JPH02878Y2 - - Google Patents

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JPH02878Y2
JPH02878Y2 JP1986092108U JP9210886U JPH02878Y2 JP H02878 Y2 JPH02878 Y2 JP H02878Y2 JP 1986092108 U JP1986092108 U JP 1986092108U JP 9210886 U JP9210886 U JP 9210886U JP H02878 Y2 JPH02878 Y2 JP H02878Y2
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terminal
woven
braided
wires
heating element
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JP1986092108U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は織布にカーボン塗料の如き導電塗料を塗
布した面状発熱体の改良に関するもので、敷物或
はその他の加温資材として使用するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来この種面状発熱体は綿布等の含浸性のある
織布の両側縁に電極線を織り込んで全面にカーボ
ン塗料等の導電塗料を塗布し、その上に絶縁シー
トを被着しているが、此れに使用の電極線は5乃
至8本位の金属細線を撚つた撚り線の12本位を使
用し、縦糸或は横糸と繻子織に織り込む様にして
おり、又端子としては長方形状の金属板を二つ折
にし一片の突起と他片の穴を応当させて折り曲げ
掛止して金属細線と織布及びカーボン塗料を良導
電塗料を介して圧接している。然し乍ら撚り線と
縦糸或は横糸とに張力の相違があつて撚り線を織
り込んだ部分とその他の織布の部分の追従性が悪
く、織成後に撚り線を織り込んだ部分或は境界部
分に波状の凹凸ができ、カーボン塗料等の塗布作
業がスムーズに出来なかつたり、絶縁シートの被
着が不安定になり層間剥離が起きやすくなる等の
欠点がある。更には長期の使用において層間剥離
の部分の発熱体の損傷を助長し、異常発熱等の原
因となる。又端子としての金属板の取付作業が面
倒であると共に、圧接した端子のコーナー分が角
状に成つているためコーナー部分に引つ張り力な
どの力が集中しやすく損傷しやすいなどの欠点を
有する。
(問題点を解決するための手段) 本案は以上のような従来面状発熱体の欠点を解
消すべく研究されたもので、電極線を編組線とし
て複数本を織り込むことによりその他の織布の部
分との追従性が良く波状の凹凸も無く平坦に出
来、導電塗料の塗布作業や絶縁シートの被着作業
がスムーズにでき層間剥離も無く又編組線と織布
との追従性が良いことと相俟つてリング状の掛止
金具を端子として使用することにより、より確実
な端子の接続ができると共に端子取付作業が簡単
で、耐久性の優れた安全な面状発熱体のできる事
が分かつた。
本案を図示の実施例によつて説明すると、織布
1は綿布の如き含浸性良好なものを使用し、この
織布1の縦糸方向の両側に電極線2を織り込むが
織布1の中央部3は縦糸4,4…と横糸5,5…
を四本ずつのベニス織として、このベニス織によ
つて形成される方形織り組織6,6…の四隅に小
間隙7,7…を形成し、電極線2は銅の錫鍍金細
線等を細筒状或は平状に編んだ細くて柔軟な僅か
延び縮みのする編組線8,8を使用し、編組線8
及び当該編組線8の両側に配した縦糸4,4と横
糸5,5…の織り組織は変りベニス織(中の二本
の縦糸4,4が編組線8と成つて織り込まれるよ
うな組織)として擬似方形織り組織9,9…の二
隅以上に小間隙10,10…を形成する。
このように電極線2として編組線8,8を変り
ベニス織で織り込み、中央部をベニス織とした織
布1の全面にカーボン塗料の様な導電塗料11を
塗布して発熱体本体12を構成する。此の発熱体
本体12の両面にビニールシートのような絶縁シ
ート13,13を、該絶縁シート13,13が少
なくとも一部或は全部の小間隙7,7…、10,
10…位置で部分的に直接貼着或は溶着されるよ
うに被着するが、編組線8,8の一端部における
絶縁シート13,13を剥離して端子接続部14
