JPH028831Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028831Y2 JPH028831Y2 JP1985080902U JP8090285U JPH028831Y2 JP H028831 Y2 JPH028831 Y2 JP H028831Y2 JP 1985080902 U JP1985080902 U JP 1985080902U JP 8090285 U JP8090285 U JP 8090285U JP H028831 Y2 JPH028831 Y2 JP H028831Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- rear window
- lens
- glass
- fitting groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 49
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 14
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、灯具本体の外周縁にパツキングを装
着し、かつ、該パツキングの内周縁に設けた嵌合
溝にレンズの外周縁を嵌合させ、前記パツキング
の前面をリヤウインドガラスに当接させて灯具本
体を取付けるようにしたリヤウインド取付用灯具
に関するものである。
着し、かつ、該パツキングの内周縁に設けた嵌合
溝にレンズの外周縁を嵌合させ、前記パツキング
の前面をリヤウインドガラスに当接させて灯具本
体を取付けるようにしたリヤウインド取付用灯具
に関するものである。
従来のリヤウインド取付用灯具を第3図および
第4図を参照して説明する。これらの図におい
て、1は灯具本体であつて、この灯具本体1は、
ハウジング10と、そのハウジング10の開口部
に配設したレンズ11と、そのハウジング10お
よびレンズ11により画成された灯室内に配設し
たバルブ12とを備える。
第4図を参照して説明する。これらの図におい
て、1は灯具本体であつて、この灯具本体1は、
ハウジング10と、そのハウジング10の開口部
に配設したレンズ11と、そのハウジング10お
よびレンズ11により画成された灯室内に配設し
たバルブ12とを備える。
2はパツキングであつて、このパツキング2
は、第3図および第4図に示すように、環状体の
本体20の内周面に嵌合溝21を設け、かつその
本体20のリヤウインドのガラス3に対向する前
面部に湾曲当接面部22を形成している。そし
て、灯具本体1の外周縁にパツキング2を装着す
ると共に、嵌合溝21にレンズ11を嵌合し、そ
の灯具本体1をリヤウインドに取付け、パツキン
グ2の湾曲当接面部22を押し潰してリヤウイン
ドのガラス3に当接させている。
は、第3図および第4図に示すように、環状体の
本体20の内周面に嵌合溝21を設け、かつその
本体20のリヤウインドのガラス3に対向する前
面部に湾曲当接面部22を形成している。そし
て、灯具本体1の外周縁にパツキング2を装着す
ると共に、嵌合溝21にレンズ11を嵌合し、そ
の灯具本体1をリヤウインドに取付け、パツキン
グ2の湾曲当接面部22を押し潰してリヤウイン
ドのガラス3に当接させている。
第5図および第6図はリツプ部を有するパツキ
ング4を使用した従来例であつて、このパツキン
グ4は、第5図および第6図に示すように、環状
体の本体40の内周面に嵌合溝41を設けると共
に、そのリヤウインドのガラス3に対向する前面
部にリツプ部42を形成している。そして、灯具
本体1の外周縁にパツキング4を装着すると共
に、嵌合溝41にレンズ11を嵌合し、その灯具
本体1をリヤウインドに取付け、パツキング4の
リツプ部42を弾性変形させてリヤウインドのガ
ラス3に当接させている。
ング4を使用した従来例であつて、このパツキン
グ4は、第5図および第6図に示すように、環状
体の本体40の内周面に嵌合溝41を設けると共
に、そのリヤウインドのガラス3に対向する前面
部にリツプ部42を形成している。そして、灯具
本体1の外周縁にパツキング4を装着すると共
に、嵌合溝41にレンズ11を嵌合し、その灯具
本体1をリヤウインドに取付け、パツキング4の
リツプ部42を弾性変形させてリヤウインドのガ
ラス3に当接させている。
リヤウインド取付用灯具においては、リヤウイ
ンドが三次元に湾曲しているので、パツキングが
リヤウインドのガラス3の曲面変化に追従して完
全に密着することが必要である。
ンドが三次元に湾曲しているので、パツキングが
リヤウインドのガラス3の曲面変化に追従して完
全に密着することが必要である。
ところが、第3図および第4図に示すリヤウイ
ンド取付用灯具のパツキング2は、湾曲当接面部
22を押し潰して変形させるものであるから、そ
の湾曲当接面部22の押し潰し変形量が小さく、
パツキング2が三次元的に湾曲しているリヤウイ
ンドのガラス3の曲面変化に追従して完全密着さ
せることはできない。
ンド取付用灯具のパツキング2は、湾曲当接面部
22を押し潰して変形させるものであるから、そ
の湾曲当接面部22の押し潰し変形量が小さく、
パツキング2が三次元的に湾曲しているリヤウイ
ンドのガラス3の曲面変化に追従して完全密着さ
せることはできない。
このような点を改善するため、第5図および第
6図に示すように、リツプ部42を有するパツキ
ング4を使用することが知られている。すなわ
