JPH0287950A - 電機子鉄心 - Google Patents

電機子鉄心

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JPH0287950A
JPH0287950A JP23998988A JP23998988A JPH0287950A JP H0287950 A JPH0287950 A JP H0287950A JP 23998988 A JP23998988 A JP 23998988A JP 23998988 A JP23998988 A JP 23998988A JP H0287950 A JPH0287950 A JP H0287950A
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JP
Japan
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core
winding
iron core
axial length
armature
Prior art date
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Pending
Application number
JP23998988A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Nozawa
野澤 義邦
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Entatsuku Kk
Original Assignee
Entatsuku Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高トルクが得られる電動機の電機子鉄心に関
する。
(従来の技術) 円筒形の鉄心に巻線を施して電機子を楕成し、この電機
子の周囲に略鉄心の長さに等しい長さの円筒形の永久磁
石を配置してなる小型の電動機が知られている。上記鉄
心は軸線方向の溝(スロット)を有する場合と溝を有し
ない場合とがある。
上記永久磁石は分割したものを円筒形に結合して組み立
てられる場合もある。
第10図ないし第12図は、従来の小型電動機の例を示
す。第10図ないし第12図において。
符号1は電機子の鉄心を示しており、同鉄心1は全体と
して円筒状に形成されると共に、軸線方向に適宜数の溝
(スロット)4が形成されている。
図示の例では3極構成となっていて、3個の溝4が形成
され、これらの溝4を通して各突極に巻線3が施されて
いる。上記鉄心】と巻線3によって電機子が構成されて
いる。この電機子には、同電機子を貫通して軸8が固着
されている。
上記電機子の周囲には円筒状のホルダ10によって保持
された円筒状の界磁石2が配置されている。上記電機子
が回転子で界磁石2側が固定子の場合もあり得るし、電
機子が固定子で界磁石2側が回転子の場合もあり得る。
第11図、第12図に示すように、界磁石2の長さを1
とし、電機子の鉄心1の長さを11としたとき、界磁石
2から出る磁束の有効利用と電動機の軸方向の寸法が無
、駄に長くならないように、■と1.は略同じになって
いる。
(発明が解決しようとする課題) 電動機の基本性能は、理想回転数及び最大トルク(起動
トルク)によって評価することができる。
上記理想回転数は無負荷回転数の目安となるものであり
、無負荷回転数と実用上は大差がない、しかるに、理想
回転数N (rad/5ee)は、N=V/に で求められる。ここで、■は巻NlA3に印加される電
圧であり、一定とする。には定数である。また、最大ト
ルクT(N−m)は T=K I である。工は巻線3に流れる電流であり、巻線3の抵抗
をRとすると、 I =V/R で求められる。また、上記定数には磁束をφ(lllb
)。
巻線3の巻回数をnとしたとき、 K:f(φyn) である。
超小型電動機においては、磁束φが限られており、巻線
の巻回数も限度−杯に響かれているため定数には限界に
ある。従って、性能を向上させるには、定数Kを低下さ
せることなくトルク向上を図る必要がある。そのために
は、界磁石から電機子に至る磁束φを減少させることな
く、かつ、巻線の巻回数を減らすことなく定数Kを維持
しながら、巻線の抵抗を減らして電流のみを増加させる
ことになる。巻線は、現在のところ銅線に限られており
、材質の面から抵抗率を下げることはできない。従って
、巻線の抵抗を減少させるには巻線の径を太くするほか
はないが、限度のある巻線スペースに径の太い巻線を施
すと巻回数nが減少し。
定数Kが低下するので好ましくない。
ここで、前記従来の電動機について考える。第10図な
いし第12図に示す電動機において、巻線3は鉄心1の
溝4の空間を埋めつくすまで最大限の巻回数である01
回巻かれている。この場合の最大トルクT□は、 T、=に11□ である。K□は定数であり、磁束をφい巻a3の巻数を
00とすると、 K工=f(φ□、nよ) である。また、■、は最大電流であり1巻線3に印加さ
れる電圧を■1巻線3の抵抗をR1としたとき、 Iよ=V/R工 となる。上記VとR1は一定である。さらに、このとき
の理想回転数N□は、 N1=V/に工 となる。
前述のように、上記従来の電動機では、鉄心1の軸線方
向の長さ11と界磁石2の軸線方向の長さ1は略等しい
ため、界磁石2から電機子に至る磁束φ、を増やすこと
はできず、巻線3の巻回数を最大限に維持しながら巻線
抵抗を低下させることもできない。そのため、従来の電
動機の構造では、基本性能の向上を期待することはでき
ない。
電動機の基本性能の向上を図るために、第13図に示す
ように、界磁石2の軸方向の長さ1に対して電機子鉄心