を形成し(剥離に際して編組線8,8に付着せる
カーボン塗料も剥離する)、この端子接続部14
には内周に刺入突起15,15…を有するリング
状の刺入金具16と、該刺入突起15,15…を
強制的に折り曲げて掛止させる掛止凹部17を有
するリング状の掛止金具18とよりなる端子19
を両面より圧接して挾着するが、先ず刺入突起1
5,15…を端子接続部14の一面より刺し込ん
で、他面に突出せる刺入突起15,15に掛止金
具18の掛止凹部17を応当させ図示しない圧着
具によつて両金具16と18を押圧することによ
り、刺入突起15,15は掛止凹部17内に折れ
曲がつて圧着され、編組線8,8、織布1を圧接
する。
この端子19にはリード線20の端部を電気的
に接続するが、接続手段として端子19の圧着作
業に際し金具16と18間にリード線20も挟ん
で圧着しても良く、又金具16或は18に予め半
田付けなどの手段によりリード線20を連結して
おいても良く、更には端子19を圧着後半田付け
などにより接続しても良い。
リード線20を接続した後端子19、端子接続
部14の編組線8,8、リード線20を半田付け
して一体化する。
尚方形織り組織6を構成する縦糸4と横糸5の本
数は任意に決定できる。また織布1の中央部の織
り組織或は編組線8,8と糸4,5との織り組織
はベニス織或は変りベニス織に限定されるもので
はなく、その他の適合する織り組織で織れば良
い。
(作用 効果) 本案は叙上の如く織布1の縦糸方向の両側部に
電極線として編組線8を使用してあるので、編組
線自体の延び縮みによつてその他の織布の部分と
の追従性が良く波のような凹凸が生じないで平坦
に仕上がり導電塗料の塗布作業や絶縁シートの被
着作業がスムーズにでき、編組線8は糸4,5、
導電塗料、絶縁シートと圧着一体化され、層間剥
離を起すことなく耐久性が優れている。又電極線
としての編組線8,8は柔軟で僅か延び縮みする
ので、端子19として刺入金具と掛止金具を圧着
してもこれら金具の凹凸に応じて端子と確実に接
続され、不用意に外れたりすることなく、且つ波
状の凹凸や皺等も生ぜず、又圧着作業も簡単であ
る。
端子としての金具はリング状になつているので
引つ張り力や折り曲げなどの力が加わつても端子
の局部的位置に力が集中することなく損傷するこ
とも少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る面状発熱体の平面図、第
2図は織布及び編組線を織り込んだ部分の織組織
を示した拡大説明図で、第3図は第1図の−
線拡大断面説明図であり、第4図は端子の分解図
である。 1は織布、2は電極線、4,4…は縦糸、5,
5…は横糸、6,6…方形織り組織、7,7…は
小間隙、8は編組線、9,9…は擬似方形織り組
織、10,10…は小間隙、13は絶縁シート、
14は端子接続部、15,15は刺入突起、16
は刺入金具、17は掛止凹部、18は掛止金具、
19は端子、20はリード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 織布の縦糸方向の両側に電極線を織り込んで導
    電塗料を塗布した発熱体本体において、電極線と
    して編組線を織り込むと共に、該編組線の一端部
    の端子接続部には、刺入突起を有するリング状の
    刺入金具と、該刺入突起を強制的に折り曲げて掛
    止させる掛止凹部を有するリング状の掛止金具と
    よりなる端子を両面より圧接して挟着し、該端子
    とリード線を電気的に接続したことを特徴とする
    面状発熱体。
JP1986092108U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH02878Y2 (ja)

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JPS62202794U JPS62202794U (ja) 1987-12-24
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JP2009105027A (ja) * 2007-10-02 2009-05-14 Fukui Byora Co Ltd 導電性繊維と電気的接合可能なコネクタ

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