ち、リツプ部42は変形自在であるから、リヤウ
インドのガラス3の曲面変化に追従して完全密着
することができる。しかし、その反面、断面形状
が複雑であるため、パツキングを形成する型構造
が複雑となる。また、本体40にリツプ部42を
設けたので、リヤウインドのガラス3の外側から
見ると、リツプ部42と本体40の嵌合溝41よ
りリヤウインド側の部分とが2重になつて見えて
見栄えが悪いという問題がある。さらに、本体4
0にリツプ部42を設けるので、構成部分が増
し、その分パツキングの材料費が上がるという問
題がある。
6図に示すように、リツプ部42を有するパツキ
ング4を使用することが知られている。すなわ
ち、リツプ部42は変形自在であるから、リヤウ
インドのガラス3の曲面変化に追従して完全密着
することができる。しかし、その反面、断面形状
が複雑であるため、パツキングを形成する型構造
が複雑となる。また、本体40にリツプ部42を
設けたので、リヤウインドのガラス3の外側から
見ると、リツプ部42と本体40の嵌合溝41よ
りリヤウインド側の部分とが2重になつて見えて
見栄えが悪いという問題がある。さらに、本体4
0にリツプ部42を設けるので、構成部分が増
し、その分パツキングの材料費が上がるという問
題がある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、簡単な構成でリヤウインドのガラスの曲面変
化に追従してガラスに密着することができ、しか
も形状が簡単で構成部分が少なく、見栄えの良い
リヤウインド取付用灯具のパツキングを提供する
ことを目的とする。
し、簡単な構成でリヤウインドのガラスの曲面変
化に追従してガラスに密着することができ、しか
も形状が簡単で構成部分が少なく、見栄えの良い
リヤウインド取付用灯具のパツキングを提供する
ことを目的とする。
本考案は、上記の目的を達成するため、灯具本
体の外周縁にパツキングを装着し、かつ該パツキ
ングの内周縁に設けた嵌合溝にレンズの外周縁を
嵌合させ、前記パツキングの前面をリヤウインド
ガラスに当接させて灯具本体を取付けるようにし
たリヤウインド取付用灯具において、前記嵌合溝
の前面側を開口部から底部に向うに従つて次第に
拡開しながら底部と円弧をもつて接続する形状と
してパツキングのガラスと対向する前面部と側面
部との接続部を肉薄とし、パツキングの嵌合溝に
レンズを嵌合させたとき、前記肉薄の接続部によ
りレンズ外周縁の表面とパツキングの前面部との
間に空隙を形成せしめたことを特徴とする。
体の外周縁にパツキングを装着し、かつ該パツキ
ングの内周縁に設けた嵌合溝にレンズの外周縁を
嵌合させ、前記パツキングの前面をリヤウインド
ガラスに当接させて灯具本体を取付けるようにし
たリヤウインド取付用灯具において、前記嵌合溝
の前面側を開口部から底部に向うに従つて次第に
拡開しながら底部と円弧をもつて接続する形状と
してパツキングのガラスと対向する前面部と側面
部との接続部を肉薄とし、パツキングの嵌合溝に
レンズを嵌合させたとき、前記肉薄の接続部によ
りレンズ外周縁の表面とパツキングの前面部との
間に空隙を形成せしめたことを特徴とする。
本考案は、前記の如く、パツキングのガラスと
対向する前面部と側面部との接続部を肉薄とし、
かつ、その肉薄部によりレンズ外周縁の表面とパ
ツキングの前面部との間に空隙を形成せしめたの
で、ガラスと接触するパツキングの前面部がリツ
プ部と同様にリヤウインドのガラスの曲面変化に
追従してガラスに完全密着する。また、形状が簡
単で構成部分が少ない。
対向する前面部と側面部との接続部を肉薄とし、
かつ、その肉薄部によりレンズ外周縁の表面とパ
ツキングの前面部との間に空隙を形成せしめたの
で、ガラスと接触するパツキングの前面部がリツ
プ部と同様にリヤウインドのガラスの曲面変化に
追従してガラスに完全密着する。また、形状が簡
単で構成部分が少ない。
以下、本考案に係るリヤウインド取付用灯具の
一実施例を第1図および第2図を参照して説明す
る。
一実施例を第1図および第2図を参照して説明す
る。
図中、第3図乃至第6図と同符号は同一のもの
を示す。5は本考案において使用するパツキング
であつて、環状体の本体50を灯具本体1の外周
縁に装着し得る断面形状に形成し、その内周縁に
レンズ11の外周縁を嵌合し得る嵌合溝51を形
成する。そして、本考案は、この嵌合溝51を形
成するに際し、その前面側を開口部51aから底
部51bに向うに従つて次第に拡開しながら底部
51bと円弧をもつて接続する形状とすることに
よりパツキングの前面部52と側面部54との接
続部53を肉薄とし、パツキングの嵌合溝51に
レンズ11を嵌合させたとき、前記肉薄の接続部
によりレンズ外周縁の表面とパツキングの前面部
52との間に空隙Gが形成されるようにする。
を示す。5は本考案において使用するパツキング
であつて、環状体の本体50を灯具本体1の外周
縁に装着し得る断面形状に形成し、その内周縁に
レンズ11の外周縁を嵌合し得る嵌合溝51を形
成する。そして、本考案は、この嵌合溝51を形
成するに際し、その前面側を開口部51aから底
部51bに向うに従つて次第に拡開しながら底部
51bと円弧をもつて接続する形状とすることに
よりパツキングの前面部52と側面部54との接
続部53を肉薄とし、パツキングの嵌合溝51に
レンズ11を嵌合させたとき、前記肉薄の接続部
によりレンズ外周縁の表面とパツキングの前面部
52との間に空隙Gが形成されるようにする。