1の軸方向の長さ12を短くすることが考えられる。こ
うすれば1巻線3の巻回数02は前記従来例の巻回数n
工と等しくなって巻回数が減る、ことはなく、鉄心1の
長さが短くなる分巻線抵抗R2が前述の従来例の巻線抵
抗R1よりも減少し、巻線3に流れる電流I2も前述の
従来例の電流工、より増加するため、最大トルクT2が
増加するかに見える。しかるに、 T2=に2■2 であり、定数に2は、 K2=f(φ21 nZ) であるが、ここで、I Z < 11のため、φ2くφ
□であり、かつ、n2=n□であるため、K2<K工と
なる。そして、R,<R,のためI2>I、となり、よ
って、結果的にはT2″:T1となる。また、理想回転
数N2は、 N z =V / K z であり、上記のようにに2<K1のため、N2>N。
となる。
このように、界磁石2の長さ1よりも鉄心1の長さ12
を小さくした場合、電流I2は増加するが。
磁束φ2が減少するため、定数に2が低下し、最大1−
ルクT2は第10図ないし第12図に示す従来例におけ
るトルクT4と略同じであり、トルクアップは期待でき
ない。また、理想回転数N2がと昇し、電動機の特性を
悪化させる結果となる。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、鉄心の磁束の減少即ち定数の低下を回避
しながら巻線抵抗の減少による電流の増加を図り、もっ
て、トルクアップが可能な電機子鉄心を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、鉄心の少なくとも一方の端面に、磁性材料で
なりかつ複数の軸方向のヨーク片を有する側板を付加し
たことを特徴とする。
(作用) 鉄心自体の長さは、同鉄心に対向する界磁石の長さより
も短くすることができるため、巻線の所定の巻回数に対
する巻線抵抗を小さくして電流を増加させることができ
る。側板のヨーク片は界磁石から出る磁束を集めて鉄心
に導くことができ、磁束を有効に利用することができる
(実施例) 以下、第1図ないし第9図を参照しながら本発明にかか
る電機子鉄心の実施例について説明する。
ただし、第10図ないし第12図に示した従来例と共通
の構成部分には共通の符号を付するに留めて重複した説
明はなるべく避けることにする。
第1図ないし第4図において、電機子の鉄心1の両端面
には磁性材料で作られた側板6がそれぞれ付加され固着
されている。各側板6の外周縁部からは複数のヨーク片
5が軸方向に伸びている。
ヨーク片5は鉄心1の極数と同じ数だけ形成され、ヨー
ク片5の外周面と鉄心1の磁極の外周面とが連続するよ
うに、また、各ヨーク片5間の溝4と鉄心1に形成され
た溝4とが軸方向に並ぶように位置決めして側板6が鉄
心1の両端面に固着されている。各ヨーク片5の基部を
含めた鉄心1の軸方向の長さ1.は界磁石2の軸方向の
長さ1よりも短いが、側板6のヨーク片5を含めた軸方
向の長さは界磁石2の軸方向の長さlと略等しい長さに
なっている。巻線3は、鉄心1及び側板6の溝4を通し
て側板6の基部を含む鉄心1の磁極部に巻かれている。
上記鉄心1の長さl、は第13図に示した例における鉄
心の長さl、と等しくすることができ、従って、巻線3
の巻回数n、も第13図の例における巻線の巻回数n2
と同じとし、巻線3に流れる電流工、も1□と等しくす
ることができる。一方。
鉄心1の両端の側板6のヨーク片5を含む鉄心1の長さ
は界磁石2の長さ1と略同じであり、ヨーク片5を介し
て界磁石2からの磁束が鉄心1に導かれる。側板6の材
料として鉄系アモルファス合金などの高透磁率、高磁束
密度、低鉄損の磁性材料を用いれば、実質的には、界磁
石2の軸方向の長さ1に等しい長さの鉄心と同等の磁束
φ3を得ることができる。
そこで、次に上記実施例の最大トルクT、及び理想回転
数N3について検討する。
T3 = K3 I s であり、 K、=f(φ31n3) である。ここで、φ、=φいn 3 = n 2 = 
n 1であるから、T、>r2=T、となり、従来の電
動機に比べてトルクが上昇することがわかる。また、K
、 = K、> K2、L=L<I、となって定数の低
下及び電流の減少がなく、理想回転数N、は、N 3 
=N L < N Zとなる。
以上、要するに本発明にかかる上記実施例によれば、鉄
心1の端面に、磁性材料でなりかつ複数の軸方向のヨー
ク片5を有する側板6を付加した結果、磁束の低下を回
避し、かつ、巻線3の巻回数を維持しながら巻線3に流
れる電流の増加を図ることができるため、無負荷回転数
はあがらず、電流の増加のみによってトルクアップを図
ることができ、電動機の基本性能を向上させることがで
きる。なお、巻線の径は変わることなく電流が増加し、
電流密度が上がるが、小型電動機の場合は温度上昇の問
題を起こすことはない。
次に、本発明にかかる電機子鉄心の各種変形実施例につ
いて説明する。
第5図に示す実施例は、鉄心1に形成する溝を軸線に対
して斜めにねじった形の溝4aとしだものである、溝4
a内には巻線が施される。かかる構成の電機子鉄心によ
れば、コギングが少なくなって回転が円滑になる。
第6図、第7図に示す実施例は、前述の実施例のような
溝4あるいは溝4aを有する鉄心に代えて、溝を持たな
い鉄心1を用いた例である。この鉄心1の両端面には複
数の軸方向のヨーク片7を有する側板6が固着されてい
る。この実施例の場合も、両端のヨーク片7を含む鉄心
1全体の軸方向の長さは、同鉄心1の外周側に対向配置
される界磁石の軸方向の長さlと略等しい長さに形成さ
れる。上記ヨーク片7は鉄心1の外周面よりも外方に突
出して形成され、鉄心1の外周面よりも突出した両方の
ヨーク片7間に巻線が巻回される。
上記実施例のように溝なしの鉄心を用いた場合、磁束を
