトラック内部に収容されたケーブルを操作
して車体側部に保護部材を取り付けたり、別の位置に移
動できるように構成されている。即ち、保護部材は自動
車の側部を上下動可能に配設されている。このような部
材により、窓及びルーフカバーを自動車に固定しロック
してもよい。

又、本発明の装置は、自動車のドアと車体間で作用する
ロック用留め金を備えており、ドアを確実にロックして
いる。この留め金をトラックに沿って移動する柔軟性部
材により作動させてよい。

く作用〉 上記のように構成された自動車用保護装置のカバーには
耐衝撃性部材が取り付けられているので、自動車を使用
していない時、偶発的あるいは故意に窓ガラスが割られ
ることがない。

又、保護部材を車体側部に設けたので、駐車している時
、他の車のドアにより傷つけられることもない。

更に、ロック用留め金を設けたことにより、他人が勝手
にドアをあけ車内に侵入することは出来ないので、車内
が荒らされる心配もない。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図乃至第７図に示されている自動車用カバー１０は
、バー状の保護部材１２により所定の位置に保持されて
いる。この保護バー１２の操作については後述する。

第３図及び第４図に示されているように、自動車１４の
窓及びルーフが比較的密着した状態でカバー１０によっ
て覆われるように、このカバー１０は設計されている。

ここで、カバー１０は後方より、バー１２に対し位置決
めされ、このバー１２は更に車体Ｉ４の両側の所定の位
置に配置される。

又、カバーＩＯは柔軟性のある材料により作られている
。しかしながら、このフレキシブルカバー１０が切断し
たり裂けたりしないよう、極めて丈夫なプラスチック製
にするか、あるいは、金属フィラメントが埋め込まれる
。カバーＩＯの正面には、一端がカバー１０に一体的に
接合された開閉部Ｉ６が形成されており、この開閉部１
６を車体のフロントガラスに被せることにより、車体の
全窓部のカバーが完了する。カバー１０の剛性を極めて
高くした場合には、ヒンジあるいは柔軟性のある部分１
７を設けてトランクに収納しやすい構造にすカバー１０
は丈夫で衝撃に強いパネル１８を備えており、このパネ
ル１８は、カバー１０が使用される車体の窓部を覆うよ
うに設計されている。

カバーｌＯは更に、カバー１０の両側に沿って延在する
ロッド２０及び開閉部１６の一端に沿って延在するロッ
ド２２を備えている。ロッド２ｏは、バー１２に形成さ
れた凹部２４と嵌合するインターロック用頭部を備えて
いる。ロッド２０は軸方向にのみ多少柔軟な剛性の高い
材料から作られており、凹部２４より容昌に抜は落ちる
ことはない。

ロッド２２についても同様である。

各ロッド２０．２２はそれぞれ錠２５．２６を備えてお
り、この綻２５．２６はバー１２に形成されている錠穴
２７．２８と係合する。錠は使い勝手のよい所に取り付
ければよく、通常鍵によって開閉される。第１３図及び
第１４図に示されるように、カバーを取り付けずにバー
１２のみ採用することも可能である。

第８図乃至第１２図には、バー１２の所定の位置にロッ
ド２０を配置したり、バー１２よりロッド２０を取り外
したりするための駆動機構が図示されている。バー１２
の両端に配設された二つのスプロケットあるいはローラ
３０．３１には、チェーンあるいはケーブル２９が張架
されており、バー１２に沿ってチェーン２９を収納する
ための空所３２も形成されている。スプロケットあるい
はローラ３０．３１の一つ又は両方に、この装置を駆動
するための手段が設けられている。即ち、スプロケット
３１には六角穴３３が形成されており、この六角穴３３
にクランク３４を挿入することにより、チェーンは駆動
される。あるいは電力によりチェーンを駆動してもよい
。

ロッド２０は、チェーン２９と嵌合するための歯３５を
備えており、この歯３５をロック機構の一部としてもよ
い。歯３５はロッド２０の底部より下方に延び、チェー
ン２９と嵌合する。従って、クランク３４によりスプロ
ケット３１を回動させると、歯３５を前進あるいは後退
させ、これに伴いロッド２０が駆動される。