本考案の車輛用灯具は、前記の如く、パツキン
グの前面部52と側面部54との接続部53を肉
薄とし、これにより、レンズ外周縁の表面とパツ
キングの前面部との間に空隙が形成されるように
したので、パツキングの前面部52が弾性変形し
やすくなり、パツキングをリヤウインドガラスに
当接させて灯具を取付けると、前面部52がリヤ
ウインドのガラス3の曲面変化に追従してガラス
3に密着させることができる。
グの前面部52と側面部54との接続部53を肉
薄とし、これにより、レンズ外周縁の表面とパツ
キングの前面部との間に空隙が形成されるように
したので、パツキングの前面部52が弾性変形し
やすくなり、パツキングをリヤウインドガラスに
当接させて灯具を取付けると、前面部52がリヤ
ウインドのガラス3の曲面変化に追従してガラス
3に密着させることができる。
以上述べたように、本考案によればリヤウイン
ドガラスの曲面変化し追従してパツキングをガラ
スに密着させることができ、しかも、パツキング
の構成は簡単で構成部材が少ないので廉価に実施
することができ、さらに、従来のリツプ付パツキ
ンより見栄えを良くすることができる効果があ
る。
ドガラスの曲面変化し追従してパツキングをガラ
スに密着させることができ、しかも、パツキング
の構成は簡単で構成部材が少ないので廉価に実施
することができ、さらに、従来のリツプ付パツキ
ンより見栄えを良くすることができる効果があ
る。
第1図および第2図は本考案のリヤウインド取
付用灯具の一実施例を示し、第1図は灯具本体を
リヤウインドに取付けた状態の断面図、第2図は
パツキングの一部拡大断面図である。第3図およ
び第4図は従来のリヤウインド取付用灯具を示
し、第3図は灯具本体をリヤウインドに取付けた
状態の断面図、第4図はパツキングの一部拡大断
面図である。第5図および第6図は従来の他の取
付用灯具を示し、第5図はリツプ形のパツキング
を装着した灯具本体をリヤウインドに取付けた状
態の断面図、第6図はパツキングの一部断面図で
ある。 1……灯具本体、5……パツキング、50……
本体、51……嵌合溝、51a……嵌合溝の前面
開口部、51b……嵌合溝の底部、52……前面
部、53……肉薄接続部、54……側面部。
付用灯具の一実施例を示し、第1図は灯具本体を
リヤウインドに取付けた状態の断面図、第2図は
パツキングの一部拡大断面図である。第3図およ
び第4図は従来のリヤウインド取付用灯具を示
し、第3図は灯具本体をリヤウインドに取付けた
状態の断面図、第4図はパツキングの一部拡大断
面図である。第5図および第6図は従来の他の取
付用灯具を示し、第5図はリツプ形のパツキング
を装着した灯具本体をリヤウインドに取付けた状
態の断面図、第6図はパツキングの一部断面図で
ある。 1……灯具本体、5……パツキング、50……
本体、51……嵌合溝、51a……嵌合溝の前面
開口部、51b……嵌合溝の底部、52……前面
部、53……肉薄接続部、54……側面部。
Claims (1)
- 灯具本体の外周縁にパツキングを装着し、かつ
該パツキングの内周縁に設けた嵌合溝にレンズの
外周縁を嵌合させ、前記パツキングの前面をリヤ
ウインドガラスに当接させて灯具本体を取付ける
ようにしたリヤウインド取付用灯具において、前
記嵌合溝の前面側を開口部から底部に向うに従つ
て次第に拡開しながら底部と円弧をもつて接続す
る形状としてパツキングのガラスと対向する前面
部と側面部との接続部を肉薄とし、パツキングの
嵌合溝にレンズを嵌合させたとき、前記肉薄の接
続部によりレンズ外周縁の表面とパツキングの前
面部との間に空隙を形成せしめたことを特徴とす
るリヤウインド取付用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080902U JPH028831Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985080902U JPH028831Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197602U JPS61197602U (ja) | 1986-12-10 |
JPH028831Y2 true JPH028831Y2 (ja) | 1990-03-02 |
Family
ID=30627187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985080902U Expired JPH028831Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH028831Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5896607U (ja) * | 1981-12-24 | 1983-06-30 | 市光工業株式会社 | 車輌用灯具 |
JPS5999301U (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-05 | ダイハツ工業株式会社 | ヘツドランプに於ける異音防止構造 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985080902U patent/JPH028831Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61197602U (ja) | 1986-12-10 |