多く通すことができて磁気飽和に強く、また、コギング
がないなどの長所がある。
第8図、第9図は、上記第6図、第7図の実施例にかか
る電機子鉄心に対する巻線方法の例を示す。第8図の例
は、円筒状鉄心の表面に、軸に対し平行に巻いたもので
あり、第9図の例は、円筒状鉄心の表面に、軸に対し斜
めに巻いたものである。いずれにせよ、両端のヨーク片
7を利用して複数に分割して正確に巻線を施すことがで
きるため、整流特性が良くなるという長所がある。また
、斜め巻きの場合は2極にすると円滑な回転を得ること
ができる。平行巻きの場合は多極構成に適し、ブラシレ
スモータの固定子として活用することができる。この場
合、界磁石が回転子となる。
なお、複数のヨーク片を有する側板は必ずしも鉄心の両
側に付加する必要はなく、電機子の構造によっては鉄心
の片方の端面に付加してもよい。
例えば、電機子の片側に整流子を設けたり、スラスト受
けを設けたりする場合には鉄心の片方の端面にのみ側板
を付加することになる。これによっても所期の効果を奏
する。
(発明の効果) 本発明によれば、鉄心の端面に、複数のヨーク片を有し
かつ磁性材料よりなる側板を付加したことにより、鉄心
自体の軸方向の長さを短くして巻線の巻き回数を所定の
巻き回数に維持しながら巻線抵抗の減少を図ることがで
き、しかも、側板のヨーク片によって界磁石からの磁束
を有効に利用することができるため、定数の低下を防止
することができると共に、巻線抵抗の低下に基づく巻線
に流れる電流の増加により無負荷回転数を上げることな
くトルクの向上を図ることができる電機子鉄心を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる電機子鉄心を有する電動機の例
を示す一部断面斜視図、第2図は同上電動機の各部の寸
法関係を示す断面図、第3図は上記電動機の電機子鉄心
部分の分解斜視図、第4図は同上電機子鉄心の斜視図、
第5図は本発明にががる電機子鉄心の別の実施例を示す
斜視図、第6図は本発明にかかる電機子鉄心のさらに別
の実施例を示す斜視図、第7図は同上分解斜視図、第8
図は上記実施例にかかる電機子鉄心に対する巻線の一例
を示す斜視図、第9図は巻線の別の例を示す斜視図、第
10図は従来の電機子鉄心を有するモータの例を示す一
部断面斜視図、第11図は同上各部の寸法関係を示す断
面図、第12図は上記従来例に用いられている電機子鉄
心の斜視図、第13図は上記従来例において電機子鉄心
を短くした例を示す断面図である。 1・・・・鉄心 5,7・・・・ヨーク片 6・・・・
側板筋 心6 図 心q 図 馬J0 図 又

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄心の少なくとも一方の端面に、磁性材料でなりかつ複
    数の軸方向のヨーク片を有する側板を付加したことを特
    徴とする電機子鉄心。
JP23998988A 1988-09-26 1988-09-26 電機子鉄心 Pending JPH0287950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23998988A JPH0287950A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 電機子鉄心

Applications Claiming Priority (1)

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JP23998988A JPH0287950A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 電機子鉄心

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Publication Number Publication Date
JPH0287950A true JPH0287950A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17052820

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23998988A Pending JPH0287950A (ja) 1988-09-26 1988-09-26 電機子鉄心

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JP (1) JPH0287950A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289209A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Kofu Meidensha Electric Mfg Co Ltd ブラシレスdcモータ
US7994681B2 (en) 2008-01-15 2011-08-09 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Motor having end-turn extension plates

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289209A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Kofu Meidensha Electric Mfg Co Ltd ブラシレスdcモータ
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