第１３図乃至第１７図には、保護部材であるバー１２か
示されており、このバー１２は第１３図においては低位
置に、第１４図においては高位置に配置されている。低
位置においては、バー１２は車体１４のドアと干渉する
ことはない。高位置においては、バー１２は車体側部を
保護すると共に、ドアの開放を防止する。第１４図に示
されるように、自動車等が隣接する自動車のドア等によ
り傷付けられる恐れのある場合に、バー１２は車体側部
に配置される。このバー１２は車体より多少外方に離間
しており、相手のドアに設けられている保護部材が、保
護すべき車体の側部に接触することはなく、従って、車
体が保護されることとなる。

車体の前部には、湾曲したフヱンダ３６及び下部パネル
３７が設けられており、フェンダパネル３６には更にト
ラック３８が固定されている。このトラック３８は上部
及び下部の二つに分割されている。大略フェンダパネル
３６の底縁まで形成された上部は、フェンダパネル３６
より等距離離間するよう、湾曲している。その下部にお
いて、トラック３８は下部パネル３７より内方に湾曲し
ている。第２８図はトラックの断面図を示している。こ
の図より明らかなように、トラック３８は内方に延びる
フランジ４０．４４を備えた溝形材により構成されてい
る。このような構造により、半ば囲繞された形状のトラ
ックは細長い通路を形成する。

トラック３８の中には、取り付けブラケット４６が設け
られている。この取り付けブラケット４６は、トラック
３８に形成された空所に位置する第一頭部４８を備えて
いる。フランジ４０．４４は取り付けブラケット４６の
頭部４８と嵌合すると共に、取り付けブラケット４６が
垂直方向にスライドしうるようトラック３８にブラケッ
ト４６を保持するための係合面を形成している。取り付
けブラケット４６は更に、車体の外方に延びる延長部５
０を備えている。

取り付けブラケット４６の位置は、柔軟性のある細長い
部材５２によって調節される。この部材は、トラック３
８を貫通するケーブルで構成するのが好ましく、ブラケ
ット４６の頭部４８に固定される。いろいろな駆動装置
が図示されているが、第２０図のケーブル及び駆動装置
が一般に望ましい。第１５図及び第１６図において、ル
ープ状に形成されたケーブル５２が示されいる。このケ
ーブル５２はトラック３８の上下に設けられたプーリー
５４及び軸５６に張架されている。従って、ケーブル５
２を移動させるとブラケット４６が移動するのは明らか
であり、その移動状態は第１３図及び第１４図に示され
ている。

軸５６は装置を作動させるための駆動手段の一部を構成
している。第１４図には、モータ５８により作動する軸
５６が描かれている。モータ５８を作動させることに上
り軸５６が駆動され、その結果、ケーブル５２が駆動さ
れる。装置の作動範囲を制限するためにリミットスイッ
チを設けてもよい。モータ５８及び軸５６上のケーブル
５２の詳細は第２７図に描かれている。軸５６及びモー
タ５８の配置は車体の有効室部及び構造により決定して
もよい。例えば、軸５６を車体の両側において、下部パ
ネル３７より下方に配置してもよい。

あるいは、中心軸５６を設け、車体の両側の装置を作動
させてもよい。更に、−本あるいは二本の軸を車体の横
方向に延ばし、同様にケーブルと係合させてもよい。

第２５図及び第２８図には、第二のトラック６０が取り
付けブラケット６２と係合している状態が断面図で示さ
れている。この取り付けブラケット６２は、前述のブラ
ケット４６のように折曲しているわけではなく、むしろ
まっすぐに形成され、二つのトラック３８及び６０の位
置の誤差を吸収している。更に、ケーブル状の柔軟な細
長い部材６４がブラケット６２と係合し、トラック６０
に沿って走行する。

各ブラケットに取り付けられている保護部材１２はブラ
ケット４６．６２の間及びこのブラケット４６．６２か
ら更に張り出した状態で配設されている。このブラケッ
トは、バー１２が高位置あるいはその収納位置である低
位置において車体パネルに近接している時でさえ車体パ
ネルより所定距離外方に離間するように、十分な長さを
有している。バー１２は、これに衝突する可能性のある
ものによって簡単に曲がったり折れたりすることのない
よう、丈夫な材料で作るのが好ましい。第２６図に示す
ように、反射部材６５をバー１２の外側に取り付けても
よい。しかしながら、これはあくまで美的外観と安全性
のための問題であり任意に選択すればよい。

本発明の最良形態は第１８図乃至第２２図に示される装
置である。所定長さのケーブル６６はトラック３８の中
に設けられている。トラック３８はケーブル６６の横方
向の変位を制限しており、このケーブル６６はトラック
３８内に位置して保護部材１２をその長手方向に移動さ
せる。ケーブル６６の周囲には、歯付きスプロケット７
０と嵌合するための部材６８が配設されている。スプロ
ケット７０は、軸７４を介してモータ７２により駆動さ
れる。ケーブル６６の横方向の移動はガイド７６により
制限を受け、スプロケット７０と確実に嵌合する。スプ
ロケット７０の反対側には第二のケーブル６６が同様に
配設され、第二のブラケット４６．６２を駆動している
。第１９図はその一例を示すものであり、−本の軸７４
がモータ７２により駆動され、４本のケーブル６６を駆
動している。第１９図に示されるように、クランク７８
をモータ７２の代わりをする非常用機構として、自動車
等の電力消失時に使用してもよい。又第二のバッテリを
バイパススイッチと共に設け、電力消失時に保護部材を
作動してもよい。

第′２．３図は自動車のラジオアンテナ型装置である。

ケース１００内にはモータ駆動の軸１０２が収納されて
いる。ケーブル１０４はケース１００内で巻かれた状態
で収納されており、軸１０２に連結されている。軸を回
動させることにより、ケーブル１０４がトラック３８の
中からあるいはその中へと駆動される。

更に、ブラケット６２には、保護部材１２と共に上下動
する留め金１１Ｏが設けられている。この留め金１１０
は、車体のドア及び後部フェンダパネルに形成されたス
リット１１２．１１４の中を移動する。保護装置を所定
位置に取り付けると、このような留め金１１０の存在に
より、他人が勝手にドアをあけることができなくなる。

スリット１１２．１１４は下部パネル内へと下方に延び
ており、留め金１１０がドアをロックしている位置から
退避できるようになっている。更に、下部パネル３７に
は外方に延びるスリット１１６．１１８が形成されてお
り、保護部材１２が収納位置にある時、それぞれブラケ
ット４６．６２を収容する。

尚、本発明は前記した実施例に限定されるべきものでは
なく、当業者には種々の変形が考えられる。このような
変形は、本発明の趣旨から逸脱しない限り、本発明の範
囲に含まれているものと解すべきである。

〈発明の効果〉 本発明の自動車用保護装置は、使用していない自動車の
窓及びルーフをカバーし、窓を丈夫な部材で覆うことに
より、自動車を保護している。又、自動車の側部には水
平方向に延びる堅固な部材が上下動可能に設けられてお
り、装置をロックすることも可能である。従って、自動
車が偶発的又は故意に傷付けられたり、あるいは盗難等
の被害を未然に防止することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる自動車の窓及びルーフカバーの
側面図、第２図はカバーが固定される保護部材の部分断
面側面図、第３図は本発明のカバーにより部分的に覆わ
れた自動車の側面図、第４図はカバーが完全に取り付け
られた自動車の側面図、第５図は第４図の線５−５にお
ける断面図、第６図はカバーの平面図、第７図は第６図
の線７−７におけるカバーの断面図、第８図は機械的な
駆動装置を備えた保護部材に取り付けられたカバーの側
面図、第９図は第８図の機械的駆動装置の側面図、第１
０図は第９図に示される装置の詳細断面図、第１ｆ図は
第１Ｏ図の線１１−１１における断面図、第１ｚ図は駆
動装置を作動させるためのクランク、第１３図は保護部
材がその低位置にある時の自動車の側面図、第１４図は
保護部材がその高位置にある時の自動車の側面図、第１
５図は第１３図の線１５−１５におけるケーブル駆動装
置の断面図、第１６図は第１４図の線１６−１６におけ
るケーブル駆動装置の断面図、第１７図は第１４図の線
１７−１７における断面図、第１８図は別の駆動装置を
採用し保護部材が取り付けられた状態の自動車の側面図
、第１９図は二つの保護部材を備えた駆動装置の概略斜
視図、第２０図は第１６図と同様の本発明の第二実施例
にかかる駆動機構を示す図、第２１図は第２０図の線２
１−２１から見た詳細図、第２２図は第２１図の線２２
−２２における断面図、第２３図は本発明にかかる更に
別の駆動機構の側面図、第２４図は第１４図の線２４−
２４における断面図、第２５図は第１４図の線２５−２
５における断面図、第２６図は保護部材の正面図、第２
７図は一つの保護部材を備えた駆動装置の詳細図、第２
８図は第１４図の線２　Ｂ−２８における断面図である
。 ＩＯ・・・カバー、１２・・・保護部材、１４・・・車
体、１６・・・開閉部、１８・・・パネル、２０．２２
・・・ロブド、２５．２６・・・錠、２９・・・チェー
ン、３０．３１・・・スプロケット、３４．７８・・・
クランク、３６・・・フェンダパネル、３７・・・下部
パネル、３８．６０・・・トラック、４６．６２・・・
取り付けブラケット、５２．６６．１０４・・・ケーブ
ル、５４・・・プーリー５６．７４・・・軸、５８．７
２・・・モータ、７０・・・歯付きスプロケット、１１
０・・・留め金、１１２，１１４．１１６，１１８・・
・スリット 図面の浄書（内容に変更なし） 噸＾ 特許出願人　ドナルド・ジエイ・マーシャル代理人弁理
士　青白　葆　外１名 手続補正書 （方式） １、事件の表示 平成 １年 特許願 第１１１９１４号 氏名 ドナルド・ジエイ・マーシャル ４、代 理 人 平成 １年 ８月２９日（発送口） ６、補正の対象 図面全国 ７、補正の内容 別紙の通り 図面の浄書。内容に変更なし。）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、自動車の両側に配設される水平方向に延在する部材
   と、ドア下方の第一の位置と窓の近傍下方の第二の位置
   との間でドアより外方において前記水平部材を移動し保
   持するための手段と、ルーフ及び窓が設けられた部位の
   形状に対応しうるフレキシブルカバーと、前記水平部材
   と前記カバーに固定され自動車の両側において前記カバ
   ーを前記水平部材に連結するための取り付け手段を、備
   えたことを特徴とする自動車用保護装置。 ２、前記取り付け手段は互いに係合する面を有する溝形
   部材とスライド部材を備え、前記スライド部材を前記溝
   形部材に保持することを特徴とする請求項１記載の自動
   車用保護装置。 ３、前記スライド部材は前記カバーに設けられており、
   前記溝形部材は前記水平部材に設けられていることを特
   徴とする請求項２記載の自動車用保護装置。 ４、前記取り付け部材は前記水平部材の中に収容された
   チェーンと該チェーンを水平部材に沿って移動させるた
   めの駆動手段を備えており、前記スライド部材はチェー
   ンと嵌合するための歯を備えていることを特徴とする請
   求項２記載の自動車用保護装置。 ５、前記取り付け手段はロック手段を備え、カバーの勝
   手な取り外しを防止していることを特徴とする請求項１
   記載の自動車用保護装置。 ６、前記カバーは更に、剛性の高い耐衝撃性パネルを備
   え、該パネルはカバーが所定位置に取り付けられると自
   動車の窓に対向することを特徴とする請求項１記載の自
   動車用保護装置。 ７、車体に形成されたトラックと、該トラックに沿って
   延在する柔軟性延長部材と、該延長部材に固定され前記
   トラックの第一側部より外方に延びると共にトラックに
   沿って移動可能に保持された取り付けブラケットと、自
   動車の外方において該ブラケットに固定された保護部材
   と、前記柔軟性延長部材をトラックに沿って駆動するた
   めの駆動手段を備えたことを特徴とする自動車用保護装
   置。 ８、前記トラックと前記ブラケットは互いに係合する面
   を備えブラケットがトラックより逸脱するのを防止した
   ことを特徴とする請求項７記載の自動車用保護装置。 ９、前記トラックは溝形部材から成り、該溝形部材はそ
   の開放側において内側に折曲したフランジを備え、該フ
   ランジはトラック上に係合面を形成していることを特徴
   とする請求項８記載の自動車用保護装置。 １０、前記柔軟性延長部材は溝形部材の中に保持されて
   いることを特徴とする請求項９記載の自動車用保護装置
   。 １１、前記トラックは自動車内部に配設されると共に、
   前記第一側部は車体に形成された細長い開口に沿って延
   在していることを特徴とする請求項７記載の自動車用保
   護装置。 １２、前記トラックは車体とドア間の分離線に沿って延
   在していることを特徴とする請求項１１記載の自動車用
   保護装置。 １３、前記トラックは第一部位と第二部位を備え、第一
   部位は自動車の外面に大略平行であり、第二部位は自動
   車の外面より内方に湾曲していることを特徴とする請求
   項１１記載の自動車用保護装置。 １４、前記第二部位はドア下方の車体底部に配設されて
   いることを特徴とする請求項１３記載の自動車用保護装
   置。 １５、前記トラックは車体の大略垂直方向に延在してい
   ることを特徴とする請求項７記載の自動車用保護装置。 １６、前記柔軟性延長部材は連続したループ状に形成さ
   れていることを特徴とする請求項７記載の自動車用保護
   装置。 １７、前記駆動手段はループに連結された作動モータで
   あることを特徴とする請求項１６記載の自動車用保護装
   置。 １８、前記柔軟性延長部材はケーブルであることを特徴
   とする請求項１７記載の自動車用保護装置。 １９、前記柔軟性延長部材はトラック内部に確実に拘束
   され、保護部材を上下させるための取り付けブラケット
   をトラックに沿って移動することを特徴とする自動車用
   保護装置。２０、前記駆動手段は延長部材に連結されて
   いるモータであることを特徴とする請求項１９記載の自
   動車用保護装置。 ２１、前記柔軟性延長部材はケーブルであることを特徴
   とする請求項２０記載の自動車用保護装置。 ２２、前記保護部材はバーであることを特徴とする請求
   項７記載の自動車用保護装置。 ２３、前記トラックは大略垂直に、前記バーは大略水平
   に延在していることを特徴とする請求項２２記載の自動
   車用保護装置。 ２４、前記バーは自動車の側面に沿って延在しているこ
   とを特徴とする請求項２３記載の自動車用保護装置。 ２５、車体両側に二つのトラックが配設され、該トラッ
   クは大略垂直に互いに離間し、各トラックには前記駆動
   手段により駆動される柔軟性延長部材が収容され、保護
   部材は車体両側において２本のバーを備えると共に、該
   バーは２本の前記柔軟性延長部材に固定され大略水平方
   向に延在することを特徴とする請求項７記載の自動車用
   保護装置。 ２６、前記駆動手段はモータ及び該モータに連結された
   軸を備え、該軸は更に前記柔軟性延長部材に連結され、
   該部材をその軸方向に駆動することを特徴とする請求項
   ２５記載の自動車用保護装置。 ２７、前記駆動軸は更に保護装置を手動で作動させるた
   め、分離したクランク及び該クランクと駆動軸との間に
   連結機構を備えたことを特徴とする請求項２６記載の自
   動車用保護装置。 ２８、水平方向に留め金を配設し、自動車のドアに第一
   の垂直スリットを、車体に第二の垂直スリットを形成し
   、第一及び第二スリットはドアが閉じられると互いに対
   向すると共に、留め金は柔軟性延長部材の一つに固定さ
   れ二つのスリットに沿って移動可能に配設されたことを
   特徴とする請求項７記載の自動車用保護装置。 ２９、前記駆動手段は柔軟性延長部材の一つと嵌合する
   ためモータによって駆動されるスプロケットを備え、延
   長部材はトラックを逸脱しないよう大略その全長にわた
   り拘束されると共にスプロケットと嵌合するための嵌合
   部を備えたことを特徴とする請求項７記載の自動車用保
   護装置。 ３０、前記柔軟性延長部材は前記取り付けブラケットま
   で配設されていることを特徴とする請求項２９記載の自
   動車用保護装置。 ３１、前記駆動手段は柔軟性延長部材と嵌合するためモ
   ータによって駆動されるスプロケットを備え、延長部材
   はトラックを逸脱しないよう大略その全長にわたり拘束
   されると共にスプロケットと嵌合するための嵌合部を備
   え、更に、前記柔軟性延長部材は前記取り付けブラケッ
   トまで配設されていることを特徴とする請求項７記載の
   自動車用保護装置。 ３２、車体に配設されたトラックと、該トラックに沿っ
   て延在する柔軟性延長部材と、該部材に固定されトラッ
   クに沿って移動可能に保持された水平方向に延在する留
   め金と、自動車のドアに形成された第一の垂直スリット
   と、車体に形成された第二の垂直スリットとを備え、ド
   アが閉じている時には第一及び第二のスリットは互いに
   対向し、留め金は二つのスリットに沿って移動するよう
   配設されたことを特徴とする自動車用保護装置。 ３３、車体両側の窓下方において堅固にバーを水平方向
   に配設し、自動車のルーフ及び窓をカバーで覆い、該カ
   バーを前記バーに取り付けたことを特徴とする自動車を
   保護する方法。 ３４、更に、自動車の窓を耐衝撃性パネルで覆ったこと
   を特徴とする請求項３３記載の自動車を保護する方法。